JP2000245624A - ガスグリル - Google Patents

ガスグリル

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JP2000245624A
JP2000245624A JP11048943A JP4894399A JP2000245624A JP 2000245624 A JP2000245624 A JP 2000245624A JP 11048943 A JP11048943 A JP 11048943A JP 4894399 A JP4894399 A JP 4894399A JP 2000245624 A JP2000245624 A JP 2000245624A
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JP
Japan
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hot air
burner
grill
heating burner
flame
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JP11048943A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kodera
洋 小寺
Yuzuru Uchida
譲 内田
Akira Ota
暁 太田
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Harman Co Ltd
Original Assignee
Harman Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受け皿が高温に加熱されるのを防止でき、受
け皿の表面処理にフッソコートが使えて手入れが容易に
できると共に受け皿に水を入れないでもよいようにした
り、水を入れても水を入れる量を少なくしたりできるガ
スグリルを提供する。 【解決手段】 グリル筐体1内の焼き網2を設置した焙
焼室3の側部に焙焼室3と仕切った側部熱気通路4を設
ける。燃焼により側部熱気通路4に熱気を供給するバー
ナ5をグリル筐体1に配置する。側部熱気通路4から焙
焼室3内の上部に供給された熱気を排気する排気口6を
排気口6の上縁が焼き網2と略同じ高さかそれより低い
位置になるように焙焼室3の下部に形成し、焼き網2の
上の被調理物7を上方からの雰囲気温度で焼成するよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガスコンロ等に一体
に組み込んで設けられて魚等の被調理物を焼成するのに
用いるガスグリルに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般に
片面焼きグリルも両面焼きグリルもグリル筐体の上部に
上部バーナを設けてあり、この上部バーナからの固体輻
射熱にて焼き網上の被調理物の上面側を焼くようになっ
ている。
【0003】ところが、このように上部バーナからの固
体輻射熱にて加熱する構造の場合、焼き網の上に被調理
物がないとき焼き網の下方に配置した受け皿が高温にな
ってしまう。このため、受け皿の表面処理はホーロー仕
上げしかできないという問題があり、また受け皿に水を
入れない場合、溜まった魚の油等の被調理物の油が発火
するおそれがあるために受け皿に水を張る必要がある。
【0004】また他の従来例のグリルとしては特公昭6
1−50604号公報や、特開平10−253073号
公報に開示されるものもある。
【0005】特公昭61−50604号公報に開示され
るものは図14に示すようにグリル筐体a内の焼き網b
を配置した焙焼室cの両側に側部熱気通路dを設け、側
部熱気通路dの下方にバーナeを配置すると共にバーナ
eから上方及び水平方向に火炎を吹き出すようにし、焼
き網bの下方に受け皿fを配置し、焙焼室cの上部の中
央に排気口hを設けてある。そして焼き網bの上に載せ
た被調理物iを調理する場合、バーナeから上方及び水
平方向に火炎を吹き出すように燃焼させられ、水平方向
に吹き出された火炎の熱気は焼き網bの下方から被調理
物iに当てられて下方から焼成され、一方、バーナeか
ら上方に吹き出されて側部熱気通路dに吹き出された熱
気は焙焼室cの上部の輻射体jに当たり、輻射体jから
固体輻射熱が下方に輻射され、この固体輻射熱にて被調
理物iが上方から加熱されて上方から焼成されるように
なっている。かかる従来例では上方に配置したバーナか
ら直接固体輻射熱を輻射して上方から加熱するようにな
っていないが、上方から輻射熱で加熱して焼成するもの
であるため、被調理物iが焼き網bに載っていないとき
には輻射熱にて受け皿が高温に加熱されて上記と同様の
問題がある。
【0006】また特開平10−253073号公報に開
示されるものは図15に示すようにグリル筐体aの両側
に焼き網bより上方の位置でバーナeを配置し、焼き網
bより下方の位置に排気口kを設けてある。かかる従来
例ではバーナeの燃焼にて焼き網bの上方の雰囲気温度
が上がり、雰囲気温度で焼き網b上の被調理物iが焼成
されるが、バーナeから直接出る輻射熱や反射した輻射
熱にても焼成されるものであり、被調理物iが焼き網b
の上にないときは輻射熱にて受け皿fが高温に加熱され
て上記と同様の問題がある。またかかる従来例ではバー
ナeは全一次バーナであり、構造が複雑になると共にコ
ストアップとなるという問題がある。
【0007】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、受け皿が高温に加熱されるのを防止でき、受け皿
の表面処理にフッソコートが使えて手入れが容易にでき
ると共に受け皿に水を入れないでもよいようにしたり、
水を入れても水を入れる量を少なくしたりできるガスグ
リルを提供することを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の請求項1のガスグリルは、グリル筐体1内の
焼き網2を設置した焙焼室3の側部に焙焼室3と仕切っ
た側部熱気通路4を設け、燃焼により側部熱気通路4に
熱気を供給するバーナ5をグリル筐体1に配置し、側部
熱気通路4から焙焼室3内の上部に供給された熱気を排
気する排気口6を排気口6の上縁が焼き網2と略同じ高
さかそれより低い位置になるように焙焼室3の下部に形
成し、焼き網2の上の被調理物7を上方からの雰囲気温
度で焼成するようにして成ることを特徴とする。バーナ
5からの熱気を側部熱気通路4を通して焙焼室3の上部
に導入し、排気口6の上縁が焼き網2と略同じ高さかそ
れより低い位置になるような焙焼室3の下部の排気口6
から排気することで焙焼室3内の焼き網2より上の雰囲
気温度を上げ、この雰囲気温度で焼き網2上の被調理物
7を焼成できる。これにより被調理物7がなくても上か
らの輻射熱が受け皿8に当たって受け皿5が高温に加熱
されることがなくなる。従って受け皿8の表面処理にフ
ッソコートが使えて手入れが容易にでき、また受け皿8
に水を入れないようにしたり、水を入れても水を入れる
量を少なくしたりできる。
【0009】また本発明の請求項2のガスグリルは、請
求項1において、少なくとも排気口6の上部は側部熱気
通路4に熱気を供給するバーナ5の燃焼位置より上方に
位置していることを特徴とする。焼き網2より下方から
排気するものでもバーナ5としてブンゼン燃焼方式のも
のが使え、構造を簡単にできると共にコストダウンでき
る。
【0010】また本発明の請求項3のガスグリルは、請
求項1または請求項2において、グリル筐体1の焙焼室
3の両側の側部に焙焼室3と仕切った側部熱気通路4を
設け、両側の側部熱気通路4にバーナ5から熱気を供給
するようにして成ることを特徴とする。両側の側部熱気
通路4から熱気を焙焼室3内に供給して焙焼室3内の雰
囲気温度を均一に上げることができ、焙焼室3で均一に
焼成できる。
【0011】また本発明の請求項4のガスグリルは、請
求項1乃至請求項3の何れかにおいて、側部熱気用通路
4に熱気を供給するために上方に向けて火炎Fを吹き出
して燃焼する上部加熱用バーナ5aと焼き網2の下方に
熱気を供給するために火炎Fを略水平方向に吹き出して
燃焼する下部加熱用バーナ5bとをグリル筐体1の側部
に略平行に設けて成ることを特徴とする。上部加熱用バ
ーナ5a及び下部加熱用バーナ5bで燃焼させることで
上下から加熱して両面焼きすることができる。また上部
加熱用バーナ5aと下部加熱用バーナ5bの火力を調整
でき、焼き網2の上の被調理物7の上から加熱する具合
と下から加熱する具合を調整して適切に調理できる。
【0012】また本発明の請求項5のガスグリルは、請
求項4において、上部加熱用バーナ5aと下部加熱用バ
ーナ5bとの間を仕切って下部加熱用バーナ5bの上方
にも燃焼用二次空気を供給する通路9を形成して成るこ
とを特徴とする。上部加熱用バーナ5aと下部加熱用バ
ーナ5bとを平行に設けてあっても、この間の通路9に
燃焼用二次空気を供給して下部加熱用バーナ5bから水
平方向に吹き出す火炎Fを水平方向に長く伸ばすことが
でき、焙焼室3内の中央部まで均一に加熱して焼成する
ことができる。
【0013】また本発明の請求項6のガスグリルは、請
求項1乃至請求項3の何れかにおいて、グリル筐体1の
側部にバーナ5を設け、このバーナ5に上方に設けて火
炎Fを吹き出して側部熱気通路4に熱気を供給する炎孔
10と略水平方向に火炎Fを吹き出して焼き網2の下方
に熱気を供給する炎孔11とを設けて成ることを特徴と
する。側部に設けた共通のバーナ5から上方及び水平方
向に火炎Fを出し、上下から加熱して両面焼きをするこ
とができ、両面焼きするものでも構造を簡単にできる。
【0014】また本発明の請求項7のガスグリルは、請
求項1乃至請求項3の何れかにおいて、1つのバーナ5
を分岐して上部加熱用バーナ部5cと下部加熱用バーナ
部5dとを一体に設け、上部加熱用バーナ部5cから側
部熱気通路4に熱気を供給するようにすると共に下部加
熱用バーナ部5dから焼き網2の下方に熱気を供給する
ようにして成ることを特徴とする。1つのバーナ5でも
このバーナ5と一体に分岐した上部加熱用バーナ部5c
と下部加熱用バーナ部5dで上下から加熱して両面焼き
することができ、両面焼きするものでも構造を簡単にで
きる。
【0015】また本発明の請求項8のガスグリルは、請
求項7において、下部加熱用バーナ部5dから略水平方
向に火炎Fを吹き出すようにし、上部加熱用バーナ部5
cと下部加熱用バーナ部5dとの間の隙間12を通して
下部加熱用バーナ部5dの上方に燃焼用二次空気を供給
するようにして成ることを特徴とする。上部加熱用バー
ナ部5cと下部加熱用バーナ部5dとを一体に設けたも
のでも下部加熱用バーナ部5dの上に燃焼用二次空気を
供給して下部加熱用バーナ部5dから水平方向に吹き出
す火炎Fを水平方向に長く伸ばすことができ、焙焼室3
内の中央部まで均一に加熱して焼成することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】先ず、図1乃至図5に示す実施の
形態の例から述べる。ガスコンロ等に一体に組み込まれ
るグリル筐体1は前面を開口せる略角箱状に形成されて
おり、底面部14と両側の側面部15と一体に設けた本
体板1aと、背面板1bと、上面板1cと、開口16を
有する前面板1dとで主体が構成されている。グリル筐
体1の上面板1cの下方にはこの上面板1cに対して間
隔を隔てて上面板1cと平行になるように上内面板17
を装着してあり、上面板1cと上内面板17との間が上
部排気通路18となっている。グリル筐体1の左右両側
には側部仕切り板19を夫々設けてあり、両側の側部仕
切り板19間が焙焼室3となっており、側部仕切り板1
9と側面部15との間が側部熱気通路4となっている。
本例の場合、側部熱気通路4の下部と焙焼室3の下部と
が連通しないように仕切ってある。
【0017】このグリル筐体1の左右両側にはバーナ5
が配置されるが、左右両側に上部加熱用バーナ5aと下
部加熱用バーナ5bとが夫々配置される。この上部加熱
用バーナ5a及び下部加熱用バーナ5bはブンゼン燃焼
式の直管状のバーナで基部に一体に混合管20を設けて
あり、混合管20の基部にガスコック側から燃料ガスが
供給されるガスノズルを導入してあり、ガスノズルから
燃料ガスを供給することで燃焼用の一次空気が吸入され
て混合管20で燃料ガスと一次空気とが混合されるよう
になっている。上部加熱用バーナ5aは側部熱気通路4
の下部に前後方向に向けて水平に配設してあり、下部加
熱用バーナ5bは焙焼室3の側部の下部に上部加熱用バ
ーナ5aと平行になるように配置してある。側部熱気通
路4の下部で側面部15の下部には燃焼用二次空気を吸
入する吸気口21を設けてある。側部仕切り板19から
一体に焙焼室3内に向けて内部仕切り板22を連出して
あり、内部仕切り板22と側部仕切り板19との間にバ
ーナ収納空間23を設けてあり、このバーナ収納空間2
3内に下部加熱用バーナ5bを配置してあり、下部加熱
用バーナ5bを内部仕切り板22の開口24に臨ませて
ある。このバーナ収納空間23の下部で底面部14には
吸気口25を設けてあり、吸気口25から燃焼用二次空
気を吸気してバーナ収納空間23内に取り入れることが
できるようになっており、開口24縁の上下と下部加熱
用バーナ5bとの間から略水平に燃焼用二次空気を供給
できるようになっている。上部加熱用バーナ5aには上
方に向けて火炎Fを噴射するように炎孔10を穿孔して
あり、下部加熱用バーナ5bには水平方向に火炎Fを噴
射するように炎孔11を穿孔してある。側部仕切り板1
9の背面板1b側には他の部分より上方に連出した熱気
遮断片37を設けてある。
【0018】グリル筐体1の背面板1bには上下方向に
排気筒27を一体に設けてあり、背面板1bの下部には
排気口6を設けてあり、この排気口6と排気筒27とを
連通させてある。排気筒27の下端には前に行く程下に
下がる傾斜面28を設けてある。上内面板17の前部に
は補助排気孔29を穿孔してあり、焙焼室3内と上部排
気通路18とを連通させてある。背面板1bの上部には
連通孔30を設けてあり、上部排気通路18と排気筒2
7とを連通孔30を介して連通させてある。グリル筐体
1の側面部15にはバーナ5に点火するための点火装置
31や燃焼を確認するサーモカップル32を装着してあ
る。上記のように構成せるグリル筐体1はできるだけ固
体輻射の少ない金属板にて形成されており、例えばアル
ミ鋼板等で形成されている。
【0019】グリル筐体1内の焙焼室3にスライド自在
に挿入される受け皿8は底面部14の上に載せられるも
のであって、角皿状に形成されている。この受け皿8を
焙焼室3内に挿入した状態で受け皿8の後端が背面板1
bに近接されて後端が上記傾斜面28の前端に連続する
ようになっている。受け皿8の前端には前面の開口16
を閉塞する扉34を一体に装着してあり、扉34には把
手35を一体に装着してある。受け皿8の上方には焼き
網2が水平に設置されるが、焼き網2の前後には下方に
垂下せる脚部36を一体に設けてあり、脚部36の下端
を受け皿8に載置することで焼き網2を受け皿8に着脱
自在に装着してある。このように水平に焼き網2が設置
されるが、上記排気口6は排気口6の上縁が焼き網2と
略同じ高さかそれより低い位置になるように焙焼室3の
下部で背面板1bに形成してある。焼き網2と略同じ高
さとは焼き網2の高さより5mm程度上下する高さも含
む。また排気口6の上部は上部加熱用バーナ5aや下部
加熱用バーナ5bの燃焼位置より上方に位置している。
【0020】上記のように構成せるガスグリルは次のよ
うに使用される。焼き網2の上に魚のような被調理物7
が載せられ、上部加熱用バーナ5a及び下部加熱用バー
ナ5bに点火し、被調理物7を上下から加熱して両面焼
きがされる。このとき下部加熱用バーナ5bから火炎F
が水平方向に吐出され、この火炎Fによる熱気にて被調
理物7の下面側が焼成される。一方、上部加熱用バーナ
5aから上方に火炎Fが吐出され、側部熱気通路4を上
方に上昇する熱気が焙焼室3の上部に導入され、焙焼室
3の上部に導入された熱気で焼き網2上の被調理物7の
上面側が焼成され、排気が排気口6から排気筒27を介
して外部に排気される。このとき上部加熱用バーナ5a
からの熱気を側部熱気通路4を通して焙焼室3の上部に
導入し、焙焼室3の下部に位置する排気口6から排気す
ることで焙焼室3内の焼き網2より上の雰囲気温度を上
げ、この雰囲気温度で焼き網2上の被調理物7を焼成で
きる。これにより被調理物7がないとき上からの輻射熱
が受け皿8に当たって受け皿8が高温に加熱されること
がなくなる。従って受け皿8の表面処理にフッソコート
が使えて手入れが容易にでき、また受け皿8に水を入れ
ないようしたり、水を入れても水を入れる量を少なくし
たりできる。また排気口6の上部は上部加熱用バーナ5
aや下部加熱用バーナ5bより上方に位置しているた
め、焼き網2より下方から排気するものでも上部加熱用
バーナ5aや下部加熱用バーナ5bとしてブンゼン燃焼
方式のものが使え、構造を簡単にできると共にコストダ
ウンできる。また両側の側部熱気通路4から熱気を焙焼
室3に供給するようにしているために焙焼室3内の雰囲
気温度を均一に上げることができ、焙焼室3で均一に焼
成できる。また上部加熱用バーナ5a及び下部加熱用バ
ーナ5bで燃焼させることで上下から加熱して両面焼き
することができるが、このとき、上部加熱用バーナ5a
と下部加熱用バーナ5bの火力を調整でき、焼き網2の
上の被調理物7の上から加熱する具合と下から加熱する
具合を調整して適切に調理できる。また上部加熱用バー
ナ5aと下部加熱用バーナ5bとの間を仕切って下部加
熱用バーナ5bの上方にも燃焼用二次空気を供給する通
路9を形成してあるため、上部加熱用バーナ5aと下部
加熱用バーナ5bとを平行に設けてあっても、この間の
通路9に燃焼用二次空気を供給して下部加熱用バーナ5
bから水平方向に吹き出す火炎Fを水平方向に長く伸ば
すことができ、焙焼室3内の中央部まで均一に加熱して
焼成することができる。
【0021】また上記のように両面焼きするとき排気は
主に排気口6から排気されるが、一部の排気は前部の補
助排気孔29から上部排気通路18を通って排気筒27
にて排気される。これにより熱気が焙焼室3の前部側に
も行き亙り、被調理物7の前部まで均等に焼成されるよ
うになっている。また側部仕切り板19の背面板1b側
には他の部分より上方に連出した熱気遮断片37を設け
てあり、この熱気遮断片37にて側部熱気通路4の後部
から排気口6に熱気が素通りするのを防止することがで
きる。
【0022】次に図6、図7に示す例について説明す
る。本例も上記例と基本的に同じであり、異なる点だけ
を述べる。本例の場合もグリル筐体1の左右両側の下部
に直管状のバーナ5が設けられるが、側部仕切り板19
の下部にバーナ5を設けてあり、このバーナ5には上方
に設けて火炎Fを吹き出して側部熱気通路4に熱気を供
給する炎孔10と略水平方向に火炎Fを吹き出して開口
24から焼き網2の下方に熱気を供給する炎孔11とを
設けてある。このようにしてあると、両側の側部に設け
た共通のバーナ5から上方及び水平方向に火炎Fを出
し、上下から加熱して両面焼きをすることができ、両面
焼きするものでも構造を簡単にできる。
【0023】次に図8、図9に示す例について説明す
る。本例も上記例と基本的に同じであり、異なる点だけ
を述べる。本例の場合、1つのバーナ5を分岐して上部
加熱用バーナ部5cと下部加熱用バーナ5dとを一体に
設けてある。本例の場合、左右両側に夫々上部加熱用バ
ーナ部5cと下部加熱用バーナ5dとが位置するように
設けてあり、バーナ5全体の外観が略コ字状になってい
る。左右両側で上部加熱用バーナ部5cと下部加熱用バ
ーナ部5cとが平行になるように設けてあり、上部加熱
用バーナ部5cと下部加熱用バーナ部5dとの間に隙間
12を設けてある。そして上部加熱用バーナ部5cが側
部熱気通路4の下部に位置し、下部加熱用バーナ部5d
がバーナ収納空間23内に位置し、隙間12が側部仕切
り板19の部分に位置するようにバーナ5を設置してあ
る。この場合も、上部加熱用バーナ部5cから側部熱気
通路4を介して焙焼室3の上部に熱気を送り、下部加熱
用バーナ部5dから開口24を介して焙焼室3の下部に
熱気を送ることができ、被調理物7の両面焼きをするこ
とができる。このようにすることで1つのバーナ5でも
このバーナ5と一体に分岐した上部加熱用バーナ部5c
と下部加熱用バーナ部5dで上下から加熱して両面焼き
することができ、両面焼きするものでも構造を簡単にで
きる。また下部加熱用バーナ部5dから火炎Fを水平方
向に吐出させて燃焼させるとき隙間12を通して下部加
熱用バーナ部5dの上方に燃焼用二次空気を供給するこ
とができ、上部加熱用バーナ部5cと下部加熱用バーナ
部5dとを一体に設けたものでも下部加熱用バーナ部5
dの上に燃焼用二次空気を供給して下部加熱用バーナ部
5dから水平方向に吹き出す火炎Fを水平方向に長く伸
ばすことができ、焙焼室3内の中央部まで均一に加熱し
て焼成することができる。
【0024】次に図10に示す例について述べる。本例
も上記例と基本的に同じであり、異なる点だけを述べ
る。本例の場合、側面部15の下部及び底面部14の外
面側を覆うように被覆板38を一体に設けてあり、側面
部15や底面部14と被覆板38との間に通気隙間39
を設けてあり、被覆板38の底部の中央に外気導入口4
0を設けてある。しかして上部加熱用バーナ5a及び下
部加熱用バーナ5bを燃焼させるときは外気導入口40
から通気隙間39に空気が導入され、吸気口21から上
部加熱用バーナ5aに燃焼用二次空気として供給され、
吸気口25から下部加熱用バーナ5bに燃焼用二次空気
として供給される。上記のように外気導入口40から通
気隙間39に空気が導入されることによりこの空気にて
底面部14が冷却され、底面部14を介して受け皿8が
冷却される。このように受け皿8を冷却することより受
け皿8の温度が上がるの防止できる。このとき焙焼室3
内の焼成に影響を与えないように受け皿8を冷却するこ
とができる。また図11の例では底面部14に開口41
を設けてあり、開口41に受け皿8を露出させてある。
このようにしてあると、外気導入口40から通気隙間3
9に導入される空気にて受け皿8を直接冷却することが
できる。
【0025】また図12、図13は他の例を示すもので
ある。本例も上記例と基本的に同じであり、異なる点だ
けを述べる。図12の例では左右両側に側部熱気通路4
を設けてあり、両側の側部熱気通路4の下部にバーナ5
を配置してある。この場合、側部熱気通路4から焙焼室
3に熱気を導入し、雰囲気温度で被調理物7を上部から
焼成して片面焼きをすることができる。図13の例では
左右のうち一方に側部熱気通路4を設けてあり、側部熱
気通路4の下部にバーナ5を配置してある。この場合も
上部から焼成して片面焼きをすることができる。
【0026】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明は、グリル筐体
内に焼き網を設置した焙焼室の側部に焙焼室と仕切った
側部熱気通路を設け、燃焼により側部熱気通路に熱気を
供給するバーナをグリル筐体に配置し、側部熱気通路か
ら焙焼室内の上部に供給された熱気を排気する排気口を
排気口の上縁が焼き網と略同じ高さかそれより低い位置
になるように焙焼室の下部に形成し、焼き網の上の被調
理物を上方からの雰囲気温度で焼成するようにしている
ので、バーナからの熱気を側部熱気通路を通して焙焼室
の上部に導入し、排気口の上縁が焼き網と略同じ高さか
それより低い位置になるような焙焼室の下部の排気口か
ら排気することで焙焼室内の焼き網より上の雰囲気温度
を上げ、この雰囲気温度で焼き網上の被調理物を焼成で
きるものであって、焼き網の上に被調理物がなくても上
からの輻射熱が受け皿に当たって受け皿が高温に加熱さ
れることがなくなり、従って受け皿の表面処理にフッソ
コートが使えて手入れが容易にでき、また受け皿に水を
入れないようにしたり、水を入れても水を入れる量を少
なくしたりできるものである。
【0027】また本発明の請求項2の発明は、請求項1
において、少なくとも排気口の上部は側部熱気通路に熱
気を供給するバーナの燃焼位置より上方に位置している
ので、焼き網より下方から排気するものでもバーナとし
てブンゼン燃焼方式のものが使え、構造を簡単にできる
と共にコストダウンできるものである。
【0028】また本発明の請求項3の発明は、請求項1
または請求項2において、グリル筐体の焙焼室の両側の
側部に焙焼室と仕切った側部熱気通路を設け、両側の側
部熱気通路にバーナから熱気を供給するようにしている
ので、両側の側部熱気通路から熱気を焙焼室内に供給し
て焙焼室内の雰囲気温度を均一に上げることができ、焙
焼室で均一に焼成できるものである。
【0029】また本発明の請求項4の発明は、請求項1
乃至請求項3の何れかにおいて、側部熱気用通路に熱気
を供給するために上方に向けて火炎を吹き出して燃焼す
る上部加熱用バーナと焼き網の下方に熱気を供給するた
めに火炎を略水平方向に吹き出して燃焼する下部加熱用
バーナとをグリル筐体の側部に略平行に設けているの
で、上部加熱用バーナ及び下部加熱用バーナで燃焼させ
ることで上下から加熱して両面焼きすることができるも
のであり、また上部加熱用バーナと下部加熱用バーナの
火力を調整でき、焼き網の上の被調理物の上から加熱す
る具合と下から加熱する具合を調整して適切に調理でき
るものである。
【0030】また本発明の請求項5の発明は、請求項4
において、上部加熱用バーナと下部加熱用バーナとの間
を仕切って下部加熱用バーナの上方にも燃焼用二次空気
を供給する通路を形成しているので、上部加熱用バーナ
と下部加熱用バーナとを平行に設けてあっても、この間
の通路に燃焼用二次空気を供給して下部加熱用バーナか
ら水平方向に吹き出す火炎を水平方向に長く伸ばすこと
ができ、焙焼室内の中央部まで均一に加熱して焼成する
ことができるものである。
【0031】また本発明の請求項6の発明は、請求項1
乃至請求項3の何れかにおいて、グリル筐体の側部にバ
ーナを設け、このバーナに上方に設けて火炎を吹き出し
て側部熱気通路に熱気を供給する炎孔と略水平方向に火
炎を吹き出して焼き網の下方に熱気を供給する炎孔とを
設けているので、側部に設けた共通のバーナから上方及
び水平方向に火炎を出し、上下から加熱して両面焼きを
することができ、両面焼きするものでも構造を簡単にで
きるものである。
【0032】また本発明の請求項7の発明は、請求項1
乃至請求項3の何れかにおいて、1つのバーナを分岐し
て上部加熱用バーナ部と下部加熱用バーナ部とを一体に
設け、上部加熱用バーナ部から側部熱気通路に熱気を供
給するようにすると共に下部加熱用バーナ部から焼き網
の下方に熱気を供給するようにしているので、1つのバ
ーナでもこのバーナと一体に分岐した上部加熱用バーナ
部と下部加熱用バーナ部で上下から加熱して両面焼きす
ることができ、両面焼きするものでも構造を簡単にでき
るものである。
【0033】また本発明の請求項8の発明は、請求項7
において、下部加熱用バーナ部から略水平方向に火炎を
吹き出すようにし、上部加熱用バーナ部と下部加熱用バ
ーナ部との間の隙間を通して下部加熱用バーナ部の上方
に燃焼用二次空気を供給するようにしているので、上部
加熱用バーナ部と下部加熱用バーナ部とを一体に設けた
ものでも下部加熱用バーナ部の上に燃焼用二次空気を供
給して下部加熱用バーナ部から水平方向に吹き出す火炎
を水平方向に長く伸ばすことができ、焙焼室内の中央部
まで均一に加熱して焼成することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の正面から見た断面
図である。
【図2】同上の側面から見た断面図である。
【図3】同上の扉を省略した平面から見た断面図であ
る。
【図4】同上のグリル筐体の分解斜視図である。
【図5】同上の受け皿と扉を示す斜視図である。
【図6】同上の他の例の正面から見た断面図である。
【図7】同上の平面から見た断面図である。
【図8】同上の他の例の正面から見た断面図である。
【図9】同上の平面から見た断面図である。
【図10】同上の他の例の正面から見た断面図である。
【図11】同上の他の例の正面から見た断面図である。
【図12】同上の他の例の正面から見た断面図である。
【図13】同上の他の例の正面から見た断面図である。
【図14】従来例の正面から見た断面図である。
【図15】他の従来例の正面から見た断面図である。
【符号の説明】
1 グリル筐体 2 焼き網 3 焙焼室 4 側部熱気通路 5 バーナ 5a 上部加熱用バーナ 5b 下部加熱用バーナ 5c 上部加熱用バーナ部 5d 下部加熱用バーナ部 6 排気口 7 被調理物 8 受け皿 9 通路 10 炎孔 11 炎孔 12 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 暁 大阪市港区南市岡1丁目1番52号株式会社 ハーマン内 Fターム(参考) 4B040 AA03 AA08 AB03 AC02 AE13 CA02 CA19 CB02 CB03 CB20

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グリル筐体内の焼き網を設置した焙焼室
    の側部に焙焼室と仕切った側部熱気通路を設け、燃焼に
    より側部熱気通路に熱気を供給するバーナをグリル筐体
    に配置し、側部熱気通路から焙焼室内の上部に供給され
    た熱気を排気する排気口を排気口の上縁が焼き網と略同
    じ高さかそれより低い位置になるように焙焼室の下部に
    形成し、焼き網の上の被調理物を上方からの雰囲気温度
    で焼成するようにして成ることを特徴とするガスグリ
    ル。
  2. 【請求項2】 少なくとも排気口の上部は側部熱気通路
    に熱気を供給するバーナの燃焼位置より上方に位置して
    いることを特徴とする請求項1記載のガスグリル。
  3. 【請求項3】 グリル筐体の焙焼室の両側の側部に焙焼
    室と仕切った側部熱気通路を設け、両側の側部熱気通路
    にバーナから熱気を供給するようにして成ることを特徴
    とする請求項1または請求項2記載のガスグリル。
  4. 【請求項4】 側部熱気用通路に熱気を供給するために
    上方に向けて火炎を吹き出して燃焼する上部加熱用バー
    ナと焼き網の下方に熱気を供給するために火炎を略水平
    方向に吹き出して燃焼する下部加熱用バーナとをグリル
    筐体の側部に略平行に設けて成ることを特徴とする請求
    項1乃至請求項3の何れかに記載のガスグリル。
  5. 【請求項5】 上部加熱用バーナと下部加熱用バーナと
    の間を仕切って下部加熱用バーナの上方にも燃焼用二次
    空気を供給する通路を形成して成ることを特徴とする請
    求項4記載のガスグリル。
  6. 【請求項6】 グリル筐体の側部にバーナを設け、この
    バーナに上方に設けて火炎を吹き出して側部熱気通路に
    熱気を供給する炎孔と略水平方向に火炎を吹き出して焼
    き網の下方に熱気を供給する炎孔とを設けて成ることを
    特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のガス
    グリル。
  7. 【請求項7】 1つのバーナを分岐して上部加熱用バー
    ナ部と下部加熱用バーナ部とを一体に設け、上部加熱用
    バーナ部から側部熱気通路に熱気を供給するようにする
    と共に下部加熱用バーナ部から焼き網の下方に熱気を供
    給するようにして成ることを特徴とする請求項1乃至請
    求項3の何れかに記載のガスグリル。
  8. 【請求項8】 下部加熱用バーナ部から略水平方向に火
    炎を吹き出すようにし、上部加熱用バーナ部と下部加熱
    用バーナ部との間の隙間を通して下部加熱用バーナ部の
    上方に燃焼用二次空気を供給するようにして成ることを
    特徴とする請求項7記載のガスグリル。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7174885B2 (en) * 2003-02-06 2007-02-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Cooking apparatus
KR101210044B1 (ko) 2010-08-31 2012-12-07 김성권 그릴 팬
JP2017136159A (ja) * 2016-02-02 2017-08-10 株式会社ハーマン ガスグリル
JP2017136160A (ja) * 2016-02-02 2017-08-10 株式会社ハーマン ガスグリル
KR200490166Y1 (ko) * 2019-05-30 2019-10-04 주식회사 에스티 적외선 전기조리기

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