JP2013142006A - ガイド組立体及びエレベータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】乗りかごが運行されている時と停止している時ではその制振特性は異なっている。走行時ではガイドレールの継ぎ目の不整合やガイドレールの曲りによって乗りかごに振動が伝わるのを抑制するため比較的軟い制振特性が要求され、停止中では乗客が乗り降りするので乗りかごが揺れないように固い制振特性が要求される。
【解決手段】ガイドレール側支持部材と乗りかご側支持部材との間に制振特性が選択、或いは調整される制振装置を設けてガイドレール側支持部材と乗りかご側支持部材を弾性的に結合するようにした。乗りかごが走行している状態の時には柔軟性を持つ制振特性を与え、また、停止している状態の時では高剛性の制振特性を与えることで夫々に望ましい制振効果を得ることができる
【選択図】図3

Description

本発明はエレベータ装置の乗りかごをガイドレールに沿って案内するガイド組立体及びこのガイド組立体を備えたエレベータ装置に係り、特に乗りかごの運行状態に合わせて制振特性を切り換えることができるガイド組立体及びこのガイド組立体を備えたエレベータ装置に関するものである。
一般に、エレベータ装置においては昇降路壁に固定したガイドレールに沿って乗りかごを昇降案内するために、ガイドレールに回転可能に圧接したガイドローラを備えるガイド組立体を乗りかご側に設けた構成や、同様にガイドレールに摺接するガイドシューを備えるガイド組立体を乗りかご側に設けた構成が知られている。
前者の構成は特開2002−173284号公報(特許文献1)にあるように、レバーの自由端側にガイドローラを取り付け、レバーの中間部には流体圧アクチュエータを連結し、ガイドローラのガイドレールへの押圧力の変化に応じて乗りかご側への振動を抑制するように流体圧アクチュエータを制御する制御手段を設けたものが知られている。
また後者の構成は特開2007−326691号公報(特許文献2)にあるように、ガイドレールの継ぎ目における段差等によって乗りかご側に伝達される振動を抑制するために、ゴムなどの弾性体を設けたものが知られている。
更に特開平7−237828号公報(特許文献3)にあるように、乗りかごのテストランの際に垂直位置検出手段が検出する垂直位置と対応させて距離検出手段が検出するガイドレールとガイドシューとの間の距離データを収集して位置データ記憶手段に記憶させておき、乗りかごの実際の走行の際には、ガイドシュー制御手段が垂直位置検出手段の検出する各垂直位置にそれに対応するガイドレールとガイドシューとの間の距離データを位置データ記憶手段から読み出し、当該距離データを予め設定した基準距離データと比較し、ガイドシュー駆動手段によってガイドシューをその差が0となる方向に差分だけ移動させる姿勢制御を行うことにより、ガイドレールに曲りが発生している箇所でもそれに見合う距離だけガイドシュー側を進退させることによりエレベータかご側でその曲りを吸収し、乗りかごが揺れないようにしたものが知られている。
特開2002−173284号公報 特開2007−326691号公報 特開平7−237828号公報
しかしながら、特許文献1や特許文献2に記載されているガイド装置を乗りかごに設けたエレベータ装置においては、ガイドレール側から乗りかご側への振動を抑制するために流体アクチュエータやゴムなどの弾性体を使用していたため、望ましい減衰効果を期待すると比較的大型のものになってしまうと共に、弾性体で一義的に定まってしまう制振特性による制振効果しか期待することができなかった。
特に、乗りかごが運行されている時と乗りかごが停止している時ではその制振特性は異なったものが要求される。つまり、運行中ではガイドレールの継ぎ目の不整合やガイドレールの曲りによって乗りかごに不快な振動が伝わるのを抑制するため比較的軟い制振特性が要求され、停止中では乗客が乗り降りするので乗りかごが揺れないように固い制振特性が要求される。
また、特許文献3に示された構成は、ガイドレール全体にわたってのガイドシューの姿勢制御を行うものであり、データ収集に多大な時間を要すると共に、乗りかごの停止状態における制振については配慮が払われていなかった。
本発明の目的は、ガイドシューやガイドロール等のガイド部材を用いながら乗りかごの走行時および停止時にも望ましい制振効果を得ることができるガイド組立体及びこのガイド組立体を備えたエレベータ装置を提供することにある。
本発明の特徴は、乗りかご及び前記乗りかごの昇降を案内するガイドレールとの間に配置されたガイド組立体において、ガイド組立体を乗りかごに固定された乗りかご側支持部材と、ガイドレールに接するガイド部材を固定したガイドレール側支持部材と、ガイドレール側支持部材と乗りかご側支持部材との間に設けられ、制振特性が選択、或いは調整される制振装置によって構成し、制振装置によってガイドレール側支持部材と乗りかご側支持部材を弾性的に結合するようにした、ところにある。
本発明によれば、制御装置の制振特性を変えることができるので、例えば、乗りかごが走行している状態の時には柔軟性を持つ制振特性を与え、また、乗りかごが停止している状態の時では高剛性の制振特性を与え、夫々に望ましい制振効果を得ることができるものである。
本発明の一実施例になるエレベータ装置の乗りかごの外観構成を示す外観図である。 図1に示したガイドシュー組立体の構成を示す外観図である。 図2に示したガイドシュー組立体のII−II断面図である。 本発明の実施例に使用される制振装置の一例としての油圧式の制振装置の断面図である。 本発明の他の実施例になるガイドシュー組立体の構成を示す外観図である。 図5に示したガイドシューの組立体のVI−VI断面図である。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明するが、ガイド部材としてガイドシューを用いた実施例を説明するが、ガイドロールに置き換えた実施例も当然採用できるものである。
図1はエレベータ装置の概略構成を示しており、昇降路を構成する建屋壁には一対のガイドレール2が固定されている。図示を省略した機械駆動系によって昇降駆動される乗りかご1の上下部には複数のガイドシュー組立体3がそれぞれ取り付けられており、このガイドシュー組立体3をガイドレール2に摺接しながら乗りかご1を昇降案内するように構成されている。
各ガイドシュー組立体3は、詳細は後述するが制振特性が選択、或いは調整される特性調整機能付き制振装置を備えており、更にこの特性調整装置を制御する制御装置4を有しており、これらによって、いわゆるアクティブガイドシュー組立体を構成している。
図2及び図3は上述したガイドシュー組立体3の詳細を示しており、乗りかご1の昇降方向に伸びた面のほぼ全体でガイドレール2に接触可能な一対の接触部を有した断面がU字状のガイド部材であるガイドシュー7が配置され、このガイドシュー7はガイドレール側支持部材8に固定されている。
ガイドシュー7は潤滑性を備えた潤滑性合成樹脂から構成され、具体的にはナイロン樹脂やポリエチレン樹脂によって作られている。また、ガイドレール側支持部材8は鉄製であり、図3にあるように収納凹部8Aが形成されこの中にガイドシュー7が収められてボルトによって相互が固定されている。
このガイドレール側支持部材8の外側には、図示を省略した乗りかご1側に固定された乗りかご側支持部材5が配置されている。乗りかご側支持部材5は両側にガイドレール側支持部材8と対向するように対向側部5Aが形成されており、これは少なくとも先に説明したガイドレール側支持部材8とガイドシュー7を収納する収納部5Bを形成するようになっている。
そして、ガイドレール側支持部材8と対向部5Aの間には制振機能とその制振特性調整機能を備えた特性調整機能付き制振装置6(以下では単に制振装置という)が配置されている。制振装置6はガイドレール側支持部材8と乗りかご側支持部材5との間に設けられ、制振特性が選択、或いは調整される制振装置によってガイドレール側支持部材8と乗りかご側支持部材5を弾性的に結合するようにしている。
この制振装置6は主たる構成としてシリンダとピストンから構成され、シリンダ9側は乗りかご側支持部材5にボルトとによって固定され、一方、ピスン10側はガイドレール側支持部材8にボルトによって固定されている。
この制振装置6はシリンダ9及びピストン10のいずれか一方から振動を受けたときに振動を抑制または減衰してシリンダ9及びピストン10のいずれか他方へ伝達するものであり、これによってガイドレール2と乗りかご1の間で伝わる振動を抑制或いは減衰するものである。
しかも、この制振装置6は図1に示した制御装置4によって複数の異なる制振特性、例えば、柔軟性を持つ制振特性と高剛性の制振特性とを選択或いは調整して用いることができる。
次に、制振装置6の具体的な構成について図4に基づきその詳細を説明するが、この制振装置6は油を用いた油圧式の制振装置である。
図4において、シリンダ6の一端には固定フランジ14が形成されており、この固定フランジ14はボルト15によって乗りかご側支持部材5の対向側部5Aに固定されている。
一方、ピストン10の一端には固定フランジ16が形成されており、この固定フランジ16はボルト17によってガイドレール側支持部材8に固定されている。
シリンダ6内にはピストン10が収納されており、ピストン10とシリンダ6の間に乗りかご側支持部材5の対向側部5A側に第1油圧室18が形成され、ガイドレール側支持部材8側に第2油圧室19が形成されている。
第1油圧室18にはピストン10をガイドレール側支持部材8側に付勢する弾性体である圧縮コイルばね20が介装されており、第2油圧室19にはピストン10を乗りかご側支持部材5の対向側部5A側に付勢する弾性体である圧縮コイルばね21が介装されており、両者はガイドレール2と乗りかご1の間で振動が生じていない状態でピストン10がほぼ中央位置にくるようにその付勢力が決められている。
第1油圧室18と第2油圧室19はピストン10を迂回するように第1油圧通路22と第2油圧通路23によって連通されており、それぞれの油圧通路22、23にはその途中に調整オリフィス24、25が設けられている。尚、これ以外にも油圧通路の途中に油圧の流れを調整するチェック弁を備えていても良い。要は油圧通路によって制振作用が得られれば良いものである。
そして、第2油圧通路23には電磁的に駆動される電磁弁26が設けられ、この電磁弁26は制御装置4からの制御信号によって駆動され、電磁弁26が作動していないときには第2油圧通路23を連通状態とし、電磁弁26が作動すると第2油圧通路23を遮断状態とするものえある。
したがって、第1油圧通路22だけで第1油圧室18と第2油圧室19を連通している状態では固い制振特性が得られ、第1油圧通路22と第2油圧津路23とで第1油圧室18と第2油圧室19を連通していると柔い制振特性が得られるものである。
尚、本実施例では第1油圧通路22と第2油圧通路23の油圧通路の選択で制振特性を調整、選択していたが、一本の油圧通路の断面積路を比例的に変更する、例えばスプール弁のような構成を採用することによっても制振特性を調整、或いは選択することができる。
したがって、乗りかご1が走行している状態の時と、乗りかご1が停止している状態時とで制振特性を使い分けることが可能となる。
乗りかご1が走行している状態の時には、電磁弁26を開いた状態にして柔軟性を持つ制振特性を出力するようにすることで、例えば、ガイドレのール2の構成に起因して急激な振動が発生した場合でも緩やかな振動に抑制して乗りかご1側の揺れを抑制することができる。
すなわち、ガイドレール2は昇降路壁に固定されるが、その軸方向のつなぎ目にそれぞれのガイドレール2の間で段差が生じたり、また鉛直方向の芯出し精度(ガイドレール2の直線性)の継時的な劣化によって、乗りかご1の昇降時にガイドシュー7を通してガイドレール2側から乗りかご1に直接的に振動が伝えられる場合がある。
しかしながら、本実施例になるガイドシュー組立体3によれば、ガイドシュー7と乗りかご1の間に制振特性が調整、選択できる制振装置6を備えて柔軟な制振特性を与えるようにしているため、ガイドレール2からの振動が乗りかご1側に伝達されるのを抑制することができる。
一方、乗りかご1が停止している状態では電磁弁26を閉じた状態にして高剛性の制振特性を出力するように制御することで、例えば、乗客の乗り降りで生じる乗りかご1側の揺れを高剛性の制振作用によって抑制することができる。
乗りかご1が停止している状態では、停止中に乗り降りする乗客などによって乗りかご1に振動が加えられる場合があり、この振動によって乗りかごが揺すられる現象が生じる。
しかしながら、本実施例になるガイドシュー組立体3によれば、制振装置6による高剛性の制振特性によって制振装置6があたかも剛性的に一体の連結状態となり、乗りかご1と一体のガイドシュー7を通して乗りかご1の揺れがガイドレール2により抑制されて乗りかご1側での振動を抑制することができるようになる。
従来技術のようにばねやゴムなどの弾性体を使用して複数の制振特性を得ようとすると構造が複雑になったり調整作業が面倒になるが、本実施例のような制振装置6を使用すると、振動が生じる条件や状態、振動の性質によって制御装置4により制振装置6の制振特性を調整、或いは選択できるので夫々に望ましい制振効果を得ることができるようになる。
また、乗りかご1の昇降運転時に地震が発生したりした場合に振動計(図示せず)から検出信号を受けたとき、制御装置4によって制振装置6の制振特性を柔らかな特性から地震対応時の特性に調整することができるので、ガイドレール2および建物側の揺れを減衰または抑制して乗りかご1側に伝達されるようにすることもできる。
また、このようなガイドシュー組立体3によれば制振装置6によって異なる制振特性を得ることができるので、ガイドレール2の鉛直方向の据え付け精度を多少低くし振動要因を大きくしても十分な制振効果を期待することができるし、継時的な変化によってガイドレール2が曲がっても十分な制振効果を期待することができる。
このため、ガイドレール2を昇降路壁に固定するとき、鉛直方向の芯出し精度をこれまでのような高精度で行わなくても良くなり、これによって発生する振動を制振装置6で効果的に吸収することができるので、ガイドレール2の取り付け作業を容易に、かつ短時間で行うことができるようになる。
しかも、特許文献3のようにガイドレール全体にわたってのガイドシューの姿勢制御を行うものではないから、データ収集に多大な時間を要することがなく、比較的簡単な構成で望ましい制振効果を得ることができる。
図4及び図6は本発明の他の実施例になるガイドシュー組立体3を示しており、ガイドレール側支持部材8と乗りかご側支持部材5の構成が異なっているが、制振装置6の構成については図4に示すものと同様の構成である。
図4において、ガイドシュー7には下方部分に固定フランジ7Aが形成され、この固定フランジ7Aがボルト13によってガイドレール側支持部材8に固定されている。
ガイドレール側支持部材8は図面上では逆U字型に形成され、ガイドレール側支持部材8のU字型の収納部8Bの内側にU字型の乗りかご側支持部材5が配置されている。これらのガイドレール側支持部材8と乗りかご側支持部材5は既存のU字型の形鋼を用いて製作してあり容易に材料を調達できる長所がある。
乗りかご側支持部材5は乗りかご側の固定板11にボルト12を介して固定されている。
U字型のガイドレール側支持部材8とU字型の乗りかご側支持部材5はその開口側が対向するように配置され、イドレール側支持部材8の側壁部8Cと乗りかご側支持部材5等の側壁部5Cの間に対向部が形成されている。このようにして形成した側壁部8Cと側壁部5Cとの間に制振装置6が配置されている。制振装置6の固定方法は図4に示してある通りであり、またその作動も同様のものである。
本実施例になるガイドシュー組立体3によれば、ガイドシュー7と乗りかご1の間に制振特性が調整、或いは選択できる制振装置6を備えて柔軟な制振特性を与えるようにしているため、ガイドレール2からの振動が乗りかご1側に伝達されるのを抑制することができる。
また、制振装置6による高剛性の制振特性によって制振装置6があたかも剛性的に一体の連結状態となり、乗りかご1と一体のガイドシュー7を通して乗りかご1の揺れがガイドレール2により抑制されて乗りかご1側での振動を抑制することができるようになる。
また、このようなガイドシュー組立体3によれば制振装置6によって異なる制振特性を得ることができるので、ガイドレール2の鉛直方向の据え付け精度を多少低くし振動要因を大きくしても十分な制振効果を期待することができるし、継時的な変化によってガイドレール2が曲がっても十分な制振効果を期待することができる。
このため、ガイドレール2を昇降路壁に固定するとき、鉛直方向の芯出し精度をこれまでのような高精度で行わなくても良くなり、これによって発生する振動を制振装置6で効果的に吸収することができるので、ガイドレール2の取り付け作業を容易に、かつ短時間で行うことができるようになる。
しかも、特許文献3のようにガイドレール全体にわたってのガイドシューの姿勢制御を行うものではないから、データ収集に多大な時間を要することがなく、比較的簡単な構成で望ましい制振効果を得ることができる。
以上述べたように、本発明によればガイドシューやガイドロール等のガイド部材を用いながら、乗りかごの走行時および停止時等のように乗りかごの運行状態に合わせて望ましい制振効果を得ることができるようになる。
1…乗りかご、2…ガイドレール、3…ガイドシュー組立体、4…制御装置、5…乗りかご側支持部材、5A…対向側部、5B…収納部、5C…側壁部、6…制振装置、7…ガイドシュー、8…ガイドレール側支持部材、8A…収納部、8B…収納部、8C…側壁部、9…シリンダ、10…ピストン、18、第1油圧室、19…第2油圧室、20、21…圧縮コイルばね、22…第1油圧通路、23…第2油圧通路、26…電磁弁。

Claims (11)

  1. 乗りかご及び前記乗りかごの昇降を案内するガイドレールとの間に配置されたガイド組立体において、
    前記ガイド組立体は、前記乗りかごに固定された乗りかご側支持部材と、前記ガイドレールに接するガイド部材を固定したガイドレール側支持部材と、前記ガイドレール側支持部材と前記乗りかご側支持部材との間に設けられ、制振特性が選択、或いは調整されて前記ガイドレール側支持部材と前記乗りかご側支持部材を弾性的に結合する制振装置とによって構成されていることを特徴とするガイド組立体。
  2. 請求項1に記載のガイド組立体において、
    前記ガイド部材は前記ガイドレールに摺接するガイドシューであることを特徴とするガイド組立体。
  3. 請求項1に記載のガイド組立体において、
    前記制振装置は柔らかい制振特性と固い制振特性を有し、これらの特性が選択されて使用されることを特徴とするガイド組立体。
  4. 請求項1に記載のガイド組立体において、
    前記制振装置は油を使用した油圧式の制振装置であることを特徴とするガイド組立体。
  5. 請求項4に記載のガイド組立体において、
    前記制振装置はピストンと、このピストンの両側に油圧室を形成するシリンダと、前記ピストンを迂回する少なくとも2つの油圧通路と、一方の油圧通路を連通或いは遮断する切換え弁とより構成したことを特徴とするガイド組立体。
  6. 乗りかご及び前記乗りかごを昇降案内するガイドレールと、前記ガイドレールと前記乗りかごの間を前記ガイドレールに接したガイドを備えたガイド組立体によって連結したエレベータ装置において、
    前記ガイド組立体は前記乗りかごに固定された乗りかご側支持部材と、前記ガイドレールに接する前記ガイド部材を固定したガイドレール側支持部材と、前記ガイドレール側支持部材と前記乗りかご側支持部材との間に設けられ、制振特性が選択、或いは調整される制振装置とによって構成され、前記制振装置によって前記ガイドレール側支持部材と前記乗りかご側支持部材が弾性的に結合されることを特徴とするエレベータ装置。
  7. 請求項6に記載のガイド組立体において、
    前記ガイド部材は前記ガイドレールに摺接するガイドシューであることを特徴とするガイド組立体。
  8. 請求項6に記載のエレベータ装置において、
    前記制振装置には前記乗りかごの運行状態によって制振特性を調整、或いは選択する信号が制御装置から送られ、この信号によって制振特性が調整、或いは選択されることを特徴とするエレベータ装置。
  9. 請求項8に記載のエレベータ装置において、
    前記乗りかごが走行されている状態では前記制御装置は柔らかい制振特性となる信号を前記制振装置に送り、前記乗りかごが停止されている状態では前記制御装置は固い制振特性となる信号を前記制振装置に送ることを特徴とするエレベータ装置。
  10. 請求項8に記載のエレベータ装置において、
    前記制振装置は油を使用した油圧式の制振装置であることを特徴とするエレベータ装置。
  11. 請求項10に記載のエレベータ装置において、
    前記制振装置はピストンと、このピストンの両側に油圧室を形成するシリンダと、前記ピストンを迂回する少なくとも2つの油圧通路と、一方の油圧通路を連通或いは遮断する電磁弁とより構成され、前記電磁弁が前記制御装置からの信号によって制御されることを特徴とするエレベータ装置。
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