JP3960077B2 - 小型電動車両 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に高齢者や足の不自由な人の利用に供する四輪の小型電動車両にに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の小型電動車両はたとえばセニアカー(R)等と呼ばれ、高齢者等の足代わりになるものとして極めて利用価値が高い。かかる小型電動車両の基本構成において、たとえば車体後部に乗員が着座するシートが設置され、その前方には乗員が足を載せるためのフロアが設けられ、さらにその前方に前輪を操舵するためのステアリングシャフトが立設される。ステアリングシャフトの上端にはハンドルが取り付けられ、乗員はシートに着座して該ハンドルを操作するようになっている。
【0003】
近年、セニアカータイプの小型電動車両はその市場が拡大し、様々な用途で使用されるようになってきている。従来では比較的に収納スペースに余裕のある場合に購入、使用されていたが、今後は高齢者人口の増加に伴い、都会での需要が増えると予想される。都会においては収納スペースが制限され易く、またエレベータ等の乗り物に乗り込む機会が増えつつあるのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の形式認定寸法に従う上限全長ではエレベータに搭乗することができず、一方その対策として単純に全長をコンパクトにすると弊害が生じる場合がある。最近のセニアカーの基本構成はステアリングシャフトとハンドルシャフトが一直線状に配置され、このまま車両全長をコンパクトにすると乗員とハンドルが窮屈になり、あるいは窮屈になる分だけシートを後退させてスペースを確保することになる。シートを後方に位置させると、そのままでは車両後部の静的安定性を損なうことになる。
【0005】
さらに、車両の静的安定性について付言すると、この種の小型電動車両では小型化を図るために駆動輪である後輪のまわりに電動モータを備えるパワーユニットやこのパワーユニットに電力を供給するバッテリ、さらには乗員用着座シートが配設されるのに対して、前輪のまわりには操舵装置のみが設置されるだけである。このため前輪分担荷重が小さい車両構成となっており、そのままでは後輪軸を中心とした後方への転覆に対する安定性に対して不利な構成である。
【0006】
また、従来の操舵装置においては、ハンドル操作感を良くするために略直線状に後上方に延びる構成となっているが、このような構成の場合、乗員の足載せ用フロアの面積が同一であっても、操舵軸が傾斜して設けられた分だけ乗員の脚部用スペースが狭くなっていしまう。
【0007】
また、従来の四輪セニアカータイプの小型電動車両では、前輪の操舵を担うステアリングシャフトとその延長上に取り付けられるハンドルシャフトを支持するための支持部材を持っている。これらは、パイプ材やシャフトホルダ等により構成され、その高さは比較的低く抑えられている。近年ではハンドルまわりにカウリング(レッグシールド)が取り付けられる場合が多く、カウリングを取り付けるためのブレース等が必要になる。製作上あるいは組付工場への荷姿から、かかるブレースを一体化構成するのは得策ではなく、一般に別体にする。
【0008】
本発明はかかる実情に鑑み、特に実質的にコンパクト化を図りながら有効にスペースを確保し、製作上あるいは組付上有利な構成を備えた小型電動車両を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明による小型電動車両は、車体フレーム上に支持された単座シートの下方前方にて、前記車体フレーム上に敷設されたフロアを有し、ハンドル操作により左右に揺動する操向輪として前記フロアの前方に設けられた左右一対の前輪と、パワーユニットで駆動される駆動輪として前記単座シートの下方後部に設けられた左右一対の後輪とで走行可能に構成され、前記パワーユニットに電力を供給する電池ユニットとを備えた小型電動車両であって、前記フロアは、前記前輪よりも後方に位置しかつ前記前輪の左右対向間隔と略等しい幅を有するメインフロア部と、前記前輪の左右対向間隔よりも狭小でかつ前記メインフロア部よりも狭小な幅で前記メインフロア部の前方に延設したフロントフロア部により構成され、前記車体フレームは、前記左右の前輪の内側対向間隔と略等しい幅を有し前記メインフロア部の左右両側縁部に沿って前後に延び前記メインフロア部を形成するセンタフレーム部と、前記前輪の左右対向間隔よりも小さい対向間隔で前記センタフレーム部の前方に延設され前記前輪および該前輪を操舵する操舵装置を支持するとともに前記フロントフロア部を形成するフロントフレーム部と、前記センタフレーム部から後方に延設され前記単座シート、前記パワーユニットおよび前記後輪を支持するリヤフレームにより構成され、前記センタフレーム部、前記フロントフレーム部および前記リヤフレームを左右一対のメインフレーム部材により形成し、前記メインフレーム部材側面の前記センタフレーム部から外方に突出する側部キャリイングハンドルと、前記単座シートの後方に突出し前記左右一対のメインフレーム部材の後端部を連結して左右方向に延設された後部キャリイングハンドルとを備えたことを特徴とする。
【0010】
また、本発明の小型電動車両において、上端に設けたハンドルを左右に回動可能に支持するとともに前記フロアの前端部から上方へ突出して設けられるステアリングシャフトと、左右方向外側に向って延設されたサスペンションアームの外側端部にキングピンを介して左右に揺動可能に支持された前輪ステアリングナックルとが、タイロッドアームおよびナックルアームを介して連結されてなる操舵装置を有し、この操舵装置が前記フロアの下方で車両前後に延びる前記車体フレームの前端部に配置され、前記ステアリングシャフトを回転自在に支持するステアリングフレームを前記車体フレームに着脱可能に設けたことを特徴とする。
【0012】
また、本発明の小型電動車両において、前記ステアリングシャフトは、前記ハンドルが結合する上端部と前記タイロッドアームが結合する下端部の略中間部にて上半部および下半部に分割構成されるとともに、前記上半部および前記下半部が屈曲自在なユニバーサルジョイントにより連結され、前記下半部が略垂直に立設するとともに前記上半部が前記単座シートに向けて後方へ傾斜することを特徴とする。
【0014】
また、本発明の小型電動車両において、前記ステアリングフレームは、クランプ装置により前記車体フレームに着脱可能に設けられることを特徴とする。
【0015】
本発明によれば、車体フレームとステアリングフレームを別体構成することで荷姿を小さくコンパクトにすることができ、取扱性を向上するとともに組付効率を改善することができる。また、操舵軸まわりを後方へ適度に屈曲させることでフロアスペースを拡大し、足元のユーティリティスペースを確保することができる。また、車両重心を車体後方に偏倚させずに適正位置に設定することができ、車両の静的安定性が向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基き、本発明による小型電動車両における好適な実施の形態を説明する。
図1〜図5は、この実施形態における小型電動車両の全体構成を示している。この実施形態は四輪小型電動車両の例であり、これらの図において車体フレームを含むフレームユニット100の前後部にそれぞれ左右一対の前輪1および後輪2が支持される。前輪1は前輪支持機構200により、また後輪2は後輪支持機構300によりそれぞれ支持される。フレームユニット100の後部寄りには、1人の乗員が着座するようにした単座シートを構成するシートユニット400が支持される。単座シートの下方前方には、車体フレーム上に敷設された低床の乗員足載せフロアを構成するフロアパネル3を有する。フレームユニット100の前部には、ハンドル操作により左右に揺動する操向輪としての前輪1を操舵する操舵機構500を有する。
【0017】
この例では後輪2が駆動輪として構成され、単座シートの下方後部に設けられた電動モータを含むパワーユニット600によって駆動されるようになっている。そして本発明ではフロアパネル3の下側に、パワーユニット600に電力を供給する二次電池を備えた電池ユニット700が配置される。
【0018】
フレームユニット100は図6〜図8をも参照して、シャーシ部分を構成する車体フレーム101とステアリングハンドル等を支持するステアリングフレーム102とから構成され、車体フレーム101はメインフレーム103とリヤフレーム104を含む。メインフレーム103はさらに、センタフレーム部105とセンタフレーム部105の前方に延設したフロントフレーム部106とから構成される。
【0019】
メインフレーム103は、左右両側で前後方向に配置された一対のメインフレーム部材107を含み、メインフレーム部材107はセンタフレーム部105およびフロントフレーム部106の境界付近で、図8等に示すように先細に窄んだ形状となっている。メインフレーム部材107は好適には角パイプ材により形成されるが、これに限らずたとえばCチャンネル材あるいは丸パイプ材等で形成することができる。いずれの場合も、メインフレーム部材107は一定の高さ(上下方向の厚さ)を有する。また、各メインフレーム部材107には外側方に突出する、たとえば丸パイプ材でなるキャリイングハンドル111が付設される。
【0020】
また、この例ではメインフレーム部材107においてその前端部とセンタフレーム部105およびフロントフレーム部106の境界付近と後端部とに3つのブリッジ部材108,109,110が横架され、これによりメインフレーム103の高い剛性を確保している。ブリッジ部材108,109は図7に示されるように、下方に突出するように湾曲形成され、後述する前輪支持機構のベース部材がブリッジ部材108,109上に配置されるようになっている。なお、実車では図7のようにメインフレーム103は適度に前上がりに傾斜した状態になり、このとき前輪支持機構のベース部材は、後述するサスペンションアームの回動軸がキングピンの後方傾斜角度(キャスター角)と直交するように前上り傾斜に支持される。
【0021】
ここで、ステアリングフレーム102は図9にも示すように、4本のパイプ材102a〜dがフロントフレーム部106の前端部内側にて、一体的に立設支持されてなる。ステアリングフレーム102はフロントフレーム部106(メインフレーム部材107)から垂直に立ち上がっているが、上述のようにメインフレーム103が前上がりに傾斜するため、ステアリングフレーム102は単座シート側へ適度に傾斜する。なお、ステアリングフレーム102は好適には角パイプ材により形成される。
【0022】
リヤフレーム104は、各メインフレーム部材107の後端部付近から後上方に傾斜配置され、それぞれの後端部でキャリイングハンドル112によって相互に結合される。リヤフレーム104の前後方向中ほどには、概略アーチ状もしくは台形状のブリッジ部材113が横架され、ブリッジ部材113の上部にシートユニット400を支持するためのシートポスト114が取り付けられる。リヤフレーム104あるいはブリッジ部材113は、好適には角パイプ材により形成されるが、これに限らずたとえばCチャンネル材あるいは丸パイプ材等で形成することができる。リヤフレーム104の後端部にはまた、下方に突出するように湾曲形成されたブリッジ部材115が横架される。
【0023】
前輪支持機構200は、前輪1を回転自在かつ揺動可能に支持するが、フロントフレーム部106の下方に保持された支持部としてのベース部材201と、ベース部材201上に固定されたサスペンションアームブラケット202と、サスペンションアームブラケット202によって上下方向に揺動自在に支持され、車両の左右方向中央部から外側へ延設されるとともにその外側端部で前輪1を回転自在に支持するサスペンションアーム203を含んでいる。
【0024】
ここで、主にこの前輪支持機構200により、後述する電池ケースの前方において左右の前輪1の対向間に亘り左右に延在し、該電池ケースよりも下側へ突出する剛性部材からなる突出構造が構成される。すなわちこの突出構造は図1〜図5あるいは図7等に示されるように、フロントフレーム部106の下方に突出して配置構成されたベース部材201、サスペンションアームブラケット202およびサスペンションアーム203等からなり、かかる突出構造を電池ケースの前方かつ下側に持つことで、車両の電源装置として重要な機能を有する電池ケースのバリヤもしくは防護手段を構成し、デリケートな電源装置を有効に保護することができる。なお、このようにフロントフレーム部106の下方に突出する突出構造を有していても、実車ではフロア3は前上がりに傾斜配置されるため(図7参照)下方に張り出すことはなく、最低地上高を有効に確保することができる。
【0025】
前輪支持機構200において図9をも参照して、メインフレーム103のブリッジ部材108,109上に配置されたベース部材201上には、左右のサスペンションアーム203それぞれに対して前後2つのサスペンションアームブラケット202が設けられている。各サスペンションアーム203は前後に分岐する二股状を呈し、その分岐した2つの基端(内側端)が前後2つのサスペンションアームブラケット202により上下へ回動自在に軸支される。サスペンションアーム203の先端には、コ字状のナックル204(前輪ステアリングナックル)がキングピン208を介して左右に回動可能に軸支される。ナックル204には車軸205が水平に延設され、この車軸205に前輪1が回転自在に支持される。
【0026】
フロントフレーム部106の外側部にはサスペンションスプリング206を装架するためのブラケット207が固着し、該ブラケット207とサスペンションアーム203(二股状に分岐したうちの前側)との間にサスペンションスプリング206が装着される。
【0027】
後輪支持機構300は、パワーユニット600と協働して後輪2を支持する。この場合、パワーユニット600は電動モータおよびその出力軸に連結する減速ギヤ群を含み、最終段ギヤの支軸が後輪2の車軸301として構成される。パワーユニット600の前端側は、メインフレーム部材107の後端に固着するブラケット302(図1〜図3等参照)を介して枢支される。パワーユニット600の後端側は、ショックアブソーバ303の下端と連結する。ショックアブソーバ303の上端は、リヤフレーム104の後端に固着するブラケット304を介して枢支される。なお、ショックアブソーバ303は、圧縮コイルスプリングあるいは油圧等を利用したものであってよい。
【0028】
シートユニット400において、角パイプ材等で形成されたシートクッションフレーム401およびシートバックフレーム402が概略L字状に結合して一体化し、シートクッションフレーム401を略水平にしてシートポスト114上に支持される。この場合、シートユニット400は左右に回動可能に、かつその回動途中における複数の角度位置で選択的に固定し得るように支持される。
【0029】
シートクッションフレーム401には弾性体として構成されるシートクッション403が、またシートバックフレーム402には弾性体として構成されるシートバック404がそれぞれ取り付けられる。シートバックフレーム402の適度な高さ位置には、アームレスト405が回動可能に支持される。図3のようにシートポスト114上に支持されたシートユニット400に着座した乗員は、フロアパネル3に足を乗せることができ、その際フロアパネル3の前部付近に配置されたフットブレーキ4を踏むことができるようになっている。
【0030】
ここで、単座シートの回動支持機構の構成例を説明する。図10において、シートクッションフレーム401の下側にベースブラケット406が結合し、該ベースブラケット406にはシートパイプ407が垂下される。一方シートポスト114にはパイプホルダ408が嵌合し、このパイプホルダ408にシートパイプ407が回転可能に内嵌するようになっている。これによりシートクッションフレーム401、したがって単座シートは左右に回動可能になる。なお、パイプホルダ408はシートポスト114に着脱可能にしてもよい。
【0031】
また、ベースブラケット406にはその前部に軸受409を有するレバーホルダ410が固着する。軸受409には回転軸411が挿通し、回転軸411が外側へ延設されて図示のように適度に屈曲することによりレバー部412が形成される。回転軸411には、ベースブラケット406に開設された開口413から下方に突出する爪片414が固着する。レバー部412の操作で爪片414を回動させることができる。爪片414は、後述するストッパプレートの歯と係合可能な孔414aを有している。一方、パイプホルダ408の上端にはストッパプレート415が固着し、ストッパプレート415の外周部には適度な角度間隔で複数の歯416が設けられる。各歯416の両側は逃げとして切除されており、これにより爪片414と係合可能になる。
【0032】
パイプホルダ408にシートパイプ407を挿入することにより、単座シートはシートポスト114上に支持される。この場合、レバー部412の操作により爪片414を所望の歯416と係合させることにより、単座シートを所望の角度位置で選択的に固定することができる。
【0033】
操舵機構500において図5あるいは図9等を参照して、ステアリングフレーム102の内側には複数のホルダ502を介して、ステアリングシャフト501が回転自在に保持される。ステアリングシャフト501は長手方向の中間部でユニバーサルジョイント503を介して、単座シート側へ傾斜するように屈曲し、その上端部にブラケット504を介してステアリングハンドル505が支持される。ステアリングハンドル505は前部が切り欠かれた変形U字状を呈し、ステアリングハンドル505の適所を把持しながら、ブラケット504に取り付けられたアクセルレバー506を回動操作し得るようになっている。
【0034】
フロントフレーム部106の各メインフレーム部材107の前端部内側には、ブラケット507が取り付けられており、このブラケット507上にステアリングシャフト501の下端を回転自在に支持するためのボスが設けられている。ブラケット507上のステアリングシャフト501の後側には、ステアリングシャフト501の下端に設けたギヤと噛合するギヤを有するカウンタ軸508が配置される。カウンタ軸508にはタイロッドアーム509が固定されるが、ステアリングシャフト501を右または左へ回転させると、カウンタ軸508を介してタイロッドアーム509が右側または左側へ回動する。
【0035】
各前輪1において、ナックル204に固着するナックルアーム510とタイロッドアーム509とはタイロッド511を介して、相互に連結される。ステアリングハンドル505を右左旋させることで、ステアリングシャフト501、カウンタ軸508、タイロッドアーム509およびタイロッド511を介して前輪1は右または左に操舵される。このようにカウンタ軸508を設けることで、ステアリングハンドル505の旋回方向と同一方向に前輪1を操舵することができる。この場合、ステアリングシャフト501側のギヤとカウンタ軸508側のギヤのギヤ比を適宜選択することで、操舵角および操舵力を適切に設定することができる。
【0036】
パワーユニット600は前述したように、後輪支持機構300と協働して後輪2を支持する。後述する電池ユニット700はパワーユニット600に電力を供給し、その電動モータ601が駆動されるようになっている。
【0037】
本発明の電池ユニット700において、図8に示すようにフロア(あるいはフロアパネルという)3の主要領域においてその両側縁部に沿って配置されたフレーム相互間に、該フレームの高さと略同等の高さを有する電池ケース701を収容し、この電池ケース701内に複数の二次電池702を列設配置する。図示例では前後2列で同一平面上に複数の二次電池702が配列される。
【0038】
ここでフロア3は、前輪1よりも後方に位置しかつ前輪1の左右対向間隔と略等しい幅を有するメインフロア部5と、前輪1の左右対向間隔よりも狭小でかつメインフロア部5よりも狭小な幅でメインフロア部5の前方に延設したフロントフロア部6とにより構成される。フロア3の主要領域は、メインフロア部5により構成され、この部分に電池ケース701が配置される。
【0039】
また、前述したメインフレーム103のセンタフレーム部105は、メインフロア部5の左右両側縁部に沿って前後に延びる。フロントフレーム部106は、前輪1の左右対向間隔よりも小さい対向間隔でセンタフレーム部105の前方に延設される。この例ではセンタフレーム部105を構成するメインフレーム部材107相互間に、電池ケース701が配置される。
【0040】
電池ケース701は図11に示されるように、概略薄箱状を呈し、メインフレーム部材107と略同一高さに形成される。そして、この電池ケース701はメインフロア部5の下側でメインフレーム部材107相互間に配置される。本発明で使用するドライ形の二次電池702として典型的にはリチウムイオン電池が用いられるが、この種のドライ形二次電池は通常、多数のセルを組合せてパッキングされる。この場合、大型のセルモジュールの密度を上げるために所謂、俵積みになることが多く、そのままではかなり嵩だかなものになっていしまう。この実施形態では、前述したように左右一対の前輪1を備え、メインフロア部5を前輪1の左右対向間隔と略等しい幅を有する大面積に形成できたので、同一平面に前後2列で合計8つの二次電池702が配列可能である。二次電池702の幅(直径)をメインフレーム部材107の高さと同等か、僅かに高い程度に留めることで、電池搭載スペースを極めて薄く設定することができる。
【0041】
電池ケース701の底部には図12に示されるように、二次電池702の外形に対応するように形成された複数の凹凸状の保持部を備える。この保持部として本実施形態では、複数の半月状リブ701aが形成される。上述のように二次電池702を同一平面に配列したことにより、二次電池702が振動等によって電池ケース701で動かないように固定する必要がある。半月状リブ701aを設けることにより、二次電池702を適正に固定し相互に干渉しないようにしている。
【0042】
電池ケース701は左右両側にフランジ状の取付部701bを有し、この取付部701bをメインフレーム部材107上に載せるかたちで、ビス等によって該メインフレーム部材107に取り付けられる。この場合、その取付用ビスの挿通孔701cが設けられる。電池ケース701の前部、すなわち前列側の二次電池702の前側にはホルダ701dを介して、セルコントローラ(基板)703が配置される。
【0043】
セルコントローラ703は、二次電池702(セル)間で容量差や電位差が生じないように制御するが、電池ケース701の底部に対して垂直に設けられる。このようにセルコントローラ703をフロントサスペンションまわりの部品と二次電池702の間に垂直に設けることで、前後方向スペースを有効活用することができる。なお、セルコントローラ703を垂直に設けても、実車ではフロアは前上がりに傾斜配置されるため下方に出っ張ることはなく、最低地上高を有効に確保することができる。
【0044】
図12あるいは図13に示されるように電池ケース701の上部には、平板状のカバー704が覆設される。カバー704は電池ケース701の上部開口と整合する形状を有し、その下面の周縁部から複数の爪片704aが垂設される。電池ケース701には爪片704aに対応して複数の係合部701eが設けられ、爪片704aを係合部701eに係合させることでカバー704を固定する。なお、電池ケース701とカバー704の合せ部には、電池ケース701内に水あるいは塵等が侵入しないようにガスケットが装着される。二次電池702を収納した電池ケース701にカバー704を覆設固定することで、電池もしくはバッテリパックが構成される。
【0045】
また、図13にも示されるように電池もしくはバッテリパックの上側、すなわちカバー704の上側にフロアパネル3が配置される。フロアパネル3はスペーサを介して電池ケース701の取付部701b上に載るかたちで、ビス等によって該メインフレーム部材107に取り付けられる。この場合、フロアパネル3の周縁部にはその取付用ビスの挿通孔3aが設けられるとともに、取付部701bにも挿通孔3aの対応位置に挿通孔701fが設けられる。
【0046】
電池もしくはバッテリパックの下側、すなわち電池ケース701の下側には概略平板状のアンダガード705が配置される。アンダガード705は電池ケース701の下部を覆うように、ビス等によってブリッジ部材109およびブリッジ部材110(図6等参照)に取り付けられる。この場合、アンダガード705の前縁部および後縁部にはそれぞれ、その取付用ビスの挿通孔705a,705bが設けられる(図12)。
【0047】
さらに、本発明の小型電動車両において前述した各図を参照して、フロア3の後方に配設した単座シートの下方前半部には図3等に示されるように、パワーユニット600の電動モータ601に供給すべき電力を電子制御するメインコントローラ7と、電池ユニット700の二次電池702に充電を行なうための充電装置8とが配設される。メインコントローラ7および充電装置8は、フロア3から一体的に連続して設けた車体カバー(図示せず)によって覆われ、外部に露呈しないようになっている。
【0048】
また、メインコントローラ7等の後方に位置する左右一対の後輪2間の空間には、箱状もしくは籠状の荷物収納装置9が装架され、この荷物収納装置9の上部には荷物等を出入れ可能とするための開口9aが開設されている。前述したように単座シートはシートポスト114の上方至近位置で、該シートポスト114のまわりに回動可能に支持される。単座シートを適宜回動させることで、その下方に位置する荷物収納装置9の開口9aの一部または全部を、単座シートで上方から開閉可能に覆うことができる。
【0049】
一方また、ステアリングフレーム102の上部において、ステアリングハンドル505の前方至近位置にスイッチボックス(操作パネル)10が取り付けられる。このスイッチボックス10は、たとえば図7に示されるようにステアリングフレーム102の上端に固定された概略鍵形のブラケット11を介して、支持される。スイッチボックス10は各種スイッチ類を搭載するが、たとえば前後進切替えノブ、速度設定ノブ、バッテリ残量表示器および充電ランプ、さらには左右のウィンカスイッチおよびホーンボタン等のスイッチが配設される。
【0050】
スイッチボックス10は、ステアリングハンドル505の前方至近位置で適度に傾斜配置されており、運転操作に必要なスイッチ類に容易に手が届き、表示ランプ等の表示内容を見易く構成されている。したがって、単座シートに着座した乗員は、スイッチボックス10のスイッチ類を簡単かつ的確に操作することができる。その際、必要に応じてアクセルレバー506を適宜操作可能である。
【0051】
また、スイッチボックス10の下方至近位置にコードリールを内蔵したコードリールケース12が、ステアリングフレーム102に取り付けられる。コードリールには巻取り方向に付勢された充電用コードが、繰出し自在に巻回されており、該充電用コードは充電装置8に接続されている。電池ユニット700の二次電池702に充電を行なう際には、コードリールケース12から充電用コードを繰り出して、この充電用コードを介して充電装置8が外部電源と接続される。
【0052】
ステアリングフレーム102の上部にはまた、たとえばホルダ502を利用してメインキー13が取り付けられる。メインキー13は、単座シートに着座した乗員が操作し易い位置に配置される。メインキー13の下方にはステアリングフレーム102に箱状もしくは籠状の荷物収納装置14が装架され、この荷物収納装置14の上部には荷物等を出入れ可能とするための開口が開設されている。
【0053】
上記の場合、各ユニットはプラスチックもしくは合成樹脂等で形成された車体カバーによって覆われ、車両全体として所定の外観意匠を得るようにデザインされる。この場合、ステアリングフレーム102まわりにはレッグシールド等が実装され、前輪1および後輪2まわりにはそれぞれフロントフェンダおよびリヤフェンダが装着されてよい。
【0054】
さらに、実車においては走行上必要となる安全あるいは保安部品類が装備される。この種の装備品としてヘッドランプ、ウィンカ、ストップランプ、サイドミラーあるいはホーン等が含まれ、さらに必要に応じてその他の部品等が装備される。
【0055】
ここで、ステアリングフレーム102は図14にも示されるように、フロントフレーム部106から上方に同一幅で突出する。そして本発明では特に、ステアリングフレーム102は、後述するクランプ装置により車体フレーム101に着脱可能に設けられる。この場合、図15のようにステアリングフレーム102の下端には、たとえばガルウィング状のブラケット507が溶接され、両者は一体化されている。なお、ブラケット507の凹部内には、ステアリングシャフト取付用ボス512とカウンタ軸取付用ボス513とが配設される。
【0056】
クランプ装置は、フロントフレーム部106を上下からクランプし、ステアリングフレーム102をフロントフレーム部106に締結固定するようになっている。この場合、図16に示されるようにブラケット507のクランプ部507aと別物で構成されるクランプ部材514とでフロントフレーム部106を上下から挟み、クランプ部507aおよびクランプ部材514をボルト515で締め込むことでステアリングフレーム102を取り付けることができる。このように車体フレーム101とステアリングフレーム102は別体で構成され、クランプ装置により着脱可能に結合する。
【0057】
さらに本発明では、図17に示されるようにステアリングシャフト501は、ステアリングハンドル505が結合する上端部とタイロッドアーム509が結合する下端部の略中間部にて、上半部501Aおよび下半部501Bに分割構成される。上半部501Aおよび下半部501Bは、屈曲自在な継ぎ手手段としてのユニバーサルジョイント503により連結される。この場合、下半部501Bがフロントフレーム部106から略垂直に立設するとともに、上半部501Aが単座シートに向けて後方へ傾斜配置される。
【0058】
また、前述のようにステアリングフレーム102はフロントフレーム部106から上方に突出するが、図17等からも明かなようにステアリングシャフト501のユニバーサルジョイント503付近で後方へ傾斜するように屈曲する。この場合ステアリングフレーム102の前側のパイプ材102a,102bが、ステアリングシャフト501の上半部501Aと略平行になるように屈曲される。
【0059】
本発明の小型電動車両の実使用において、単座シートに着座した乗員はステアリングハンドル505を把持し、アクセルレバー506を引きあるいは必要に応じてフットブレーキ4を踏むことで車両を走行させることができる。この場合、フロアパネル3の下側に収納されている電池ユニット700からパワーユニット600に電力が供給され、パワーユニット600の電動モータ601が後輪2を駆動することで、乗員はこの小型電動車両を円滑かつ適正に運転することができる。
【0060】
さて、本発明の小型電動車両において特に、車体フレーム101とステアリングフレーム102は別物で構成され、ステアリングフレーム102がクランプ装置によりに着脱可能に設けられる。このように別体構成することで荷姿を小さくコンパクトにすることができ、たとえば組付工場等へ出荷する際の取扱性を大幅に向上することができる。また操舵装置まわりの部品を部組みすることができ、部組みしたかたちで納入することにより組付効率が改善される。
【0061】
ステアリングフレーム102はクランプ装置によって車体フレーム101に取り付けられるため、車体フレーム101に特別な加工を施す必要はなく、組付に手間がかからず、かつガタ等がなく高い精度で組み付けることができる。
【0062】
また、フロアパネル3の主要領域においてその両側縁部に沿って配置されたフレーム相互間に、該フレームの高さと略同等の高さを有する電池ケース701を収容し、この電池ケース701内に複数の二次電池702を列設配置する。このように複数の二次電池702を同一平面上に配列し、電池搭載スペースを極めて薄く設定する。これにより最低地上高を確保しながら、広いフラット面を有するフロアを実現し、足元にユーティリティスペースを確保することができる。また、車両最下部に電池ユニット700が配置されるため低重心化により、静的および走行安定性が向上する。
【0063】
この場合さらに、ステアリングシャフト501の上半部501Aが単座シートに向けて後方へ傾斜配置されるとともに、これを支持するステアリングフレーム102も該上半部501Aと略平行になるように屈曲される。このように操舵軸まわりを屈曲させることでステアリングフレーム102を車体フレーム101の最前部に配置することができ、電池ユニット700の配置構造と相俟ってフロアスペースを拡大し、足元のユーティリティスペースを確保することができる。また、車両重心を車体後方に偏倚させずに適正位置に設定することができ、車両の静的安定性が向上する。
【0064】
上記のようにステアリングフレーム102と脚(膝まわり)の間にスペースが形成されることで、荷物収納装置14を無理なく適正に装架することができる。従来車両ではフロントバスケットは、カウリングやステアリングシャフトの前方に配置され、乗員は搭乗したままそのフロントバスケットに荷物の出入れを行なうことができなかった。本発明では乗員の至近位置に配置されるため、荷物収納装置14は使い勝手に優れ、さらに荷物盗難等の事故を未然に防止することができる。
【0065】
さらに、ステアリングフレーム102は、フロントフレーム部106から上方に同一幅、すなわち車幅方向に広がらずにストレートに立ち上がるため、ステアリングフレーム102を中央配置してその左右両側にユーティリティスペースを確保することができる。このユーティリティスペースはたとえば、足置きとして利用してもよく、あるいは荷台等を構成するために利用してもよい。
【0066】
また、車体フレーム101の側部と後部に側部キャリイングハンドル111と後部キャリイングハンドル112とを備えるが、これらのキャリイングハンドルはその本来の機能に加え、側部キャリイングハンドル111はたとえば乗降用ステップとして機能する。また、後部キャリイングハンドル112はたとえば、リヤバンパとしての機能が期待される。
【0067】
以上、本発明を実施形態とともに説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。
たとえばステアリングシャフト501あるいはステアリングフレーム102の傾斜角度等は、図示例の場合に限らず、必要に応じて適宜設定可能である。
【0068】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、この種の小型電動車両において車体フレームとステアリングフレームを別体構成することで荷姿を小さくコンパクトにすることができ、取扱性を向上するとともに組付効率を改善することができる。また、操舵軸まわりを屈曲させることでフロアスペースを拡大し、足元のユーティリティスペースを確保することができる。また、車両重心を車体後方に偏倚させずに適正位置に設定することができ、車両の静的安定性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の小型電動車両の実施形態における基本構成を示す前方斜視図である。
【図2】本発明の小型電動車両の実施形態における基本構成を示す後方斜視図である。
【図3】本発明の小型電動車両の実施形態における基本構成を示す側面図である。
【図4】本発明の小型電動車両の実施形態における基本構成を示す平面図である。
【図5】本発明の小型電動車両の実施形態における基本構成を示す正面図である。
【図6】本発明の小型電動車両の実施形態におけるフレームユニットおよび電池ユニットまわりを示す斜視図である。
【図7】本発明の小型電動車両の実施形態におけるフレームユニットまわりを示す側面図である。
【図8】本発明の小型電動車両の実施形態におけるフレームユニットまわりを示す平面図である。
【図9】本発明の小型電動車両の実施形態における前輪支持機構まわりを示す斜視図である。
【図10】本発明の小型電動車両の実施形態における単座シートの回動機構まわりを示す斜視図である。
【図11】本発明の小型電動車両の実施形態における電池ユニットを示す斜視図である。
【図12】本発明の小型電動車両の実施形態における電池ユニットを示す分解斜視図である。
【図13】本発明の小型電動車両の実施形態における電池ユニットを示す側面図である。
【図14】本発明の小型電動車両の実施形態における車両フレームおよびステアリングフレームまわりを示す斜視図である。
【図15】本発明の小型電動車両の実施形態におけるステアリングフレームを示す正面図および側面図である。
【図16】本発明の小型電動車両の実施形態におけるステアリングフレームおよびクランプ装置を示す斜視図である。
【図17】本発明の小型電動車両の実施形態におけるステアリングシャフトおよびステアリングフレームまわりを示す側面図である。
【符号の説明】
1 前輪、2 後輪、3 フロアパネル、4 ブレーキペダル、7 メインコントローラ、8 充電装置、9 荷物収納装置、10 スイッチボックス、12 コードリールケース、13 メインキー、100 フレームユニット、101 車体フレーム、102 ステアリングフレーム、103 メインフレーム、104 リヤフレーム、105 センタフレーム部、106 フロントフレーム部、107 メインフレーム部材、108,109,110 ブリッジ部材、114 シートポスト、200 前輪支持機構、201 ベース部材、202 サスペンションアームブラケット、203 サスペンションアーム、204 ナックル、205 車軸、206 サスペンションスプリング、207 ブラケット、208 キングピン、300 後輪支持機構、301 車軸、302 ブラケット、303 ショックアブソーバ、400 シートユニット、401 シートクッションフレーム、402 シートバックフレーム、403 シートクッション、404 シートバック、405 アームレスト、500 操舵機構、501 ステアリングシャフト、505 ステアリングハンドル、506 アクセルレバー、507 ブラケット、507a クランプ部、508 カウンタ軸、509 タイロッドアーム、510 ナックルアーム、511 タイロッド、514 クランプ部材、515 ボルト、600 パワーユニット、601 電動モータ、700 電池ユニット、701 電池ケース、702 二次電池、703 セルコントローラ、704 カバー、705 アンダガード

Claims (4)

  1. 車体フレーム上に支持された単座シートの下方前方にて、前記車体フレーム上に敷設されたフロアを有し、ハンドル操作により左右に揺動する操向輪として前記フロアの前方に設けられた左右一対の前輪と、パワーユニットで駆動される駆動輪として前記単座シートの下方後部に設けられた左右一対の後輪とで走行可能に構成され、前記パワーユニットに電力を供給する電池ユニットとを備えた小型電動車両であって、
    前記フロアは、前記前輪よりも後方に位置しかつ前記前輪の左右対向間隔と略等しい幅を有するメインフロア部と、前記前輪の左右対向間隔よりも狭小でかつ前記メインフロア部よりも狭小な幅で前記メインフロア部の前方に延設したフロントフロア部により構成され、
    前記車体フレームは、前記左右の前輪の内側対向間隔と略等しい幅を有し前記メインフロア部の左右両側縁部に沿って前後に延び前記メインフロア部を形成するセンタフレーム部と、前記前輪の左右対向間隔よりも小さい対向間隔で前記センタフレーム部の前方に延設され前記前輪および該前輪を操舵する操舵装置を支持するとともに前記フロントフロア部を形成するフロントフレーム部と、前記センタフレーム部から後方に延設され前記単座シート、前記パワーユニットおよび前記後輪を支持するリヤフレームにより構成され、
    前記センタフレーム部、前記フロントフレーム部および前記リヤフレームを左右一対のメインフレーム部材により形成し、
    前記メインフレーム部材側面の前記センタフレーム部から外方に突出する側部キャリイングハンドルと、前記単座シートの後方に突出し前記左右一対のメインフレーム部材の後端部を連結して左右方向に延設された後部キャリイングハンドルとを備えたことを特徴とする小型電動車両。
  2. 上端に設けたハンドルを左右に回動可能に支持するとともに前記フロアの前端部から上方へ突出して設けられるステアリングシャフトと、左右方向外側に向って延設されたサスペンションアームの外側端部にキングピンを介して左右に揺動可能に支持された前輪ステアリングナックルとが、タイロッドアームおよびナックルアームを介して連結されてなる操舵装置を有し、この操舵装置が前記フロアの下方で車両前後に延びる前記車体フレームの前端部に配置され、
    前記ステアリングシャフトを回転自在に支持するステアリングフレームを前記車体フレームに着脱可能に設けたことを特徴とする請求項1に記載の小型電動車両。
  3. 前記ステアリングシャフトは、前記ハンドルが結合する上端部と前記タイロッドアームが結合する下端部の略中間部にて上半部および下半部に分割構成されるとともに、前記上半部および前記下半部が屈曲自在なユニバーサルジョイントにより連結され、前記下半部が略垂直に立設するとともに前記上半部が前記単座シートに向けて後方へ傾斜することを特徴とする請求項1または2に記載の小型電動車両。
  4. 前記ステアリングフレームは、クランプ装置により前記車体フレームに着脱可能に設けられることを特徴とする請求項に記載の小型電動車両。
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