JP2000238975A - エレベーターのガイド装置 - Google Patents

エレベーターのガイド装置

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JP2000238975A
JP2000238975A JP11040291A JP4029199A JP2000238975A JP 2000238975 A JP2000238975 A JP 2000238975A JP 11040291 A JP11040291 A JP 11040291A JP 4029199 A JP4029199 A JP 4029199A JP 2000238975 A JP2000238975 A JP 2000238975A
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shoe
guide shoe
guide rail
elevator
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尚生 倉岡
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    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B7/00Other common features of elevators
    • B66B7/02Guideways; Guides
    • B66B7/04Riding means, e.g. Shoes, Rollers, between car and guiding means, e.g. rails, ropes
    • B66B7/047Shoes, sliders

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  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガイドレールの変位により発生する加振力を
抑制し、乗客かごに発生する振動および騒音を低減でき
るとともに、ガイドシューの支持構造や交換作業を容易
にできるエレベーターのガイド装置を提供する。 【解決手段】 昇降路に立設されるガイドレール7に沿
ってエレベーターのかごを案内するガイドシュー10
と、該ガイドシュー10を支持するガイドシュー支え部
11と、該ガイドシュー支え部11を弾性支持している
土台16とを備えるエレベーターのガイド装置であっ
て、前記ガイドレール7に相対するガイドシュー10の
表面の中央付近部分がガイドレール7に接触しないよう
な凹形状にされ、かつ、該ガイドシュー10を支持して
いるガイドシュー支え部11が中央部付近で弾性部材1
3で支持されており、前記ガイトレール面の変位に対し
て所定の圧縮剛性をもたせるとともに、ガイドシュー支
え部11の上下方向変位および回転変位に対しても所定
の剛性を与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエレベーターのガイ
ド装置に関する。さらに詳しくは、昇降路に立設される
ガイドレールの曲がりまたはガイドレールの継目におけ
る段差や折れ曲がりなどの変化率の大きな変位によっ
て、ガイド装置部分で発生する加振力を抑制することに
より、乗客かごに発生する振動および騒音を低減するこ
とができるエレベーターのガイド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ビルに設置されるエレベータ
ーの乗客かごは、該かごの四隅に配置されるガイド装置
を介して昇降路に立設されるガイドレールに沿って、上
下移動できるようにされている。かかるガイド装置とし
ては、たとえば図11に示されるように、ガイドレール
51に沿ってエレベーターを案内するためにガイドレー
ル51と接触する断面がコ字形状の一対のガイドシュー
52、該各ガイドシュー52を支持するガイドシュー支
え部53、該一対のガイドシュー支え部53をそれぞれ
回転自在に支持するシュー支持アーム54、該シュー支
持アーム54の中央部を支持するヒンジロッド55と圧
縮コイルばねの支持部56、および該ヒンジロッド55
と支持部56を支持し、かご57に固着されるガイド装
置の土台58とからなるものがある(特開平7−144
846号公報参照)。
【0003】この従来のガイド装置においては、ガイド
レール51の変位加振によりガイド装置部分で発生する
加振力を抑制し、かご室での振動および騒音を低減させ
るために、1対のガイドシュー52を回転自在に固定し
たシュー支持アーム54とさらに該アーム54を土台5
8に対して回転自在で弾性支持することで、ガイドレー
ル51の変位量に対して実際にシュー支持アーム54と
土台58とのあいだで生じる変位量を緩和することによ
り、かごに伝達される加振力を低減させるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のガイド装置
では、一対のガイドシュー52をシュー支持アーム54
に対して支持するガイドシュー支え部53の連結部、お
よびシュー支持アーム54を土台58に対して支持する
ヒンジロッド55の連結部はいずれも回転自在の1自由
度のヒンジであり、ヒンジの回転面内であるガイドシュ
ー52とガイドレール51の接触面のほぼ垂直方向の変
位に対しては緩和効果がある。
【0005】しかしながら、この従来のガイド装置にお
いては、ガイドレール51の変位に対して1対のガイド
シュー52をシュー支持アーム54に対して回転自在で
固定し、かつ、シュー支持アーム54を土台58に対し
て回転自在で弾性支持することにより、ガイドレール5
1の継目の段差や曲がりなどの変位に対してガイドシュ
ー52およびシュー支持アーム54が各々の回転軸に対
して回転することでガイドレール51の変位に対してガ
イドシュー52が倣いやすい構造になっている。
【0006】このガイドレール51に沿ってエレベータ
ーのかごを案内するガイド装置において、ガイドレール
51の継目の段差や曲がりなどの変位によりガイドシュ
ー52が変位加振されると、ガイドシュー52では加振
力が発生し、これがガイドシュー支え部53およびシュ
ー支持アーム54からヒンジロッド55と支持部56を
通して、土台58に伝達される。このようにして、土台
58まで伝達された加振力によって、エレベーターのか
ご57が加振されることにより、かご室内に振動や騒音
が発生し、乗り心地をわるくする惧れがある。
【0007】このため、ガイドレールのねじれなどのヒ
ンジの回転面外のガイドレール変位によって、ガイド装
置に励起される加振力に対する緩和効果は期待できず、
またヒンジ部分での摩擦による加振力が発生する問題が
ある。
【0008】さらに、このガイド装置においてはガイド
シュー52をガイドシュー支持アーム54に対して支持
するガイドシュー支え部53の連結部、およびシュー支
持アーム54を土台58に対して支持するヒンジロッド
55の連結部はいずれも回転自在の1自由度のヒンジを
用いるため摺動部分が多い上に、シューが各々2分割さ
れており、これを脱落しないように支持する構造も複雑
になり部品点数が多くなる。また、ガイド交換の際には
レールの捩れなどのヒンジの回転面外の変位によってヒ
ンジ部分に摩擦が生じる構造であるために、ガイドレー
ル変位に対して滑らかに倣うような動きをさせて振動の
充分な緩和効果を発揮させ、また機構自身の耐久性をあ
げるためには、エレベーターかごに取り付ける際に、で
きるだけガイドレールの捩れなどの影響が小さくなるよ
うに取り付ける必要がある。以上のようなことから、ガ
イドシューの支持構造や交換作業が複雑になるという問
題もある。
【0009】本発明は、叙上の事情に鑑み、ガイドレー
ルの変位により発生する加振力を抑制し、乗客かごに発
生する振動および騒音を低減できるとともに、ガイドシ
ューの支持構造や交換作業を容易にできるエレベーター
のガイド装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1にかか
わるエレベーターのガイド装置は、昇降路に立設される
ガイドレールに沿ってエレベーターのかごを案内するガ
イドシューと、該ガイドシューを支持するガイドシュー
支え部と、該ガイドシュー支え部を弾性支持している土
台とを備えるエレベーターのガイド装置であって、前記
ガイドレールに相対するガイドシューの表面の中央付近
部分がガイドレールに接触しないような凹形状にされ、
かつ、該ガイドシューを支持しているガイドシュー支え
部が中央部付近で弾性部材で支持されており、前記ガイ
トレール面の変位に対して所定の圧縮剛性をもたせると
ともに、ガイドシュー支え部の上下方向変位および回転
変位に対しても所定の剛性を与えることを特徴とする。
【0011】また、本発明の請求項2にかかわるエレベ
ーターのガイド装置は、昇降路に立設されるガイドレー
ルに沿ってエレベーターのかごを案内するガイドシュー
と、該ガイドシューを支持するガイドシュー支え部と、
該ガイドシュー支え部を弾性支持している土台とを備え
るエレベーターのガイド装置であって、前記ガイドレー
ルに相対するガイドシューの中央付近部分の背面側を凹
形状に削ることにより、ガイドシューの中央付近部分の
肉厚を薄くすることによって、ガイドレール部材の微小
な曲がりまたは継目における段差や折れ曲がりに対して
ガイドシューの中央付近部分が柔軟に倣うようにし、か
つ、該ガイドシューを支持しているガイドシュー支え部
が中央部付近で弾性材で支持されており、前記ガイドレ
ール面の変位に対して所定の圧縮剛性を持たせるととも
に、ガイドシュー支え部の上下方向変位および回転変位
に対しても所定の剛性を与えることを特徴とする。
【0012】さらに、本発明の請求項3にかかわるエレ
ベーターのガイド装置は、昇降路に立設されるガイドレ
ールに沿ってエレベーターのかごを案内するガイドシュ
ーと、該ガイドシューを支持するガイドシュー支え部
と、該ガイドシュー支え部を弾性支持している土台とを
備えるエレベーターのガイド装置であって、前記ガイド
レールと接触するガイドシューが上下方向に所定間隔だ
け離れて配置され、かつ、当該一対のガイドシューをそ
れぞれ支持するガイドシュー支え部を支持するシュー支
持アームが中央部付近で弾性部材で支持され、前記ガイ
ドレール面の変位に対して所定の圧縮剛性をもたせると
ともに、ガイドシュー支え部の上下方向変位および回転
変位に対しても所定の剛性を与えることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
のエレベーターのガイド装置を説明する。
【0014】図1は本発明の第1の実施の形態にかかわ
るエレベーターのガイド装置を示す図、図2はガイド装
置の正面図、図3は図2におけるA−A線断面図、図4
は図2〜3におけるガイドシューの斜視図、図5はガイ
ドシューの動作の一例を示す説明図である。
【0015】図1に示されるように、エレベーターとし
ては、かご室1をかご床防振ゴム2とかご室振止めゴム
3を介してかご枠4に収納しているかご5と、該かご5
をかご吊りロープ6により昇降路内を上下移動させる巻
上機などの昇降装置と、前記かご5の両側に配置される
ガイドレール7と、前記かご枠4の上下両端側にそれぞ
れ固着され、かご5を昇降路内に沿って案内するガイド
装置8とからなるものを用いることができる。
【0016】かかるガイド装置8は、図2〜3に示され
るように、前記ガイドレール7に沿ってエレベーターの
かごを案内するためにガイドレール7に接触する端面側
のガイドシュー(以下、端面シューという)9と幅面側
のガイドシュー10と、該端面シュー9とガイドシュー
10を支持する断面がコ字形状のガイドシュー支え部1
1と、該ガイドシュー支え部11の補強材12と、前記
ガイドシュー支え部11を弾性支持する弾性部材13、
14と、該弾性部材13、14を支持する両側部と外周
枠部からなる外フレーム15と、前記端面シュー9、ガ
イドシュー10およびガイドシュー支え部11を外フレ
ーム15を介して弾性部材13、14によって、かご枠
に対して支持しているガイド装置の土台16とから構成
されている。前記端面シュー9、ガイドシュー10およ
び弾性部材13は、それぞれ溶着または接着剤などによ
り固着されている。また前記弾性部材14としては、圧
縮コイルばねなどを用いることができる。本実施の形態
では、圧縮コイルばねが、前記ガイドシュー支え部11
に固着されるとともに、外フレーム15の外周枠部を貫
通するねじ付きロッド17に巻き回され、ダブルナット
18により位置決めされている。なお、本実施の形態で
は、前記端面シュー9とガイドシュー10が別体にされ
ているが、本発明においては、これに限定されるもので
はなく、一体にすることもできる。
【0017】本実施の形態では、前記ガイドシュー支え
部11を土台16に対して、前記弾性部材13、14に
より該支え部11の概略(ほぼ)中央部分で弾性支持し
ている。また前記弾性部材13、14による圧縮力によ
りエレベーターのかごをガイドレール7に沿って案内し
ている。このため、充分な剛性を確保しながら、この弾
性部材13、14を中心とした回転運転が容易に行なえ
るような弱い回転弾性で支持する構造になっている。
【0018】さらにガイドシュー10は、図2および図
4に示されるように、ガイドレール7との接触面の上下
両端部10a、10bのみで、ガイドレール7と接触す
るようにされている。すなわち、ガイドレール材自身の
曲がりまたはガイドレール同士の継目における段差や折
れ曲がりなどの微小変位に対して、ガイドシュー10の
中央部10cがガイドレール7と接触しないように、ガ
イドシュー10の中央部分を凹状にした形状になってい
る。またガイドレール7と接触するガイドシュー10の
上下両端部分間の距離は、ガイドレール7の微小変位に
よるガイド装置全体の変位を緩和するために充分な長さ
をとっている。
【0019】本実施の形態のガイド装置によれば、かご
内の偏荷重による傾きやガイドレールの据付時の傾きな
どにより、ガイドレールとかごとの間に発生する静的な
変位、または変化率の小さい変位に対しては、ガイドシ
ュー支え部をその概略中央部分の弾性部材の圧縮力によ
って充分な剛性をもって弾性支持している。また変化率
の大きなガイドレール7の変位成分に対しては、図5
(a)に示されるように、たとえばガイドレール7の変
形部分7aがガイドシュー10の端部を通過する場合、
ガイドシュー10の回転運動、および図5(b)に示さ
れるように、ガイドレール7の変形部分7aがガイドシ
ュー10の中央付近を通過する場合、中央部10cの凹
状部分で変位を緩和している。これらにより、ガイドレ
ール7とガイドシュー10との相互作用によってガイド
部分で発生する加振力を抑制し、かご室で発生する振動
を抑えて乗り心地を良好にすることができる。
【0020】また本実施の形態のガイド装置では、ガイ
ドシュー支え部11が外フレーム15に対して弾性部材
13、14によって支持されているために、ガイドレー
ルの捩れなどに対しても弾性部材が変形することによっ
てガイドシューが滑らかにガイドレールに倣うため、ガ
イドレールの捩れなどがあってもガイドレールの継目に
おける段差や折れ曲がりによって生じる振動の緩和効果
が損なわれない上に、ヒンジ構造を有しないために摩耗
によって機構の耐久性が損なわれることがない。またレ
ール各面に対するシューが分割されていないためガイド
シュー交換も容易に行なえるなどの特徴がある。このた
め、従来よりも支持構造および交換作業が容易になる。
【0021】なお、本発明における剛性とは、エレベー
ター乗りかご自身の自重や乗りかご内に載っている人や
荷物などの負荷によって生じる乗りかごのアンバランス
力に対して、エレベーター乗りかごをガイドレールに対
して支持し、昇降路内の機器などと干渉しないようにす
るのに必要な支持力を発生できる程度の大きさをもつ。
【0022】つぎに本発明の第2の実施の形態にかかわ
るエレベーターのガイド装置を説明する。
【0023】図6は本発明の第2の実施の形態にかかわ
るエレベーターのガイド装置を示す正面図、図7は図6
におけるB−B線断面図、図8は図6〜7におけるガイ
ドシューの斜視図である。
【0024】本実施の形態のガイド装置は、図6〜8に
示されるように、前記ガイドレール7に沿ってエレベー
ターのかごを案内するためにガイドレール7に接触する
端面シュー9とガイドシュー21と、該端面シュー9と
ガイドシュー21を支持する断面がコ字形状のガイドシ
ュー支え部11と、該ガイドシュー支え部11の補強材
12と、前記ガイドシュー支え部11を弾性支持する弾
性部材13、14と、該弾性部材13、14を支持する
外フレーム15と、前記端面シュー9、ガイドシュー2
1およびガイドシュー支え部11を外フレーム15を介
して弾性部材13、14によって、かご枠に対して支持
しているガイド装置の土台16とから構成されている。
前記端面シュー9、ガイドシュー21および弾性部材1
3は、それぞれ溶着または接着剤などにより固着されて
いる。また前記弾性部材14としては、前記実施の形態
と同様に圧縮コイルばねなどを用いることができる。な
お、本実施の形態では、前記端面シュー9とガイドシュ
ー21が別体にされているが、本発明においては、これ
に限定されるものではなく、一体にすることもできる。
【0025】実施の形態1と同様に、前記ガイドシュー
支え部11を土台16に対して、前記弾性部材13、1
4により該支え部11の概略(ほぼ)中央部分で弾性支
持している。また前記弾性部材13、14による圧縮力
によりエレベーターのかごをガイドレール7に沿って案
内している。このため、充分な剛性を確保しながら、こ
の弾性部材13、14を中心とした回転運転が容易に行
なえるような弱い回転弾性で支持する構造になってい
る。
【0026】さらにガイドシュー21は、ガイドレール
材自身の曲がりまたはガイドレール同士の継目における
段差や折れ曲がりなどの微小変位に対して、ガイドシュ
ー21の中央部21cが、柔軟に倣って変形するように
ガイドレール7の接触面の背面側(裏側)を上下両端部
21a、21bよりも薄く削った凹部形状になってい
る。その削り部分の長さは、ガイドレール7の微小変位
によるガイド装置全体の変位を緩和するために充分な長
さをとっている。
【0027】本実施の形態のガイド装置によれば、前記
実施の形態と同様に、かご内の偏荷重による傾きやガイ
ドレールの据付時の傾きなどにより、ガイトレールとか
ごとの間に発生する静的な変位、または変化率の小さな
変位に対しては、ガイドシュー支え部をその概略中央部
分の弾性部材の圧縮力によって充分な剛性をもって弾性
支持している。また変化率の大きなガイドレールの変位
成分に対しては、ガイドシューの回転運動およびガイド
シューの中央部分の局所的な変形により変位を緩和して
いる。これらにより、ガイドレールとガイドシューとの
相互作用によってガイド部分で発生する加振力を抑制
し、かご室で発生する振動を抑えて乗り心地を良好にす
ることができる。
【0028】また本実施の形態のガイド装置では、ガイ
ドシュー支え部11が外フレーム15に対して弾性部材
13、14によって支持されているために、ガイドレー
ルの捩れなどに対しても弾性部材が変形することによっ
てガイドシューが滑らかにガイドレールに倣うため、ガ
イドレールの捩れなどがあってもガイドレールの継目に
おける段差や折れ曲がりによって生じる振動の緩和効果
が損なわれない上に、ヒンジ構造を有しないために摩耗
によって機構の耐久性が損なわれることがない。またレ
ール各面に対するシューが分割されていないためガイド
シュー交換も容易に行なえるなどの特徴がある。このた
め、従来よりも支持構造および交換作業が容易になる。
【0029】つぎに本発明の第3の実施の形態にかかわ
るエレベーターのガイド装置を説明する。
【0030】図9は本発明の第3の実施の形態にかかわ
るエレベーターのガイド装置を示す正面図、図10は図
9におけるC−C線断面図である。
【0031】本実施の形態のガイド装置は、図9〜10
に示されるように、前記ガイドレール7に沿ってエレベ
ーターのかごを案内するために、ガイドレール7の上下
方向に所定間隔だけ離れた部分に接触する一対の端面シ
ュー9と一対のガイドシュー31と、該端面シュー9と
ガイドシュー31を支持する断面がコ字形状の一対のガ
イドシュー支え部11と、該各ガイドシュー支え部11
の補強材12と、前記一対のガイドシュー支え部11の
側面および背面側から囲んで配置される断面がコ字形状
のシュー支持アーム32と、該シュー支持アーム32と
前記一対のガイドシュー支え部11との間に配置され、
ガイドシュー支え部11を弾性支持するシュー支持部材
33と、前記シュー支持アーム32を弾性支持する弾性
部材13、14と、該弾性部材13、14を支持する外
フレーム15と、前記端面シュー9、ガイドシュー3
1、ガイドシュー支え部11、シュー支持アーム32お
よびシュー支持部材33を外フレーム15を介して弾性
部材13、14によって、かご枠に対して支持している
ガイド装置の土台16とから構成されている。前記端面
シュー9、ガイドシュー31、シュー支持部材33およ
び弾性部材13は、それぞれ溶着または接着剤などによ
り固着されている。また前記弾性部材14としては、前
記実施の形態と同様に圧縮コイルばねなどを用いること
ができる。なお、本実施の形態では、前記端面シュー9
とガイドシュー31が別体にされているが、本発明にお
いては、これに限定されるものではなく、一体にするこ
ともできる。またガイドシュー31に代えて前記第1ま
たは第2の実施の形態におけるガイドシューを用いるこ
ともできる。
【0032】本実施の形態では、前記シュー支持アーム
32を土台16に対して、前記弾性部材13、14によ
り該支持アーム32の概略中央部分で弾性支持してい
る。また前記弾性部材13、14による圧縮力によりエ
レベーターのかごをガイドレール7に沿って案内するた
め、充分な剛性を確保しながら、この弾性部材13、1
4を中心とした回転運動が容易に行なえるような弱い回
転弾性で支持する構造になっている。
【0033】さらにシュー支持アーム32に対して、一
対のガイドシュー支え部11が弾性を有するシュー支持
部材33によって支持されていることにより、ガイドレ
ール材自身の微小な曲がりまたは継目における段差や折
れ曲がりなどの変化率の大きなガイドレール7の変位に
対する追従性を良くし、かつガイドシュー支持部11を
介してシュー支持アーム32に取り付けられた上下一対
のガイドシュー31の間隔をガイドレール7の微小変位
に対して充分に取っている。
【0034】本実施の形態のガイド装置によれば、ガイ
ドシューからガイド装置の土台までを弾性部材とシュー
支持部材との2重防振構造にするとともに、かご内の偏
荷重による傾きやガイドレールの据付時の傾きなどによ
ってガイドレールとかごとの間に発生する静的な変位、
または変化率の小さな変位に対しては、ガイドシュー支
え部の概略中央部分の弾性部材の圧縮力によって充分な
剛性をもって弾性支持されている。また変化率の大きな
ガイドレールの変位成分に対しては、ガイドシューの回
転運動により変位を緩和している。これらにより、ガイ
ドレールとガイドシューとの相互作用によってガイド部
分で発生する加振力を抑制し、かご室で発生する振動を
抑えて乗り心地を良好にすることができる。
【0035】また本実施の形態のガイド装置では、ガイ
ドシュー支え部11が外フレーム15に対して弾性部材
13、14によって支持されているために、ガイドレー
ルの捩れなどに対しても弾性部材が変形することによっ
てガイドシューが滑らかにガイドレールに倣うため、ガ
イドレールの捩れなどがあってもガイドレールの継目に
おける段差や折れ曲がりによって生じる振動の緩和効果
が損なわれない上に、ヒンジ構造を有しないために摩耗
によって機構の耐久性が損なわれることがない。このた
め、従来よりも支持構造および交換作業が容易になる。
【0036】以上、第1、第2および第3の実施の形態
とも、かごの乗り場から見て横方向に対する例を説明し
たが、かごの乗り場から見て前後の方向に対しても同様
の構造にすることにより、ガイドレールの前後方向の曲
がりまたは継目での段差や折れ曲がりなどの変化率の大
きな変位による影響を緩和することにより、ガイド装置
部分に発生する加振力を抑制することができる。また弾
性支持されているガイドシューおよびガイドシュー支え
部、シュー支持アームなどの部材の慣性を小さく、かつ
可動範囲を充分確保することにより、ガイドレールの前
後方向の曲がりまたは継目での段差や折れ曲がりなどの
変化率の大きな変位に対する追従性を高くすることによ
り、ガイドレールの変化率の大きい変位による影響の緩
和特性を向上させることができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
によれば、昇降路に立設されるガイドレールに沿ってエ
レベーターのかごを案内するガイドシューと、該ガイド
シューを支持するガイドシュー支え部と、該ガイドシュ
ー支え部を弾性支持している土台とを備えるエレベータ
ーのガイド装置であって、前記ガイドレールに相対する
ガイドシューの表面の中央付近部分がガイドレールに接
触しないような凹形状にされ、かつ、該ガイドシューを
支持しているガイドシュー支え部が中央部付近で弾性部
材で支持されているので、かご内の偏荷重による傾きや
ガイドレールの据付時の傾きなどによって、ガイドレー
ルとかごとの間に発生する静的な変位、または変化率の
小さな変位に対しては、充分な剛性をもって弾性支持
し、かつ、ガイドレールの変化率の大きな変位に対して
は、ガイドシューの回転運動およびガイドシューの中央
部分の局所的な変形により変位を緩和している。その結
果、ガイド装置部分で発生する加振力を低減することが
できるとともに、該加振力による乗客かごに生じる振動
および騒音を低減できるため、エレベーターの乗り心地
を改善することができる。そして、ガイドシュー支え部
が外フレームに対して弾性部材によって支持されている
ために、ガイドレールの捩れなどに対しても弾性部材が
変形することによってガイドシューが滑らかにガイドレ
ールに倣うため、ガイドレールの捩れなどがあってもガ
イドレールの継目における段差や折れ曲がりによって生
じる振動の緩和効果が損なわれない上に、ヒンジ構造を
有しないために摩耗によって機構の耐久性が損なわれる
ことがない。またレール各面に対するシューが分割され
ていないためガイドシュー交換も容易に行なえるなどの
特徴がある。このため、ガイドシューの支持構造および
交換作業を容易に行なうことができる。
【0038】また本発明の請求項2によれば、昇降路に
立設されるガイドレールに沿ってエレベーターのかごを
案内するガイドシューと、該ガイドシューを支持するガ
イドシュー支え部と、該ガイドシュー支え部を弾性支持
している土台とを備えるエレベーターのガイド装置であ
って、前記ガイドレールに相対するガイドシューの中央
付近部分の背面側を凹形状に削ることにより、ガイドシ
ューの中央付近部分の肉厚を薄くすることによって、ガ
イドレール部材の微小な曲がりまたは継目における段差
や折れ曲がりに対してガイドシューの中央付近部分が柔
軟に倣うようにし、かつ、該ガイドシューを支持してい
るガイドシュー支え部が中央部付近で弾性材で支持され
ているので、かご内の偏荷重による傾きやガイドレール
の据付時の傾きなどによって、ガイドレールとかごとの
間に発生する静的な変位、または変化率の小さな変位に
対しては、充分な剛性をもって弾性支持し、かつ、ガイ
ドレールの変化率の大きな変位に対しては、ガイドシュ
ーの回転運動およびガイドシューの中央部分の局所的な
変形により変位を緩和している。その結果、ガイド装置
部分で発生する加振力を低減することができるととも
に、該加振力による乗客かごに生じる振動および騒音を
低減できるため、エレベーターの乗り心地を改善するこ
とができる。そして、ガイドシュー支え部が外フレーム
に対して弾性部材によって支持されているために、ガイ
ドレールの捩れなどに対しても弾性部材が変形すること
によってガイドシューが滑らかにガイドレールに倣うた
め、ガイドレールの捩れなどがあってもガイドレールの
継目における段差や折れ曲がりによって生じる振動の緩
和効果が損なわれない上に、ヒンジ構造を有しないため
に摩耗によって機構の耐久性が損なわれることがない。
またレール各面に対するシューが分割されていないため
ガイドシュー交換も容易に行なえるなどの特徴がある。
このため、ガイドシューの支持構造および交換作業を容
易に行なうことができる。
【0039】さらに本発明の請求項3によれば、昇降路
に立設されるガイドレールに沿ってエレベーターのかご
を案内するガイドシューと、該ガイドシューを支持する
ガイドシュー支え部と、該ガイドシュー支え部を弾性支
持している土台とを備えるエレベーターのガイド装置で
あって、前記ガイドレールと接触するガイドシューが上
下方向に所定間隔だけ離れて配置され、かつ、当該一対
のガイドシューをそれぞれ支持するガイドシュー支え部
をシュー支持アームで支持するとともに、該シュー支持
アームが中央部付近で弾性部材で支持されているので、
かご内の偏荷重による傾きやガイドレールの据付時の傾
きなどによって、ガイドレールとかごとの間に発生する
静的な変位、または変化率の小さな変位に対しては、充
分な剛性をもって弾性支持し、かつ、ガイドレールの変
化率の大きな変位に対しては、ガイドシューの回転運動
により変位を緩和している。その結果、ガイド装置部分
で発生する加振力を低減することができるとともに、該
加振力による乗客かごに生じる振動および騒音を低減で
きるため、エレベーターの乗り心地を改善することがで
きる。そして、ガイドシュー支え部が外フレームに対し
て弾性部材によって支持されているために、ガイドレー
ルの捩れなどに対しても弾性部材が変形することによっ
てガイドシューが滑らかにガイドレールに倣うため、ガ
イドレールの捩れなどがあってもガイドレールの継目に
おける段差や折れ曲がりによって生じる振動の緩和効果
が損なわれない上に、ヒンジ構造を有しないために摩耗
によって機構の耐久性が損なわれることがない。このた
め、ガイドシューの支持構造および交換作業を容易に行
なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態にかかわるエレベ
ーターのガイド装置を示す図である。
【図2】 ガイド装置の正面図である。
【図3】 図2におけるA−A線断面図である。
【図4】 図2〜3におけるガイドシューの斜視図であ
る。
【図5】 ガイドシューの動作の一例を示す説明図であ
る。
【図6】 本発明の第2の実施の形態にかかわるエレベ
ーターのガイド装置を示す正面図である。
【図7】 図6におけるB−B線断面図である。
【図8】 図6〜7におけるガイドシューの斜視図であ
る。
【図9】 本発明の第3の実施の形態にかかわるエレベ
ーターのガイド装置を示す正面図である。
【図10】 図9におけるC−C線断面図である。
【図11】 従来のエレベーターのガイド装置の一例を
示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 かご室、2 かご床防振ゴム、3 かご室振止めゴ
ム ガイドシュー支え部、4 かご枠 弾性材料、5
かご ガイド装置土台、6 かご吊りロープ弾性支持部
材、7 ガイドレール、7a 変形部分、8 ガイド装
置、9 端面シュー、10 ガイドシュー、10a 上
端部、10b 下端部、10c 中央部、11 ガイド
シュー支え部、12 補強材、13 弾性部材、14
弾性部材、15 外フレーム、16 土台、17 ねじ
付きロッド、18 ダブルプット、21 ガイドシュ
ー、21a 上端部、21b 下端部、21c 中央
部、31 ガイドシュー、32 シュー支持アーム、3
3 シュー支持部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 皿海 和喜 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3F305 BD16 BD18 CA02 CA06 CA08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降路に立設されるガイドレールに沿っ
    てエレベーターのかごを案内するガイドシューと、該ガ
    イドシューを支持するガイドシュー支え部と、該ガイド
    シュー支え部を弾性支持している土台とを備えるエレベ
    ーターのガイド装置であって、前記ガイドレールに相対
    するガイドシューの表面の中央付近部分がガイドレール
    に接触しないような凹形状にされ、かつ、該ガイドシュ
    ーを支持しているガイドシュー支え部が中央部付近で弾
    性部材で支持されており、前記ガイトレール面の変位に
    対して所定の圧縮剛性をもたせるとともに、ガイドシュ
    ー支え部の上下方向変位および回転変位に対しても所定
    の剛性を与えることを特徴とするエレベーターのガイド
    装置。
  2. 【請求項2】 昇降路に立設されるガイドレールに沿っ
    てエレベーターのかごを案内するガイドシューと、該ガ
    イドシューを支持するガイドシュー支え部と、該ガイド
    シュー支え部を弾性支持している土台とを備えるエレベ
    ーターのガイド装置であって、前記ガイドレールに相対
    するガイドシューの中央付近部分の背面側を凹形状に削
    ることにより、ガイドシューの中央付近部分の肉厚を薄
    くすることによって、ガイドレール部材の微小な曲がり
    または継目における段差や折れ曲がりに対してガイドシ
    ューの中央付近部分が柔軟に倣うようにし、かつ、該ガ
    イドシューを支持しているガイドシュー支え部が中央部
    付近で弾性材で支持されており、前記ガイドレール面の
    変位に対して所定の圧縮剛性をもたせるとともに、ガイ
    ドシュー支え部の上下方向変位および回転変位に対して
    も所定の剛性を与えることを特徴とするエレベーターの
    ガイド装置。
  3. 【請求項3】 昇降路に立設されるガイドレールに沿っ
    てエレベーターのかごを案内するガイドシューと、該ガ
    イドシューを支持するガイドシュー支え部と、該ガイド
    シュー支え部を弾性支持している土台とを備えるエレベ
    ーターのガイド装置であって、前記ガイドレールと接触
    するガイドシューが上下方向に所定間隔だけ離れて配置
    され、かつ、当該一対のガイドシューをそれぞれ支持す
    るガイドシュー支え部をシュー支持アームで支持すると
    ともに、該シュー支持アームが中央部付近で弾性部材で
    支持されており、前記ガイドレール面の変位に対して所
    定の圧縮剛性をもたせるとともに、ガイドシュー支え部
    の上下方向変位および回転変位に対しても所定の剛性を
    与えることを特徴とするエレベーターのガイド装置。
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