JPH06253121A - 画像伝送システムの画像処理方法 - Google Patents

画像伝送システムの画像処理方法

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JPH06253121A
JPH06253121A JP5062525A JP6252593A JPH06253121A JP H06253121 A JPH06253121 A JP H06253121A JP 5062525 A JP5062525 A JP 5062525A JP 6252593 A JP6252593 A JP 6252593A JP H06253121 A JPH06253121 A JP H06253121A
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Yasuyuki Nomizu
泰之 野水
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信画像を受信側で常に早く取り出せるよう
にする。 【構成】 通信回線のデータ伝送速度が低速である場合
には、画情報をデータ圧縮して伝送し、高速である場合
には、データ圧縮しないでそのまま伝送する。また、画
情報を受信側出力装置の仕様に合せる変換処理は、送信
側装置と受信側装置の内の処理速度の早い方の装置で実
行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信回線を介して画情
報を伝送する画像伝送システムの画像処理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ファクシミリ装置は、通信時間
を短縮するために、画情報をデータ圧縮して伝送し、受
信側で元の画情報を復元するようにしている。
【0003】画情報のデータ圧縮処理や復元処理には、
それぞれある程度の処理時間がかかる。一方、画情報の
伝送に要する伝送時間は、通信回線のデータ伝送速度が
高速になるほど短くなる。従って、データ伝送速度が非
常に高速になると、伝送時間に対して、データ圧縮処理
や復元処理にかかる処理時間の割合が大きくなるため、
画情報はデータ圧縮しないでそのまま伝送する方が、送
信画像を受信側で早く取り出せるようになる。
【0004】一方、ファクシミリ装置は、例えば、送信
画像のサイズが受信側で記録可能な画像サイズよりも大
きい場合には、画像を縮小して送信するようにしてい
る。このような画素の縮小処理にも、ある程度の処理時
間がかかる。この処理時間は、装置の処理速度により異
なる。
【0005】従って、例えば、送信側装置の処理速度が
非常に遅く、受信側装置の処理速度が非常に高速である
と、上記縮小処理を受信側で実行した方が、短時間で処
理することができ、送信画像を受信側で早く取り出せる
ようになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像伝送システムでは、画情報は常にデータ圧縮して伝
送し、画情報を受信側の仕様に合わせる変換処理は送信
側が実行するというように、常に一定の処理方法で画像
伝送していた。このため、場合によっては、受信側での
画像の取り出しが遅くなるという問題があった。
【0007】本発明は、上記の問題を解決し、送信画像
を受信側で常に早く取り出すことができる画像伝送シス
テムの画像処理方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このために、本願の1つ
の発明では、通信回線のデータ伝送速度が低速である場
合には、画情報をデータ圧縮して伝送する一方、データ
伝送速度が高速である場合には、画情報をデータ圧縮し
ないでそのまま伝送するようにしている。
【0009】また、もう1つの発明では、画情報を受信
側の出力装置の仕様に合せて変換する場合、その変換処
理は、送信側装置と受信側装置の内の処理速度の早い方
の装置で実行するようにしている。
【0010】
【作用】これにより、送信画像を受信側が常に早く取り
出すことができるようになる。
【0011】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例に係る画像伝送
装置のブロック構成図を示したものである。図におい
て、スキャナ1は、原稿画像をカラーで読み取ってRG
B(赤・緑・青)表色系の画情報を出力するものであ
る。プリンタ2は、YMC(黄・マゼンタ・シアン)表
色系の画情報を入力して記録紙に画像記録するものであ
る。
【0013】サイズ・線密度変換部3は、画情報の画像
サイズや線密度を変換するものである。色変換部4は、
RGB表色系の画情報をYMC表色系の画情報に変換す
るものである。データ圧縮復元部5は、例えばJPEG
(Joint Photographic Exper
t Group)などの既知の符号化方式により、画情
報をデータ圧縮したり圧縮データを元の画情報に復元し
たりするものである。
【0014】通信部6は、各種通信回線を介して画情報
を伝送するものである。システム制御部7は、上記各部
を監視・制御するマイクロコンピュータである。システ
ムバス8は、上記各部相互間で画情報や制御信号をやり
とりする信号ラインである。
【0015】本実施例では、以上の構成の画像伝送装置
が各所に設置されており、各装置間で任意に画像伝送す
る。この場合、通信回線には、データ伝送速度の低いも
のや高いものなど、各種回線を使用する。また、スキャ
ナ1の線密度や読取原稿の最大サイズ、およびプリンタ
2の線密度や記録画像の最大サイズは、装置によって異
なっている場合があるものとする。さらに、サイズ・線
密度変換部3や色変換部4の処理速度も、装置によって
異なっている場合があるものとする。
【0016】図2は、各装置間で画像伝送する場合の伝
送処理を示している。すなわち、画像伝送装置は、まず
通信回線を介して通信相手先に発着信し、所定の通信リ
ンクを形成する(処理101)。そして、通信回線のデ
ータ伝送速度を判定する(処理102)。次に、通信相
手先装置と装置能力に関する情報を交換する。ここで、
上記スキャナ1とプリンタ2の線密度や最大サイズ、お
よびサイズ・線密度変換部3と色変換部4の処理速度な
どの情報を交換する(処理103)。
【0017】次に、上記データ伝送速度と装置能力情報
とに基ずいて、送信側と受信側の各装置が実行する処理
を決定する。
【0018】すなわち、図3に示すように、データ伝送
速度が低い場合、送信側では、画情報をデータ圧縮する
圧縮処理を実行し、受信側では、圧縮データを復元する
復元処理を実行するように決定する。また、送信側と受
信側両者のサイズ・線密度変換部3および色変換部4の
処理速度を比較する。そして、受信側の方が高速である
場合には、画情報の線密度や画像サイズの変換処理は、
受信側で実行するように決定する。一方、送信側と受信
側とが同一、または送信側の方が早い場合には、上記変
換処理を送信側で実行するように決定する(処理10
4)。
【0019】そして、画情報の伝送処理を実行する。図
4(a)は、通信回線のデータ伝送速度が低速で、送信
側の処理速度が受信側と同一または受信側よりも高速で
あった場合の画情報の処理手順を示している。すなわ
ち、送信側では、原稿からRGB表色系の画情報を読み
取る。いま、読み取った画情報の画像サイズと線密度
が、受信側で記録可能な条件と異なっていたとする。こ
の場合、受信側で記録可能な画情報に変換する。次い
で、RGB表色系の画情報をYMC表色系の画情報に変
換する。そして、変換した画情報をデータ圧縮して受信
側に送信する。受信側では、圧縮データを受信してYM
C表色系の画情報を復元する。そして、その復元した画
情報をプリンタ2で記録紙にプリントアウトする。
【0020】図4(b)は、データ伝送速度が高速で、
他の条件は上記と同一であった場合を示している。この
場合、送信側は、読み取った画情報に対して、画像サイ
ズと線密度の変換処理を実行した後、その画情報をデー
タ圧縮しないてそのまま送信する。そして、受信側は、
そのままプリントアウトする。
【0021】図4(c)は、データ伝送速度が低速で、
受信側の処理速度が送信側よりも高速であった場合を示
している。この場合、送信側は、読み取ったRGB表色
系の画情報を変換しないで、そのままデータ圧縮して送
信する。そして、受信側は、圧縮データを元の画情報に
復元し、その画情報に対して画像サイズと線密度の変換
処理を実行する。次いで、YMC表色系の画情報に変換
してプリントアウトする。
【0022】このように、通信条件に応じてそれぞれ異
なる処理手順で画情報を伝送する(処理105)。
【0023】ここで、例えば、図4(a)に示した処理
手順で画像伝送する場合に、図5(a)に示すように、
原稿の読取・画情報の変換・データ圧縮・伝送・復元・
プリントという各処理がそれぞれ一定の時間を要して順
次実行されたとする。この場合、送信側が原稿の読み取
りを開始した後、上記各処理の合計時間T1経過後に、
受信側が受信画像を取り出すことになる。
【0024】上記処理のデータ圧縮・伝送・復号とを合
せた処理時間をT2とする。ここで、図4(b)の処理
手順のように、画情報をデータ圧縮しないで伝送するこ
とを考える。データ圧縮しないと伝送するデータ量が増
加するが、通信回線のデータ伝送速度が非常に高速にな
ったとすると、図5(b)に示すように、伝送時間T3
が上記処理時間T2よりも短くなる。従って、この場
合、受信側は、受信画像を時間T4だけ早く取り出せる
ことになる。
【0025】次に、図4(c)に示した処理手順におけ
る受信側の画情報の変換処理時間をT5とする。受信側
装置の処理速度が高速である場合、図5(c)に示すよ
うに、変換処理時間T5が、送信側での変換処理時間T
6より短くなる。この場合、受信側は、受信画像を時間
T7だけ早く取り出せることになる。
【0026】以上のように、本実施例では、送信側が送
信しようとする画像を、受信側において常に早く取り出
すことができるようになる。
【0027】なお、以上の実施例では、送信側と受信側
の処理速度が同一の場合、送信側で画情報の変換処理を
実行するようにしたが、受信側で実行してもよいことは
当然である。
【0028】また、画情報の色変換としてRGB表色系
からYMC表色系への変換例を示したが、YCbCr表
色系への変換に対しても同様に処理することができる。
また、階調数の変換など他の変換処理についても同様に
処理することができる。
【0029】さらに、本発明は、カラーの画情報のに限
らず白黒の画情報に対しても、同様に適用することがで
きることはいうまでもない。
【0030】
【発明の効果】以上のように、本願の1つの発明によれ
ば、データ伝送速度が低い場合には、画情報をデータ圧
縮して伝送し、速い場合には画情報をそのまま伝送する
ようにしたので、送信画像を受信側が常に早く取り出す
ことができるようなる。
【0031】また、もう1つの発明では、画情報の変換
処理は、受信側装置と受信側装置の内の処理速度の速い
方の装置で実行するようにしたので、上記と同様に送信
画像を受信側が常に早く取り出すことができるような
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る画像伝送装置のブロッ
ク構成図である。
【図2】その画像伝送装置間の画情報の伝送処理のフロ
ーチャートである。
【図3】送信側と受信側で実行する処理の決定方法を示
す説明図である。
【図4】画情報の各種処理手順を示す説明図である。
【図5】各種処理手順における画情報の処理時間を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 スキャナ 2 プリンタ 3 サイズ・線密度変換部 4 色変換部 5 データ圧縮復元部 6 通信部 7 システム制御部 8 システムバス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/46 9068−5C

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側装置に入力した画情報を通信回線
    を介して受信側装置に伝送し受信側で画像出力する画像
    伝送システムの画像処理方法において、上記通信回線の
    データ伝送速度が低速である場合には、上記画情報をデ
    ータ圧縮して伝送する一方、上記通信回線のデータ伝送
    速度が高速である場合には、上記画情報をデータ圧縮し
    ないでそのまま伝送することを特徴とする画像伝送シス
    テムの画像処理方法。
  2. 【請求項2】 送信側装置に入力した画情報を通信回線
    を介して受信側装置に伝送し受信側の出力装置により画
    像出力する画像伝送システムの画像処理方法において、
    入力した上記画情報を上記出力装置の仕様に合せて変換
    する画情報の変換処理は、送信側装置と受信側装置の内
    の処理速度の早い方の装置で実行することを特徴とする
    画像伝送システムの画像処理方法。
  3. 【請求項3】 上記画情報の変換処理はカラー画像にお
    ける表色系の画情報変換であることを特徴とする画像伝
    送システムの画像処理方法。
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