JP3129906B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3129906B2
JP3129906B2 JP06039703A JP3970394A JP3129906B2 JP 3129906 B2 JP3129906 B2 JP 3129906B2 JP 06039703 A JP06039703 A JP 06039703A JP 3970394 A JP3970394 A JP 3970394A JP 3129906 B2 JP3129906 B2 JP 3129906B2
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哲生 喜多村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿の読取画像データ
を符号化して送信するとともに、受信される符号化デー
タを復化して印刷出力するファクシミリ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置では、送信時に
おいて、読取部で原稿を読み取り、読取部で読み取られ
る画像データを符号化して圧縮し、この符号化データを
相手先ファクシミリ装置に送信する。また、受信時にお
いて、相手先ファクシミリ装置から受信される符号化デ
ータを復化して伸長し、この復化された画像データ
をプリンタ部により印刷出力する。
【0003】そして、画像データの符号化や符号化デー
タの復化は、通信処理や印刷出力処理などを制御する
CPUからなる制御手段でソフトウエア処理されるか、
制御手段に接続されて制御される専用のICからなる符
号化復化回路で処理される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ファクシミリ
装置において、符号化および復化処理は複雑で時間が
かかるものであり、かつ、例えばレーザプリンタなどの
電子写真記録方式のプリンタを用いる場合には感熱記録
方式に比べて複雑な処理を必要とする。そのため、受信
時において、受信通信処理、復化処理および印刷出力
処理を1つの制御手段で行なうのは負担が大きく、例え
ば印刷出力しながら送信処理するような並行処理を行な
うことは難しい。
【0005】また、例えば2つの制御手段を用い、一方
の制御手段で通信処理および符号化復化処理を行な
い、他の制御手段で印刷出力処理を行なうことにより、
2つの制御手段で制御を分担するようにしたとしても、
受信時においては、一方の制御手段により複雑で時間の
かかる復化処理を行なうため、他方の制御手段で印刷
出力処理しながら一方の制御手段で送信処理するような
並行処理を行なうのは難しい。しかも、一方の制御手段
側から他方の制御手段側へ復化された画像データを転
送するので、符号化データを転送する場合に比べて転送
時間がかかり、処理速度が遅い。
【0006】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、印刷出力処理しながら送信処理するような並行処
理を行なえ、しかも、受信処理時の処理速度を速くでき
るファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、原稿を読み取
る読取部と、ファクシミリ通信を行なう通信手段と、前
記読取部で読み取られる画像データを符号化して前記通
信手段により送信させるとともに、通信手段により受信
される符号化データを第2の制御手段に転送する第1の
制御手段と、印刷出力を行なうプリンタ部と、前記第1
の制御手段から転送される受信時の符号化データを復号
化して前記プリンタ部により印刷出力させる第2の制御
手段とを備えたものである。
【0008】
【作用】本発明では、送信処理時において、第1の制御
手段で画像データを符号化して送信するため、第2の制
御手段は別の処理を行なえ、また、受信処理時におい
て、第1の制御手段は受信される符号化データを第2の
制御手段に転送するだけで処理負担が少なく、第2の制
御手段で符号化データを復化してプリンタ部により印
刷出力させるため、第1の制御手段は別の処理を行な
え、したがって、第1の制御手段と第2の制御手段とで
並行処理を行なえる。さらに、第1の制御手段側から第
2の制御手段側へは圧縮された符号化データを転送する
ため、復化データを転送する場合に比べて転送時間が
かからず、処理速度が速い。
【0009】
【実施例】以下、本発明のファクシミリ装置の一実施例
の構成を図面を参照して説明する。
【0010】図1はファクシミリ装置のブロック図を示
し、第1の制御手段としてのCPU1と第2の制御手段
としてのCPU2とを備え、両CPU1,2のシステム
バスがバスインターフェース3を介して相互通信可能に
接続されている。
【0011】CPU1のシステムバスには、制御プログ
ラムなどを書き込んだROM11、システムデータや画像
データおよび符号化データなどの各種データを書込読出
可能とするRAM12がそれぞれ接続されている。
【0012】さらに、CPU1のシステムバスには、N
CU(Network Control Unit)13を介して通信回線とし
ての電話回線に接続される通信手段としてのモデム14、
原稿を読み取る読取部としてのイメージセンサ15を制御
するICからなる読取制御部16、読取原稿の搬送系を駆
動するモータ17を制御するとともにタイミング回路およ
びDMACの機能を有するゲートアレイ18、操作部や表
示部が接続されるI/Oポート19がそれぞれ接続されて
いる。
【0013】そして、CPU1は、イメージセンサ15で
読み取られた原稿の画像データを符号化処理する機能、
符号化した符号化データをモデム14を通じて送信する機
能、モデム14を通じて受信される符号化データをCPU
2に対して転送する機能を、ROM11に書き込まれたソ
フトウエアとして備えている。
【0014】CPU2のシステムバスには、制御プログ
ラムなどを書き込んだROM21、システムデータや画像
データおよび符号化データなどの各種データを書込読出
可能とするRAM22がそれぞれ接続されている。
【0015】さらに、CPU2のシステムバスには、プ
リンタ部としての電子写真記録方式のレーザプリンタ23
を制御するとともに記録紙を搬送するモータ24を制御す
るゲートアレイからなる印刷制御部25、ゲートアレイか
らなるタイミング回路26、DMAC27、外部入出力用の
I/Oポート28がそれぞれ接続されている。
【0016】そして、CPU2は、CPU1から転送さ
れる符号化データを復化処理する機能、復化した画
像データをレーザプリンタ23により印刷出力させる機能
を、ROM21に書き込まれたソフトウエアとして備えて
いる。
【0017】次に、本実施例の作用を説明する。
【0018】送信時においては、CPU1の制御によ
り、送信する原稿をイメージセンサ15で読み取り、読み
取った画像データをRAM12に順次蓄積し、RAM12か
ら画像データを読み出して符号化処理し、符号化データ
をRAM12に蓄積する。
【0019】そして、NCU13を介してモデム14を電話
回線に接続し、RAM12から符号化データを読み出し
て、モデム14を通じて送信する。
【0020】このように、送信処理はCPU1のみによ
り制御される。そのため、CPU2は、別の処理を並行
処理でき、例えばパーソナルコンピュータ、ワードプロ
セッサ、電子ファイルなどの情報処理機器をI/Oポー
ト28を介して接続し、ファクシミリ装置内のレーザプリ
ンタ23を利用して情報処理機器から伝送される印刷デー
タを印刷出力できる。
【0021】次に、受信時において、まず、図2のフロ
ーチャートを参照して、CPU1の制御による処理動作
を説明する。NCU13を通じて呼出信号を受けると、モ
デム14を受信状態にし、通信相手のファクシミリ装置と
の間でファクシミリ通信の前処理を行なった後、送信さ
れてくる符号化データを受信する(ステップ1)。
【0022】受信する符号化データは、受信エラーが発
生していないかモデム14を通じて監視しながら(ステッ
プ2)、RAM12に蓄積する(ステップ3)。
【0023】そして、CPU1からCPU2のシステム
バスに符号化データの転送が可能かどうかを調べ(ステ
ップ4)、CPU2が転送要求を出していれば、RAM
12から符号化データを読み出してCPU2に対して転送
する(ステップ5)。この転送は、CPU1にて符号化
データをバスインターフェース3に書き込むことによ
り、CPU2にてバスインターフェース3に書き込まれ
た符号化データが読み取られて行なわれる。
【0024】なお、レーザプリンタ23が情報処理機器か
ら伝送される印刷データを印刷出力している場合には、
CPU2から転送要求が出ず、受信された符号化データ
はRAM12に順次蓄積される。
【0025】そして、通信相手のファクシミリ装置から
の受信が終了後も(ステップ6)、RAM12に蓄積され
た全ての符号化データをCPU2に対して転送する(ス
テップ7)。そのため、受信終了後のCPU1は、符号
化データの転送処理を行なうだけとなり、処理負担が少
なくなる。
【0026】続いて、図3のフローチャートを参照し
て、CPU2の制御による処理動作を説明する。待機状
態にあるとき(ステップ11)、CPU1で受信処理され
た符号化データが転送されてバスインターフェース3に
書き込まれると(ステップ12)、バスインターフェース
3に書き込まれた符号化データを読み出してRAM22に
蓄積し(ステップ13)、ある任意のタイミングでRAM
22から符号化データを読み出して復化処理し(ステッ
プ14)、復化した画像データを再びRAM22に蓄積す
る(ステップ15)。
【0027】このように復化処理および画像データの
蓄積を繰り返し、例えば1頁分の画像データがRAM22
に蓄積されると、レーザプリンタ23が印刷可能な状態で
あれば(ステップ16)、RAM22から1頁分の画像デー
タを読み出してレーザプリンタ23に送り、レーザプリン
タ23によって印刷出力させる(ステップ17)。そして、
全ての画像データの印刷が終了するまで、1頁分ずつ印
刷を行なう(ステップ18)。
【0028】以上のように、受信処理時において、受信
終了後のCPU1は符号化データの転送を行なうだけと
なって、処理負担が少なくなり、しかも、符号化データ
の転送を終了すれば、処理負担がほとんどなくなる。そ
のため、少なくとも受信終了後は、CPU2で印刷出力
処理を行なっている間に、CPU1で原稿の送信処理や
新たな受信処理などの別の処理を行なえ、CPU1とC
PU2とによって並行処理を行なえる。
【0029】また、CPU1側からCPU2側へのデー
タの転送は、圧縮された符号化データを転送するので、
画像データを転送する場合に比べて転送時間がかから
ず、受信処理時の処理速度を速くできる。
【0030】さらに、送信処理時においても、CPU1
だけで送信処理が行なわれ、CPU2は送信処理にはか
かわらないため、CPU1で送信処理を行なっている間
に、CPU2で情報処理機器から送られてくる印刷デー
タの印刷処理などの別の処理を行なえ、CPU1とCP
U2とによって並行処理を行なえる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、送信処理時において、
第1の制御手段で画像データ符号化して送信し、ま
た、受信処理時において、第1の制御手段で受信される
符号化データを第2の制御手段に転送し、第2の制御手
段で第1の制御手段から転送される符号化データを復号
化してプリンタ部により印刷出力させるため、例えば印
刷出力処理しながら送信処理するというように第1の制
御手段と第2の制御手段とで並行処理を行なえる。しか
も、第1の制御手段側から第2の制御手段側へは圧縮さ
れた符号化データを転送するため、復化データを転送
する場合に比べて転送時間がかからず、受信処理時の処
理速度を速くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】同上実施例の第1の制御手段の処理動作のフロ
ーチャートである。
【図3】同上実施例の第2の制御手段の処理動作のフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 第1の制御手段としてのCPU 2 第2の制御手段としてのCPU 14 通信手段としてのモデム 15 読取部としてのイメージセンサ 23 プリンタ部としてのレーザプリンタ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−108859(JP,A) 特開 昭61−109372(JP,A) 特開 昭58−210756(JP,A) 特開 昭63−37763(JP,A) 特開 昭63−272162(JP,A) 特開 平2−98270(JP,A) 特開 平2−146856(JP,A) 特開 平2−238763(JP,A) 特開 平4−323948(JP,A) 特開 平5−30246(JP,A) 特開 平5−48788(JP,A) 特開 平5−83434(JP,A) 特開 平7−107216(JP,A) 実開 平2−145857(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読み取る読取部と ファクシミリ通信を行なう通信手段と、 前記読取部で読み取られる画像データを符号化して前記
    通信手段により送信させるとともに、通信手段により受
    信される符号化データを第2の制御手段に転送する第1
    の制御手段と、印刷出力を行なうプリンタ部と、 前記第1の制御手段から転送される受信時の符号化デー
    タを復号化して前記プリンタ部により印刷出力させる第
    2の制御手段とを備えたことを特徴とするファクシミリ
    装置。
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