JP2000244068A - 窒化物半導体レーザ及びその製造方法 - Google Patents

窒化物半導体レーザ及びその製造方法

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JP2000244068A
JP2000244068A JP11180344A JP18034499A JP2000244068A JP 2000244068 A JP2000244068 A JP 2000244068A JP 11180344 A JP11180344 A JP 11180344A JP 18034499 A JP18034499 A JP 18034499A JP 2000244068 A JP2000244068 A JP 2000244068A
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sapphire
crystal
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Hiroyuki Ota
啓之 太田
Kiyobumi Chikuma
清文 竹間
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    • H01S5/32308Structure or shape of the active region; Materials used for the active region comprising PN junctions, e.g. hetero- or double- heterostructures in AIIIBV compounds, e.g. AlGaAs-laser, InP-based laser emitting light at a wavelength less than 900 nm
    • H01S5/32341Structure or shape of the active region; Materials used for the active region comprising PN junctions, e.g. hetero- or double- heterostructures in AIIIBV compounds, e.g. AlGaAs-laser, InP-based laser emitting light at a wavelength less than 900 nm blue laser based on GaN or GaP

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ構造において高品質な反射鏡面を再現
性良く得られる3族窒化物半導体レーザ製造方法を提供
する。 【解決手段】 3族窒化物半導体(AlxGa1-x1-y
InyN(0≦x≦1,0≦y≦1)からなる結晶層の
複数を、劈開性又は裂開性の基板上に、順に積層してな
る窒化物半導体レーザの製造方法において、劈開性又は
裂開性の基板上に結晶層の複数を形成する結晶層形成工
程と、基板及び結晶層間の界面に向け、基板側から光ビ
ームを照射して、窒化物半導体の分解物領域を形成する
工程と、分解物領域を交差する直線に沿って基板を劈開
又は裂開し、積層した結晶層の共振用劈開面を形成する
工程と、を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、3族窒化物半導体
素子(以下、単に素子とも記述する)に関し、特に、同
材料系を用いた半導体レーザ素子の作製方法に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ素子を動作させるには、光学的共
振器を形成するための一対の反射鏡が必要である。Ga
As等従来の半導体結晶材料を用いて半導体レーザ素子
(ファブリペロ型)を作製する場合、こうした反射面は
GaAs結晶基板の劈開により形成されてきた。
【0003】3族窒化物半導体素子の場合、基板に用い
るべき窒化物バルク結晶が製造されていないため、サフ
ァイアやSiCといった別種の基板上に窒化物結晶膜を
エピタキシャル成長させることによって素子を作製せざ
るを得ない。上記のSiCは価格が高い、熱膨張係数差
の関係で窒化物に割れが入りやすいなどの理由から基板
として余り用いられず、主としてサファイアが基板とし
て用いられている。サファイア上への窒化物のエピタキ
シャル成長に関しては、サファイアのC面すなわち(0
001)面及びA面すなわち
【0004】
【外1】
【0005】[以下、(11−20)面と記載する]上
で良好な単結晶膜が得られている。従来から半導体レー
ザ等に用いられているGaAs等と比較してサファイア
は極めて割り難いため、上記の劈開による方法を避け、
反応性イオンエッチング(RIE)等のエッチングによ
って反射面を形成することも行なわれている。従って、
サファイア基板上の窒化物半導体レーザの反射鏡面作成
方法としては、今のところ、反応性イオンエッチング
(RIE)等のドライエッチングにより、反射鏡面を得
る方法が主流である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
反応性イオンエッチング(RIE)を用いる反射鏡面形
成方法には、出射光の遠視野像が多スポットになってし
まう欠点がある。レーザ素子の多スポット発光は、反応
性イオンエッチング(RIE)等のドライエッチングを
用いてもサファイアを有効にエッチングできないことに
起因している。エッチングによってレーザ構造1の反射
鏡面2を形成して作製したレーザ素子の断面を図1に示
すが、図中に(A)で示した部分のサファイア基板3
(エッチングされずに残った部分)に出射ビームが反射
し、この反射光と主ビームが干渉し、遠視野がマルチス
ポットになってしまうのである。この遠視野像のマルチ
スポット化は、光ディスクの読取り光源としては致命的
であるので、このままでは全く実用にならない。
【0007】GaNレーザは、当初反応性イオンエッチ
ングによるエッチ・ミラーを用いて作製されていたが、
上述した遠視野のマルチ化等の点から劈開ミラーを形成
した量産型GaNレーザが検討されている。当然サファ
イア上では量産的に上手く劈開ができない。そこで、以
下のような方法を用いている。すなわち、サファイア上
にMOCVDで2μm程度のGaN膜を形成し一旦反応
炉から出す工程、このGaN膜の上にSiO2膜を形成
し、ストライプ状に窓開けを行なう工程、再びMOCV
D装置に入れ、10μm程度成長させて、平坦膜を得る
工程、こうして得られたウエハをHVPEに装填し、G
aN膜を200μm程度積層する工程、得られたウエハ
のサファイア基板裏面を研磨し、サファイア部分を除去
する工程、得られたGaN基板(80μm程度)をMO
CVD装置にいれレーザ構造のエピタキシャル成長を行
なう工程、を含む方法である。こうして得られたウエハ
は、従来のGaAs系レーザのウエハと良く似ているた
め、各種加工、電極形成を得た後、GaAs結晶を劈開
し、レーザ素子を作製することができる。
【0008】しかしながら、上記から分かるように工程
が多く、複雑で、歩留まりが極めて悪く、量産的でな
い。そこで、本発明では、レーザ構造において高品質な
反射鏡面を再現性良く得られる3族窒化物半導体レーザ
製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の窒化物半導体レ
ーザは、3族窒化物半導体(AlxGa1-x1-yIny
(0≦x≦1,0≦y≦1)からなる結晶層の複数を、
劈開性又は裂開性の基板上に、順に積層してなる窒化物
半導体レーザであって、積層した結晶層の共振用劈開面
と交差する部分の前記基板及び結晶層間の界面におい
て、前記窒化物半導体の分解物領域を有することを特徴
とする。
【0010】本発明による窒化物半導体レーザにおいて
は、前記窒化物半導体の分解物領域は、前記基板側から
前記界面に照射された光ビームによって形成されること
を特徴とする。本発明による窒化物半導体レーザにおい
ては、前記窒化物半導体の劈開面の法線方向に伸長する
導波路を有することを特徴とする。
【0011】本発明による窒化物半導体レーザにおいて
は、前記基板がサファイアからなることを特徴とする。
本発明による、3族窒化物半導体(AlxGa1-x1-y
InyN(0≦x≦1,0≦y≦1)からなる結晶層の
複数を、劈開性又は裂開性の基板上に、順に積層してな
る窒化物半導体レーザの製造方法においては、劈開性又
は裂開性の基板上に結晶層の複数を形成する結晶層形成
工程と、前記基板及び結晶層間の界面に向け、前記基板
側から光ビームを照射して、窒化物半導体の分解物領域
を形成する工程と、前記分解物領域を交差する直線に沿
って前記基板を劈開又は裂開し、積層した結晶層の共振
用劈開面を形成する工程と、を含むことを特徴とする。
【0012】本発明による窒化物半導体レーザ製造方法
においては、前記光ビームの波長は、前記基板を透過し
かつ前記界面近傍の結晶層に吸収される波長から選択さ
れることを特徴とする。本発明による窒化物半導体レー
ザ製造方法においては、前記結晶層形成工程は前記窒化
物半導体の形成されるべき劈開面の法線方向に伸長する
導波路を形成する工程を含むことを特徴とする。
【0013】本発明による窒化物半導体レーザ製造方法
においては、前記結晶層の形成が有機金属化学気相成長
法で行なわれていることを特徴とする。本発明による窒
化物半導体レーザ製造方法においては、前記共振用劈開
面を形成する工程において、光ビームを前記基板の表面
に集光せしめ前記直線上に位置する溝を前記基板の表面
に形成することを特徴とする。
【0014】本発明によれば、レーザ素子の反射鏡面近
傍の例えばサファイア基板とGaN結晶間の結晶結合を
局所的に解き、これにより、反射鏡近傍部分のGaNが
GaN結晶の劈開面そのものに沿って割れるようにし、
これにより、高品質な反射鏡面を再現性良く得ることが
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明による実施例の3
族窒化物半導体レーザについて実施例を図面を用いて説
明する。サファイアには、SiやGaAsなどのような
明瞭な劈開面は存在しないが、C面に関しては
【0016】
【外2】
【0017】[以下、(1−100)面と記載する]に
沿って一応割ることができ、A面に関しては
【0018】
【外3】
【0019】[以下、(1−102)面と記載する]す
なわちR面で通常の結晶の劈開にかなり近い状態で良好
に裂開することができる。サファイア基板上の窒化物半
導体レーザの反射鏡面作成方法としては、第1に、サフ
ァイアC面上に成長し、サファイアの(1−100)面
に沿って割る方法や、第2に、サファイアA面上に成長
し、サファイアの(1−102)面に沿って割る方法が
考えられる。
【0020】上記第1のサファイアC面上成長による反
射鏡面作成方法に関しては、サファイア基板の裏面を削
って、薄くしないと割れないことや、再現性よく裂開が
できないことが問題であり、これらはサファイア(1−
100)面が裂開面ではないことに起因している。サフ
ァイアは極めて結晶が硬いため、薄くしないとケガキ線
に沿って割ることができず、レーザ素子として実用にな
る程度の劈開面を得ようとすると、サファイア基板の厚
さを100μm程度まで薄くする必要がある。既にデバ
イス構造を表面に作り込んだウエハの裏面を研磨してい
くと、サファイアと窒化物の熱膨張係数差や研磨に伴う
残留応力でウエハに反りや歪みが生ずる。これらのた
め、デバイスウェハを裏面研磨すると研磨作業中にウエ
ハが割れてしまうトラブルが極めて生じやすく、量産上
極めて不利である。
【0021】また、サファイアC面上に成長した窒化物
(代表的2元化合物はGaNであり、以下GaNと記
す)の、結晶方位は基板であるサファイアに対して30
度回転しており、基板であるサファイアを(1−10
0)面で割ると、その上のGaNとしては(11−2
0)面で割ることになる。GaN結晶の劈開面は(1−
100)面であるが、GaN結晶の対称性のため、(1
1−20)面でも一応壁開することができ、正確に(1
1−20)面に沿った方向に割れが入っていけば、極め
て良好な破断面が得られる。
【0022】しかるに、サファイアも(1−100)面
は裂開面でないため、ややずれた角度でケガキ線を入れ
ても割ることができる。この場合、GaNは(11−2
0)面からずれた方向に割れることになるので、破断面
にはその劈開面であるGaN(1−100)面が階段状
に現れることとなり、反射率の低下や出射光の波面の乱
れを引き起こし、レーザ用の反射面としての品質が劣化
する。
【0023】一方、上記第2のサファイアA面上の成長
による反射鏡面作成方法関しては、GaNの破断面の品
質が十分でないことが問題である。サファイアの裂開面
である(1−102)面のR面は極めて割りやすいた
め、通常に基板として用いられる250〜350μmの
厚さでも容易に裂開ができる。しかし、サファイアA面
上に成長したGaNの(1−100)面と、このサファ
イアR面とは互いに2.4度ずれている。この様子を図
2に示す。なお、図では2.4度の角度を誇張して表現
しており、以下の図でも同様である。このため、GaN
の破断面には図3に示すような筋が現れる。これはC面
上の場合に関し前述したのと同様に、GaNの(1−1
00)面が階段状に現れているのである。サファイアの
R面は安定に裂開されるため、図3に示すようなGaN
破断面が安定に得られることとなる。従って、A面上の
場合は、安定ではあるが、品質がそれほど良くない。
【0024】図4は実施例の3族窒化物半導体レーザ示
す。この半導体レーザ素子は、単結晶サファイア基板1
01上に順に積層された、低温成膜されたGaN(又は
AlN)層102、n型GaN層103、n型Al0.1
Ga0.9N層104、n型GaN層105、InGaN
を主たる構成要素とする活性層106、p型Al0.2
0.8N層107、p型GaN層108、p型Al0.1
0.9N層109、及びp型GaN層110からなり、
n側電極114並びにp側電極113及び115はn型
GaN層103並びp型GaN層110に接続されてい
る。p型Al0.1Ga0.9N層109にはリッジストライ
プ部118が形成されており、素子は電極を除きSiO
2の絶縁膜111で被覆保護されている。
【0025】実施例の3族窒化物半導体レーザは、積層
した結晶層102〜110の共振用劈開面と交差する部
分のサファイア基板101及び該結晶層間の界面におい
て、窒化物半導体の分解物領域150を有する。レーザ
照射によって形成される窒化物半導体の分解物領域15
0ではサファイア基板とGaN結晶間の結晶結合を局所
的に破壊されているので、素子の共振面形成工程におい
て、反射鏡近傍部分のGaNがGaN結晶の劈開面その
ものに沿って割れるようになる。レーザ光ビームの波長
は、サファイア基板を透過しかつ界面に接するGaN結
晶層に吸収される波長から選択されるので、結晶欠陥が
多く存在するGaN側にて、吸収した光はほとんどが熱
に転換される。サファイア基板近傍の結晶層のレーザ照
射領域の温度が急激に上昇し、GaNはガリウムと窒素
に分解している。
【0026】この半導体レーザ素子では、活性層106
において電子と正孔を再結合させることによって発光す
る。n型GaN層105及びp型GaN層108はガイ
ド層であり、活性層106で発生した光をここに導波す
るとともに活性層106よりバンドギャップが大きく設
定することによって電子及び正孔を活性層106内に効
果的に閉じ込めるようになっている。p型Al0.2Ga
0.8N層107は注入されたキャリア(特に電子)の閉
じ込めを更に強化する障壁層であり、n型Al0. 1Ga
0.9N層104及びp型Al0.1Ga0.9N層109はガ
イド層105,108より低屈折率で作製されているク
ラッド層であり、ガイド層との屈折率差によって膜厚方
向の導波が行なわれる。リッジストライプ部118はク
ラッド層109の厚さを変化させることで実効屈折率に
横方向の段差を生じさせて、発生した光を横方向に閉じ
込めるために設けてある。
【0027】n型GaN層103は電流の流路として設
けられている下地層であり、基板であるサファイアに全
く導電性がないために設けられている。また、低温成長
層のGaN(又はAlN)層102はいわゆるバッファ
層であり、GaNにとっての異種物質であるサファイア
基板上に平滑膜を作製するために形成されている。図4
に示した素子構造は、両面が鏡面研磨されたサファイア
A面基板上にレーザ素子用の層構造を有機金属化学気相
成長法(MOCVD)により成膜する以下の作製工程に
て製造される。
【0028】まず、サファイア基板101を成膜用MO
CVD成長炉に装填し、1050℃の温度において30
0Torrの圧力の水素気流中で10分間保持し、サファイ
ア基板101の表面の熱クリーニングを行なう。この
後、サファイア基板101をその温度が600℃になる
まで降温し、窒素原料であるアンモニア(NH3)と、
Al原料であるTMA(トリメチルアルミニウム)を成
長炉内に導入し、AlNからなるバッファ層102を2
0nmの厚さに堆積させる。
【0029】続いてTMAの供給を止め、NH3のみを
流したまま、バッファ層102が成膜されたサファイア
基板101の温度を再び1050℃に昇温し、トリメチ
ルガリウム(TMG)を導入してn型GaN下地層10
3を積層する。この時、n型不純物であるSiの原料と
してMe−SiH3(メチルシラン)を成長雰囲気ガス
に添加する。
【0030】n型GaN下地層103が4μm程度成長
したところで、TMAを導入してn型AlGaNクラッ
ド層104の成膜を行なう。n型AlGaNクラッド層
104が0.5μm程度成長したところでTMAの供給
を停止し、n型GaNガイド層105を0.1μm成長
する。n型GaNガイド層105の成長が完了したとこ
ろでTMG,Me-SiH3の供給を停止して降温を開始
し、基板温度を750℃とする。基板温度が750℃と
なった時点でキャリアガスを水素から窒素に切換え、ガ
ス流の状態が安定したところでTMG,TMI,Me−
SiH3を導入して活性層106の成長を行なう。該活
性層を成膜したところでTMG,TMI,Me-SiH3
の供給を停止すると共に、キャリアガスを窒素から水素
に切換え、ガス流の状態が安定したところで基板温度を
再び1050℃に昇温し、TMG,TMAとp型不純物
であるMgの原料としてEt−Cp2Mg(エチル−シ
クロペンタジエニルマグネシウム)を導入してp型Al
GaN層107を0.01μm積層する。続いてTMA
の供給を停止し、p型GaNガイド層108を0.1μ
m成長し、再びTMAを導入してp型AlGaNクラッ
ド層109を0.5μm成長する。更にこの上にp型G
aNコンタクト層110を0.1μm成長させる。その
後、TMG及びEt−Cp2Mgの供給を停止し、降温
を開始し、基板温度が400℃になった時点で、NH3
の供給も停止し、基板温度が室温になった時点で反応炉
より取り出す。
【0031】得られたウエハを、熱処理炉に装填し、p
型化のために熱処理を行なう。こうしてp型化されたウ
エハ上に、p側電極として、真空蒸着法によりNi(ニ
ッケル)膜115を200nm成膜する。得られたウエ
ハに対し、p側電極用テラスとn側電極用の電流経路構
造並びにp側電極用テラス上に電流狭窄用の屈折率導波
構造としてリッジ構造の導波路を形成する。
【0032】n側電極のための電流経路を形成するため
に、ウエットエッチングによりNi膜の一部を部分的に
除去し、図5に示すように、残っているNi膜115を
マスクとして、Cl2(塩素)ガスによる反応性イオン
エッチング(RIE)によって、露出している窒化物半
導体層をエッチングする。この時、図6に示すように、
n型クラッド層104を若干残す深さまでエッチングを
行ない凹部201を形成する。
【0033】次に、図7に示すように、Ni膜を幅5μ
mを残して、ウエットエッチングにより除去し、5μm
幅のNi膜のストライプ115を形成する。ここで、図
8に示すように、こうしたNiのストライプ115の伸
長方向をサファイアR面と垂直な方向から2.4度ずら
すとともに、n側電極形成用の凹部201などもこれに
合わせて2.4度傾けて形成する。すなわち、形成すべ
き窒化物半導体の劈開面となる(1−100)面の法線
方向に沿って伸長する導波路を形成するのである。
【0034】次に、反応性イオンエッチング(RIE)
を用いてNiのストライプ115をマスクとして用い
て、5μm幅のストライプ部直下以外の部分、すなわち
コンタクト層110及びp型AlGaNクラッド層9
を、クラッド層9の約0.1μm残して除去し、図9に
示すように、狭リッジ構造118を形成する。この時、
同時に、残りのn型クラッド層104が除去され、部分
的にn型GaN下地膜103が露出する。
【0035】この状態になったウエハ上にSiO2保護
膜をスパッタリング等の方法によって堆積する。その
後、通常のフォトリソグラフィ法によってSiO2保護
膜にp型リッジ部に3μm幅の窓部、及びn側電極用窓
部を形成する。n型GaN層103が露出している部分
に、Ti(チタン)を50nm、続いてAlを200n
m蒸着し、n側電極114を形成する。p型GaN層が
露出している部分には、Niを50nm、Auを200
nm蒸着してp側電極113を形成する。このようにし
て、ウエハ上の個々の素子部分においては、図10に示
すような素子構造が形成される。
【0036】以上の素子構造形成工程の後に窒化物半導
体の分解物領域を形成する工程を行う。図10に示すよ
うに、サファイア基板101の裏面側から波長248n
m、266nmの短波長レーザ光(例えばKrFエキシ
マ・レーザ、YAGの4倍波など)を照射し、サファイ
ア/GaN界面を分解する。分解物領域の形成時、照射
するレーザ光の光路中にホモジナイザを設け、当該界面
のレーザ光照射領域内の光強度を均一にすることが望ま
しい。また、照射光がサファイア/GaN界面に焦点を
結ぶように調整し、図11の斜線で示した照射領域15
1を照射する。この照射領域151は窒化物半導体レー
ザの素子長などの作製ピッチで反復形成する。照射光の
エネルギ密度は1パルス当たり数100mJ/cm2
度が好ましく、これより大幅に大きいと素子構造が破壊
され、これより小さいと界面が十分分解されず、十分な
効果が得られない。このようにレーザ照射によって窒化
物半導体の分解物領域150を形成する。
【0037】分解物形成工程の次に、スクライビング工
程を続けて行う。レーザ照射位置を、図12中のaで示
すような分解物領域150を交差する直線上の位置、好
ましくは該直線上のウェハの辺縁近傍の位置へ移動し、
照射光の焦点位置をサファイア/GaN界面からサファ
イア基板101の積層した面とは逆の表面に調整する。
この時、図12中のbで示すレーザ照射領域の幅を数μ
m程度に狭めて設定する。また、照射レーザ光のエネル
ギ面密度をサファイア/GaN界面分解時の20倍以上
に設定する。このような設定でレーザ光照射を行なう
と、サファイアが前述の波長に対してわずかに吸収を有
しているため、狭小の照射領域のサファイアを熱により
蒸発させることができ、サファイア基板101の積層し
た面とは逆の表面に微細な溝Gを形成することができ
る。図12中でcで示した方向にレーザ光ビーム(ある
いは基板支持台)を移動し、前記溝部Gを所定の深さ及
び長さで形成する。このレーザでのスクライビング(い
わゆるケガキ)作業を、窒化物半導体レーザの素子長の
ピッチに合せ反復して行う。
【0038】しかる後に、上記溝部Gを起点として図1
2中の1点鎖線で示す方向にサファイア基板の裂開を行
い、積層した結晶層の共振用劈開面が現れたレーザ・バ
ーを得る。本発明の場合、レーザ照射による溝入れをウ
ェハの辺縁近傍のみに行うので、劈開の品質を良くする
ために、基板の厚さを100μm程度に減じておくこと
が望ましい。
【0039】さらに、本発明では、サファイア及びGa
N界面を熱により分解するものであるので、照射による
分解領域はできるだけ小さいことが望ましい。一方、こ
のことは、劈開のためのスクライブの位置精度に高いも
のが要求されることを意味する。一般的に、ダイヤモン
ド・ポイントでスクライブを行う場合では、分解物形成
工程のレーザ照射位置と次のスクライビング工程のダイ
ヤモンドポイントスクライブ装置とは別途に位置設定が
なされるため、両者工程の間で、高度で煩雑な位置合わ
せ作業が必要となる。本発明のスクライビング方法によ
れば、照射とスクライブを行う装置が同一のものである
ので、ウェハの再位置合わせは不要となる。
【0040】また、通常のスクライブ装置のように、ダ
イヤモンドのポイントを用いてサファイアのような高硬
度材をスクライブするとポイントの摩耗が深刻なものと
なるが、本発明の場合は、レーザ光の収束光を用い全く
非接触で溝入れを行うため、劈開性を左右する溝底の曲
率としてμm台の溝底が容易に得られる上、その安定性
も維持しやすいという利点を有している。
【0041】作製されたレーザ・バーの破断面(劈開
面)に対し、スパッタ装置を用いて誘電体多層反射膜を
形成する。レーザ・バーをさらに素子ごとに割って2次
劈開によりチップ化し、図4に示す素子が得られ、以
下、従来からのレーザ素子と同様、サブマウントへのダ
イボンディングを施し、ステムへ取付け、ワイヤボンデ
ィングをなして、さらに所定工程を経てレーザ素子が完
成する。
【0042】前述したように、サファイア基板A面上に
レーザ構造を形成し、レーザ照射を行わないでサファイ
アのR面で裂開した場合、GaNの表面には図3に示す
ような細かな筋が入る。この理由は以下の通りである。
サファイアはR面で割れ、ウエハの全厚の大部分はサフ
ァイアであるため、ウエハはサファイアのR面に沿って
割れていく。前述したようにサファイアのR面とGaN
の(1−100)面とは2.4度傾いているが、割れ
(クラック)がサファイア/GaN界面に到達した後
も、わずかな深さまでは下地のサファイアのR面に沿っ
てクラックは伝搬する。しかしながら、GaNはその劈
開面である(1−100)面で割れようとするため、複
数の(1−100)面が階段状になった破断面を形成す
ることとなる。
【0043】本発明の場合、短波長高出力レーザによっ
て照射を行なう工程が付加されているが、照射に用いる
レーザの波長である248nmにおいて基板のサファイ
アがほとんど透明であるのに対して、GaNの吸収端は
365nmであるため、わずかな浸透深さで吸収され
る。また、基板であるサファイアとGaN間に存在する
大きな格子不整合(15%)のため、界面近傍のGaN
には極めて結晶欠陥が多く存在するため、吸収した光は
ほとんどが熱に転換される。GaNのサファイア基板近
傍の領域の温度が急激に上昇し、GaNはガリウムと窒
素に分解してしまう。従って、この部分については下地
のサファイア結晶とGaNは直接の結晶間の結合がなく
なっている。
【0044】この本発明の状況で、サファイア基板をR
面に沿って裂開した場合を以下に詳述する。図13のよ
うに、裂開がR面に沿って伝搬してきたクラックが、レ
ーザ照射によって形成された窒化物半導体の分解物領域
150に到達すると(矢印a)、ここからは下地サファ
イアとGaNが直接結合されていないため、GaNはそ
の本来の劈開面である(1−100)面に沿って割れる
ことが可能になる。従って、GaN中を伝搬してきた部
分のクラックはGaNの(1−100)面に沿って伝搬
する(矢印b)。また、サファイア基板内を伝搬するク
ラックはそのままR面に沿って伝搬していく(矢印
c)。クラックが分解物領域150の縁まで来ると、こ
こからはGaNとサファイアが一体となっているので、
再びGaN破断面が階段状になった状態に移行する。こ
のようにサファイアの裂開面とGaNの劈開面とが分岐
する。分岐した劈開面の長さ、すなわちレーザ照射長さ
をリッジストライプ幅以上に設定しておけば、きわめて
平滑な共振反射鏡面が得られる。
【0045】以上から明らかなように、サファイア基板
のR面とレーザ素子の端面には2.4度の傾きが生ずる
が、リッジ、電極の形成時にこの角度分だけ傾けてあ
り、導波路はGaNの劈開面である(1−100)面と
垂直になるため、問題を生じない。上記実施例では、サ
ファイアA面基板上にレーザ構造を形成した素子を説明
したが、さらに、第2の実施例では、サファイア基板C
面上に上記したリッジ型レーザ構造を形成した素子を形
成することもできる。
【0046】図14に、第1の実施例と同様の工程で作
製したサファイアC面基板101cを用いた素子の裂開
面近傍の斜視図を示す。サファイア基板101cを(1
−100)面で割ると、その上のGaNとしては本来の
劈開面(1−100)でない(11−20)面で割るこ
とになるが、GaN結晶の対称性のため、正確に(11
−20)面に沿った方向に割れが入っていけば、極めて
良好な破断面が得られる。しかしながら、スクライブ線
の方向が厳密に(1−100)面に沿っていない限り、
サファイアの破断面は階段状になり、サファイア上のG
aNの破断面もまた階段状になってしまう。
【0047】図14のように、ほぼ(1−100)面に
沿って伝搬してきたクラックが、窒化物半導体の分解物
領域150に到達すると(矢印a)、ここからは下地サ
ファイアとGaNが直接結合されていないため、GaN
はその(11−20)面に沿って割れることが可能にな
り、GaN中を伝搬してきた部分のクラックはGaNの
(11−20)面に沿って伝搬する(矢印b)。また、
分解物領域150を通過すると、ここからはGaNとサ
ファイアが一体となっているので、GaN破断面が階段
状になる(矢印c)。このように、すなわちレーザ照射
長さをリッジストライプ幅以上に設定して分解物領域1
50を形成するので、レーザ構造の端面にきわめて平滑
な共振反射鏡面が得られる。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、全体としてはサファイ
アの特定の面に沿って裂開しながらも、レーザ素子とし
て最も大切な部分の一つである反射面部分はその構成半
導体材料である窒化半導体の劈開面そのもので形成する
ようにしたので、原子レベルで平坦な反射鏡面が得られ
る。
【0049】更に、サファイア基板の厚さを大きく減ず
ること無く割ることが可能であるため、裏面研磨時のウ
エハ破損といったトラブルも無く、また素子の厚さ寸法
が大きいままなので、取り扱いが容易である特徴を持っ
ており、量産性に極めて優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 3族窒化物半導体レーザ素子の概略断面図。
【図2】 サファイア基板上に成膜されたGaN結晶層
の格子面を示す概略斜視図。
【図3】 サファイア基板上に成膜されたGaN結晶層
の破断面を示す概略斜視図。
【図4】 本発明による実施例の半導体レーザの製造工
程中におけるレーザ基板の概略断面図。
【図5】 本発明による実施例の半導体レーザの製造工
程中におけるレーザ基板の概略断面図。
【図6】 本発明による実施例の半導体レーザの製造工
程中におけるレーザ基板の概略断面図。
【図7】 本発明による実施例の半導体レーザの製造工
程中におけるレーザ基板の概略断面図。
【図8】 本発明による他の実施例の半導体レーザの製
造工程中におけるレーザ基板の概略平面図。
【図9】 本発明による他の実施例の半導体レーザの製
造工程中におけるレーザ基板の概略断面図。
【図10】 本発明による実施例の半導体レーザの製造
工程中におけるレーザ基板の概略断面図。
【図11】 本発明による他の実施例の半導体レーザの
製造工程中におけるレーザ基板の概略平面図。
【図12】 本発明による他の実施例の半導体レーザの
製造工程中におけるレーザ基板の概略平面図。
【図13】 サファイアA面基板上に成膜されたGaN
結晶層の破断面を示す概略斜視図。
【図14】 サファイアC面基板上に成膜されたGaN
結晶層の破断面を示す概略斜視図。
【符号の説明】
101 単結晶サファイア基板 102 低温成膜GaN(又はAlN)層 103 n型GaN層 104 n型Al0.1Ga0.9N層 105 n型GaN層 106 InGaN活性層 107 p型Al0.2Ga0.8N層 108 p型GaN層 109 p型Al0.1Ga0.9N層 110 p型GaN層 114 n側電極 113,115 p側電極 111 SiO2絶縁膜

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3族窒化物半導体(AlxGa1-x1-y
    InyN(0≦x≦1,0≦y≦1)からなる結晶層の
    複数を、劈開性又は裂開性の基板上に、順に積層してな
    る窒化物半導体レーザであって、積層した結晶層の共振
    用劈開面と交差する部分の前記基板及び結晶層間の界面
    において、前記窒化物半導体の分解物領域を有すること
    を特徴とする窒化物半導体レーザ。
  2. 【請求項2】 前記窒化物半導体の分解物領域は、前記
    基板側から前記界面に照射された光ビームによって形成
    されることを特徴とする請求項1記載の窒化物半導体レ
    ーザ。
  3. 【請求項3】 前記窒化物半導体の劈開面の法線方向に
    伸長する導波路を有することを特徴とする請求項1記載
    の窒化物半導体レーザ。
  4. 【請求項4】 前記基板がサファイアからなることを特
    徴とする請求項1記載の窒化物半導体レーザ。
  5. 【請求項5】 3族窒化物半導体(AlxGa1-x1-y
    InyN(0≦x≦1,0≦y≦1)からなる結晶層の
    複数を、劈開性又は裂開性の基板上に、順に積層してな
    る窒化物半導体レーザの製造方法であって、 劈開性又は裂開性の基板上に結晶層の複数を形成する結
    晶層形成工程と、 前記基板及び結晶層間の界面に向け、前記基板側から光
    ビームを照射して、窒化物半導体の分解物領域を形成す
    る工程と、 前記分解物領域を交差する直線に沿って前記基板を劈開
    又は裂開し、積層した結晶層の共振用劈開面を形成する
    工程と、を含むことを特徴とする製造方法。
  6. 【請求項6】 前記光ビームの波長は、前記基板を透過
    しかつ前記界面近傍の結晶層に吸収される波長から選択
    されることを特徴とする請求項5記載の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記結晶層形成工程は前記窒化物半導体
    の形成されるべき劈開面の法線方向に伸長する導波路を
    形成する工程を含むことを特徴とする請求項5記載の製
    造方法。
  8. 【請求項8】 前記結晶層の形成が有機金属化学気相成
    長法で行なわれていることを特徴とする請求項5〜7の
    いずれか1記載の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記共振用劈開面を形成する工程におい
    て、光ビームを前記基板の表面に集光せしめ前記直線上
    に位置する溝を前記基板の表面に形成することを特徴と
    する請求項5〜8のいずれか1記載の製造方法。
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