JP2000246009A - 泡抑制剤組成物 - Google Patents

泡抑制剤組成物

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JP2000246009A JP11052341A JP5234199A JP2000246009A JP 2000246009 A JP2000246009 A JP 2000246009A JP 11052341 A JP11052341 A JP 11052341A JP 5234199 A JP5234199 A JP 5234199A JP 2000246009 A JP2000246009 A JP 2000246009A
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良隆 青木
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D19/00Degasification of liquids
    • B01D19/02Foam dispersion or prevention
    • B01D19/04Foam dispersion or prevention by addition of chemical substances
    • B01D19/0404Foam dispersion or prevention by addition of chemical substances characterised by the nature of the chemical substance
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L83/00Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L83/10Block- or graft-copolymers containing polysiloxane sequences
    • C08L83/12Block- or graft-copolymers containing polysiloxane sequences containing polyether sequences

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 下記(A)及び(B)成分を主成分とす
る泡抑制剤組成物。 (A)下記(i)及び(ii)成分を主成分とするオイルコンパウンド 58〜90重量%、 (i)R1 3SiO1/2単位/R1 2SiO2/2単位/R1SiO3/2単位 =0.1〜5/90〜99.8/0.1〜5(モル%) の構成比の構造を持ち、25℃における粘度が100〜100万センチポイズで あるオルガノポリシロキサン 80〜99.9重量%、 (ii)微粉末シリカ 0.1〜20重量%、 (B)下記(iii)及び(iv)成分からなる混合物 10〜42重量%、 (iii)25℃における粘度が5,000〜100万センチポイズのポリオキ シアルキレン変性シリコーンオイル 30〜99重量%、 (iv)分子量50〜500の多価アルコールアルキルエーテル 1〜70重量%。 【効果】 本発明の泡抑制剤組成物は、抑泡性、水分散
性、安定性に優れたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に抑泡性、水分
散性及び安定性に優れた泡抑制剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】シリコ
ーン系消泡剤は、他のものに比較して抑泡性に優れるこ
とから、合成樹脂、合成ゴム、油脂、発酵、食品、繊
維、石油、医薬品などの広い工業分野において使用され
ている。これらのうちで、特に、高温、高pH、高剪断
力下などの苛酷な条件下において適する泡抑制剤組成物
が提案されてきた(特公昭52−19836号、特公昭
52−22638号、特公昭55−23084号各公
報)。しかし、これらにおいては、更に抑泡性の改良が
望まれていた。この要求に対して、架橋単位を導入した
オルガノポリシロキサンを主成分とする組成物が提案さ
れた(特公平3−14481号、特公平3−14482
号、特開昭63−147507号、特開平1−3175
05号、特開平3−188905号各公報)が、これら
はいずれも安定性に乏しいものであった。
【0003】更に最近においては、分岐単位を構造中に
導入したオルガノポリシロキサンをオイルコンパウンド
の主成分とすることが提案されている(特開平5−27
1689号、特開平8−196811号、特開平8−3
09104号各公報)。これらにより、かなりの抑泡性
向上が認められたが、まだ満足のできるものではなかっ
た。
【0004】従って、本発明は、抑泡性、水分散性及び
安定性に優れた泡抑制剤組成物を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明は、上記目的を達成するため、下記(A)及び
(B)成分を主成分とする泡抑制剤組成物を提供する。 (A)下記(i)及び(ii)成分を主成分とするオイルコンパウンド 58〜90重量%、 (i)R1 3SiO1/2単位、R1 2SiO2/2単位、R1SiO3/2単位からなり(但 し、R1は互いに同一又は異種の炭素数1〜20の一価有機基を示す)、 R1 3SiO1/2単位/R1 2SiO2/2単位/R1SiO3/2単位 =0.1〜5/90〜99.8/0.1〜5(モル%) の構成比の構造を持ち、25℃における粘度が100〜100万センチポイズで あるオルガノポリシロキサン 80〜99.9重量%、 (ii)微粉末シリカ 0.1〜20重量%、 (B)下記(iii)及び(iv)成分からなる混合物 10〜42重量%、 (iii)下記構造式(1)で示される25℃における粘度が5,000〜10 0万センチポイズのポリオキシアルキレン変性シリコーンオイル 30〜99重量%、 (iv)分子量50〜500の多価アルコールアルキルエーテル 1〜70重量%。
【0006】
【化2】 [式中、R2は互いに同一又は異種の炭素数1〜20の
一価有機基を示し、Aは −R3−O(CH2CH2O)p(CH2CH(CH3)O)
q−R4 (但し、R3は炭素数1〜4の二価炭化水素基、R4は水
素原子、炭素数1〜6のアルキル基、アシル基又はイソ
シアン酸基を示し、p,qは10≦p+q≦100、1
0/90≦p/q≦100/0を満足する数である。)
で示されるポリオキシアルキレン含有基である。a,b
は10≦a+b≦1,000、50/50≦a/b≦9
9/1を満足する数、cは0又は1である。]
【0007】この場合、上記(A)、(B)成分の合計
量100重量部に対して(C)成分としてポリオキシア
ルキレン変性シリコーンオイル以外の界面活性剤0.1
〜50重量部を配合することができ、またこの泡抑制剤
組成物を水溶性ポリマーの水性分散液に分散することが
できる。
【0008】本発明の泡抑制剤組成物は、優れた抑泡性
を示し、かつ水分散性、安定性に優れたものである。
【0009】以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明の泡抑制剤組成物の(A)成分としてのオイルコ
ンパウンドは、この組成物に抑泡性を付与するための主
成分となるものであるが、これは以下に示す(i)オル
ガノポリシロキサン及び(ii)微粉末シリカからな
る。
【0010】ここに使用される(i)オルガノポリシロ
キサンは次の構造単位からなるものである。 [R1 3SiO1/2][R1 2SiO2/2][R1SiO3/2
【0011】このR1はメチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、
オクチル基、ノニル基、デシル基、ドデシル基、テトラ
デシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基などのアル
キル基、シクロヘキシル基などのシクロアルキル基、ビ
ニル基、アリル基などのアルケニル基、フェニル基、ト
リル基などのアリール基又はこれらの基の炭素原子に結
合している水素原子の一部又は全部をハロゲン原子、シ
アノ基などで置換したクロロメチル基、3−クロロプロ
ピル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、シアノ
エチル基などから選択される1種又は2種以上の炭素数
1〜20の非置換又は置換の一価炭化水素基(有機基)
であるが、全体の90モル%以上がメチル基であるもの
とすることがよい。
【0012】このオルガノポリシロキサンの構造単位で
ある[R1 3SiO1/2]単位が0.1モル%未満である
と粘度が高くなりすぎ、取り扱いが困難となるし、5モ
ル%を超えると粘度が低くなりすぎ、抑泡性に乏しくな
る。また、[R1 2SiO2/2]単位が90モル%末満で
あると粘度が低くなりすぎ、抑泡性が不良となるし、9
9.8モル%を超えると粘度が高くなりすぎ、取り扱い
が困難となる。更に、[R1SiO3/2]単位が0.1モ
ル%未満であると抑泡性に乏しくなるし、5モル%を超
えると粘度が高くなりすぎ、取り扱いが困難となる。こ
のことから、[R1 3SiO1/2]/[R1 2SiO2/2]/
[R1SiO3/2]=0.1〜5/90〜99.8/0.
1〜5(モル%)とされるが、好ましくは1〜3/94
〜98/1〜3(モル%)である。
【0013】このものは分散のし易さ、作業性の面から
は粘度をできるだけ低いものとすることがよく、抑泡性
の面からは粘度が高い方がよいものであるが、粘度が1
00センチポイズ未満では得られる組成物の消泡性が乏
しいものとなり、粘度が100万センチポイズより大き
いとエマルジョンに仕上げる際の作業性に難点が生ずる
ので、100〜100万センチポイズとされるが、より
好ましくは1,000〜10万センチポイズである。
【0014】また、ここに使用される(ii)微粉末シ
リカは公知のものでよく、これは湿式シリカ、乾式シリ
カのいずれでもよいが、これには沈降シリカ、シリカキ
セロゲル、ヒュームドシリカ、或いは更にそれらの表面
を疎水化処理したものなどが例示され、具体的にはアエ
ロジル[日本アエロジル(株)製商品名]、ニプシル
[日本シリカ(株)製商品名]、キャボシル[米国キャ
ボネット社製商品名]、サントセル[米国モンサント社
製商品名]などが挙げられるが、これらはBET法によ
る比表面積の値が大きいほど消泡性が向上するので、こ
れは比表面積が100m2/g以上のものとすることが
好ましく、より好ましくは200m2/g以上のものが
よい。
【0015】なお、この微粉末シリカの(A)成分のオ
イルコンパウンド中への配合量は0.1重量%未満であ
ると抑泡性に劣るものとなるし、20重量%を超えると
オイルコンパウンドの粘度が高くなりすぎ、取り扱いが
困難となるため、0.1〜20重量%とされるが、好ま
しくは1〜10重量%である。
【0016】この(A)成分としてのオイルコンパウン
ドは上記したオルガノポリシロキサンと微粉末シリカの
所定量を適宜の撹拌機構を持つ混合機中で混合しながら
60〜200℃で熱処理し、必要に応じて低沸点留分を
除くことによって製造することができるが、これに消泡
性持続力、高温特性、希釈安定性などの向上のために無
機アンモニウム塩、有機ケイ素化合物、シロキサン樹脂
などを添加すること(特公平4−42043号、特開平
5−261206号、特開平5−261207号各公報
参照)は任意である。
【0017】また、本発明の泡抑制剤組成物の(B)成
分としての(iii)ポリオキシアルキレン変性シリコ
ーンオイル及び(iv)多価アルコールアルキルエーテ
ルは前記した(A)成分としてのオイルコンパウンドを
水系に乳化分散させるためのものである。この(ii
i)成分は、下記式(1)で示されるものである。
【0018】
【化3】
【0019】ここに、R2はメチル基、エチル基、プロ
ピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル
基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ドデシル基、テ
トラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル基などの
アルキル基、シクロヘキシル基などのシクロアルキル
基、ビニル基、アリル基などのアルケニル基、フェニル
基、トリル基などのアリール基又はこれらの基の炭素原
子に結合している水素原子の一部又は全部をハロゲン原
子、シアノ基などで置換したクロロメチル基、3−クロ
ロプロピル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、
シアノエチル基などから選択される1種又は2種以上の
炭素数1〜20の非置換又は置換の一価炭化水素基(有
機基)であるが、それらの90モル%以上がメチル基で
あることが望ましい。
【0020】Aは一般式 −R3−O(CH2CH2O)p(CH2CH(CH3)O)
q−R4 で示される基である。この場合、R3はメチレン基、エ
チレン基、プロピレン基、ブチレン基などのアルキレン
基といった炭素数1〜4の二価炭化水素基、R4は水素
原子、又はメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、ペンチル基、ヘキシル基などのアルキル基、アセチ
ル基、プロピオニル基、ブチリル基、ヘキサノイル基な
どのアシル基、イソシアン酸基から選択される炭素数1
〜6の一価の有機基である。また、p+qの値は10未
満であると得られる泡抑制剤組成物の乳化分散が困難と
なり、100を超えると粘度が高くなって作業性が悪く
なることより、これは10≦p+q≦100とされ、好
ましくは20≦p+q≦70とされる。
【0021】更に、p/qの値は、10/90末満であ
ると(A)成分のオイルコンパウンドの乳化分散が困難
となるため、10/90≦p/q≦100/0とされ
る。好ましくは20/80〜80/20である。
【0022】また、このポリオキシアルキレン変性シリ
コーンオイルは室温で液状のものがよいが、これは25
℃における粘度が100センチポイズより低いと、得ら
れる泡抑制剤組成物が分離し易く、安定性の低いものと
なり、100万センチポイズより高いと、得られる泡抑
制剤組成物がこれを水で分散する際に分散し難くなり、
作業性が悪化するので、100〜100万センチポイズ
とされるが、好ましい範囲は1万〜50万センチポイズ
である。
【0023】a+bは10より小さいと粘度が低くなり
すぎ、得られる泡抑制剤組成物が分離し易く、安定性の
低いものとなり、1,000より大きいと粘度が高くな
りすぎ、得られる泡抑制剤組成物がこれを水で分散する
際に分散し難くなり、作業性が悪化するので、10≦a
+b≦1,000とすることが必要であり、好ましくは
50≦a+b≦500である。
【0024】また、a/bは、50/50より小さくて
も99/1より大きくても泡抑制剤組成物の乳化分散が
困難となるため、50/50≦a/b≦99/1とされ
るが、好ましくは80/20≦a/b≦95/5であ
る。
【0025】(iii)成分は、泡抑制剤組成物の発泡
性水溶液への分散性を高めるために、界面活性剤水溶液
に溶解することが好ましい。
【0026】この(iii)成分は従来公知の方法、例
えば≡Si−H基を有するオルガノポリシロキサンに、
分子鎖末端にビニル基或いはアリル基などの不飽和基を
有するポリオキシアルキレン化合物を白金触媒存在下に
付加反応させれば容易に得ることができる。
【0027】一方、(iv)成分としての多価アルコー
ルアルキルエーテルは、乳化助剤となるものであるが、
この成分を配合することにより(B)成分が適度な流動
性となり、泡抑制剤組成物の均一性が向上する。このこ
とから(iii)成分と共に混合使用されるものであ
る。
【0028】この(iv)成分の多価アルコールアルキ
ルエーテルは分子内に(R5O)基(ここにR5はエチレ
ン基又はプロピレン基)を持つものであればどのような
構造のものでもよく、これは直鎖状であっても、次式で
示される分岐状のものであってもよい。
【0029】
【化4】
【0030】但し、R6は水素原子或いは炭素数1〜6
の1種又は2種以上の一価の有機基、r,s,tは整数
である。このR6の具体例としては水素原子、メチル
基、エチル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基など
のアルキル基である。
【0031】また、これは分子量が50未満では粘度が
低いため、得られる泡抑制剤組成物の経時安定性が悪く
なり、500を超えると粘度が高くなり、分散性及び作
業性が悪くなるので、50〜500とされるが、好まし
くは70〜300である。
【0032】この(B)成分における(iii)成分の
配合量は30重量%未満であると、泡抑制剤組成物の水
分散性が低くなるし、99重量%を超えると泡抑制剤組
成物の均一性が損なわれることから30〜99重量%と
されるが、好ましくは50〜90重量%であり、残部は
(iv)成分である。
【0033】この(B)成分は、(iii)成分及び
(iv)成分を混合することにより得ることができる
が、より好ましい方法は、(iii)成分の合成時、例
えば上記したような付加反応合成において合成原料と共
に(iv)成分を添加混合する。このことにより、一段
階で(B)成分を得ることが可能となる。
【0034】本発明の泡抑制剤組成物中における(A)
成分の含有量は58重量%より少ないと、この組成物の
泡抑制効果が不十分となり、90重量%より大きいと水
への分散性が劣り、取り扱いにくいものとなるので、5
8〜90重量%とすることが必要で、好ましくは60〜
85重量%とされる。
【0035】本発明の泡抑制剤組成物中における(B)
成分の含有量は10重量%より少ないと、この組成物の
水への分散性が劣り、42重量%より大きいとこの組成
物の泡抑制効果が不十分となるので、10〜42重量%
とすることが必要で、好ましくは15〜40重量%とさ
れる。
【0036】上記の(A)及び(B)成分からなる泡抑
制剤組成物の水分散性を更に向上させるために、(C)
成分として、上記(iii)成分以外の1種或いは2種
以上の界面活性剤を添加することが好ましい。(C)成
分としては、一般公知のものを使用することができ、例
えばソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エス
テル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリ
コール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシプロピレン
アルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニ
ルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシ
エチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンプ
ロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ンひまし油、ポリオキシエチレン硬化ひまし油、ポリオ
キシエチレンフィトスタノールエーテル、ポリオキシエ
チレンフィトステロールエーテル、ポリオキシエチレン
コレステロールエーテル、ポリオキシエチレンコレステ
リルエーテル、アルカノールアミド、糖エーテル、糖ア
ミド等が挙げられるが、これらのHLB値が1〜10、
好ましくは2〜8のものと、HLB値が10〜20、好
ましくは12〜18のものの2種以上を併用すると水分
散性がより向上する。この場合、その併用割合は、重量
比として1:9〜9:1、好ましくは2:8〜8:2、
より好ましくは3:7〜7:3であることが好適であ
る。
【0037】この(C)成分の配合量は(A)及び
(B)成分の合計量100重量部に対して、0.1重量
部未満であると水分散性改良効果が十分でないし、50
重量部以上であると抑泡性が低下するため0.1〜50
重量部とされる。より好ましくは1〜10重量部であ
る。
【0038】本発明の泡抑制剤組成物は、上記の
(A)、(B)成分、場合によっては更に(C)成分の
所定量を混合することによって得られるが、これらの各
成分を例えばホモミキサー、万能混合機(商品名)、ウ
ルトラミキサー(商品名)、プラネタリーミキサー(商
品名)、コンビミックス(商品名)などの混合機を用い
て、均一に混合すればよく、その混合法は特に限定され
ないが、40〜150℃の範囲で加熱混合してもよい。
【0039】また、上記(A)、(B)成分或いは更に
(C)成分を配合した泡抑制剤組成物を、水溶性ポリマ
ーの水性分散液に分散した泡抑制剤組成物とすることも
好ましい態様である。このことにより、発泡液中に添加
する際の作業性が向上する。
【0040】このとき、使用される水溶性ポリマーとし
ては、一般公知のものが使用でき、例えば、キサンタン
ガム、澱粉、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒ
ドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス塩、ポリビニルアルコール、繊維素グリコール塩、ア
ルギン酸塩、ポリ(メタ)アクリル酸塩、長鎖アルキル
変性ポリ(メタ)アクリル酸塩、グアガムなどが挙げら
れる。
【0041】この水溶性ポリマーの添加量としては、最
終的に得られる水性の泡抑制剤組成物中に0.01重量
%未満であると、得られる泡抑制剤組成物の安定性が乏
しくなるし、10重量%を超えると粘度が高くなりす
ぎ、作業性が低下することから、0.01〜10重量%
とされ、より好ましくは0.1〜2重量%である。
【0042】(A)、(B)成分或いは更に(C)成分
を配合した泡抑制剤組成物を水溶性ポリマー分散液に分
散する場合、上記のように(A)、(B)、(C)成分
の所定量を混合した後、水溶性ポリマー分散液を加えて
ホモミキサーなどの混合機を用いて、均一に混合すれば
よく、その混合法は特に限定されないが、40〜150
℃の範囲で加熱混合してもよい。
【0043】
【実施例】次に、本発明の実施例、比較例で使用される
シリコーンオイルの合成例、オイルコンパウンドの製造
例、及び実施例、比較例を挙げるが、例中における粘度
は25℃での測定値を示したものであり、%は重量%を
示す。
【0044】[合成例]1,1,1,3,5,7,7,
7−オクタメチル−3,5−ジヒドロキシテトラシロキ
サン8.5g、オクタメチルシクロテトラシロキサン1
92g及びテトラブチルホスホニウムヒドロキシドシラ
ノレート(テトラブチルホスホニウムヒドロキシド10
%含有)0.2gを混合し、窒素気流下、110〜12
0℃で2時間加熱撹拌し、更に水酸化カルシウムシラノ
レート(水酸化カリウム10%含有)0.2gを加え、
150〜160℃で4時間加熱撹拌した。その後、80
〜90℃でエチレンクロロヒドリン0.2gを加え、8
0〜90℃のまま2時間撹拌した。得られた反応物を1
0mmHgの減圧下150〜160℃で2時間加熱し、
低分子シロキサンを除去して、2,100センチポイズ
の「シリコーンオイルA」を得た。29SiNMRで構造
を解析したところ、[(CH33SiO1/2]/[(C
32SiO2/2]/[CH3SiO3/2]=2.1/9
5.8/2.1(モル%)の組成であった。
【0045】[合成例2]1,1,1,3,5,7,
7,7−オクタメチル−3,5−ジヒドロキシテトラシ
ロキサン4.5g、オクタメチルシクロテトラシロキサ
ン195gとしたこと以外は、合成例1と全く同様にし
て8,000センチポイズの「シリコーンオイルB」を
得た。29SiNMRで構造を解析したところ、[(CH
33SiO1/ 2]/[(CH32SiO2/2]/[CH3
SiO3/2]=1.0/98.0/1.0(モル%)の
組成であった。
【0046】[オイルコンパウンド製造例1]シリコー
ンオイルとして合成例1で得られた「シリコーンオイル
A」276g、微粉末シリカとしてニプシルHD−2
[日本シリカ(株)製商品名、比表面積300m2
g]24gを500mlプラネタリーミキサー[特殊機
化工業(株)製]に投入し、窒素ガス気流下に150℃
で2時間撹拌混合して、オイルコンパウンド「(A)−
1」を調製した。
【0047】[オイルコンパウンド製造例2]「シリコ
ーンオイルA」276gの代わりに「シリコーンオイル
B」276gを用いた他はオイルコンパウンド製造例1
と同様に処理して、オイルコンパウンド「(A)−2」
を調製した。
【0048】[オイルコンパウンド製造例3]シリコー
ンオイルとして合成例2で得られた「シリコーンオイル
B」285g、微粉末シリカとしてアエロジル200
[日本アエロジル(株)製商品名、比表面積200m2
/g]を(CH33SiNHSi(CH33で表面疎水
化処理を施したシリカ15gを用い、更に炭酸アンモニ
ウム[関東化学(株)製商品名]0.9gを添加し、窒
素ガス気流下に150℃で3時間混合してオイルコンパ
ウンド「(A)−3」を調製した。
【0049】[オイルコンパウンド製造例4]シリコー
ンオイルとして「シリコーンオイルA」276gの代わ
りに粘度が2,000センチポイズのジメチルシリコー
ンオイル276gを用いた他はオイルコンパウンド製造
例1と同様に処理して、オイルコンパウンド「(A)−
4」を調製した。
【0050】[(B)成分合成例1]錨型撹拌羽根を備
えた撹拌機、ジムロート環流冷却器、温度計を備えた1
Lガラスフラスコに「オルガノポリシロキサン−1」9
0g、「アリル化ポリエーテル−1」332g、ジプロ
ピレングリコールモノメチルエーテル103g、酢酸カ
リウムの10%エタノール溶液1.5g及び塩化白金酸
の5%n−ブタノール溶液0.1gを投入し、100℃
にて6時間撹拌を行い、粘度が1,700センチポイズ
で、淡黄色均一な「(B)−1」を得た。なおこの
「(B)−1」成分を140〜150℃にて2mmHg
減圧下にストリッピングを行ったところ、粘度23万セ
ンチポイズで淡黄色均一な「(B)(iii)−1」が
得られ、「(B)−1」中に「(B)(iii)−1」
が80%含有することを確認した。
【0051】
【化5】 「オルガノポリシロキサン−1」 CH2=CHCH2O(CH2CH2O)33(CH2CH
(CH3)O)11H 「アリル化ポリエーテル−1」
【0052】
【化6】 (A1:−CH2CH2CH2O(CH2CH2O)33(CH
2CH(CH3)O)11H) 「(B)(iii)−1」
【0053】[(B)成分合成例2][(B)成分合成
例1]において「オルガノポリシロキサン−1」90g
を「オルガノポリシロキサン−2」100gに、「アリ
ル化ポリエーテル−1」332gを280gに、ジプロ
ピレングリコールモノメチルエーテル103gを250
gに変更した以外は[(B)成分合成例1]と同様にし
て、粘度が200センチポイズで淡黄色均一な「(B)
−2」を得た。なおこの「(B)−2」成分を[(B)
成分合成例1]と同様にストリッピングを行ったとこ
ろ、粘度17万センチポイズで淡黄色均一な「(B)
(iii)−2」が得られ、「(B)−2」中に
「(B)(iii)−2」が60%含有することを確認
した。
【0054】
【化7】 「オルガノポリシロキサン−2」
【0055】
【化8】 「(B)(iii)−2」 (A1:−CH2CH2CH2O(CH2CH2O)33(CH
2CH(CH3)O)11H)
【0056】[(B)成分合成例3][(B)成分合成
例2]において「アリル化ポリエーテル−1」280g
を「アリル化ポリエーテル−2」260gに、ジプロピ
レングリコールモノメチルエーテル103gをジエチレ
ングリコールモノエチルエーテル120gに変更した以
外は[(B)成分合成例2]と同様にして、粘度が1,
200センチポイズで淡黄色均一な「(B)−3」を得
た。なおこの「(B)−3」成分を[(B)成分合成例
1]と同様にストリッピングを行ったところ、粘度12
万センチポイズで淡黄色均一な「(B)(iii)−
3」が得られ、「(B)−3」中に「(B)(iii)
−3」が75%含有することを確認した。 CH2=CHCH2O(CH2CH2O)26(CH2CH
(CH3)O)2649 「アリル化ポリエーテル−2」
【0057】
【化9】 (A2:−CH2CH2CH2O(CH2CH2O)26(CH
2CH(CH3)O)26 49) 「(B)(iii)−3」
【0058】[(B)成分合成例4][(B)成分合成
例1]において「アリル化ポリエーテル−1」332g
を「アリル化ポリエーテル−3」193gに変更した以
外は[(B)成分合成例1]と同様にして、粘度が20
0センチポイズで淡黄色均一な「(B)−4」を得た。
なおこの「(B)−4」成分を[(B)成分合成例1]
と同様にストリッピングを行ったところ、粘度8万セン
チポイズで淡黄色均一な「(B)(iii)−4」が得
られ、「(B)−4」中に「(B)(iii)−4」が
73%含有することを確認した。 CH2=CHCH2O(CH2CH2O)5(CH2CH(C
3)O)20H 「アリル化ポリエーテル−3」
【0059】
【化10】 (A3:−CH2CH2CH2O(CH2CH2O)5(CH2
CH(CH3)O)20H) 「(B)(iii)−4」
【0060】[(B)成分合成例5][(B)成分合成
例1]において「オルガノポリシロキサン−1」90g
を「オルガノポリシロキサン−3」100gに、「アリ
ル化ポリエーテル−1」332gを337gに変更した
以外は[(B)成分合成例1]と同様にして、粘度が1
50センチポイズで淡黄色均一な「(B)−5」を得
た。なおこの「(B)−5」成分を[(B)成分合成例
1]と同様にストリッピングを行ったところ、粘度2,
500センチポイズで淡黄色均一な「(B)(iii)
−5」が得られ、「(B)−5」中に「(B)(ii
i)−5」が81%含有することを確認した。
【0061】
【化11】 「オルガノポリシロキサン−3」
【0062】
【化12】 (A1:−CH2CH2CH2O(CH2CH2O)33(CH
2CH(CH3)O)11H) 「(B)(iii)−5」
【0063】[(B)成分合成例6][(B)成分合成
例1]においてジプロピレングリコールモノメチルエー
テル103gを3.4gに変更した以外は[(B)成分
合成例1]と同様にして、粘度が19万センチポイズで
淡黄色均一な「(B)−6」を得た。なおこの「(B)
−6」成分を[(B)成分合成例1]と同様にストリッ
ピングを行ったところ、粘度23万センチポイズで淡黄
色均一な「(B)(iii)−1」が得られ、「(B)
−6」中に「(B)(iii)−1」が99.2%含有
することを確認した。
【0064】[実施例1]上記で得られた「(A)−
1」70g、「(B)−1」30g及び(C)成分とし
てのソルビタンモノステアレート(「(C)−1」と呼
称、HLB4.7)6g、ポリオキシエチレン脂肪酸エ
ステル(「(C)−2」と呼称、HLB19.1)6g
を500mlプラネタリーミキサーに投入し、70〜8
0℃で1時間撹拌し、淡黄白色で粘度が10万センチポ
イズの「組成物−1」を得た。この「組成物−1」30
gを500mlガラスビーカーに採取し、60℃に加温
後、60℃の温水20gを投入し、ホモミキサーにて
1,500rpmで30分間混合を行った。更に、水5
0gを投入し、均一な「水性分散液−1」を得た。この
「水性分散液−1」を用いて下記に示すように消泡性試
験を実施した。同試験後の起泡量は150mlであっ
た。
【0065】[消泡性試験]1Lのメスシリンダーにポ
リオキシエチレンノニルフェニルエーテルであるエマル
ゲン909[花王(株)製商品名]の0.1%水溶液を
入れ、「水性分散液−1」を100ppm添加し、室温
下においてガラスディスフューザーストーンを通して1
L/分の割合で空気を吹き込むエアーバブリング法で2
0分後の起泡量[(泡体積+液体体積)の合計ml量]
を測定した。
【0066】[実施例2〜10、比較例1〜4]表1に
示す配合量にて[実施例1]と同様に泡抑制剤組成物を
調製し、更に[実施例1]と同様に各々水性分散液を調
製し、消泡性試験を実施した。結果を表1に示す。
【0067】[実施例11][実施例1]で得られた
「組成物−1」30gを500mlガラスビーカーに採
取し、60℃に加温後、60℃の温水20gを投入し、
ホモミキサーにて1,500rpmで30分間混合を行
った。更に、0.3%キサンタンガム水溶液50gを投
入し、均一な水性分散液を得た。この水性分散液を用い
て[実施例1]と同様に消泡性試験を実施したところ、
起泡量は150mlであった。この水性分散液は3ヶ月
後も、安定した均一状態を保っていた。
【0068】[実施例12][実施例11]において
0.3%キサンタンガム水溶液50gを1.8%カルボ
キシメチルセルロースナトリウム水溶液50gに変更し
た以外は、[実施例11]と同様にして水性分散液を得
た。この水性分散液の消泡性試験を実施したところ、起
泡量は150mlであった。この水性分散液は3ヶ月後
も、安定した均一状態を保っていた。
【0069】
【表1】 (C)−3;グリセリンモノオレート(HLB3.5) (C)−4;ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテ
ル(EO)付加モル数3、HLB6.0)
【0070】
【発明の効果】本発明の泡抑制剤組成物は、抑泡性、水
分散性、安定性に優れたものである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月30日(2000.3.3
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】また、このポリオキシアルキレン変性シリ
コーンオイルは室温で液状のものがよいが、これは25
℃における粘度が5,000センチポイズより低いと、
得られる泡抑制剤組成物が分離し易く、安定性の低いも
のとなり、100万センチポイズより高いと、得られる
泡抑制剤組成物がこれを水で分散する際に分散し難くな
り、作業性が悪化するので、5,000〜100万セン
チポイズとされるが、好ましい範囲は1万〜50万セン
チポイズである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 83:12) Fターム(参考) 4D011 CA01 CA02 CB01 CB02 CB06 CC01 CC04 4J002 AB014 AB034 AB044 AB054 BE024 BG014 CH053 CP031 CP081 CP091 CP141 CP182 DJ016 ED027 ED037 EH048 EP008 FD206 FD312 FD313 FD317 FD318 GT00 HA07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記(A)及び(B)成分を主成分とす
    る泡抑制剤組成物。 (A)下記(i)及び(ii)成分を主成分とするオイルコンパウンド 58〜90重量%、 (i)R1 3SiO1/2単位、R1 2SiO2/2単位、R1SiO3/2単位からなり(但 し、R1は互いに同一又は異種の炭素数1〜20の一価有機基を示す)、 R1 3SiO1/2単位/R1 2SiO2/2単位/R1SiO3/2単位 =0.1〜5/90〜99.8/0.1〜5(モル%) の構成比の構造を持ち、25℃における粘度が100〜100万センチポイズで あるオルガノポリシロキサン 80〜99.9重量%、 (ii)微粉末シリカ 0.1〜20重量%、 (B)下記(iii)及び(iv)成分からなる混合物 10〜42重量%、 (iii)下記構造式(1)で示される25℃における粘度が5,000〜10 0万センチポイズのポリオキシアルキレン変性シリコーンオイル 30〜99重量%、 【化1】 [式中、R2は互いに同一又は異種の炭素数1〜20の一価有機基を示し、Aは −R3−O(CH2CH2O)p(CH2CH(CH3)O)q−R4 (但し、R3は炭素数1〜4の二価炭化水素基、R4は水素原子、炭素数1〜6の アルキル基、アシル基又はイソシアン酸基を示し、p,qは10≦p+q≦10 0、10/90≦p/q≦100/0を満足する数である。) で示されるポリオキシアルキレン含有基である。a,bは10≦a+b≦1,0 00、50/50≦a/b≦99/1を満足する数、cは0又は1である。] (iv)分子量50〜500の多価アルコールアルキルエーテル 1〜70重量%。
  2. 【請求項2】 請求項1における(A)及び(B)成分
    の合計量100重量部に対して(C)成分としてポリオ
    キシアルキレン変性シリコーンオイル以外の界面活性剤
    0.1〜50重量部を配合してなる泡抑制剤組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2における泡抑制剤
    組成物を水溶性ポリマーの水性分散液に分散してなる泡
    抑制剤組成物。
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