JP2000247155A - 電動車両 - Google Patents

電動車両

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JP2000247155A
JP2000247155A JP11047827A JP4782799A JP2000247155A JP 2000247155 A JP2000247155 A JP 2000247155A JP 11047827 A JP11047827 A JP 11047827A JP 4782799 A JP4782799 A JP 4782799A JP 2000247155 A JP2000247155 A JP 2000247155A
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  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コントローラにバッテリが接触してコントロ
ーラを損傷させるおそれを抑制し、デザインの自由度を
向上させ、コントローラ、バッテリ及びシートポストを
集中させることのできる電動車両を提供する。 【解決手段】 車体1の略中央部12に一体設置される
支持構造体11と、支持構造体11に保持されるコント
ローラ31と、車体1の略中央部12上に搭載される左
右一対のバッテリ33とを備え、支持構造体11を、車
体1の略中央部12の両側にそれぞれ立設溶着されて屈
曲上部16を前方に指向させる一対の柱パイプ13と、
一対の柱パイプ13の屈曲上部16における前方間に架
設溶着されて収容空間を区画形成する略U字形の包囲パ
イプ18と、一対の柱パイプ13の屈曲上部16におけ
る後方に立設されるシートポスト19とから構成する。
また、コントローラ31を箱形に形成してその前部を支
持構造体11の包囲パイプ18に嵌入支持させ、コント
ローラ31の残部を下方に傾斜させてシートポスト19
の前下方に位置させる。そして、一対のバッテリ33を
コントローラ31の下方に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セニアカーや電動
車椅子等からなる電動車両に関し、より詳しくは、電動
車両のフレームやコントローラの配置構造の改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、高齢者等でも手軽に扱うことので
きる小型の電動車両が開発されているが、この種の電動
車両は、その構造上、図12ないし図14に示すタイプ
と、図15及び図16に示すタイプとに分類される。図
12ないし図14に示す電動車両は、車体1と、この車
体1の略中央部12に一体設置される支持構造体11
と、この支持構造体11の下部中央に搭載されるコント
ローラ31と、支持構造体11の下部に搭載されてコン
トローラ31を挟持する左右一対のバッテリ33と、支
持構造体11の上部にシートポスト19を介し搭載支持
されてコントローラ31及び一対のバッテリ33の上方
に位置するシート15とを備えている。コントローラ3
1と一対のバッテリ33とは、前後方向に長く、左右方
向に短く構成されており、縦に配置されている。各バッ
テリ33は、止め具により着脱自在に固定されている。
【0003】これに対し、図15及び図16に示す他の
電動車両は、基本的には上記タイプと同様であるが、一
対のバッテリ33を止め具により固定するのではなく、
複数のゴムバンド46により着脱自在に固定している。
【0004】なお、この種の関連先行技術文献として、
特開平5−38949号や4−138984号公報等が
あげられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の電動車両は、以
上のように一対のバッテリ33がコントローラ31を接
触挟持しているので、重量物であるバッテリ33を交換
する際、コントローラ31にバッテリ33が接触してコ
ントローラ31を損傷させるおそれが考えられる。ま
た、車体1の左右幅が広くなるので、デザインの自由度
を向上させることができないという問題がある。また、
各バッテリ33を止め具やゴムバンド46により固定し
なければならないので、部品点数の削減を到底期待する
ことができない。さらに、コントローラ31の後方にシ
ートポスト19が位置するので、コントローラ31、一
対のバッテリ33及びシートポスト19が散在し、これ
ら31、33、19の集中化を図ることが非常に困難で
ある。
【0006】本発明は、上記問題に鑑みなされたもの
で、コントローラにバッテリが接触してコントローラを
損傷させるおそれを抑制防止し、デザインの自由度を向
上させ、コントローラ、バッテリ及びシートポストを集
中させることのできる電動車両を提供することを目的と
している。また、部品点数を削減すること等を他の目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明にお
いては、上記課題を達成するため、車体の略中央部に設
けられる支持構造体と、この支持構造体に保持されるコ
ントローラと、上記車体の略中央部上に搭載されるバッ
テリとを含んでなるものであって、上記支持構造体は、
上記車体の略中央部の両側にそれぞれ設けられ、屈曲上
部を前方に指向させる一対の柱と、この一対の柱の屈曲
上部における前方間に架設されて収容空間を区画形成す
る略U字形の包囲枠と、該一対の柱の屈曲上部における
後方に立て設けられるシートポストとを含み、上記コン
トローラを略箱形に形成してその前部を上記支持構造体
の包囲枠に嵌入支持させ、該コントローラの残部を下方
に傾斜させて上記シートポストの前下方に位置させ、上
記バッテリを該コントローラの下方に配置したことを特
徴としている。
【0008】なお、上記支持構造体は、上記車体の略中
央部に設けられるクランク柱を備え、このクランク柱の
上部を上記包囲枠の下部に連結し、該クランク柱の屈曲
部に締結具を設けてこの締結具にはバッテリ押さえを取
り付けることが好ましい。また、上記支持構造体をバッ
テリカバーで被覆してこのバッテリカバーの上部前方に
は上記コントローラの前部近傍に位置する冷却口を設
け、該コントローラの前部に放熱フィンを設けることが
望ましい。さらに、上記一対の柱の屈曲上部における前
方間に取付ブラケットを架設してこの取付ブラケットと
上記包囲枠の下部とを略対向させ、これら取付ブラケッ
トと包囲枠との間に上記コントローラの前部付近を挟持
させると良い。
【0009】ここで、特許請求の範囲における車体の略
中央部には、車体の中央部と、前後端部以外のおおよそ
車体の中央部と認められる部分のいずれもが含まれる。
また、バッテリは、単数複数いずれでも良い。また、略
U字形には、U字形と、コ字形やC字形等おおよそU字
形と認められる形状のいずれもが含まれる。さらに、電
動車両は、3輪と4輪のいずれでも良い。
【0010】請求項1記載の発明によれば、バッテリの
上方にコントローラが前後方向に傾いて位置するので、
バッテリ交換の際、コントローラに離れたバッテリが接
触するおそれを抑制防止することができる。また、従来
とは異なり、複数のバッテリ間にコントローラが介在配
置される関係にないので、コントローラの分だけ車体の
左右幅を狭くすることができる。また、車体の略中央部
における上下方向にコントローラ、シートポスト及びバ
ッテリを密集配置することができる。さらに、少なくと
もコントローラの下部と両側部とを包囲枠で囲むことが
できるので、コントローラを有効に保護することが可能
になる。また、請求項2記載の発明によれば、単数複数
のバッテリを複数の止め具やゴムバンドにより固定しな
くても、クランク柱の締結具やバッテリ押さえだけで簡
単に保持することができる。
【0011】また、請求項3記載の発明によれば、コン
トローラの熱が放熱フィンから近傍に位置するバッテリ
カバーの冷却口を介して電動車両の外部に排気される。
さらに、請求項4記載の発明によれば、取付ブラケット
と包囲枠の下部との間にコントローラの前部付近が挟み
持たれ、かつ取付ブラケットにコントローラの前部付近
が固定されるので、コントローラの位置ずれや脱落のお
それがない。また、取付ブラケットが包囲枠とは別に構
成されるので、コントローラのメンテナンス性が向上す
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施形態を説明するが、本発明は以下の実施形態
になんら限定されるものではない。本実施形態における
小型の電動車両は、図1ないし図11に示すように、前
後部がそれぞれ上方に傾斜した車体1と、この車体1の
略中央部12に一体設置される支持構造体11と、この
支持構造体11に保持されるコントローラ31と、車体
1の略中央部12に搭載される左右一対のバッテリ33
と、車体1を被覆するカバー35とを備えている。
【0013】車体1は、図1ないし図6に示すように、
その前部に左右方向に伸びるバンパ2、ステアリング装
置3及びフロントサスペンション機構4がそれぞれ配設
され、後部にはチャージャとモータ付きのギヤボックス
5とがそれぞれ配設されている。ステアリング装置3
は、車体1の前部中央にパイプを介し傾斜支持される回
転可能なステアリング軸を備え、この縦長のステアリン
グ軸の上端部には操作用のスイッチボックス6とハンド
ルであるハンドルバー7とが一体的に装着されている。
また、ステアリング軸の下端部には左右一対のタイロッ
ドが揺動可能に連結され、各タイロッドの先端部にはナ
ックルアームが揺動可能に連結されており、各ナックル
アームには前輪8がホイールを介し回転可能に支持され
ている。
【0014】また、各ナックルアームにはサイクルフェ
ンダ9が締結具を介し着脱自在、微調整可能に螺着さ
れ、各サイクルフェンダ9が前輪8とカバー35のロア
レッグシールド38との間に介在する。各サイクルフェ
ンダ9は、剛性、曲げ強さ、耐薬品性等に優れるABS、P
P、FRP、PMMA、又はPC/ABS等を材料として断面略扇形に成
形され、前輪8の前半部を隙間を介し被覆して泥よけ機
能を発揮する。
【0015】フロントサスペンション機構4は、車体1
の前部に支持される左右一対の支持アームを備え、各支
持アームの先端部には下方に指向するスプリング付きの
サスペンションが連結され、このサスペンションがタイ
ロッドに連結されている。また、ギヤボックス5は、そ
の両側部から車軸が突出し、この車軸の両端部には左右
一対の後輪10がそれぞれ支持されている。
【0016】支持構造体11は、図4ないし図6に示す
ように、車体1の略中央部12の両側にそれぞれ立設溶
着される左右一対の柱パイプ13と、車体1の略中央部
12の架設補強プレート中央に立設溶着されるクランク
パイプ14とを備え、シート15を搭載している。各柱
パイプ13は、逆L字形に折曲形成され、その屈曲上部
16が車体1の前方に指向している。一対の柱パイプ1
3の屈曲上部16の先端部間には、上方に位置する取付
ブラケット17と収容空間を区画形成する正面略U字形
の包囲パイプ18とがそれぞれ架設され、これら取付ブ
ラケット17と包囲パイプ18の下部とが相互に略対向
している。
【0017】一対パイプ13の柱の屈曲上部16におけ
る後方には凹部であるシートポスト19が架設ブラケッ
ト20を介し立設溶着され、シートポスト19上にはシ
ート取付ブラケット21が溶着されている。架設ブラケ
ット20からは支持片22が下方に向けて突出してい
る。
【0018】フレームメンバであるクランクパイプ14
は、図4及び図6に示すように、略S字形に湾曲形成さ
れ、その上端部が包囲パイプ18の略下部中央に縦に溶
着されている。このクランクパイプ14の屈曲した略中
央部には締結具であるL字形又は直線状のスタッドボル
ト23が植設溶着され、この起立したスタッドボルト2
3には左右方向に伸びる板形のバッテリ押さえ24が締
結具を介し着脱自在に螺着される。
【0019】シート15は、図1及び図3に示すよう
に、左右一対のシートフレーム26と、この一対のシー
トフレーム26の前部間に架設溶着されるシートベース
27と、このシートベース27上に前後動可能、着脱自
在に搭載されるアンダークッション28とを備えてい
る。一対のシートフレーム26の傾斜起立した後部には
バッククッション29が装着支持され、このバッククッ
ション29の左右両側部には上下方向に揺動可能なアー
ムレスト30がそれぞれ軸支されている。また、シート
ベース27の裏面からは凸部である回転軸が垂下し、こ
の回転軸が支持構造体11のシートポスト19にシート
取付ブラケット21を介して嵌通支持されている。
【0020】コントローラ31は、図6及び図10に示
すように、偏平な略箱形に形成され、その前部が取付ブ
ラケット17と包囲パイプ18の下部との間に締結具を
介し着脱自在に挟着されるとともに、包囲パイプ18に
嵌入支持されている。コントローラ31の前端面には複
数の放熱フィン32が上下方向に並設されている。ま
た、コントローラ31の残部は、下方に徐々に傾斜して
その大部分がシートポスト19の前下方に位置し、架設
ブラケット20の支持片22に締結具を介し螺着支持さ
れている。
【0021】一対のバッテリ33は、図7及び図8に示
すように、車体1の略中央部12上にトレイ34を介し
て搭載されるとともに、支持構造体11の一対の柱パイ
プ13間に並べて配置され、温度センサやコネクタ等と
ともにコントローラ31の下方に位置している。一対の
バッテリ33の上面にはバッテリ押さえ24が接触し、
このバッテリ押さえ24が一対のバッテリ33のがたつ
きを防止するよう作用する。
【0022】カバー35は、図1ないし図3及び図11
に示すように、フロントレッグシールド36、リヤレッ
グシールド37、ロアレッグシールド38、ステップボ
ード39、バッテリカバー40及びリヤカバー41を備
え、これら36、37、38、39、40、41は剛
性、曲げ強さ、耐薬品性等に優れるABS、PP、FRP、PMMA、又
はPC/ABS等を材料としてそれぞれ射出成形されている。
フロントレッグシールド36は、物品収納用のバスケッ
ト42を備え、リヤレッグシールド37の正面に螺着さ
れており、このリヤレッグシールド37との間にステア
リング軸等を被覆保護している。
【0023】ロアレッグシールド38は、その両側部に
前輪泥よけ部43がそれぞれ湾曲成形され、各前輪泥よ
け部43が前輪8の前端部よりも車体1の後方に位置す
るとともに、前輪8の後部上方に位置している。各前輪
泥よけ部43の前縁は、左右に最大転舵した前輪8の外
側縁と略一致するよう成形されている。また、ステップ
ボード39は、ロアレッグシールド38の後部に螺着さ
れ、表面にフロアマット44が敷設されている。さら
に、バッテリカバー40は、支持構造体11、コントロ
ーラ31及び一対のバッテリ33等を左右から被覆保護
し、リヤカバー41と共にシート15の周囲下方に位置
している。バッテリカバー40の正面上部には冷却口4
5が穿孔成形され、この冷却口45がコントローラ31
の放熱フィン32の上部近傍に位置するとともに、アン
ダークッション28の下方に位置する。
【0024】上記構成において、電動車両で移動したい
場合には、シート15に座った後、スイッチボックス6
のキースイッチ、アクセルレバー、スピードコントロー
ルスイッチ、ホーンスイッチ、ライトスイッチ、及び又
はハンドルバー7等を適宜操作すれば良い。すると、動
力がモータからギヤボックス5の各ギヤを順次経由して
各後輪10に伝達され、各後輪10が回転して所定の方
向に所定の速度で走行することができる。
【0025】上記構成によれば、一対のバッテリ33間
にコントローラ31が介在するのではなく、一対のバッ
テリ33の上方にコントローラ31が傾斜して位置する
ので、重量物であるバッテリ33を交換する際、コント
ローラ31にバッテリ33が接触するおそれがない。し
たがって、コントローラ31の損傷のおそれをきわめて
容易に除去することができるとともに、バッテリ33を
実に簡単に出し入れすることができる。また、従来に比
べ、車体1の左右幅を狭くすることができるので、デザ
インの自由度を著しく向上させることができる。
【0026】また、各バッテリ33を止め具やゴムバン
ド46により固定するのではなく、1本のスタッドボル
ト23で固定保持することができるので、部品点数の削
減を期待することが可能になる。また、車体1の略中央
部12における上下方向にコントローラ31、シートポ
スト19及び一対のバッテリ33を配設することができ
るので、これら31、19、33の集中化を図ることが
できる。また、コントローラ31を鋼製のパイプからな
る支持構造体11で包囲するので、コントローラ31破
損の抑制防止が大いに期待できる。
【0027】さらに、コントローラ31の放熱フィン3
2の上部近傍にバッテリカバー40の冷却口45が位置
するので、放熱効果を大幅に高めることが可能になる。
さらにまた、コントローラ31、シートポスト19及び
一対のバッテリ33の密集化により、一対のバッテリ3
3を車体1の前方に突き出して位置させる必要性が全く
なく、足載せ部等を広く確保することができる。
【0028】なお、上記実施形態における支持構造体1
1のシートポスト19は、有底円筒形でも円筒形でも良
い。また、スタッドボルト23は着脱自在でも良い。ま
た、コントローラ31の放熱フィン32の上部近傍に単
一のバッテリカバー40の冷却口45を位置させたが、
バッテリカバー40を複数に分割してこのバッテリカバ
ー40に冷却口45を穿孔成形し、この冷却口45を放
熱フィン32の上部近傍に位置させることも可能であ
る。さらに、放熱フィン32の上部近傍に冷却口45を
位置させるのではなく、放熱フィン32の正面近傍、下
部近傍、又は側部近傍等にバッテリカバー40の冷却口
45を位置させることもできる。
【0029】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、コントローラにバッテリが接触してコントローラを
損傷させるおそれを抑制し、デザインの自由度を向上さ
せ、コントローラ、バッテリ及びシートポストを集中さ
せることができるという効果がある。また、請求項2記
載の発明によれば、部品点数を削減することが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動車両の実施形態を示す側面説
明図である。
【図2】本発明に係る電動車両の実施形態を示す平面説
明図である。
【図3】本発明に係る電動車両の実施形態を示す正面説
明図である。
【図4】本発明に係る電動車両の実施形態における車体
を示す斜視説明図である。
【図5】本発明に係る電動車両の実施形態における車体
を示す平面説明図である。
【図6】本発明に係る電動車両の実施形態における車体
を示す側面説明図である。
【図7】本発明に係る電動車両の実施形態における車体
の略中央部付近のバッテリカバーを取り外した状態を示
す斜視説明図である。
【図8】図7の側面説明図である。
【図9】本発明に係る電動車両の実施形態における車体
の略中央部付近のバッテリ及びバッテリカバーを取り外
した状態を示す斜視説明図である。
【図10】図9の側面説明図である。
【図11】本発明に係る電動車両の実施形態におけるシ
ートの一部を取り外した状態を示す平面説明図である。
【図12】従来における電動車両を示す斜視説明図であ
る。
【図13】従来における電動車両のコントローラ及び一
対のバッテリを示す斜視説明図である。
【図14】従来における電動車両のコントローラを示す
斜視説明図である。
【図15】従来における他の電動車両を示す斜視説明図
である。
【図16】従来における他の電動車両の一部を分解した
状態を示す斜視説明図である。
【符号の説明】
1 車体 11 支持構造体 12 車体の略中央部 13 柱パイプ(柱) 14 クランクパイプ(クランク柱) 15 シート 16 屈曲上部 17 取付ブラケット 18 包囲パイプ(包囲枠) 19 シートポスト 20 架設ブラケット 21 シート取付ブラケット 22 支持片 23 スタッドボルト(締結具) 24 バッテリ押さえ 26 シートフレーム 27 シートベース 28 アンダークッション 31 コントローラ 32 放熱フィン 33 バッテリ 35 カバー 36 フロントレッグシールド 37 リヤレッグシールド 38 ロアレッグシールド 39 ステップボード 40 バッテリカバー 41 リヤカバー 45 冷却口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の略中央部に設けられる支持構造体
    と、この支持構造体に保持されるコントローラと、上記
    車体の略中央部上に搭載されるバッテリとを含んでなる
    電動車両であって、 上記支持構造体は、上記車体の略中央部の両側にそれぞ
    れ設けられ、屈曲上部を前方に指向させる一対の柱と、
    この一対の柱の屈曲上部における前方間に架設されて収
    容空間を区画形成する略U字形の包囲枠と、該一対の柱
    の屈曲上部における後方に立て設けられるシートポスト
    とを含み、 上記コントローラを略箱形に形成してその前部を上記支
    持構造体の包囲枠に嵌入支持させ、該コントローラの残
    部を下方に傾斜させて上記シートポストの前下方に位置
    させ、 上記バッテリを該コントローラの下方に配置したことを
    特徴とする電動車両。
  2. 【請求項2】 上記支持構造体は、上記車体の略中央部
    に設けられるクランク柱を備え、このクランク柱の上部
    を上記包囲枠の下部に連結し、該クランク柱の屈曲部に
    締結具を設けてこの締結具にはバッテリ押さえを取り付
    けるようにした請求項1記載の電動車両。
  3. 【請求項3】 上記支持構造体をバッテリカバーで被覆
    してこのバッテリカバーの上部前方には上記コントロー
    ラの前部近傍に位置する冷却口を設け、該コントローラ
    の前部に放熱フィンを設けた請求項1又は2記載の電動
    車両。
  4. 【請求項4】 上記一対の柱の屈曲上部における前方間
    に取付ブラケットを架設してこの取付ブラケットと上記
    包囲枠の下部とを略対向させ、これら取付ブラケットと
    包囲枠との間に上記コントローラの前部付近を挟持させ
    るようにした請求項1、2、又は3記載の電動車両。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1300126A1 (en) * 2001-10-05 2003-04-09 Pihsiang Machinery MFG. Co., Ltd. Battery housing for medical scooter
WO2014102851A1 (ja) * 2012-12-25 2014-07-03 川崎重工業株式会社 電動車両
WO2022208876A1 (ja) 2021-04-02 2022-10-06 ヤマハ発動機株式会社 車両
WO2022208875A1 (ja) 2021-04-02 2022-10-06 ヤマハ発動機株式会社 車両

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