JP3194681B2 - 泡抑制剤組成物 - Google Patents
泡抑制剤組成物Info
- Publication number
- JP3194681B2 JP3194681B2 JP32246794A JP32246794A JP3194681B2 JP 3194681 B2 JP3194681 B2 JP 3194681B2 JP 32246794 A JP32246794 A JP 32246794A JP 32246794 A JP32246794 A JP 32246794A JP 3194681 B2 JP3194681 B2 JP 3194681B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- weight
- viscosity
- foam inhibitor
- cst
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
Description
ある。
て種々の優れた性質を持っているので、合成樹脂工業、
油脂工業、石油化学工業、ゴム工業、紙パルプ工業、食
品工業、繊維工業および医薬品工業など発泡を伴う産業
分野で広く利用されており、これにはジメチルポリシロ
キサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルビニル
ポリシロキサンなどのシリコーンオイルと微粉末シリカ
とを混合したオイルコンパウンド型消泡剤、これらのオ
イルコンパウンドを界面活性剤と共に水中に分散してな
るエマルジョン型消泡剤が汎用されている。
温、高アルカリ性、高剪断力下といった過酷な条件では
エマルジョンが破壊され、消泡能力が低下するため、こ
れに代わるものとして、ポリオキシアルキレン基で変性
したオルガノポリシロキサンとオイルコンパウンドとを
併用した自己乳化型消泡剤(特公昭52-19836号、特公昭
52-22638号、特公昭55-23084号各公報参照)が各種油
剤、水性インキなどの用途に使用されている。そして、
この自己乳化型消泡剤は水と混合すると容易に均質なエ
マルジョンを調製することができるので、これについて
はその乳化剤成分であるポリエーテル変性シリコーンや
消泡成分であるオイルコンパウンドの構成、組成、製造
方法などについて多くの研究がなされ、これによって希
釈安定性、消泡性持続力、耐熱性、耐アルカリ性、染色
性、ペインタブル性などの特性が向上した高付加価値の
品種も多数上市され、その需要や用途が急激に増加して
いる。なお、この自己乳化型消泡剤が使用される発泡系
はその殆どが水系であり、これに対する添加量も通常数
ppm 〜数百ppm と微量であることから、各種油剤、薬剤
などに添加する場合を除いては、実際の使用に際してこ
れを水で数倍〜数十倍に希釈したものを添加することが
多い。
自己乳化型消泡剤は、室温(15〜25℃程度)では1日〜
1週間程度安定であっても、それを過ぎると夏場などの
高温下での保存ではオイル浮き、2層分離などの現象が
発生する。このような現象が発生した希釈品は本来発揮
されるべき消泡力が大幅に低下するばかりか、この消泡
剤を使用して生産した製品にオイルスポット、染色ムラ
の発生などのトラブルを起こすこともある。また工程を
簡素化するために自己乳化型消泡剤を水で希釈しないで
直接添加するケースもあるが、その発泡系が高温である
場合は、自己乳化型消泡剤が分散しないなどの不都合が
起き、その結果消泡力が低下する可能性もある。
決する泡抑制剤組成物であり、下記(イ)、(ロ)、
(ハ)成分よりなる泡抑制剤組成物である。即ちそれら
は(イ)疎水性の下記(化1)で表され、25℃における
粘度が10〜500,000cStであるオルガノポリシロキサン 1
00重量部とBET法の比表面積が 100m2/g以上の微粉末
シリカ 0.1〜20重量部とよりなるオイルコンパウンド5
〜60重量%
素基より選択される一種または二種以上の1価の有機
基、 1.9≦a≦2.2 である) (ロ)下記
基、R3は一般式-R5-O(R6O)b(R7O)c-R8(R5は炭素数1〜
4の2価の炭化水素基、R6はエチレン基、R7はプロピレ
ン基、R8は水素原子または炭素数1〜6のアルキル基、
アセチル基、イソシアン酸基から選択される一価の有機
基、3≦b≦100 、0≦c≦100 である)で表される基
で、R4はR2またはR3、Xは5〜100 、Yは1〜10]で表
され、1%水溶液の曇点が40℃以上であり、25℃におけ
る粘度が10〜100,000cStである親水性ポリオキシアルキ
レン変性シリコーンオイル 5〜95重
量% (ハ)分子量が 500〜5,000 であるポリオキシアルキレ
ン重合体0〜90重量%である。
し、更にその希釈液が高温下でも大きな安定化効果をも
つ自己乳化型泡抑制剤組成物を開発すべく種々検討した
結果、疎水性オルガノポリシロキサンと微粉末シリカか
らなるオイルコンパウンド組成物を1%水溶液の曇点が
40℃以上のポリオキシアルキレン変性シリコーンオイル
及びポリオキシアルキレン重合体と混合することによ
り、優れた特性をもつ組成物を得た。この組成物は希釈
液の高温安定性が良好で、高温下でも優れた消泡性持続
力、破泡性を示し、また高剪断力下においてもエマルジ
ョンが破壊されず、優れた機械的安定性を示すととも
に、この組成物が上記各成分の単なる混合により容易に
得られるので、経済的かつ安全であることを確認して本
発明を完成した。
明の泡抑制剤組成物を構成する (イ)成分としてのオイル
コンパウンドは、前記のようにこの組成物に消泡性を付
与するための主成分となるもので、疎水性オルガノポリ
シロキサンと微粉末シリカからなるものである。ここに
使用される疎水性オルガノポリシロキサンは線状、分岐
状のいずれであってもよく、(化1)で示されるもので
ある。
チル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル
基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、
デシル基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル
基、オクタデシル基などのアルキル基;シクロヘキシル
基などのシクロアルキル基;ビニル基、アリル基などの
アルケニル基;フェニル基、トリル基などのアリール
基;2−フェニルエチル基、2−メチル−2−フェニル
エチル基などのアラルキル基;あるいはこれらの基の炭
素原子に結合している水素原子の一部または全部をハロ
ゲン原子、シアノ基、アミノ基などで置換したクロロメ
チル基、3−クロロプロピル基、3,3,3−トリフル
オロプロピル基、シアノエチル基、3−アミノプロピル
基、N−(βアミノエチル)−γ−アミノプロピル基な
どから選択される1価炭化水素基で、消泡性および経済
性からその80モル%以上がメチル基であることが好まし
いものであり、この式中のaは 1.9≦a≦ 2.2で示され
る。なお、これは常温で液体であればよいが、消泡性お
よび作業性の面からは25℃における粘度は10〜500,000c
Stであることが必要であり、更に好ましくは50〜20,000
cSt である。
知のものでよく、湿式シリカ、乾式シリカのいずれでも
よい。これには沈降シリカ、シリカキセロゲル、ヒュー
ムドシリカ、さらにその表面を有機シリル基で処理した
ものなどが例示され、具体的にはアエロジル[日本アエ
ロジル(株)製商品名]、ニップシル[日本シリカ
(株)製商品名]、キャボシル[米国キャボット社製商
品名]、サントセル[米国モンサント社製商品名]など
が挙げられる。これらはシリコーンオイルとの親和性、
分散性の点からBET法による比表面積が100m2/g 以上
であることが必要で、特に 200m2/g以上が好ましい。な
お、この微粉末シリカの添加量は上記の疎水性オルガノ
ポリシロキサン 100重量部に対して 0.1重量部未満では
消泡性能が劣り、20重量部より多くなると組成物の粘度
が増加して水分散性および作業性が悪くなるので 0.1〜
20重量部とすることが必要で、好ましくは1〜15重量部
がよい。
コンパウンドは上記疎水性オルガノポリシロキサンと微
粉末シリカの所定量を混合し、室温あるいは 200℃以下
の温度で熱処理してから必要に応じて低沸点留分を除く
ことによって製造することができる。またこれに消泡性
持続力、高温特性、希釈安定性などの向上のために無機
アンモニウム塩、有機けい素化合物、シロキサン樹脂な
どを添加すること(特公平4-42043 号、特開平5-261206
号、特開平5-261207号各公報参照)は任意である。 本
発明の泡抑制剤組成物中におけるこの(イ)成分の含有
量は5重量%より少ないと、この組成物の泡抑制効果が
不充分となり、60重量%より大きいと、水への分散性が
劣り、取り扱い難いものとなるので、5〜60重量%が必
要で、好ましくは10〜50重量%、さらに好ましくは20〜
40重量%である。
分としてのポリオキシアルキレン変性シリコーンオイル
は、後記する(ハ)成分としてのポリオキシアルキレン
重合体と共に前記(イ)成分のシリコーンオイルコンパ
ウンドを水系に乳化分散させるためのものであるが、こ
れは(化2)で表され、ここにR2はメチル基、エチル
基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、
ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ドデシ
ル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル
基などのアルキル基;ビニル基、アリル基などのアルケ
ニル基;フェニル基、トリル基などのアリール基;シク
ロヘキシル基などのシクロアルキル基またはこれらの基
の炭素原子に結合している水素原子の一部または全部を
ハロゲン原子、シアノ基などで置換したクロロメチル
基、3−クロロプロピル基、3,3,3−トリフルオロ
プロピル基、シアノエチル基などから選択される同種ま
たは異種の炭素数1〜18の非置換または置換の1価の炭
化水素基であるが、全体のR2基中の90モル%以上がメチ
ル基であることが好ましい。
れ、R5はメチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチ
レン基などの炭素数1〜4の2価の炭化水素基、R6はエ
チレン基、R7はプロピレン基、R8は水素原子またはメチ
ル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、
ヘキシル基などの炭素数1〜6のアルキル基、アセチル
基、イソシアン酸基などから選択される1価の有機基、
bの値は3未満であるとオイルコンパウンド組成物の乳
化が困難となるし、 100を超えると希釈時の粘度が高く
なり、作業性が悪くなることから3≦b ≦100 、好まし
くは10≦b ≦50がよい。cは 100を超えるとオイルコン
パウンド組成物の乳化が困難となるため0≦c ≦100、好
ましくは0 ≦c ≦20である。R4はR2またはR3である。
度低下により保存安定性も悪くなり、 100を超えると希
釈時の粘度が高くなり、作業性が悪くなるから、5〜 1
00、特に10〜60が好ましい。Yは1未満だとオイルコン
パウンド組成物の乳化が困難となり10を超えると希釈時
の粘度が高くなり作業性も悪くなるから1〜10、好まし
くは3〜7がよい。
泡抑制剤組成物の希釈液の高温安定性が悪くなるため40
℃以上、好ましくは60℃以上がよい。また、ポリオキシ
アルキレン変性シリコーンオイルは室温で液状のものが
よい。また、これは25℃における粘度が 10cStより低い
と得られる泡抑制剤組成物が分離し易く安定性の低いも
のとなり、100,000cStより高いと得られる泡抑制剤組成
物が、これを水で希釈する時に分散し難くなり、作業性
が悪化するので10〜100,000cStとするのがよく、好まし
い範囲は 100〜10,000cSt である。このポリオキシアル
キレン変性シリコーンオイルはポリエーテル変性シリコ
ーンとして市販されているものを用いてもよく、また従
来公知の方法、例えば≡SiH基を含有するオルガノポ
リシロキサンに、分子鎖末端にビニル基あるいはアリル
基などの不飽和基を有するポリオキシアルキレン化合物
を白金触媒の存在下に付加反応させれば容易に得ること
ができる。
化合物で変性されたシリコーンオイルだけでなく、例え
ばエチレンオキシ基/プロピレンオキシ基のようにモル
比あるいは分子量の異なる2種以上のポリオキシアルキ
レン基を同一分子内に含有させたシリコーンオイルも使
用できるし、異なる構造をもつ2種以上のポリオキシア
ルキレン変性シリコーンオイルを用いることも可能であ
る。 本発明の組成物中におけるこの(ロ)成分の配合
量は5重量%未満では水分散性が悪くなり、95重量%よ
り多くなると消泡性が劣ることから、5〜95重量%が必
要であるが、より好ましくは10〜80重量%である。さら
に好ましくは20〜70重量%である。
成分のポリオキシアルキレン重合体は、前記のように乳
化助剤となるものであるが、この成分を配合すると泡抑
制剤組成物の粘度を低下させることができるので、水分
散時の作業性が向上する。この(ハ)成分のポリオキシ
アルキレン重合体は分子内に (R9O)基(ここにR9はエチ
レン基またはプロピレン基)をもつものであればどのよ
うな構造のものでもよく、これは直鎖状であっても、次
式
r,sは整数)で示されるような分枝状のものであって
もよく、このR10 で示される末端基としては水素原子、
メチル基、エチル基、ブチル基、デシル基、オクタデシ
ル基などのアルキル基;ビニル基、アリル基などのアル
ケニル基;アセチル基、ステアロイル基などのアシル
基;イソシアン酸基などが一般的であるが、特にこれら
によって限定されるものではない。
低いため得られる泡抑制剤組成物の経時安定性が悪くな
り、5,000 を超えると粘度が高くなり、分散性および作
業性が悪くなるので、平均分子量が 500〜 5,000のもの
がよく、好ましくは 1,000〜3,000である。なお、ここ
に使用される(ハ)成分については、これを1種のポリ
オキシアルキレン重合体に限定せず、HLBあるいは末
端基などの異なる2種以上のポリオキシアルキレン重合
体を併用してもよい。(ハ)成分の泡抑制剤組成物中に
おける配合量は90重量%より多くすると、消泡性が悪く
なるから、0〜90重量%、好ましくは0〜50重量%、さ
らに好ましくは0〜40重量%とするのがよい。本発明の
泡抑制剤組成物は上記の(イ)、(ロ)、(ハ)成分の
所定量を混合することによって得られるが、これらの各
成分を例えばホモミキサーなどの混合機を用いて、均一
に混合すればよく、その混合法は特に限定されないが40
〜 150℃の範囲で加熱混合してもよい。
これら実施例中における粘度は25℃での測定値を示した
ものである。また各種物性は下記の方法により測定し
た。なお実施例、比較例で使用した各成分についてはオ
イルコンパウンド(イ)−1、(イ)−2についてのみ
製造方法を下記に示し、その他については末尾に化学式
を示すにとどめた。 [オイルコンパウンドの製造方法]下記の方法によりオ
イルコンパウンド(イ)−1、(イ)−2を得た。 [オイルコンパウンド(イ)−1の製造方法]疎水性オ
ルガノポリシロキサンとして、粘度1,000cStのジメチル
ポリシロキサン・KF-96 [信越化学工業(株)製商品
名] 100重量部、微粉末シリカ(表面疎水化処理シリ
カ)・アエロジル 200[日本アロエジル(株)製商品
名、比表面積 200m2/g]を(CH3)3SiNHSi(CH3)3で処理し
たもの10重量部を用い、さらに炭酸アンモニウム[関東
化学(株)製] 0.5重量部を添加して、窒素ガス気流下
に 150℃で3時間混合し(イ)−1を得た。 [オイルコンパウンド(イ)−2の製造方法]疎水性オ
ルガノポリシロキサンとして分枝状のジメチルポリシロ
キサン(粘度が2,200cStで CH3SiO3/2単位を 0.023モル
分率含有するもの) 100重量部、微粉末シリカ・ニップ
シルHD−2[日本シリカ(株)製商品名、比表面積 3
00m2/g]3重量部を用い、窒素ガス気流下に 150℃で3
時間混合し(イ)−2を得た。 (希釈安定性試験)脱イオン水で5%に希釈した泡抑制
剤組成物を栓付きのガラスビンに入れ、室温および50℃
で7日間放置後の液の外観を目視観察し、以下の基準で
評価した。 ○…良好なエマルジョン、層分離や析出物が認められな
い。 △…析出物の発生あるいは濃淡分離が見られる。 ×…不均一なエマルジョン、二層分離が見られる。 (ノニオン性発泡液に対する消泡性試験)1リットルの
メスシリンダーにポリオキシエチレンノニルフェニルエ
ーテル・エマルゲン909 [花王(株)製商品名]の0.05
%水溶液100gを入れ、下記の製法で調製した泡抑制剤組
成物を有効成分で100ppm添加し、ガラスディフューザー
ストーンを通して1リットル/分の割合で空気を吹込む
エアーバブリング法で20分後の起泡量[(泡体積+液体
体積)の合計ml量]を25℃で測定した。 (実施例1〜7)、(比較例1〜4) (イ)、(ロ)、(ハ)成分を(表1)に示した配合で
室温下、ホモミキサーにより2,000rpmで10分間撹拌し、
泡抑制剤組成物を調製した。得られた組成物はいずれも
白色〜灰白色の均一な液状組成物であった。これら組成
物についての試験結果を(表1)に示す。
物性値を示す。 (ロ)−1 ( CH3)3SiO−[(CH3)2SiO]25 −(CH3R12SiO)5 -Si( CH3)3 R12 =−C3H6O(C2H4O)40(C3H6O)10H 粘度:8,600cSt、曇点:72℃ (ロ)−2 ( CH3)3SiO−[(CH3)2SiO]30 −(CH3R13SiO)5 -Si( CH3)3 R13 =−C3H6O(C2H4O)30(C3H6O)10C4H9 粘度:1,250cSt、 曇点:65℃ (ロ)−3 ( CH3)3SiO−[(CH3)2SiO]10 −(CH3R14SiO)5 -Si( CH3)3 R14 =−C3H6O(C2H4O)13CH3 粘度:110cSt、 曇点:65℃ (ロ)−4 ( CH3)3SiO−[(CH3)2SiO]25 −(CH3R15SiO)5 -Si( CH3)3 R15 =−C3H6O(C2H4O)25(C3H6O)25C4H9 粘度:1、600cSt、 曇点:35℃ (ロ)−5 ( CH3)3SiO−[(CH3)2SiO]50 −(CH3R16SiO)6 -Si( CH3)3 R16 =−C3H6O(C2H4O)20(C3H6O)20COCH3 粘度:3,900cSt、 曇点:38℃ (ハ)−1 C4H9O(C2H4O)30(C3H6O)10C4H9 粘度:220cSt (ハ)−2 C4H9O(C2H4O)5(C3H6O)10H 粘度:150cSt
リオキシアルキレン変性シリコーンオイルを乳化成分に
用いたため、希釈液の高温安定性が飛躍的に向上し、高
温発泡液中においても、長時間の泡抑制効果が期待でき
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 下記(イ)、(ロ)、(ハ)成分よりな
る泡抑制剤組成物。 (イ)疎水性の下記(化1)で表され、25℃における粘
度が10〜500,000cStであるオルガノポリシロキサン 100
重量部とBET法による比表面積が 100m2/g以上の微粉
末シリカ 0.1〜20重量部よりなるオイルコンパウンド5
〜60重量% 【化1】 (ここにR1は水酸基または炭素数1〜18の1価の炭化水
素基より選択される一種または二種以上の一価の有機
基、1.9≦a≦2.2 である) (ロ)下記 【化2】 [ここにR2は同一または異種の炭素数1〜18の炭化水素
基、R3は一般式-R5-O(R6O)b(R7O)c-R8(R5は炭素数1〜
4の2価の炭化水素基、R6はエチレン基、R7はプロピレ
ン基、R8は水素原子または炭素数1〜6のアルキル基、
アセチル基、イソシアン酸基から選択される一価の有機
基、3≦b≦100 、0≦c≦100 である)で表される基
で、R4はR2またはR3、Xは5〜100 、Yは1〜10]で表
され、1%水溶液の曇点が40℃以上であり、25℃におけ
る粘度が10〜100,000cStである親水性ポリオキシアルキ
レン変性シリコーンオイル 5〜95重
量% (ハ)分子量が 500〜5,000 であるポリオキシアルキレ
ン重合体0〜90重量%
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32246794A JP3194681B2 (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 泡抑制剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32246794A JP3194681B2 (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 泡抑制剤組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08173789A JPH08173789A (ja) | 1996-07-09 |
JP3194681B2 true JP3194681B2 (ja) | 2001-07-30 |
Family
ID=18143977
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32246794A Expired - Fee Related JP3194681B2 (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 泡抑制剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3194681B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6557182B2 (ja) | 2016-06-24 | 2019-08-07 | トヨタ自動車株式会社 | 自動車用エンジン冷却液組成物、自動車用エンジン濃縮冷却液組成物及び内燃機関の運転方法 |
JP6487382B2 (ja) | 2016-06-24 | 2019-03-20 | トヨタ自動車株式会社 | 自動車用エンジン冷却液組成物、自動車用エンジン濃縮冷却液組成物及び内燃機関の運転方法 |
-
1994
- 1994-12-26 JP JP32246794A patent/JP3194681B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08173789A (ja) | 1996-07-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0121210B1 (en) | Hydrocarbon oil based silicone antifoams | |
US4395352A (en) | High efficiency antifoam compositions and process for reducing foaming | |
JP2865466B2 (ja) | 泡抑制剤組成物 | |
KR101271944B1 (ko) | 소포제 조성물 | |
JP4557183B2 (ja) | 消泡剤用オイルコンパウンドの製造方法及び消泡剤組成物 | |
JP3676042B2 (ja) | 泡抑制剤組成物 | |
JP3027088B2 (ja) | 消泡剤組成物 | |
JP3194681B2 (ja) | 泡抑制剤組成物 | |
JP3151378B2 (ja) | 泡抑制剤組成物 | |
JP3570490B2 (ja) | 泡抑制剤組成物 | |
JPH08196811A (ja) | 消泡剤用オイルコンパウンドの製造方法及びそれを含有する消泡剤組成物 | |
JP2685684B2 (ja) | 泡抑制剤組成物 | |
JP2685685B2 (ja) | 泡抑制剤組成物 | |
JP3444697B2 (ja) | 泡抑制剤組成物 | |
JP3064130B2 (ja) | 泡抑制剤組成物 | |
JP3259516B2 (ja) | パルプ黒液用消泡剤 | |
JP3009083B2 (ja) | 泡抑制剤組成物 | |
JPS60172315A (ja) | 消泡剤組成物 | |
JP2685691B2 (ja) | 泡抑制剤組成物 | |
JP2685688B2 (ja) | 泡抑制剤組成物 | |
JP3100246B2 (ja) | 泡抑制剤組成物 | |
JP3100302B2 (ja) | 消泡剤用オイルコンパウンドの製造方法及びそれを含有する消泡剤組成物 | |
JP2977397B2 (ja) | 泡抑制剤組成物 | |
JP3222049B2 (ja) | 自己乳化型消泡剤組成物 | |
JP3944690B2 (ja) | 消泡剤組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100601 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110601 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110601 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120601 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120601 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130601 Year of fee payment: 12 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |