JP2003169184A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2003169184A
JP2003169184A JP2001364794A JP2001364794A JP2003169184A JP 2003169184 A JP2003169184 A JP 2003169184A JP 2001364794 A JP2001364794 A JP 2001364794A JP 2001364794 A JP2001364794 A JP 2001364794A JP 2003169184 A JP2003169184 A JP 2003169184A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信データの配信機能を備えたファクシミリ
装置において、プリンタに負荷をかけることなくファク
シミリ装置による印刷と同様の印刷が行えるようにす
る。 【解決手段】 スキャナ8で原稿の画像情報を読み取
り、モデムNCU部7により画像データを送信及び受信
し、受信した画像データ及びスキャナ8が出力した画像
データを圧縮データ格納メモリ10に記憶し、システム
制御部4が受信した画像データを配信先サーバ宛に配信
させるように構成されたファクシミリ装置において、シ
ステム制御部4が配信先サーバから印刷能力情報を取得
して、その取得した印刷能力情報に対応させて受信した
画像データのレイアウトを変更し、変更後の画像データ
を配信先サーバ宛に配信させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、受信した画像デ
ータをネットワークに接続されたサーバに配信する機能
を備えたファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置は、文字や図形などの
画像データを手軽に送受信することができるため、身近
なOA機器として広く普及している。従来のファクシミ
リ装置は画像データの送受信機能に加えて画像データを
蓄積する機能等、使いこなせないほどの多数の機能を搭
載したものがある。中には、受信した画像データをネッ
トワークに接続されたサーバに配信する機能を備えたも
のも存在している。このようなファクシミリ装置に関連
する従来技術として、例えば特開2000−19453
1号公報には印刷データをネットワーク(インターネッ
ト)に接続されている他の装置に転送する機能を搭載し
た情報処理装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ファクシミリ装置にお
いて、受信データのファイル(受信ファイル)をネット
ワークに接続されたパーソナルコンピュータ(以下「パ
ソコン」という)等のサーバに配信する場合、それは、
主に受信データを印刷しないで保存するペーパーレス化
を目的としているが、受信ファイルの中には印刷が必要
なものもある。その場合、ファクシミリ装置が配信した
データ(以下「配信データ」という)は、サーバが受信
し、プリンタが印刷することになるが、そのプリンタの
能力や制限などから配信データを適切なフォーマットで
印刷できないケースがある。例えば、配信データがA3
フォーマットであるのに対し、それを受けるプリンタが
A4フォーマットしか印刷できない場合である。このよ
うな場合は、プリンタでフォーマットを縮小して印刷す
るか或いは元のA3フォーマットのデータを一部切り落
として無理やり印刷せざるを得ない。
【0004】また、上記のようなファクシミリ装置とプ
リンタとのフォーマット相違のケース以外にも問題とな
る場合がある。例えば、ファクシミリ装置が定形フォー
マットよりも長さの長いデータを受信して配信データを
転送すると、印刷される画像の一部が切れてしまった
り、配信データの一部が分割されてしまう。プリンタが
分割して印刷すると、ファクシミリ装置が印刷する場合
のように分割した時の重ね書き部分等がないため見にく
く、分割された境目部分の画像が欠けてしまう可能性も
ある。
【0005】この発明は、上記の問題点を解決するため
になされたものであり、受信データをネットワークに接
続されたサーバに配信する機能を備えたファクシミリ装
置において、プリンタに対応した配信データを配信する
ようにして、プリンタに負荷をかけることなくファクシ
ミリ装置による印刷と同様の印刷が行えるようにするこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、原稿の画像情報を読み取り画像データを
出力する画像情報読取手段と、画像データを送信及び受
信する送受信手段と、該手段が受信した画像データ及び
上記画像情報読取手段が出力した画像データを記憶する
画像情報記憶手段と、用紙に画像を形成して印刷する書
込手段と、ネットワークに接続された配信先サーバ宛に
受信した画像データを配信させる手段とを有するファク
シミリ装置において、次の手段を設けたことを特徴とす
る。すなわち、上記配信先サーバから印刷能力情報を取
得する手段と、その手段が取得した印刷能力情報に対応
させて受信した画像データのレイアウトを変更し、その
変更された画像データを上記配信先サーバ宛に配信させ
る手段とを設けたファクシミリ装置である。
【0007】また、上記配信先サーバから印刷能力情報
を取得する手段と、その手段が印刷能力情報を取得した
か否かを判断する判断手段と、その判断手段が上記印刷
能力情報を取得しなかったと判断したときは、受信した
画像データを定形紙サイズに縮小又は分割して上記配信
先サーバ宛に配信させる手段とを設けたファクシミリ装
置も提供する。さらに、上記配信先サーバから印刷能力
情報を取得する手段と、その手段が印刷能力情報を取得
したか否かを判断する判断手段と、その判断手段が上記
印刷能力情報を取得しなかったと判断したときは、受信
した画像データを規定フォーマットに分割して上記配信
先サーバ宛に配信させる手段とを設けたファクシミリ装
置も提供する。さらには、上記配信先サーバから印刷能
力情報を取得する手段と、その手段が印刷能力情報を取
得したか否かを判断する判断手段と、その判断手段が上
記印刷能力情報を取得しなかったと判断したときは、受
信した画像データを規定フォーマットに縮小して上記配
信先サーバ宛に配信させる手段とを設けたファクシミリ
装置も提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態について説明する。図1はこの発明によるフ
ァクシミリ装置の一実施の形態の主要な構成を示すブロ
ック図である。このファクシミリ装置1は、図1に示す
ように、操作部2と、表示部3と、システム制御部4
と、画像データ圧縮部5と、ネットワークコントロール
部6と、モデムNCU部7とを有し、スキャナ8と、プ
ロッタ9と、圧縮データ格納メモリ10と、画像データ
伸長部11と、伸長データ展開メモリ12とを有し、表
示部3を除く各構成要素が互いにシステムバス13を介
して接続されている。操作部2は、所定のテンキー及び
文字入力キーを備えたメカニカルキーやタッチパネルキ
ーなどからなる操作キーを有し、システムバス13を介
してシステム制御部4とのデータのやり取りを行う操作
入力手段であって、画像データの送信に必要な操作(例
えば、相手先電話番号の入力やスタート/ストップな
ど)や送受信の状況確認等、ファクシミリ装置1の使用
に必要な情報を操作キーの操作入力により入力してシス
テム制御部4に入力する。
【0009】表示部3は、LED表示装置と、操作部2
から操作入力される情報や現在の動作状態及び時刻等を
表示する液晶ディスプレイ(LCD)等の表示装置と、
ブザー等の鳴動装置とを有する表示手段であって、シス
テム制御部4から指示を入力して各装置を動作させる。
システム制御部4は、ファクシミリ装置全体の動作を制
御するCPU(CentralProcessing Unit:中央処理装置)
と、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Randam Acce
ss Memory)等を有するユニットであって、そのROMに
記憶されているプログラムにしたがって処理を実行し、
操作部2をはじめとする各構成部を制御する。ROMに
はファクシミリ装置1の基本プログラム及び後述する第
1のサーバ30から印刷能力情報を取得する機能等、後
述するこの発明の特徴とする各機能を実現するプログラ
ムが格納されている。
【0010】画像データ圧縮部5は符号化された生デー
タを圧縮して加工する。ネットワークコントロール部6
は、システム制御部4の指示を受けてモデムNCU(Ne
twork Control Unit)部7を制御し、加入電話回線PS
TN網と接続して相手側通信端末との通信を制御する。
また、ネットワークコントロール部6は、モデムNCU
部7の内蔵モデムにより相手側通信端末からの受信デー
タ(変調されている)を復調し、送信データを変調す
る。モデムNCU部7は、送受信する画像データの変調
及び復調とともに、一般公衆網(PSTN)との接続及
び回線の閉結を管理し、呼出信号(リンギング)を検出
する。スキャナ8は、文字や図形等が記載された原稿の
画像情報をイメージセンサで読み取って電気信号に変換
し、画像データを出力する画像情報読取手段である。例
えば、CCD(Charge Coupled Device)を利用したイメ
ージスキャナである。スキャナ8は、読み取られたイメ
ージデータを2値化して生データとし、原稿読取時の縮
小、拡大等の変倍処理や線密度変換等も行う。
【0011】プロッタ9は、受信した画像データや受信
結果を表す画像情報(例えば、送信元の電話番号、受信
時刻などの情報)を入力して用紙に画像を形成し、印刷
するための機構を備えたユニットからなる書込手段であ
る。このプロッタ9は、たとえば、サーマル素子を利用
したサーマル記録装置が使用されるが、サーマル記録装
置に限定されるものではなく、電子写真方式、インクジ
ェット方式、トナージェット方式など、用紙に画像イメ
ージを記録できるもので良い。プロッタ9は、システム
制御部4にて書込みが指定された圧縮データ格納メモリ
10の画像ファイルをページ毎に伸長データ展開メモリ
12に蓄積するため順次転送する。そして、その伸長デ
ータ展開メモリ12に蓄積された生データを受け取り、
感熱記録素子に直接又はインクシートを介して間接的に
普通記録紙に画像を記録する。
【0012】圧縮データ格納メモリ10は、受信した画
像データ及び原稿を読み取ったスキャナ8が出力した画
像データを記憶する画像情報記憶手段であって、画像デ
ータを少なくとも一時的に記憶できるようになってい
て、複数の受信メッセージデータと送信メッセージデー
タをファイルとして蓄積する。圧縮データ格納メモリ1
0には、例えば磁気ディスク装置が利用されるが、その
他、基板に実装されるSRAMモジュールや、カードス
ロットに挿入されるメモリカードなどでもよい。画像デ
ータ伸長部11は、圧縮されたデータを伸長して元の画
像データを復元する処理を実行する。伸長データ展開メ
モリ12は、システム制御部4にて書込みが指定された
圧縮データ格納メモリ10の画像ファイルをページ毎に
蓄積するページメモリである。システムバス13は、フ
ァクシミリ装置1の各構成要素を接続するバスである。
【0013】図2は、ファクシミリ装置1により受信し
た画像データを転送して印刷するためのファクシミリシ
ステム40のシステム構成図である。ファクシミリシス
テム40は、ネットワーク45にファクシミリ装置1
と、プリンタ20と、第1のサーバ30と、第2のサー
バ35とが接続されて構成されている。ファクシミリ装
置1は、外部から画像データであるFAXデータaを受
信すると、そのFAXデータaを第1のサーバ30に配
信する。その第1のサーバ30は、ファクシミリ装置1
との関係ではFAXデータaを配信データとして受信す
る配信先サーバであり、その配信データをプリンタ20
に転送し、プリンタ20がその転送された配信データを
用紙に印刷して出力する。この場合、第2のサーバ35
が第1のサーバ30の代わりに配信先サーバとなり、フ
ァクシミリ装置1がFAXデータaを第2のサーバ35
に配信することもある。
【0014】次に、以上のような構成を有するファクシ
ミリ装置1の機能について、図1のブロック図ととも
に、図3以降に示したフローチャートを参照して具体的
に説明する。なお、図3以降に示したフローチャートに
おいて、ステップをSと略記している。図1に示したフ
ァクシミリ装置1は、システム制御部4がROMに記憶
されている所定の処理プログラムを読み込んで図3に示
すフローチャートに沿ってネットワークコントロール部
6及びモデムNCU部7などの各構成要素を動作させて
後述する各機能を実現する。その図3は受信したFAX
データaのレイアウトが第1のサーバ30の印刷能力に
適合しない場合のこの発明によるファクシミリ装置1の
基本的な動作手順を示すフローチャートである。その場
合、ファクシミリ装置1は、この発明特有の機能を次の
ようにして発揮する。
【0015】ファクシミリ装置1はステップ1において
外部からFAXデータaを受信してステップ2にすす
み、ここで、配信先の印刷能力に関する情報(以下「印
刷能力情報」という)を取得する。印刷能力情報は、例
えば次のようにして取得される。ファクシミリ装置1
は、システム制御部4がネットワークコントロール部6
及びモデムNCU部7などを動作させて、受信したFA
Xデータaを配信データとして第1のサーバ30に配信
するが、その配信を行う場合にネットワーク45を介し
てのハンドシェイク(プロトコル等)で通知される情報
を入力して、配信先サーバである第1のサーバ30から
印刷能力情報を取得する。具体的には、例えば、ファク
シミリ装置1が第1のサーバ30に対して配信要求を出
力して、第1のサーバ30がその配信要求に対する応答
を行うとき、その時点で接続されているプリンタ20の
印刷能力に関する情報(例えば、印刷可能な用紙サイ
ズ)をファクシミリ装置1に通知してシステム制御部4
がその情報を入力する。ファクシミリ装置1はこうして
印刷能力情報を取得する。
【0016】また、第1のサーバ30にプリンタ20の
ほかに図示しない別のプリンタが接続されている場合に
は、第1のサーバ30にデフォルト指定されているプリ
ンタの印刷能力情報(例えばプリンタ20の印刷能力情
報)がファクシミリ装置1に通知される。ステップ2に
続いてステップ3に進むと、受信したFAXデータaを
印刷するのに必要な用紙サイズがステップ2で取得した
印刷能力情報よりも大きいか否かを判断し、大きい場合
はステップ4に進み、そうでなければステップ10に進
む。ステップ4でシステム制御部4がFAXの印刷設定
情報を取得するとステップ5に進み、受信したFAXデ
ータaの分割印刷が必要か否かを判断する。ここで、分
割印刷が必要と判断した場合はステップ6に進み、そう
でない場合はステップ7に進む。
【0017】ステップ6に進むと、ファクシミリ装置1
が分割印刷処理を行う。すなわち、FAXデータaを分
割する場合の境目部分を重ね書きするための部分(以下
「重ね書き部分」という)を付加し、その重ね書き部分
を付加したことに伴い増加する副走査方向の幅を縮小す
る処理を実行する。一方、ステップ7に進むと、FAX
データaが目的の用紙サイズ(転送先の用紙サイズ)に
収まるように副走査方向の幅を縮小する。そして、ステ
ップ8に進み、分割又は縮小処理を行うために伸長デー
タ展開メモリ(ページメモリ)12へ圧縮データを展開
する。さらに、続くステップ9では、伸長データ展開メ
モリ(ページメモリ)12に展開した画像データを再圧
縮する。この処理は配信の際にデータサイズを小さくす
るために行われる。続くステップ10では、レイアウト
変更後又はレイアウト変更していないFAXデータaを
第1のサーバ30に配信して転送し、続くステップ11
では一連のFAX受信及び配信処理を終了する。
【0018】以上のように、この発明によるファクシミ
リ装置1は、ステップ4〜ステップ9までを実行するこ
とにより、第1のサーバ30から取得した印刷能力情報
(プリンタ20の印刷能力)に対応して、システム制御
部4がFAXデータaのレイアウトを予め縮小又は分割
して変更し、その変更後のFAXデータaを第1のサー
バ30宛に配信させるようにしている。そのため、FA
Xデータaを第1のサーバ30に転送してプリンタ20
で印刷しても、形成される画像が切れて見にくくなった
り、重ね書き部分が付加されずに分割されてしまうこと
がない。また、FAXデータaをファクシミリ装置1で
印刷する時の設定が有効となるため、配信先において、
ファクシミリ装置1の印刷物と同様のレイアウトで印刷
することが可能となる。
【0019】例えば、A3サイズの画像データを受信し
たものの、配信先サーバ(第1のサーバ30)の印刷能
力がA4までしか対応していない場合は、FAXデータ
aをA4で2枚に分割し、さらに重ね書き部分も付加し
た画像データを配信する。これにより、転送先の第1の
サーバ30による印刷でもFAX受信印刷と同様の印刷
物が得られる。FAXデータaがA4サイズにプラスし
て副走査方向に10mmの大きさを有する場合、例え
ば、ファクシミリ装置の印刷設定が「+10mm以内な
ら副走査方向を縮小して1枚に収める」になっている場
合は、A4サイズを超過する分を縮小したサイズに変更
し、「分割する」になっている場合はA4で2枚に分割
した分割後のデータを配信する。これにより、FAXデ
ータaをファクシミリ装置1で印刷する場合と同じ印刷
物が得られる。
【0020】次に、ファクシミリ装置1は、配信先サー
バ(第1のサーバ30)から印刷能力情報を取得できな
い場合も有り得て、その場合は、図4に示すフローチャ
ートによる処理を実行する。ここでは、まず、図3の場
合と同様にステップ1を実行した後にステップ12に進
み配信先サーバから印刷能力情報を取得したか否かを判
断する。ここで、取得しなかったと判断した場合はステ
ップ13に進み、取得したと判断した場合は処理を終了
する。ステップ13に進むと、受信したFAXデータa
が定形紙サイズよりも副走査方向が大きい(長い)か否
かを判断し、定形紙サイズよりも副走査方向が大きい
(長い)場合はステップ4に進み、そうでない場合は定
形紙サイズであるとしてステップ10に進み、図3の場
合同様に処理を実行する。ステップ4以降ステップ9ま
で図3の場合と同様に処理を実行して、受信したFAX
データaを定形紙サイズに縮小又は分割してからステッ
プ10に進み、定形紙サイズに縮小又は分割後のFAX
データaを配信する。
【0021】以上のように、この発明によるファクシミ
リ装置1は、配信先サーバから印刷能力情報を取得でき
なくてその印刷能力が不明な場合でも、FAXデータa
を定形紙サイズに縮小又は分割してから配信するので、
配信先サーバでの無用な分割や縮小が行われずに見やす
い印刷が実現できる。一般に、ファクシミリ装置による
受信では、定形紙よりも少し長さの長い不定形サイズの
画像データを受信することも多いので、ファクシミリ装
置1はそのような場合に特に有効である。ファクシミリ
装置1は、配信先サーバから印刷能力情報を取得できな
い場合に図5に示すフローチャートによる処理を実行し
てもよい。ここでは、まず、図3の場合と同様にステッ
プ1を実行した後にステップ12に進み配信先サーバか
ら印刷能力情報を取得したか否かを判断する。ここで、
取得しなかったと判断した場合はステップ14に進み、
取得したと判断した場合は処理を終了する。ステップ1
4に進むと、受信したFAXデータaが規定フォーマッ
ト(例えば、A4サイズ)よりも大きいか否かを判断
し、その規定フォーマットよりも大きい場合はステップ
4に進み、そうでない場合は規定フォーマット以下(例
えばA4サイズ以下)であるとしてステップ10に進
み、図3の場合同様に処理を実行する。ステップ4〜ス
テップ9まで図3の場合と同様に処理を実行して、受信
したFAXデータaを規定フォーマットに分割してから
ステップ10に進み、規定フォーマットの分割後のFA
Xデータaを配信する。
【0022】以上のように、この発明によるファクシミ
リ装置1は、配信先サーバから印刷能力情報を取得でき
なくてその印刷能力が不明な場合でも、FAXデータa
をすべて規定フォーマットに分割してから配信するた
め、配信先での無用な分割や縮小が行われずに見やすい
印刷物を得ることができる。例えば、規定フォーマット
を汎用性の高いA4サイズにすれば、配信先サーバから
印刷能力情報を取得できない場合でもA4サイズに分割
されるため、第1のサーバ30以外にも配信できる可能
性が高まり、配信先の汎用性が高まる。また、配信前に
FAXの受信印刷と同様の処理(重ね書き部分の付加、
分割判断値の設定)が行われるため、FAXの受信印刷
と同様の印刷物が得られ、レイアウトが見やすくなる。
【0023】ファクシミリ装置1は、配信先サーバから
印刷能力情報を取得できない場合に図6に示すフローチ
ャートによる処理を実行してもよい。ここでは、まず、
図3の場合と同様にステップ1を実行した後にステップ
12に進み配信先サーバから印刷能力情報を取得したか
否かを判断する。ここで、取得しなかったと判断した場
合はステップ14に進み、取得したと判断した場合は処
理を終了する。ステップ14に進むと、受信したFAX
データaが規定フォーマット(例えば、A4サイズ)よ
りも大きいか否かを判断し、その規定フォーマットより
も大きい場合はステップ15に進み、そうでない場合は
規定フォーマット以下(例えばA4サイズ以下)である
としてステップ10に進み図3の場合同様に処理を実行
する。ステップ15に進むと、FAXデータaを規定フ
ォーマットに縮小する縮小印刷処理を実行し、続いてス
テップ8及びステップ9を図3の場合と同様に実行し
て、受信したFAXデータaを規定フォーマットに縮小
してからステップ10に進み、規定フォーマットに縮小
後のFAXデータaを配信する。以上のように、この発
明によるファクシミリ装置1は、配信先サーバから印刷
能力情報を取得できなくてその印刷能力が不明な場合で
も、FAXデータaをすべてA4サイズに縮小してから
配信するため、配信先での無用な分割や縮小又は画像が
切れてしまうといったことを回避でき、どんな出力先で
も印刷することが可能となる。例えば、規定フォーマッ
トをA4サイズにすれば、印刷能力情報を取得できなく
てもA4サイズに縮小されるため、第1のサーバ30以
外にも配信できる可能性が高まり、配信先の汎用性が高
まる。
【0024】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
るファクシミリ装置は、配信先サーバから印刷能力情報
を取得し、それに対応させて、画像データのレイアウト
を変更して配信するため、配信先サーバに転送しても、
形成される画像が切れて見にくくなったり、重ね書き部
分が付加されずに分割されることがなく、ファクシミリ
装置と同様のレイアウトで印刷することができる。ま
た、印刷能力情報を取得できない場合に定形紙サイズ又
は規定フォーマットに縮小又は変更して配信すれば、印
刷能力情報を取得できない場合も対応でき、配信先の汎
用性が高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるファクシミリ装置の一実施の形
態の主要な構成を示すブロック図である。
【図2】ファクシミリ装置により受信した画像データを
転送して印刷するためのファクシミリシステムのシステ
ム構成図である。
【図3】FAXデータのレイアウトが配信先サーバの印
刷能力に適合しない場合のこの発明によるファクシミリ
装置の基本的な動作手順を示すフローチャートである。
【図4】配信先サーバから印刷能力情報を取得できない
場合のこの発明によるファクシミリ装置の基本的な動作
手順を示すフローチャートである。
【図5】同じく別の動作手順を示すフローチャートであ
る。
【図6】同じくさらに別の動作手順を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1:ファクシミリ装置 2:操作部 3:表示部 4:システム制御部 5:画像データ圧縮部 6:ネットワークコントロール部 7:モデムNCU部 8:スキャナ 9:プロッタ 10:圧縮データ格納メ
モリ 11:画像データ伸長部 12:伸長データ展開メモリ 13:システムバス 20:プリンタ 30:第1のサーバ 35:第2のサーバ 40:ファクシミリシステム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の画像情報を読み取り画像データを
    出力する画像情報読取手段と、画像データを送信及び受
    信する送受信手段と、該手段が受信した画像データ及び
    前記画像情報読取手段が出力した画像データを記憶する
    画像情報記憶手段と、用紙に画像を形成して印刷する書
    込手段と、ネットワークに接続された配信先サーバ宛に
    受信した画像データを配信させる手段とを有するファク
    シミリ装置において、 前記配信先サーバから印刷能力情報を取得する手段と、 該手段が取得した印刷能力情報に対応させて受信した画
    像データのレイアウトを変更し、その変更された画像デ
    ータを前記配信先サーバ宛に配信させる手段とを設けた
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 原稿の画像情報を読み取り画像データを
    出力する画像情報読取手段と、画像データを送信及び受
    信する送受信手段と、該手段が受信した画像データ及び
    前記画像情報読取手段が出力した画像データを記憶する
    画像情報記憶手段と、用紙に画像を形成して印刷する書
    込手段と、ネットワークに接続された配信先サーバ宛に
    受信した画像データを配信させる手段とを有するファク
    シミリ装置において、 前記配信先サーバから印刷能力情報を取得する手段と、 該手段が印刷能力情報を取得したか否かを判断する判断
    手段と、 該判断手段が前記印刷能力情報を取得しなかったと判断
    したときは、受信した画像データを定形紙サイズに縮小
    又は分割して前記配信先サーバ宛に配信させる手段とを
    設けたことを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 原稿の画像情報を読み取り画像データを
    出力する画像情報読取手段と、画像データを送信及び受
    信する送受信手段と、該手段が受信した画像データ及び
    前記画像情報読取手段が出力した画像データを記憶する
    画像情報記憶手段と、用紙に画像を形成して印刷する書
    込手段と、ネットワークに接続された配信先サーバ宛に
    受信した画像データを配信させる手段とを有するファク
    シミリ装置において、 前記配信先サーバから印刷能力情報を取得する手段と、 該手段が印刷能力情報を取得したか否かを判断する判断
    手段と、 該判断手段が前記印刷能力情報を取得しなかったと判断
    したときは、受信した画像データを規定フォーマットに
    分割して前記配信先サーバ宛に配信させる手段とを設け
    たことを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 原稿の画像情報を読み取り画像データを
    出力する画像情報読取手段と、画像データを送信及び受
    信する送受信手段と、該手段が受信した画像データ及び
    前記画像情報読取手段が出力した画像データを記憶する
    画像情報記憶手段と、用紙に画像を形成して印刷する書
    込手段と、ネットワークに接続された配信先サーバ宛に
    受信した画像データを配信させる手段とを有するファク
    シミリ装置において、 前記配信先サーバから印刷能力情報を取得する手段と、 該手段が印刷能力情報を取得したか否かを判断する判断
    手段と、 該判断手段が前記印刷能力情報を取得しなかったと判断
    したときは、受信した画像データを規定フォーマットに
    縮小して前記配信先サーバ宛に配信させる手段とを設け
    たことを特徴とするファクシミリ装置。
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