JP2000237247A - 小型電動車両 - Google Patents
小型電動車両Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62K—CYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
- B62K2204/00—Adaptations for driving cycles by electric motor
Landscapes
- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Abstract
に、容易に手で持ち上げることができる小型電動車両を
提供する。 【解決手段】 前後方向に伸延したメインフレーム11
の前端に、バンパー状の横長直線状の前端部材12を溶
接する。前端部材12の前面側は平滑に形成し、前端部
材12の後面側にバー取付部材14を溶接する。キャリ
ングバー30を、パイプ材により中央の横長直線状の下
側横長部分31と左右両端の横側縦向部分32とからな
る略U字形に形成し、横側縦向部分32の上端に、パイ
プ材を前後からつぶした平板状の被固定部33を設け
る。キャリングバー30を、締結ボルト14a、ナット
14bを介して被固定部33をバー取付部材14に締結
して、前端部材12の後面側に着脱可能に固定する。キ
ャリングバー30の下側横長部分31は、前端部材12
の前側のバンパーカバー42の後側に配置し、バンパー
カバー42の下縁42bに沿わせる。
Description
由な人が利用する三輪又は四輪の小型電動車両に関す
る。
電動車両(セニアカー)は、比較的狭い歩行者用通路な
どを走行するため、自力走行による方向転換が困難な場
合があり、また、地下道、駅等の階段を通過しなければ
ならない場合もある。このような場合には、介護者や第
三者に、車両を持ち上げて向きを変えてもらったり、移
動してもらうことになるが、その重量は、例えば、空車
時には約80kg、乗車時には約150kgになるた
め、介護者や第三者に大きな負担をかけることになる。
は、車両を持ち上げる際に手で掴むための特別な装備が
なく、車両を持ち上げる際には、比較的強度の高いシャ
シーフレームの露出部分、車体後部のシート、車体前部
のハンドル、車体前後の車輪等を手で掴むのが一般的で
ある。しかし、ハンドルは、車両を持ち上げるには位置
が高過ぎ、車輪は、形状等が手で掴み難くく、また、シ
ャシーフレームの殆ど全てが車体カバーにより覆われた
車両も多く、手で掴むための適当な部分が無いために、
車両を持ち上げる介護者や第三者に一層の負担をかける
ことになる。また、車体カバーはプラスチック製で比較
的強度が低いため、不用意に車体カバーを手で掴んで車
両を持ち上げようとすると、車体カバーが破損する可能
性もある。
ムの前端部にバンパーが設けられている場合もあるが、
従来の小型電動車両のバンパーは、溶接等によりシャシ
ーフレームとして一体に形成されているため、バンパー
に物がぶつかって変形等した場合、シャシーフレーム全
体の交換が必要になり、修理費用が嵩むという問題があ
る。
行による方向転換や移動が困難な場合に、容易に手で持
ち上げることができる小型電動車両を提供することを目
的とする。
おいては、シャシーフレームの前端部の前側を覆うバン
パーカバーが備えられ、バンパーカバーの後側に、バン
パーカバーの下縁に沿ったキャリングバーが、シャシー
フレームの前端部に固定して設けられている。請求項1
に記載の発明によれば、小型電動車両を手で持ち上げる
際に、バンパーカバーの下側に手を入れてキャリングバ
ーを掴むことによって、バンパーカバーを変形等させず
に、キャリングバーを介して容易に持ち上げることがで
きる。また、キャリングバーは、バンパーカバーにより
前側から覆われるため、車両の外観を損なうこともな
い。また、キャリングバーは、バンパーとしての機能も
兼ね備え、バンパーカバーを裏面側から補強することが
できる。
シャシーフレームの前端部には、バンパー状の横長の前
端部材が設けられ、前端部材の前面側は平滑に形成さ
れ、キャリングバーは、前端部材とは別体に形成され、
前端部材の後面側に、着脱可能にボルト締結されてい
る。請求項2に記載の発明によれば、バンパーとしても
機能するキャリングバーに物がぶつかって変形等した場
合、安価なキャリングバーのみを交換することができ、
修理費用等を抑制することができる。また、キャリング
バーの締結ボルト等の凹凸部分が前端部材の後面側(裏
面側)に配置されるため、バンパカバーに物がぶつかっ
たような場合に、バンパーカバーが凹凸部分により損傷
することを防止することができる。
キャリングバーは、パイプ材からなり、キャリングバー
の被固定部は、パイプ材をつぶした平板状に形成されて
いる。請求項3に記載の発明によれば、キャリングバー
に物がぶつかったような場合、キャリングバーの固定部
分が変形することによって衝撃を吸収することができ、
シャシーフレームの変形等を防止し、乗員に伝わる衝撃
を軽減することができる。
施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態に係
る小型電動車両の斜視図であり、図2は、図1の小型電
動車両のシート、車体カバー等を取り外した状態(スケ
ルトン状態)を示す斜視図である。また、図3は、図2
の小型電動車両の前部であって、キャリングバーを装着
した状態を示す斜視図、図4は、キャリングバーを取り
外した状態を示す斜視図である。そして、図5は、図1
の小型電動車両の前部の縦断面図である。
(セニアカー)は、図2に示すように、前後方向に伸延
した左右対のメインフレーム11等からなるシャシーフ
レームを備えており、シャシーフレームの前部左右両側
には、前輪1が支持され、シャシーフレームの後部左右
両側には、後輪2が支持されている。そして、シャシー
フレームの前部上側には、前輪1を操舵する縦長のステ
アリング軸26が支持されており、ステアリング軸26
の上側には、ハンドル27が装着されている。また、シ
ャシーフレームの後部上側には、後輪2を駆動するモー
ター、バッテリー、充電器等の動力装置6が設置されて
いる。
ーム等はプラスチック製の車体カバーにより覆われてい
る。即ち、シャシーフレームの前部は、前部カバー4
3、バンパーカバー42により覆われ、ステアリング軸
26等は、盾状のレッグシールド44により覆われ、シ
ャシーフレームの後部や動力装置6は、箱状の後部カバ
ー48により覆われている。そして、後部カバー48の
上側には、利用者が座るシート8が配置されており、レ
ッグシールド44と後部カバー48との間には、利用者
が足を載せるフロアー46が設けられている。
部、後部と比較して、左右の間隔(横幅)が狭く形成さ
れており、図3〜5に示すように、メインフレーム11
の前端には、バンパー状の前端部材12が、左右のメイ
ンフレーム11を連結してシャシーフレームの一部を構
成する形で設けられており、前端部材12の後側がメイ
ンフレーム11の前端に溶接されている。前端部材12
は、円形の縦断面形状のパイプ材からなり、横長直線状
に形成されており、前端部材12の左右両端部は、左右
のメンフレーム11の前端よりも横外側に突出してい
る。そして、前端部材12には、キャリングバー30が
着脱可能にボルト締結されており、バンパーカバー42
が前端部材12及びキャリングバー30を覆うように装
着されている。
の下縁42bを有する横長板状で、その上側部分は略垂
直に、下側部分は下後方に向けて傾斜した形状に形成さ
れており、バンパーカバー42の上側部分の左右2箇所
には、表裏に貫通したネジ挿通孔を有する被固定部42
aが後側(裏面側)に突出して設けられている。一方、
前端部材12の左右両端部の前面には、後面が開いた略
コ字形の横断面形状のカバー取付部材(ブラケット)1
3が、溶接により下方に突出して設けられており、カバ
ー取付部材13の前面は、前端部材12の前面と整合す
るように(面一になるように)垂直に形成され、カバー
取付部材13の前面部分には、ネジ孔13bが表裏に貫
通して設けられている。そして、バンパーカバー42
は、取付ネジ13a、ネジ孔13bを介して被固定部4
2aをカバー取付部材13に固定することによって、着
脱可能に前端部材12の前側に取り付けられている。
パイプ材からなり、中央の横長直線状の下側横長部分3
1と左右両端の横側縦向部分32とからなる略U字形
(前面視)に形成されている。そして、キャリングバー
30の横側縦向部分32の上端には、パイプ材を前後か
らつぶした平板状の被固定部33が設けられており、被
固定部33には、ボルト挿通孔が表裏に貫通して設けら
れている。一方、前端部材12の左右両端部の後面に
は、前面が開いた略コ字形の横断面形状のバー取付部材
(ブラケット)14が、溶接により下方に突出して設け
られており、バー取付部材14の垂直な後面部分には、
ボルト挿通孔が表裏に貫通して設けられており、後面部
分の前側(裏側)には締結ナット14bがボルト挿通孔
に整合して溶接されている。
部分31を前端部材12の下方に配置するように、締結
ボルト14a、ナット14bを介して被固定部33をバ
ー取付部材14に固定することによって、前端部材12
の後側に着脱可能に取付けられており、キャリングバー
30は、バンパーカバー42の下部後側に配置され、キ
ャリングバー30の下側横長部分31は、バンパーカバ
ー42の下縁42bに沿うように構成されている。従っ
て、キャリングバー30は、バンパーカバー42により
前方から覆われるため、小型電動車両の外観を損なわな
い。
前端部材12及びキャリングバー30よりも後方部分の
上側には、縦長の上部フレーム15が設けられており、
上部フレーム15の下端は、メインフレーム11の上側
に溶接されている。また、上部フレーム15と前端部材
12との間には、縦向板状の補強プレート16が設けら
れており、補強プレート16の後端は上部フレームに1
5溶接され、補強プレート16の前端は前端部材12の
後側に溶接されている。そして、上部フレーム15に
は、ステアリング軸26、レッグシールド44等が支持
されている。
あって前端部材12及びキャリングバー30よりも後方
部分の下側には、前面視で略U字形の2つの下部フレー
ム17が前後に間隔を開けて設けられており、下部フレ
ーム17の左右両端は、それぞれ、メインフレーム11
の下側に溶接されており、下部フレーム17の中央部分
には、前輪下側支持部材18が溶接により固定されてい
る。また、左右のメインフレーム11の前部であって前
端部材12及びキャリングバー30よりも後側部分の上
側には、それぞれ、前面視で略逆L字形の前輪上側支持
部材19が設けられており、前輪上側支持部材19の下
端は、メインフレーム11の上側に溶接され、前輪上側
支持部材19の上端部は、横外方に突出している。
には、それぞれ、平面視で内側に開いた略V字形のロア
アーム21が設けられており、ロアアーム21は、外端
側を上下に揺動させる形で内端部を前輪下側支持部材1
8に回動自在に支持されている。そして、ロアアーム2
1の外端部には、縦向のクッションユニット22の下端
部が回動自在に連結されており、クッションユニット2
2の上端部は、前輪上側支持部材19の上端部に支持さ
れている。そして、ロアアーム21の外端部には、ナッ
クル23が、左右に転舵自在に支持されており、ナック
ル23には、横長棒状のタイロッド24の外端部が接続
され、タイロッド24の内端部は、ステアリング軸26
に接続されている。そして、ナックル23には、前輪1
が回転自在に支持されている。
齢者や足の不自由な人がシート8に座ってハンドル27
等を操作することによって自力走行するが、比較的狭い
歩行者用通路などを走行するため、自力走行による方向
転換が困難な場合があり、また、地下道、駅等の階段を
通過しなければならない場合もある。このような場合に
は、介護者や第三者に、車両を持ち上げて向きを変えて
もらったり、移動してもらうことになるが、この際、バ
ンパーカバー42の下側に手を入れてキャリングバー3
0を手で掴む(引き上げる)ことによって、バンパーカ
バー42を変形等させずに、キャリングバー30を介し
て容易に車両前部を持ち上げることができる。なお、車
体後部を持ち上げるには、シート8等を手で掴むことに
よって持ち上げることができる。また、動力装置6等の
重量物は、車体後部に搭載されているため、車両の向き
を変えるだけであれば、キャリングバー30を介して比
較的軽い車体前部を持ち上げることによって、容易に車
両の向きを変えることができる。
しての機能も兼ね備えており、キャリングバー30に物
がぶつかったような場合、キャリングバー30の平板状
の被固定部33が変形することによって衝撃を吸収する
ことができ、前端部材12、メインフレーム11等から
なるシャシーフレームやロアアーム21等からなる前輪
懸架機構などの変形等を防止し、乗員に伝わる衝撃を吸
収することができる。そして、キャリングバー30に物
がぶつかって変形等した場合には、着脱可能で安価なキ
ャリングバー30のみを交換することができ、修理費用
等を抑制することができる。また、キャリングバー30
はバンパーカバー42を裏面側から補強する機能も有し
ており、キャリングバー30の締結ボルト14a等の凹
凸部分は前端部材12の後面側(裏面側)に配置されて
いるため、バンパーカバー42に物がぶつかったような
場合に、バンパーカバー42が締結ボルト等の凹凸部分
により損傷することを防止することができる。
バーが、中央の横長直線状の下側横長部分と左右両端の
横側縦向部分とからなる略U字形に形成されている場合
について述べたが、キャリングバーは、シャシーフレー
ムの前端部材に取り付けられて、バンパーカバーの下縁
に沿うものであれば、どのような形状にしてもよい。ま
た、上述の実施の形態では、バンパーカバーの下縁が横
長直線状である場合について述べたが、バンパーカバー
の下縁は、必ずしも直線状でなくてもよい。また、バン
パーカバーは、前部カバー、レッグシールド等と一体に
形成されていてもよい。
動車両を手で持ち上げる際に、バンパーカバーの下側に
手を入れてキャリングバーを掴むことによって、バンパ
ーカバーを変形等させずに、キャリングバーを介して容
易に持ち上げることができる。また、キャリングバー
は、バンパーカバーにより前側から覆われるため、車両
の外観を損なうこともない。また、キャリングバーは、
バンパーとしての機能も兼ね備え、バンパーカバーを裏
面側から補強することができる。
ンパーとしても機能するキャリングバーに物がぶつかっ
て変形等した場合、安価なキャリングバーのみを交換す
ることができ、修理費用等を抑制することができる。ま
た、キャリングバーの締結ボルト等の凹凸部分が前端部
材の後面側(裏面側)に配置されるため、バンパカバー
に物がぶつかったような場合に、バンパーカバーが凹凸
部分により損傷することを防止することができる。
ャリングバーに物がぶつかったような場合、キャリング
バーの固定部分が変形することによって衝撃を吸収する
ことができ、シャシーフレームの変形等を防止し、乗員
に伝わる衝撃を軽減することができる。
図である。
取り外した状態(スケルトン状態)を示す斜視図であ
る。
グバーを装着した状態を示す斜視図である。
グバーを取り外した状態を示す斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 シャシーフレームの前端部の前側を覆う
バンパーカバーが備えられ、前記バンパーカバーの後側
に、前記バンパーカバーの下縁に沿ったキャリングバー
が、前記シャシーフレームの前端部に固定して設けられ
たことを特徴とする小型電動車両。 - 【請求項2】 前記シャシーフレームの前端部には、バ
ンパー状の横長の前端部材が設けられ、前記前端部材の
前面側は平滑に形成され、前記キャリングバーは、前記
前端部材とは別体に形成され、前記前端部材の後面側
に、着脱可能にボルト締結されたことを特徴とする請求
項1に記載の小型電動車両。 - 【請求項3】 前記キャリングバーは、パイプ材からな
り、前記キャリングバーの被固定部は、前記パイプ材を
つぶした平板状に形成されたことを特徴とする請求項1
又は2に記載の小型電動車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03790699A JP3692818B2 (ja) | 1999-02-16 | 1999-02-16 | 小型電動車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03790699A JP3692818B2 (ja) | 1999-02-16 | 1999-02-16 | 小型電動車両 |
Publications (2)
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JP3692818B2 JP3692818B2 (ja) | 2005-09-07 |
Family
ID=12510596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03790699A Expired - Fee Related JP3692818B2 (ja) | 1999-02-16 | 1999-02-16 | 小型電動車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3692818B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007084005A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-04-05 | Suzuki Motor Corp | 小型電動車両のカバー取付構造 |
WO2007046266A1 (ja) * | 2005-10-21 | 2007-04-26 | Honda Motor Co., Ltd. | 小型車両 |
JP2012183898A (ja) * | 2011-03-04 | 2012-09-27 | Honda Motor Co Ltd | 鞍乗り型車両 |
CN107697203A (zh) * | 2017-10-20 | 2018-02-16 | 横店集团英洛华电气有限公司 | 代步车双弯双大梁结构 |
-
1999
- 1999-02-16 JP JP03790699A patent/JP3692818B2/ja not_active Expired - Fee Related
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EP1947001A1 (en) * | 2005-10-21 | 2008-07-23 | HONDA MOTOR CO., Ltd. | Small-sized vehicle |
EP1947001A4 (en) * | 2005-10-21 | 2008-10-15 | Honda Motor Co Ltd | SMALL VEHICLE |
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CN107697203B (zh) * | 2017-10-20 | 2023-12-22 | 浙江联宜电机有限公司 | 代步车双弯双大梁结构 |
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---|---|
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