JPS6274897A - リフトカーの横振動の連続補償方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、リフ１〜カーの案内摺動部をリフトの案内レ
ールの真直ぐでない部分に対応して移動させる、リフト
カーの横振動の連続補償方法及び装置に関するものであ
る。

リフトウェル（：縦穴）内には、通常２つの案内レール
が備えられており、この案内レールは、リフトカーが移
動しかつ多かれ少なかれ真直ぐでない部分を必ず有する
レールからなる。このこと：ま、長く完全に真直ぐな案
内レールを製造することができないということだけでな
く、特に、新しいビルディングの沈下に起因する。した
がっ−て、案内レールの逸脱（狂い）はリフトカーの横
方向の振動及び揺れを生み、このことは時に高速リフト
の場合において大変な不快感を伴う。

特に、超高層ビルにおける長い案内レールはほとんど例
外なく数基の高速リフトに使われており、約２年毎に真
直ぐに矯正しなければならない。この作業は非常に費用
がかかり、この矯正中はりフトか役に立たず、その間に
ウェルの点検Ｗ　ｆ’ｎＴをすることとなる。その結果
、リフトはただでさえ大きな荷須であるのに、リフト列
の全ての案内レールが矯正されてしまうまで、このリフ
ト列の輸送能力は少なくとも１基のリフトの１輸送能力
分だけ減少してしまう。

米国特許第３．６６９．２２２号には、従来技術として
、受動的に減衰されるリフト案内ホイールが開示されて
おり、このホイールによって、案内レールかろリフトカ
ーに（公達される（黄方向の衝撃を減衰することができ
る。それ自身で１吏用できると思われるこの技術は、リ
フトカーの振動をある程度減衰するのみて、この振動を
完全に除去すること）まできない。前記従来技術はまた
リフトの横振動を積極的に補償するための提案がなされ
ており、この技術は実験段階の域をほとんど越えていな
いが、この技術において、リフトの横方向の瞬時の加速
に基づいて案内レールに対応するリフトの軌道を正確に
する試みがなされている。多くの場合、従来技術の補１
賞手段をもったリフトはこの補（賞手段のないリフトに
比べて大きく振動するという、乗客の意見からも分かる
ように、この結果はまったく逆のものになってしまって
いる。リフトカーの動作に対応する測定幀及び応答１直
の実時間処理に基ついて、前記リフトカーの動作を制御
するだめのフィードハノクンステムを構成することは現
在の技術においては不可能であり、賢明なことではない
。また、これらの変更は、あまりにも急進的すぎ、そし
てリフトの運動質世があまりにも大きすぎる。

本発明の目的はリフトカーの横振動の連続補償方法及び
（・シ１δを提供することにあり、これらによってリフ
トレールを真直ぐに矯正する時期の間の時間的インター
バルを少なくとも２倍は長くすることができ、そして、
もっとも好適な場合にあっては、これら作業を不必要と
なすことができる。

上記目的を達成するために、本発明の方法は、リフトウ
ェルに設けた前記案内レールの真直ぐでない部分をリフ
トの移動にわたって検出し、前記検出中に部分的な逸脱
の大きさを測定し、前記リフトカーの位置に応じた逸脱
値表を前記案内摺動部を制御するコンピュータのメモリ
ー内に組込み、この逸脱値表に基づいて前記案内摺動部
を、前記コンピュータで制御して前記リフトカーの各特
定の位置における案内レールの軌道に正確に順応させた
ことを特徴とする。

本発明の上記原理で分かったことは、リフトカーの案内
摺動部の実時間処理コントロール機能を達成することが
ほとんど不可能であるという事実である。その代りに、
案内慴動部作動手段にはある作動モデルが与えられてお
り、このＩｆｆ　ｍｌモデルは、案内レールを大変多く
移動するのて新たな作動モデルが前記作動手段に与えら
れなければならないと分かるまで常に続けられる。案内
レールの決められた検査例えば毎年の精密検査を行なう
ことによって、リフトを常にスムーズに動かすことがで
き、そして、現状のものと比較しても、レールを矯正す
る必要性は大変に長い時間インターバルをおいた時期に
生じるようになる。レールウェル内に設けられた案内レ
ールは案内摺動部の移動範囲内に・塁時γＹ在し、これ
により、案内レールを矯正する必要かなくなる。

本発明の方法の好適実施態嗟は、前記リフトウェルに設
けた前記案内レールの検出を前記リフトカーに一時的に
設けられた加速度計によって成すと共に前記検出を補償
状態にない前記リフトカーの試運転の場合に行ない、前
記逸脱値表を前記加速度計によって得られた実行１直に
基づいて前記コンピュータのメモリー内に組込んだこと
を特徴とする。

前記逸脱値表の組込みは、測定の結果から得ふれた案内
レールの逸脱を、与えられたアルコリズムに従って計算
し、このアルゴリズムによって与えられた値を案内慴動
部を制ｉ卸するコンピュータで明瞭な形に変換し、逸脱
値表の素子を構成するコンピュータの半導体動作メモリ
内に前記１直を記１意させることのできるコンピュータ
によって最も好適にしかも自動的に成し成げられる。リ
フト制御コンピュータ又は測定装置の一部を構成する分
離型プロセッサー又は案内摺動部に設けられた上記コン
ピュータによって上記測定結果の判断を実行することが
可能である。

本発明の装置の好適実施熊髄は、前記リフトカーの案内
摺動部およびこの案内慴動部の作動手段を備えたリフト
カーの横振動の連続補償方法を実施する装置において、
前記作動手段の制御システムは例えば精密検査に一時的
に１吏われる少なくとも一つの測定手段を備え、この測
定手段によって前記案内レールの真直ぐでない部分の情
報を確定し、更に前記制御システムはコンピュータを備
え、前記案内摺動部はｍｊ記測測定手段よって前記コン
ピュータ内に予め設定された案内慴動部用の移動指令に
従って通常のリフト作動をＵｉ↑実に制ｉ卸さけるよう
にしたことを特徴とする。

本発明の一実施例を図面に基づいて以下詳述する。

第１図に示される従来技術の手段において、往復台に装
着されてリフトの移動を案内する３つのホイール３が、
リフトウェル（縦穴）の璧１に固定された案内レール２
に沿って走行するように配置され、各ホイール３は、そ
れ自身にばね：び架手段４を有している。この）け架手
段・１は大変複雑で保守を必要とする。更に、この手段
はリフトカーに作用する案内レール２からの術・廐を単
に減衰さするのみて、この衝撃を完全に取り除くことは
できない。

そこで、第２ａ図におし）では、本発明の成域装置の平
面図が示されている。ウェルの璧１にリフトカー６の案
内レール５か取付けられており、この案内レール５に沿
って案内慴・動部７が移動する。

この案内摺動・部７；よ、第２ａ図に示すよう；ご、液
、１Ｅノリンダ９によって、リフトカー６に関して：［
リノ〈；ことができるように基１“７Ｂすなわら１王腹
台８に設け□られている。第２ａ、　２Ｂ図に示すよう
に、介挿空間１部１０を形成することによって、案内摺
動部７の最大移動・範囲を定めることができる。

第３図は、本発明の案内１Ｂ動部７を制ｉ卸する理論が
実効あるものになされる方法をフロックレベル図で示し
たものである。このシステムの中心はマイクロプロセッ
サー１１であり、このマイクロプロセッサー１１は案内
摺動部７と一緒にリフトカー６に設けられており、この
マイクロプロセッサーに永久的にプロクラムされたルー
チンは例えばアドレス母線１３に沿ってエピロムタイプ
（ＥＰＲＯ）、Ｉ−ｔｙｐｅ）メモリーＸ２に読みとり
指令でアドレスする。このメモリー回路は、各１瞬間で
アドレスされるメモリー状態の容量を例えば８ビ／トの
データノ＼ス１４にセットし、このハイドの１直はＤ／
Ａ　コンバータ１５てアナロク電圧に変換され、そして
、前記電圧は増：’ｌｌｊ　ｑ、　ｌ　Ｇによって増幅
される。この増幅された電圧：ま液圧システムのモータ
１７に対して負荷値として供給し、これらモータは液圧
ポンプ１８を制御し、このポンプ１８は液圧ンリンダ９
を作動させてリフトカーの案内摺動部７を制御する。

また、上記制御を実効あるものにする他の方法としては
上記の例において例えば、メモリー回路１２内に、制御
するのに必要なデータをできるだけ多く組みこむように
する。このようにすれば、必要とする回路が簡単になる
。そして同時にしかも異なった負荷電圧が２つの演算回
路１２には必要とされるので、＋ｉ？ｉ記負荷主負荷電
圧；離して製表すると共に、メモリー回路１２から分；
雛し平行して罐達することもてきる。しかし、Ｄムコン
ハーク１５と接続する一上で巽なった負荷電圧を生じな
し）場合もあるので、この場合には、コンバータ１５に
伝達されるハイドが案内摺動部７の所定の絶対位置選定
をし、そこから生じる位置決め状態を変える必要性は各
液圧ンリンダ９の場合に分けて試行することができる。

本発明は上記実施例）と限定されるものではな（、必要
に応して種々の変更を加えることかできるのは言うまで
もない。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のリフトカーの横振動の連続？ｉｆｉ償装
置を示す図、 第２ａ図は本発明に係るリストカーの横振動の連続補償
装置を示す平面図、 第２ｂ図は本発明に係る装置の正面図、第３図は本発明
に係る案内摺動部の理論制御を示す回路図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、リフトカーの案内摺動部がリフト案内レールの真直
   ぐでない部分に対応して動く、リフトカーの横振動の連
   続補償をする方法において、 リフトウェルに設けた前記案内レールの真直ぐでない部
   分をリフトの移動にわたって検出し、前記検出中に部分
   的な逸脱の大きさを測定し、前記リフトカーの位置に応
   じた逸脱値表を前記案内摺動部分を制御するコンピュー
   タのメモリ内に組込み、この逸脱値表に基づいて前記案
   内摺動部を、前記コンピュータで制御して前記リフトカ
   ーの各特定の位置における案内レールの軌道に正確に順
   応させることを特徴とするリフトカーの横振動の連続補
   償方法。 ２、前記リフトウェルに設けた前記案内レールの検出を
   前記リフトカーに一時的に設けられた加速度計によって
   成すと共に前記検出を補償状態にない前記リフトカーの
   試運転の場合に行ない、前記逸脱値表を前記加速度計に
   よって得られた実行値に基づいて前記コンピュータのメ
   モリ内に組込んだことを特徴とする特許請求の範囲第１
   項記載のリフトカーの横振動の連続補償方法。 ３、前記リフトカーの案内摺動部は、この案内摺動部の
   作動手段と共に設けられた別個のプロセッサーによって
   制御され、前記プロセッサーのメモリー内に前記逸脱値
   表を有して前記リフトの位置の情報を前記リフトの特定
   の制御コンピュータの信号によって得るようにしたこと
   を特徴とする特許請求の範囲第１項又は第２項に記載の
   リフトカーの横振動の連続補償方法。 ４、前記リフトカーの案内摺動部およびこの案内慴動部
   の作動手段を備えたリフトカーの横振動の連続補償方法
   を実施する装置において、前記作動手段の制御システム
   は例えば精密検査に一時的に使われる少なくとも一つの
   測定手段を備え、この測定手段によって前記案内レール
   の真直ぐでない部分の情報を確定し、更に前記制御シス
   テムはコンピュータを備え、前記案内慴動部は前記測定
   手段によって前記コンピュータ内に予め設定された案内
   摺動部用の移動指令に従って通常のリフト作動を確実に
   制御させるようにしたことを特徴とするリフトカーの横
   振動の連続補償装置。 ５、前記測定手段は１又は数個の加速度計からなること
   を特徴とする特許請求の範囲第４項記載のリフトカーの
   横振動の連続補償装置。 ６、前記案内摺動部の作動手段は複数のソレノイドから
   なることを特徴とする特許請求の範囲第４項又は第５項
   記載のリフトカーの横振動の連続補償装置。 ７、前記案内摺動部の作動手段は流体圧パワーシリンダ
   からなることを特徴とする特許請求の範囲第４項又は第
   ５項記載のリフトカーの横振動の連続補償装置。