JP4825378B2 - エレベータの乗りかご - Google Patents
エレベータの乗りかご Download PDFInfo
- Publication number
- JP4825378B2 JP4825378B2 JP2001282881A JP2001282881A JP4825378B2 JP 4825378 B2 JP4825378 B2 JP 4825378B2 JP 2001282881 A JP2001282881 A JP 2001282881A JP 2001282881 A JP2001282881 A JP 2001282881A JP 4825378 B2 JP4825378 B2 JP 4825378B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- movable valve
- damping device
- car body
- guide rail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B7/00—Other common features of elevators
- B66B7/02—Guideways; Guides
- B66B7/04—Riding means, e.g. Shoes, Rollers, between car and guiding means, e.g. rails, ropes
- B66B7/046—Rollers
Landscapes
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
- Elevator Control (AREA)
Description
【発明の属する分野】
本発明は、制振性能を向上させたエレベータの乗りかごに係り、とりわけ減衰装置の減衰力を変化させることにより制振性能を向上させたエレベータの乗りかごに関する。
【0002】
【従来の技術】
図10および図11は従来のエレベータの乗りかごを示している。
【0003】
図10に示すように、従来のエレベータの乗りかご1として、建物の壁面40に設けられたガイドレール2に沿って走行する乗りかご本体4と、乗りかご本体4の上面両端部と下面両端部に設けられ、乗りかご本体4をガイドレール2に沿って案内する案内装置5とを備えたものが知られている。乗りかご本体4には乗りかご本体4を吊るす吊りロープ3が設けられている。
【0004】
このうち案内装置5は、乗りかご本体4に固定されたフレーム44と、フレーム44に揺動自在に設けられたレバー43と、レバー43に連結され、ガイドレール2にガイドされるガイドローラ11とを有している。またレバー43には、ガイドローラ11をガイドレール2に押付ける付勢手段14が設けられ、レバー43とフレーム44との間には、レバー43の振動を減衰させる減衰装置17が連結されている。
【0005】
次に、制振性能を向上させた、他の従来のエレベータの乗りかごについて図11により説明する。
【0006】
図11に示すように、エレベータの乗りかご1は乗りかご本体4と案内装置5とを備えている。このうち案内装置5は、フレーム44と、レバー43と、ガイドローラ11と、減衰装置51とを有している。フレーム44に、乗りかご本体4の振動を検出する振動検出器53が取付けられている。また振動検出器53には振動検出器53の振動に関する情報に基づいて減衰装置51の減衰定数を算出する制御装置52が接続され、制御装置52からの減衰定数に関する情報に基づいて、減衰装置51の減衰力を調整するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図10に示す従来のエレベータの乗りかご1の案内装置5では、ガイドレール2からガイドローラ11に伝達する振動が乗りかご本体4に伝達するのを十分に防止することができない。すなわち、ガイドローラ11の振動をレバー43で受け、この振動を減衰装置(粘性ダンパ)17で減衰する構成においては、一般に共振周波数付近の低周波数の振動に対しては減衰装置17の減衰定数を大きくし、共振周波数付近の高周波数の振動に対しては減衰装置17の減衰定数を小さくする方が制振性能として望ましい。しかし、通常の減衰装置17では、減衰定数が一定値に固定されてしまうため、低周波数および高周波数両方の特性を同時に満足することができない。
【0008】
すなわち減衰装置17の減衰定数を大きくした場合には、共振周波数付近における低周波数の振動は減衰されるが、高周波数の振動に対しては、十分な減衰が望めず、ゴツゴツとした乗り心地となる。一方、減衰装置17の減衰定数を小さくした場合には、高周波数の振動は減衰されるが、共振周波数付近における低周波数の振動に対して十分な減衰ができず、その低周波数付近において乗りかご本体4が大きく揺れてしまう。そこで、実際には低周波数振動と高周波数振動いずれかを重視した減衰定数の設定、もしくは両方ともに妥協できる範囲での減衰定数の設定がされている。
【0009】
さらに、上述した問題を解決するものとして、図11に示すようなセンサ等の振動検出器53により乗りかご本体4の振動状態を検出して、その振動状態に応じて減衰定数を変化させる減衰装置51が提案されている。この減衰装置51によれば、逐次乗りかご本体4の振動状態に応じて効果的な減衰装置51の減衰定数を設定することが可能となるため、幅広い周波数帯域において、高い制振性能を発揮することができる。しかし、この方法では乗りかご本体4の振動状態を検出するための振動検出器53と、振動検出器53からの振動に関する情報に基づいて減衰装置51の減衰定数を算出する制御装置52と、制御装置52からの減衰定数に関数する情報に基づいて減衰力を調整する減衰装置51が必要となり、コストが高くなるという問題がある。
【0010】
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、振動を検出する振動検出器および減衰装置の減衰定数を算出する制御装置を必要とせず、幅広い周波数領域において、エレベータの乗りかごの制振性能を向上させたエレベータの乗りかごを提供することを目的とする。
【0011】
本発明は、ガイドレールに案内されて移動するエレベータの乗りかごにおいて、乗りかご本体と、乗りかご本体に揺動自在に設けられたレバーと、レバーに連結され、ガイドレールに案内されるガイドローラと、ガイドローラをガイドレールに押付ける付勢手段と、レバーと乗りかご本体との間に連結され、レバーの振動を減衰させる減衰装置と、を備え、減衰装置は、レバーが高周波数振動を行なう際、その減衰力が小さくなり、レバーが低周波数振動を行なう際、その減衰力が大きくなるよう構成され、減衰装置は、両端に開口部を有する隔壁により区画された内側部と外側部とを有し、流体で満たされたシリンダと、一端にヘッド部を有し、ヘッド部が内側部内を滑動するピストンと、隔壁に設けられ、外側部内の流体の移動を調整する可動弁と可動弁に取付けられた支持機構とを備え、支持機構は、ヘッド部の速度が大きい場合は、可動弁の開度が大きくなり、ヘッド部の速度が小さい場合は、可動弁の開度が小さくなるよう可動弁を動作させることを特徴とするエレベータの乗りかごである。
本発明は、ガイドレールに案内されて移動するエレベータの乗りかごにおいて、乗りかご本体と、乗りかご本体に揺動自在に設けられたレバーと、レバーに連結され、ガイドレールに案内されるガイドローラと、ガイドローラをガイドレールに押付ける付勢手段と、レバーと乗りかご本体との間に連結され、レバーの振動を減衰させる減衰装置と、を備え、減衰装置は、レバーが高周波数振動を行なう際、その減衰力が小さくなり、レバーが低周波数振動を行なう際、その減衰力が大きくなるよう構成され、減衰装置は、両端に開口部を有する隔壁により区画された内側部と外側部とを有し、流体で満たされたシリンダと、一端にヘッド部を有し、ヘッド部が内側部内を滑動するピストンと、隔壁の各々の開口部に設けられ、内側部と外側部との間の流体の移動を調整する可動弁と、各可動弁に取付けられた支持機構とを備え、各支持機構は、ヘッド部の速度が大きい場合は、可動弁の開度が大きくなり、ヘッド部の速度が小さい場合は、可動弁の開度が小さくなるよう可動弁を動作させることを特徴とするエレベータの乗りかごである。
本発明は、ガイドレールに案内されて移動するエレベータの乗りかごにおいて、乗りかご本体と、乗りかご本体に揺動自在に設けられたレバーと、レバーに連結され、ガイドレールに案内されるガイドローラと、ガイドローラをガイドレールに押付ける付勢手段と、レバーと乗りかご本体との間に連結され、レバーの振動を減衰させる減衰装置と、を備え、減衰装置は、レバーが高周波数振動を行なう際、その減衰力が小さくなり、レバーが低周波数振動を行なう際、その減衰力が大きくなるよう構成され、減衰装置は、内部が流体で満たされたシリンダと、流体の移動が可能な少なくとも一対の流路が設けられシリンダ内を一対の空間に区画するヘッド部を有し、ヘッド部がシリンダ内を滑動するピストンと、各流路に設けられ、流路内の流体の移動を調整する可動弁と、各可動弁に取付けられた支持機構とを備え、各空間はヘッド部に設けられた一対の流路によって連通し、各支持機構は、ヘッド部の速度が大きい場合は、可動弁の開度が大きくなり、ヘッド部の速度が小さい場合は、可動弁の開度が小さくなるよう可動弁を動作させることを特徴とするエレベータの乗りかごである。
本発明は、ガイドレールに案内されて移動するエレベータの乗りかごにおいて、乗りかご本体と、乗りかご本体に揺動自在に設けられたレバーと、レバーに連結され、ガイドレールに案内されるガイドローラと、ガイドローラをガイドレールに押付ける付勢手段と、レバーと乗りかご本体との間に連結され、レバーの振動を減衰させる減衰装置と、を備え、減衰装置は、レバーが高周波数振動を行なう際、その減衰力が小さくなり、レバーが低周波数振動を行なう際、その減衰力が大きくなるよう構成され、減衰装置は、外側シリンダと、外側シリンダ内を滑動する内側シリンダと、端にヘッド部を有し、ヘッド部が内側シリンダ内を滑動するピストンと、を備えたことを特徴とするエレベータの乗りかごである。
【0012】
本発明によれば、振動を検出する振動検出器および減衰装置の減衰定数を算出する制御装置を必要とせず、幅広い周波数領域において、エレベータの乗りかごの制振性能を向上させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
第1の実施の形態
以下、図1乃至図5を参照して本発明によるエレベータの乗りかごの第1の実施の形態について説明する。
【0014】
図1は、本発明によるエレベータの乗りかごの第1の実施の形態を示す図である。
【0015】
図1に示すように、本発明によるエレベータの乗りかご1は、ガイドレール2に沿って案内されるとともに吊りロープ3により吊られた乗りかご本体4と、乗りかご本体4の上面に取付けられたフレーム44と、フレーム44に固定軸8を介して揺動自在に連結されたレバー43と、レバー43に連結されガイドレール2に案内されるガイドローラ11とを備えている。
【0016】
このうちレバー43は、固定軸8に連結された回転レバー部9と、回転レバー部9の中央付近から水平方向に延びる後方レバー部15を有している。また、フレーム44は、乗りかご本体4に固定された取付けベース部6と、取付けベース部6に取付けられた固定スタンド部7と、固定スタンド部7に取付けられた固定フレーム部12を有している。
【0017】
レバー43の回転レバー部9の中央付近には、ガイドレール2に案内される上述のガイドローラ11が、ローラ軸10を介して連結されている。またレバー43の回転レバー部9の一端には、ガイドローラ11をガイドレール2に押付ける付勢手段14が設けられている。
【0018】
この付勢手段14は、フレーム44の固定フレーム部12に固定されたロッド13と、ロッド13の外周に連結された弾性体13bと、ロッド13に取付けられ弾性体13bをレバー43の回転レバー部9に押え付ける固定ナット13aを有している。ここで、弾性体13bとしてはバネが用いられており、固定ナット13aのネジ込み量によってバネの弾性力を変化させることができるようになっている。
【0019】
レバー43の後方レバー部15の端部とフレーム43の取付けベース部6との間には、レバー43の振動を減衰させる減衰装置17が固定軸15a、17aを介して連結されている。ここで減衰装置17として、粘性ダンパが用いられている。
【0020】
次に減衰装置について詳細に説明する。
【0021】
図2は、本発明によるエレベータの乗りかご1の減衰装置17を示す図である。
【0022】
図2に示すように減衰装置17は、両端に開口部19aを有する隔壁19Wにより区画された内側部23と外側部20とを有し、流体19bで満たされたシリンダ19と、一端にヘッド部18aを有し、ヘッド部18aが内側部23内を滑動するピストン18と、隔壁19Wに設けられ、外側部20内の流体19bの移動を調整する可動弁22とを備えている。
【0023】
ここで、隔壁19Wには一対の可動弁22、22が設けられているが、可動弁22の数はいくつあってもよい。また各可動弁22には、一対の支持機構42、42が取付けられているが、支持機構42は、いくつ取付けられてもよい。
【0024】
また各支持機構42は支持機構42を駆動する弾性体21と、弾性体21の弾性力を調整するネジ41を有している。
【0025】
次にこのような構成からなる実施の形態の作用について説明する。
【0026】
乗りかご本体4は、吊りロープ3の引張り力により上方または下方に移動する。乗りかご本体4が移動すると、ガイドローラ11は付勢手段14によってガイドレール2に押付けられて、ガイドレール2上を転動する。ガイドローラ11が、ガイドレール2上を転動すると、ガイドレール2の不整または変形等により、ガイドローラ11には加振振動が発生する。ガイドローラ11に振動が発生すると、その振動はローラ軸10を介してレバー43に伝達し、レバー43に振動が発生する。ここでレバー43の振動はレバー43の固定軸8を中心に揺動する方向(揺動方向)15bにもっとも大きく生じていることから、減衰装置17によって、この揺動方向15bの振動を減衰することができる。
【0027】
次に減衰装置17の作用について詳細に説明する。
【0028】
図2において減衰装置17は、レバー43(図1)が高周波数振動を行なう際、その減衰力が小さくなり、レバー43が低周波数振動を行なう際、その減衰力が大きくなるように、非線形の減衰特性を有している。
【0029】
ここで、レバー43が高周波数振動を行なうとは、レバー43の後方レバー部15の一端が高速に揺動することであり、レバー43が低周波数振動を行なうとは、レバー43の後方レバー部15の一端が低速に揺動することである。また、乗りかごの固有周波数の
【数2】
倍を基準値として、それ以上を高周波数とし、それ以下を低周波数としている。
【0030】
まず、レバー43が低速に揺動を行なった場合の減衰装置17の作用について説明する。
【0031】
レバー43が低速に揺動を行なうと、その揺動は後方レバー部15の固定軸15aを介してピストン18に伝達し、ピストン18のヘッド部18aが低速で動作する。ピストン18のヘッド部18aが低速で動作した場合、シリンダ内の流体19bの圧力は低く、支持機構42は、可動弁22の開度が小さくなるよう可動弁22を動作させる。このように可動弁22の開度が小さい場合、外側部20内の流体19bの流路20aが狭くなることから、ピストン18のヘッド部18aの動作に対する流体19bの抵抗力が大きくなり、減衰装置17の減衰力は大きくなる。
【0032】
一方、レバー43が高速で揺動を行なうと、その揺動は後方レバー部15の固定軸15aを介してピストン18に伝達し、ピストン18のヘッド部18aが高速で動作する。ピストン18のヘッド部18aが高速で動作した場合、シリンダ19内の流体19bの圧力は高くなり、支持機構42は可動弁22の開度が大きくなるよう可動弁22を動作させる。可動弁22の開度が大きくなると、外側部20内の流体19bの流路20aが広くなることから、ピストン18のヘッド部18aの動作に対する流体19bの抵抗力が小さくなり、減衰装置17の減衰力は小さくなる。
【0033】
なお支持機構42の駆動力は、外部から調整可能となっている。すなわち支持機構42のネジ41のネジ込み量を外部から調整することによって、支持機構42の駆動力は変化するようになっている。ネジ41のネジ込み量が大きい場合は、弾性体21の弾性力が大きくなり、支持機構42の駆動力が大きくなる。また、ネジ41のネジ込み量が小さい場合は、弾性体21の弾性力は小さくなり、支持機構42の駆動力が小さくなる。
【0034】
ところで、シリンダ19の外側部20内の流路20aを流体19bが通過する場合、可動弁22が抵抗となる。可動弁22は、外側部20内において断面が略三角形の形状を有していることから、可動弁22の側面22aに流体の圧力が加わると、可動弁22は開く方向に力を受ける。この場合、支持機構42の駆動力以上の流体19bの圧力が可動弁22に加われば可動弁22は開き始め、また流体19bの圧力が大きければ、可動弁22の開度は大きくなることから、外側部20内の流路20aが広がる。したがって、外部より、ネジ41のネジ込み量を調整し、支持機構42の駆動力を調整することによって、可動弁22が開き始める時のピストン18のヘッド部18aの速度を設定することができる。
【0035】
以上説明したように、設定したピストン18のヘッド部18aの速度で可動弁22が開き始めるように支持機構42を調整することにより、減衰装置17はピストン18のヘッド部18aが設定した速度以上になると、支持機構42が動作を開始し可動弁22が開き始め、外側部20内の流体19bの流路20aが広がる。それにより、ピストン18のヘッド部18aに対する流体19bの抵抗力が小さくなり、減衰装置17の減衰力は小さくなる。
【0036】
図3は、ピストンのヘッド部の速度と減衰装置の減衰力との関係を示している。図3において縦軸は減衰装置17の減衰力を示し、横軸は、ピストン18のヘッド部18aの速度を示している。
【0037】
図3が示すように、ピストン18のヘッド部18aが設定の速度以上になると、減衰装置17の減衰定数が減少し、減衰力が低下する。
【0038】
次に、図4および図5(A)(B)により従来の線形の減衰特性を有する減衰装置を用いた場合の周波数特性と本発明による非線形の減衰特性を有する減衰装置を用いた場合の周波数特性の比較について説明する。
【0039】
図4は一定振幅の変位加振時において、従来の線形の減衰特性を有する減衰装置を用いた場合の周波数特性と、本発明による非線形の減衰特性を有する減衰装置を用いた場合の周波数特性を比較したグラフを示している。図4において縦軸は、入力変位に対する乗りかご本体4の変位応答の倍率を示し、横軸は乗りかご本体4の共振周波数をωnとしたときの周波数比(ω/ωn)を示している。
【0040】
また図5の(A)(B)は乗りかご本体の高周波数加振時の時間応答を示している。このうち図5(A)において縦軸は乗りかご本体4の変位応答の倍率を示し、横軸はωntの無次元時間を示している。また、図5の(B)において縦軸は乗りかご本体4の加速度応答の倍率を示し、横軸はωntの無次元時間を示している。
【0041】
図4乃至図5(A)(B)において、細線(a)は従来の線形の減衰特性を有する減衰装置17を用いた場合の周波数特性を示し、太線(b)は本発明からなる非線形の減衰特性を有する減衰装置17を用いた場合を示している。
【0042】
図4乃至図5に示すように、本発明による非線形の減衰特性を有する減衰装置17を用いた場合、従来の線形の減衰特性を有する減衰装置17を用いた場合と比較して、乗りかごの共振周波数付近における低周波数の振動の減衰効果を高めるのと同時に、高周波数領域における振動特性を向上させることができる。
【0043】
以上説明したように本実施の形態によれば、減衰装置17はレバー43が高周波数振動を行なう際、その減衰力が小さくなり、レバー43が低周波数振動を行なう際、その減衰力が大きくなるよう構成されていることから、幅広い周波数帯で乗りかご本体4の振動を低く抑えることができる。
【0044】
また、支持機構42を外部より容易に調整できることから、各種エレベータの乗りかご1の固有振動数に合わせて、可動弁22が開き始める時のピストン18のヘッド部18aの速度を設定することができる。それにより、適切な減衰装置17の減衰率を容易に調整でき、各エレベータの乗りかご1に対し、減衰装置17は最適な制振性能を発揮することができる。
【0045】
次に図6により本発明の変形例について説明する。
【0046】
図6に示す変形例は、レバー43の後方レバー部15の一端とフレーム44の取付けベース部6との間にリンク機構30を連結し、減衰装置17をリンク機構30内に設置し、このリンク機構30により減衰装置17のピストン18のストロークを大きくなるようにしたものである。図6において他の構成は、図1に示す実施の形態と略同一である。
【0047】
図6においてリンク機構30は、全体として菱形の形状を有し、減衰装置17は、リンク機構30の菱形の頂点において、固定軸17a、17aを介して連結されている。
【0048】
減衰装置17をリンク機構30内に設置することにより、レバー43から伝達する振動はリンク機構30によって、その振動の振幅が増幅される。それにより減衰装置17のピストン18のストロークが増幅することから、減衰装置17の減衰力を効果的に働かせることができる。
【0049】
第2の実施の形態
次に図7により本発明の第2の実施の形態について説明する。
【0050】
図7に示す第2の実施の形態は、減衰装置17の構成が異なるのみであり、他の構成は図1に示す第1の実施の形態と略同一である。図7において、図1に示す第1の実施の形態と同一部分には同一の符号を符して詳細な説明は省略する。
【0051】
図7において、減衰装置17は、開口部19aを有する隔壁19Wにより区画された内側部23と外側部20とを有し、流体19bで満たされたシリンダ19と、一端にヘッド部18aを有し、ヘッド部18aが内側部23内を滑動するピストン18と、隔壁19Wの各々の開口部19aに設けられ、内側部23と外側部20との間の流体19bの移動を調整する可動弁22を備えている。
【0052】
次にこのような構成からなる実施の形態の作用について説明する。
【0053】
まずピストン18が下方に移動している場合の減衰装置17の作用について説明する。
【0054】
ピストン18のヘッド部18aが低速で動作した場合、シリンダ19内の流体19bの圧力は低く、下方の支持機構42は、下方の可動弁22の開度が小さくなるよう下方の可動弁22を動作させる。下方の可動弁22の開度が小さい場合、内側部23と外側部20との間の流体19bの流路20aが狭くなることから、ピストン18のヘッド部18aの動作に対する流体19bの抵抗力が大きくなり、減衰装置17の減衰力は大きくなる。
【0055】
ピストン18のヘッド部18aが高速で動作した場合、シリンダ19内の流体19bの圧力は高くなり、下方の支持機構42は下方の可動弁22の開度が大きくなるよう下方の可動弁22を動作させる。下方の可動弁22の開度が大きくなると、内側部23と外側部20との間の流体19bの流路20aが広くなることから、ピストン18のヘッド部18aの動作に対する流体19bの抵抗力が小さくなり、減衰装置17の減衰力は小さくなる。
次に、ピストン18が上方に移動している場合の減衰装置17の作用について説明する。ピストン18が上方に移動する場合は、ピストンが下方に移動している場合と、下方の支持機構42および下方の可動弁22が上方の支持機構42および上方の可動弁22に置き換わる以外は同一の作用である。
【0056】
第3の実施の形態
次に図8により本発明の第3の実施の形態について説明する。
【0057】
図8に示す第2の実施の形態は、減衰装置17の構成が異なるのみであり、他の構成は図1に示す第1の実施の形態と略同一である。図8において、図1に示す第1の実施の形態と同一部分には同一の符号を符して詳細な説明は省略する。
【0058】
図8において減衰装置17は、内部が流体19bで満たされたシリンダ19と、流体19bの移動が可能な一対の流路24、24が設けられシリンダ19内を一対の空間19c、19dに区画するヘッド部18aを有するピストン18を備え、ピストン18のヘッド部18aはシリンダ19内を滑動するようになっている。
【0059】
ヘッド部18aの流路24には流路24内の流体19bの移動を調整する可動弁22が設けられ、各空間19c、19dはヘッド部18aに設けられた一対の流路24、24によって連通している。このうちへッド部18aに設けられた一対の流路24、24は、いくつ設けられていてもよい。またヘッド部18aは、ベース部18bと、ベース部に設けられた一対の支持機構42、42と、一対の流路24、24を有しベース部18bに連結された連結部18cを有している。
【0060】
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
【0061】
まずピストン18が下方に移動している場合の減衰装置17の作用について説明する。
【0062】
ピストン18のヘッド部18aが低速で動作した場合、シリンダ19の空間19d内の流体19bの圧力は低く、上方の支持機構42は、上方の可動弁22の開度が小さくなるよう上方の可動弁22を動作させる。上方の可動弁22の開度が小さい場合、空間19cと空間19dとの間の流体19bの流路20aが狭くなることから、ピストン18のヘッド部18aの動作に対する流体19bの抵抗力が大きくなり、減衰装置17の減衰力は大きくなる。
【0063】
ピストン18のヘッド部18aが高速で動作した場合、シリンダ19の空間19d内の流体19bの圧力は高くなり、上方の支持機構42は上方の可動弁22の開度が大きくなるよう上方の可動弁22を動作させる。上方の可動弁22の開度が大きくなると、空間19cと空間19dとの間の流体19bの流路20aが広くなることから、ピストン18のヘッド部18aの動作に対する流体19bの抵抗力が小さくなるり、減衰装置17の減衰力は小さくなる。
次に、ピストン18が上方に移動している場合の減衰装置17の作用について説明する。ピストン18が上方に移動する場合は、ピストンが下方に移動している場合と、上方の支持機構42および上方の可動弁22が下方の支持機構42および下方の可動弁22に置き換わる以外は同一の作用である。
【0064】
第4の実施の形態
次に図9により本発明の第4の実施の形態について説明する。
【0065】
図9に示す第2の実施の形態は減衰装置17の構成が異なるのみであり、他の構成は図1に示す第1の実施の形態と略同一である。図9において、図1に示す第1の実施の形態と同一部分には同一の符号を符して詳細な説明は省略する。
【0066】
図9において減衰装置17は、外側シリンダ28と、外側シリンダ28内を滑動する内側シリンダ29と、一端にヘッド部18aを有しヘッド部18aが内側シリンダ29内を滑動するピストン18とを備えている。外側シリンダ28には、外側シリンダ28と内側シリンダ29との間の摩擦力を調整する摩擦力調整機構27が設けられている。このうち摩擦力調整機構27は調整部27aを有し、この調整部27aが外側シリンダ28に係合している。調整部27aは、内側シリンダと接触する接触部27bを有している。調整部27aの接触部27bの材質として樹脂が用いられているが、接触部27bに粉体を塗布してもよい。また、外部から摩擦調整機構27の調整部27aの接触部27bと内側シリンダ29との間の摩擦力を調整できるようになっている。
【0067】
ここで摩擦力調整機構27を設ける代わりに、外側シリンダ28と内側シリンダ29との間の摩擦力を予め設計時に設定してもよい。
【0068】
次にこのような構成からなる本発明の形態の作用について説明する。
【0069】
ピストン18のヘッド部18aが高速で動作した場合、内側シリンダ29内の流体29aの圧力は高くなり、内側シリンダ29は外側シリンダ28内を滑動する。内側シリンダ29が滑動すると、シリンダ18のヘッド部18aの動作に対する流体29aの抵抗力が小さくなり、減衰装置17の減衰力は小さくなる。
【0070】
一方、ピストン18のヘッド部18aが低速で動作した場合、内側シリンダ29内の流体29aの圧力は低く、内側シリンダ29は外側シリンダ28内を滑動しない。したがって、ピストン18のヘッド部18aの動作に対する流体29aの抵抗力が大きくなり、減衰装置17の減衰力は大きくなる。
【0071】
【発明の効果】
本発明によれば、幅広い周波数領域において、エレベータの乗りかごの制振性能を向上させることができる。さらに、振動を検出する振動検出器および減衰装置の減衰定数を算出する制御装置を必要としないことから、低コスト化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエレベータの乗りかごの第1の実施の形態を示す全体構成図
【図2】本発明によるエレベータの乗りかごの減衰装置を示す図
【図3】ピストンのヘッド部の速度と減衰装置の減衰力との関係を示す図
【図4】周波数特性を示す図
【図5】高周波数加振時の時間応答を示す図
【図6】リンク機構を示す図
【図7】本発明によるエレベータの乗りかごの第2の実施の形態を示す全体構成図
【図8】本発明によるエレベータの乗りかごの第3の実施の形態を示す全体構成図
【図9】本発明によるエレベータの乗りかごの第4の実施の形態を示す全体構成図
【図10】従来のエレベータの乗りかごを示す図
【図11】従来のエレベータの乗りかごを示す図
【符号の説明】
1 エレベータの乗りかご
2 ガイドレール
4 乗りかご本体
11 ガイドローラ
14 付勢手段
17 減衰装置
18 ピストン
18a ヘッド部
19 シリンダ
19a 開口部
20 外側部
19W 隔壁
22 可動弁
23 内側部
27 摩擦力調整機構
30 リンク機構
42 支持機構
43 レバー
Claims (6)
- ガイドレールに案内されて移動するエレベータの乗りかごにおいて、
乗りかご本体と、
乗りかご本体に揺動自在に設けられたレバーと、
レバーに連結され、ガイドレールに案内されるガイドローラと、
ガイドローラをガイドレールに押付ける付勢手段と、
レバーと乗りかご本体との間に連結され、レバーの振動を減衰させる減衰装置と、を備え、
減衰装置は、レバーが高周波数振動を行なう際、その減衰力が小さくなり、レバーが低周波数振動を行なう際、その減衰力が大きくなるよう構成され、
減衰装置は、両端に開口部を有する隔壁により区画された内側部と外側部とを有し、流体で満たされたシリンダと、
一端にヘッド部を有し、ヘッド部が内側部内を滑動するピストンと、
隔壁に設けられ、外側部内の流体の移動を調整する可動弁と
可動弁に取付けられた支持機構とを備え、
支持機構は、ヘッド部の速度が大きい場合は、可動弁の開度が大きくなり、ヘッド部の速度が小さい場合は、可動弁の開度が小さくなるよう可動弁を動作させることを特徴とするエレベータの乗りかご。 - ガイドレールに案内されて移動するエレベータの乗りかごにおいて、
乗りかご本体と、
乗りかご本体に揺動自在に設けられたレバーと、
レバーに連結され、ガイドレールに案内されるガイドローラと、
ガイドローラをガイドレールに押付ける付勢手段と、
レバーと乗りかご本体との間に連結され、レバーの振動を減衰させる減衰装置と、を備え、
減衰装置は、レバーが高周波数振動を行なう際、その減衰力が小さくなり、レバーが低周波数振動を行なう際、その減衰力が大きくなるよう構成され、
減衰装置は、両端に開口部を有する隔壁により区画された内側部と外側部とを有し、流体で満たされたシリンダと、
一端にヘッド部を有し、ヘッド部が内側部内を滑動するピストンと、
隔壁の各々の開口部に設けられ、内側部と外側部との間の流体の移動を調整する可動弁と、
各可動弁に取付けられた支持機構とを備え、
各支持機構は、ヘッド部の速度が大きい場合は、可動弁の開度が大きくなり、ヘッド部の速度が小さい場合は、可動弁の開度が小さくなるよう可動弁を動作させることを特徴とするエレベータの乗りかご。 - ガイドレールに案内されて移動するエレベータの乗りかごにおいて、
乗りかご本体と、
乗りかご本体に揺動自在に設けられたレバーと、
レバーに連結され、ガイドレールに案内されるガイドローラと、
ガイドローラをガイドレールに押付ける付勢手段と、
レバーと乗りかご本体との間に連結され、レバーの振動を減衰させる減衰装置と、を備え、
減衰装置は、レバーが高周波数振動を行なう際、その減衰力が小さくなり、レバーが低周波数振動を行なう際、その減衰力が大きくなるよう構成され、
減衰装置は、内部が流体で満たされたシリンダと、
流体の移動が可能な少なくとも一対の流路が設けられシリンダ内を一対の空間に区画するヘッド部を有し、ヘッド部がシリンダ内を滑動するピストンと、
各流路に設けられ、流路内の流体の移動を調整する可動弁と、
各可動弁に取付けられた支持機構とを備え、
各空間はヘッド部に設けられた一対の流路によって連通し、各支持機構は、ヘッド部の速度が大きい場合は、可動弁の開度が大きくなり、ヘッド部の速度が小さい場合は、可動弁の開度が小さくなるよう可動弁を動作させることを特徴とするエレベータの乗りかご。 - 支持機構の駆動力は外部から調整可能であることを特徴とする請求項1、2又は3いずれか記載のエレベータの乗りかご。
- ガイドレールに案内されて移動するエレベータの乗りかごにおいて、
乗りかご本体と、
乗りかご本体に揺動自在に設けられたレバーと、
レバーに連結され、ガイドレールに案内されるガイドローラと、
ガイドローラをガイドレールに押付ける付勢手段と、
レバーと乗りかご本体との間に連結され、レバーの振動を減衰させる減衰装置と、を備え、
減衰装置は、レバーが高周波数振動を行なう際、その減衰力が小さくなり、レバーが低周波数振動を行なう際、その減衰力が大きくなるよう構成され、
減衰装置は、外側シリンダと、
外側シリンダ内を滑動する内側シリンダと、
一端にヘッド部を有し、ヘッド部が内側シリンダ内を滑動するピストンと、を備えたことを特徴とするエレベータの乗りかご。 - 外側シリンダと内側シリンダとの間の摩擦力を調整する摩擦力調整機構を有すること特徴とする請求項5記載のエレベータの乗りかご。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001282881A JP4825378B2 (ja) | 2001-09-18 | 2001-09-18 | エレベータの乗りかご |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001282881A JP4825378B2 (ja) | 2001-09-18 | 2001-09-18 | エレベータの乗りかご |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003089487A JP2003089487A (ja) | 2003-03-25 |
JP4825378B2 true JP4825378B2 (ja) | 2011-11-30 |
Family
ID=19106467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001282881A Expired - Fee Related JP4825378B2 (ja) | 2001-09-18 | 2001-09-18 | エレベータの乗りかご |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4825378B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014037301A (ja) * | 2012-08-20 | 2014-02-27 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータ制御ケーブルの保護装置 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2400556T3 (es) * | 2003-04-07 | 2013-04-10 | Otis Elevator Company | Guía de rodillo de ascensor |
JP2004331268A (ja) * | 2003-05-01 | 2004-11-25 | Ohbayashi Corp | 中間階免震建造物 |
MY138827A (en) * | 2004-02-02 | 2009-07-31 | Inventio Ag | Method for vibration damping at an elevator car |
JP4052304B2 (ja) * | 2004-11-09 | 2008-02-27 | 株式会社日立製作所 | エレベーター |
JP5853579B2 (ja) * | 2011-10-21 | 2016-02-09 | フジテック株式会社 | エレベータ装置 |
JP6811149B2 (ja) * | 2017-07-31 | 2021-01-13 | 株式会社日立製作所 | エレベーター |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5986579A (ja) * | 1982-11-05 | 1984-05-18 | 三菱電機株式会社 | エレベ−タ振動防止装置 |
JP2899455B2 (ja) * | 1991-10-29 | 1999-06-02 | 株式会社東芝 | エレベータ |
JPH07330249A (ja) * | 1994-06-06 | 1995-12-19 | Hitachi Ltd | エレベーター乗りかご及びエレベーター装置 |
-
2001
- 2001-09-18 JP JP2001282881A patent/JP4825378B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014037301A (ja) * | 2012-08-20 | 2014-02-27 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータ制御ケーブルの保護装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003089487A (ja) | 2003-03-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0776857B1 (en) | Vibration damping device for rope type elevator | |
US7909141B2 (en) | Elevator vibration damping system having damping control | |
KR101324603B1 (ko) | 로프 인장 조정을 통한 로프 흔들림 완화 | |
KR100475295B1 (ko) | 권취방법및권취장치 | |
JP4825378B2 (ja) | エレベータの乗りかご | |
JP6157227B2 (ja) | エレベータ装置 | |
JP2001343041A (ja) | 減衰力調整式油圧緩衝器 | |
JPH03125044A (ja) | 緩衝機構 | |
JP3428042B2 (ja) | エレベータの振動防止装置 | |
JP5840501B2 (ja) | ガイド組立体及びエレベータ装置 | |
JPH0861524A (ja) | 液圧導管内の圧力脈動を軽減するための装置 | |
JP2008013309A (ja) | エレベータのガバナ装置のテンショナ | |
JP2899455B2 (ja) | エレベータ | |
JP4208538B2 (ja) | エレベータの釣合補償用索状体案内装置 | |
JP4048391B2 (ja) | 鉄道車両の振動制御方法 | |
JPH02168040A (ja) | 制御可能な油圧弾性的支持体 | |
JPH05124783A (ja) | エレベータ | |
JP2006336713A (ja) | ショックアブソーバ | |
JP3781461B2 (ja) | 減衰力可変式油圧緩衝器 | |
JP2006515661A (ja) | 少なくとも1つの駆動機構を有する油圧により制御される弁 | |
KR100692272B1 (ko) | 차량의 클러치페달 진동저감장치 | |
US5845896A (en) | Counter balanced suspension | |
JP2019026428A (ja) | エレベーター | |
JPH07133094A (ja) | ブームの制振装置 | |
WO2017022020A1 (ja) | エレベータ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080724 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110608 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110610 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110808 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110823 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110912 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140916 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |