JPH0625506Y2 - 高所作業車に於ける油圧駆動装置 - Google Patents

高所作業車に於ける油圧駆動装置

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JPH0625506Y2
JPH0625506Y2 JP4074288U JP4074288U JPH0625506Y2 JP H0625506 Y2 JPH0625506 Y2 JP H0625506Y2 JP 4074288 U JP4074288 U JP 4074288U JP 4074288 U JP4074288 U JP 4074288U JP H0625506 Y2 JPH0625506 Y2 JP H0625506Y2
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JP
Japan
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boom
hydraulic
compressor
aerial work
actuator
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JP4074288U
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昌幸 向田
健一 島田
淳一 富川
達也 早川
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Tokyo Electric Power Co Inc
Aichi Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Power Co Inc
Aichi Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、油圧駆動のコンプレッサを装備した高所作業
車の油圧駆動装置の改良に係り、特に装置自体をコンパ
クトにし、かつコストも安く、しかも油圧エネルギーを
有効に利用することができる高所作業車に於ける油圧駆
動装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の油圧駆動のコンプレッサを装備した高所作業車に
於ける油圧駆動装置は、第2図に示す如く、車両のエン
ジン20により駆動される油圧ポンプ21より吐出される作
動油により油圧モータ22を駆動し、該油圧モータ22を介
して供給される作動油によりブームバルブ23を介してブ
ームの各駆動部を駆動すると共に、前記油圧モータ22に
より駆動されるコンプレッサ24より吐出されるエアーを
車両に搭載したエアーで作動する種々の作業機等に供給
しているのが実情である。
〔考案が解決しようとする課題〕
即ち、従来の高所作業車に搭載した油圧駆動装置は、油
圧ポンプ21にコンプレッサ24を駆動する油圧モータ22を
介してブームバルブ23を接続したものであるから、ブー
ムバルブ23に供給される作動油のエネルギーロスが非常
に多く、殊にブームの各駆動部が同時に駆動されるよう
な場合に、ブームの各駆動部に対する充分な作動油の供
給がなされず、また、充分な作動油を供給するには油圧
ポンプ21等の容量を大きくしなければならない等の問題
を有していた。
〔考案の目的及び課題を解決するための手段〕
本考案は前記した問題点を鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは油圧駆動のコンプレッサを装備
した高所作業車の油圧駆動装置の改良に係り、特に装置
自体をコンパクトにし、かつコストも安く、しかも油圧
エネルギーを有効に利用することができる高所作業車に
於ける油圧駆動装置を提供することにあり、そのため高
所作業車の車体上に立設されたターンテーブルと、該タ
ーンテーブルに基端を枢支され起伏、伸縮、旋回可能な
ブームと、該ブームの先端に装備され、かつエアーで作
動する工具等を備えた作業機と、該作業機に所定のエア
ーを供給するコンプレッサと、該コンプレッサを駆動す
るアクチェータ及び前記ブームの起伏、伸縮、旋回駆動
を行うアクチェータと、これら各アクチェータに所量の
作動油を供給する油圧供給源と、該油圧供給源と前記各
アクチェータ間に配設され、前記ブームの起伏、伸縮、
旋回駆動を行うアクチェータ側に接続されていない場合
は、常に前記コンプレッサを駆動するアクチェータ側に
作動油を供給するように切り換わる切換バルブとで構成
する。
〔作用〕
上記のような構成を採用することで、同一の油圧供給源
を使用し、かつ複数の駆動部を効率良く作動させ、しか
も装置自体をコンパクト化し、かつエネルギーを有効に
利用する。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて本考案に係る高所作業車に於ける
油圧駆動装置の一実施例を詳細に説明する。
同図中、1は本考案に係る油圧駆動装置を装備した高所
作業車であり、該高所作業車1は、車体3上に立設され
たターンテーブル2と、該ターンテーブル2に基端を枢
支され起伏、伸縮、旋回可能なブーム4と、該ブーム4
の先端に装備され、かつエアー工具7(本実施例ではマ
ニピュレータの先端に装備されている)を備えた作業機
5と、前記エアー工具7に所定のエアーを供給するコン
プレッサ8と、該コンプレッサ8を駆動するアクチェー
タ(油圧モータ12)及び前記ブーム4の起伏を行う起
伏シリンダ6、伸縮を行う伸縮シリンダ、旋回駆動を行
うアクチェータ(ブーム用バルブ9)と、これら各アク
チェータに所量の作動油を供給する油圧供給源11と、
該油圧供給源11と前記油圧モータ12及びブーム用バ
ルブ9間に配設される油管路に設けられ、前記ブーム4
の起伏を行う起伏シリンダ6、伸縮、旋回駆動を行うブ
ーム用バルブ9側に接続されていない場合は、常に前記
コンプレッサ8を駆動する油圧モータ12側に作動油を
供給するように切り換わる切換バルブ10とで構成され
ている。
ところで、前記切換バルブ10はブーム4の起伏あるい
は伸縮等の操作を行う操作レバー13が操作された場合
にのみ前記ブーム用バルブ9側に切り換わり、前記起伏
シリンダー6等に所定の作動油を供給するように構成さ
れている。
尚、14はエアータンクである。
以下、上記の実施例に基づいて、本考案に係る高所作業
車に於ける油圧駆動装置の作用を説明する。
即ち、本考案の高所作業車に於ける油圧駆動装置は、ブ
ーム4の起伏あるいは伸縮、旋回等を行うため操作レバ
ー13が操作されると、切換バルブ10がブーム用バル
ブ9側に切り換わり、ブーム4の起伏シリンダ6及び伸
縮シリンダ(図では省略)、旋回駆動モータ(図では省
略)等に必要な作動油を供給し、操作レバー13により
ブーム4の起伏、伸縮、旋回等の駆動を行った後は、前
記切換バルブ10は常にコンプレッサ8を駆動する油圧
モータ12側に位置し、油圧モータ12に所定の作動油
を供給するものであるから、操作レバー13が操作され
ていない場合は、油圧モータ12は作動状態にあり、従
って、コンプレッサ8は常時作動し、エアータンク14
には何時も充分なエネルギーを蓄積してエアー工具7に
充分なエアーの供給を行う。
〔考案の効果〕
本考案は、以上詳細に説明した如く、高所作業車の車体
上に立設されたターンテーブルと、該ターンテーブルに
基端を枢支され起伏、伸縮、旋回可能なブームと、該ブ
ームの先端に装備され、かつエアーで作動する工具等を
備えた作業機と、該作業機に所定のエアーを供給するコ
ンプレッサと、該コンプレッサを駆動するアクチェータ
及び前記ブームの起伏、伸縮、旋回駆動を行うアクチェ
ータと、これら各アクチェータに所量の作動油を供給す
る油圧供給源と、該油圧供給源と前記各アクチェータ間
に配設され、前記ブームの起伏、伸縮、旋回駆動を行う
アクチェータ側に接続されていない場合は、常に前記コ
ンプレッサを駆動するアクチェータ側に作動油を供給す
るように切り換わる切換バルブとで構成したので、同一
の油圧供給源を使用し、かつ複数の駆動部を効率良く作
動させ、しかも装置自体をコンパク化し、かつエネルギ
ーを有効に利用することができる等種々の優れた効果を
有する。
【図面の簡単な説明】 第1図(a)、(b)は本考案に係る高所作業車に於ける油圧
駆動装置を装備した高所作業車の側面図とその駆動装置
の説明図、第2図は従来の油圧駆動装置の説明図であ
る。 1……高所作業車、2……ターンテーブル、3……車
体、4……ブーム、5……作業機、6……起伏シリンダ
ー、7……エアー工具、8……コンプレッサ、9……ブ
ーム用バルブ、10……切換バルブ、11……油圧ポンプ、
12……油圧モータ、13……操作レバー、14……エアータ
ンク。
フロントページの続き (72)考案者 富川 淳一 埼玉県上尾市大字領家字山下1152番地の10 愛知車輌株式会社上尾工場内 (72)考案者 早川 達也 埼玉県上尾市大字領家字山下1152番地の10 愛知車輌株式会社上尾工場内 (56)参考文献 実開 昭63−133596(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】高所作業車の車体上に立設されたターンテ
    ーブルと、該ターンテーブルに基端を枢支され起伏、伸
    縮、旋回可能なブームと、該ブームの先端に装備され、
    かつエアーで作動する工具等を備えた作業機と、該作業
    機に所定のエアーを供給するコンプレッサと、該コンプ
    レッサを駆動するアクチェータ及び前記ブームの起伏、
    伸縮、旋回駆動を行うアクチェータと、これら各アクチ
    ェータに所量の作動油を供給する油圧供給源と、該油圧
    供給源と前記各アクチェータ間に配設される油管路に設
    けられ、前記ブームの起伏、伸縮、旋回駆動を行うアク
    チェータ側に接続されていない場合は、常に前記コンプ
    レッサを駆動するアクチェータ側に作動油を供給するよ
    うに切り換わる切換バルブとで構成されたことを特徴と
    する高所作業車に於ける油圧駆動装置。
JP4074288U 1988-03-28 1988-03-28 高所作業車に於ける油圧駆動装置 Expired - Lifetime JPH0625506Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH01143798U JPH01143798U (ja) 1989-10-03
JPH0625506Y2 true JPH0625506Y2 (ja) 1994-07-06

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