JP3003602B2 - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP3003602B2 JP8316665A JP31666596A JP3003602B2 JP 3003602 B2 JP3003602 B2 JP 3003602B2 JP 8316665 A JP8316665 A JP 8316665A JP 31666596 A JP31666596 A JP 31666596A JP 3003602 B2 JP3003602 B2 JP 3003602B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信端末装置に関
し、より詳細には、データの圧縮・伸長機能を有するマ
スタユニット(たとえばファクシミリ装置本体)に複数
のスレーブユニット(たとえばデータ圧縮機能を有する
モデムボード,データ処理を行なうプリンタボード等)
がディジーチェーン接続されており、更にディジーチェ
ーンの最末端にデータを出力するスレーブユニット(た
とえばビットマップデータを出力するパーソナルコンピ
ュータ等)が接続された通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置本体に種々のオ
プションボード、たとえばG3ファクシミリ装置本体にG4
ファクシミリ機能のオプションボードあるいはプリンタ
のオプションボードをディジーチェーン接続して機能拡
張する場合があった。この場合、G3ファクシミリ装置本
体がマスタユニットであり、他のオプションボードがス
レーブユニットとなって機能する。更に、近年ではその
ような通信端末装置にパーソナルコンピュータをもディ
ジーチェーン接続し、パーソナルコンピュータで作成し
たビットマップ画像データを一旦ファクシミリ装置本体
へ転送してプリンタのオプションボードを利用してプリ
ントアウトしたり、あるいはそのままファクシミリ送信
するような構成も考えられる。
【0003】図3にそのような、マスタユニットに複数
のスレーブユニットが接続され、更にパーソナルコンピ
ュータが接続された従来の通信端末装置の一構成例のブ
ロック図を示す。
【0004】図3において、参照符号1はマスタユニッ
ト1を示しており、複数(この例では2個)のスレーブ
ユニット2-1, 2-2及びパーソナルコンピュータ3がこの
順にディジーチェーン接続されている。なお、スレーブ
ユニット2-1, 2-2はマスタユニット1に対して脱着可能
なオプションボードまたはマスタユニット1の基板上に
固定された集積回路等、種々の形態をとることが可能で
あるが、いずれの場合においてもマスタユニット1に対
してディジーチェーン接続されている。
【0005】マスタユニット1内には、少なくともCPU
10及びメモリ11が備えられている。また、各スレーブユ
ニット2-1, 2-2内にもそれぞれ、少なくともCPU 20-1,
20-2及びDPRAM(デュアルポートRAM)21-1, 21-2が備えら
れている。そして、マスタユニット1と各スレーブユニ
ット2-1, 2-2とはそれぞれのDPRAM 21-1, 21-2を介して
非同期でデータ転送を行なう。
【0006】なお、参照符号B-0 はマスタユニット1と
スレーブユニット2-1 のDPRAM 21-1とを接続するバスラ
インであり、マスタユニット1内においてはCPU 10及び
メモリ11と接続している。また参照符号B-1 はスレーブ
ユニット2-1 とスレーブユニット2-2 のDPRAM 21-2とを
接続するバスラインであり、スレーブユニット2-1 内に
おいてはCPU 20-1及びDPRAM 21-1と接続している。更
に、参照符号B-2 はスレーブユニット2-2 とパーソナル
コンピュータ3とを接続するバスラインであり、スレー
ブユニット2-1 内においてはCPU 20-2及びDPRAM 21-1と
接続している。
【0007】このようなマスタユニット1に複数のスレ
ーブユニット2-1, 2-2がディジーチェーン接続された従
来の通信端末装置において、ディジーチェーン接続の最
末端に接続されたパーソナルコンピュータ3からマスタ
ユニット1へデータを送信する場合には以下のようにし
てデータ転送が行なわれる。パーソナルコンピュータ3
から出力されたデータは第2段目のスレーブユニット2-
2 のDPRAM 21-2に一旦書き込まれる。次には、このスレ
ーブユニット2-2 のDPRAM 21-2からデータが読み出され
て第1段目のスレーブユニット2-1 のDPRAM 21-1に一旦
書き込まれる。そして最後に、スレーブユニット2-1 の
DPRAM 21-1からデータが読み出されてマスタユニット1
のメモリ11に書き込まれる。
【0008】以上のようにして、パーソナルコンピュー
タ3から出力されたデータが各スレーブユニット2-2, 2
-1間を順次的に転送されて目的とするマスタユニット1
にまで到達するが、この間にデータの加工等の処理は一
切行なわれない。従って、パーソナルコンピュータ3か
ら出力されたデータがたとえばビットマップデータのよ
うなデータ量の非常に大きいデータであるような場合に
は種々の問題が発生することになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、マスタユ
ニットに複数のスレーブユニットをディジーチェーン接
続した従来の通信端末装置では、送信されるべきデータ
を中継するスレーブユニットではそのスレーブユニット
の処理能力をデータ中継に割くため、それぞれのスレー
ブユニットに本来固有の処理を行なうための能力が低下
する。また、データの転送速度自体もディジーチェーン
接続でない場合に比して遅くなるという問題があった。
【0010】更に、近年のファクシミリ装置及びパーソ
ナルコンピュータの一般家庭への普及に伴って、ファク
シミリ装置をパーソナルコンピュータのプリンタとして
利用するという接続形態が考えれる。この場合には、フ
ァクシミリ装置をマスタユニットとし、パーソナルコン
ピュータをスレーブユニットとしてディジーチェーン接
続することになる。しかし、このような接続形態におい
ては、マスタユニットであるファクシミリ装置本体から
見て最終段にパーソナルコンピュータがディジーチェー
ン接続されることになるが、たとえばパーソナルコンピ
ュータからビットマップ形式のイメージデータをファク
シミリ装置へ送信してプリンタボードを利用してプリン
トアウトしたり、あるいはそのままファクシミリ通信す
る機会が多くなると考えられる。そのような場合には、
キャラクタコードのようなデータに比してより転送デー
タ量が多くなるため、上述の問題はより深刻になる。
【0011】ところで上述のような、マスタユニットと
してのファクシミリ装置本体にディジーチェーン接続さ
れているスレーブユニットにモデムボードが含まれる場
合、モデムは通常は種々のデータ圧縮機能を有している
ため、パーソナルコンピュータから送信されたイメージ
データをモデムで圧縮した上でマスタユニットへ送信す
るという手法が考えられる。特に、マスタユニットがフ
ァクシミリ装置である場合には、本来ファクシミリ装置
が行なうべきデータ圧縮をモデムボードで先行して行な
った上でファクシミリ装置へ転送すれば、ファクシミリ
装置の負荷が軽減されるという利点も考えられる。
【0012】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、マスタユニットにモデムボードを含む複数
のスレーブユニットがディジーチェーン接続されてお
り、更にマスタユニットから見て最終段にパーソナルコ
ンピュータが接続されている場合に、パーソナルコンピ
ュータから出力されたイメージデータをスレーブユニッ
トとしてのモデムボードにおいて圧縮した上でマスタユ
ニットへ転送することにより、データを中継するスレー
ブユニットの本来固有のデータ処理能力を低下させるこ
となく、またデータ転送速度をそれほどには低下させる
こともなしにデータの転送を行ない得ると共に、異なる
通信方式で外部へ送信することも可能にした通信端末装
置の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る通信端末装
置は、データ圧縮・伸長機能を有するマスタユニット
、データ圧縮機能を少なくとも有する一つのスレーブ
ユニットと、データを出力する他のスレーブユニットと
を備え、これらのユニットがこの順にディジーチェーン
接続されており、前記他のスレーブユニットから出力さ
れたデータを前記一つのスレーブユニットで圧縮して前
記マスタユニットへ転送すべくなしてあり、前記マスタ
ユニット及び前記一つのスレーブユニットはディジーチ
ェーンの外部への通信能力を有し、前記他のスレーブユ
ニットから出力されたデータを、前記一つのスレーブユ
ニットで圧縮してマスタユニットへ一旦転送した後、前
記一つのスレーブユニットへ再転送してディジーチェー
ンの外部へ送信すべくなしてあることを特徴とする。
【0014】
【0015】
【0016】本発明に係る通信端末装置では、前記他の
スレーブユニットから出力されたデータが前記一つのス
レーブユニットで圧縮されてマスタユニットへ転送さ
れ、そのまま外部へ送信され、または伸長されて前述の
他のスレーブユニットで処理される。
【0017】
【0018】更に、前記他のスレーブユニットから出力
されたデータが、前記一つのスレーブユニットで圧縮さ
れてマスタユニットへ一旦転送された後、前記一つのス
レーブユニットへ再転送されてここから圧縮データとし
て外部へ送信される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係る通信
端末装置の一構成例を示すブロック図である。
【0020】図1において、参照符号1はマスタユニッ
トを示しており、少なくともCPU 10とメモリ(RAM)11 と
符号化/復号化回路(CODEC)40 と網制御回路(NCU)50 と
が備えられている。なお、網制御回路50は外部の公衆回
線網に接続されている。即ち、このマスタユニット1は
ファクシミリ装置本体として機能するために必要な構成
を備えている。
【0021】ファクシミリ装置本体であるマスタユニッ
ト1には、複数(図1に示されている例では二つ)のス
レーブユニット2-1, 2-2がディジーチェーン接続されて
いる。但し、この例においては、スレーブユニット2-1
には少なくともCPU 20-1とDPRAM 21-1と符号化/復号化
回路40-1と網制御回路50-1とが備えられている。なお、
網制御回路50-1は外部の公衆回線網に接続されている。
即ち、このスレーブユニット2-1 はモデムボードとして
機能するために必要な構成を備えている。また、スレー
ブユニット2-2 には少なくともCPU 20-2とDPRAM 21-2と
プリンタインタフェイス(I/O)60 とが備えられている。
なお、プリンタインタフェイス60は図示されていないプ
リンタに適宜のケーブルを介して接続されている。即
ち、このスレーブユニット2-2 はプリンタボードとして
機能するために必要な構成を備えている。
【0022】マスタユニット1とスレーブユニット2-1
とはバスラインB-0 で接続されている。より具体的に
は、マスタユニット1内のCPU 10, 符号化/復号化回路
40及び網制御回路50と、スレーブユニット2-1 内のDPRA
M 21-1とがバスラインB-0 により接続されている。ま
た、スレーブユニット2-1 とスレーブユニット2-2 とは
バスラインB-1 で接続されている。より具体的には、ス
レーブユニット2-1 内のCPU 20-1, 符号化/復号化回路
40-1及び網制御回路50-1と、スレーブユニット2-2内のD
PRAM 21-2とがバスラインB-1 により接続されている。
【0023】更に、スレーブユニット2-2 にはパーソナ
ルコンピュータ3がディジーチェーンされている。具体
的には、スレーブユニット2-1 内のCPU 20-2とパーソナ
ルコンピュータ3とがバスラインB-2 により接続されて
いる。従って、パーソナルコンピュータ3もこの図1に
示されている構成においてはスレーブユニットとしてマ
スタユニット1にディジーチェーン接続されていること
になる。
【0024】このような図1に示されている本発明の通
信端末装置において、パーソナルコンピュータ3から1
ページのビットマップ画像データを出力してスレーブユ
ニット2-2 であるプリンタボードによりプリントアウト
する場合のデータ転送について、その状態を示す図2の
模式図を参照して以下に説明する。
【0025】なおここでは、ファクシミリ装置本体とし
てのマスタユニット1と、モデムボードとしてスレーブ
ユニット2-1 とは同一方式のデータ圧縮機能 (符号化機
能)を有しており、更にマスタユニット1がそのデータ
圧縮機能に対するデータ伸長機能 (復号化機能) を有し
ている必要があることは言うまでもない。たとえば、フ
ァクシミリ装置本体であるマスタユニット1にはMH, M
R, MMR 等のファクシミリ通信の規格で定められている
符号化・復号化方式の機能を有していることは勿論であ
るが、スレーブユニット2-1 がモデムボードである場合
には通常はそのような機能を有している。また、上述の
ようなファクシミリ通信用のデータ圧縮・伸長機能のみ
ならず、JBIG(Joint BIlevel experts Group), JPEG(Jo
int Photographic Experts Group) 等のような画像圧縮
・伸長機能であってもよい。
【0026】まず、パーソナルコンピュータ3が1ペー
ジのビットマップ画像データのプリントアウトを要求す
る信号と、プリントアウトすべきビットマップ画像デー
タそのものとを出力する。これらの信号及びビットマッ
プ画像データはバスラインB-2 を経由してプリンタボー
ドであるスレーブユニット2-2 のDPRAM 21-2に書き込ま
れる。モデムボードであるスレーブユニット2-1 のCPU
20-1はバスラインB-1を介してスレーブユニット2-2 のD
PRAM 21-2の内容を定期的にチェックしており、マスタ
ユニット1へのデータ転送要求の信号が書き込まれてい
ることを検出するとその信号とそれに関係するデータ
(この場合はプリントアウトすべきビットマップ画像デ
ータそのもの) をスレーブユニット2-2 のDPRAM 21-2か
ら読み出してバスラインB-1 を介して自身のDPRAM 21-1
に一旦格納した後、符号化/復号化回路40-1でライン単
位で符号化圧縮して符号データとして自身のDPRAM 21-1
に再度格納する。
【0027】ファクシミリ装置本体であるマスタユニッ
ト1はバスラインB-0 を介してモデムボードであるスレ
ーブユニット2-1 のDPRAM 21-1の内容を定期的にチェッ
クしており、パーソナルコンピュータ3からのプリント
アウトを要求する信号が書き込まれていることを検出す
るとその信号に関係するデータ (パーソナルコンピュー
タ3から出力されたビットマップ画像データを符号化圧
縮した符号データデータ) をスレーブユニット2-1 のDP
RAM 21-1から読み出してバスラインB-0 を介して自身の
メモリ11に一旦格納する。
【0028】このようにしてファクシミリ装置本体であ
るマスタユニット1は自身のメモリ11にデータ、即ちパ
ーソナルコンピュータ3から出力されたビットマップ画
像データを符号化圧縮した符号データが格納されると、
マスタユニット1のCPU 10がそのデータがパーソナルコ
ンピュータ3によりプリンタボードであるスレーブユニ
ット2-2 によるプリントアウトが要求されていることを
認識するので、メモリ11からデータを順次読み出して自
身の符号化/復号化回路40により復号化して伸長するこ
とによりライン単位の2値データに変換しつつバスライ
ンB-0 を介してモデムボードであるスレーブユニット2-
2 のDPRAM 21-1に書き込むと共に、スレーブユニット2-
2 のCPU 20-2に対して割り込み信号を与える。
【0029】マスタユニット1から割り込み信号が与え
られると、スレーブユニット2-1 のCPU 20-1はプリンタ
ボードであるスレーブユニット2-2 に割り込み信号を与
えると共に自身のDPRAM 21-1に書き込まれている2値デ
ータを読み出してバスラインB-1 を介してスレーブユニ
ット2-2 のDPRAM 21-2に書き込む。スレーブユニット2-
2 では、自身のDPRAM 21-2にデータが書き込まれると、
そのデータをプリンタインタフェイス60から図示されて
いないプリンタへ出力してプリントアウトさせる。な
お、プリントアウトすべきビットマップ画像データが全
体として複数ページで構成されている場合には、ページ
数分だけ上述の処理が反復される。
【0030】このように、パーソナルコンピュータ3か
ら出力されたビットマップ画像データをプリンタボード
であるスレーブユニット2-2 によりプリントアウトする
場合には、パーソナルコンピュータ3から出力されたビ
ットマップ画像データが一旦ファクシミリ装置本体であ
るマスタユニット1のメモリ11に符号化された圧縮デー
タとして格納された後に再度復号化されてプリンタボー
ドであるスレーブユニット2-2 へ転送されること自体は
本発明の通信端末装置においても従来のそれにおいても
同様である。しかし、従来はファクシミリ装置本体であ
るマスタユニット1においてパーソナルコンピュータ3
から出力されたビットマップ画像データを符号化して圧
縮データとしてメモリ11に格納していたのを、本発明の
通信端末装置ではモデムボードであるスレーブユニット
2-1 において符号化した上でファクシミリ装置本体であ
るマスタユニット1へ転送し、そのメモリ11に格納する
ように構成している。
【0031】従って、少なくともスレーブユニット2-1
とマスタユニット1との間のデータ転送量が大幅に減少
し、それに伴ってデータ転送に要する時間も短縮され
る。このことは、図1に示されているような構成ではな
く、ファクシミリ装置本体であるマスタユニット1とモ
デムボードであるスレーブユニット2-1 との間に更に他
のスレーブユニットが幾つかディジーチェーン接続され
ているような場合を考えれば、ビットマップ画像データ
をそのまま転送する場合に比してデータ転送速度が格段
に向上することは明らかである。またそのような場合に
は更に、ファクシミリ装置本体であるマスタユニット1
とモデムボードであるスレーブユニット2-1 との間にデ
ィジーチェーン接続されているスレーブユニットにとっ
ても、それらに本来固有の機能がそれほどには低下する
ことなしにデータ転送を行なうことが可能になる。
【0032】また、パーソナルコンピュータ3から出力
されたビットマップ画像データをファクシミリメッセー
ジとして外部へ送信する場合においても、上述同様にモ
デムボードであるスレーブユニット2-1 において符号化
圧縮して符号データとしてマスタユニット1へ転送すれ
ば、マスタユニット1では符号化処理を行なう必要無し
に直ちに網制御回路50から外部回線へ送信することが可
能になる。なお、図1に示されている例において、マス
タユニット1がたとえばG3規格のファクシミリ装置であ
り、スレーブユニット2-1 がたとえばG4規格のファクシ
ミリモデム機能を有しているような場合には、G3規格の
ファクシミリ装置本体であるマスタユニット1からG4規
格のファクシミリモデム機能を有するスレーブユニット
2-1 へデータを再転送して送信を行なう。
【0033】なお、上述の実施の形態においては、デー
タの圧縮・伸長方法に関しては特に限定されるものでは
なく、ファクシミリ装置本体であるマスタユニット1及
びモデムボードであるスレーブユニット2-1 が複数の共
通したデータ圧縮・伸長機能を有している場合には、デ
ータの種類に応じて、あるいはその時々の事情に応じて
最適なデータ圧縮方法を選択するような構成も可能であ
る。
【0034】また、スレーブユニット2-1, 2-2の数も限
定される必要はない。更に、スレーブユニット2-1, 2-2
は脱着可能なオプションボードである必要はなく、ディ
ジーチェーンされていればたとえばマスタユニット1で
あるファクシミリ装置本体の基板に直接構成された集積
回路であってもよい。
【0035】
【発明の効果】以上に詳述した如く本発明に係る通信端
末装置によれば、マスタユニットとしてのファクシミリ
装置本体にディジーチェーン接続されているスレーブユ
ニットにモデムボードが含まれる場合、この一つのスレ
ーブユニットであるモデムは通常は種々のデータ圧縮機
能を有しているため、たとえば他のスレーブユニットで
あるパーソナルコンピュータから送信されたイメージデ
ータを一つのスレーブユニットであるモデムで圧縮した
上でマスタユニットであるファクシミリ送信本体へ送信
するように構成されている。特に、上述のようにマスタ
ユニットがファクシミリ装置である場合には、本来ファ
クシミリ装置本体が行なうべきデータ圧縮を一つのスレ
ーブユニットであるモデムボードで先行して行なった上
でマスタユニットであるファクシミリ装置本体へ転送す
ることが可能になるため、データを中継するスレーブユ
ニットの本来固有のデータ処理能力を低下させることな
く、またデータ転送速度をそれほどには低下させること
なしにデータの転送を行ない得る通信端末装置が実現さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信端末装置の一構成例を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の通信端末装置によるデータ転送の状態
を示す模式図である。
【図3】従来の通信端末装置の一構成例を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1 マスタユニット (ファクシミリ装置本体) 2-1 スレーブユニット (モデムボード) 2-2 スレーブユニット (プリンタボード) 3 スレーブユニット (パーソナルコンピュータ)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ圧縮・伸長機能を有するマスタユ
    ニット、データ圧縮機能を少なくとも有する一つのス
    レーブユニットと、データを出力する他のスレーブユニ
    ットとを備え、これらのユニットがこの順にディジーチ
    ェーン接続されており、前記他のスレーブユニットから
    出力されたデータを前記一つのスレーブユニットで圧縮
    して前記マスタユニットへ転送すべくなしてあり、前記
    マスタユニット及び前記一つのスレーブユニットはディ
    ジーチェーンの外部への通信能力を有し、前記他のスレ
    ーブユニットから出力されたデータを、前記一つのスレ
    ーブユニットで圧縮してマスタユニットへ一旦転送した
    後、前記一つのスレーブユニットへ再転送してディジー
    チェーンの外部へ送信すべくなしてあることを特徴とす
    る通信端末装置。
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