JP4375770B2 - グリル - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、魚等の被調理物を庫内で加熱調理するグリルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、図8,9に示すように、省エネを図るためにバーナ64から発生する燃焼ガスをグリル庫61内にこもらせて被調理物Fを加熱するグリル60が知られている。
このグリル60は、グリル庫61中段に設けられ被調理物Fを載置する焼網22と、底部に設けられ焼網22を載せたまま手前にスライドさせて引き出すことができる受皿23と、グリル庫61の左右側壁63上段(グリル庫61の天井面であるグリル天板62と焼網22との中間位置)に設けられ燃焼面が赤熱するセラミック製の全一次空気式燃焼バーナ64と、グリル庫61に並設され焼網より低い位置で開口する連通口27によってグリル庫61と連通する排気通路25とを備える。バーナ64は、燃焼面がグリル庫61の上段中央部へ向くように傾斜して設けられる。
【0003】
この側面加熱式のグリル60では、バーナ64とグリル天板62との距離が長いため、バーナ64からの高温の燃焼ガスがグリル庫61の左右側壁63に沿って上昇する。そして、グリル天板62に沿って中央に集まってから下降し、被調理物Fへ当たって左右に分かれ、再び左右側壁63を沿って上昇するという循環を繰り返す。排気通路25に通じる連通口27が焼網22より下方にあるため、循環対流する燃焼ガスは、グリル庫61上部で溜まり、被調理物Fの主に上面を加熱する。一部の溢れた燃焼ガスは、連通口27を介して排気通路25へ排出される。
このように燃焼ガスをすぐに排出せず、その熱を有効に利用するため、ガス消費量を抑えることができて経済的である。
また、このタイプのグリル60では、燃焼ガスがバーナ64から左右側壁63に沿って上昇する際に、焼網22より下方の冷たい空気を上方へ引っ張るため、左右両端に置かれた被調理物Fの側面が冷却されるものの、赤外線輻射加熱により、加熱不足を補っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この輻射熱により受皿23が過熱され、受皿23に溜まった被調理物Fの焼き油が発火するおそれがあった。
このグリル発火を確実に防止するために、赤外線輻射の少ないバーナを使うことが考えられるが、バーナがグリル天板62と焼網22との中間位置に設けられるため、庫内の温度分布がばらつき、被調理物Fに焼きむらが生じてしまい、上手に調理することができない。
【0005】
本発明のグリルは上記課題を解決し、グリル発火およびグリル庫内の被調理物の焼きむらを防止することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解消する本発明の請求項1記載のグリルは、
グリル庫内中段で被調理物を載置する焼網と、該グリル庫の左右側壁面にそれぞれ設けられる全一次空気式燃焼バーナと、該グリル庫背部に上下方向に設けられ、連通口を介して該グリル庫と連通する排気通路とを備え、該バーナの燃焼ガスを該グリル庫内に滞留させて被調理物を加熱調理し、その燃焼ガスを該連通口から該排気通路に溢れさせて排出するグリルにおいて、
上記各バーナを、一方のバーナの燃焼面が、他方のバーナの燃焼面に対向するように、各々の燃焼面の上辺が上記グリル庫の天井面と略同じ高さとなるグリル庫最上位置に配置することによって、左右のバーナから発生した燃焼ガスが上昇せずにそのまま該天井面から順次下方へ流れるようにしたことを要旨とするグリル。
【0008】
また、本発明の請求項2記載のグリルは、上記請求項1記載のグリルにおいて、
上記バーナは、燃料ガスと共に燃焼に必要な全ての空気を取り込むバーナ本体と、該バーナ本体に備えられて該燃料ガスと空気との混合気を噴出する炎口部とからなるバーナであって、
金属平板と金属波板とを交互に複数積層し、その両板間を上記炎口部として燃焼面を形成したことを要旨とする。
【0009】
上記構成を有する本発明の請求項1記載のグリルは、バーナの燃焼面の上辺がグリル庫の天井面と略同じ高さになる最上位置にバーナを向い合わせて配置するため、左右のバーナから発生した燃焼ガスが上昇することなく、そのまま天井面から順次溜まりながら下方へ均等に流れることから、グリル庫側壁に沿って上昇する気流が生じることがなく、左右両端に載置された被調理物を冷却しない。
グリル庫内に溜まった燃焼ガスは、庫内の水平方向の温度分布を均一にして、被調理物を均等に加熱した後、連通口から溢れて排気通路へ排出される。
【0011】
また、本発明の請求項2記載のグリルは、燃料ガスと燃焼用空気とをバーナ本体に流し、積層された金属平板と金属波板との隙間に形成される炎口部からその混合気を噴出して燃焼する。
一般に、全一次空気式バーナとしてセラミックバーナが用いられるが、セラミックスは断熱性が高く、火炎によりバーナ燃焼面が加熱されても、バーナ全体へ伝熱されにくく、燃焼表面のみ温度が急激に上昇して赤熱し輻射熱を発生する。
これに対し、本発明のバーナは金属製であるため、燃焼面が加熱されてもすぐに放熱してしまい赤熱せず、被調理物の焼き油を輻射熱で過熱することがなく、焼き油の発火を防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以上説明した本発明の構成・作用を一層明らかにするために、以下本発明のグリルの好適な実施形態について説明する。
【0013】
《第1実施形態》
本発明の第1実施形態としてのグリルについて図1〜図5を用いて説明する。
テーブルこんろは、図5に示されるように、トッププレート40に左右2組のこんろバーナ41a,41bが設けられ、それらの周囲に設けられた五徳42a,42b上に図示しない調理鍋を載せ、テーブルこんろの前面に設けられる操作ボタン43a,43bを押すことにより、それぞれのこんろバーナ41a,41bが点火され、調理鍋が加熱されるものである。
こんろバーナ41a,41b間の器体の中心部には、魚等の被調理物を焼くためのグリル20が設けられ、操作ボタン43cを押して点火し加熱調理が行われる。
【0014】
このグリル20は、図1,図2に示されるように片面焼きタイプのグリルで、被調理物Fを加熱調理するグリル庫21を備える。
グリル庫21には、左右側壁31に設けられ燃料ガスを燃焼させて被調理物Fを加熱するバーナ1と、中段に設けられ被調理物Fを載せる焼網22と、底部に設けられ焼網22を載せたまま手前にスライドさせて引き出すことができる受皿23とを備える。バーナ1は、その燃焼面の上辺がグリル天板30とほぼ同じ高さになるように配置されると共に、その燃焼面を鉛直面と平行にして互いに向き合うように配置される。
【0015】
グリル庫21の正面中央には、受皿23と一体的に固定され受皿23を手前に引き出す取手28と、受皿23を引き出す時に連動して開閉する開閉扉29とが設けられ、その開閉扉29にはガラス製の回動窓29aが設けられる。
取手28を手前に引き出すと、取手28に固定された受皿23がグリル庫21の底面をスライドし、受皿23に載置された焼網22が同時に引き出される。
【0016】
グリル庫21の背部には、仕切壁24を介して排気通路25を併設し、この仕切壁24に開口してグリル庫21と排気通路25とを連通する連通口27を焼網22よりも下方に設けている。従って、バーナ1から発生した燃焼ガスをいったん庫内に充満させた後、排気通路25を介して排気口26より排出されるよう排気路を構成している。
【0017】
グリル天板30に近接して設けたバーナ1は、図3,図4に示されるように、中空のバーナ本体2と、バーナ本体2の片面に装着される炎口部としての炎口ユニット3とからなる。
バーナ本体2は、金属製の上板4と下板5とをプレス成形してカシメ結合することで、炎口ユニット3が装着される長方形状の中空部6と、中空部6の端部から斜め下方へ折り返すように連通するスロート部7とが形成され、スロート部7の基端には一次空気吸入孔8が開口している。また、上板4には、炎口ユニット3の保持壁9が四角形状に立設されている。
【0018】
また、炎口ユニット3は、帯状の枠板10で囲まれる空間内に、金属製の波板11と金属製の平板12とを一端を揃えて交互に複数積層することで、波板11と平板12との間で中空部6を外部と連通させる無数の炎口13を同一平面上に形成したものである。
具体的には、ステンレス等の金属テープを、互いに噛合する一対の成形歯車間に送り込んで成形し所定寸法にカットすることで波板11を製造し、同じ寸法で平板12を用意する。そして、折り曲げ形成した枠板10内で波板11と平板12とを交互に積み重ね、積層した各板の一辺を揃えた後、枠板10を接合することで製造される。
【0019】
こうして形成された炎口ユニット3をバーナ本体2の保持壁9内に嵌め込み、保持壁9の先端を抜け止め用に若干内側へ折り曲げれば、バーナ本体2の片面に多数の炎口13からなる燃焼面が形成された全一次空気式バーナ1が完成する。
例えば、厚さ0.05mm、幅10〜13mm、長さ210mmの波板11と平板12とで、平板12の間隔を1.7〜1.8mmとして5〜7列の炎口ユニット3を形成したバーナでは、2個一対で600〜1100kcal/hの燃焼が可能となる。
【0020】
こうした構成のバーナ1は、グリル庫21の側壁31に穿設した開口に角筒部34が嵌入する状態で、取付金具32のフランジ33を側壁31にネジ止めし、角筒部34にバーナ1の保持壁9を嵌め込むことでグリル庫21へ取り付けられる。
この取付により、炎口ユニット3の燃焼面のみがグリル庫21内に露出する。また、図1に示されるように、スロート部7の一次空気吸入孔8が、グリル庫21の連通口27上端面より低い位置となるように設定されている。14はガスノズルである。
更に、グリル庫21内には、各バーナ1の燃焼面に臨ませて点火電極35が配置される。
【0021】
上述したグリル付テーブルこんろによれば、操作ボタン43cを押すと、バーナ1へのガス流路を開閉する開閉弁が開弁され、バーナ1から燃料ガスが噴出されると共に、点火電極35の連続放電により点火する。
調理中にバーナ1で発生した高温の燃焼ガスは、図1,図2中の矢印で示されるように、上昇することなく、そのままグリル天板30に沿って中央側に流れ、一旦グリル庫21の上部に溜まってから焼網22全体に向かって徐々に下降し、載置場所に関係なく全ての被調理物Fを均等に加熱した後、連通口27から溢れて、排気通路25を介して排出される。
【0022】
つまり、バーナ1をその燃焼面の上端がグリル天板30とほぼ同じ位置に設けたため、バーナ1から発生した燃焼ガスが、左右側壁31に沿って上昇するような距離がなく、そのままグリル天板30に沿ってグリル庫21の中央部へ流れ、やがて下降する。
【0023】
このように左右側壁31には上昇気流が発生しないため、焼網22下方の冷えた空気が上方へ引っ張られず、左右両端の被調理物Fが冷却されない。この結果、被調理物Fの焼きむらを防止できる。
【0024】
従来例では、左右両端に載置された被調理物Fはバーナ64と近過ぎて焦げやすかったが、本実施形態では、バーナ1をグリル天板30近傍に設けたことにより、左右両端の被調理物Fがバーナ1から適度に離れ輻射熱も少ないため焦げにくい。
更に、被調理物Fから飛散する焼き油がバーナ1の炎口13に詰まりにくく、バーナ1の燃焼状態を良好に維持できる。
加えて、被調理物Fを載置するスペースが幅方向に拡大し、大きな被調理物Fを焼くことができる。または、多くの被調理物Fを一度に調理することができる。
【0025】
また、被調理物Fに熱を奪われた燃焼ガスは、そのまま排気通路25へ排出されるため、グリル庫21上部を常に高温状態に維持でき、被調理物Fを良好に加熱調理することができる。しかも、このグリル20は、こもり焼きタイプなので燃焼ガス熱を有効に利用し消費ガス量を抑えて経済的である。
【0026】
バーナ1は、金属製であるため燃焼面が火炎により加熱されてもすぐに放熱し、しかも、燃焼面が平坦なので火炎により炎口部が加熱されにくい。この結果、バーナ1は赤熱せず、輻射熱が少ない。更に、こもり焼きにより低インプットで調理するため、受皿23を過熱することがない。
従って、受皿23に水を張らなくても、受皿23に溜まった焼き油を過熱することがない。この結果、焼き油が発火するおそれがなく、安心してグリル20を水無しグリルとして使用することができる。
【0027】
一般的に、全一次空気式バーナには、セラミックバーナが知られているが、本実施形態では、金属波板11と金属平板12とを積層したバーナ1を全一次空気式バーナとして利用しているため、製造コストが安価である。
更に、バーナ1の一次空気吸入孔8をグリル庫21の連通口27の上端より低い位置となるように設置しているため、新鮮な空気を吸引でき、燃焼状態が良好となる。
【0028】
《第2実施形態》
次に、第2実施形態について図6,図7を用いて説明する。尚、第1実施形態と異なる部分について説明し、重複する部分に関しては同一符号を付してその説明を省略する。第2実施形態は、バーナをグリル庫の側壁ではなくグリル天板に設けた点で異なる。
【0029】
第2実施形態のグリル50では、グリル庫51の天井面となるグリル天板52にバーナ1を所定間隔あけて左右両側に設け、その燃焼面を下方に向けると共に奥行方向に延びるように配置する。このバーナ1は、それぞれの一次空気吸入孔8を奥に向けると共に炎口部の左右外側に配置して設けられる。このバーナ1は、第1実施形態と同じバーナを用いる。
【0030】
グリル50においてバーナ1が着火すると、バーナ1で発生した高温の燃焼ガスは、図6,図7中の矢印で示されるように、いったんグリル庫51の上部に溜まり、その後、グリル天板52から焼網22全体に向かって徐々に下降し、載置位置に関係なく全ての被調理物Fを均等に加熱して、連通口27から溢れて、排気通路25を介して排出される。
【0031】
バーナ1をグリル天板52に設けたため、バーナ1と被調理物Fとの距離が、被調理物Fの位置に関係なくほぼ同じになり、グリル庫51内の水平方向の温度分布が均一になって、被調理物Fの焼きむらを一層防止できる。しかも、被調理物Fの幅方向の載置スペースが更に拡大する。
【0032】
ところで、バーナ1は、赤熱するような凸部が燃焼面に形成されていないため、輻射熱が少ない。従って、バーナ1の燃焼面が受皿23に対向して配置されていても、受皿23に溜まった焼き油を過熱することがなく、発火を防止できて安心して使用することができる。
【0033】
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
例えば、仕切壁24に形成される連通口27の上端を焼網22とほぼ同位置に設置してもよい。
また、焼網22より下方に下バーナを設けて被調理物を上下両側から加熱する両面焼きグリルであってもよい。
また、第1実施形態においては、セラミック製の赤熱バーナを用いてもよい。この場合には、バーナがグリル庫最上位置に設けられて輻射熱が受皿へ届きにくくなり過熱しにくく、安心してグリルを使用することができる。しかも、被調理物にきれいな焼き目がつく。
【0034】
更に、第2実施形態において、バーナ1の一次空気吸入孔8を手前側に設置してもよい。これにより、一次空気吸入孔8が排気口26から遠ざかり、燃焼ガスを吸引するおそれが殆どなくなり、新鮮な空気を吸引できて燃焼状態が非常に良好となる。
また、第2実施形態において、バーナ1の数を増やすか、或いはバーナ1の炎口部の面積を拡大することにより、グリル天板52全体をバーナで形成する構成にしてもよい。この場合には、被調理物Fとバーナ1との距離が均等になり、焼きむらが一層生じにくくなる。
【0035】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の請求項1記載のグリルによれば、バーナをグリル庫側壁面の最上位置に配置したため、燃焼ガスが上昇せず、冷たい空気もグリル庫側壁に沿って上昇することがなく、左右両端に載置された被調理物の冷却を防止できる。
しかも、バーナから発生した燃焼ガスがグリル庫内に溜まって、庫内の水平方向の温度分布を均一にするため、載置場所に関係なくどの被調理物も均等に加熱する。
この結果、被調理物の焼きむらを防止できる。
【0037】
更に、本発明の請求項2記載のグリルによれば、複数の金属平板と金属波板とを積層してバーナの炎口部を形成したため、セラミック製のバーナを用いなくても全一次空気式バーナとして使用でき、製造コストを大幅に低減できる。
しかも、バーナが金属製であるため赤熱せず、被調理物の焼き油を過熱することがなく、グリル発火を防止でき安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のグリルを側面からみた断面図である。
【図2】第1実施形態のグリルを正面からみた断面図である。
【図3】第1実施形態のバーナの全体図である。
【図4】第1実施形態のバーナを正面からみた断面図である。
【図5】テーブルこんろの外観図である。
【図6】第2実施形態のグリルを側面からみた断面図である。
【図7】第2実施形態のグリルを正面からみた断面図である。
【図8】従来例のグリルを側面からみた断面図である。
【図9】従来例のグリルを正面からみた断面図である。
【符号の説明】
1,64…バーナ、2…バーナ本体、3…炎口ユニット、11…波板、12…平板、13…炎口、20,50,60…グリル、21,51,61…グリル庫、22…焼網、25…排気通路、27…連通口、30,52,62…グリル天板、31,63…側壁。
Claims (2)
- グリル庫内中段で被調理物を載置する焼網と、該グリル庫の左右側壁面にそれぞれ設けられる全一次空気式燃焼バーナと、該グリル庫背部に上下方向に設けられ、連通口を介して該グリル庫と連通する排気通路とを備え、該バーナの燃焼ガスを該グリル庫内に滞留させて被調理物を加熱調理し、その燃焼ガスを該連通口から該排気通路に溢れさせて排出するグリルにおいて、
上記各バーナを、一方のバーナの燃焼面が、他方のバーナの燃焼面に対向するように、各々の燃焼面の上辺が上記グリル庫の天井面と略同じ高さとなるグリル庫最上位置に配置することによって、左右のバーナから発生した燃焼ガスが上昇せずにそのまま該天井面から順次下方へ流れるようにしたことを特徴とするグリル。 - 上記バーナは、燃料ガスと共に燃焼に必要な全ての空気を取り込むバーナ本体と、該バーナ本体に備えられて該燃料ガスと空気との混合気を噴出する炎口部とからなるバーナであって、
金属平板と金属波板とを交互に複数積層し、その両板間を上記炎口部として燃焼面を形成したことを特徴とする請求項1記載のグリル。
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