JPH11206821A - 電動車両 - Google Patents

電動車両

Info

Publication number
JPH11206821A
JPH11206821A JP10015328A JP1532898A JPH11206821A JP H11206821 A JPH11206821 A JP H11206821A JP 10015328 A JP10015328 A JP 10015328A JP 1532898 A JP1532898 A JP 1532898A JP H11206821 A JPH11206821 A JP H11206821A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pair
vehicle
electric vehicle
charger
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10015328A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunihiro Hayashi
邦宏 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP10015328A priority Critical patent/JPH11206821A/ja
Publication of JPH11206821A publication Critical patent/JPH11206821A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を削減して車両の小型化を図ること
ができ、バッテリの大きさや形状等が異なる場合でも比
較的容易に対応できる電動車両を提供する。 【解決手段】 車両のフレーム1の後部にモータの駆動
で後輪が回転する走行ユニットを取り付けた電動車両で
あって、フレーム1を対向する左右一対のメインパイプ
2から構成する。この一対のメインパイプ2をそれぞれ
屈曲形成してその後部4をフロアスペース5区画用の仕
切部とし、一対の仕切部同士をバッテリ17・17A用
のトレイ14・14Aを介して連結する。複数のトレイ
14・14Aがバッテリ17・17Aを収容するだけで
はなく、メインパイプ2と角パイプ13とを一体的に連
結する補強メンバの役割をも果たすので、剛性が向上
し、しかも、連結部材や補強部材を別に取り付ける必要
がない。よって、部品点数の減少と、車両の小型化やス
リム化を図ることができ、コストダウンも図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、三輪電動車両や電
動車椅子等の電動車両に関し、より詳しくは、電動車両
の構造や部品レイアウトの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電動車両は、セニアカーの場合、
図示しないが、車両のフレームの前部に回転可能なフロ
ントフォークが、後部にはモータの駆動で後輪を回転さ
せる走行ユニットがそれぞれ取り付けられ、フロントフ
ォークの上部にハンドルとアクセルレバーとがそれぞれ
配設されており、フロントフォークの下部には前輪が軸
支されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の電動車両は、以
上のように構成され、構成部品が単一の機能しか有して
いないので、部品点数が多く、車両が大型化するという
問題があった。また、電動車両にはモータに給電するバ
ッテリが搭載されるが、このバッテリの大きさや形状が
異なる場合、そのままでは到底対応することができず、
電動車両に大規模な改造を施さなければならないという
問題があった。
【0004】本発明は、前記従来の問題に鑑みなされた
もので、部品点数を削減して車両の小型化を図ることが
でき、しかも、バッテリの大きさや形状等が異なる場合
でも比較的容易に対応することのできる電動車両を提供
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明にお
いては、前記課題を達成するため、車両のフレームの後
部にモータの駆動で車輪が回転する走行ユニットを取り
付けたものであって、前記フレームは対向する一対のレ
ールを並べ備え、この一対のレールをそれぞれ屈曲形成
してその後部をフロアスペース区画用の仕切部とし、こ
の一対の仕切部同士をバッテリ用の収容体を介して連結
したことを特徴としている。なお、前記一対の仕切部の
後端部に横断面ほぼ方形の取付材をそれぞれ縦に取り付
け、この一対の取付材の対向面間に前記収容体を架設す
ることが好ましい。また、前記収容体を複数とし、この
複数の収容体を前記一対の取付材の上下方向に並べ設け
ることが好ましい。
【0006】また、前記モータを制御する制御装置と、
前記バッテリに電線を介して給電する充電器と、少なく
とも該電線を収納するケースとを含み、前記制御装置を
上方に位置する前記収容体の一側部後方に、前記ケース
を該収容体の他側部後方にそれぞれ取り付け、前記充電
器を該収容体の後部に取り付けることが望ましい。さら
に、前記充電器を収納する下部内カバーと、この下部内
カバーの開口上部及び周壁を被覆する上部外カバーとを
含み、これら下部内カバーと上部外カバーの周壁の間に
エア流通用の隙間を形成し、この隙間の一部を下方から
エアを導入する流入部とするとともに、該隙間の残部を
下方にエアを導出する流出部とすると良い。
【0007】ここで、特許請求の範囲における「車両」
は、三輪車や四輪車、あるいはそれ以外でも良い。ま
た、「モータ」にはACモータ、DCモータ、又はサー
ボモータ等の各種の種類があるが、特に限定するもので
はない。また、「レール」にはパイプの他、フレーム構
成用の棒部材が含まれる。また、仕切部の「後端部」に
は、後端部の近傍部分が含まれる。また、「収容体」
は、有底筒形でも良いし、トレイ形等でも良く、又単数
複数いずれでも良い。この収容体が複数ある場合、全て
を同じ大きさや構造に構成したり、あるいは一部の収容
体と他の収容体とを異なる大きさや構造に構成すること
ができる。収容体は、一対の仕切部の間に締結具や溶接
等により直接取り付けられたり、あるいは取付材を介し
間接的に取り付けられる。
【0008】「取付材」は、横断面が方形であれば、正
方形、長方形、若しくは枠形のいずれでも良く、又、中
空、中実のいずれでも良い。また、「バッテリ」は、大
型、小型、単数、又は複数いずれでも良い。このバッテ
リは、収容体が複数ある場合、その一部又は全部に選択
的に収容される。また、「制御装置」、「充電器」、及
び又は「ケース」は、凹凸嵌合、締結具、又は引っかけ
構造等を用いて取り付けられる。ケースは、最低限、充
電器の電線を収納すれば良く、電線用のコネクタ、他の
電装部品、又は工具等を併せて収納する構造に構成する
ことができる。さらに、「隙間」を区画する下部内カバ
ーと上部外カバーの周壁の対向面は、その全部又は一部
が上方向に向かうにつれ徐々に隙間を狭くするよう傾斜
する構造でも良いし、あるいは弧状に湾曲する構造でも
良い。
【0009】請求項1記載の発明によれば、収容体がバ
ッテリの収容だけではなく、一対のレールを連結する補
強材の役割をも果たすので、剛性が向上し、しかも、収
容体に相当する連結部材や補強部材を新たに取り付ける
必要がない。また、バッテリの大きさや形状等が異なる
場合でも、収容体を加工するだけで簡単に対応すること
が可能になる。また、請求項2記載の発明によれば、一
対のレールと収容体とを強度に優れる横断面ほぼ方形の
取付材を介し連結するので、ねじれや変形等の応力に強
く、しかも、取付面が円弧面等の湾曲面ではなく、平坦
面であるから、螺子締めや溶接等の取り付け作業が簡易
化する。
【0010】また、請求項3記載の発明によれば、上下
方向に並んだ複数の収容体にバッテリをそれぞれ収容で
き、複数のバッテリがフレームの横方向に収容スペース
を占有してフレームの大型化を招いたり、かさばること
がない。また、上部の収容体に所定のタイプのバッテリ
を、下部の収容体に他のタイプのバッテリをそれぞれ収
容することもできる。
【0011】また、請求項4記載の発明によれば、走行
風を受けやすい収容体の一側部後方に制御装置を取り付
けるので、制御装置の放熱を良好にできる。また、上の
収容体の後部に充電器を、収容体の他側部側にケースを
それぞれ取り付けるので、座ったままの状態、又はこれ
に準じた状態でバッテリに電線を結線して充電作業を行
うことができ、しかも、充電器から制御装置に熱風が作
用して誤動作等の悪影響の生じることがない。さらに、
請求項5記載の発明によれば、下部内カバーと上部外カ
バーとを嵌め合わせて隙間の開口部を下方に設定してい
るので、エアを外部下方、流入部、カバー内部、流出
部、そして再び外部下方へと流通させることができ、少
ない部品点数でダクトを構成することができる。そし
て、隙間の開口部からカバー内部にダスト等が侵入する
のを防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。本実施形態における電動車両は、小
型のセニアカーからなり、車両のフレーム1に、メイン
コントローラ24、充電器27、コードケース33、及
び走行ユニット34がそれぞれ配設されている。
【0013】フレーム1は、図2及び図3に示すよう
に、間隔をおいて相互に対向する左右一対のメインパイ
プ2を並べ備えている。この一対のメインパイプ2は、
アルミや炭素鋼等を用いて側面視ほぼ倒く字形に形成さ
れ、その前部3が上部前方に指向し、後部4が仕切部と
して平面ほぼ台形状のフロアスペース5を区画してい
る。一対のメインパイプ2の前部3の上部間には上部ブ
ラケット板6と下部ブラケット板6Aとが間隔をおいて
上下に並べて架設溶着され、これら上部ブラケット板6
と下部ブラケット板6Aには精密加工されたヘッドパイ
プ7が傾斜して貫通溶着されている。
【0014】ヘッドパイプ7には図1に示すように、フ
ロントフォーク8が軸受を介し操舵可能に貫通支持さ
れ、このフロントフォーク8の上部にはハンドル9が支
持されるとともに、このハンドル9にはアクセルレバー
10と後輪39用のブレーキレバー10Aとがそれぞれ
取り付けられている。また、フロントフォーク8の下部
には前輪11が回転可能に軸支されている。
【0015】また、図2及び図4に示すように、一対の
メインパイプ2の後部4の前方間には断面矩形の連結部
材12が水平に架設溶着されている。一対のメインパイ
プ2の後部における後端部は相互に接近するよう水平内
方向に屈曲形成され、この一対の後端部には角パイプ1
3がそれぞれ垂直に溶着されており、この一対の角パイ
プ13の平坦な対向面間には複数(本実施形態では2
個)のトレイ14・14Aが間隔をおいて上下に並べて
架設溶着されている。各角パイプ13は、横断面枠形に
形成され、その上部背面壁にシートフレーム15が、下
部背面壁にはピボット16がそれぞれ溶着されている。
【0016】複数のトレイ14・14Aは、図2ないし
図5に示すように、その上面と正面とがそれぞれ開口し
た箱形に形成されている。下方のトレイ14は、各メイ
ンパイプ2の後部と前方の連結部材12とに連結片を介
してそれぞれ溶着され、大型の複数のバッテリ(本実施
形態では2個)17を左右に並べて収容するよう機能す
る。この大型のバッテリ17は、走行距離を長くしたい
場合に好適である。また、上方のトレイ14Aは、一対
の角パイプ13のほぼ中央部に位置し、大型の複数のバ
ッテリ17を左右に並べて収容したり、あるいは軽量で
小型の複数(本実施形態では2個)のバッテリ17Aを
左右に並べて収容する。この上方のトレイ14Aの背面
には断面ほぼ階段形に折曲された取付片18が溶着され
ている。
【0017】一対のシートフレーム15は、図3ないし
図5に示すように、その上部が水平内方向にそれぞれ折
曲され、この上部間にシートフレームメンバ19が架設
溶着されており、このシートフレームメンバ19の後部
にはサスペンションブラケット20が溶着されている。
一対のシートフレーム15の上部は、その最上部が上方
にそれぞれ起立して折曲されるとともに、後方から前方
に向かうにつれ徐々に低くなるよう傾斜形成され、この
最上部がシート21を前後方向にスライド可能に支持搭
載している。このシート21の底部両側には図1に示す
ように、ほぼL字形のパイプ22がそれぞれ溶着され、
この一対のパイプ22の上部には平面U字形の背もたれ
パイプ23が水平に溶着されている。
【0018】メインコントローラ24は、図5、図8、
及び図9に示すように、アクセルレバー10とバッテリ
17・17Aとにコードを介しそれぞれ接続され、一側
部側のシートフレーム15に固定されてシート21の投
影面内に位置する。このメインコントローラ24は、速
度制御用のアクセルリール、基板、及び電子部品等を収
納するケース25と、このケース25の開口外側面に締
結具を介して覆着されるふた板26とを備え、一側部側
のシートフレーム15にケース25が締結具を介して螺
着されている。
【0019】充電器27は、図6や図7に示すように、
ケース形の下部内カバー28と、この下部内カバー28
を上方から着脱自在に覆うケース形の上部外カバー29
とを備え、上方のトレイ14・14Aの取付片18に上
部外カバー29が締結具を介し螺着されてシート21の
投影面内に位置する。これら下部内カバー28と上部外
カバー29の周壁の間にはエア(図7の矢印参照)流通
用の隙間30が区画形成され、この隙間30のうち左右
両側の隙間30が下方から下部内カバー28の充電器2
7にエアを導入する流入部31として機能し、前後両端
の隙間30が充電器27から外部下方にエアを導出する
流出部32として機能する。このように被覆保護された
充電器27は、バッテリ17・17Aに図示しないAC
コード(電線)を介し給電する。
【0020】コードケース33は、図5に示すように、
平面五角形の有底角筒形に形成され、他側部側のシート
フレーム15に締結具を介し螺着されてシート21の投
影面内に位置する。このように構成されたコードケース
33は、充電器27の図示しないACコードを収納す
る。
【0021】走行ユニット34は、図9に示すように、
フレーム1の後方に位置する左右一対のユニットケース
35を備え、この一対のユニットケース35に、バッテ
リ17・17Aにコードを介して接続されたモータ35
a、このモータ35aから駆動力が伝達される歯車減速
機構、及びこの歯車減速機構から駆動力が伝達されて回
転する一対の後輪軸がそれぞれ配設されている。
【0022】一対のユニットケース35は、サスペンシ
ョンブラケットに衝撃吸収用のアブソーバ36を介し懸
架されている。この一対のユニットケース35の後部両
側には左右水平方向に指向する後輪軸パイプがそれぞれ
水平に配設され、各後輪軸パイプ37とピボット16と
の間にはほぼく字形のアーム38が揺動可能に軸架され
ている。さらに、各後輪軸は、後輪軸パイプ37に軸受
を介し回転可能に挿通され、先端部に後輪39が、末端
部には歯車減速機構と噛合する歯車がそれぞれ取り付け
られている。
【0023】前記構成において、シート21に腰を下ろ
し、ハンドル9やアクセルレバー10を適当に操作すれ
ば、メインコントローラ24の制御下でモータ35aが
駆動し、このモータ35aから歯車減速機構を介して一
対の後輪軸に駆動力が伝達され、後輪39が回転してセ
ニアカーが走行する。
【0024】前記構成によれば、上下方向に並んだ複数
のトレイ14・14Aがバッテリ17・17Aを収容す
るだけではなく、一対のメインパイプ2と角パイプ13
とを一体的に連結する補強メンバの役割をも果たすの
で、剛性が向上し、しかも、連結部材や補強部材を別に
取り付ける必要性がない。したがって、部品点数の減少
と、車両の小型化やスリム化を図ることができ、コスト
ダウンも期待できる。また、バッテリ17・17Aの大
きさや形状が異なる場合でも、トレイ14・14Aを改
造するだけで容易に対処することができ、改造作業の簡
素化、迅速化、及び容易化等を図ることが可能になる。
また、一対のメインパイプ2と複数のトレイ14・14
Aとを角パイプ13を介して連結するので、強度や剛性
が大幅に向上し、しかも、溶接が実に容易である。
【0025】また、走行風を受けやすい一側部側のシー
トフレーム15にメインコントローラ24を固定するの
で、メインコントローラ24の放熱を良好ならしめるこ
とができる。また、取り扱いの容易な箇所に位置するト
レイ14Aの取付片18に充電器27を、他側部側のシ
ートフレーム15にコードケース33をそれぞれ固定す
るので、シート21に腰を下ろしたままの状態で充電作
業を行うことができ、しかも、充電器27からメインコ
ントローラ24に熱が作用して悪影響の生じることが全
くない。また、下部内カバー28と上部外カバー29と
を嵌合して充電器27の放熱用のエアを外部下方、流入
部31、カバー内部、流出部32、そして再度外部下方
へと流すことができるので、僅かな部品点数でダクトを
事実上構成することができ、ダスト、雨水、又は泥水等
の吸い込みを確実に防止することができる。
【0026】また、フレーム1を左右一対のメインパイ
プ2から構成してその間にパイプが存在しない構造に構
成しているので、フロアスペース5の拡大が期待でき、
側面にステップを取り付けることが可能となる。また、
フレーム1にカバーを装着する場合、図10に示すよう
に、フレーム1の前部3に前輪11に僅かな隙間を介し
て近接するフロントフェンダ41を装着することができ
るとともに、後部4には下方から上方に向かうにつれ後
方から前方に傾斜する逆こう配のリヤカバー42を簡単
に装着することができる。
【0027】さらに、シート21の投影面内にメインコ
ントローラ24、充電器27、及びコードケース33が
位置するので、これらが乗員の足や尻等に干渉すること
がない。よって、不快感の生じることがなく、コンパク
ト化やスリム化が期待できる。さらにまた、メインコン
トローラ24のふた板26が車幅方向外側に位置するの
で、アクセルリールが車両内側に位置して厚く保護する
ことが可能となり、基板のメンテナンスの容易化も期待
できる。
【0028】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、部品点数を削減して車両の小型化を図ることができ
る。また、バッテリの大きさや形状等が異なる場合でも
比較的容易に対応することが可能になるという効果があ
る。また、請求項2記載の発明によれば、フレームの強
度等が向上し、しかも、収容体の取り付け作業が容易と
なる。また、請求項3記載の発明によれば、複数のバッ
テリがフレームの横方向に専用のスペースを占有するこ
とがなく、スリム化が期待できる。
【0029】また、請求項4記載の発明によれば、制御
装置の放熱を良好にできる。また、上の収容体の後部に
充電器を、収容体の他側部側にケースをそれぞれ取り付
けるので、運転状態、又はこれに準じる状態でバッテリ
に電線を結線して充電作業を行うことができる。また、
充電器から制御装置に熱風が作用するのを防止すること
が可能になる。さらに、請求項5記載の発明によれば、
下部内カバーと上部外カバーの内部にダスト等が侵入す
るのを防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電動車両の実施形態を示す全体斜
視図である。
【図2】本発明に係る電動車両の実施形態におけるフレ
ームを示す平面図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】本発明に係る電動車両の実施形態におけるフレ
ームを示す分解斜視図である。
【図5】本発明に係る電動車両の実施形態におけるフレ
ームを示す分解斜視図である。
【図6】本発明に係る電動車両の実施形態における充電
器を示す分解斜視図である。
【図7】本発明に係る電動車両の実施形態における充電
器を示す断面説明図である。
【図8】本発明に係る電動車両の実施形態におけるメイ
ンコントローラを示す分解斜視図である。
【図9】本発明に係る電動車両の実施形態における電動
車両を背面側から部分的にみた状態を示す斜視図であ
る。
【図10】本発明に係る電動車両の実施形態における電
動車両にカバーを装着した状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 メインパイプ(レール) 3 メインパイプの前部 4 メインパイプの後部(仕切部) 5 フロアスペース 9 ハンドル 10 アクセルレバー 10A ブレーキレバー 11 前輪 13 角パイプ(取付材) 14 トレイ(収容体) 14A トレイ(収容体) 17 バッテリ 17A バッテリ 18 取付片 21 シート 24 メインコントローラ(制御装置) 25 ケース 26 ふた板 27 充電器 28 下部内カバー 29 上部外カバー 30 隙間 31 流入部 32 流出部 33 コードケース(ケース) 34 走行ユニット 35 ユニットケース 35a モータ 39 後輪(車輪)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のフレームの後部にモータの駆動で
    車輪が回転する走行ユニットを取り付けた電動車両であ
    って、 前記フレームは対向する一対のレールを並べ備え、この
    一対のレールをそれぞれ屈曲形成してその後部をフロア
    スペース区画用の仕切部とし、この一対の仕切部同士を
    バッテリ用の収容体を介して連結したことを特徴とする
    電動車両。
  2. 【請求項2】 前記一対の仕切部の後端部に横断面ほぼ
    方形の取付材をそれぞれ縦に取り付け、この一対の取付
    材の対向面間に前記収容体を架設した請求項1記載の電
    動車両。
  3. 【請求項3】 前記収容体を複数とし、この複数の収容
    体を前記一対の取付材の上下方向に並べ設けた請求項2
    記載の電動車両。
  4. 【請求項4】 前記モータを制御する制御装置と、前記
    バッテリに電線を介して給電する充電器と、少なくとも
    該電線を収納するケースとを含み、 前記制御装置を上方に位置する前記収容体の一側部後方
    に、前記ケースを該収容体の他側部後方にそれぞれ取り
    付け、前記充電器を該収容体の後部に取り付けた請求項
    3記載の電動車両。
  5. 【請求項5】 前記充電器を収納する下部内カバーと、
    この下部内カバーの開口上部及び周壁を被覆する上部外
    カバーとを含み、 これら下部内カバーと上部外カバーの周壁の間にエア流
    通用の隙間を形成し、この隙間の一部を下方からエアを
    導入する流入部とするとともに、該隙間の残部を下方に
    エアを導出する流出部とした請求項4記載の電動車両。
JP10015328A 1998-01-28 1998-01-28 電動車両 Pending JPH11206821A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10015328A JPH11206821A (ja) 1998-01-28 1998-01-28 電動車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10015328A JPH11206821A (ja) 1998-01-28 1998-01-28 電動車両

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11206821A true JPH11206821A (ja) 1999-08-03

Family

ID=11885722

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10015328A Pending JPH11206821A (ja) 1998-01-28 1998-01-28 電動車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11206821A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010184508A (ja) * 2009-02-10 2010-08-26 Hiroshi Morise 前輪二輪式三輪車
CN107672724A (zh) * 2017-10-13 2018-02-09 丰县万润车业有限公司 一种带电池压紧装置的三轮车车架
WO2019106926A1 (ja) * 2017-11-28 2019-06-06 本田技研工業株式会社 電動車椅子

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010184508A (ja) * 2009-02-10 2010-08-26 Hiroshi Morise 前輪二輪式三輪車
CN107672724A (zh) * 2017-10-13 2018-02-09 丰县万润车业有限公司 一种带电池压紧装置的三轮车车架
WO2019106926A1 (ja) * 2017-11-28 2019-06-06 本田技研工業株式会社 電動車椅子
JP2019097601A (ja) * 2017-11-28 2019-06-24 本田技研工業株式会社 電動車椅子

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5355796B2 (ja) スクータ型電動車両
JP5605376B2 (ja) 電動式自動二輪車
JP5595227B2 (ja) 電動二輪車
US8739908B2 (en) Motor driven vehicle
EP2799320B1 (en) Electric straddled vehicle
JP5778885B2 (ja) 電動二輪車のバッテリ装置
JP6950081B2 (ja) 電動車両
US20230062620A1 (en) Electric balance bike
CN111989260B (zh) 鞍乘型电动车辆
JP3055706B2 (ja) 電動二輪車のバッテリ取付構造
JPWO2019194009A1 (ja) 電動車両
JP3960077B2 (ja) 小型電動車両
JPWO2019207713A1 (ja) 電動車両
JP4192595B2 (ja) 小型電動車両
JPH06219359A (ja) 電動スクータの車体フレーム構造
JPH11206821A (ja) 電動車両
JPH05105160A (ja) 電動二輪車
JPH05105144A (ja) 電動二輪車
JP3069808B2 (ja) 電動二輪車
JP4019727B2 (ja) 小型電動車両
JP2965750B2 (ja) 電動二輪車のコントローラ配設構造
JP7097979B2 (ja) 鞍乗り型車両
WO2019207879A1 (ja) 電動車両
WO2024058264A1 (ja) 鞍乗り型車両
JP3205005B2 (ja) スクータ形自動二輪車における車体フレーム構造