JP2002290682A - 画像読取装置,画像読取システム,画像読取方法,プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体およびプログラム - Google Patents

画像読取装置,画像読取システム,画像読取方法,プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体およびプログラム

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JP2002290682A
JP2002290682A JP2001091084A JP2001091084A JP2002290682A JP 2002290682 A JP2002290682 A JP 2002290682A JP 2001091084 A JP2001091084 A JP 2001091084A JP 2001091084 A JP2001091084 A JP 2001091084A JP 2002290682 A JP2002290682 A JP 2002290682A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走査速度の影響を受けずに走査方向に縮みの
ない画像を得ることができるとともに、画像読取装置か
ら転送されるデータ量を小さくすることができるように
する。 【解決手段】 画像読取部21と、移動量検出部22
と、転送データ生成部101と、連続する複数の転送デ
ータ毎に、特定の転送データ以外の転送データを間引く
とともに、この間引かれた転送データに含まれる移動量
を特定の転送データに含まれる移動量に加算して、特定
の転送データにおける画像データと加算された移動量と
からなる圧縮データを生成するデータ圧縮部102と、
転送データもしくは圧縮データのいずれか一方を転送す
るデータ転送部33とをそなえるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばハンディス
キャナ等の、手動操作による画像読取媒体上の画像の読
み取りに用いて好適な、画像読取装置,画像読取システ
ム,画像読取方法、およびこれらを実現するためのプロ
グラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体並び
にプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、原稿を走査して画像を読み取る
スキャナ装置として、例えば、フラットベッド型スキャ
ナやシートフィード型スキャナのように、原稿をセット
すると、スキャナが制御可能な速度で自動的に原稿の走
査を行なって画像の読み取りを行なうものと、ハンディ
型スキャナのように、オペレータが原稿上を画像読取部
を手動で移動させることにより走査を行なって画像の読
み取りを行なうものとが知られている。
【0003】これらのうち、ハンディ型スキャナは、一
般に、スキャナ部とデータ処理部とをそなえて構成され
ており、スキャナ部を原稿上で手動で移動させることに
より、画像の読み取りを行ない、この読み込んだ画像デ
ータをデータ処理部において処理するようになってい
る。具体的には、スキャナ部において、ラインセンサに
より画像を1ラインづつ読み取るとともに、移動量検出
部により原稿に対するスキャナ部の相対的な移動量を検
出し、データ処理部によりスキャナ部の移動量に応じて
読み取った画像データを下流側の情報処理装置(コンピ
ュータ等)に転送するようになっている。
【0004】そして、情報処理装置においては、1ライ
ンづつ転送された画像データをつなぎ合わせることによ
り画像を復元し、2次元画像を形成するようになってい
る。このようなハンディ型スキャナにおいては、上述の
ごとく、画像の読み取りに際して、オペレータがスキャ
ナ部を手動で移動させることにより走査を行なうように
なっているので、例えば、オペレータによるスキャナ部
20の移動(走査)が速すぎることにより、移動量検出
パルス信号S1のパルス周期が、データ処理部10にお
ける駆動信号S2の駆動周期Tよりも速くなった場合
に、部分的に画像の抜けが発生し、コンピュータ側にお
いて最終的に生成される画像がその走査方向において縮
んでしまうことがある。
【0005】そこで、特開2000−349984号公
報においては、ロータリーエンコーダ(移動量検出部)
によって検出されたスキャナ部の移動量に応じて画像デ
ータを生成する画像データ生成部をそなえた画像読取装
置が開示されており、例えば、オペレータによるスキャ
ナ部20の移動(走査)が速すぎることにより、移動量
検出パルス信号S1のパルス周期が、データ処理部10
における駆動信号S2の駆動周期Tよりも速くなった場
合に、その移動量に応じてかかる部分の画像データをコ
ピーすることにより、走査速度の影響を受けずに走査方
向に縮みのない画像を得ることができる技術が開示され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、画像読取装
置の解像度が高くなると、スキャナ部のラインセンサに
よって取得される1ライン分の画像データのデータ量が
増大するので、画像読取装置からコンピュータへ転送さ
れる画像データのデータ量も多くなる。従って、画像読
取装置からコンピュータへのデータ転送を確実に行なう
ために、画像読取装置における通信インタフェース(I
/F)を高速なものにしたり、画像読取装置に転送用の
データを一時的に保持するバッファを設ける必要があ
る。
【0007】ここで、転送状態が高速な通信I/Fは高
価であるので、画像読取装置の製造コストの増大の要因
になるという課題がある。一方、通信I/Fによるデー
タ転送処理を補うためのバッファをそなえる場合には、
画像読取装置の解像度を高くするほど、バッファの容量
を大きくする必要があり、これによっても、画像読取装
置の製造コストが増大する。
【0008】すなわち、データ転送を確実に行なうとと
もに、画像読取装置の製造コストを低減するために、画
像読取装置から転送されるデータ量を小さくすることが
望まれている。本発明は、このような課題に鑑み創案さ
れたもので、走査速度の影響を受けずに走査方向に縮み
のない画像を得ることができるとともに、画像読取装置
から転送されるデータ量を小さくすることができるよう
にした、画像読取装置,画像読取システム,画像読取方
法,プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録
媒体およびプログラムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の画像
読取装置,画像読取方法,プログラムを記録したコンピ
ュータ読取可能な記録媒体およびプログラムは、画像読
取媒体上の画像を読み取るためのものであって、画像読
取部を用いて、画像読取媒体上の所定ライン分の画像を
所定時間間隔毎に単位ラインデータとして読み取り、画
像読取媒体に対する画像読取部の相対的な移動量を検出
し、画像読取部の移動を検出すると、単位ラインデータ
に基づいて画像データを生成するとともに、検出した画
像読取部の移動量に基づいてこの画像データに対応する
移動量を求め、この画像データと移動量とからなる転送
データを生成し、連続する複数の転送データ毎に、特定
の転送データ以外の転送データを間引くとともに、この
間引かれた転送データに含まれる移動量を特定の転送デ
ータに含まれる移動量に加算して、特定の転送データに
おける画像データと加算された移動量とからなる圧縮デ
ータを生成し、転送データもしくは圧縮データのいずれ
か一方を転送することを特徴としている(請求項1,請
求項3,請求項4,請求項5)。
【0010】また、本発明の画像読取システムは、画像
読取媒体上の画像を読み取る画像読取システムであっ
て、画像読取媒体上の所定ライン分の画像を所定時間間
隔毎に単位ラインデータとして読み取る画像読取部と、
画像読取媒体に対する画像読取部の相対的な移動量を検
出する移動量検出部と、移動量検出部が画像読取部の移
動を検出すると、単位ラインデータに基づいて画像デー
タを生成するとともに、移動量検出部によって検出され
た画像読取部の移動量に基づいてこの画像データに対応
する移動量を求め、画像データと移動量とからなる転送
データを生成する転送データ生成部と、この転送データ
生成部によって生成された、連続する複数の転送データ
毎に、特定の転送データ以外の転送データを間引くとと
もに、この間引かれた転送データに含まれる移動量を特
定の転送データに含まれる移動量に加算して、特定の転
送データにおける画像データと加算された移動量とから
なる圧縮データを生成するデータ圧縮部と、転送データ
生成部によって生成された転送データもしくはデータ圧
縮部によって生成された圧縮データのいずれか一方を転
送するデータ転送部と、このデータ転送部による転送先
にそなえられ、転送データもしくは圧縮データにおける
画像データを転送データにおける移動量に応じて複製す
ることにより、画像を復元する画像復元部とをそなえた
ことを特徴としている(請求項2)。
【0011】これらにより、転送データもしくは圧縮デ
ータのいずれか一方を選択して転送することができる。
なお、転送データもしくは圧縮データの転送状態を検出
し、その検出結果に応じて、転送データを転送する通常
転送モードと、圧縮データを転送する圧縮転送モードと
のいずれか一方のモードに選択的に切り替えてもよい。
【0012】これにより、転送状態に応じて転送データ
もしくは圧縮データを転送することができる。また、転
送データもしくは圧縮データの転送状態の検出結果が所
定値以上の場合に、圧縮転送モードを選択して、圧縮デ
ータを転送してもよい。さらに、転送データもしくは圧
縮データの転送前に、この転送データもしくは該圧縮デ
ータを保持部に一時的に保持し、保持部の残容量に基づ
いて転送状態を検出してもよく、これにより、保持部の
残容量に応じて転送データもしくは圧縮データを転送す
ることができる。
【0013】また、転送先において、転送データもしく
は圧縮データにおける画像データを転送データにおける
移動量に応じて複製することにより、画像を復元しても
よく、これにより、移動量に応じた画像の復元を行なう
ことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (A)第1実施形態の説明 図1は本発明の第1実施形態としての画像読取システム
の機能構成を示すブロック図、図2はその画像読取装置
のハードウェア構成を模式的に示す斜視図である。
【0015】本発明の第1実施形態としての画像読取装
置1は、例えばノートパソコン等の情報装置40(図1
参照)に着脱自在に取り付けられ、原稿用紙(画像読取
媒体;図示省略)上の画像を読み取るためのものであ
り、図2に示すように、スキャナ部20,ケーブル1
5,コネクタ部24およびPCカード16をそなえて構
成されている。
【0016】スキャナ部20は、筐体11の内部に画像
読取部21(図1参照)および移動量検出部22(図1
参照)をそなえて構成されている。筐体11は、例え
ば、ほぼ直方体形状や円筒形状を有しており、その一面
は、画像読み取り時に原稿用紙(図示略)と接触する画
像読取面11aとして構成されており、この画像読取面
11aにほぼ長方形形状の透明保護カバー12が設けら
れている。この透明保護カバー12は、後述する画像読
取部21の光学系部品を保護するためのものである。
【0017】また、筐体11における画像読取面11a
には、回転ローラ13が、その回転軸が筐体11の長手
方向と平行になるように回転自在に設けられている。こ
の回転ローラ13は、画像読み取り時におけるスキャナ
部20の移動量を検出するための回転部材であり、その
一部が筐体11における画像読取面11aから突出する
ように配設されている。そして、原稿用紙上にスキャナ
部20の画像読取面11aを当接させて移動させると、
回転ローラ13が原稿用紙と接触し、このスキャナ部2
0の移動に伴って回転するようになっている。
【0018】また、回転ローラ13には、回転ローラ1
3の回転量を検出するロータリーエンコーダ(図示略)
が取り付けられている。このロータリーエンコーダは、
回転ローラ13が所定量回転する毎に移動量検出パルス
信号S1(図1参照)を出力するようになっている。す
なわち、回転ローラ13は、原稿用紙上におけるスキャ
ナ部20の移動量に応じて回転され、この回転量をロー
タリーエンコーダによって検出することにより、原稿用
紙に対するスキャナ部20の相対的な移動量を検出する
ことができるようになっている。そして、これらの回転
ローラ13およびロータリエンコーダが後述する移動量
検出部22として機能する。
【0019】また、筐体11における画像読取面11a
とは反対側の面には、操作スイッチ14が配設されてお
いる。そして、オペレータがこの操作スイッチ14を押
下することにより、本画像読取装置1が起動され原稿の
読み取りを開始することができるようになっている。P
Cカード16は、後述する情報処理装置40(図1参
照)のカードスロット(図示省略)に挿入されるカード
型のインタフェースであり、このPCカード16のコネ
クタ部16aには、ケーブル15を介してスキャナ部2
0(筐体11)に接続されたコネクタ24が挿入される
ようになっている。
【0020】また、PCカード16におけるコネクタ部
16aとは反対側には、情報処理装置40と接続される
PCカードインタフェース(以下、I/F部という場合
もある)16bが形成されている。次に、本発明の第1
実施形態としての画像読取システム100の機能構成を
図1を用いて説明する。本画像読取システム100は、
図1に示すように、画像読取装置1と情報処理装置40
とをそなえて構成されている。
【0021】画像読取装置1は、スキャナ部20とデー
タ処理部10とをそなえて構成されている。なお、上述
したPCカード16がデータ処理部10として機能する
ようになっている。スキャナ部20は画像読取部21お
よび移動量検出部22をそなえて構成されている。画像
読取部21は、光学的に原稿用紙上の画像を読み取るも
のであり、原稿用紙に対して光を照射する光源(例えば
発光ダイオードや冷陰極管等)と、原稿用紙からの反射
光を受光しこれを画像データD1(図4(c)参照)
に変換する受光素子(CCD(Charge Coupled Device
)等)と、光源および受光素子の近傍に設けられたレ
ンズとをそなえて構成されている。
【0022】画像読取部21は、後述する読取制御部3
1から一定周期Tで入力される駆動信号S2 (図4
(b)参照)をトリガとして、原稿用紙における1ライ
ン分の画像を順次読み込み、これを画像データD1 と
して出力するようになっている。なお、1番目〜9番目
の駆動周期を特定すべく、これらの駆動周期にはそれぞ
れ符号T1〜T9を付与する。
【0023】画像データD1(図4(c)参照)は、画
像読取部21によって読み取られた原稿用紙の1ライン
分のデータである。以下、画像データを示す符号として
は、複数の駆動信号のうち1つを特定する必要があると
きには、駆動周期T1,T2,・・・,T9に対応させ
て符号D1−1 ,D1−2,D1−3,・・・ ,D1
−9を用いるが、任意の画像データを指すときには符号
D1を用いる。
【0024】また、便宜上、これらの画像データD1−
1,D1−2,・・・,D1−9をそれぞれ識別するた
めの番号を入力ライン番号A−1,A−2,・・・,A
−9として表す。なお、これら入力ライン番号A−1,
A−2,・・・,A−9は、画像読取部21から駆動周
期間隔をおいて入力された画像データD1の通し番号で
あり、原稿用紙上のラインに対応する番号ではない。
【0025】移動量検出部22は、回転ローラ13が一
定角度回転する毎にパルス状の移動量検出パルス信号S
1 (図4(a)参照)を出力するようになっている。
すなわち、移動量検出部22は、画像読取部21(画像
読取装置)が原稿用紙上を一定距離、走査方向に移動さ
れる毎に移動量検出パルス信号S1を出力するものであ
り、この移動量検出パルス信号S1は、画像読取装置1
の走査方向における移動量が一定値となると1パルスの
信号として出力される。
【0026】なお、以下、移動量検出パルス信号を示す
符号としては、複数の移動量検出パルス信号のうち1つ
を特定する必要があるときには符号S1−1 ,S1−
2,S1−3,・・・ ,S1−6を用いるが、任意の
移動量検出パルス信号を指すときには符号S1を用い
る。データ処理部10は、画像信号処理部32,読取制
御部31,I/F(インタフェース)部33をそなえて
構成されている。画像信号処理部32は、画像読取部2
1から入力される画像データD1(アナログデータ)に
ついて二値化(デジタル化)処理等を行なうものであ
り、画像データD1と予め設定されたしきい値とを比較
して、画像データD1 に対して二値化処理等を行なうよ
うになっている。
【0027】また、画像信号処理部32は、二値化した
画像データD1を二値化画像データD2として出力する
ようになっている。二値化画像データD2(図4(d)
参照)は、画像信号処理部32が画像データD1を二値
化して形成したものである。以下、二値化画像データを
示す符号としては、複数の駆動信号のうち1つを特定す
る必要があるときには、駆動周期(T1,T2,・・
・,T9)に対応させて符号D2−1 ,D2−2,D
2−3,・・・ ,D2−9を用いるが、任意の画像デ
ータを指すときには符号D2を用いる。
【0028】なお、図4(d)に示すこれら二値化画像
データD2−1,D2−2,・・・、D2−9 には、
入力ライン番号A−1,A−2,・・・ ,A−9がそ
れぞれ付与されている。読取制御部31は、画像読取部
21を駆動制御するための駆動信号S2(図4(b)参
照)を出力するようになっている。ここで、駆動信号S
2は、駆動周期(T1,T2,・・・,T9)毎に読取
制御部31から画像読取部21へ順次出力される1パル
スの信号である。以下、駆動信号を示す符号としては、
複数の駆動信号のうち1つを特定する必要があるときに
は、駆動周期(T1,T2,・・・,T9)に対応させ
て符号S2−1 ,S2−2,S2−3,・・・ ,S2
−9を用いるが、任意の移動量検出パルス信号を指すと
きには符号S2を用いる。
【0029】また、読取制御部31は、情報処理装置4
0へのデータ転送時に、二値化画像データD2ととも
に、移動量データMを情報処理装置40へ転送するよう
になっている。又、読取制御部31は、画像信号処理部
32からの二値化画像データD2を読み込む等の制御を
行なう。読取制御部31は、転送データ生成部101,
データ圧縮部102,転送状態検出部103および切替
部104をそなえるほか、画像信号処理部32から送信
される二値化された画像データD2を一時的に保持する
ラインバッファ(図示省略)をそなえて構成されてい
る。
【0030】転送データ生成部101は、移動量検出部
22が画像読取部21の移動を検出すると、画像読取部
21によって読み取られた単位ラインデータ(本実施形
態では1ライン分のラインデータ)に基づいて画像デー
タを生成する。具体的には、転送データ生成部101
は、スキャナ部20の移動量検出部22(ロータリエン
コーダ)から移動量検出パルス信号S1が入力される
と、かかる移動量検出パルス信号S1が入力される度
に、画像信号処理部32によって二値化された画像デー
タ(二値化画像データD2(図4(d)参照))を取得
して、この二値化画像データD2と後述する移動量Mと
からなる転送データD3(図4(e)参照)を作成する
ようになっている。
【0031】つまり、転送データD3は、転送データ生
成部101が移動量検出部22によって検出された画像
読取部21の移動量Mと、二値化画像データD2とから
構成されている。移動量Mは、駆動周期T(図4(b)
参照) 内における移動量検出パルス信号S1の検出回
数である。また、以下、転送データを示す符号として
は、複数の転送データのうち1つを特定する必要がある
ときには、符号D3−1 ,D3−2,D3−3,D3
−4,・・・を用いるが、任意の画像データを指すとき
には符号D3を用いる。又、これらの転送データD3
は、転送データ生成部101において、転送データ作成
割込をきっかけとして生成される。
【0032】なお、図4(f)に示すこれら転送データ
D3−1,D3−2,D3−3,D3−4 には、入力
ライン番号A−1,A−2,A−4,A−7がそれぞれ
付与されている。また、転送データ生成部101によっ
て作成された転送データD3は、図示しない格納部に一
時的に格納されるようになっている。なお、この格納部
は、例えば、専用のバッファメモリとしてそなえてもよ
く、又、上述したラインバッファの一部の領域を使用し
てもよく、種々変形して実施することができる。
【0033】データ圧縮部102は、転送データ生成部
101によって生成され、格納部に格納された転送デー
タD3について、連続する複数の転送データD3毎に、
特定の転送データD3以外の転送データD3を間引くと
ともに、間引かれた転送データD3に含まれる移動量M
を特定の転送データD3に含まれる移動量Mに加算し
て、特定の転送データD3における画像データと加算さ
れた移動量Mとからなる圧縮データD4(図4(g)参
照)を生成するようになっている。
【0034】以下、圧縮データを示す符号としては、複
数の圧縮データのうち1つを特定する必要があるときに
は、符号D4−1 ,D4−2,D4−3,・・・を用
いるが、任意の圧縮データを指すときには符号D4を用
いる。なお、図4(g)に示すこれらの圧縮データD4
−1,D4−2には、入力ライン番号A−1,A−4が
それぞれ付与されている。
【0035】転送状態検出部103は、後述するI/F
部33による転送状態(転送速度)を検出するものであ
る。具体的には、転送状態検出部103は、ラインバッ
ファにおける単位時間あたりの入力速度および出力速度
を測定することにより、転送状態として転送速度を検出
するようになっており、これによりI/F部33の転送
速度を検出するようになっている。
【0036】切替部104は、転送状態検出部103に
よる検出結果に応じて、転送データ生成部101によっ
て生成された転送データD3をI/F部33に転送させ
る通常転送モードと、データ圧縮部102によって生成
された圧縮データD4をI/F部33に転送させる圧縮
転送モードとのいずれか一方のモードに選択的に切り替
えるものである。
【0037】具体的には、切替部104は、転送状態検
出部103による検出結果において、ラインバッファに
おける入力/出力速度が予め設定された速度よりも遅い
場合には、転送速度が遅いと判断して、データ圧縮部1
02によって生成された圧縮データD4をI/F部33
に転送させる(圧縮モード)ようになっている。また、
切替部104は、転送状態検出部103による検出結果
において、ラインバッファにおける入力/出力速度が予
め設定された速度以上である場合には、転送速度が速い
と判断して、転送データ生成部101によって生成され
た転送データD3をI/F部(データ転送部)33に転
送させる(通常転送モード)ようになっている。
【0038】読取制御部31は、通常転送モード時にお
いては、駆動周期T1,T2,・・・ (図4(b)参
照)のそれぞれの駆動周期内に移動量検出パルス信号S
1が少なくとも1回入力された場合、二値化画像データ
D2をI/F部33を介して情報処理装置40へ転送す
る制御を行なう。又、読取制御部31は、一駆動周期内
に移動量検出パルス信号S1が2回以上入力された場合
であっても、二値化画像データD2のデータ転送の制御
を1回行なう。
【0039】また、読取制御部31は、圧縮転送モード
時においては、転送データ生成部101によって作成さ
れた、連続する複数(図4に示す例においては2つ)の
転送データ毎に、特定の転送データ(図4に示す例にお
いては、入力ライン番号A−1,A−4で示すデータ)
以外の転送データ(図4に示す例においては、入力ライ
ン番号A−2,A−7で示すデータ)を間引くととも
に、間引かれた転送データに含まれる移動量(図4に示
す例においては、M=3,1)を前記特定の転送データ
に含まれる移動量(図4に示す例においては、M=1,
1)にそれぞれ加算して、特定の転送データにおける画
像データ(図4に示す例においては、入力ライン番号A
−1,A−4)と加算された移動量M(図4に示す例に
おいては、M=4,2)とからなる圧縮データD3を生
成する。そして、読取制御部31は、この圧縮データD
3をI/F部33を介して情報処理装置40へ転送する
制御を行なう。なお、これらの読取制御部31の動作の
詳細については後述する。
【0040】I/F部(データ転送部)33は、転送デ
ータ生成部101によって生成された転送データD3も
しくはデータ圧縮部102によって生成された圧縮デー
タD4のいずれか一方を情報処理装置40に対して転送
するものである。このI/F部33は、図2に示すケー
ブル15、コネクタ24およびPCカード16から構成
され、情報処理装置40と読取制御部31との間のイン
タフェースをとるようになっている。
【0041】情報処理装置40は、例えばノートPC等
のコンピュータとして構成され、読取制御部31によっ
て転送される画像データ(二値化画像データ) をディ
スプレイ(図示省略)に表示等する処理を行なうように
なっている。又、この情報処理装置40は画像読取装置
1からの転送先であって、画像読取装置1から転送され
る転送データD3もしくは圧縮データD4における画像
データをこれらの転送データD3における移動量Mに応
じて複製することにより、画像を復元するようになって
いる。
【0042】情報処理装置40は、画像の復元時に際し
て、転送データD3もしくは圧縮データD4において、
画像データに対応して付加されている移動量Mを取得
し、その画像データの数が移動量Mと同数になるように
この画像データを(M−1)回複写することにより画像
の復元を行なうようになっている。上述のごとく構成さ
れた本発明の第1実施形態としての画像読取装置1の動
作を、図2,図4(a)〜(g),図5(a)〜(c)
および図6(a)〜(d)を参照しながら、図3に示す
フローチャート(ステップA10〜A90)に従って説
明する。なお、図4(a)〜(g)は第1実施形態の画
像読取装置1におけるデータ処理部10による処理を説
明するためのタイムチャート、図5(a)〜(c)は第
1実施形態の画像読取システム100における通常転送
モード時に生成されるデータを説明するための図、図6
(a)〜(d)は第1実施形態の画像読取システム10
0における圧縮転送モード時に生成されるデータを説明
するための図である。
【0043】原稿用紙上の画像を読み取る場合には、オ
ペレータは、原稿用紙上の読み取り開始位置に、画像読
取面11a(図2参照)が原稿用紙に接触するようにス
キャナ部20を載置する。この場合、回転ローラ13
(図2参照)が原稿用紙に当接した状態とされる。次
に、オペレータは、操作スイッチ14を押下する。これ
により、読取制御部31は、時刻t0(図4(b)参
照)において、画像読取部21に対する駆動信号S2−
1を出力するとともに、この駆動信号S2−1を出力し
てから駆動周期T1内に移動量検出パルス信号S1が入
力されたか否かの監視を行なう。
【0044】駆動信号S2−1が入力されると、画像読
取部21が駆動され、原稿用紙における1ライン分の画
像が読み込まれ、画像読取部21から画像データD1−
1(入力ライン番号A−1)が画像信号処理部32へ出
力される。また、入力ライン番号A−1の画像データD
1−1は、図4(d)に示すように画像信号処理部32
によって二値化処理が施された後、二値化画像データD
2−1として読取制御部31へ入力される(図5
(a),図6(a)参照)。又、読取制御部31は、次
の画像データD1−2(入力ライン番号A−2)の二値
化画像データD2−2が入力されるまで、二値化画像デ
ータD2−1をラインバッファに記憶させる。
【0045】読取制御部31は、読み取りを行なうライ
ン数(読取ライン数)L(本実施形態ではL=4)を設
定する(ステップA10)。又、読取制御部31は読取
済みラインXを初期化(X=0)する。読取制御部31
は、この読み取りライン数Lを設定した後、読取ライン
数L(L=4)と、読取済みライン数Xとが等しいか否
かを判断する(ステップA20)。
【0046】ここで、読取ライン数Lと読取済みライン
数Xとが等しくない場合には(ステップA20のNOル
ート参照)、読取制御部31は、駆動周期T1(図4
(b)参照)内において移動量検出パルス信号S1 が入
力された回数(エンコーダパルス数)が1以上であるか
否かを判断する(ステップA30)。例えば、図4
(b)の時刻t0の時点のように、移動量検出パルス信
号S1が入力されていない場合には(ステップA30の
NOルート参照)、ステップA20へ戻り、上述した工
程を繰り返す。
【0047】オペレータが、筐体11を把持した状態
で、原稿用紙上を走査方向へ摺動させることにより画像
読み取り動作が開始される。そして、これにより、原稿
用紙との間に作用する摩擦力により回転ローラ13が回
転され、画像読取部21(画像読取装置1)の移動量の
検出が開始される。例えば、時刻t1において入力され
た移動量検出パルス信号S1のように、移動量検出パル
ス信号S1の入力回数(エンコーダパルス数)が1以上
である場合には(ステップA30のYESルート参
照)、読取制御部31は、転送状態検出部103により
転送速度の検出を行なうとともに、この検出結果に応じ
て、転送データD3を作成する割り込み処理を行なう
(ステップA40)。
【0048】具体的には、読取制御部31は、転送状態
検出部103によりラインバッファの入力/出力状態を
検出する。又、二値化画像データD2(図4(d)参
照)をバッファメモリから読み出すとともに、図5
(b)および図6(b)に示すように、駆動周期T1に
おける移動量データMを取得して転送データD3を生成
する。
【0049】例えば、図4(e)においては、読取制御
部31は、時刻t7で情報処理装置40へのデータ転送
の割り込み処理を行ない、二値化画像データD2−1
(図4(d)参照)をバッファメモリ(図示略)から読
み出して、この二値化画像データD2−1を、駆動周期
T1における移動量データM(=1)とともに取得して
転送データD3を生成し(図5(a),図6(a)参
照)、図示しない格納部(例えばバッファメモリ等)に
格納する。
【0050】次の駆動信号S2−2が画像読取部21に
入力され、駆動周期T2においては、画像データD1−
2が画像信号処理部32によって二値化画像データD2
−2に変換される。そして、この二値化画像データD2
−2が読取制御部31のラインバッファに記憶される。
そして、読取制御部31は、時刻t8において発生した
割り込み信号に応じて、ラインバッファから二値化画像
データD2−2を取得するとともに、移動量M(M=
3)を取得して、転送データD3−2を生成し格納部に
格納する。
【0051】また、例えば、駆動周期T2内において
は、時刻t2,t3およびt4のそれぞれにおいて、移
動量検出パルス信号S1−2,S1−3およびS1−4
が順次入力される(図4(a)参照)。この場合には、
駆動周期T2に関する移動量Mは「3」となる。一方、
駆動周期T4内において、時刻t5で、移動量検出パル
ス信号S1−5が1回入力された場合には、読取制御部
31は、時刻t9で転送データD3を作成する割り込み
処理を行なう。
【0052】この場合、読取制御部31は、時刻t9に
おいて二値化画像データD2−4をラインバッファから
読み出した後、これを転送データD3−3として形成
し、格納部に格納する。同様に、二値化画像データD2
−7がバッファメモリに記憶されている状態において、
駆動周期T7内の時刻t6で移動量検出パルス信号S1
−6が1回入力されると、読取制御部31は、時刻t1
0において二値化画像データD2−7をラインバッファ
から読み出した後、これを転送データD3−4として形
成し、格納部に格納する。
【0053】また、駆動周期T5およびT6内において
は、移動量検出パルス信号S1が入力されないため、読
取制御部31は、図5(a)や図6(a)に示すよう
に、二値化画像データD2−5およびD2−6に関する
移動量データMを0とする。したがって、この場合、読
取制御部31は、上記二値化画像データD2−5および
D2−6については、転送データD3の作成を行なわな
い。
【0054】その後、読取制御部31は、読取り済みラ
イン数Xに1をインクリメントした後(ステップA5
0)、転送状態検出部103によって、ラインバッファ
の転送速度を検出する(ステップA60)。ここで、ラ
インバッファの入力/出力速度が予め設定された値Sよ
りも大きい場合、すなわち転送速度が速い時には(ステ
ップA60のYESルート参照)、切替部104が通常
転送モードを選択・切替し、I/F部33を用いて、格
納部に格納された転送データD3を情報処理装置40に
対して転送する(ステップA70)。その後ステップA
20に戻る。
【0055】転送データD3を受信した情報処理装置4
0は、転送データD3における移動量Mを参照して、図
5(c)に示すごとく、転送データD3における画像デ
ータが移動量Mと同数になるように画像データを複製す
ることにより、復元画像データを生成して画像を復元す
る。例えば、図4(b)の駆動周期T1に形成された転
送データD3−1(入力ライン番号A−1)は、その移
動量Mが「1」であるので、情報処理装置40は、その
転送データD3−1を構成する画像データを複写するこ
となく、その画像データを用いて復元画像データB−1
を生成する。
【0056】また、図4(b)の駆動周期T2に形成さ
れた転送データD3−2(入力ライン番号A−2)の移
動量Mは「3」であるので、情報処理装置40は、図5
(c)に示すように、その転送データD3−2の画像デ
ータが全部で3つになるようにコピーして復元画像デー
タB−2,B−3,B−4を生成する。そして、情報処
理装置40は、このようにして生成した復元画像データ
(有効ライン番号A−1,A−2,A−4,A−7)を
ディスプレイに表示させたりする。
【0057】一方、ラインバッファの入力/出力速度が
予め設定された値S以下である場合、すなわち転送速度
が遅い時には(ステップA60のNOルート参照)、切
替部104が圧縮転送モードを選択・切替する。そし
て、読取制御部31は、格納部に格納された転送データ
D3について、図6(c)に示すように、連続する複数
(本実施形態では2個)の転送データD3毎に、特定の
転送データD3以外の転送データD3を間引くととも
に、この間引かれた転送データD3に含まれる移動量M
を特定の転送データD3に含まれる移動量Mに加算し
て、特定の転送データD3における画像データと加算さ
れた移動量Mとからなる圧縮データD4を作成する(ス
テップA80)。
【0058】例えば、読取制御部31は、図6(c)に
示すように、転送データD3−1(有効ライン番号A−
1)および転送データD3−2(有効ライン番号A−
2)の2つの転送データD3について、転送データD3
−2(有効ライン番号A−2)を間引くとともに、この
間引かれた転送データD3−2に含まれる移動量M(M
=3)を、転送データD3−1に含まれる移動量M(M
=1)に加算して、転送データD3−1の画像データ
(入力ラインA−1)と移動量M(M=4)とからなる
圧縮データD4−1を作成する。
【0059】同様に、読取制御部31は、転送データD
3−3(有効ライン番号A−4)および転送データD3
−4(有効ライン番号A−7)の2つの転送データD3
について、転送データD3−4(有効ライン番号A−
7)を間引くとともに、この間引かれた転送データD3
−2に含まれる移動量M(M=1)を、転送データD3
−3に含まれる移動量M(M=1)に加算して、転送デ
ータD3−3の画像データ(入力ラインA−4)と移動
量M(M=2)とからなる圧縮データD4−2を作成す
る。
【0060】その後、読取制御部31は、I/F部33
を用いて、圧縮データD4を情報処理装置40に転送し
て(ステップA90)、ステップA20に戻る。圧縮デ
ータD4を受信した情報処理装置40は、圧縮データD
4における移動量Mを参照して、図6(d)に示すごと
く、転送データD3における画像データが移動量Mと同
数になるように画像データを複製することにより、復元
画像データを生成して画像を復元する。
【0061】例えば、圧縮データD4−1(入力ライン
番号A−1)は、その移動量Mが「4」であるので、情
報処理装置40は、図6(d)に示すように、その圧縮
データD4−1の画像データが全部で4つになるように
コピーして復元画像データB−1〜B−4を生成する。
同様に、圧縮データD4−2(入力ライン番号A−4)
は、その移動量Mが「2」であるので、情報処理装置4
0は、図6(d)に示すように、その圧縮データD4−
1の画像データが全部で2つになるようにコピーして復
元画像データB−5,B−6を生成する。
【0062】そして、情報処理装置40は、このように
して生成した復元画像データ(有効ライン番号A−1,
A−7)をディスプレイに表示させたりする。ここで、
本発明の第1実施形態としての画像読取システム100
における情報処理装置40の処理を、図7に示すフロー
チャート(ステップB10,B20)に従って説明す
る。情報処理装置40においては、データ処理部10
(I/F部33)から転送データD3もしくは圧縮デー
タD4が送信されているか否かを判断して(ステップB
10)、これらのデータが送信されている場合には(ス
テップB10のYESルート参照)、図5(c)もしく
は図6(d)を参照しながら前述したように、受信した
転送データD3もしくは圧縮データD4に基づいて、画
像データの復元を行ない(ステップB20)、ステップ
B10に戻る。そして、転送データD3もしくは圧縮デ
ータD4の送信が止まると(ステップB10のNOルー
ト参照)、処理を中止する。
【0063】このように、本発明の第1実施形態として
の画像読取システム100によれば、情報処理装置40
へのデータ転送時に、画像データとともに移動量Mを含
む転送データD3もしくは圧縮データD4を転送し、情
報処理装置40側において、転送データD3もしくは圧
縮データD4に含まれる画像データと移動量データMと
に基づいて復元画像データを生成するので、例えば、オ
ペレータによるスキャナ部20の移動(走査)が速すぎ
ることにより、移動量検出パルス信号S1のパルス周期
が、データ処理部10における駆動信号S2の駆動周期
Tよりも速くなった場合においても、スキャナ部20の
移動量Mに応じて画像データをコピーすることにより、
部分的に画像の抜けが生じることがなく、情報処理装置
40側において最終的に生成される画像がその走査方向
において縮むことがなく、高品質の画像を得ることがで
きる。
【0064】また、データ圧縮部102が、転送データ
生成部101によって生成された、連続する複数の転送
データD3毎に、特定の転送データD3以外の転送デー
タを間引くとともに、この間引かれた転送データD3に
含まれる移動量Mを特定の転送データD3に含まれる移
動量Mに加算して、特定の転送データD3における画像
データと加算された移動量Mとからなる圧縮データを生
成することにより、転送されるデータ量を少なくするこ
とができる。
【0065】これにより、データ転送のための機器(I
/F部33等)に要する要求能力を低くすることができ
るので、装置の製造コストを低減することができる。ま
た、例えば、画像読取装置1の解像度を高くして、スキ
ャナ部20のラインセンサによって取得される1ライン
分の画像データのデータ量が増大した場合であっても、
画像読取装置1から情報処理装置40へ転送される画像
データのデータ量を少なくすることができ、画像読取装
置1から情報処理装置40へのデータ転送を確実に行な
うことができる。
【0066】(B)第2実施形態の説明 図8は本発明の第2実施形態としての画像読取システム
100′の機能構成を模式的に示すブロック図である。
この図8に示すように、本発明の第2実施形態としての
画像読取装置1′は、画像読取システム100′を構成
するものであり、図1に示す画像読取装置1と同様に、
例えばノートパソコン等の情報機器40に着脱自在に取
り付けられ、原稿用紙(画像読取媒体;図示省略)上の
画像を読み取るためのものである。
【0067】図8に示すように、第2実施形態の画像読
取装置1′は、第1実施形態のデータ処理部10に代え
てデータ処理部10′をそなえるものであり、そのハー
ドウェア構成は画像読取装置1と同様である。なお、図
中、既述の符号と同一の符号は同一もしくは略同一の部
分を示しているので、その詳細な説明は省略する。本第
2実施形態の画像読取装置1′におけるデータ処理部1
0′は、第1実施形態のデータ処理部10における読取
制御部31に代えて読取制御部31′をそなえるもので
ある。
【0068】また、読取制御部31′は、第1実施形態
の読取制御部31において、転送検出部103に代えて
転送検出部103′をそなえるとともに、保持部105
をさらに追加して構成されている。この保持部105
は、I/F部33の上流側に配設され、I/F部33に
よる転送データD3もしくは圧縮データD4の転送前
に、これらの転送データD3もしくは圧縮データD4を
一時的に保持するものである。この保持部105は、ラ
インバッファに比して、書き込み/読み出し速度が遅
く、かつ大容量のRAM等によって構成されている。
【0069】転送データ生成部101によって生成され
た転送データD3やデータ圧縮部102によって生成さ
れた圧縮データD4は、I/F部33によって転送され
る前に、この保持部105に一時的に保持されるように
なっている。そして、I/F部33は、この保持部10
5に保持された転送データD3もしくは圧縮データD4
を、格納された順番で、順次、情報処理装置40に送信
するようになっている。又、第2実施形態の転送状態検
出部103′は、保持部105の残容量を監視するよう
になっており、これによりI/F部33の転送状態(転
送速度)を検出するようになっている。
【0070】切替部104は、転送状態検出部103′
による検出結果において、保持部105の残容量が予め
設定された基準値(例えば10%等)以下である場合に
は、何らかの理由により転送速度が遅いと判断して、デ
ータ圧縮部102によって生成された圧縮データD4を
I/F部33に転送させる(圧縮モード)ようになって
いる。
【0071】また、切替部104は、転送状態検出部1
03′による検出結果において、保持部105の残容量
が予め設定された基準値(例えば10%)よりも多い場
合には、転送速度が速いと判断して、転送データ生成部
101によって生成された転送データD3をI/F部
(データ転送部)33に転送させる(通常転送モード)
ようになっている。
【0072】I/F部(データ転送部)33は、保持部
105に一時的に保持された転送データD3もしくは圧
縮データD4のいずれか一方を情報処理装置40に対し
て転送するものである。図9は、本発明の第2実施形態
としての画像読取装置1′の動作を説明するためのフロ
ーチャート(ステップA10〜A50,A60′,A7
0〜A90)である。
【0073】この図9に示す本第2実施形態の画像読取
装置1′の動作フローは、図3に示した第1実施形態の
画像読取装置1による動作のステップA60に代えてス
テップA60′をそなえるものである。そして、図9
中、既述の符号と同一の符号で示すステップは同一もし
くは略同一のステップを示しているので、その説明は省
略する。
【0074】ステップA60′においては、転送状態検
出部103′は、保持部105の残容量を検出する。保
持部105の残容量が予め設定された値(例えば10
%)よりも大きい場合には、(ステップA60′のYE
Sルート参照)、転送速度が速いものであるとして、切
替部104が通常転送モードを選択・切替し、I/F部
33を用いて転送データD3を情報処理装置40に対し
て転送する(ステップA70)。
【0075】一方、保持部105の残容量が予め設定さ
れた値(例えば10%)以下である場合には(ステップ
A60′のNOルート参照)、転送速度が遅いものであ
るとして、切替部104が圧縮転送モードを選択・切替
し、I/F部33を用いて圧縮データD4を作成して
(ステップA80)、情報処理装置40に対して転送す
るのである(ステップA90)。
【0076】このように、本発明の第2実施形態として
の画像読取システム100′によれば、第1実施形態と
同様の作用効果を得ることができる他、I/F部33に
よって転送データD3もしくは圧縮データD4を情報処
理装置40に送信する前に、これらの転送データD3も
しくは圧縮データD4を保持部105に一時的に保持す
ることにより、I/F部33が伝送速度が遅いものであ
る場合でも、確実にデータ転送を行うことができ、例え
ば、画像読取装置1の解像度を高くして、スキャナ部2
0のラインセンサによって取得される1ライン分の画像
データのデータ量が増大した場合においても、確実にデ
ータ転送を行なうことができる。
【0077】また、転送状態検出部103′が保持部1
05の残容量を検出することによって転送状態を容易に
検出することができ、更に、何らかの理由でデータ転送
において滞りが生じた場合においても、保持部105が
オーバーフローすることがなく、データ転送を確実に行
なうことができる。さらに、切替部104によって、保
持部105の残容量が少ない場合にはデータ圧縮部10
2によって生成した圧縮データD4を転送(圧縮転送モ
ード)するので、必ずしも大容量の保持部105をそな
える必要がなく、保持部105の容量を小さく構成する
ことができ、製造コストを低減することができる。
【0078】(C)その他 上述した各実施形態における画像読取装置1,1′や情
報処理装置(画像復元部)40としての機能は、コンピ
ュータ(CPU等)がプログラムを実行することにより
実現することができ、このプログラムを実行することに
より、コンピュータが、転送データ生成部101,デー
タ圧縮部102,転送状態検出部103,切替部10
4,画像信号処理部32およびI/F部33としての機
能を果すようになっている。
【0079】そして、かかるプログラムをコンピュータ
読取可能な記録媒体(例えば、磁気記憶装置,光磁気記
憶装置,CD−ROM,CD−R,CD−RW,DV
D,DVD−R,DVD−RW,フロッピー(登録商
標)ディスク,メモリカード等)に記録することによ
り、プログラムの保存,配布等を容易に行なうことがで
きる。又、このプログラムをインターネット上のサーバ
等に保存し、インターネットに接続可能な機器からこの
プログラムを取得できるようにしてもよい。
【0080】なお、上述した実施形態に関わらず、本発
明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施すること
ができる。例えば、上述した各実施形態においては、図
1に示した情報処理装置40内にデータ処理部10,1
0′をそなえて、データ処理部10,10′とスキャナ
部20とをケーブル接続して構成してもよい。又、情報
処理装置40内にデータ処理部10,10′およびスキ
ャナ部20をそなえ、これらが一体の装置となるように
構成してもよい。
【0081】また、上述した各実施形態においては、停
止している原稿用紙に対してオペレータがスキャナ部2
0を移動させて走査を行なう例について説明したが、こ
れに限定されるものではなく、原稿用紙を搬送する搬送
装置(図示略)をそなえ、停止しているスキャナ部20
に対して原稿用紙が移動するように構成してもよい。さ
らに、上述した各実施形態においては、画像読取部21
が、駆動信号S2をトリガとして原稿用紙における1ラ
イン分の画像を順次読み込むようになっているが、これ
に限定されるものではなく、画像読取部21は、一度に
複数ライン分の画像を順次読み込んでもよい。
【0082】また、上述した各実施形態においては、画
像読取装置1,1′が、スキャナ部20,ケーブル1
5,コネクタ部24およびPCカード16をそなえて構
成され、スキャナ部20がケーブル15,コネクタ部2
4およびPCカード16を介して情報処理装置40に通
信可能に接続されているが、これに限定されるものでは
なく、スキャナ部20が、例えば、画像読取装置は、U
SB(Universal serialbus)やRS−232C,SC
SI等の他の手法で情報処理装置に接続されてもよい。
【0083】なお、この場合において、データ処理部1
0,10′を構成する各部は、スキャナ部20もしくは
情報処理装置のいずれの側にそなえられていてもよい。
また、上述した第1実施形態の画像読取装置1の転送状
態検出部103は、ラインバッファの入力/出力速度を
検出することによりデータの転送速度(転送状態)を検
出しており、又、第2実施形態の画像読取装置1の転送
状態検出部103′は、保持部105の残容量を検出す
ることによりデータの転送速度(転送状態)を検出して
いるが、これらに限定されるものではない。
【0084】すなわち、転送状態検出部103や10
3′は、ラインバッファの入力/出力速度と保持部の残
容量との両方を検出し、これらの検出結果に基づいて転
送速度の検出を行なってもよく、又、格納部における単
位時間あたりの入力速度および出力速度を測定すること
により転送速度を検出してもよく、これら以外の手法を
用いて転送速度を検出してもよい。
【0085】さらに、上述した各実施形態においては、
転送状態検出部103,103′は、それぞれ転送状態
として転送速度や保持部105の残容量を検出している
が、これに限定されるものでもなく、転送速度の検出以
外の手法を用いて転送状態を検出してもよい。また、筐
体11の形状は直方体形状や円筒形状に限定されるもの
ではなく、種々変形して実施することができる。
【0086】なお、本発明の各実施形態が開示されてい
れば、当業者によって製造することが可能である。 (D)付記 (付記1) 画像読取媒体上の画像を読み取る画像読取
装置であって、該画像読取媒体上の所定ライン分の画像
を所定時間間隔毎に単位ラインデータとして読み取る画
像読取部と、該画像読取媒体に対する該画像読取部の相
対的な移動量を検出する移動量検出部と、該移動量検出
部が前記画像読取部の移動を検出すると、該単位ライン
データに基づいて画像データを生成するとともに、該移
動量検出部によって検出された前記画像読取部の移動量
に基づいて当該画像データに対応する移動量を求め、該
画像データと該移動量とからなる転送データを生成する
転送データ生成部と、該転送データ生成部によって生成
された、連続する複数の転送データ毎に、特定の転送デ
ータ以外の転送データを間引くとともに、当該間引かれ
た転送データに含まれる該移動量を前記特定の転送デー
タに含まれる移動量に加算して、前記特定の転送データ
における画像データと前記加算された移動量とからなる
圧縮データを生成するデータ圧縮部と、該転送データ生
成部によって生成された該転送データもしくは該データ
圧縮部によって生成された該圧縮データのいずれか一方
を転送するデータ転送部とをそなえたことを特徴とす
る、画像読取装置。
【0087】(付記2) 該データ転送部による転送状
態を検出する転送状態検出部と、前記転送状態検出部に
よる検出結果に応じて、前記転送データ生成部によって
生成された転送データを該データ転送部に転送させる通
常転送モードと、前記データ圧縮部によって生成された
圧縮データを該データ転送部に転送させる圧縮転送モー
ドとのいずれか一方のモードに選択的に切り替える切替
部とをそなえたことを特徴とする、付記1記載の画像読
取装置。
【0088】(付記3) 前記転送状態検出部による検
出結果が所定値以上の場合に、該切替部が該圧縮転送モ
ードを選択し、該データ転送部が該圧縮データを転送す
ることを特徴とする、付記2記載の画像読取装置。 (付記4) 該データ転送部による転送前に、該転送デ
ータもしくは該圧縮データを一時的に保持する保持部を
そなえ、該転送状態検出部が、該保持部の残容量に基づ
いて該転送状態を検出することを特徴とする、付記1〜
付記3記載のいずれか1項に記載の画像読取装置。
【0089】(付記5) 画像読取媒体上の画像を読み
取る画像読取システムであって、該画像読取媒体上の所
定ライン分の画像を所定時間間隔毎に単位ラインデータ
として読み取る画像読取部と、該画像読取媒体に対する
該画像読取部の相対的な移動量を検出する移動量検出部
と、該移動量検出部が前記画像読取部の移動を検出する
と、該単位ラインデータに基づいて画像データを生成す
るとともに、該移動量検出部によって検出された前記画
像読取部の移動量に基づいて当該画像データに対応する
移動量を求め、該画像データと該移動量とからなる転送
データを生成する転送データ生成部と、該転送データ生
成部によって生成された、連続する複数の転送データ毎
に、特定の転送データ以外の転送データを間引くととも
に、当該間引かれた転送データに含まれる該移動量を前
記特定の転送データに含まれる移動量に加算して、前記
特定の転送データにおける画像データと加算された移動
量とからなる圧縮データを生成するデータ圧縮部と、該
転送データ生成部によって生成された該転送データもし
くは該データ圧縮部によって生成された該圧縮データの
いずれか一方を転送するデータ転送部と、該データ転送
部による転送先にそなえられ、該転送データもしくは該
圧縮データにおける該画像データを当該転送データにお
ける該移動量に応じて複製することにより、該画像を復
元する画像復元部とをそなえたことを特徴とする、画像
読取システム。
【0090】(付記6) 該データ転送部による転送状
態を検出する転送状態検出部と、前記転送状態検出部に
よる検出結果に応じて、前記転送データ生成部によって
生成された転送データを該データ転送部に転送させる通
常転送モードと、前記データ圧縮部によって生成された
圧縮データを該データ転送部に転送させる圧縮転送モー
ドとのいずれか一方のモードに選択的に切り替える切替
部とをそなえたことを特徴とする、付記5記載の画像読
取システム。
【0091】(付記7) 前記転送状態検出部による検
出結果が所定値以上の場合に、該切替部が該圧縮転送モ
ードを選択し、該データ転送部が、該圧縮データを転送
することを特徴とする、付記6記載の画像読取システ
ム。 (付記8) 該データ転送部による転送前に、該転送デ
ータもしくは圧縮データを一時的に保持する保持部をそ
なえ、該転送状態検出部が、該保持部の残容量に基づい
て該転送状態を検出することを特徴とする、付記5〜付
記7のいずれか1項に記載の画像読取システム。
【0092】(付記9) 画像読取部を用いて画像読取
媒体上の画像を読み取る画像読取方法であって、該画像
読取部を用いて、該画像読取媒体上の所定ライン分の画
像を所定時間間隔毎に単位ラインデータとして読み取る
画像読取ステップと、該画像読取媒体に対する該画像読
取部の相対的な移動量を検出する移動量検出ステップ
と、該移動量検出ステップにおいて該画像読取部の移動
を検出すると、該単位ラインデータに基づいて画像デー
タを生成するとともに、該移動量検出ステップにおいて
検出した該画像読取部の移動量に基づいて当該画像デー
タに対応する移動量を求め、該画像データと該移動量と
からなる転送データを生成する転送データ生成ステップ
と、該転送データ生成ステップにおいて生成された、連
続する複数の転送データ毎に、特定の転送データ以外の
転送データを間引くとともに、当該間引かれた転送デー
タに含まれる該移動量を前記特定の転送データに含まれ
る移動量に加算して、前記特定の転送データにおける画
像データと前記加算された移動量とからなる圧縮データ
を生成するデータ圧縮ステップと、該転送データ生成ス
テップにおいて生成された該転送データもしくは該デー
タ圧縮ステップにおいて生成された該圧縮データのいず
れか一方を転送するデータ転送ステップとをそなえたこ
とを特徴とする、画像読取方法。
【0093】(付記10) 前記データ転送ステップに
おける転送状態を検出する転送状態検出ステップと、前
記転送状態検出ステップにおける検出結果に応じて、前
記転送データ生成ステップにおいて生成された転送デー
タを転送する通常転送モードと、前記データ圧縮ステッ
プにおいて生成された圧縮データを転送する圧縮転送モ
ードとのいずれか一方のモードに選択的に切り替える切
替ステップをそなえたことを特徴とする、付記9記載の
画像読取方法。
【0094】(付記11) 前記転送状態検出ステップ
における検出結果が所定値以上の場合に、該切替ステッ
プにおいて該圧縮転送モードを選択して、該データ転送
ステップにおいて該圧縮データを転送することを特徴と
する、付記10記載の画像読取方法。 (付記12) 該データ転送ステップにおける転送前
に、該転送データもしくは該圧縮データを保持部に一時
的に保持する保持ステップをそなえ、該転送状態検出ス
テップにおいて、該保持部の残容量に基づいて該転送状
態を検出することを特徴とする、付記9〜付記11のい
ずれか1項に記載の画像読取方法。
【0095】(付記13) 該データ転送ステップによ
る転送先において、該転送データもしくは該圧縮データ
における該画像データを当該転送データにおける該移動
量に応じて複製することにより、該画像を復元する画像
復元ステップをそなえたことを特徴とする、付記9〜付
記12のいずれか1項に記載の画像読取方法。 (付記14) 画像読取媒体上の所定ライン分の画像を
所定時間間隔毎に単位ラインデータとして読み取る画像
読取装置を用いて、該画像読取媒体上の画像を読み取る
機能をコンピュータに実行させるためのプログラムを記
録したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、該プ
ログラムが、該画像読取媒体に対する該画像読取部の相
対的な移動量を検出する移動量検出部と、該移動量検出
部が前記画像読取部の移動を検出すると、該単位ライン
データに基づいて画像データを生成するとともに、該移
動量検出部によって検出された前記画像読取部の移動量
に基づいて当該画像データに対応する移動量を求め、該
画像データと該移動量とからなる転送データを生成する
転送データ生成部と、該転送データ生成部によって生成
された、連続する複数の転送データ毎に、特定の転送デ
ータ以外の転送データを間引くとともに、当該間引かれ
た転送データに含まれる該移動量を前記特定の転送デー
タに含まれる移動量に加算して、前記特定の転送データ
における画像データと前記加算された移動量とからなる
圧縮データを生成するデータ圧縮部と、該転送データ生
成部によって生成された該転送データもしくは該データ
圧縮部によって生成された該圧縮データのいずれか一方
を転送するデータ転送部として、該コンピュータを機能
させることを特徴とする、プログラムを記録したコンピ
ュータ読取可能な記録媒体。
【0096】(付記15) 該データ転送部による転送
状態を検出する転送状態検出部と、前記転送状態検出部
による検出結果に応じて、前記転送データ生成部によっ
て生成された転送データを該データ転送部に転送させる
通常転送モードと、前記データ圧縮部によって生成され
た圧縮データを該データ転送部に転送させる圧縮転送モ
ードとのいずれか一方のモードに選択的に切り替える切
替部としても該コンピュータを機能させることを特徴と
する、付記14記載のプログラムを記録したコンピュー
タ読取可能な記録媒体。
【0097】(付記16) 前記転送状態検出部による
検出結果が所定値以上の場合に、該切替部が該圧縮転送
モードを選択し、該データ転送部が該圧縮データを転送
することを特徴とする、付記15記載のプログラムを記
録したコンピュータ読取可能な記録媒体。 (付記17) 該データ転送部による転送前に、該転送
データもしくは該圧縮データを一時的に保持する保持部
としても該コンピュータを機能させるとともに、該転送
状態検出部が、該保持部の残容量に基づいて該転送状態
を検出することを特徴とする、付記14〜付記16記載
のいずれか1項に記載のプログラムを記録したコンピュ
ータ読取可能な記録媒体。
【0098】(付記18) 画像読取媒体上の所定ライ
ン分の画像を所定時間間隔毎に単位ラインデータとして
読み取る画像読取装置を用いて、該画像読取媒体上の画
像を読み取る機能をコンピュータに実行させるためのプ
ログラムであって、該画像読取媒体に対する該画像読取
部の相対的な移動量を検出する移動量検出部と、該移動
量検出部が前記画像読取部の移動を検出すると、該単位
ラインデータに基づいて画像データを生成するととも
に、該移動量検出部によって検出された前記画像読取部
の移動量に基づいて当該画像データに対応する移動量を
求め、該画像データと該移動量とからなる転送データを
生成する転送データ生成部と、該転送データ生成部によ
って生成された、連続する複数の転送データ毎に、特定
の転送データ以外の転送データを間引くとともに、当該
間引かれた転送データに含まれる該移動量を前記特定の
転送データに含まれる移動量に加算して、前記特定の転
送データにおける画像データと前記加算された移動量と
からなる圧縮データを生成するデータ圧縮部と、該転送
データ生成部によって生成された該転送データもしくは
該データ圧縮部によって生成された該圧縮データのいず
れか一方を転送するデータ転送部として、該コンピュー
タを機能させることを特徴とする、プログラム。
【0099】(付記19) 該データ転送部による転送
状態を検出する転送状態検出部と、前記転送状態検出部
による検出結果に応じて、前記転送データ生成部によっ
て生成された転送データを該データ転送部に転送させる
通常転送モードと、前記データ圧縮部によって生成され
た圧縮データを該データ転送部に転送させる圧縮転送モ
ードとのいずれか一方のモードに選択的に切り替える切
替部としても該コンピュータを機能させることを特徴と
する、付記18記載のプログラム。
【0100】(付記20) 前記転送状態検出部による
検出結果が所定値以上の場合に、該切替部が該圧縮転送
モードを選択し、該データ転送部が該圧縮データを転送
することを特徴とする、付記19記載のプログラム。 (付記21) 該データ転送部による転送前に、該転送
データもしくは該圧縮データを一時的に保持する保持部
としても該コンピュータを機能させるとともに、該転送
状態検出部が、該保持部の残容量に基づいて該転送状態
を検出することを特徴とする、付記18〜付記20のい
ずれか1項に記載のプログラム。
【0101】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の画像読取
装置,画像読取システム,画像読取方法,プログラムを
記録したコンピュータ読取可能な記録媒体およびプログ
ラムによれば、以下の効果ないし利点がある。 (1)連続する複数の転送データ毎に、特定の転送デー
タ以外の転送データを間引くとともに、この間引かれた
転送データに含まれる移動量を特定の転送データに含ま
れる移動量に加算して、特定の転送データにおける画像
データと加算された移動量とからなる圧縮データを生成
することにより、転送するデータ量を少なくすることが
でき、データ転送のための機器(データ転送部等)に要
する要求能力を低くすることができるので、装置の製造
コストを低減することができる。又、画像読取装置から
情報処理装置へのデータ転送を確実に行なうこともでき
る(請求項1〜請求項5)。
【0102】(2)転送データもしくは圧縮データの転
送状態を検出し、この検出結果に応じて、通常転送モー
ドと圧縮転送モードとのいずれか一方のモードに選択的
に切り替えることにより、データ転送の状態に応じた最
適なデータ転送を行なうことができる。 (3)転送データもしくは圧縮データの転送前に、転送
データもしくは該圧縮データを保持部に一時的に保持
し、この保持部の残容量に基づいて転送状態を検出する
ことにより、転送状態を容易に検出することができ、
又、何らかの理由でデータ転送において滞りが生じた場
合においても、保持部がオーバーフローすることがな
く、データ転送を確実に行なうことができる。
【0103】(4)データの転送先において、転送デー
タもしくは圧縮データにおける画像データをこの転送デ
ータにおける移動量に応じて複製することにより、画像
を容易に復元することができ、走査速度の影響を受けず
に走査方向に縮みのない画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態としての画像読取システ
ムの機能構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態としての画像読取装置の
ハードウェア構成を模式的に示す斜視図である。
【図3】本発明の第1実施形態としての画像読取装置の
動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】(a)〜(g)は本発明の第1実施形態として
の画像読取装置におけるデータ処理部による処理を説明
するためのタイムチャートである。
【図5】(a)〜(c)は本発明の第1実施形態として
の画像読取システムにおける通常転送モード時に生成さ
れるデータを説明するための図である。
【図6】(a)〜(d)は本発明の第1実施形態として
の画像読取システムにおける圧縮転送モード時に生成さ
れるデータを説明するための図である。
【図7】本発明の第1実施形態としての画像読取システ
ムにおける情報処理装置の処理を説明するためのフロー
チャートである。
【図8】本発明の第2実施形態としての画像読取システ
ムの機能構成を示すブロック図である。
【図9】発明の第2実施形態としての画像読取装置の動
作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 画像読取装置 10,10′ データ処理部 11 筐体 11a 画像読取面 12 透明保護カバー 13 回転ローラ 14 操作スイッチ 15 ケーブル 16 PCカード 16a コネクタ部 16b PCカードインタフェース(I/F部) 20 スキャナ部 21 画像読取部 22 移動量検出部 31 読取制御部 32 画像信号処理部 33 I/F部(データ転送部) 40 情報処理装置 100 画像読取システム 101 データ生成部 102 データ圧縮部 103,103′ 転送状態検出部 104 切替部 105 保持部
フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 AA01 BB02 CA06 CA11 CB06 CB25 EA07 5C072 AA01 BA02 EA05 PA02 5C076 AA22 BA03 BA04 BA06 BB06 BB42 5C077 LL17 MM18 NP10 PP43 PQ24 RR18 RR21

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像読取媒体上の画像を読み取る画像読
    取装置であって、 該画像読取媒体上の所定ライン分の画像を所定時間間隔
    毎に単位ラインデータとして読み取る画像読取部と、 該画像読取媒体に対する該画像読取部の相対的な移動量
    を検出する移動量検出部と、 該移動量検出部が前記画像読取部の移動を検出すると、
    該単位ラインデータに基づいて画像データを生成すると
    ともに、該移動量検出部によって検出された前記画像読
    取部の移動量に基づいて当該画像データに対応する移動
    量を求め、該画像データと該移動量とからなる転送デー
    タを生成する転送データ生成部と、 該転送データ生成部によって生成された、連続する複数
    の転送データ毎に、特定の転送データ以外の転送データ
    を間引くとともに、当該間引かれた転送データに含まれ
    る該移動量を前記特定の転送データに含まれる移動量に
    加算して、前記特定の転送データにおける画像データと
    前記加算された移動量とからなる圧縮データを生成する
    データ圧縮部と、 該転送データ生成部によって生成された該転送データも
    しくは該データ圧縮部によって生成された該圧縮データ
    のいずれか一方を転送するデータ転送部とをそなえたこ
    とを特徴とする、画像読取装置。
  2. 【請求項2】 画像読取媒体上の画像を読み取る画像読
    取システムであって、 該画像読取媒体上の所定ライン分の画像を所定時間間隔
    毎に単位ラインデータとして読み取る画像読取部と、 該画像読取媒体に対する該画像読取部の相対的な移動量
    を検出する移動量検出部と、 該移動量検出部が前記画像読取部の移動を検出すると、
    該単位ラインデータに基づいて画像データを生成すると
    ともに、該移動量検出部によって検出された前記画像読
    取部の移動量に基づいて当該画像データに対応する移動
    量を求め、該画像データと該移動量とからなる転送デー
    タを生成する転送データ生成部と、 該転送データ生成部によって生成された、連続する複数
    の転送データ毎に、特定の転送データ以外の転送データ
    を間引くとともに、当該間引かれた転送データに含まれ
    る該移動量を前記特定の転送データに含まれる移動量に
    加算して、前記特定の転送データにおける画像データと
    加算された移動量とからなる圧縮データを生成するデー
    タ圧縮部と、 該転送データ生成部によって生成された該転送データも
    しくは該データ圧縮部によって生成された該圧縮データ
    のいずれか一方を転送するデータ転送部と、 該データ転送部による転送先にそなえられ、該転送デー
    タもしくは該圧縮データにおける該画像データを当該転
    送データにおける該移動量に応じて複製することによ
    り、該画像を復元する画像復元部とをそなえたことを特
    徴とする、画像読取システム。
  3. 【請求項3】 画像読取部を用いて画像読取媒体上の画
    像を読み取る画像読取方法であって、 該画像読取部を用いて、該画像読取媒体上の所定ライン
    分の画像を所定時間間隔毎に単位ラインデータとして読
    み取る画像読取ステップと、 該画像読取媒体に対する該画像読取部の相対的な移動量
    を検出する移動量検出ステップと、 該移動量検出ステップにおいて該画像読取部の移動を検
    出すると、該単位ラインデータに基づいて画像データを
    生成するとともに、該移動量検出ステップにおいて検出
    した該画像読取部の移動量に基づいて当該画像データに
    対応する移動量を求め、該画像データと該移動量とから
    なる転送データを生成する転送データ生成ステップと、 該転送データ生成ステップにおいて生成された、連続す
    る複数の転送データ毎に、特定の転送データ以外の転送
    データを間引くとともに、当該間引かれた転送データに
    含まれる該移動量を前記特定の転送データに含まれる移
    動量に加算して、前記特定の転送データにおける画像デ
    ータと前記加算された移動量とからなる圧縮データを生
    成するデータ圧縮ステップと、 該転送データ生成ステップにおいて生成された該転送デ
    ータもしくは該データ圧縮ステップにおいて生成された
    該圧縮データのいずれか一方を転送するデータ転送ステ
    ップとをそなえたことを特徴とする、画像読取方法。
  4. 【請求項4】 画像読取媒体上の所定ライン分の画像を
    所定時間間隔毎に単位ラインデータとして読み取る画像
    読取装置を用いて、該画像読取媒体上の画像を読み取る
    機能をコンピュータに実行させるためのプログラムを記
    録したコンピュータ読取可能な記録媒体であって、 該プログラムが、 該画像読取媒体に対する該画像読取部の相対的な移動量
    を検出する移動量検出部と、 該移動量検出部が前記画像読取部の移動を検出すると、
    該単位ラインデータに基づいて画像データを生成すると
    ともに、該移動量検出部によって検出された前記画像読
    取部の移動量に基づいて当該画像データに対応する移動
    量を求め、該画像データと該移動量とからなる転送デー
    タを生成する転送データ生成部と、 該転送データ生成部によって生成された、連続する複数
    の転送データ毎に、特定の転送データ以外の転送データ
    を間引くとともに、当該間引かれた転送データに含まれ
    る該移動量を前記特定の転送データに含まれる移動量に
    加算して、前記特定の転送データにおける画像データと
    前記加算された移動量とからなる圧縮データを生成する
    データ圧縮部と、 該転送データ生成部によって生成された該転送データも
    しくは該データ圧縮部によって生成された該圧縮データ
    のいずれか一方を転送するデータ転送部として、該コン
    ピュータを機能させることを特徴とする、プログラムを
    記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
  5. 【請求項5】 画像読取媒体上の所定ライン分の画像を
    所定時間間隔毎に単位ラインデータとして読み取る画像
    読取装置を用いて、該画像読取媒体上の画像を読み取る
    機能をコンピュータに実行させるためのプログラムであ
    って、 該画像読取媒体に対する該画像読取部の相対的な移動量
    を検出する移動量検出部と、 該移動量検出部が前記画像読取部の移動を検出すると、
    該単位ラインデータに基づいて画像データを生成すると
    ともに、該移動量検出部によって検出された前記画像読
    取部の移動量に基づいて当該画像データに対応する移動
    量を求め、該画像データと該移動量とからなる転送デー
    タを生成する転送データ生成部と、 該転送データ生成部によって生成された、連続する複数
    の転送データ毎に、特定の転送データ以外の転送データ
    を間引くとともに、当該間引かれた転送データに含まれ
    る該移動量を前記特定の転送データに含まれる移動量に
    加算して、前記特定の転送データにおける画像データと
    前記加算された移動量とからなる圧縮データを生成する
    データ圧縮部と、 該転送データ生成部によって生成された該転送データも
    しくは該データ圧縮部によって生成された該圧縮データ
    のいずれか一方を転送するデータ転送部として、該コン
    ピュータを機能させることを特徴とする、プログラム。
JP2001091084A 2001-03-27 2001-03-27 画像読取装置,画像読取システム,画像読取方法,プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体およびプログラム Expired - Lifetime JP4472886B2 (ja)

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