JP3287813B2 - ガスグリル - Google Patents
ガスグリルInfo
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Description
に組み込んで設けられて魚等の被調理物を焼成するのに
用いるガスグリルに関するものである。
片面焼きグリルも両面焼きグリルもグリル筐体の上部に
上部バーナを設けてあり、この上部バーナからの固体輻
射熱にて焼き網上の被調理物の上面側を焼くようになっ
ている。
体輻射熱にて加熱する構造の場合、焼き網の上に被調理
物がないとき焼き網の下方に配置した受け皿が高温にな
ってしまう。このため、受け皿に水を入れない場合、溜
まった魚の油等の被調理物の油が発火するおそれがある
ため、必ず受け皿に水を張る必要がある。つまり、受け
皿に溜まった油の温度が360℃以上になると発火する
(火炎が油に極近い場合は310℃程度になると引火す
る)。しかし、受け皿に水を張ることの手間から受け皿
に水を水を張らないで使用できるガスグリルが望まれる
ようになってきた。
しないようにするために受け皿の温度を検出して受け皿
の温度が所定以上になると、ガスの供給を遮断して燃焼
を停止するものがある。これは焙焼室の底面に温度セン
サーを配置してあり、温度センサーを受け皿の下面に接
触させて受け皿の温度を検出するようになっている。と
ころが、温度センサーを受け皿の下面に接触させて検知
するために、接触状態により検出温度がばらつき、また
受け皿の上の油の温度を正確に検出できなく、さらに受
け皿に水を張らない場合、受け皿上に落下した被調理物
の油や固形物の状態によっては油が発火温度に近くなっ
たことを正確に検出できないおそれがあるという弊害が
あった。
あり、受け皿に水を入れないで使用したり、水を入れる
量を少なくして使用したりしても受け皿の油が発火する
ような温度になったとき燃焼を停止して火災等に対する
安全性を確保できるガスグリルを提供することを課題と
するものである。
の本発明の請求項1のガスグリルは、グリル筐体1内の
焼き網2を設置した焙焼室3の側部に焙焼室3と仕切っ
た側部熱気通路4を設け、側部熱気通路4に熱気を供給
するために上方に向けて火炎Fを吹き出して燃焼する上
部加熱用バーナ5aと焼き網2の下方に熱気を供給する
ために火炎Fを略水平方向に吹き出して燃焼する下部加
熱用バーナ5bとをグリル筐体1の側部に略平行に設
け、側部熱気通路4から焙焼室3内の上部に供給された
熱気を排気する排気口6を焙焼室3の下部に形成し、焙
焼室3内の焼き網2の下方に配置した受け皿8の上面側
から排気口6に排気される熱気の温度を検出する温度セ
ンサーTを排気口6の部分に設け、温度センサーTで油
が発火するおそれのある所定以上の温度を検出したとき
燃焼を停止するようにして成ることを特徴とする。上部
加熱用バーナ5a及び下部加熱用バーナ5bで燃焼させ
ることで上下から加熱して両面焼きすることができる。
また上部加熱用バーナ5aからの熱気を側部熱気通路4
を通して焙焼室3の上部に導入し、焙焼室3の下部の排
気口6から排気することで焙焼室3の焼き網2より上の
雰囲気温度を上げ、この雰囲気温度で焼き網2上の被調
理物7を上から焼成できる。これにより焼き網2の上に
被調理物7がなくても上からの輻射熱が受け皿8に当た
って受け皿8が高温に加熱されることがなくなり、受け
皿8に水を入れないようにしたり、水を入れても水を入
れる量を少なくしたりできて、受け皿8の取り扱いが容
易になる。また受け皿8の上に受けられた油が発火する
おそれがあるような高温に加熱されるようなことが生じ
ても受け皿8の上面の温度を温度センサーTにて検出
し、受け皿8の上の温度が所定温度以上になったとき燃
焼を遮断して安全性を確保できる。このため受け皿8に
水を張らないで使用したり、水を張る量を少なくしたり
しても安全に使用できる。またこのとき受け皿8の上面
側から排気口6に排気される熱気の温度を温度センサー
Tにて排気口6の部分で検出するので受け皿8の上面の
温度を邪魔にならない位置で正確に検出できて一層安全
性を確保できる。
ル筐体1内に焼き網2を設置した焙焼室3を設けると共
に焙焼室3内を加熱するバーナ5をグリル筐体1に設
け、バーナ5から焙焼室3に供給された熱気を排気する
排気口6を焙焼室3の後部の下部に形成すると共に焙焼
室3内の排気を後部に設けた排気口6から排気筒27を
介して排気するようにし、排気筒27の下部に焙焼室3
側程下部に下がる傾斜面28を設け、焙焼室3内の焼き
網2の下方に配置した受け皿8の上面側から排気口6に
排気される熱気の温度を検出する温度センサーTを上記
傾斜面の下部に配置し、温度センサーTで油が発火する
おそれのある所定以上の温度を検出したとき燃焼を停止
するようにして成ることを特徴とする。受け皿8の上に
受けられた油が発火するおそれがあるような高温に加熱
されるようなことが生じても受け皿8の上面の温度を温
度センサーTにて検出し、受け皿8の上の温度が所定温
度以上になったとき燃焼を遮断して安全性を確保でき
る。このため受け皿8に水を張らないで使用したり、水
を張る量を少なくしたりしても安全に使用できる。また
このとき受け皿8の上面側から排気口6に排気される熱
気の温度を温度センサーTにて排気口6の部分で検出す
るので受け皿8の上面の温度を邪魔にならない位置で正
確に検出できて一層安全性を確保できる。しかも排気筒
27のドラフト作用により排気口6からスムーズに排気
され、受け皿8の上面の熱気の流れが当たる傾斜面28
の下部でより正確に受け皿8の上面の温度を検出するこ
とができる。
す実施の形態の例について述べる。ガスコンロ等に一体
に組み込まれるグリル筐体1は前面を開口せる略角箱状
に形成されており、底面部14と両側の側面部15とを
一体に設けた本体板1aと、後面板1bと、上面板1c
と、開口16を有する前面板1dとで主体が構成されて
いる。グリル筐体1の上面板1cの下方にはこの上面板
1cに対して間隔を隔てて上面板1cと平行になるよう
に上内面板17を装着してあり、上面板1cと上内面板
17との間が上部排気通路18となっている。グリル筐
体1の左右両側には側部仕切り板19を夫々設けてあ
り、両側の側部仕切り板19間が焙焼室3となってお
り、側部仕切り板19と側面部15との間が側部熱気通
路4となっている。本例の場合、側部熱気通路4の下部
と焙焼室3の下部とが連通しないように仕切ってある。
が配置されるが、左右両側に上部加熱用バーナ5aと下
部加熱用バーナ5bとが夫々配置される。この上部加熱
用バーナ5a及び下部加熱用バーナ5bはブンゼン燃焼
式の直管状のバーナで基部に一体に混合管20を設けて
あり、混合管20の基部にガスコック側から燃料ガスが
供給されるガスノズルを導入してあり、ガスノズルから
燃料ガスを供給することで燃焼用の一次空気が吸入され
て混合管20で燃料ガスと一次空気とが混合されるよう
になっている。上部加熱用バーナ5aは側部熱気通路4
の下部に前後方向に向けて水平に配設してあり、下部加
熱用バーナ5bは焙焼室3の側部の下部に上部加熱用バ
ーナ5aと平行になるように配置してある。側部熱気通
路4の下部で側面部15の下部には燃焼用二次空気を吸
入する吸気口21を設けてある。側部仕切り板19から
一体に焙焼室3内に向けて内部仕切り板22を連出して
あり、内部仕切り板22と側部仕切り板19との間にバ
ーナ収納空間23を設けてあり、このバーナ収納空間2
3内に下部加熱用バーナ5bを配置してあり、下部加熱
用バーナ5bを内部仕切り板22の開口24に臨ませて
ある。このバーナ収納空間23の下部で底面部14には
吸気口25を設けてあり、吸気口25から燃焼用二次空
気を吸気してバーナ収納空間23内に取り入れることが
できるようになっており、開口24縁の上下と下部加熱
用バーナ5bとの間から略水平に燃焼用二次空気を供給
できるようになっている。上部加熱用バーナ5aには上
方に向けて火炎Fを噴射するように炎孔10を穿孔して
あり、下部加熱用バーナ5bには水平方向に火炎Fを噴
射するように炎孔11を穿孔してある。
排気筒27を一体に設けてあり、後面板1bの下部には
排気口6を設けてあり、この排気口6と排気筒27とを
連通させてある。排気筒27の下端には前に行く程下に
下がる傾斜面28を設けてある。上内面板17の後部に
は側部熱気通路4の真上の位置で補助排気孔29を穿孔
してあり、焙焼室3内と上部排気通路18とを連通させ
てある。後面板1bの上部には連通孔30を設けてあ
り、上部排気通路18と排気筒27とを連通孔30を介
して連通させてある。グリル筐体1の側面部15にはバ
ーナ5に点火するための点火装置31や燃焼を確認する
サーモカップル32を装着してある。上記のように構成
せるグリル筐体1はできるだけ固体輻射の少ない金属板
にて形成されており、例えばアルミ鋼板等で形成されて
いる。
に挿入される受け皿8は底面部14の上に載せられるも
のであって、角皿状に形成されている。この受け皿8を
焙焼室3内に挿入した状態で受け皿8の後端が後面板1
bに近接されて後端が上記傾斜面28の前端に連続する
ようになっている。かかる受け皿8は表面に金属光沢が
あって、熱を反射しやすくなっていることが好ましい。
例えば鋼板等にて形成せる受け皿8の表面に金属メッキ
を施して反射率の高い表面にしてあることが望ましい。
特に受け皿8の表面の仕上げ粗さを上げてクロムメッキ
することが望ましい。受け皿8の前端には前面の開口1
6を閉塞する扉34を一体に装着してあり、扉34には
把手35を一体に装着してある。受け皿8の上方には焼
き網2が水平に設置されるが、焼き網2の前後には下方
に垂下せる脚部36を一体に設けてあり、脚部36の下
端を受け皿8に載置することで焼き網2を受け皿8に着
脱自在に装着してある。このように水平に焼き網2が設
置されるが、上記排気口6は排気口6の上縁が焼き網2
と略同じ高さか焼き網2の高さより20mm程度高い位
置になるように焙焼室3の下部で後面板1bに形成して
ある。また排気口6の上部は上部加熱用バーナ5aや下
部加熱用バーナ5bの燃焼位置より上方に位置してい
る。
面側から排気口6に排気される熱気の温度を検出する温
度センサーTを装着してあり、温度センサーTで油が燃
焼するおそれのある所定以上の温度を検出したときバー
ナ5ヘの燃料ガスの供給を遮断して燃焼を停止するよう
になっている。この温度センサーTは本例の場合、排気
口6の左右の幅方向の中央で傾斜面2の下部に位置して
いる。かかる温度センサーTの上下方向の位置は下部加
熱用バーナ5bの炎孔11より下方に設置することが望
ましい。つまり、下部加熱用バーナ5bの火炎Fの影響
を受けにくくすることが望ましい。
うに使用される。焼き網2の上に魚のような被調理物7
が載せられ、上部加熱用バーナ5a及び下部加熱用バー
ナ5bに点火し、被調理物7を上下から加熱して両面焼
きがされる。このとき下部加熱用バーナ5bから火炎F
が水平方向に吐出され、この火炎Fによる熱気にて被調
理物7の下面側が焼成される。一方、上部加熱用バーナ
5aから上方に火炎Fが吐出され、側部熱気通路4を上
方に上昇する熱気が焙焼室3の上部に導入され、焙焼室
3の上部に導入された熱気で焼き網2上の被調理物7の
上面側が焼成され、排気が排気口6から排気筒27を介
して外部に排気される。このとき上部加熱用バーナ5a
からの熱気を側部熱気通路4を通して焙焼室3の上部に
導入し、焙焼室3の下部に位置する排気口6から排気す
ることで焙焼室3内の焼き網2より上の雰囲気温度を上
げ、この雰囲気温度で焼き網2上の被調理物7を焼成で
きる。これにより被調理物7がないとき上からの輻射熱
が受け皿8に当たって受け皿8が高温に加熱されること
がなくなる。従って受け皿8に水を入れないようした
り、水を入れても水を入れる量を少なくしたりできる。
また排気口6の上部は上部加熱用バーナ5aや下部加熱
用バーナ5bより上方に位置しているため、焼き網2よ
り下方から排気するものでも上部加熱用バーナ5aや下
部加熱用バーナ5bとしてブンゼン燃焼方式のものが使
え、構造を簡単にできると共にコストダウンできる。ま
た両側の側部熱気通路4から熱気を焙焼室3に供給する
ようにしているために焙焼室3内の雰囲気温度を均一に
上げることができ、焙焼室3で均一に焼成できる。また
上部加熱用バーナ5a及び下部加熱用バーナ5bで燃焼
させることで上下から加熱して両面焼きすることができ
るが、このとき、上部加熱用バーナ5aと下部加熱用バ
ーナ5bの火力を調整でき、焼き網2の上の被調理物7
の上から加熱する具合と下から加熱する具合を調整して
適切に調理できる。また上部加熱用バーナ5aと下部加
熱用バーナ5bとの間を仕切って下部加熱用バーナ5b
の上方にも燃焼用二次空気を供給する通路9を形成して
あるため、上部加熱用バーナ5aと下部加熱用バーナ5
bとを平行に設けてあっても、この間の通路9に燃焼用
二次空気を供給して下部加熱用バーナ5bから水平方向
に吹き出す火炎Fを水平方向に長く伸ばすことができ、
焙焼室3内の中央部まで均一に加熱して焼成することが
できる。
主に排気口6から排気されるが、一部の排気は後部の補
助排気孔29から上部排気通路18を通って排気筒27
にて排気される。つまり、上部加熱用バーナ5aからの
熱気は側部熱気通路4を介して焙焼室3に入り、後部の
下部の排気口6から排気するために特に後部ではスムー
ズに排気されなくて上部加熱用バーナ5aの燃焼がスム
ーズに行われなくなるおそれがあるが、補助排気孔29
から排気の一部を排気することで上部加熱用バーナ5a
で燃焼がスムーズに行われる。
に位置する排気口6から排気することで焙焼室3内の焼
き網2より上の雰囲気温度を上げ、この雰囲気温度で焼
き網2上の被調理物7を焼成でき、これにより被調理物
7がないとき上からの輻射熱が受け皿8に当たって受け
皿8が高温に加熱されることがなくなり、受け皿8に水
を入れないようにしたり、水を入れても水を入れる量を
少なくしたりできるものであるが、これにおいて、上記
受け皿8が表面に金属光沢があって反射率の高いものと
してあり、受け皿8の上面で熱を反射して受け皿8の温
度が上がるのを防止できる。受け皿8の表面処理をクロ
ムメッキした場合、ホーロー仕上げしたものに比べて9
0℃程度温度を下げることができた。これにより通常の
使用では受け皿8の温度が200℃以下になり、受け皿
8に汁等が焼き付かなくなり、また受け皿8に溜まった
油が発火するまでの温度の余裕ができ、発火のおそれが
ないようにできる。
受け皿8の温度が上がらなくて受け皿8に受けた油が発
火しないようになっているが、何らかの原因でたとえ受
け皿8が油の発火温度に近く加熱されたとしても温度セ
ンサーTで受け皿8の上面の温度を検出して受け皿8の
上面の温度が油の発火温度に近い所定の温度になったと
きガスの供給を遮断して燃焼を停止し、安全を確保でき
るようになっている。このとき受け皿8の上面側から排
気口6に排気される熱気の温度を温度センサーTにて排
気口6の部分で検出するので受け皿8の上面の温度を邪
魔にならない位置で正確に検出できる。またこのとき、
排気口6の左右の幅方向の中央にて温度センサーTで温
度を検出することで一層正確に受け皿8の上面の温度を
検出することができる。さらに傾斜面28の下部に温度
センサーTを配置したことにより、排気筒27のドラフ
ト作用により排気口6からスムーズに排気され、受け皿
8の上面の熱気の流れが当たる傾斜面28の下部でより
正確に受け皿8の上面の温度を検出することができる。
内の焼き網を設置した焙焼室の側部に焙焼室と仕切った
側部熱気通路を設け、側部熱気通路に熱気を供給するた
めに上方に向けて火炎を吹き出して燃焼する上部加熱用
バーナと焼き網の下方に熱気を供給するために火炎を略
水平方向に吹き出して燃焼する下部加熱用バーナとをグ
リル筐体の側部に略平行に設け、側部熱気通路から焙焼
室内の上部に供給された熱気を排気する排気口を焙焼室
の下部に形成したので、上部加熱用バーナ及び下部加熱
用バーナで燃焼させることで上下から加熱して両面焼き
することができるのは勿論、上部加熱用バーナからの熱
気を側部熱気通路を通して焙焼室の上部に導入し、焙焼
室の下部の排気口から排気することで焙焼室の焼き網よ
り上の雰囲気温度を上げ、この雰囲気温度で焼き網上の
被調理物を上から焼成できるものであって、これにより
焼き網の上に被調理物がなくても上からの輻射熱が受け
皿に当たって受け皿が高温に加熱されることがなくな
り、受け皿に水を入れないようにしたり、水を入れても
水を入れる量を少なくしたりできて、受け皿の取り扱い
が容易になるものであり、しかも焙焼室内の焼き網の下
方に配置した受け皿の上面側から排気口に排気される熱
気の温度を検出する温度センサーを排気口の部分に設
け、温度センサーで油が発火するおそれのある所定以上
の温度を検出したとき燃焼を停止するようにしているの
で、たとえ、受け皿の上に受けられた油が発火するおそ
れがあるような高温に加熱されるようなことが生じても
受け皿の上面の温度を温度センサーにて検出し、受け皿
の上の温度が所定温度以上になったとき燃焼を遮断して
安全性を確保できるものである。
体内に焼き網を設置した焙焼室を設けると共に焙焼室内
を加熱するバーナをグリル筐体に設け、バーナから焙焼
室に供給された熱気を排気する排気口を焙焼室の後部の
下部に形成し、焙焼室内の焼き網の下方に配置した受け
皿の上面側から排気口に排気される熱気の温度を検出す
る温度センサーを排気口の部分に設け、温度センサーで
油が発火するおそれのある所定以上の温度を検出したと
き燃焼を停止するようにしているので、受け皿の上に受
けられた油が発火するおそれがあるような高温に加熱さ
れるようなことが生じても受け皿の上面の温度を温度セ
ンサーにて検出し、受け皿の上の温度が所定温度以上に
なったとき燃焼を遮断して安全性を確保できるものであ
って、受け皿に水を張らないで使用したり、水を張る量
を少なくしたりしても安全に使用できるものであり、ま
た受け皿の上面側から排気口に排気される熱気の温度を
温度センサーにて排気口の部分で検出するので受け皿の
上面の温度を邪魔にならない位置で正確に検出できて一
層安全性を確保できものであり、しかも焙焼室内の排気
を後部に設けた排気口から排気筒を介して排気するよう
にし、排気筒の下部に焙焼室側程下部に下がる傾斜面を
設け、温度センサーを上記傾斜面の下部に配置している
ので、排気筒のドラフト作用により排気口からスムーズ
に排気され、受け皿の上面の熱気の流れが当たる傾斜面
の下部でより正確に受け皿の上面の温度を検出すること
ができるものである。
図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 グリル筐体内の焼き網を設置した焙焼室
の側部に焙焼室と仕切った側部熱気通路を設け、側部熱
気通路に熱気を供給するために上方に向けて火炎を吹き
出して燃焼する上部加熱用バーナと焼き網の下方に熱気
を供給するために火炎を略水平方向に吹き出して燃焼す
る下部加熱用バーナとをグリル筐体の側部に略平行に設
け、側部熱気通路から焙焼室内の上部に供給された熱気
を排気する排気口を焙焼室の下部に形成し、焙焼室内の
焼き網の下方に配置した受け皿の上面側から排気口に排
気される熱気の温度を検出する温度センサーを排気口の
部分に設け、温度センサーで油が発火するおそれのある
所定以上の温度を検出したとき燃焼を停止するようにし
て成ることを特徴とするガスグリル。 - 【請求項2】 グリル筐体内に焼き網を設置した焙焼室
を設けると共に焙焼室内を加熱するバーナをグリル筐体
に設け、バーナから焙焼室に供給された熱気を排気する
排気口を焙焼室の後部の下部に形成すると共に焙焼室内
の排気を後部に設けた排気口から排気筒を介して排気す
るようにし、排気筒の下部に焙焼室側程下部に下がる傾
斜面を設け、焙焼室内の焼き網の下方に配置した受け皿
の上面側から排気口に排気される熱気の温度を検出する
温度センサーを上記傾斜面に配置し、温度センサーで油
が発火するおそれのある所定以上の温度を検出したとき
燃焼を停止するようにして成ることを特徴とするガスグ
リル。
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