JP2000238589A - 中空構造物における中空室遮断具 - Google Patents

中空構造物における中空室遮断具

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JP2000238589A JP11043457A JP4345799A JP2000238589A JP 2000238589 A JP2000238589 A JP 2000238589A JP 11043457 A JP11043457 A JP 11043457A JP 4345799 A JP4345799 A JP 4345799A JP 2000238589 A JP2000238589 A JP 2000238589A
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修 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発泡性基材の加熱収縮を抑制できる構造とし
ながら、一対のホルダプレートに対する発泡性基材の組
付性の向上を図る。 【解決手段】 ホルダ体20は、発泡性基材11の板厚
寸法に対応する隙間を隔もって連結片31によって一体
状に連結されかつ中空室6の長手方向にそれぞれ直交す
る一対のホルダプレート30を有する。一対のホルダプ
レート30のうち、少なくとも一方のホルダプレート3
0には、発泡性基材11の差し込み側と反対側の端部寄
り部分に位置して収縮抑制用弾性係止片41が形成さ
れ、発泡性基材11には、一対のホルダプレート30の
一側から発泡性基材11が組付位置まで差し込まれたと
きに、収縮抑制用弾性係止片41に係合する収縮抑制用
係止孔14が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、中空構造物にお
ける中空室遮断具に関し、主として複数枚のパネルによ
って中空の箱形閉じ断面に構成された車両ボディのピラ
ー、ロッカーパネル、ルーフサイドパネル等の中空構造
物の制振、防音等を高めるために、その中空室を遮断す
る中空構造物における中空室遮断具に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の中空構造物における中空室遮断
具において、中空構造物の中空室に取り付けられるホル
ダ体と、そのホルダ体に保持されかつ外部加熱によって
発泡して発泡体となることで中空室を遮断する発泡性基
材と、を備えた構造のものがある。例えば、図8に示す
ように、中空室遮断具110において、発泡性基材11
1を効率良く発泡させて中空室を遮断するために、ホル
ダ体120は、発泡性基材111の板厚寸法に対応する
隙間を隔もって連結片131によって一体状に連結され
た一対のホルダプレート130によって構成されたもの
が知られている。これにおいては、一対のホルダプレー
ト130の一側から発泡性基材111が差し込まれて組
み付けられるようになっている。
【0003】また、発泡性基材111は、外部からの加
熱によって発泡する直前あるいは発泡初期において、加
熱収縮する特性を有するのが一般的である。このため、
発泡性基材111の加熱収縮が原因となって発泡性基材
111が所要とする位置、すなわち、中空室の内周面に
接着する位置まで発泡しなくなる場合がある。この場合
には、中空室の遮断不良が発生することとなる。このた
め、図9の(A)及び(B)に示すように、発泡性基材
111の差し込み側先端部の両側部に、一対のホルダプ
レート130の一端面に係合する収縮抑制用突起部11
4を突設して、発泡性基材111の加熱収縮を抑制する
ことが、同一出願によって提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、発泡性基材
111の差し込み側先端部の両側部に収縮抑制用突起部
114を突設すると、一対のホルダプレート130の一
側から発泡性基材111を差し込んで組み付ける際、図
9の(A)及び(B)に示すように、一対のホルダプレ
ート130を強制的に押し広げながら収縮抑制用突起部
114とともに発泡性基材111を所要の組付位置まで
押し込まなければならない。このため、一対のホルダプ
レート130の間に発泡性基材111を組み付ける作業
が困難で、多くの手間や時間が必要となる。
【0005】この発明の目的は、前記問題点に鑑み、発
泡性基材の加熱収縮を抑制できる構造としながら、一対
のホルダプレートに対する発泡性基材の組付性の向上を
図ることができる中空構造物における中空室遮断具を提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、第1の発明は、請求項1に記載のとおりの構成を要
旨とする。したがって、一対のホルダプレートの一側か
ら発泡性基材を差し込むという、極めて簡単な操作によ
って、収縮抑制用弾性係止片と、収縮抑制用係止孔とが
係合し、これによって発泡性基材を容易にかつ手早く組
み付けることができる。さらに、収縮抑制用弾性係止片
と収縮抑制用係止孔との係合力によって発泡性基材の加
熱収縮を抑制することができる。
【0007】また、第2の発明は、請求項2に記載のと
おりの構成を要旨とする。したがって、収縮抑制用弾性
係止片は、ホルダプレートの端部から所定長さだけそれ
ぞれ平行に切り込まれた一対の切込溝によって、所望と
する小さい荷重で弾性変形可能に形成される。このた
め、一対のホルダプレートに対する発泡性基材の組み付
けがより一層容易となる。
【0008】また、第3の発明は、請求項3に記載のと
おりの構成を要旨とする。したがって、一対のホルダプ
レートの一側から発泡性基材が差し込まれて組み付けら
れる際、発泡性基材の差し込み端部が収縮抑制用弾性係
止片の案内面に当接した後は、その案内面を滑走しなが
ら組付位置まで容易に差し込まれる一方、収縮抑制用弾
性係止片は、外側に向けて湾曲状に弾性変形される。そ
して、発泡性基材が組付位置まで差し込まれたときに
は、収縮抑制用弾性係止片の弾性変形に基づく弾発力に
よって、その収縮抑制用弾性係止片の係止面が収縮抑制
用係止孔に確実に係合する。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1〜図
7にしたがって説明する。図4と図5において、中空構
造物としての車両ボディの中空パネル1は、インナパネ
ル2とアウタパネル4とが、これら相互のフランジ3、
5においてスポット溶接されることで、中空の箱形閉じ
断面に形成されている。前記インナパネル2の所定位置
には、ホルダ体20を回り止めして取り付けるための長
円形、楕円形、四角形等の非円形の取付孔7が貫設され
ている。
【0010】中空パネル1の中空室6を遮断する中空室
遮断具10は、発泡性基材11とホルダ体20とを備え
ている。図1と図2に示すように、発泡性基材11は、
次に詳述するホルダ体20の一対のホルダプレート30
と略同じ大きさでかつ一対のホルダプレート30の対向
間隔寸法と略同じ板厚寸法を有する平板状に形成されい
る。また、発泡性基材11は、110℃〜190℃前後
の温度で発泡、硬化され、独立気泡の発泡体15となっ
て金属面(塗装面も含む)に接着する金属接着性を有す
る発泡性材料が射出成形等によって所望とする形状に成
形されることによって構成される。
【0011】発泡性基材11には、ホルダ体20の複数
の連結片31がそれぞれ挿通される複数の挿通溝12が
発泡性基材11の差し込み側端部から所要とする長さだ
けそれぞれ切り込み状に形成されている。さらに、発泡
性基材11には、材料の節減や加熱不足による発泡不良
を防止するための円形、長孔形等の貫通孔13が適宜に
貫設されている。また、発泡性基材11には、一対のホ
ルダプレート30に対する差し込み側端部寄りに位置し
て複数(図1では4つ)の角孔状の収縮抑制用係止孔1
4が貫設されている。
【0012】ホルダ体20は、発泡性基材11を間に挟
んで対向する一対のホルダプレート30を備えている。
一対のホルダプレート30は、発泡性基材11の板厚寸
法に対応する隙間をもって複数の連結片31よって一体
状に連結されている。この実施の形態において、一対の
ホルダプレート30の相対する内面の中央部と左右両側
部の3箇所に連結片31がそれぞれ結合されて配設され
ている。また、各連結片31は、一対のホルダプレート
30に対する発泡性基材11の差し込み方向にそれぞれ
平行している。そして、一対のホルダプレート30に対
し発泡性基材11が組付位置まで差し込まれたときに、
発泡性基材11の各挿通溝12の底部に各連結片31の
一端が当接し、これ以上の発泡性基材11の差し込みを
規制するようになっている。
【0013】また、一対のホルダプレート30は、中空
パネル1の中空室6の長手方向に直交方向に平板状をな
しかつ中空室6の横断面形状よりも適宜に小さく形成さ
れている。そして、一対のホルダプレート30の外周縁
と、中空室6の内周面との間には、所定の隙間(中空パ
ネル1が塗料槽に浸漬されたときに、その塗料槽の塗料
が通過可能な程度の隙間)が設けられるようになってい
る。また、一対のホルダプレート30には、発泡性基材
11の各貫通孔13に対応する位置において、発泡性基
材11の加熱不足による発泡不良を防止するための円
形、長孔形等の貫通孔32が貫設されている。
【0014】一対のホルダプレート30のうち、少なく
とも一方のホルダプレート30には、発泡性基材11の
差し込み方向と反対側の端部寄り部分に位置して収縮抑
制用弾性係止片41が外側に向けて弾性的に変形可能に
形成されている。この実施の形態において、一方のホル
ダプレート30に対し、その発泡性基材11の差し込み
方向と反対側の端部寄り部分の複数箇所(例えば、4箇
所)に収縮抑制用弾性係止片41がそれぞれ形成されて
いる。さらに、一方のホルダプレート30の端部から所
定長さだけそれぞれ平行に切り込まれた各一対の切込溝
40によって、各収縮抑制用弾性係止片41が外側に向
けて弾性的に変形可能にそれぞれ形成されている。
【0015】図3の(A)〜(C)に示すように、各収
縮抑制用弾性係止片41の内面には、発泡性基材11の
各収縮抑制用係止孔14に係合して発泡性基材11の加
熱収縮を抑制する係止部42が突設されている。これら
各係止部42は、その内側に傾斜状の案内面43が、外
側に平坦な係止面44がそれぞれ形成されて断面略台形
状または略三角形状をなしている。すなわち、一対のホ
ルダプレート30に発泡性基材11が差し込まれたとき
には、各収縮抑制用弾性係止片41の傾斜状の案内面4
3に接して発泡性基材11の差し込み側端部が差し込み
案内される。そして、発泡性基材11の各挿通溝12の
底部に各連結片31の一端が当接する組付位置まで発泡
性基材11が差し込まれたときには、各収縮抑制用弾性
係止片41の係止面44が、発泡性基材11の各収縮抑
制用係止孔14の内壁面に対し略面接触状態で係合する
ようになっている。
【0016】また、この実施の形態において、一対のホ
ルダプレート30の間には、これら一対のホルダプレー
ト30の一端側の略中央部に跨って台座部50が一体に
張り出されている。この台座部50には、インナパネル
2の取付孔7に差し込まれて弾性的に係合する取付用弾
性クリップ51が一体に形成されている。取付用弾性ク
リップ51は、台座部50から突出されかつインナパネ
ル2の取付孔7に差し込まれる脚部52と、その脚部5
2の先端から延出され取付孔7に弾性的に係合する弾性
係止片53とを備えている。なお、一対のホルダプレー
ト30を有するホルダ体20及び取付用弾性クリップ5
1は、耐熱性合成樹脂の射出成形によって一体成形され
ている。
【0017】この実施の形態の中空室遮断具10は上述
したように構成される。したがって、ホルダ体20に対
し発泡性基材11を組み付ける場合、図3の(A)〜
(C)に示すように、一対のホルダプレート30の間の
一側開口部から発泡性基材11が差し込まれる。この
際、一対のホルダプレート30の各連結片31に対して
も発泡性基材11が、その各挿通溝12においてそれぞ
れ差し込まれる。図3の(A)に示すように、発泡性基
材11の差し込み端部が各収縮抑制用弾性係止片41の
案内面43に当接する位置まで差し込まれると、その後
は、図3の(B)に示すように、案内面43を滑走しな
がら組付位置に向けて差し込まれる。これによって、各
収縮抑制用弾性係止片41は、外側に向けて湾曲状に弾
性変形される。
【0018】各収縮抑制用弾性係止片41は、一方のホ
ルダプレート30の端部から所定長さだけそれぞれ平行
に切り込まれた各一対の切込溝40によって、所望とす
る小さい荷重で弾性変形可能に形成することができる。
このため、発泡性基材11は、各収縮抑制用弾性係止片
41を外側に向けて湾曲状に弾性変形させながら組付位
置まで軽快に差し込まれる。図3の(C)に示すよう
に、発泡性基材11の各挿通溝12の底部に各連結片3
1の一端が当接する組付位置まで発泡性基材11が差し
込まれると、各収縮抑制用弾性係止片41は、その弾性
変形に基づく弾発力によって元の状態に復帰する。これ
によって、各収縮抑制用弾性係止片41の係止面44
が、発泡性基材11の各収縮抑制用係止孔14の内壁面
に対し略面接触状態で確実に係合する。ここで、一対の
ホルダプレート30の間に対する発泡性基材11の組み
付けが完了する。
【0019】前記したように、一対のホルダプレート3
0の間の一側開口部から発泡性基材11を差し込むとい
う、極めて簡単な操作によって発泡性基材11を容易に
かつ手早く組み付けることができ、組付コストの低減を
図ることができる。そして、ホルダ体20に発泡性基材
11が組み付けられることで中空室遮断具10が構成さ
れる。
【0020】図4と図5に示すように、中空室遮断具1
0は、その取付用弾性クリップ51においてインナパネ
ル2の取付孔7に取り付けられ、中空パネル1の中空室
6内に配設される。すなわち、中空パネル1を構成する
インナパネル2とアウタパネル4とが、その相互のフラ
ンジ3、5においてスポット溶接される前に、インナパ
ネル2の取付孔7に対し、中空室遮断具10が、その取
付用弾性クリップ51によって回り止めされて取り付け
られる。その後、インナパネル2とアウタパネル4と
が、その相互のフランジ3、5においてスポット溶接さ
れ、中空の箱形閉じ断面をなす中空パネル1が構成され
る。
【0021】ここで、外部からの加熱、例えば、中空パ
ネル1を有する車両ボディの焼き付け塗装の際の外部加
熱によって、図6と図7に示すように、発泡性基材11
が発泡して発泡体15となる。発泡性基材11が発泡す
る際、その発泡性基材11の両側部は一対のホルダプレ
ート30に接して保持されているため、中空室6の長手
方向に対しては発泡性基材11の発泡が制限され、中空
室6の長手方向に直交する方向に対しては発泡性基材1
1の発泡が効果的に促進される。このため、発泡性基材
11の発泡による発泡体15の周縁部が中空室6の内周
壁面に隙間なく接着し、中空室6が塞ぎ不良なく確実に
遮断される。この結果、中空パネル1の制振、防音等が
効率良く高められる。
【0022】外部加熱による発泡性基材11の発泡直前
あるいは発泡初期において、発泡性基材11は加熱収縮
しようとする。発泡性基材11は、収縮抑制用係止孔1
4と収縮抑制用弾性係止片41との係合力によって、図
3の(C)に向かって下方の加熱収縮が抑制される。ま
た、図2に向かって上方の加熱収縮は、発泡性基材11
の各挿通溝12の底部と各連結片31の一端部との当接
によって抑制される。さらに、図2に向かって左右方向
の加熱収縮は、各挿通溝12の壁面と各連結片31の側
面との当接によって抑制される。このため、発泡性基材
11の加熱収縮が原因となって中空室6の遮断不良が発
生する不具合を解消することができる。すなわち、発泡
性基材11は、中空室6の内周面に接着する位置まで不
足なく発泡し、その発泡体15によって、中空室6を遮
断不良なく確実に遮断することができる。
【0023】なお、前記実施の形態では、一対のホルダ
プレート30のうち、一方のホルダプレート30の端部
から所定長さだけそれぞれ平行に切り込まれた複数対の
切込溝40によって、複数の収縮抑制用弾性係止片41
を所望とする小さい荷重で弾性変形可能に形成したが、
これに限定するものではない。例えば、一対のホルダプ
レート30の双方に単数又は複数の収縮抑制用弾性係止
片41を形成してもよい。さらに、一対のホルダプレー
ト30のうち、少なくとも一方のホルダプレート30に
おいて、発泡性基材11の差し込み側と反対側の端部寄
り部分を、外側に向けて弾性的変形可能な収縮抑制用弾
性係止片として機能させ、当該部分の内面に、断面三角
形状、台形状等の係止部を一体に突設してもよい。ま
た、前記実施の形態においては、中空構造物が車両ボデ
ィのピラー、ロッカパネル、ルーフパネル等の中空パネ
ル1である場合を例示したが、これに限るものではな
い。例えば、中空構造物が車両ボディ以外、例えば、建
築物、船舶等の建造物を構成する中空構造物であっても
よい。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
一対のホルダプレートの一側から発泡性基材を差し込む
ことで、収縮抑制用弾性係止片と、収縮抑制用係止孔と
が係合し、これによって発泡性基材を容易にかつ手早く
組み付ける。さらに、収縮抑制用弾性係止片と収縮抑制
用係止孔との係合力によって発泡性基材の加熱収縮を抑
制することができ、発泡性基材の加熱収縮が原因となっ
て中空室の遮断不良が発生する不具合を解消することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の中空構造物における中
空室遮断具のホルダ体と発泡性基材とが分離された状態
を示す斜視図である。
【図2】同じくホルダ体に対し発泡性基材が組み付けら
れた状態を示す斜視図である。
【図3】同じく一対のホルダプレートに対し発泡性基材
が差し込まれる工程を順に示す説明図である。
【図4】同じく中空パネルの中空室に中空室遮断具を取
り付けた状態を示す縦断面である。
【図5】同じく中空パネルの中空室に中空室遮断具を取
り付けた状態を示す横断面図である。
【図6】同じく中空パネルの中空室に取り付けられた中
空室遮断具の発泡性基材が発泡して発泡体となり中空室
が遮断された状態を示す縦断面である。
【図7】同じく中空パネルの中空室に取り付けられた中
空室遮断具の発泡性基材が発泡して発泡体となり中空室
が遮断された状態を示す横断面図である。
【図8】従来の中空室遮断具を示す斜視図である。
【図9】同じく一対のホルダプレートに対し発泡性基材
が差し込まれる工程を順に示す説明図である。
【符号の説明】
1 中空パネル(中空構造物) 2 インナパネル 4 アウタパネル 6 中空室 10 中空室遮断具 11 発泡性基材 12 挿通溝 14 収縮抑制用係止孔 15 発泡体 20 ホルダ体 30 一対のホルダプレート 31 連結片 40 切込溝 41 収縮抑制用弾性係止片 42 係止部 43 案内面 44 係止面 51 取付用弾性クリップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空構造物の中空室に取り付けられるホ
    ルダ体と、そのホルダ体に保持されかつ外部加熱によっ
    て発泡して発泡体となることで前記中空室を遮断する発
    泡性基材とを備え、 前記ホルダ体は、前記発泡性基材の板厚寸法に対応する
    隙間を隔もって連結片によって一体状に連結されかつ前
    記中空室の長手方向にそれぞれ直交する一対のホルダプ
    レートを有し、 これら一対のホルダプレートの一側から前記発泡性基材
    が差し込まれて組み付けられる中空構造物における中空
    室遮断具であって、 前記一対のホルダプレートのうち、少なくとも一方のホ
    ルダプレートには、前記発泡性基材の差し込み側と反対
    側の端部寄り部分に位置して収縮抑制用弾性係止片が形
    成され、 前記発泡性基材には、前記一対のホルダプレートの一側
    から前記発泡性基材が組付位置まで差し込まれたとき
    に、前記収縮抑制用弾性係止片に係合する収縮抑制用係
    止孔が形成されている中空構造物における中空室遮断
    具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の中空構造物における中
    空室遮断具であって、一対のホルダプレートのうち、少
    なくとも一方のホルダプレートには、そのホルダープレ
    ートの端部から所定長さだけ略平行状に切り込まれた一
    対の切込溝によって収縮抑制用弾性係止片が形成されて
    いる中空構造物における中空室遮断具。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の中空構造物における中
    空室遮断具であって、収縮抑制用弾性係止片の先端寄り
    内面には、係止部が突設され、その係止部には、発泡性
    基材の差し込み側端部に接して差し込み案内する傾斜状
    の案内面と、前記発泡性基材が組付位置まで差し込まれ
    たときに、その収縮抑制用係止孔に係合する係止面とが
    それぞれ形成されている中空構造物における中空室遮断
    具。
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