JP2000253261A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2000253261A JP11055632A JP5563299A JP2000253261A JP 2000253261 A JP2000253261 A JP 2000253261A JP 11055632 A JP11055632 A JP 11055632A JP 5563299 A JP5563299 A JP 5563299A JP 2000253261 A JP2000253261 A JP 2000253261A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用する圧縮データ格納バッファサイズに合
った効率の良い圧縮処理を行って、圧縮処理時間を短縮
するようにする。 【解決手段】 システム制御部30は、使用する圧縮デ
ータ格納バッファ28のサイズに基づいて圧縮を行うラ
イン数を決定する。例えば、圧縮ライン数が4ラインの
場合、システム制御部30は、圧縮データ格納バッファ
28に4ライン分の空きがあるかどうかをチェックし、
空きが無い場合は、4ライン分の空きができるまで待機
し、圧縮データ格納バッファ28に空きが生じた場合
は、4ライン分のデータを画像データ圧縮部26で圧縮
処理する。そして、圧縮処理が終了したかどうかをチェ
ックして、終了していなければバッファの空きが生じる
度に圧縮処理が繰り返され、圧縮処理の終了が確認され
ると、圧縮処理が終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に係り、更に詳しくは、ブロック単位で画像データの圧
縮/伸長処理を行うことが可能なファクシミリ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置で取り込まれた
副走査方向の画像データの圧縮/伸長処理については、
1ライン単位で行うのが一般的であった。ところが、最
近では、その圧縮/伸長の処理時間を短縮するため、副
走査方向の画像データの圧縮/伸長処理をブロック単位
(複数ライン単位)で行うようになってきている。
【0003】例えば、画像データは、以下のようなデー
タパスを経て圧縮処理される。スキャナで読み取った生
データをページメモリ(以下、PMともいう)に取り込
む。PMに取り込まれた生データを圧縮部(以下、DC
部ともいう)で圧縮する。DC部で圧縮されたデータを
圧縮データ格納バッファ(以下、DCRバッファともい
う)に格納する。DCRバッファに格納された圧縮デー
タを通信部が読み出して送信する。
【0004】また、上記以外の圧縮処理としては、スキ
ャナで読み取ったデータをスキャナ部で圧縮して圧縮デ
ータ格納メモリ(以下、SAFともいう)等のメモリに
蓄積する。SAFに蓄積された圧縮データを画像データ
伸長部(以下、DR部ともいう)で伸長してラインバッ
ファ(以下、LBともいう)に格納する。LBに格納さ
れたデータをDC部で圧縮する。DC部で圧縮されたデ
ータをDCRバッファに格納する。DCRバッファに格
納された圧縮データを通信部が読み出して送信する。
【0005】このように、上記何れかの処理が行われて
も、DC部が画像データを圧縮し、その圧縮データをD
CRバッファに格納する際には、読み出し側の通信部と
同期を取って、FIFO(先入れ先出し)制御等により
データを上書きしないようにする必要があった。
【0006】上記のような画像データの圧縮処理を行う
ものとしては、例えば、特開平6−152888号公
報、あるいは特開平6−125434号公報などに開示
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなファクシミリ装置にあっては、画像データの圧縮/
伸長処理をDC部により複数ライン単位で処理する際
に、圧縮処理を行うライン数を適切な値に設定しない
と、圧縮データ格納バッファを管理する上で、実際には
もっと多くのラインの圧縮データを処理することが可能
であったり、逆に、圧縮データ格納バッファが空くまで
無駄に待たされてしまうという問題があった。
【0008】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、使用する圧縮データ格納バッファサイズに合わ
せて効率良く圧縮処理を行って、圧縮処理時間を短縮す
ることができるファクシミリ装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、原稿を読み取って画像
データを出力するスキャナ部と、画像データを圧縮した
り圧縮データを伸長する圧縮/伸長部と、圧縮データま
たは伸長データを格納する圧縮/伸長データ格納メモリ
と、圧縮データを一時的に格納する圧縮データ格納バッ
ファと、ファクシミリの通信制御手順を実行する通信制
御部と、システム全体を制御するシステム制御部とを有
し、複数ライン単位で圧縮/伸長制御を行うファクシミ
リ装置において、前記システム制御部は、圧縮処理する
ライン数を前記圧縮データ格納バッファのサイズに応じ
て決定するものである。
【0010】これによれば、画像データを複数ライン単
位で圧縮/伸長部により圧縮する際に、システム制御部
が圧縮処理するライン数を圧縮データ格納バッファのサ
イズに応じて(「一定の割合となるように」あるいは
「比例するように」)決定するため、使用する圧縮デー
タ格納バッファのサイズに合わせて効率の良い圧縮処理
を行うことが可能となり、圧縮処理時間を短縮すること
ができる。
【0011】また、請求項2に記載の発明は、原稿を読
み取って画像データを出力するスキャナ部と、画像デー
タを圧縮したり圧縮データを伸長する圧縮/伸長部と、
圧縮データまたは伸長データを格納する圧縮/伸長デー
タ格納メモリと、圧縮データを一時的に格納する圧縮デ
ータ格納バッファと、ファクシミリの通信制御手順を実
行する通信制御部と、システム全体を制御するシステム
制御部とを有し、複数ライン単位で圧縮/伸長制御を行
うファクシミリ装置において、前記システム制御部は、
圧縮処理するライン数を前記圧縮データ格納バッファの
残りのサイズに応じて可変とするものである。
【0012】これによれば、画像データを複数ライン単
位で圧縮/伸長部により圧縮する際に、システム制御部
が圧縮処理するライン数を圧縮データ格納バッファの残
りのサイズに応じて可変とするため、圧縮データ格納バ
ッファを無駄無く使用することが可能となり、圧縮処理
時間を短縮することができる。
【0013】また、請求項3に記載の発明は、原稿を読
み取って画像データを出力するスキャナ部と、画像デー
タを圧縮したり圧縮データを伸長する圧縮/伸長部と、
圧縮データまたは伸長データを格納する圧縮/伸長デー
タ格納メモリと、圧縮データを一時的に格納する圧縮デ
ータ格納バッファと、ファクシミリの通信制御手順を実
行する通信制御部と、システム全体を制御するシステム
制御部とを有し、複数ライン単位で圧縮/伸長制御を行
うファクシミリ装置において、前記システム制御部は、
圧縮処理するライン数を前記圧縮データ格納バッファに
格納できる最大のライン数とするものである。
【0014】これによれば、画像データを複数ライン単
位で圧縮/伸長部により圧縮する際に、システム制御部
が圧縮処理するライン数を圧縮データ格納バッファに格
納できる最大のライン数としたため、ソフトウエアの設
定とハードウエアの割り込みとを少なくすることが可能
となり、圧縮処理時間を短縮することができる。
【0015】また、請求項4に記載の発明は、原稿を読
み取って画像データを出力するスキャナ部と、画像デー
タを圧縮したり圧縮データを伸長する圧縮/伸長部と、
圧縮データまたは伸長データを格納する圧縮/伸長デー
タ格納メモリと、圧縮データを一時的に格納する圧縮デ
ータ格納バッファと、ファクシミリの通信制御手順を実
行する通信制御部と、システム全体を制御するシステム
制御部とを有し、複数ライン単位で圧縮/伸長制御を行
うファクシミリ装置において、前記システム制御部は、
圧縮処理するライン数を圧縮モードに応じて可変とする
ものである。
【0016】これによれば、画像データを複数ライン単
位で圧縮/伸長部により圧縮する際に、システム制御部
が圧縮処理するライン数を圧縮モード(例えば、MH,
MR,MMR)に応じて可変としたため、それぞれのモ
ードの圧縮効率に合わせてライン数を決定することが可
能となり、圧縮処理時間を短縮することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0018】(実施の形態1)図1は、本実施の形態1
に係るファクシミリ装置10の概略構成を示すブロック
図である。図1におけるファクシミリ装置10は、原稿
を読み取って画像データを出力するスキャナ部としての
スキャナ12、プロッタ14、圧縮データを伸長する圧
縮/伸長部としての画像データ伸長部16(DR部)、
伸長データを格納する圧縮/伸長データ格納メモリとし
ての伸長データ格納メモリ18(PM部)、圧縮データ
を格納する圧縮/伸長データ格納メモリとしての圧縮デ
ータ格納メモリ20(SAF)、操作部22、表示部2
4、画像データを圧縮する圧縮/伸長部としての画像デ
ータ圧縮部26(DC部)、圧縮データを一時的に格納
する圧縮データ格納バッファ28(DCRバッファ)、
ファクシミリシステム全体を制御するシステム制御部3
0、およびファクシミリの通信制御手順を実行する通信
制御部32などを備えていて、上記各部はバス34を介
して相互に接続されている。
【0019】スキャナ12は、所定方向に搬送される原
稿を読み取り位置で読み取り、原稿情報をイメージデー
タに変換して出力するもので、固体撮像素子のCCD
(Charge Coupled Device )などが用いられている。
【0020】プロッタ14は、画像データ伸長部16で
伸長された画像データをプロットアウトするものであ
る。 画像データ伸長部16は、そのプロッタ14から
受信データを印字出力する際に、圧縮データの伸長処理
を行うものである。伸長データ格納メモリ18および圧
縮データ格納メモリ20は、送信/受信用の各画像デー
タを格納しておくメモリである。
【0021】操作部22は、オペレータがファクシミリ
装置を手動操作したり各種設定等を行う際に、操作用の
キーが配列されていると共に、その操作・設定内容や動
作状態等を表示する表示部24が操作部22付近に設け
られている。
【0022】画像データ圧縮部26は、スキャナ12で
読み取られた原稿の画像データや伸長された画像データ
を送信する時などに符号化変換を行うものである。ここ
では、圧縮モードとして、MH方式,MR方式およびM
MR方式などの符号化方式が選択可能であり、普通はM
MR方式の圧縮効率が一番高く、次にMR方式、MH方
式の順となる。
【0023】圧縮データ格納バッファ28は、画像デー
タ圧縮部26で圧縮された圧縮データを一時格納する複
数ライン分のバッファである。本発明は、この圧縮デー
タ格納バッファ28に圧縮処理した画像データを格納す
る際に、その最適ライン数を一定の基準に基づいて決定
するようにしたものである。
【0024】システム制御部30は、CPU( Central
Processing Unit)が搭載されていて、ファクシミリ装
置全体を制御するもので、特に、本発明では、圧縮デー
タ格納バッファ28に圧縮データを格納する際の最適ラ
イン数を一定の基準に基づいて決定している。
【0025】通信制御部32は、不図示の通信回線を介
して接続された相手ファクシミリ装置との間でファクシ
ミリ制御信号を交換することにより、ファクシミリ制御
手順を実行するものである。
【0026】以上の構成においてその動作を説明する。
図2は、本実施の形態1に係るファクシミリ装置の動作
を説明するフローチャートである。本実施の形態1で
は、スキャナ12で読み取られた原稿の画像データを伸
長データ格納メモリ18に格納し、これを読み出して画
像データ圧縮部26で圧縮処理する際に、図2に示すよ
うな圧縮処理が行われる。
【0027】すなわち、システム制御部30は、使用す
る圧縮データ格納バッファ28のサイズに基づいて圧縮
を行うライン数を決定するようにする(ステップS
1)。例えば、この圧縮データ格納バッファのサイズが
64Kbyteであって、圧縮ライン数をその圧縮データ格
納バッファの1/4サイズ分とした場合、(1)式から
圧縮データ格納バッファのサイズに対して一定の割合に
相当するライン数を決定するようにする。 64K[byte]/4(1/4 サイズ)/4(1ラインの最大圧縮サイズ)K[by te]=4ライン ・・・・・(1)
【0028】次いで、システム制御部30は、圧縮デー
タ格納バッファ28に決定した4ライン分の空きがある
かどうかをチェックする(ステップS2)。空きが無い
場合は、4ライン分の空きができるまで待機し、圧縮デ
ータ格納バッファ28に空きがあるか、空きが生じた場
合は、4ライン分のデータを画像データ圧縮部26で圧
縮処理する(ステップS3)。
【0029】そして、圧縮処理が終了したかどうかをチ
ェックし(ステップS4)、圧縮処理が終了していなけ
れば上記ステップS2に戻って、バッファの空きが生じ
る度に圧縮処理が繰り返され、圧縮処理の終了が確認さ
れると(ステップS4)、圧縮処理が終了する。
【0030】その後の処理については、図示していない
が、原稿の画像データを相手方のファクシミリ装置に送
信する場合、圧縮データ格納バッファ28の空き領域に
圧縮データが格納されると、通信制御部32が圧縮デー
タ格納バッファ28から圧縮データを読み出して、通信
制御を行って圧縮データの送信処理が行われる。
【0031】以上説明したように、本実施の形態1によ
れば、圧縮データ格納バッファのサイズに応じたライン
数を決定し、そのライン数で圧縮処理を行うようにした
ため、使用するバッファサイズに適した効率の良い圧縮
処理を行うことができる。例えば、圧縮データ格納バッ
ファの1/4サイズ分のライン数を圧縮処理するように
しておけば、バッファが(G4)64Kbyteの場合は、
4ラインとなり、(G3)128Kbyteの場合は、8ラ
インのブロック処理が自動的に行われることになる。
【0032】これに対して、バッファサイズに関わらず
常に圧縮処理を行うライン数を4ラインに固定したとす
ると、G3通信の場合は、圧縮データ格納バッファに空
きが多くなってしまい、処理効率が悪くなることが考え
られる。
【0033】(実施の形態2)図3は、本実施の形態2
に係るファクシミリ装置の動作を説明するフローチャー
トである。本実施の形態2のファクシミリ装置の構成
は、上記実施の形態1で説明した図1の構成とほぼ同じ
であり、重複説明を省略するが、画像データ圧縮部26
で圧縮処理を行う画像データのライン数を決定するシス
テム制御部30が異なっている。
【0034】本実施の形態2では、スキャナ12で読み
取られた原稿の画像データを伸長データ格納メモリ18
に格納し、これを読み出して画像データ圧縮部26で圧
縮処理する際に、図3に示すような圧縮処理が行われ
る。
【0035】すなわち、システム制御部30は、使用す
る圧縮データ格納バッファ28の残りのサイズから圧縮
を行うライン数を決定するようにする(ステップS1
1)。例えば、この圧縮データ格納バッファの残りのサ
イズが21Kbyteであった場合、(2)式から圧縮デー
タ格納バッファの残りのサイズにより圧縮処理するライ
ン数を決定するようにする。 21K[byte]/4(1ラインの最大圧縮サイズ)K[byte] ≒5ライン ・・・・・(2)
【0036】次いで、システム制御部30は、圧縮デー
タ格納バッファ28に5ライン分の空きがあるかどうか
をチェックする(ステップS12)。空きが無い場合
は、5ライン分の空きができるまで待機し、圧縮データ
格納バッファ28に空きがあるか、空きが生じた場合
は、5ライン分のデータを画像データ圧縮部26で圧縮
処理する(ステップS13)。
【0037】そして、圧縮処理が終了したかどうかをチ
ェックし(ステップS14)、圧縮処理が終了していな
ければ上記ステップS11に戻って、その時点における
圧縮データ格納バッファの残りのサイズによって圧縮処
理するライン数を新たに決定し、圧縮処理が繰り返され
る。ステップS14において圧縮処理の終了が確認され
ると、圧縮処理が終了する。
【0038】その後の処理については、上記実施の形態
1と同様に、原稿の画像データを相手方のファクシミリ
装置に送信する場合、圧縮データ格納バッファ28の空
き領域に圧縮データを格納し、通信制御部32が圧縮デ
ータ格納バッファ28から圧縮データを読み出し、通信
制御を行って圧縮データが送信される。 以上説明した
ように、本実施の形態2によれば、圧縮データ格納バッ
ファの残りサイズによって圧縮処理するライン数を決定
するため、その時点で圧縮できる最大のライン数の画像
データを圧縮処理することが可能となり、バッファを無
駄無く使用することができる。これにより、バッファの
読み出し側の処理速度が早い/遅いに関わらず、画像デ
ータ圧縮部26としては、常に処理できる最大のライン
数で効率良くバッファを使用することができる。
【0039】(実施の形態3)図4は、本実施の形態3
に係るファクシミリ装置の動作を説明するフローチャー
トである。本実施の形態3のファクシミリ装置の構成
は、上記実施の形態1で説明した図1の構成とほぼ同じ
であり、重複説明を省略するが、画像データ圧縮部26
で圧縮処理を行う画像データのライン数を決定するシス
テム制御部30が異なっている。
【0040】本実施の形態3では、スキャナ12で読み
取られた原稿の画像データを伸長データ格納メモリ18
に格納し、これを読み出して画像データ圧縮部26で圧
縮処理する際に、図4に示すような圧縮処理が行われ
る。
【0041】すなわち、システム制御部30は、使用す
る圧縮データ格納バッファ28の全サイズから圧縮を行
うライン数を決定するようにする(ステップS21)。
例えば、この圧縮データ格納バッファの全サイズが64
Kbyteの場合、(3)式から圧縮データ格納バッファの
全サイズより圧縮処理するライン数を決定するようにす
る。 64K[byte]/4(1ラインの最大圧縮サイズ)K[byte] =16ライン ・・・・・(3)
【0042】次いで、システム制御部30は、圧縮デー
タ格納バッファ28に16ライン分の空きがあるかどう
かをチェックする(ステップS22)。空きが無い場合
は、16ライン分の空きができるまで待機し、圧縮デー
タ格納バッファ28に空きがあるか、空きが生じた場合
は、16ライン分のデータを画像データ圧縮部26で圧
縮処理する(ステップS23)。
【0043】そして、圧縮処理が終了したかどうかをチ
ェックし(ステップS24)、圧縮処理が終了していな
ければ上記ステップS22に戻って、バッファの空きが
生じる度に圧縮処理を繰り返し行い、圧縮処理の終了が
確認されると(ステップS24)、圧縮処理を終了す
る。
【0044】その後の処理については、上記実施の形態
1と同様に、原稿の画像データを相手方のファクシミリ
装置に送信する場合、圧縮データ格納バッファ28の空
き領域に圧縮データを格納し、通信制御部32が圧縮デ
ータ格納バッファ28から圧縮データを読み出し、通信
制御を行って圧縮データが送信される。 以上説明した
ように、本実施の形態3によれば、圧縮データ格納バッ
ファに格納できる最大のライン数分の圧縮処理を行うよ
うにしたため、ライン毎のソフトウエアでの設定や、ハ
ードウエアからの割り込み処理が少なくなって、効率の
良い圧縮処理を行うことができる。この方法は、バッフ
ァの読み出し側(通信部)の処理が早い時には特に有効
であり、バッファの空く待ち時間のない場合に最も効率
が良くなる。
【0045】(実施の形態4)図5は、本実施の形態4
に係るファクシミリ装置の動作を説明するフローチャー
トである。本実施の形態4のファクシミリ装置の構成
は、上記実施の形態1で説明した図1の構成とほぼ同じ
であり、重複説明を省略するが、画像データ圧縮部26
で圧縮処理を行う画像データのライン数を決定するシス
テム制御部30が異なっている。
【0046】本実施の形態4では、スキャナ12で読み
取られた原稿の画像データを伸長データ格納メモリ18
に格納し、これを読み出して画像データ圧縮部26で圧
縮処理する際に、図5に示すような圧縮処理が行われ
る。
【0047】すなわち、システム制御部30は、使用す
る圧縮モード(MH方式,MR方式,MMR方式)に応
じて圧縮を行うライン数を決定するようにする(ステッ
プS31)。例えば、圧縮効率は、普通はMMR方式が
一番高く、次にMR方式、MH方式の順番となる。従っ
て、MMR方式の場合に8ライン、MR方式の場合に6
ライン、MH方式の場合に4ラインというように、圧縮
効率の比率に応じて圧縮するライン数に重みを付けるよ
うにしたものである。
【0048】次いで、システム制御部30は、選択され
た圧縮モード(MMR方式:8ライン、MR方式:6ラ
イン、MH方式:4ライン)に応じたライン分の空きが
圧縮データ格納バッファ28にあるかどうかをチェック
する(ステップS32)。空きが無い場合は、所定のラ
イン分の空きができるまで待機し、圧縮データ格納バッ
ファ28に空きがあるか、空きが生じた場合は、所定ラ
イン分のデータを画像データ圧縮部26で圧縮処理する
(ステップS33)。
【0049】そして、圧縮処理が終了したかどうかをチ
ェックし(ステップS34)、圧縮処理が終了していな
ければ上記ステップS32に戻って、バッファに空きが
生じる度に圧縮処理が繰り返し行われ、圧縮処理の終了
が確認されると(ステップS34)、圧縮処理が終了す
る。
【0050】その後の処理については、上記実施の形態
1と同様に、原稿の画像データを相手方のファクシミリ
装置に送信する場合、圧縮データ格納バッファ28の空
き領域に圧縮データを格納し、通信制御部32が圧縮デ
ータ格納バッファ28から圧縮データを読み出し、通信
制御を行って圧縮データが送信される。 以上説明した
ように、本実施の形態4によれば、選択された圧縮モー
ド(MMR方式、MR方式、MH方式)に応じて圧縮処
理を行うライン数を変えることにより、それぞれの圧縮
効率を反映した最適な制御が行われ、処理時間が短縮さ
れるので、効率的な処理が可能となる。
【0051】なお、上記実施の形態4では、MMR方式
の圧縮効率が一番高く、次にMR方式、MH方式の順番
であって、MMR方式の場合に8ライン、MR方式の場
合に6ライン、MH方式の場合に4ラインとした例で説
明したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、圧
縮効率が上記と異なる場合についてはこれ以外の比率で
圧縮を行うライン数に重み付けをしても勿論良い。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、使用する圧縮データ格納バッファのサイ
ズに合わせて効率の良い圧縮処理を行うことが可能とな
るので、圧縮処理時間を短縮することができる。
【0053】また、請求項2に記載の発明によれば、圧
縮データ格納バッファを無駄無く使用することが可能と
なり、圧縮処理時間を短縮することができる。
【0054】また、請求項3に記載の発明によれば、ソ
フトウエアの設定とハードウエアの割り込みとを少なく
することが可能となり、圧縮処理時間を短縮することが
できる。
【0055】さらに、請求項4に記載の発明によれば、
選択する圧縮モードに応じて圧縮処理を行うライン数を
可変としたので、それぞれのモードの圧縮効率に合わせ
てライン数を決定することが可能となり、圧縮処理時間
を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態1に係るファクシミリ装置の概略
構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態1に係るファクシミリ装置の動作
を説明するフローチャートである。
【図3】本実施の形態2に係るファクシミリ装置の動作
を説明するフローチャートである。
【図4】本実施の形態3に係るファクシミリ装置の動作
を説明するフローチャートである。
【図5】本実施の形態4に係るファクシミリ装置の動作
を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
10 ファクシミリ装置 12 スキャナ 14 プロッタ 16 画像データ伸長部 18 伸長データ格納メモリ 20 圧縮データ格納メモリ 22 操作部 24 表示部 26 画像データ圧縮部 28 圧縮データ格納バッファ 30 システム制御部 32 通信制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読み取って画像データを出力する
    スキャナ部と、画像データを圧縮したり圧縮データを伸
    長する圧縮/伸長部と、圧縮データまたは伸長データを
    格納する圧縮/伸長データ格納メモリと、圧縮データを
    一時的に格納する圧縮データ格納バッファと、ファクシ
    ミリの通信制御手順を実行する通信制御部と、システム
    全体を制御するシステム制御部とを有し、複数ライン単
    位で圧縮/伸長制御を行うファクシミリ装置において、 前記システム制御部は、圧縮処理するライン数を前記圧
    縮データ格納バッファのサイズに応じて決定することを
    特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 原稿を読み取って画像データを出力する
    スキャナ部と、画像データを圧縮したり圧縮データを伸
    長する圧縮/伸長部と、圧縮データまたは伸長データを
    格納する圧縮/伸長データ格納メモリと、圧縮データを
    一時的に格納する圧縮データ格納バッファと、ファクシ
    ミリの通信制御手順を実行する通信制御部と、システム
    全体を制御するシステム制御部とを有し、複数ライン単
    位で圧縮/伸長制御を行うファクシミリ装置において、 前記システム制御部は、圧縮処理するライン数を前記圧
    縮データ格納バッファの残りのサイズに応じて可変とす
    ることを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 原稿を読み取って画像データを出力する
    スキャナ部と、画像データを圧縮したり圧縮データを伸
    長する圧縮/伸長部と、圧縮データまたは伸長データを
    格納する圧縮/伸長データ格納メモリと、圧縮データを
    一時的に格納する圧縮データ格納バッファと、ファクシ
    ミリの通信制御手順を実行する通信制御部と、システム
    全体を制御するシステム制御部とを有し、複数ライン単
    位で圧縮/伸長制御を行うファクシミリ装置において、 前記システム制御部は、圧縮処理するライン数を前記圧
    縮データ格納バッファに格納できる最大のライン数とす
    ることを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 原稿を読み取って画像データを出力する
    スキャナ部と、画像データを圧縮したり圧縮データを伸
    長する圧縮/伸長部と、圧縮データまたは伸長データを
    格納する圧縮/伸長データ格納メモリと、圧縮データを
    一時的に格納する圧縮データ格納バッファと、ファクシ
    ミリの通信制御手順を実行する通信制御部と、システム
    全体を制御するシステム制御部とを有し、複数ライン単
    位で圧縮/伸長制御を行うファクシミリ装置において、 前記システム制御部は、圧縮処理するライン数を圧縮モ
    ードに応じて可変とすることを特徴とするファクシミリ
    装置。
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