JPH1132172A - 画像読み取り装置 - Google Patents
画像読み取り装置Info
- Publication number
- JPH1132172A JPH1132172A JP9184832A JP18483297A JPH1132172A JP H1132172 A JPH1132172 A JP H1132172A JP 9184832 A JP9184832 A JP 9184832A JP 18483297 A JP18483297 A JP 18483297A JP H1132172 A JPH1132172 A JP H1132172A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像読み取り装置、特にハンディスキャナ装
置では、操作者の操作により本や原稿の任意の部分を読
み取ることができるが、主走査方向の読み取り幅を変え
ることはできなかった。また、副走査方向のみの領域指
定では読み取ったデータに不要な部分が含まれ、ホスト
コンピュータへの転送に時間がかかる等の問題があっ
た。 【解決手段】 光学読み取り部１０１と、読み取り幅検
知部１０２と、読み取り幅記憶部１０３と、画像処理部
１０４と、制御部１０７を備え、ハンディスキャナ本体
上には最大読み取り幅の任意の位置に設定できるスライ
ドスイッチを設けてあり、指定された読み取り開始から
指定された読み取り終了までの間または自動で終了する
までの間、指定された有効読み取り幅の領域を読み取る
ようにした画像読み取り装置とする。
置では、操作者の操作により本や原稿の任意の部分を読
み取ることができるが、主走査方向の読み取り幅を変え
ることはできなかった。また、副走査方向のみの領域指
定では読み取ったデータに不要な部分が含まれ、ホスト
コンピュータへの転送に時間がかかる等の問題があっ
た。 【解決手段】 光学読み取り部１０１と、読み取り幅検
知部１０２と、読み取り幅記憶部１０３と、画像処理部
１０４と、制御部１０７を備え、ハンディスキャナ本体
上には最大読み取り幅の任意の位置に設定できるスライ
ドスイッチを設けてあり、指定された読み取り開始から
指定された読み取り終了までの間または自動で終了する
までの間、指定された有効読み取り幅の領域を読み取る
ようにした画像読み取り装置とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、手動または自動で
画像を読み取る画像読み取り装置に関する。
画像を読み取る画像読み取り装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、画像読み取り装置、特にハンディ
スキャナ装置では、操作者の操作により本や原稿の任意
の部分を読み取ることができるものがあった。操作者は
ハンディスキャナ装置を本や原稿などの読み取りたい範
囲に合わせ、手動または自動で読み取り動作を行うこと
ができた。
スキャナ装置では、操作者の操作により本や原稿の任意
の部分を読み取ることができるものがあった。操作者は
ハンディスキャナ装置を本や原稿などの読み取りたい範
囲に合わせ、手動または自動で読み取り動作を行うこと
ができた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のハンディスキャナ装置では、ハンディス
キャナ本体を移動させる方向、すなわち副走査方向の読
み取り幅を変えることはできても、ハンディスキャナ本
体を移動させる方向と直行する方向、すなわち主走査方
向の読み取り幅を変えることはできなかった。
たような従来のハンディスキャナ装置では、ハンディス
キャナ本体を移動させる方向、すなわち副走査方向の読
み取り幅を変えることはできても、ハンディスキャナ本
体を移動させる方向と直行する方向、すなわち主走査方
向の読み取り幅を変えることはできなかった。
【０００４】また、副走査方向のみの領域指定では読み
取ったデータに不要な部分が含まれ、ホストコンピュー
タへの転送に時間がかかる等の問題があった。
取ったデータに不要な部分が含まれ、ホストコンピュー
タへの転送に時間がかかる等の問題があった。
【０００５】本発明は上記の課題に鑑み、任意の読み取
り領域の指定ができる画像読み取り装置を提供すること
を目的とする。
り領域の指定ができる画像読み取り装置を提供すること
を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、読み取り開始を指定する手段と、読み取
り終了を指定する手段と、主走査方向の読み取り幅を指
定する手段と、前記指定された読み取り幅情報により任
意の部分を有効読み取り幅とする手段を有し、前記指定
された読み取り開始から前記指定された読み取り終了ま
での間、指定された有効読み取り幅の領域を読み取るよ
うにした画像読み取り装置とする。
に、本発明は、読み取り開始を指定する手段と、読み取
り終了を指定する手段と、主走査方向の読み取り幅を指
定する手段と、前記指定された読み取り幅情報により任
意の部分を有効読み取り幅とする手段を有し、前記指定
された読み取り開始から前記指定された読み取り終了ま
での間、指定された有効読み取り幅の領域を読み取るよ
うにした画像読み取り装置とする。
【０００７】この発明の画像読み取り装置によれば、読
み取り幅の設定を自由に行うことができるため、任意の
面積の読み取り範囲を指定でき、短時間で効率のよいハ
ンディスキャナ読み取りを行うことができ、また、必要
なデータが転送されるため、転送時間の短縮を図ること
ができる。
み取り幅の設定を自由に行うことができるため、任意の
面積の読み取り範囲を指定でき、短時間で効率のよいハ
ンディスキャナ読み取りを行うことができ、また、必要
なデータが転送されるため、転送時間の短縮を図ること
ができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、画像の任意の部分を読み取ることができるハンディ
スキャナ装置であって、画像を読み取る光学読み取り部
と、読み取り開始を指定する手段と、読み取り終了を指
定する手段と、前記読み取り開始を指定する手段とは別
に装置が自動的に読み取り終了を行う手段と、主走査方
向の読み取り幅を指定する手段と、前記指定された読み
取り幅情報により任意の部分を有効読み取り幅とする手
段を有し、前記指定された読み取り開始から前記指定さ
れた読み取り終了までの間または自動で終了するまでの
間、前記指定された有効読み取り幅の領域を読み取るよ
うにした画像読み取り装置であり、任意の読み取り領域
の指定ができるとともに、指定された読み取り開始り幅
の領域を読み取るという作用を有する。
は、画像の任意の部分を読み取ることができるハンディ
スキャナ装置であって、画像を読み取る光学読み取り部
と、読み取り開始を指定する手段と、読み取り終了を指
定する手段と、前記読み取り開始を指定する手段とは別
に装置が自動的に読み取り終了を行う手段と、主走査方
向の読み取り幅を指定する手段と、前記指定された読み
取り幅情報により任意の部分を有効読み取り幅とする手
段を有し、前記指定された読み取り開始から前記指定さ
れた読み取り終了までの間または自動で終了するまでの
間、前記指定された有効読み取り幅の領域を読み取るよ
うにした画像読み取り装置であり、任意の読み取り領域
の指定ができるとともに、指定された読み取り開始り幅
の領域を読み取るという作用を有する。
【０００９】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して説明する。 （実施の形態１）図１は本発明の実施の形態１の画像読
み取り装置のブロック図、図２は同画像読み取り装置の
使用において原稿とハンディスキャナのスライドスイッ
チの位置関係を示す図、図３は同画像読み取り装置にお
ける画像信号と出力信号の関係を示す図である。
を参照して説明する。 （実施の形態１）図１は本発明の実施の形態１の画像読
み取り装置のブロック図、図２は同画像読み取り装置の
使用において原稿とハンディスキャナのスライドスイッ
チの位置関係を示す図、図３は同画像読み取り装置にお
ける画像信号と出力信号の関係を示す図である。
【００１０】本実施の形態１の画像読み取り装置は、図
１に示すように光学読み取り部１０１と、読み取り幅検
知部１０２と、読み取り幅記憶部１０３と、画像処理部
１０４と、操作パネル部１０５と、ホストインタフェー
ス部１０６と、制御部１０７を備えて構成されている。
１に示すように光学読み取り部１０１と、読み取り幅検
知部１０２と、読み取り幅記憶部１０３と、画像処理部
１０４と、操作パネル部１０５と、ホストインタフェー
ス部１０６と、制御部１０７を備えて構成されている。
【００１１】この画像読み取り装置において、図２
（ｂ）に示すようにハンディスキャナ本体１０８上には
スライドスイッチ１０９とスタート・ストップボタン１
１０を設けてあり、スライドスイッチ１０９は、最大読
み取り幅の任意の位置に設定できるようになっている。
（ｂ）に示すようにハンディスキャナ本体１０８上には
スライドスイッチ１０９とスタート・ストップボタン１
１０を設けてあり、スライドスイッチ１０９は、最大読
み取り幅の任意の位置に設定できるようになっている。
【００１２】ここで図２（ａ）のように、原稿上の読み
取りたい範囲を（１）とした場合、ハンディスキャナ本
体１０８にあるスライドスイッチ１０９を範囲（１）の
境界にセットし、ハンディスキャナ本体１０８を原稿に
セットし、スタート・ストップボタン１１０を押す。そ
してハンディスキャナ本体１０８を読み取り方向へ移動
させ、読み取り終了位置で再びスタート・ストップボタ
ン１１０を押す。ハンディスキャナ本体１０８で読み取
られた画像情報がホストインターフェース部１０６を通
じてホストコンピュータに転送される。
取りたい範囲を（１）とした場合、ハンディスキャナ本
体１０８にあるスライドスイッチ１０９を範囲（１）の
境界にセットし、ハンディスキャナ本体１０８を原稿に
セットし、スタート・ストップボタン１１０を押す。そ
してハンディスキャナ本体１０８を読み取り方向へ移動
させ、読み取り終了位置で再びスタート・ストップボタ
ン１１０を押す。ハンディスキャナ本体１０８で読み取
られた画像情報がホストインターフェース部１０６を通
じてホストコンピュータに転送される。
【００１３】この操作によりハンディスキャナ本体１０
８はスライドスイッチ１０９にて設定された範囲（１）
を有効読み取り幅として読み取り動作を行い、原稿上の
読み取りたい部分を読み取って図２（Ｃ）のようにデー
タを得ることができる。
８はスライドスイッチ１０９にて設定された範囲（１）
を有効読み取り幅として読み取り動作を行い、原稿上の
読み取りたい部分を読み取って図２（Ｃ）のようにデー
タを得ることができる。
【００１４】次に読み取り幅の設定について図１、図
２、図３を用いて説明する。スライドスイッチ１０９の
位置は１ラインの読み取り周期信号内の位置と１対１で
対応している。すなわちスライドスイッチ１０９の位置
が決まると、有効読み取り幅が最大読み取り幅の中で一
義的に決まる。この有効読み取り幅は、読み取り開始の
スタートボタン１１０が押されたときに読み取り幅検知
部１０２にて検知され、読み取り幅記憶部１０３に格納
される。そして、読み取り動作中は読み取り幅記憶部１
０３から有効読み取り幅が読み出され、読み取り動作が
終了するまで画像処理部１０４にて使用されるため、読
み取り最中に誤ってスライドスイッチ１０９の位置を変
えてしまっても読み取り幅が変わることはない。
２、図３を用いて説明する。スライドスイッチ１０９の
位置は１ラインの読み取り周期信号内の位置と１対１で
対応している。すなわちスライドスイッチ１０９の位置
が決まると、有効読み取り幅が最大読み取り幅の中で一
義的に決まる。この有効読み取り幅は、読み取り開始の
スタートボタン１１０が押されたときに読み取り幅検知
部１０２にて検知され、読み取り幅記憶部１０３に格納
される。そして、読み取り動作中は読み取り幅記憶部１
０３から有効読み取り幅が読み出され、読み取り動作が
終了するまで画像処理部１０４にて使用されるため、読
み取り最中に誤ってスライドスイッチ１０９の位置を変
えてしまっても読み取り幅が変わることはない。
【００１５】光学読み取り部１０１でアナログ信号とし
て読み込まれ、画像処理部１０４にてディジタル信号に
変換された１ラインの画像信号Ａは、読み取り幅記憶部
１０３に格納された有効読み取り幅Ｂと合成され、有効
読み取り幅のみが出力信号Ｃとして抽出される。
て読み込まれ、画像処理部１０４にてディジタル信号に
変換された１ラインの画像信号Ａは、読み取り幅記憶部
１０３に格納された有効読み取り幅Ｂと合成され、有効
読み取り幅のみが出力信号Ｃとして抽出される。
【００１６】すなわち、有効読み取り幅以外の部分は強
制的に白信号として処理される。この信号がホストイン
ターフェース部１０６を通ってホストコンピュータへ転
送される。この動作が読み取り終了まで継続される。
制的に白信号として処理される。この信号がホストイン
ターフェース部１０６を通ってホストコンピュータへ転
送される。この動作が読み取り終了まで継続される。
【００１７】ホストコンピュータへのデータ転送は、転
送データ量に比例して転送時間がかかる。したがって読
み取りたい範囲が小さく、読み取り幅よりも小さい場合
などでも、前記実施の形態１の画像読み取り装置によれ
ば必要なデータが転送されるため、転送時間の短縮を図
ることができる。
送データ量に比例して転送時間がかかる。したがって読
み取りたい範囲が小さく、読み取り幅よりも小さい場合
などでも、前記実施の形態１の画像読み取り装置によれ
ば必要なデータが転送されるため、転送時間の短縮を図
ることができる。
【００１８】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の画像読み取り装置によれば、読み取り幅の設定を自由
に行うことができるため、任意の面積の読み取り範囲を
指定でき、短時間で効率のよいハンディスキャナ読み取
りを行うことができ、また、必要なデータが転送される
ため、転送時間の短縮を図ることができ、その効果は大
きいものである。
の画像読み取り装置によれば、読み取り幅の設定を自由
に行うことができるため、任意の面積の読み取り範囲を
指定でき、短時間で効率のよいハンディスキャナ読み取
りを行うことができ、また、必要なデータが転送される
ため、転送時間の短縮を図ることができ、その効果は大
きいものである。
【図１】本発明の実施の形態１の画像読み取り装置のブ
ロック図
ロック図
【図２】同画像読み取り装置の使用において原稿とハン
ディスキャナのスライドスイッチの位置関係を示す図で （ａ）は原稿の読み取りたい範囲を示す図 （ｂ）はハンディスキャナの説明図 （Ｃ）は原稿より読み取ったデータの説明図
ディスキャナのスライドスイッチの位置関係を示す図で （ａ）は原稿の読み取りたい範囲を示す図 （ｂ）はハンディスキャナの説明図 （Ｃ）は原稿より読み取ったデータの説明図
【図３】同画像読み取り装置における画像信号と出力信
号の関係を示す図
号の関係を示す図
１０１ 光学読み取り部 １０２ 読み取り幅検知部 １０３ 読み取り幅記憶部 １０４ 画像処理部 １０５ 操作パネル部 １０６ ホストインターフェース部 １０７ 制御部 １０８ ハンディスキャナ本体 １０９ スライドスイッチ １１０ スタート・ストップボタン
Claims (1)
- 【請求項１】画像の任意の部分を読み取ることができる
ハンディスキャナ装置であって、画像を読み取る光学読
み取り部と、読み取り開始を指定する手段と、読み取り
終了を指定する手段と、前記読み取り開始を指定する手
段とは別に装置が自動的に読み取り終了を行う手段と、
主走査方向の読み取り幅を指定する手段と、前記指定さ
れた読み取り幅情報により任意の部分を有効読み取り幅
とする手段を有し、前記指定された読み取り開始から前
記指定された読み取り終了までの間または自動で終了す
るまでの間、前記指定された有効読み取り幅の領域を読
み取るようにしたことを特徴とする画像読み取り装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9184832A JPH1132172A (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | 画像読み取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9184832A JPH1132172A (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | 画像読み取り装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1132172A true JPH1132172A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16160093
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9184832A Pending JPH1132172A (ja) | 1997-07-10 | 1997-07-10 | 画像読み取り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1132172A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011062345A (ja) * | 2009-09-17 | 2011-03-31 | Fujifilm Corp | 放射線検出装置及び放射線撮影システム |
-
1997
- 1997-07-10 JP JP9184832A patent/JPH1132172A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011062345A (ja) * | 2009-09-17 | 2011-03-31 | Fujifilm Corp | 放射線検出装置及び放射線撮影システム |
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