JP2000258132A - 用紙の伸縮挙動測定方法及びその測定装置 - Google Patents

用紙の伸縮挙動測定方法及びその測定装置

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JP2000258132A
JP2000258132A JP11058989A JP5898999A JP2000258132A JP 2000258132 A JP2000258132 A JP 2000258132A JP 11058989 A JP11058989 A JP 11058989A JP 5898999 A JP5898999 A JP 5898999A JP 2000258132 A JP2000258132 A JP 2000258132A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙に付与したすき入れ部分の透過光画像を
用いて、抄造過程における用紙のタテ方向とヨコ方向の
伸縮挙動を同時に安定して高い精度で測定する。 【解決手段】 用紙を抄造する過程において、前記用紙
のタテ方向にm個、ヨコ方向にn個からなるm×n箇所
の格子状位置にリング型すき入れマークを形成し、複数
q台(2≦q≦m×n、qは整数。)のCCDカメラに
より前記m×n箇所の格子状位置の中から選択した複数
q箇所のそれぞれの位置に形成された前記マークの透過
光画像を同時に取り込み、前記それぞれの透過光画像を
デジタルデータに変換した上で、前記それぞれのデータ
のタテ方向の中心点座標とヨコ方向の中心点座標を算出
し、前記それぞれのタテ方向の中心点座標の間の距離と
前記それぞれのヨコ方向の中心点座標の間の距離を演算
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、用紙を抄造する過
程において、用紙の伸縮挙動を測定する方法と装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】これまで、人手を介して用紙1枚ごとに
すき入れ部分の透過光画像を目視により観察することで
用紙の伸縮挙動を把握していたが、この方法では、抄紙
機上で製造している大量の用紙の伸縮挙動を高速に測定
することができなかった。
【0003】また、特開平9−61123号によれば、
実際に製品として利用されることのない用紙の周辺部分
に「スカシマーカー」なるすき入れ部分を形成して、前
記「スカシマーカー」間の距離を計測することにより用
紙の伸縮状態を把握する技術が開示されているが、測定
の対象となる「スカシマーカー」の形状は長方形を有し
ているため、長方形の境界部においてすき入れ部分が不
鮮明となりやすく、濃度射影法によって「スカシマーカ
ー」の短辺又は長辺における投影座標を測定するにあた
っては、地合むらからの影響を受けることなく安定して
正確に「スカシマーカー」の位置を検出するために、
「スカシマーカー」の透過光画像の濃淡を管理しなけれ
ばならず、用紙製造の作業上、非効率であった。
【0004】更に、用紙の伸縮挙動を測定するために、
透過光のもとで所望の画像を表現できるすき入れ部分を
用紙に付与し、CCDカメラで透過光によりすき入れ部
分を撮像した場合、すき入れの存在しない無地部分とす
き入れの存在するすき入れ部分との輝度の差が少なくな
ったり、また、用紙本来の地合むらの影響により正確な
すき入れ部分の位置を安定して測定することが困難とな
る欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の技術
における問題点を克服し、用紙の伸縮挙動を測定するに
あたって、用紙の地合むらからの影響を排除した上で、
人手によらずに抄紙機上で用紙のタテ方向とヨコ方向の
伸縮挙動を同時に安定して、且つ、高い精度で測定する
ことができる技術を開示することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明の用紙の伸縮挙動測定方法は、用紙を抄
造する過程において、互いに共通の中心をもった所定の
直径の外周円と所定の直径の内周円によって囲繞された
領域から構成されるリング型すき入れマークを前記用紙
のタテ方向にm個、ヨコ方向にn個からなるm×n箇所
の格子状位置に形成し、複数q台(2≦q≦m×n、q
は整数。)のCCDカメラにより前記m×n箇所の格子
状位置の中から選択した複数q箇所のそれぞれの位置に
形成された前記マークの透過光画像を同時に取り込み、
前記それぞれの透過光画像をデジタルデータに変換した
上で、前記それぞれのデータのタテ方向の中心点座標と
ヨコ方向の中心点座標を算出し、前記それぞれのタテ方
向の中心点座標の間の距離と前記それぞれのヨコ方向の
中心点座標の間の距離を演算することによって、抄造過
程における前記用紙のタテ方向とヨコ方向の伸縮挙動を
測定することを特徴としている。
【0007】また、本発明の用紙の伸縮挙動測定装置
は、用紙を抄造する過程において、互いに共通の中心を
もった所定の直径の外周円と所定の直径の内周円によっ
て囲繞された領域から構成されるリング型すき入れマー
クを前記用紙のタテ方向にm個、ヨコ方向にn個からな
るm×n箇所の格子状位置に形成し、複数q台(2≦q
≦m×n、qは整数。)のCCDカメラにより前記m×
n箇所の格子状位置の中から選択した複数q箇所のそれ
ぞれの位置に形成された前記マークの透過光画像を同時
に取り込み、前記それぞれの透過光画像をデジタルデー
タに変換した上で、前記それぞれのデータのタテ方向の
中心点座標とヨコ方向の中心点座標を算出し、前記それ
ぞれのタテ方向の中心点座標の間の距離と前記それぞれ
のヨコ方向の中心点座標の間の距離を演算することによ
って、抄造過程における前記用紙のタテ方向とヨコ方向
の伸縮挙動を測定することを特徴としている。
【0008】また、本発明の用紙の伸縮挙動測定方法
は、前記それぞれの透過光画像をデジタルデータに変換
した上で、前記それぞれのデータをタテ方向へ濃度射影
するとともにヨコ方向へ濃度射影する演算処理を行い、
前記処理で得られたタテ方向の極大値の中間点を前記デ
ータのタテ方向の中心点座標とし、前記処理で得られた
ヨコ方向の極大値の中間点を前記データのヨコ方向の中
心点座標とすることを特徴としている。
【0009】また、本発明の用紙の伸縮挙動測定装置
は、前記それぞれの透過光画像をデジタルデータに変換
した上で、前記それぞれのデータをタテ方向へ濃度射影
するとともにヨコ方向へ濃度射影する演算処理を行い、
前記処理で得られたタテ方向の極大値の中間点を前記デ
ータのタテ方向の中心点座標とし、前記処理で得られた
ヨコ方向の極大値の中間点を前記データのヨコ方向の中
心点座標とすることを特徴としている。
【0010】また、本発明の用紙の伸縮挙動測定方法
は、前記それぞれの透過光画像をデジタルデータに変換
した上で、前記それぞれのデータのタテ方向の重心点座
標とともにヨコ方向の重心点座標を算出し、前記タテ方
向の重心点座標を前記データのタテ方向の中心点座標と
し、前記ヨコ方向の重心点座標を前記データのヨコ方向
の中心点座標とすることを特徴としている。
【0011】また、本発明の用紙の伸縮挙動測定装置
は、前記それぞれの透過光画像をデジタルデータに変換
した上で、前記それぞれのデータのタテ方向の重心点座
標とともにヨコ方向の重心点座標を算出し、前記タテ方
向の重心点座標を前記データのタテ方向の中心点座標と
し、前記ヨコ方向の重心点座標を前記データのヨコ方向
の中心点座標とすることを特徴としている。
【0012】また、本発明の用紙の伸縮挙動測定方法
は、前記それぞれの透過光画像をデジタルデータに変換
した上で、前記それぞれのデータに対してタテ方向とヨ
コ方向の中心点座標をもつ前記リング型すき入れマーク
に相当する基準画像とのパターンマッチング処理を行
い、前記データのタテ方向の中心点座標とヨコ方向の中
心点座標を算出することを特徴としている。
【0013】また、本発明の用紙の伸縮挙動測定装置
は、前記それぞれの透過光画像をデジタルデータに変換
した上で、前記それぞれのデータに対してタテ方向とヨ
コ方向の中心点座標をもつ前記リング型すき入れマーク
に相当する基準画像とのパターンマッチング処理を行
い、前記データのタテ方向の中心点座標とヨコ方向の中
心点座標を算出することを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は、用紙の抄造過程におい
て、測定の対象となる用紙中にリング型すき入れマーク
を形成し、CCDカメラを用いて前記リング型すき入れ
マークが形成された所定の視野を透過光によって撮像
し、撮像された画像情報をデジタル処理する画像処理部
を設けることによって、抄造過程における用紙の伸縮挙
動を測定するものである。前記リング型すき入れマーク
は、互いに共通の中心をもった所定の直径の外周円と所
定の直径の内周円によって囲繞された領域から構成され
ているため、前記リング型すき入れマークを含む所定の
視野を透過光によって撮像した場合、前記中心から見て
前記外周円よりも外側の領域の輝度(E)と前記中心か
ら見て前記内周円よりも内側の領域の輝度(C)が等し
くなる(E=C)のに対して、前記外周円と前記内周円
によって囲繞された領域の輝度(D)が前記輝度
(E)、(C)と比較して一様な程度で環状に低くなる
(D<E=C)か、又は、前記外周円と前記内周円によ
って囲繞された領域の輝度(D)が前記輝度(E)、
(C)と比較して一様な程度で環状に高くなる(D>E
=C)ことから、コンピュータ画像処理により前記リン
グ型すき入れマークのタテ方向とヨコ方向の中心点座標
の位置を同時に高い精度で計測することが可能となる。
こうして、測定の対象となる用紙に形成した複数の前記
リング型すき入れマークを複数のCCDカメラを用いて
同時に撮像した上で所定の画像処理を行えば、前記それ
ぞれのタテ方向の中心点座標の間の距離と前記それぞれ
のヨコ方向の中心点座標の間の距離を演算することによ
って、抄造過程における用紙のタテ方向とヨコ方向の伸
縮挙動を同時に安定して、且つ、高い精度で測定するこ
とができる。
【0015】
【実施例】更に、具体的な実施例によって本発明を詳細
に説明するが、本発明の実施の態様は以下の実施例に何
ら限定されるものではなく、この発明の技術思想の範囲
内であれば実施の態様に各種の変更を加えることができ
ることは言うまでもない。
【0016】(実施例1)図1は、4箇所にリング型す
き入れマーク(1)を形成した用紙(2)において、3
箇所のリング型すき入れマーク(1)を含む画像取り込
み位置(3)の透過光画像を3個のCCDカメラで撮像
して、所定の画像処理アルゴリズムによって、それぞれ
のリング型すき入れマーク(1)のタテ方向とヨコ方向
の中心点座標を検出し、1画素あたりの長さからリング
型すき入れマーク(1)の間の距離X,Yを測定し、抄
造過程における用紙のタテ方向とヨコ方向の伸縮挙動を
測定している状態を示すものである。
【0017】図2は、CCDカメラから取り込んだ画像
取り込み位置(3)の透過光画像を8ビット白黒でコン
ピュータに取り込んだ画像(4)を示すものである。
【0018】図3は、図2の画像(4)を2値化した画
像(5)を示すものである。画像(5)に示される2値
化画像のタテ方向の左側エッジ(6)とヨコ方向の下側
エッジ(7)を検出した上で、画像取り込み位置(3)
の透過光画像を8ビット白黒でコンピュータに取り込ん
だ画像(4)のうち濃度射影の対象となる画像の領域
(8)を確定する。次に、図4に示すように、前記確定
された画像の領域(8)のうち短辺を前記リング型すき
入れマーク(1)の内周円の直径以下とする矩形状の射
影演算部分(9)を定義し、前記射影演算部分(9)を
タテ方向とヨコ方向に濃度射影する演算を行う。次に、
図5に示すように、タテ方向への射影結果から得られる
2点の極大値の中間点をタテ方向の中心点座標とし、ヨ
コ方向への射影結果から得られる2点の極大値の中間点
をヨコ方向の中心点座標とする。こうして検出されたタ
テ方向の中心点座標の間の距離とヨコ方向の中心点座標
の間の距離を1画素あたりの長さから算出し、図1に示
すリング型すき入れマーク(1)の間の距離X,Yを計
測すれば、抄造過程における用紙のタテ方向とヨコ方向
の伸縮挙動を測定することができた。
【0019】(実施例2)実施例1において、画像取り
込み位置(3)の透過光画像を8ビット白黒でコンピュ
ータに取り込んだ画像(4)を2値化した画像(5)の
うち、任意の座標点を原点O(0,0)とし、図3に示
す2値化されたN個の画素 Pからなるリング形状の
重心点座標G(X,Y)を数1により算出し、それ
ぞれのリング型すき入れマーク(1)のタテ方向の重心
点座標 Xの間の距離とそれぞれのリング型すき入れ
マーク(1)のヨコ方向の重心点座標 Yの間の距離
を1画素あたりの長さから算出し、図1に示すリング型
すき入れマーク(1)の間の距離X,Yを計測すれば、
抄造過程における用紙のタテ方向とヨコ方向の伸縮挙動
を測定することができた。
【0020】
【数1】
【0021】(実施例3)実施例1において、画像取り
込み位置(3)の透過光画像を8ビット白黒でコンピュ
ータに取り込んだ画像(4)に対して、図6に示すよう
にL×L画素の探索領域画像W(i,j)を定義し、タ
テ方向とヨコ方向の中心点座標をもつリング型すき入れ
マークに相当する基準画像であるM×M画素の部分画像
S(i,j)が画像Wのどの部分に対応しているかを相
関法による位置合わせによって求め、それぞれのリング
型すき入れマーク(1)のタテ方向の中心点座標とヨコ
方向の中心点座標を算出する。次に、それぞれのリング
型すき入れマーク(1)のタテ方向の中心点座標の間の
距離とそれぞれのリング型すき入れマーク(1)のヨコ
方向の中心点座標の間の距離を1画素あたりの長さから
算出し、図1に示すリング型すき入れマーク(1)の間
の距離X,Yを計測すれば、抄造過程における用紙のタ
テ方向とヨコ方向の伸縮挙動を測定することができた。
【0022】この場合の相関法による位置合わせでは、
数2のR(m,n)を1≦m≦L−M+1、1≦n≦L
−M+1の範囲で計算し、R(m,n)が最大値となる
座標点(m,n)をリング型すき入れマーク(1)の中
心座標とすればよい。
【0023】
【数2】
【0024】(実施例4)本発明に係わる用紙の伸縮挙
動測定装置は、図7に概略的に示すように、抄紙機上で
撮像した複数のCCDカメラ信号を同時に入力できる画
像撮像部(10)、抄造過程における用紙の伸縮挙動を測
定するために各種の演算処理を行う画像処理部(11)、
CCDカメラによる撮像画像及び各種の演算処理の結果
を表示する表示部(12)、各部の制御や統合処理をする
コンピュータ(13)から構成される装置であり、本装置
によれば、例えば実施例1〜3のそれぞれに示す演算処
理を行うことによって、抄造過程における用紙のタテ方
向とヨコ方向の伸縮挙動を安定して、且つ、精度良く測
定することができた。
【0025】
【発明の効果】本発明の用紙の伸縮挙動測定方法と装置
によれば、用紙に付与したすき入れ部分の透過光画像を
用いて抄造過程における用紙の伸縮挙動の測定を行うに
あたって、前記測定の結果に好ましくない影響を及ぼす
用紙の地合むらからの影響を排除した上で、すき入れの
存在しない無地部とすき入れの存在するすき入れ部との
輝度の差を顕著にすることができるとともに、用紙のタ
テ方向とヨコ方向の伸縮挙動を同時に安定して高い精度
で測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】用紙上の4箇所にリング型すき入れマークを形
成し、抄造過程における用紙のタテ方向とヨコ方向の伸
縮挙動を測定している状態を示す図。
【図2】CCDカメラから取り込んだ画像取り込み位置
の透過光画像を示す図。
【図3】図2に示す画像を2値化した画像を示す図。
【図4】濃度射影を演算する部分をタテ方向とヨコ方向
へ濃度射影した状態を示す図。
【図5】濃度射影した結果に基いてタテ方向とヨコ方向
の中心点座標を検出する方法を示す図。
【図6】相関法による位置合わせを説明する図。
【図7】本発明に係わる用紙の伸縮挙動測定装置を示す
図。
【符号の説明】
1 リング型すき入れマーク 2 用紙 3 画像取り込み位置 4 画像取り込み位置の透過光画像を8ビット白黒でコ
ンピュータに取り込んだ画像 5 画像取り込み位置の透過光画像を8ビット白黒でコ
ンピュータに取り込んだ画像を2値化した画像 6 画像取り込み位置の透過光画像を8ビット白黒でコ
ンピュータに取り込んだ画像を2値化した画像のタテ方
向の左側エッジ 7 画像取り込み位置の透過光画像を8ビット白黒でコ
ンピュータに取り込んだ画像を2値化した画像のヨコ方
向の下側エッジ 8 画像取り込み位置の透過光画像を8ビット白黒でコ
ンピュータに取り込んだ画像のうち濃度射影演算の対象
となる画像の領域 9 短辺をリング型すき入れマークの内周円の直径以下
とする矩形状の濃度射影を演算する部分 10 抄紙機上で撮像した複数CCDカメラ信号を同時に
入力できる画像撮像部 11 抄造過程における用紙の伸縮挙動を測定するために
各種の演算処理を行う画像処理部 12 CCDカメラによる撮像画像及び各種の演算処理の
結果を表示する表示部 13 各部の制御や統合処理をするコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA12 AA17 AA23 AA65 BB01 BB23 BB28 CC02 FF02 HH15 JJ03 JJ05 JJ09 JJ26 QQ03 QQ04 QQ21 QQ25 QQ26 QQ27 QQ28 QQ29 QQ36 QQ41 QQ42 QQ43 QQ45 4L055 BD20 CE62 DA03 DA25 DA33 FA30 5B057 AA18 DA07 DB02 DB08 DC02 DC06 DC19 DC33 5L096 AA07 BA08 CA14 FA38 FA60 FA62 HA08 9A001 HH23 KK36 KK54

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を抄造する過程において、互いに共
    通の中心をもった所定の直径の外周円と所定の直径の内
    周円によって囲繞された領域から構成されるリング型す
    き入れマークを前記用紙のタテ方向にm個、ヨコ方向に
    n個からなるm×n箇所の格子状位置に形成し、複数q
    台(2≦q≦m×n、qは整数。)のCCDカメラによ
    り前記m×n箇所の格子状位置の中から選択した複数q
    箇所のそれぞれの位置に形成された前記マークの透過光
    画像を同時に取り込み、前記それぞれの透過光画像をデ
    ジタルデータに変換した上で、前記それぞれのデータの
    タテ方向の中心点座標とヨコ方向の中心点座標を算出
    し、前記それぞれのタテ方向の中心点座標の間の距離と
    前記それぞれのヨコ方向の中心点座標の間の距離を演算
    することによって、抄造過程における前記用紙のタテ方
    向とヨコ方向の伸縮挙動を測定することを特徴とする用
    紙の伸縮挙動測定方法。
  2. 【請求項2】 用紙を抄造する過程において、互いに共
    通の中心をもった所定の直径の外周円と所定の直径の内
    周円によって囲繞された領域から構成されるリング型す
    き入れマークを前記用紙のタテ方向にm個、ヨコ方向に
    n個からなるm×n箇所の格子状位置に形成し、複数q
    台(2≦q≦m×n、qは整数。)のCCDカメラによ
    り前記m×n箇所の格子状位置の中から選択した複数q
    箇所のそれぞれの位置に形成された前記マークの透過光
    画像を同時に取り込み、前記それぞれの透過光画像をデ
    ジタルデータに変換した上で、前記それぞれのデータの
    タテ方向の中心点座標とヨコ方向の中心点座標を算出
    し、前記それぞれのタテ方向の中心点座標の間の距離と
    前記それぞれのヨコ方向の中心点座標の間の距離を演算
    することによって、抄造過程における前記用紙のタテ方
    向とヨコ方向の伸縮挙動を測定することを特徴とする用
    紙の伸縮挙動測定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の測定方法において、前記
    それぞれの透過光画像をデジタルデータに変換した上
    で、前記それぞれのデータをタテ方向へ濃度射影すると
    ともにヨコ方向へ濃度射影する演算処理を行い、前記処
    理で得られたタテ方向の極大値の中間点を前記データの
    タテ方向の中心点座標とし、前記処理で得られたヨコ方
    向の極大値の中間点を前記データのヨコ方向の中心点座
    標とすることを特徴とする用紙の伸縮挙動測定方法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の測定装置において、前記
    それぞれの透過光画像をデジタルデータに変換した上
    で、前記それぞれのデータをタテ方向へ濃度射影すると
    ともにヨコ方向へ濃度射影する演算処理を行い、前記処
    理で得られたタテ方向の極大値の中間点を前記データの
    タテ方向の中心点座標とし、前記処理で得られたヨコ方
    向の極大値の中間点を前記データのヨコ方向の中心点座
    標とすることを特徴とする用紙の伸縮挙動測定装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の測定方法において、前記
    それぞれの透過光画像をデジタルデータに変換した上
    で、前記それぞれのデータのタテ方向の重心点座標とと
    もにヨコ方向の重心点座標を算出し、前記タテ方向の重
    心点座標を前記データのタテ方向の中心点座標とし、前
    記ヨコ方向の重心点座標を前記データのヨコ方向の中心
    点座標とすることを特徴とする用紙の伸縮挙動測定方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の測定装置において、前記
    それぞれの透過光画像をデジタルデータに変換した上
    で、前記それぞれのデータのタテ方向の重心点座標とと
    もにヨコ方向の重心点座標を算出し、前記タテ方向の重
    心点座標を前記データのタテ方向の中心点座標とし、前
    記ヨコ方向の重心点座標を前記データのヨコ方向の中心
    点座標とすることを特徴とする用紙の伸縮挙動測定装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の測定方法において、前記
    それぞれの透過光画像をデジタルデータに変換した上
    で、前記それぞれのデータに対してタテ方向とヨコ方向
    の中心点座標をもつ前記リング型すき入れマークに相当
    する基準画像とのパターンマッチング処理を行い、前記
    データのタテ方向の中心点座標とヨコ方向の中心点座標
    を算出することを特徴とする用紙の伸縮挙動測定方法。
  8. 【請求項8】 請求項2記載の測定装置において、前記
    それぞれの透過光画像をデジタルデータに変換した上
    で、前記それぞれのデータに対してタテ方向とヨコ方向
    の中心点座標をもつ前記リング型すき入れマークに相当
    する基準画像とのパターンマッチング処理を行い、前記
    データのタテ方向の中心点座標とヨコ方向の中心点座標
    を算出することを特徴とする用紙の伸縮挙動測定装置。
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