JPH04342014A - データ圧縮装置及び圧縮データを印刷する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は複数のデータ圧縮方式を
用いてデータを圧縮するデータ圧縮装置と、該圧縮デー
タを印刷する装置に関する。

【０００２】現在の電子計算機技術の進歩により、電子
計算機で取り扱うデータの種類が非常に多様化しており
、そのために取り扱うデータ量が膨大になりつつある。 データの伝送・蓄積にデータを効率的に圧縮する意義は
大きい。

【０００３】

【従来の技術】従来はホストコンピュータと印刷装置の
間が長い場合は電話回線やディジタル回線等を使いデー
タを転送していた。しかし，これらの回線を使うと通信
速度が遅いため転送に時間がかかり，そのため通信料金
も多くかかってしまう。そこで、印刷すべきデータを圧
縮して通信することが行われる。

【０００４】図４は従来のファクシミリ装置の構成図で
あり、図によって、従来の通信回線を用いてデータを転
送して印刷する装置の動作を説明する。図において、送
信側ファクシミリ装置は、１１の原稿を読み取りイメー
ジデータに変換する読取部と、１２の読み取られたイメ
ージデータを圧縮する圧縮部と、１３の圧縮されたイメ
ージデータを送信する送信部とからなり、受信側ファク
シミリ装置は、１４の送信側ファクシミリ装置から送信
された圧縮されたイメージデータを受信する受信部と、
１５の圧縮されたイメージデータを復元する復元部と、
１６の復元されたイメージデータを印刷する印刷部とか
らなり、送信側ファクシミリ装置と受信側ファクシミリ
装置とは１７の通信回線で接続される。送信側ファクシ
ミリ装置では読取部１１によって、印刷すべき原稿（図
示してない）を読み取る。読み取られたデータはイメー
ジとして、２進情報で圧縮部１２に入る。圧縮部１２で
該イメージデータは圧縮される。圧縮の方法は通常モデ
ファイドホフマン法が適用される。圧縮されたイメージ
データは送信部１３により通信回線１７を経由して受信
側ファクシミリ装置に転送される。受信側ファクシミリ
装置の受信部１４は圧縮されたイメージデータを受信し
て復元部１５に渡す。復元部１５は圧縮原理を逆に適用
してもとのイメージデータに復元する。復元されたイメ
ージデータは印刷部１６に渡され印刷される。

【０００５】ファクシミリ装置の場合は印刷すべきデー
タはイメージデータしかないので、圧縮することは容易
にできたが、印刷すべきデータが文字，イメージ，図形
等の複数のデータ形式からなる場合（　このようなデー
タをマルチメディアデータと呼ぶ）　であるときは、上
記の方法は使用できないという問題がある。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】すなわち、圧縮すべき
データがイメージデータのみである場合は、上記の例の
如く、一様に圧縮して処理することができるが、圧縮す
べきデータが文字，イメージ，図形等の複数のデータ形
式からなるマルチメディアデータであるときは、一様に
圧縮して処理することができない。本発明はこのような
点にかんがみて、マルチメディアデータを圧縮する手段
と、該圧縮データを印刷する手段を提供することを目的
とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記の課題は下記の如く
に構成されたデータ圧縮装置及び圧縮データを印刷する
装置によって解決される。図１は、本発明の原理図であ
る。

【０００８】データ圧縮装置は、文字，イメージ，図形
等の複数のデータ形式からなるマルチメディアデータ１
０の複数のデータ形式を識別して識別信号を出すデータ
識別手段２１と、該マルチメディアデータ１０を該デー
タ識別手段２１の識別信号により圧縮する方式を選択し
て圧縮するデータ圧縮手段２２と，該データ圧縮手段２
２により圧縮されたデータの先頭に該データ識別手段２
１の識別信号により圧縮方式情報を付けて出力する圧縮
情報付加手段２３と、該圧縮方式情報を付加した圧縮さ
れたデータを送出するデータ送出手段２４とを備えるよ
うに構成する。

【０００９】圧縮データを印刷する装置は上記データ圧
縮装置の出力を受け取り出力するデータ受取手段２５と
，圧縮データの先頭に付いている圧縮情報を読み取り圧
縮方式を識別し識別信号を出す圧縮情報読取手段２６と
，該識別信号に従い該データ受取手段（２５）の出力を
復元するデータ復元手段２７とを備えるように構成する
。

【００１０】

【作用】データ圧縮装置では、データ識別手段２１によ
り複数のデータ形式を含むマルチメディアデータ１０の
各データ形式を識別して識別信号を出し、データ圧縮手
段２２により該マルチメディアデータ１０を該データ識
別手段２１の識別信号に従って圧縮する方式を選択して
圧縮し，圧縮情報付加手段２３により圧縮されたデータ
の先頭に該データ識別手段２１の識別信号に従って圧縮
方式情報を付けて出力し、データ送出手段２４により該
圧縮方式情報を付加した圧縮されたデータを送出する。

【００１１】

【実施例】以下，図を用いて本発明の実施例を詳細に説
明する。図２は，本発明の実施例の構成図であり、図３
は本発明の実施例におけるデータ圧縮の例である。図２
において、３１は文字データを圧縮する文字データ圧縮
手段、３２はイメージデータを圧縮するイメージデータ
圧縮手段、３３は図形データを圧縮する図形データ圧縮
手段、３７は文字データを圧縮した時圧縮された文字デ
ータに文字圧縮情報を付加する文字圧縮情報付加手段、
３８はイメージデータを圧縮した時圧縮されたイメージ
データにイメージ圧縮情報を付加するイメージ圧縮情報
付加手段、３９は図形データを圧縮した時圧縮された図
形データに図形圧縮情報を付加する図形圧縮情報付加手
段であり、３１と３２と３３とでデータ圧縮手段２２を
構成し、また、３７と３８と３９とで圧縮情報付加手段
２３を構成する。また、３４は圧縮された文字情報を復
元する文字情報復元手段、３５は圧縮されたイメージデ
ータを復元するイメージ復元手段、３６は圧縮された図
形情報を復元する図形復元手段でありデータ復元手段２
７を構成する。その他、図４と同一符号の物は同一物で
ある。 又、図３において、４１は文字データであることを示し
、制御に必要な情報を持つ文字識別情報、４２はイメー
ジデータであることを示し、制御に必要な情報を持つイ
メージ識別情報、４３は図形データであることを示し、
制御に必要な情報を持つ図形識別情報、４４は印刷され
るべき文字データ、４５は印刷されるべきイメージデー
タ、４６は印刷されるべき図形データであり、１０は文
字データ４４とイメージデータ４５と図形データ４６で
構成するマルチメディアデータである。

【００１２】データ圧縮装置はマルチメディアデータ１
０の最初から順次処理してゆく。先ず文字識別情報４１
を取り込み、データ識別手段２１において文字データで
あると判定され、識別信号がデータ圧縮手段２２と圧縮
情報付加手段２３に送出される。この識別信号に従って
データ圧縮手段２２では文字データ圧縮手段３１を選択
し、文字データ４４を文字データ圧縮手段３１で圧縮す
る。圧縮された文字データ５４は圧縮情報付加手段２３
の文字圧縮情報付加手段３７から送出される文字圧縮情
報５１を付加されてデータ送出手段２４に送られる。同
様にイメージデータ４５はイメージ識別情報４２を取り
込み、データ識別手段２１においてイメージデータであ
ると判定され、識別信号がデータ圧縮手段２２と圧縮情
報付加手段２３に送出される。この識別信号に従ってデ
ータ圧縮手段２２ではイメージデータ圧縮手段３２を選
択し、イメージデータ４５をイメージデータ圧縮手段３
２で圧縮する。圧縮されたイメージデータ５５は圧縮情
報付加手段２３のイメージ圧縮情報付加手段３８から送
出されるイメージ圧縮情報５２を付加されてデータ送出
手段２４に送られる。図形データ４６は、同様にデータ
識別手段２１においてイメージ識別情報４２を判定して
、圧縮された図形データ５６となり、図形圧縮情報５３
を付加されてデータ送出手段２４に送られる。圧縮の方
法にはハフマンコード圧縮法，繰り返し文字列圧縮法，
文字列記号置換法等があり、データの特性に合わせて選
択する。

【００１３】転送されたデータは印刷装置のデータ受取
手段２５で受け取られたのち，圧縮情報読取手段２６に
より圧縮された情報に付加された圧縮情報を読み取られ
る。 この圧縮情報に従ってデータ復元手段２７で圧縮された
データを復元する。図３の（ｂ）のデータは先ず、文字
圧縮情報５１が圧縮情報読取手段２６により読み取られ
、後続するデータが圧縮された文字情報５４であると認
識され、データ復元手段２７に通知される。データ復元
手段２７は文字情報であることを知って、復元手段のう
ちで文字情報復元手段３４を選択する。文字圧縮符号５
１に後続する圧縮された文字情報５４は該文字情報復元
手段３４により復元される。同様に圧縮されたイメージ
データ５５と圧縮された図形情報５６も復元されて、元
のマルチメディアデータ１０となってデータ復元手段２
７から印刷手段２８に渡される。そして印刷手段２８で
マルチメディアデータ１０が印刷される。

【００１４】

【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よればマルチメディアデータを圧縮して通信することに
より、通信時間の短縮、通信費用の削減、という著しい
効果がある。また、マルチメディアデータの保管容量の
削減ができるという効果もある。

【図面の簡単な説明】

【図１】　　本発明の原理図

【図２】　　本発明の実施例の構成図

【図３】　　本発明の実施例におけるデータの圧縮状況

【図４】　　従来のファクシミリ装置の構成図

【符号の説明】

１０　　マルチメディアデータ １１　　読取部　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　１２　　圧縮部１３　　送信部　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　１４　　受信部１５　
　復元部　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　１６　　印刷部１７　　通信回線 ２１　　データ識別手段　　　　　　　　　　　　　　
２２　　データ圧縮手段 ２３　　圧縮情報付加手段　　　　　　　　　　　　２
４　　データ送出手段 ２５　　データ受取手段　　　　　　　　　　　　　　
２６　　圧縮情報読取手段 ２７　　データ復元手段　　　　　　　　　　　　　　
２８　　印刷手段３１　　文字データ圧縮手段　　　　
　　　　　　３２　　イメージデータ圧縮手段 ３３　　図形データ圧縮手段　　　　　　　　　　３４
　　文字情報復元手段 ３５　　イメージ復元手段　　　　　　　　　　　　３
６　　図形復元手段

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　　　文字，イメージ，図形等の複数の
   データ形式からなるマルチメディアデータ（１０）の複
   数のデータ形式を識別して識別信号を出すデータ識別手
   段（２１）と、該マルチメディアデータ（１０）を該デ
   ータ識別手段（２１）の識別信号により圧縮する方式を
   選択して圧縮するデータ圧縮手段（２２）と，該データ
   圧縮手段（２２）により圧縮されたデータの先頭に該デ
   ータ識別手段（２１）の識別信号により圧縮方式情報を
   付けて出力する圧縮情報付加手段（２３）と、該圧縮方
   式情報を付加した圧縮されたデータを送出するデータ送
   出手段（２４）とを有することを特徴とするデータ圧縮
   装置。
2. 【請求項２】　　文字，イメージ，図形等の複数のデー
   タ形式からなるマルチメディアデータ（１０）を印刷す
   る印刷手段（２８）を有する印刷装置であって、請求項
   １記載のデータ圧縮装置の出力を受け取り出力するデー
   タ受取手段（２５）と，圧縮データの先頭に付いている
   圧縮情報を読み取り圧縮方式を識別し識別信号を出す圧
   縮情報読取手段（２６）と，該識別信号に従い該データ
   受取手段（２５）の出力を復元するデータ復元手段（２
   ７）とを備えたことを特徴とする圧縮データを印刷する
   装置。