JP2670978B2 - 高所作業車 - Google Patents
高所作業車Info
- Publication number
- JP2670978B2 JP2670978B2 JP13208494A JP13208494A JP2670978B2 JP 2670978 B2 JP2670978 B2 JP 2670978B2 JP 13208494 A JP13208494 A JP 13208494A JP 13208494 A JP13208494 A JP 13208494A JP 2670978 B2 JP2670978 B2 JP 2670978B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic
- cylinder
- workbench
- work vehicle
- aerial work
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、建築現場の天井ボード
張りや天井配管取付け作業等に用いられる高所作業車に
関する。
張りや天井配管取付け作業等に用いられる高所作業車に
関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の作業車は、車体と作業台との間
に油圧駆動によるシザースリンク等の昇降機構を配設
し、該昇降機構にて作業台を昇降して天井ボード張りや
天井配管取付け作業等を行うもので、作業台に、資材の
昇降や作業台の面積を拡縮するための電動のシリンダや
モータを設けたものがある。
に油圧駆動によるシザースリンク等の昇降機構を配設
し、該昇降機構にて作業台を昇降して天井ボード張りや
天井配管取付け作業等を行うもので、作業台に、資材の
昇降や作業台の面積を拡縮するための電動のシリンダや
モータを設けたものがある。
【０００３】しかし、電動のシリンダやモータでは、能
力上・経済上不利なので、油圧シリンダを設け、車体に
搭載した昇降機構を駆動する油圧源を利用して油圧シリ
ンダを駆動するものもある。
力上・経済上不利なので、油圧シリンダを設け、車体に
搭載した昇降機構を駆動する油圧源を利用して油圧シリ
ンダを駆動するものもある。
【０００４】この油圧シリンダの油圧回路は、例えば、
図５に示されるように、１本のシリンダ２を駆動する油
圧回路１ａと、２本のシリンダ３，３を駆動する油圧回
路１ｂとの２系統を有し、油圧ポンプ４とシリンダ２の
間にソレノイドバルブ５を、また油圧ポンプ４とシリン
ダ３，３の間にソレノイドバルブ６をそれぞれ配設し、
ソレノイドバルブ５の操作によりシリンダ２を、ソレノ
イドバルブ６の操作によりシリンダ３，３をそれぞれ伸
縮作動させるようにしている。
図５に示されるように、１本のシリンダ２を駆動する油
圧回路１ａと、２本のシリンダ３，３を駆動する油圧回
路１ｂとの２系統を有し、油圧ポンプ４とシリンダ２の
間にソレノイドバルブ５を、また油圧ポンプ４とシリン
ダ３，３の間にソレノイドバルブ６をそれぞれ配設し、
ソレノイドバルブ５の操作によりシリンダ２を、ソレノ
イドバルブ６の操作によりシリンダ３，３をそれぞれ伸
縮作動させるようにしている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の油圧回
路では、作業台が昇降するため、車体と作業台との間に
配設する油圧ホースの取回しに苦慮する。また、シリン
ダの伸縮作動切換えをソレノイドバルブで行っていると
ころから、装置全体が高価になり、スペースも大きくな
る問題がある。
路では、作業台が昇降するため、車体と作業台との間に
配設する油圧ホースの取回しに苦慮する。また、シリン
ダの伸縮作動切換えをソレノイドバルブで行っていると
ころから、装置全体が高価になり、スペースも大きくな
る問題がある。
【０００６】そこで本発明は、車体と作業台との間の油
圧ホースを無くし、また、ソレノイドバルブを用いずに
作業台上に配設されたシリンダの伸縮作動切換えが行え
る高所作業車を提供することを目的としている。
圧ホースを無くし、また、ソレノイドバルブを用いずに
作業台上に配設されたシリンダの伸縮作動切換えが行え
る高所作業車を提供することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため本発明は、車体上に昇降機構にて昇降する作業台を
備え、該作業台に油圧シリンダを設けた高所作業車にお
いて、前記作業台上に、前記油圧シリンダを作動する油
圧ユニットを搭載し、該油圧ユニットに正逆回転可能な
ポンプを配設したを特徴としている。
ため本発明は、車体上に昇降機構にて昇降する作業台を
備え、該作業台に油圧シリンダを設けた高所作業車にお
いて、前記作業台上に、前記油圧シリンダを作動する油
圧ユニットを搭載し、該油圧ユニットに正逆回転可能な
ポンプを配設したを特徴としている。
【０００８】
【作 用】上記構成によれば、作業台上の油圧ユニット
によって作業台上の油圧シリンダを作動するから、車体
と作業台との間の油圧ホースを配設せずに済み、また、
ポンプの正逆回転切換によりシリンダの伸縮作動切換を
行うから、ソレノイドバルブを用いなくて済む。
によって作業台上の油圧シリンダを作動するから、車体
と作業台との間の油圧ホースを配設せずに済み、また、
ポンプの正逆回転切換によりシリンダの伸縮作動切換を
行うから、ソレノイドバルブを用いなくて済む。
【０００９】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
説明する。
説明する。
【００１０】図１及び図２は本発明の第１実施例を示す
もので、高所作業車１０は、走行車体１１に作業台１２
をシザースリンク１３にて昇降可能に支持しており、作
業台１２上には、ボックス型資材１４を昇降する中央昇
降装置１５と、長尺物資材１６を昇降する左右一対の長
尺物昇降装置１７とが配設されている。
もので、高所作業車１０は、走行車体１１に作業台１２
をシザースリンク１３にて昇降可能に支持しており、作
業台１２上には、ボックス型資材１４を昇降する中央昇
降装置１５と、長尺物資材１６を昇降する左右一対の長
尺物昇降装置１７とが配設されている。
【００１１】中央昇降装置１５にはシリンダ１５ａが、
また、長尺物昇降装置１７にはシリンダ１７ａ，１７ａ
がそれぞれ設けられ、これら各シリンダを作動する油圧
ユニット１８は、作業台１２上に搭載されている。
また、長尺物昇降装置１７にはシリンダ１７ａ，１７ａ
がそれぞれ設けられ、これら各シリンダを作動する油圧
ユニット１８は、作業台１２上に搭載されている。
【００１２】この油圧ユニット１８は、正逆回転可能な
ポンプ１９と、シリンダ１５ａを伸縮作動する第１油圧
回路１８ａと、シリンダ１７ａ，１７ａを伸縮作動する
第２油圧回路１８ｂと、ポンプ１９からの給油を第１油
圧回路１８ａと第２油圧回路１８ｂとに切換える切換弁
２０とを備えている。
ポンプ１９と、シリンダ１５ａを伸縮作動する第１油圧
回路１８ａと、シリンダ１７ａ，１７ａを伸縮作動する
第２油圧回路１８ｂと、ポンプ１９からの給油を第１油
圧回路１８ａと第２油圧回路１８ｂとに切換える切換弁
２０とを備えている。
【００１３】この構成により、シリンダ１５ａを作動し
てボックス型資材１４を昇降する場合は、切換弁２０を
第１油圧回路１８ａにし、シリンダ１５ａの伸縮作動切
換は、ポンプ１９の正逆回転切換により行い、シリンダ
１７ａ，１７ａを作動して長尺物資材１６を昇降する場
合は、切換弁２０を第２油圧回路１８ｂにし、シリンダ
１７ａ，１７ａを伸縮作動切換は、ポンプ１９の正逆回
転切換により行う。
てボックス型資材１４を昇降する場合は、切換弁２０を
第１油圧回路１８ａにし、シリンダ１５ａの伸縮作動切
換は、ポンプ１９の正逆回転切換により行い、シリンダ
１７ａ，１７ａを作動して長尺物資材１６を昇降する場
合は、切換弁２０を第２油圧回路１８ｂにし、シリンダ
１７ａ，１７ａを伸縮作動切換は、ポンプ１９の正逆回
転切換により行う。
【００１４】したがって、シリンダ１５ａとシリンダ１
７ａ，１７ａと、これら各シリンダを作動する油圧ユニ
ット１８が作業台１２上に配設されているから、走行車
体１１と作業台１２との間の油圧ホースを配設せずに済
み、また、ポンプ１９の正逆回転切換によりシリンダ１
５ａ，１７ａ，１７ａの伸縮作動切換を行うから、ソレ
ノイドバルブを用いなくて済む。
７ａ，１７ａと、これら各シリンダを作動する油圧ユニ
ット１８が作業台１２上に配設されているから、走行車
体１１と作業台１２との間の油圧ホースを配設せずに済
み、また、ポンプ１９の正逆回転切換によりシリンダ１
５ａ，１７ａ，１７ａの伸縮作動切換を行うから、ソレ
ノイドバルブを用いなくて済む。
【００１５】図３は、作業台１２上に配設されたシリン
ダ２１が１本の場合、該シリンダ２１の伸縮作動切換
を、作業台１２上の油圧ユニット１８のポンプ１９の正
逆回転切換により行う本発明の第２実施例を示し、ま
た、図４は、作業台１２上に配設された２本のシリンダ
２２，２３をそれぞれ別個に作動させる場合、シリンダ
２２を伸縮作動する第１油圧回路２２ａと、シリンダ２
３を伸縮作動する第２油圧回路２３ａの切換を切換弁２
０で行う本発明の第３実施例を示すもので、両実施例と
も、前記第１実施例と同様に、油圧ホースの配設やソレ
ノイドバルブを用いなくて済む。
ダ２１が１本の場合、該シリンダ２１の伸縮作動切換
を、作業台１２上の油圧ユニット１８のポンプ１９の正
逆回転切換により行う本発明の第２実施例を示し、ま
た、図４は、作業台１２上に配設された２本のシリンダ
２２，２３をそれぞれ別個に作動させる場合、シリンダ
２２を伸縮作動する第１油圧回路２２ａと、シリンダ２
３を伸縮作動する第２油圧回路２３ａの切換を切換弁２
０で行う本発明の第３実施例を示すもので、両実施例と
も、前記第１実施例と同様に、油圧ホースの配設やソレ
ノイドバルブを用いなくて済む。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように本発明の高所作業車
は、車体上に昇降機構にて昇降する作業台上に設けた油
圧シリンダを、正逆回転可能なポンプを備えた油圧ユニ
ットを作業台上に搭載して作動させるから、車体と作業
台との間の油圧ホースを配設せずに済み、また、ポンプ
の正逆回転切換によりシリンダの伸縮作動切換を行うか
ら、ソレノイドバルブを用いなくて済む。
は、車体上に昇降機構にて昇降する作業台上に設けた油
圧シリンダを、正逆回転可能なポンプを備えた油圧ユニ
ットを作業台上に搭載して作動させるから、車体と作業
台との間の油圧ホースを配設せずに済み、また、ポンプ
の正逆回転切換によりシリンダの伸縮作動切換を行うか
ら、ソレノイドバルブを用いなくて済む。
【図１】 本発明の第１実施例を示す油圧回路図であ
る。
る。
【図２】 高所作業車の正面図である。
【図３】 本発明の第２実施例を示す油圧回路図であ
る。
る。
【図４】 本発明の第２実施例を示す油圧回路図であ
る。
る。
【図５】 従来の高所作業車の油圧回路図である。
１０…高所作業車、１１…走行車体、１２…作業台、１
３…シザースリンク、１５ａ，１７ａ，２１，２２，２
３…シリンダ、１８…油圧ユニット、１９…ポンプ、２
０…切換弁
３…シザースリンク、１５ａ，１７ａ，２１，２２，２
３…シリンダ、１８…油圧ユニット、１９…ポンプ、２
０…切換弁
Claims (1)
- 【請求項１】 車体上に昇降機構にて昇降する作業台を
備え、該作業台に油圧シリンダを設けた高所作業車にお
いて、前記作業台上に、前記油圧シリンダを作動する油
圧ユニットを搭載し、該油圧ユニットに正逆回転可能な
ポンプを配設したことを特徴とする高所作業車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13208494A JP2670978B2 (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | 高所作業車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13208494A JP2670978B2 (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | 高所作業車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH082899A JPH082899A (ja) | 1996-01-09 |
| JP2670978B2 true JP2670978B2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=15073131
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13208494A Expired - Lifetime JP2670978B2 (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | 高所作業車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2670978B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2439301B (en) * | 2006-06-21 | 2011-03-30 | Blue Sky Access Ltd | Material storage rack |
| CN108190786A (zh) * | 2018-01-23 | 2018-06-22 | 国网山东省电力公司滨州供电公司 | 一种多功能高压计量安装车 |
-
1994
- 1994-06-14 JP JP13208494A patent/JP2670978B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH082899A (ja) | 1996-01-09 |
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