JP3408197B2 - ガスグリル - Google Patents

ガスグリル

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JP3408197B2
JP3408197B2 JP17862999A JP17862999A JP3408197B2 JP 3408197 B2 JP3408197 B2 JP 3408197B2 JP 17862999 A JP17862999 A JP 17862999A JP 17862999 A JP17862999 A JP 17862999A JP 3408197 B2 JP3408197 B2 JP 3408197B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガスコンロ等に一体
に組み込んで設けられて魚等の被調理物を焼成するのに
用いるガスグリルに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般に
ガスグリルでは焙焼室内でガスを燃焼させて加熱し、焙
焼室内の焼き網の上に載せた魚のような被調理物を焼成
しているために焙焼室の内面に汚れが付着しやすい。こ
のため焙焼室の内面を定期的に掃除する必要があるが、
焙焼室の内面に手を入れて拭いたりして掃除することは
非常に困難であった。
【0003】近年、この掃除をしやすくするため特開平
11−28161号公報に開示されるものがある。これ
は図8に示すようなカバー部材A′を焙焼室内に着脱自
在に内装して焙焼室の内面を覆うようになっている。こ
のカバー部材A′は通常焙焼室に内装して使用し、カバ
ー部材A′に汚れが付着して掃除の必要が生じたとき、
カバー部材A′を取り出し、取り出したカバー部材A′
を取り出して掃除するようになっている。
【0004】ところが、上記カバー部材A′は図8に示
すように両側に配置した側面板40と、両側の側面板4
0の後端同士を連結する後面板41と、両側の側面板4
0の前端間を連結するU字状の脚材42とを一体に設け
て形成されており、焙焼室に対して出し入れしてするの
がしにくくて手軽に掃除ができるものでなく、またカバ
ー部材A′を取り出した状態でカバー部材A′の構造が
複雑で掃除がしにくいという問題があり、またカバー部
材A′に脚材42等があって構造が複雑でコスト的にも
高く付くという問題がある。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、焙焼室の内面が汚れないようにカバー板を取り付
けることができ、しかもカバー板の着脱が容易にできる
と共にカバー板の掃除も簡単にでき、さらに簡単な構造
で安価に焙焼室の内面をカバーできるガスグリルを提供
することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の請求項1のガスグリルは、グリル筐体1内の
焼き網2を設置した焙焼室3の両側の側部に焙焼室3と
側部仕切り板19で仕切った側部熱気通路4を設け、側
部仕切り板19から焙焼室3内に向けて斜め下方に内部
仕切り板22を連出し、側部熱気通路4に熱気を供給す
るために上方に向けて火炎を吹き出して燃焼する上部加
熱用バーナ5aと焼き網2の下方に熱気を供給するため
に火炎を水平方向に吹き出して燃焼する下部加熱用バー
ナ5bとをグリル筐体1の両側の側部の下部に略平行に
設け、側部熱気通路4から焙焼室3内の上部に供給され
た熱気を排気する排気口6を焙焼室3の下部に形成し、
焙焼室3の両側を別個に覆うカバー板Aを縦片45と傾
斜片46とで構成して焙焼室3の両側で縦片45を側部
仕切り板19の内面に沿わせると共に傾斜片46を内部
仕切り板22の内面に沿わせ、内部仕切り板22の内面
に内部仕切り板22の前後方向の端部の位置で突起38
を設け、カバー板Aの傾斜片46の前後方向の端部に端
部方向に開口せるU字状の切り欠き37を設け、突起3
8に切り欠き37を係止してカバー板Aを取着し、カバ
ー板Aの傾斜片46の下端を下方に向けて垂下し、カバ
ー板Aの縦片45の上端部を上方に行くほど内側に傾斜
させて成ることを特徴とする。上部加熱用バーナ5a及
び下部加熱用バーナ5bで燃焼させることで上下から加
熱して両面焼きすることができる。また上部加熱用バー
ナ5aからの熱気を側部熱気通路4を通して焙焼室3の
上部に導入し、焙焼室3の下部の排気口6から排気する
ことで焙焼室3の焼き網2より上の雰囲気温度を上げ、
この雰囲気温度で焼き網2の被調理物7を上から焼成で
きる。これにより焼き網2の上に被調理物7がなくても
上からの輻射熱が受け皿8に当たって受け皿8が高温に
加熱されることがなくなり、受け皿8に水を入れないよ
うにしたり、水を入れても水を入れる量を少なくしたり
できる。また焙焼室3の両側をカバー板Aにて覆うこと
により焙焼室の内面に直接汚れが付着するのを防止して
焙焼室3の内面を直接掃除する手間を省くことができ、
また焙焼室3の両側の側面を覆うカバー板Aを別個に取
り付けるためにカバー板Aの焙焼室2に対する着脱が容
易にでき、またカバー板Aを取り出した後の掃除が容易
にでき、またカバー板Aの構造を簡単にして安価に提供
できる。また上記のように熱気を通して上下から両面焼
きするものでも熱気の流れを阻害することなくカバー板
Aで焙焼室3の両面を覆って焙焼室3の内面への汚れの
付着を防止できる。また突起38に切り欠き37を係止
するだけでカバー板Aを簡単な構造で着脱自在に装着す
ることができると共に着脱も簡便にできる。
【0007】
【0008】また本発明の請求項2のガスグリルは、
求項1において、 カバー板Aの表面をホーロー仕上げ
して成ることを特徴とする。この場合、カバー板Aに汚
れが付着するのを防止できると共に汚れが付着しても汚
れを容易に取ることができる。
【0009】
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1乃至図7に示
す実施の形態の例について述べる。ガスコンロ等に一体
に組み込まれるグリル筐体1は前面を開口せる略角箱状
に形成されており、底面部14と両側の側面部15とを
一体に設けた本体板1aと、後面板1bと、上面板1c
と、開口16を有する前面板1dとで主体が構成されて
いる。グリル筐体1の上面板1cの下方にはこの上面板
1cに対して間隔を隔てて上面板1cと平行になるよう
に上内面板17を装着してあり、上面板1cと上内面板
17との間が上部排気通路18となっている。グリル筐
体1の左右両側には側部仕切り板19を夫々設けてあ
り、両側の側部仕切り板19間が焙焼室3となってお
り、側部仕切り板19と側面部15との間が側部熱気通
路4となっている。本例の場合、側部熱気通路4の下部
と焙焼室3の下部とが連通しないように仕切ってある。
【0011】このグリル筐体1の左右両側にはバーナ5
が配置されるが、左右両側に上部加熱用バーナ5aと下
部加熱用バーナ5bとが夫々配置される。この上部加熱
用バーナ5a及び下部加熱用バーナ5bはブンゼン燃焼
式の直管状のバーナで基部に一体に混合管20を設けて
あり、混合管20の基部にガスコック側から燃料ガスが
供給されるガスノズルを導入してあり、ガスノズルから
燃料ガスを供給することで燃焼用の一次空気が吸入され
て混合管20で燃料ガスと一次空気とが混合されるよう
になっている。上部加熱用バーナ5aは側部熱気通路4
の下部に前後方向に向けて水平に配設してあり、下部加
熱用バーナ5bは焙焼室3の側部の下部に上部加熱用バ
ーナ5aと平行になるように配置してある。側部熱気通
路4の下部で側面部15の下部には燃焼用二次空気を吸
入する吸気口21を設けてある。側部仕切り板19から
一体に焙焼室3内に向けて内部仕切り板22を連出して
あり、内部仕切り板22と側部仕切り板19との間にバ
ーナ収納空間23を設けてあり、このバーナ収納空間2
3内に下部加熱用バーナ5bを配置してあり、下部加熱
用バーナ5bを内部仕切り板22の開口24に臨ませて
ある。このバーナ収納空間23の下部で底面部14には
吸気口25を設けてあり、吸気口25から燃焼用二次空
気を吸気してバーナ収納空間23内に取り入れることが
できるようになっており、開口24縁の上下と下部加熱
用バーナ5bとの間から略水平に燃焼用二次空気を供給
できるようになっている。上部加熱用バーナ5aには上
方に向けて火炎Fを噴射するように炎孔10を穿孔して
あり、下部加熱用バーナ5bには水平方向に火炎Fを噴
射するように炎孔11を穿孔してある。
【0012】グリル筐体1の後面板1bには上下方向に
排気筒27を一体に設けてあり、後面板1bの下部には
排気口6を設けてあり、この排気口6と排気筒27とを
連通させてある。排気筒27の下端には前に行く程下に
下がる傾斜面28を設けてある。上内面板17の後部に
は側部熱気通路4の真上の位置で補助排気孔29を穿孔
してあり、焙焼室3内と上部排気通路18とを連通させ
てある。本例の場合、補助排気口29は後部の前後の2
箇所に夫々設けてある。この補助排気口29は補助的に
排気するもので排気口6より十分に開口面積が小さい。
後面板1bの上部には連通孔30を設けてあり、上部排
気通路18と排気筒27とを連通孔30を介して連通さ
せてある。グリル筐体1の側面部15にはバーナ5に点
火するための点火装置31や燃焼を確認するサーモカッ
プル32を装着してある。上記のように構成せるグリル
筐体1はできるだけ固体輻射の少ない金属板にて形成さ
れており、例えばアルミ鋼板等で形成されている。
【0013】グリル筐体1内の焙焼室3にスライド自在
に挿入される受け皿8は底面部14の上に載せられるも
のであって、角皿状に形成されている。この受け皿8を
焙焼室3内に挿入した状態で受け皿8の後端が後面板1
bに近接されて後端が上記傾斜面28の前端に連続する
ようになっている。受け皿8の前端には前面の開口16
を閉塞する扉34を一体に装着してあり、扉34には把
手35を一体に装着してある。受け皿8の上方には焼き
網2が水平に設置されるが、焼き網2の前後には下方に
垂下せる脚部36を一体に設けてあり、脚部36の下端
を受け皿8に載置することで焼き網2を受け皿8に着脱
自在に装着してある。このように水平に焼き網2が設置
されるが、上記排気口6は排気口6の上縁が焼き網2と
略同じ高さになるように焙焼室3の下部で後面板1bに
形成してある。焼き網2と略同じ高さとは焼き網2の高
さより20mm程度上下する高さも含む。また排気口6
の上部は上部加熱用バーナ5aや下部加熱用バーナ5b
の燃焼位置より上方に位置している。
【0014】また本発明では焙焼室3の両側の内面には
夫々カバー板Aが着脱自在に装着される。つまり、焙焼
室3の両側の内面である側部仕切り板19及び内部仕切
り板22の内面側にこの内面側の略全面を覆うようにカ
バー板Aが着脱自在に装着される。カバー板Aは図6、
図7に示すように側部仕切り板19の内面に沿う縦片4
5と内部仕切り板2の内面に沿う傾斜片46とを一体に
設けて形成されている。傾斜片46の長手方向である前
後方向の端部には端部方向に開口せる略U字状の切り欠
き37を設けてあり、内部仕切り板22の前後方向の端
部には内部仕切り板22と直交して上方に突出するよう
に突起38を設けてあり、焙焼室3の両側にカバー板A
を配置した状態で切り欠き37と突起38とを係止して
着脱自在に装着してある。またカバー板Aの傾斜片46
の下端を下方に向けて垂下してあり、カバー板Aの縦片
45の上端部を上方に行くほど内側に傾斜させてある。
かかるカバー板Aは金属板等で形成されているが表面に
ホーロー仕上げしてあることが望ましい。図7で47は
ホーロー処理するときカバー板Aを吊り下げる孔であ
る。
【0015】上記のように構成せるガスグリルは次のよ
うに使用される。焼き網2の上に魚のような被調理物7
が載せられ、上部加熱用バーナ5a及び下部加熱用バー
ナ5bに点火し、被調理物7を上下から加熱して両面焼
きがされる。このとき下部加熱用バーナ5bから火炎F
が水平方向に吐出され、この火炎Fによる熱気にて被調
理物7の下面側が焼成される。一方、上部加熱用バーナ
5aから上方に火炎Fが吐出され、側部熱気通路4を上
方に上昇する熱気が焙焼室3の上部に導入され、焙焼室
3の上部に導入された熱気で焼き網2上の被調理物7の
上面側が焼成され、主な排気が排気口6から排気筒27
を介して外部に排気される。このとき上部加熱用バーナ
5aからの熱気を側部熱気通路4を通して焙焼室3の上
部に導入し、焙焼室3の下部に位置する排気口6から排
気することで焙焼室3内の焼き網2より上の雰囲気温度
を上げ、この雰囲気温度で焼き網2上の被調理物7を焼
成できる。これにより被調理物7がないとき上からの輻
射熱が受け皿8に当たって受け皿8が高温に加熱される
ことがなくなる。従って受け皿8に水を入れないようし
たり、水を入れても水を入れる量を少なくしたりでき
る。また排気口6の上部は上部加熱用バーナ5aや下部
加熱用バーナ5bより上方に位置しているため、焼き網
2より下方から排気するものでも上部加熱用バーナ5a
や下部加熱用バーナ5bとしてブンゼン燃焼方式のもの
が使え、構造を簡単にできると共にコストダウンでき
る。また両側の側部熱気通路4から熱気を焙焼室3に供
給するようにしているために焙焼室3内の雰囲気温度を
均一に上げることができ、焙焼室3で均一に焼成でき
る。また上部加熱用バーナ5a及び下部加熱用バーナ5
bで燃焼させることで上下から加熱して両面焼きするこ
とができるが、このとき、上部加熱用バーナ5aと下部
加熱用バーナ5bの火力を調整でき、焼き網2の上の被
調理物7の上から加熱する具合と下から加熱する具合を
調整して適切に調理できる。また上部加熱用バーナ5a
と下部加熱用バーナ5bとの間を仕切って下部加熱用バ
ーナ5bの上方にも燃焼用二次空気を供給する通路9を
形成してあるため、上部加熱用バーナ5aと下部加熱用
バーナ5bとを平行に設けてあっても、この間の通路9
に燃焼用二次空気を供給して下部加熱用バーナ5bから
水平方向に吹き出す火炎Fを水平方向に長く伸ばすこと
ができ、焙焼室3内の中央部まで均一に加熱して焼成す
ることができる。また上記のように両面焼きするとき排
気は主に排気口6から排気されるが、一部の排気は前部
の補助排気孔29から上部排気通路18を通って排気筒
27にて排気される。つまり、上部加熱用バーナ5aか
らの熱気は側部熱気通路4を介して焙焼室3に入り、後
部の下部の排気口6から排気するために特に後部では排
気ガス量が多くなり、二次空気不足により上部加熱用バ
ーナ5aの後部での燃焼が阻害されるおそれがあるが、
補助排気孔29から排気の一部を排気することで上部加
熱用バーナ5aで燃焼が阻害されることなくスムーズに
行われ、焙焼室3内の熱分布を均等にして被調理物7の
焼成ができる。
【0016】上記のようにして被調理物7を加熱して調
理しているとき汚れが飛散するが、焙焼室3の両側にカ
バー板Aを設けてあるためにカバー板Aにて焙焼室3の
内面に直接汚れが付着するのを防止できる。カバー板A
が汚れた場合、両側のカバー板Aを取り外して焙焼室3
から外に出してカバー板Aの掃除をし、掃除をした後に
再び焙焼室3の両側に取り付ける。このとき両側に別個
のカバー板Aを夫々取り付けてあり、また切り欠き37
と突起38の係止で取り付けてあるためにカバー板Aの
着脱が容易にできる。またカバー板Aの形状が単純で焙
焼室3から取り出して掃除するとき掃除が容易にでき
る。またカバー板Aの表面にホーロー仕上げしてある
と、汚れが付着しにくいと共に汚れが付着しても掃除が
容易にできる。
【0017】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明は、グリル筐体
内の焼き網を設置した焙焼室の側部に焙焼室と側部仕切
り板で仕切った側部熱気通路を設け、側部熱気通路に熱
気を供給するために上方に向けて火炎を吹き出して燃焼
する上部加熱用バーナと焼き網の下方に熱気を供給する
ために火炎を水平方向に吹き出して燃焼する下部加熱用
バーナとをグリル筐体の側部に略平行に設け、側部熱気
通路から焙焼室内の上部に供給された熱気を排気する排
気口を焙焼室の下部に形成しているので、上部加熱用バ
ーナ及び下部加熱用バーナで燃焼させることで上下から
加熱して両面焼きすることができるのは勿論、上部加熱
用バーナからの熱気を側部熱気通路を通して焙焼室の上
部に導入し、焙焼室の下部の排気口から排気することで
焙焼室の焼き網より上の雰囲気温度を上げ、この雰囲気
温度で焼き網の被調理物を上から焼成できるものであっ
て、これにより焼き網の上に被調理物がなくても上から
の輻射熱が受け皿に当たって受け皿が高温に加熱される
ことがなくなり、受け皿に水を入れないようにしたり、
水を入れても水を入れる量を少なくしたりできるもので
あり、しかも焙焼室の両側を別個に覆うカバー板を縦片
と傾斜片とで構成して焙焼室の両側で縦片を側部仕切り
板の内面に沿わせると共に傾斜片を内部仕切り板の内面
に沿わせ、内部仕切り板の内面に内部仕切り板の前後方
向の端部の位置で突起を設け、カバー板の傾斜片の前後
方向の端部に端部方向に開口せるU字状の切り欠きを設
け、突起に切り欠きを係止してカバー板を取着している
ので、焙焼室の両側をカバー板にて覆うことにより焙焼
室の内面に直接汚れが付着するのを防止して焙焼室の内
面を直接掃除する手間を省くことができるものであり、
また焙焼室の両側にカバー板を別個に取り付けるために
カバー板の焙焼室に対する着脱が容易にできるものであ
り、またカバー板を取り出した後の掃除が容易にできる
ものであり、またカバー板の構造を簡単にして安価に提
供できるものであり、さらに上記のように熱気を通して
上下から両面焼きするものでも熱気の流れを阻害するこ
となくカバー板で焙焼室の両面を覆って焙焼室の内面へ
の汚れの付着を防止できるものであり、さらにまた突起
に切り欠きを係止するだけでカバー板を簡単な構造で着
脱自在に装着することができると共に着脱も簡便にでき
るものである。
【0018】
【0019】また本発明の請求項2の発明は、請求項1
において、カバー板の表面をホーロー仕上げしているの
で、カバー板に汚れが付着するのを防止できると共に汚
れが付着しても汚れを容易に取ることができるものであ
る。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の正面から見た断面
図である。
【図2】同上の側面から見た断面図である。
【図3】同上の扉を省略した平面から見た断面図であ
る。
【図4】同上のグリル筐体の分解斜視図である。
【図5】同上の受け皿と扉を示す斜視図である。
【図6】同上のカバー板を取り付ける構造を説明する要
部の分解斜視図である。
【図7】同上のカバー板を示し、(a)は正面図、
(b)は側面図である。
【図8】従来例のカバー部材を示す斜視図である。
【符号の説明】 A カバー板 1 グリル筐体 2 焼き網 3 焙焼室 4 側部熱気通路 5a 上部加熱用バーナ 5b 下部加熱用バーナ 6 排気口 7 被調理物 37 切り欠き 38 突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 暁 大阪市港区南市岡1丁目1番52号株式会 社ハーマン内 (56)参考文献 特開 平7−301429(JP,A) 特開 昭58−224234(JP,A) 特開 平4−347113(JP,A) 特開 平7−298990(JP,A) 特開 平1−174249(JP,A) 特開 平2−85759(JP,A) 実開 昭54−179959(JP,U) 実開 平1−60590(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 37/06 F24C 15/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グリル筐体内の焼き網を設置した焙焼室
    の両側の側部に焙焼室と側部仕切り板で仕切った側部熱
    気通路を設け、側部仕切り板から焙焼室内に向けて斜め
    下方に内部仕切り板を連出し、側部熱気通路に熱気を供
    給するために上方に向けて火炎を吹き出して燃焼する上
    部加熱用バーナと焼き網の下方に熱気を供給するために
    火炎を水平方向に吹き出して燃焼する下部加熱用バーナ
    とをグリル筐体の両側の側部の下部に略平行に設け、側
    部熱気通路から焙焼室内の上部に供給された熱気を排気
    する排気口を焙焼室の下部に形成し、焙焼室の両側を別
    個に覆うカバー板を縦片と傾斜片とで構成して焙焼室の
    両側で縦片を側部仕切り板の内面に沿わせると共に傾斜
    片を内部仕切り板の内面に沿わせ、内部仕切り板の内面
    に内部仕切り板の前後方向の端部の位置で突起を設け、
    カバー板の傾斜片の前後方向の端部に端部方向に開口せ
    るU字状の切り欠きを設け、突起に切り欠きを係止して
    カバー板を取着し、カバー板の傾斜片の下端を下方に向
    けて垂下し、カバー板の縦片の上端部を上方に行くほど
    内側に傾斜させて成ることを特徴とするガスグリル。
  2. 【請求項2】 カバー板の表面をホーロー仕上げして成
    ることを特徴とする請求項1記載のガスグリル。
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