JP2004080627A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ファクシミリ画像データ等の再利用化を図る上でその利便性を向上させる。
【解決手段】スキャナ112により読取られたスキャナ画像データ等の画像データに対して画像データ変換処理を施す画像変換器128をコントローラ120内でプロッタ113又はファクシミリ制御部140に対するデータ出力経路中に備えることで、画像メモリ123に格納する画像データとしては画像データ変換処理の施されていない原画像の画像データの状態で格納させることができ、再利用に際しては所望の画像データ変換処理が可能となるため、再利用の利便性を向上させることができ、また、目的とするプロッタ113やファクシミリ制御部140に対する出力に際しては、コントローラ120内の画像変換器128を通すことによりカラー/モノクロ変換、解像度変換等の所望の画像変換処理後の画像データの状態で直接的に出力させることができるようにした。
【選択図】    図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能等を併せ持つ、いわゆる複合機(MFP)のような画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、コピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能等を併せ持つ複合機のような画像形成装置では、例えば、特開平11−41395号公報等に示されるように、コピー文書、プリンタ文書、ファクシミリ文書等を再利用する目的で、メモリに一旦登録させるようにしたものがある。また、その再利用の方法に関しても各種提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この種の画像形成装置において、コピー文書、プリンタ文書、ファクシミリ文書等を再利用する目的でメモリに蓄積する場合、例えば、コピー文書の場合にはユーザ指示として変倍が指定された状態で文書登録を行うと登録される画像データは変倍処理後の画像データがメモリに蓄積され、ファクシミリ送信文書の場合にはユーザ指示として送信解像度や多値画像データの状態で送るか2値画像データの状態で送るかが指定された状態で文書登録を行うと登録される画像データは解像度変換、2値化変換処理後の画像データがメモリに蓄積されることとなる。
【0004】
これでは、メモリに蓄積してあるコピー画像やファクシミリ画像のデータを再利用する場合に、原画像とは異なる画像データを用いて新たに変換することとなり、原画像の情報が欠落してしまう場合がある。例えば、再利用の形態として、ファクシミリ送信相手先が高解像度で受信可能であっても、解像度が低いまま送信せざるをえず、送信画像が粗くなってしまうことがある。また、近年では、カラースキャナで読取った画像データを圧縮してファクシミリ送信させることも可能となり、再利用するには原画像の状態で利用できることが望まれる。
【0005】
本発明の目的は、ファクシミリ画像データ等の再利用化を図る上でその利便性を向上させることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、メインCPU及び画像処理用集積回路を有して全体を制御するコントローラに、スキャナ及びプロッタを有するエンジン部と、ファクシミリ通信制御部及びファクシミリ通信用の圧縮伸長機能部を有するファクシミリ制御部とを接続した画像形成装置であって、前記コントローラは、前記エンジン部及び前記ファクシミリ制御部を接続するインタフェース部と、前記スキャナで読込まれ前記インタフェース部を介して入力されるスキャナ画像データ又は外部との接続を行う外部インタフェース部から入力される画像データが格納される画像メモリと、前記メインCPU及び前記画像メモリに接続され、前記スキャナ画像データをプロッタ画像データとして前記プロッタに出力するか、前記スキャナ画像データを前記ファクシミリ制御部に出力するか、前記スキャナ画像データを前記外部インタフェース部に出力するか、前記外部インタフェース部から入力された画像データをプロッタ画像データとして前記プロッタに出力するか、前記外部インタフェース部から入力された画像データを前記ファクシミリ制御部に出力するかを切換え制御する切換え制御部と、前記プロッタ又は前記ファクシミリ制御部に対するデータ出力経路中に設けられて画像データに対して画像データ変換処理を施す画像変換器と、を備える。
【0007】
従って、スキャナ画像データ等の画像データに対して画像データ変換処理を施す画像変換器をコントローラ内でプロッタ又はファクシミリ制御部に対するデータ出力経路中に備えることで、画像メモリに格納する画像データとしては画像データ変換処理の施されていない原画像の画像データの状態で格納させることが可能となり、再利用に際しては所望の画像データ変換処理が可能となるため、再利用の利便性が向上する。一方、目的とするプロッタやファクシミリ制御部に対する出力に際しては、コントローラ内の画像変換器を通すことにより所望の画像変換処理後の画像データの状態で直接的に出力させることができる。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、前記スキャナ及び前記プロッタは白黒仕様のスキャナ及びプロッタである。
【0009】
従って、白黒仕様のスキャナ及びプロッタを備える構成においても、画像メモリに格納される画像データとしては、例えば2値化変換されていない多値・高解像度の画像データとすることができ、その画像データに対して2値化等の所望の画像データ変換処理を施して再利用することが可能となり、その利便性が向上する。
【0010】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の画像形成装置において、前記スキャナ及び前記プロッタはカラー仕様のスキャナ及びプロッタである。
【0011】
従って、例えばカラー原稿の読取り送信に際して送信相手機が白黒仕様の場合であっても、画像メモリに対しては白黒画像データに変換されていないカラー画像データのまま格納させておくことが可能となり、そのカラー画像データに対して所望の画像データ変換処理を施して再利用することが可能となり、その利便性が向上する。
【0012】
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3の何れか一記載の画像形成装置において、前記画像変換器は、カラー画像データを白黒画像データに変換するカラー/モノクロ変換器と、多値画像データを任意の倍率の画像データに変換する倍率変換器と、多値画像データを相手機の記録能力に合わせて変換する解像度変換器と、多値画像データを2値画像データに変換する2値化変換器と、のうちの少なくとも一つを備える。
【0013】
従って、画像変換器として、これらのカラー/モノクロ変換器、倍率変換器、解像度変換器、或いは2値化変換器を備えることで、ファクシミリ通信等に必要な変換機能が確保される。
【0014】
請求項5記載の発明は、請求項1ないし4の何れか一記載の画像形成装置において、前記画像変換器は、前記メインCPUが接続されたASIC構成の前記切換え制御部の内部に設けられている。
【0015】
従って、画像変換器がASIC構成の切換え制御部の内部に設けられているので、出力先の切換え制御の際に画像データ変換処理も同じ切換え制御部内で行わせることができ、画像メモリへの登録動作とプロッタやファクシミリ制御部等への出力動作とを同時かつ高速で行わせることができる。
【0016】
請求項6記載の発明は、請求項1ないし5の何れか一記載の画像形成装置において、前記コントローラは、直接送信モード時には、前記スキャナ画像データを前記切換え制御部により一旦バッファメモリに格納しながら順次符号化して前記画像メモリに格納すると同時に、前記画像変換器を通して相手機の記録能力に合わせて画像データ変換処理を施して前記切換え制御部により前記ファクシミリ制御部に出力させる。
【0017】
従って、画像メモリへの画像データの登録動作を伴う直接送信モードによる出力動作が支障なく行われる。
【0018】
請求項7記載の発明は、請求項1ないし5の何れか一記載の画像形成装置において、前記コントローラは、メモリ送信モード時には、前記スキャナ画像データを前記切換え制御部により一旦バッファメモリに格納しながら順次符号化して前記画像メモリに格納した後、当該スキャナ画像データを前記画像メモリから読み出して前記画像変換器を通して相手機の記録能力に合わせて画像データ変換処理を施して前記切換え制御部により前記ファクシミリ制御部に出力させる。
【0019】
従って、画像メモリへの画像データの登録動作を伴うメモリ送信モードによる出力動作が支障なく行われる。
【0020】
請求項8記載の発明は、請求項1ないし7の何れか一記載の画像形成装置において、前記コントローラは、コピーモード時には、前記スキャナ画像データを前記切換え制御部により一旦バッファメモリに格納しながら順次符号化して前記画像メモリに格納すると同時に、前記画像変換器を通して画像データ変換処理を施して前記切換え制御部により前記プロッタに出力させる。
【0021】
従って、画像メモリへの画像データの登録動作を伴うコピーモードによる出力動作が支障なく行われる。
【0022】
請求項9記載の発明は、請求項1ないし8の何れか一記載の画像形成装置において、前記スキャナ画像データ又は前記外部インタフェース部から入力された画像データを前記外部インタフェース部に出力する際にその画像データに対して画像データ変換処理を施す第2の画像変換器を備える。
【0023】
従って、プロッタやファクシミリ制御部に出力せず、スキャナモード等のように外部インタフェース部に出力する際には、第2の画像変換器を通すことで所望の画像変換処理後の画像データの状態で出力させることができ、この際にも、画像メモリに格納させる画像データとしては画像データ変換処理の施されていない原画像の画像データの状態で格納させることが可能となり、再利用に際しては所望の画像データ変換処理が可能となるため、再利用の利便性が向上する。
【0024】
請求項10記載の発明は、請求項9記載の画像形成装置において、前記第2の画像変換器は、カラー画像データを白黒画像データに変換するカラー/モノクロ変換器と、多値画像データを任意の倍率の画像データに変換する倍率変換器と、多値画像データを相手機の記録能力に合わせて変換する解像度変換器と、多値画像データを2値画像データに変換する2値化変換器と、のうちの少なくとも一つを備える。
【0025】
従って、第2の画像変換器として、これらのカラー/モノクロ変換器、倍率変換器、解像度変換器、或いは2値化変換器を備えることで、スキャナモード等に必要な変換機能が確保される。
【0026】
請求項11記載の発明は、請求項9又は10記載の画像形成装置において、前記第2の画像変換器は、前記メインCPUが接続されたASIC構成の前記切換え制御部の内部に設けられている。
【0027】
従って、第2の画像変換器がASIC構成の切換え制御部の内部に設けられているので、出力先の切換え制御の際に画像データ変換処理も同じ切換え制御部内で行わせることができ、画像メモリへの登録動作とスキャナモード等による出力動作とを同時かつ高速で行わせることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態の画像形成装置は、基本的には、原稿画像をコピーすると同時にその画像データを画像メモリに登録したり、ファクシミリ送受信画像やプリンタ出力画像を一旦画像メモリに登録したりする機能を持つ複合機(MFP)への適用例を示す。
【0029】
図1はこの複合機100の全体構成の概略を示すブロック図である。この複合機100は、概略的には、コントローラ120とエンジン部110とファクシミリ制御部(FCU)140とを汎用バスであるPCI(Peripheral Component Interface)バス109で接続した構成とされている。
【0030】
コントローラ120は、複合機100全体の制御と描画、通信、操作部121からの入力を制御するコントローラである。
【0031】
エンジン部110は、スキャナ112とプロッタ113とを有している。プロッタ113は白黒仕様又はカラー仕様のプロッタであり、スキャナ112も白黒仕様又はカラー仕様のスキャナ或いはファックスユニットなどである。このエンジン部110には、プロッタ113やスキャナ112などのいわゆるエンジン部分に加えて、誤差拡散やγ変換などの画像処理を行う画像処理部115とPCI部116とを含むエンジン用ASIC(Application Specified IC)−E114と、CPU111とを有している。
【0032】
コントローラ120は、複合機100全体の制御を行うメインCPUとしてのCPU125と、このCPU125のチップセットとなる画像処理用集積回路としてのASIC126とともに、操作部121と、画像メモリとしての複数のハードディスクドライブ(HDD)123と、切換え制御部となるコントローラ用ASIC−C124と、バッファメモリとしてのローカルメモリ(MEM−C)130とを備えている。
【0033】
ローカルメモリ(MEM−C)130は、コピー用画像バッファ、符号バッファ等として用いられるバッファメモリである。コントローラ用ASIC−C124は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのICであり、CPU125、ASIC126、操作部121、HDD123、ローカルメモリ(MEM−C)130を各々接続するバスブリッジの役割も有する。操作部121は、ユーザからの入力操作の受付け、並びに、ユーザに向けた表示を行う。HDD123は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積等を行うためのストレージである。
【0034】
コントローラ用ASIC−C124中には、ビデオ出力部127と画像変換器としての第1の変換器128と第2の画像変換器としての第2の変換器129とが設けられている。第1の変換器128は、画像データに必要な画像データ変換処理を施してビデオ出力部127に出力するものである。第2の変換器129も、同様に、画像データに必要な変換処理を施して外部インタフェース部に出力するものである。ビデオ出力部127は変換処理の施された画像データをPCIバス109を介してエンジン部110やファクシミリ制御部(FCU)140に出力するユニットであり、第1の変換器128と接続されている。従って、第1の変換器128によって画像データ変換処理が施された画像データは、コントローラ用ASIC−C124による出力先の切換え制御によって、ローカルメモリ(MEM−C)130に格納することなく、ビデオ出力部127からエンジン部110やファクシミリ制御部(FCU)140に直接出力可能とされている。なお、これらのビデオ出力部127と第1の変換器128と第2の変換器129との詳細な構成については後述する。
【0035】
また、ファクシミリ制御部(FCU)140は、CPU141、ファクシミリ用ASIC−F142、ファクシミリ通信制御を司るファクシミリ通信制御部143及びファクシミリ用メモリ(MEM−F)146を有している。ファクシミリ用ASIC−F142中には、ファクシミリ通信用の圧縮伸長機能部となる圧縮伸長器144やPCI部145が含まれている。
【0036】
次に、図2を参照して切換え制御部として機能するコントローラ用ASIC−C124の構成について説明する。このコントローラ用ASIC−C124は、PCIユニット200と、PCIアービタ201と、PCIターゲット202と、PCI用コンフィグレジスタ(PCI−Config)203と、PCI用マスタユニット(PCI−Master)204と、HDDコントローラ205と、セレクタ(SEL)206と、2個の圧縮伸長器(C/D)207,208と、ビデオ出力部127と、第1の変換器128と、ビデオ入力部211と、DAP(Direct Accsess Path)212と、アービタ213と、メモリコントローラ214と、操作部(OPE)205と、2個の回転器(ROT1,ROT2)216,217と、第2の変換器(CONV)129と、メディアアクセスコントローラ(MAC)219と、システムインタフェース220と、を有している。
【0037】
PCI用コンフィグレジスタ(PCI−Config)203は、PCIバス109のためのPCIのコンフィグレジスタ、PCI用マスタユニット(PCI−Master)204はPCIバス109のバスマスタ機能を実行するユニット、PCIアービタ201はPCIバス109へのアクセスを調停するものである。PCIユニット200は、PCIバス109のバスプロトコルを実行するユニット(インタフェース部)であり、本実施の形態の場合、エンジン部110及びファクシミリ制御部140をコントローラ120に対して接続する機能を果たす。アービタ213は、メモリコントローラ214による制御の下に、各部のローカルメモリ(MEM−C)130へのアクセスを調停する。
【0038】
2個の回転器216,217は、画像データの指定された角度での回転処理を行うもので、各々2個のDMACを有している。ここで、DMACは、ローカルメモリ(MEM−C)130に対してDMA転送するためのDMAコントローラである。
【0039】
2個の圧縮伸長器207,208は、画像データの圧縮又は伸長を行うユニットであり、DMACを介してアービタ213と接続されている。圧縮伸長器207,208は内部でセレクタ206を介してビデオ出力部127と接続され、ローカルメモリ(MEM−C)130に格納されている圧縮された画像データを読み出して伸長した後に、ローカルメモリ(MEM−C)130に書き戻すことなく、直接、ビデオ出力部127(第1の変換器128)にデータを渡すことができるように構成されている。これによって、ローカルメモリ(MEM−C)130に余分な作業領域や余分なバンド幅を消費することなく、エンジン部110やファクシミリ制御部140に画像データを出力することができるように構成されている。ここに、セレクタ206は、圧縮又は伸長した画像データを直接HDD123との間で転送するためのバスのセレクタであり、かつ、伸長した画像データを直接ビデオ出力部127(第1の変換器128)に渡すためのセレクタでもある。
【0040】
ビデオ入力部211は、エンジン部110やファクシミリ制御部140からPCIバス109を介して画像データを入力するものであり、緩衝バッファ用のFIFOにより構成され、DMACを介してアービタ213に接続されている。結果的に、ビデオ入力部211は、このアービタ213を介してローカルメモリ(MEM−C)130やHDD123(HDDコントローラ205)側に接続されている。
【0041】
ビデオ出力部127は、画像をシフトさせるためのシフトユニット(SFT)とPCIのバースト転送に対応するための緩衝バッファ用のFIFOとにより構成されている。ここで、画像データの両面印刷がユーザから指定された場合、画像データを回転器216,217によって180°回転させてエンジン部110に出力させる必要がある。このような場合は、画像を短冊状のバンドに分解し、かつ、圧縮しておき、180°回転したときの先頭のバンドから順番に伸長する処理を行っている。ただし、圧縮伸長器207,208は0°方向の伸長しかできないため、一旦、0°方向で伸長してから、ビデオ出力部127によって、画像データを副走査方向と逆方向である180°方向から読み出している。これによって、バンド分のメモリで180°のビデオ出力が可能になる。
【0042】
HDDコントローラ205は、コマンドを発行するためのコマンドDMACとデータを転送するためのデータDMAC、HDD123との信号をやり取りするためのHDCとにより構成され、HDD123を2台まで接続できる構成とされている。なお、本実施の形態でHDD123を2台としているのは、スキャナ112やプロッタ113が白黒仕様の場合、その動作速度が100CPM前後であり、HDD123の処理能力として2台を並列に動作させることによりHDD単体の転送速度の2倍の転送速度を出すことができるので、白黒の複合機としては十分な転送速度であるためである。カラー仕様等を考慮し、さらに転送速度が必要な場合には、4台、8台の如く、2のべき乗で並列動作させればよい。
【0043】
さらに、ビデオ出力部127とともにプロッタ113やファクシミリ制御部140に対する出力経路中に設けられた第1の変換器128は、カラー画像データを白黒画像データに変換するカラー/モノクロ変換器(C/B)128a、多値画像データを任意倍率の画像データに変倍する倍率変換器(変倍)128b、多値画像データをファクシミリ送信の相手機の能力に合わせて変換する解像度変換器(DPIC)128c、多値画像データを2値画像データに変換する2値化変換器(BIN)128dを備えるとともに、3個のDMACを備えてアービタ213に接続されている。
【0044】
第2の変換器(CONV)129も、画像データを外部インタフェース部へ出力する際には出力相手機に合わせた画像データに変換する第1の変換器128と同様な画像データ変換機能を有しており(詳細は特に図示せず)、4個のDMACを備えてアービタ213に接続されている。
【0045】
つづいて、エンジン部110の構成の一例を図3に示すブロック図を参照して説明する。まず、スキャナ112側の系列として、画像読取素子となるCCD300が設けられており、このCCD300から読込まれたアナログ信号をデジタル信号に変換し、シェーディング補正、MTF補正、γ補正などを行う画像処理部301が設けられている。また、画像のシフトや切り出しを行う画像シフトユニットであるSFT302や、多値画像を符号に変換するユニットであるエンコーダ(ENC)303も設けられている。PCIユニット304は、PCIのバスプロトコルを実行する部分とDMACとにより構成され、画像データをコントローラ120側に転送する。また、コントローラ120側からのコマンドをエンジン部110に伝えるユニットでもある。従って、本実施の形態では、従来のスキャナ系列の場合と異なり、その画像データパス上に、画像データに対してカラー画像データを白黒画像データに変換するカラー/モノクロ変換器等の画像データ変換器を備えない構成とされ、これらの変換器を前述のようにコントローラ120側のコントローラ用ASIC−C124が第1の変換器128として備える構成とされている。
【0046】
一方、プロッタ113側の系列として、符号を復号して元の画像データに戻すユニットであるデコーダ(DEC)308や、出力時に画像のシフトや切り出しを行うユニットであるSFT307や、出力する画像に階調処理、γ補正等を行う画像処理ユニットである画像処理部306や、レーザビームを用いて感光体上に描画するユニットであるLDB305が設けられている。
【0047】
また、ファクシミリ制御部(FCU)140中のファクシミリ用ASIC−F142の構成の一例を図4に示すブロック図を参照して説明する。このファクシミリ用ASIC−F142は、通信制御部143側に接続されるDMAC400と、多値画像の符号化用のJPEGユニット401、2値画像の符号化用のJBIGユニット402と、これらが接続されたアービタ403と、ファクシミリ用メモリ(MEM−F)146に接続されたメモリコントローラ404と、画像データ入出力用のFIFOメモリ405,406と、圧縮伸長器144の機能を果たすDRユニット407、DCユニット408と、FIFOメモリ405,406とPCIバス109との間を接続するPCIユニット409とを備えている。JPEGユニット401、JBIGユニット402は各々2個のDMACを備え、FIFOメモリ405,406は各々1個のDMACを備え、DRユニット407、DCユニット408は各々3個のDMACを備えてアービタ403に接続されている。
【0048】
このように構成された本実施の形態の複合機100において、画像データ再利用のための登録動作を伴う各種動作モード時のデータの流れ等について説明する。
【0049】
まず、コピーモード時のコントローラ用ASIC−C124における登録動作と出力動作について図5を参照して説明する。ユーザが所望の原稿をエンジン部110のスキャナ112にセットし、操作部121からコピー出力と画像登録を設定し動作開始を指示した場合、スキャナ112で読取られたスキャナ画像データは画像処理部115によりA/D変換、主走査方向、副走査方向のシフト処理等の必要な処理が施され、PCI部116からPCIバス109、コントローラ用ASIC−C124中のPCIユニット200、PCIターゲット202、ビデオ入力部211、アービタ213、及び、メモリコントローラ214を経由して、コントローラ120中のローカルメモリ(MEM−C)130の領域Aに一時的に保存される。ローカルメモリ(MEM−C)130への読込みが終了すると、コントローラ120は、エンジン部110に対して画像データの出力指示を発行し、エンジン部110は指示に従って、PCIのリードトランザクションを発生し、コントローラ用ASIC−C124に対してリード要求を出す。
【0050】
コントローラ用ASIC−C124はこの要求に応じてローカルメモリ(MEM−C)130から画像データを読出して、メモリコントローラ214、アービタ213、第1の変換器128、ビデオ出力部127、PCIターゲット202、PCIユニット200、PCIバス109を介してエンジン部110中のプロッタ113の系列に送る処理を開始する。この時、ユーザによる変倍指定があれば指定された倍率でローカルメモリ(MEM−C)130からのスキャナ画像データに対して第1の変換器128中の倍率変換器(変倍)128bが変倍処理を行うことになる。
【0051】
画像データの出力開始後、コントローラ120は画像登録処理としてローカルメモリ(MEM−C)130にある画像データをメモリコントローラ214、アービタ213、HDDコントローラ205、圧縮/伸長器207,208又はセレクタ206経由でHDD123へ転送し格納させる登録処理を行う。ここで転送される画像データは2値化処理、変倍処理等の変換処理を経ていない高解像度の多値画像データである原画像データであり、登録情報には、ユーザが指定した変倍率等の設定値情報が当該画像データと併せて登録される。
【0052】
これによって、ユーザがこのHDD123に格納された文書データを再利用する場合、元の原稿に忠実な原画像を利用することができる。また、第1の変換器128が切換え制御部としてのコントローラ用ASIC−C124の内部に設けられているので、出力先の切換え制御の際に画像データ変換処理も同じコントローラ用ASIC−C124内で行わせることができ、HDD123への登録動作とプロッタ113への出力動作とを同時かつ高速で行わせることができる。
【0053】
次に、ファクシミリ送信モード時の登録動作とファクシミリ送信動作について図6を参照して説明する。ユーザにより、画像登録と相手先のアドレスと送信解像度とが設定され、動作開始が指示された場合、スキャナ112で読取られたスキャナ画像データがローカルメモリ(MEM−C)130に一時的に保存されるまでの処理は、図5で説明した場合と同様である。
【0054】
引き続き、コントローラ120はファクシミリ制御部(FCU)140に対して画像データの送信開始の指示を発行し、指示を受けてファクシミリ制御部140はPCI部145からリードトランザクションを発生し、コントローラ用ASIC−C124にリード要求を出す。コントローラ用ASIC−C124は要求に応じてローカルメモリ(MEM−C)130から画像データを読出し、メモリコントローラ214、アービタ213、第1の変換器128、ビデオ出力部127、PCIターゲット202、PCIユニット200、PCIバス109を介してファクシミリ制御部140に送る処理を開始する。この時、ローカルメモリ(MEM−C)130から読出されたスキャナ画像データに対し、ユーザによって設定された送信解像度か又は送信相手先の受信能力で指示された解像度への変換を解像度変換器128c、また、送信相手先の受信能力を受けて多値画像を2値化する必要があれば2値化処理を2値化変換器128d、スキャナ画像がRGBカラー画像であり相手先が白黒のみ受付ける時にはカラー/白黒変換をカラー/モノクロ変換器128aによって実行する。このように画像データ変換処理が施された画像データはファクシミリ制御部140内でPCI部145(PCI409、FIFO405)を経由してバッファメモリとしてのファクシミリ用メモリ(MEM−F)146に一旦格納された後、圧縮伸長器144において2値画像ではJBIGユニット402によりMH,MR,MMR,JBIG等の符号化処理され、多値画像ではJPEGユニット401によりJPEG等符号化処理されて、DMAC400、通信制御部143を経由して相手先に送信される。
【0055】
ファクシミリ制御部140への画像データの出力開始後、コントローラ120は画像登録処理としてローカルメモリ(MEM−C)130にある画像データをメモリコントローラ214、アービタ213、HDDコントローラ205、圧縮/伸長器207,208又はセレクタ206経由でHDD123へ転送し格納させる登録処理を行う。ここで転送される画像データは白黒変換処理、解像度変換処理等の変換処理を経ていない高解像度の多値画像データである原画像データであり、登録情報には、ユーザが指定した送信解像度等の設定値情報が画像データと併せて登録される。
【0056】
これによって、ユーザがこのHDD123に格納されたファクシミリ送信文書データを再利用する場合、元の原稿に忠実な原画像を利用することができる。また、第1の変換器128が切換え制御部としてのコントローラ用ASIC−C124の内部に設けられているので、出力先の切換え制御の際に画像データ変換処理も同じコントローラ用ASIC−C124内で行わせることができ、HDD123への登録動作とファクシミリ制御部140への出力動作とを同時かつ高速で行わせることができる。
【0057】
なお、上述のファクシミリ送信モードは直接送信モードを想定し、スキャナ画像データをコントローラ用ASIC−C124により一旦ローカルメモリ(MEM−C)130に格納しながら順次符号化してHDD123に格納すると同時に、第1の変換器128を通して相手機の記録能力に合わせて画像データ変換処理を施してコントローラ用ASIC−C124によりファクシミリ制御部140に出力させるようにしたが、メモリ送信モード時の場合であれば、スキャナ画像データをコントローラ用ASIC−C124により一旦ローカルメモリ(MEM−C)130に格納しながら順次符号化してHDD123に格納した後、当該スキャナ画像データをHDD123から読み出して第1の変換器128を通して相手機の記録能力に合わせて画像データ変換処理を施してコントローラ用ASIC−C124によりファクシミリ制御部140に出力させるようにすればよい。
【0058】
また、スキャナ画像データのHDD123への登録動作のみを図5や図6から抽出した画像データの流れを図7に示す。ここで、登録されるスキャナ画像データは、コピーモード時の画像データ、ファクシミリ送信時の画像データ、スキャナモード時の画像データの区別なしに全て共通のフォーマットでHDD123に画像登録されることになる。
【0059】
さらに、HDD123に登録された画像データをユーザがファクシミリ送信用に再利用する場合のみを抽出した画像データの流れの一例を図8に示す。登録されている画像データは元の原稿に忠実な原画像で有るため、登録されている画像データを前回とは機能の異なる相手先に送る時など、再利用時の送信先が高解像度で受信可能であった場合にも解像度変換による画像劣化を招くことなしに送信を行うことができる等、再利用時の利便性が向上する。
【0060】
次に、スキャナモード時のコントローラ用ASIC−C124における画像変換処理について説明する。スキャナモード時には、プロッタ113又はファクシミリ制御部140への出力を行わないため、ビデオ出力部127に直結した第1の変換器128を利用せずに、第2の変換器129により画像データ変換処理が行われる。スキャナ機能としては、スキャナ112で読取った画像をHDD123へ画像登録する機能と、HDD123への登録と同時に画像データ受信機能のあるホストPC(図示せず)へASIC126の外部インタフェース部を介して画像データを送信する機能とがある。
【0061】
図9を参照してスキャナモード時の画像登録動作と外部インタフェース部への出力動作における画像データの流れを説明する。ユーザが原稿をエンジン部110のスキャナ112にセットし、操作部121からスキャナ読取り条件、送信先、画像登録実行を設定し動作開始を指示した場合、スキャナ112で読取られたスキャナ画像データは画像処理部115によりA/D変換、主走査方向、副走査方向のシフト処理等の必要な処理が施され、PCI部116からPCIバス109、コントローラ用ASIC−C124中のPCIユニット200、PCIターゲット202、ビデオ入力部211、アービタ213、及び、メモリコントローラ214を経由して、コントローラ120中のローカルメモリ(MEM−C)130に一時的に保存される。
【0062】
読取りが終了したならローカルメモリ(MEM−C)130に格納された画像データを、スキャナ読取り条件に従い第2の変換器129によって画像データ変換処理を施しASIC126に転送する。スキャナ読取り条件としてはスキャナ解像度、白黒変換、変倍等があり、第2の変換器129においてこれらの画像データ変換処理が第1の変換器128の場合と同様に行われる。ASIC126に送られた画像はASIC126内でTIF形式の画像データに変換され、ネットワークインタフェースなどの外部インタフェース部を通しホストPC(図示せず)に送信される。
【0063】
一方、スキャナ画像データのHDD123への登録動作としては、ASIC126への画像出力開始後、コントローラ120は画像登録処理としてHDD123へローカルメモリ(MEM−C)130にある画像データをメモリコントローラ214、アービタ213、HDDコントローラ205、圧縮/伸長器207,208又はセレクタ206経由でHDD123へ転送し格納させる。
【0064】
ここで転送される画像データは高解像度の多値画像データである原画像で、スキャナ読取り条件が登録情報として画像データと併せて登録される。この登録された画像をユーザが再利用する場合、例えば他のホストPCに対して異なった読取り条件で送信する時など、登録されている画像が元の原稿に忠実な原画像であるため、再利用時の利便性が向上する。
【0065】
なお、図10に示すように、ネットワークインタフェースなどの外部インタフェース部から入力された画像データを、一旦、ローカルメモリ(MEM−C)130に格納させた後、HDD123に登録する一方、第2の変換器129によって画像データ変換処理を施しASIC126に転送し、ネットワークインタフェースなどの外部インタフェース部を通しネットワーク上に送信させる場合にも適用できる。このようなケースは、例えば、ネットワークファクシミリ装置として或るネットワークファクシミリ装置から送信された画像データを中継し、必要な画像データ変換処理を施してさらに他のネットワークファクシミリ装置に転送させるような場合が相当する。
【0066】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、スキャナ画像データ等の画像データに対して画像データ変換処理を施す画像変換器をコントローラ内でプロッタ又はファクシミリ制御部に対するデータ出力経路中に備えるので、画像メモリに格納する画像データとしては画像データ変換処理の施されていない原画像の画像データの状態で格納させることができ、再利用に際しては所望の画像データ変換処理が可能となるため、再利用の利便性を向上させることができ、また、目的とするプロッタやファクシミリ制御部に対する出力に際しては、コントローラ内の画像変換器を通すことにより所望の画像変換処理後の画像データの状態で直接的に出力させることができる。
【0067】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の画像形成装置において、白黒仕様のスキャナ及びプロッタを備える構成においても、画像メモリに格納される画像データとしては、例えば2値化変換されていない多値・高解像度の画像データとすることができ、その画像データに対して2値化等の所望の画像データ変換処理を施して再利用することが可能となり、その利便性を向上させることができる。
【0068】
請求項3記載の発明によれば、請求項1記載の画像形成装置において、例えばカラー原稿の読取り送信に際して送信相手機が白黒仕様の場合であっても、画像メモリに対しては白黒画像データに変換されていないカラー画像データのまま格納させておくことが可能となり、そのカラー画像データに対して所望の画像データ変換処理を施して再利用することが可能となり、その利便性を向上させることができる。
【0069】
請求項4記載の発明によれば、請求項1ないし3の何れか一記載の画像形成装置において、画像変換器として、これらのカラー/モノクロ変換器、倍率変換器、解像度変換器、或いは2値化変換器を備えるので、ファクシミリ通信等に必要な変換機能を確保することができる。
【0070】
請求項5記載の発明によれば、請求項1ないし4の何れか一記載の画像形成装置において、画像変換器がASIC構成の切換え制御部の内部に設けられているので、出力先の切換え制御の際に画像データ変換処理も同じ切換え制御部内で行わせることができ、画像メモリへの登録動作とプロッタやファクシミリ制御部等への出力動作とを同時かつ高速で行わせることができる。
【0071】
請求項6記載の発明によれば、請求項1ないし5の何れか一記載の画像形成装置において、画像メモリへの画像データの登録動作を伴う直接送信モードによる出力動作を支障なく行わせることができる。
【0072】
請求項7記載の発明によれば、請求項1ないし5の何れか一記載の画像形成装置において、画像メモリへの画像データの登録動作を伴うメモリ送信モードによる出力動作を支障なく行わせることができる。
【0073】
請求項8記載の発明によれば、請求項1ないし7の何れか一記載の画像形成装置において、画像メモリへの画像データの登録動作を伴うコピーモードによる出力動作を支障なく行わせることができる。
【0074】
請求項9記載の発明によれば、請求項1ないし8の何れか一記載の画像形成装置において、プロッタやファクシミリ制御部に出力せず、スキャナモード等のように外部インタフェース部に出力する際には、第2の画像変換器を通すことで所望の画像変換処理後の画像データの状態で出力させることができ、この際にも、画像メモリに格納させる画像データとしては画像データ変換処理の施されていない原画像の画像データの状態で格納させることが可能となり、再利用に際しては所望の画像データ変換処理が可能となるため、再利用の利便性を向上させることができる。
【0075】
請求項10記載の発明によれば、請求項9記載の画像形成装置において、第2の画像変換器として、これらのカラー/モノクロ変換器、倍率変換器、解像度変換器、或いは2値化変換器を備えるので、スキャナモード等に必要な変換機能を確保することができる。
【0076】
請求項11記載の発明によれば、請求項9又は10記載の画像形成装置において、第2の画像変換器がASIC構成の切換え制御部の内部に設けられているので、出力先の切換え制御の際に画像データ変換処理も同じ切換え制御部内で行わせることができ、画像メモリへの登録動作とスキャナモード等による出力動作とを同時かつ高速で行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の複合機の全体構成の概略を示すブロック図である。
【図2】コントローラ用ASIC−Cの構成例を示すブロック図である。
【図3】エンジン部の構成例を示すブロック図である。
【図4】ファクシミリ用ASIC−Fの構成例を示すブロック図である。
【図5】コピーモード時のデータの流れを示すブロック図である。
【図6】ファクシミリ送信モード時のデータの流れを示すブロック図である。
【図7】スキャナ画像データの登録時のデータの流れを示すブロック図である。
【図8】登録されたスキャナ画像データの出力動作時のデータの流れを示すブロック図である。
【図9】スキャナモード時のデータの流れを示すブロック図である。
【図10】外部からのデータ入力−外部へのデータ出力時のデータの流れを示すブロック図である。
【符号の説明】
110   エンジン部
112   スキャナ
113   プロッタ
120   コントローラ
123   画像メモリ
125   メインCPU
126   画像処理用集積回路
128   画像変換器
128a  カラー/モノクロ変換器
128b  倍率変換器
128c  解像度変換器
128d  2値化変換器
129   第2の画像変換器
130   バッファメモリ
140   ファクシミリ制御部
143   ファクシミリ通信制御部
144   圧縮伸長機能部
200   インタフェース部

Claims (11)

  1. メインCPU及び画像処理用集積回路を有して全体を制御するコントローラに、スキャナ及びプロッタを有するエンジン部と、ファクシミリ通信制御部及びファクシミリ通信用の圧縮伸長機能部を有するファクシミリ制御部とを接続した画像形成装置であって、
    前記コントローラは、
    前記エンジン部及び前記ファクシミリ制御部を接続するインタフェース部と、
    前記スキャナで読込まれ前記インタフェース部を介して入力されるスキャナ画像データ又は外部との接続を行う外部インタフェース部から入力される画像データが格納される画像メモリと、
    前記メインCPU及び前記画像メモリに接続され、前記スキャナ画像データをプロッタ画像データとして前記プロッタに出力するか、前記スキャナ画像データを前記ファクシミリ制御部に出力するか、前記スキャナ画像データを前記外部インタフェース部に出力するか、前記外部インタフェース部から入力された画像データをプロッタ画像データとして前記プロッタに出力するか、前記外部インタフェース部から入力された画像データを前記ファクシミリ制御部に出力するかを切換え制御する切換え制御部と、
    前記プロッタ又は前記ファクシミリ制御部に対するデータ出力経路中に設けられて画像データに対して画像データ変換処理を施す画像変換器と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記スキャナ及び前記プロッタは白黒仕様のスキャナ及びプロッタである請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記スキャナ及び前記プロッタはカラー仕様のスキャナ及びプロッタである請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記画像変換器は、カラー画像データを白黒画像データに変換するカラー/モノクロ変換器と、多値画像データを任意の倍率の画像データに変換する倍率変換器と、多値画像データを相手機の記録能力に合わせて変換する解像度変換器と、多値画像データを2値画像データに変換する2値化変換器と、のうちの少なくとも一つを備える請求項1ないし3の何れか一記載の画像形成装置。
  5. 前記画像変換器は、前記メインCPUが接続されたASIC構成の前記切換え制御部の内部に設けられている請求項1ないし4の何れか一記載の画像形成装置。
  6. 前記コントローラは、直接送信モード時には、前記スキャナ画像データを前記切換え制御部により一旦バッファメモリに格納しながら順次符号化して前記画像メモリに格納すると同時に、前記画像変換器を通して相手機の記録能力に合わせて画像データ変換処理を施して前記切換え制御部により前記ファクシミリ制御部に出力させる請求項1ないし5の何れか一記載の画像形成装置。
  7. 前記コントローラは、メモリ送信モード時には、前記スキャナ画像データを前記切換え制御部により一旦バッファメモリに格納しながら順次符号化して前記画像メモリに格納した後、当該スキャナ画像データを前記画像メモリから読み出して前記画像変換器を通して相手機の記録能力に合わせて画像データ変換処理を施して前記切換え制御部により前記ファクシミリ制御部に出力させる請求項1ないし5の何れか一記載の画像形成装置。
  8. 前記コントローラは、コピーモード時には、前記スキャナ画像データを前記切換え制御部により一旦バッファメモリに格納しながら順次符号化して前記画像メモリに格納すると同時に、前記画像変換器を通して画像データ変換処理を施して前記切換え制御部により前記プロッタに出力させる請求項1ないし7の何れか一記載の画像形成装置。
  9. 前記スキャナ画像データ又は前記外部インタフェース部から入力された画像データを前記外部インタフェース部に出力する際にその画像データに対して画像データ変換処理を施す第2の画像変換器を備える請求項1ないし8の何れか一記載の画像形成装置。
  10. 前記第2の画像変換器は、カラー画像データを白黒画像データに変換するカラー/モノクロ変換器と、多値画像データを任意の倍率の画像データに変換する倍率変換器と、多値画像データを相手機の記録能力に合わせて変換する解像度変換器と、多値画像データを2値画像データに変換する2値化変換器と、のうちの少なくとも一つを備える請求項9記載の画像形成装置。
  11. 前記第2の画像変換器は、前記メインCPUが接続されたASIC構成の前記切換え制御部の内部に設けられている請求項9又は10記載の画像形成装置。
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