JP3331137B2 - 断熱パネル - Google Patents

断熱パネル

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JP3331137B2
JP3331137B2 JP5935197A JP5935197A JP3331137B2 JP 3331137 B2 JP3331137 B2 JP 3331137B2 JP 5935197 A JP5935197 A JP 5935197A JP 5935197 A JP5935197 A JP 5935197A JP 3331137 B2 JP3331137 B2 JP 3331137B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレハブ式の冷蔵
庫等の製造に使用され、内壁板と外壁板との間にブロッ
ク部材を介在させつつ発泡材を充填した断熱パネルに関
し、特に、内壁板と外壁板との間にブロック材を位置決
め固定するについて極めて簡単な作業をもって内壁板と
外壁板との間にブロック部材を位置決め固定することが
可能な断熱パネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、プレハブ式の冷蔵庫等に使用
される断熱パネルについては各種のパネルが提案されて
おり、この種の断熱パネルは、一般に、内壁板と外壁板
との間に、ブロック部材を介在させつつ発泡材を充填し
てなる構成を有する。
【0003】前記した断熱パネルにおいては、内壁板と
外壁板との間に発泡材を充填するに際して、所定の注入
口から発泡剤(発泡原液)を注入し、加熱等の発泡処理
を行うことにより発泡材の充填を行っている。このと
き、発泡処理時に発泡圧が発生し、かかる発泡圧に起因
してブロック部材等の位置がずれてしまう虞があり、こ
の結果、内壁板と外壁板との間における間隙が変化して
断熱パネルのが変形する誘因となってしまう。このよう
な問題を防止するため、内壁板や外壁板に対してブロッ
ク部材を確実に位置決め固定すべく各種の方法が提案さ
れている。例えば、特開平5−240571号公報に
は、外板と内板との間に断熱材を装填した食品保存庫に
おいて、平行な2本の切欠溝が設けられるとともにプラ
スチック等の熱伝導性の悪い素材からなる直方体状のス
ペーサと、周縁が略90度に折り曲げられるとともにス
ペーサの切欠溝の長さと略同一の幅からなる凹状切欠が
設けられた内板とを有し、内板の折曲部をスペーサの切
欠溝に嵌合した食品保存庫の内板取付構造が記載されて
いる。かかる内板取付構造によれば、スペーサを介して
2つの内板を接触させることなく平行に保持可能であ
り、また、各内板の垂直方向及び水平方向への動きを規
制することが可能となる。
【0004】また、特開平5−10662号公報では、
外装板と2つの水平板、垂直板とにより構成される断熱
パネルの角部に装着される発泡口兼用スペーサの取付構
造であって、切欠を有する垂直板の突起をスペーサの切
り込みに挿入してスペーサを切欠に嵌合させ、スペーサ
を水平板と垂直板とで挟むように構成した発泡口兼用ス
ペーサの取付構造が記載されている。かかる取付構造に
よれば、スペーサを2つの水平板、垂直板とで挟む構成
にすることにより、断熱パネルの角部に位置決め固定す
ることが可能となるものである。更に、断熱パネルを構
成する外部材と内部材とを所定間隔で離間させつつ、外
部材と内部材間にネジを介してブロック部材(連結ライ
ナー)を固定するについて、実開昭56−79192号
公報には、外部材及び内部材の双方のネジ通孔を内方に
突出した凸部の先端部に形成するとともに、連結ライナ
ーには各凸部に対応する凹部を形成し、各部材の凸部と
連結ライナーの各凹部とを嵌合させてなる連結ライナー
の取付構造が記載されている。この取付構造では、連結
ライナーは各凸部と凹部との協働により外部材と内部材
との間で位置決めされされるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平5−240571号公報に記載された内板取付構造
では、スペーサに形成された2つの切欠溝を介して2つ
の内板(水平板及び垂直板)を平行に保持しつつ垂直方
向及び水平方向への動きを規制することが可能なもので
はあるが、各内板の折曲部をスペーサの各切欠溝に嵌合
するについて、その嵌合方向は各切欠溝の溝方向と平行
である。従って、各内板に対してスペーサを一時的に位
置決め可能であるとしても、断熱パネル自体に適用する
場合には、発泡剤の発泡処理時に発生する発泡圧が切欠
溝の溝方向と水平な方向に及ぼされると、各内板の折曲
部と各切欠溝との嵌合が外れてしまう虞が多分に存す
る。かかる場合には、外板と各内板との間における間隙
が変化して断熱パネルが変形することとなる。
【0006】また、前記特開平5−10662号公報に
記載された発泡口兼用スペーサの取付構造では、スペー
サを2つの水平板、垂直板とで挟む構成にすることによ
り、断熱パネルの角部に位置決め固定することが可能で
あり、発泡剤の発泡処理時に発泡圧が発生してもスペー
サの位置ずれを防止可能なものではあるが、スペーサは
2つの水平板及び垂直板との協働により初めて位置決め
固定され得るものである。従って、断熱パネルの角部に
てスペーサを位置決め固定するに際して2つの水平板及
び垂直板を所定の関係にセットすることが必要となり、
これよりスペーサの位置決め固定作業は煩雑なものとな
って断熱パネルの組立コストがアップしてしまう虞が存
する。
【0007】更に、前記実開昭56−79192号公報
に記載された連結ライナーの取付構造では、各外部材、
内部材の凸部を連結ライナーの各凹部に嵌合することに
より連結ライナーを外部材と内部材との間で位置決めす
るものではあるが、かかる構造においては連結ライナー
の位置決めを行うについて、前記特開平5−10662
号公報における取付構造の場合と同様、各外部材、内部
材を所定の関係にセットして初めて連結ライナーの位置
決めが可能となるものであり、従って、連結ライナーの
位置決め作業は煩雑なものとなって断熱パネルの組立コ
ストがアップしてしまう虞が存する。本発明は前記従来
における問題点を解消するためになされたものであり、
内壁板と外壁板との間にブロック材を位置決め固定する
について極めて簡単な作業をもって内壁板と外壁板との
間にブロック部材を位置決め固定することが可能であ
り、もってコストの低い断熱パネルを提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に係る断熱パネルは、内壁板と外壁板との間
に、ブロック部材を介在させつつ発泡材を充填してなる
断熱パネルにおいて、前記断熱パネルの端面を構成する
内壁板又は外壁板の一方に形成される位置決めフランジ
部と、前記ブロック部材の一端面から他端面に貫通する
ボルト穴の近傍に形成され、前記位置決めフランジ部が
嵌合される位置決め溝部とを備え、前記ブロック部材は
位置決めフランジ部と位置決め溝部との協働により内壁
板と外壁板との間に位置決め固定され、前記位置決め溝
部はブロック部材の一端面に対して所定角度傾斜させて
ブロック部材の内方に向かって形成されていることを特
徴とする。
【0009】前記請求項1の断熱パネルでは、ブロック
部材は、その一端面から他端面に貫通するボルト穴の近
傍に形成された位置決め溝部に、内壁板又は外壁板の一
方に形成された位置決めフランジを嵌合することによ
り、内壁板と外壁板との間に位置決め固定されており、
従って、ブロック部材を位置決め固定するについては内
壁板と外壁板の双方を所定関係にセットする必要は全く
なく、いずれか一方の位置決めフランジ部に対して位置
決め溝部を嵌合するのみの簡単な作業によりブロック部
材の位置決め固定を行うことができる。これにより、断
熱パネルの組立コストを格段に低減することが可能とな
る。また、位置決め溝部は、ボルト穴の近傍に形成され
ていることから、ボルト穴にボルトを締結して断熱パネ
ル相互を組み立てる際に発生する締結トルクを、位置決
め溝部と位置決めフランジ部との嵌合関係に基づき対抗
吸収することが可能となり、従って、ブロック部材の位
置ずれが発生することはない。また、位置決め溝部がブ
ロック部材の一端面に対して所定角度傾斜されて内方に
向かって形成されていることから、位置決め溝部の溝方
向と位置決めフランジ部の延設方向とが相互に一致する
ことはなく、従って、ブロック部材が位置決め固定され
る内壁板又は外壁板の一方においてブロック部材に対し
て水平方向や垂直方向に力が加えられた場合において
も、ブロック部材がいずれかの方向に位置ずれを生じる
ことは全くない。これにより、ブロック部材を確実に位
置決めすることが可能となるものである。
【0010】また、請求項2に係る断熱パネルは、請求
項1の断熱パネルにおいて、前記位置決めフランジ部は
ブロック部材の一端面に沿って平行に形成され、ブロッ
ク部材は、位置決めフランジ部を位置決め溝部内に挿嵌
するとともに位置決めフランジ部を前記所定角度曲折す
ることにより内壁板と外壁板との間に位置決め固定され
ることを特徴とする。
【0011】このような特徴を有する請求項2に係る断
熱パネルでは、請求項1の断熱パネルにおいて、ブロッ
ク部材を位置決め固定するについては、位置決めフラン
ジ部を位置決め溝部内に挿嵌するとともに位置決めフラ
ンジ部を前記所定角度曲折することにより内壁板と外壁
板との間に位置決め固定されることから、極めて簡単な
作業によりブロック部材の位置決め固定を行うことが可
能である。
【0012】また、請求項3に係る断熱パネルは、請求
項1又は請求項2に記載の断熱パネルにおいて、前記位
置決め溝部がブロック部材の一端面側に開放される開放
部の近傍には面取り部が形成されていることを特徴と
し、また、請求項4に係る断熱パネルは、請求項3の断
熱パネルにおいて、前記面取り部は位置決めフランジ部
が位置決め溝部に挿嵌される挿嵌方向に沿って形成され
ていることを特徴とする。
【0013】かかる請求項3及び請求項4の断熱パネル
では、位置決め溝部の開放部の近傍に面取り部が形成さ
れているとともに、その面取り部が位置決め溝部に対す
る位置決めフランジ部の挿嵌方向に沿って形成されてい
ることから、位置決めフランジ部は面取り部を介して位
置決め溝部内にスムーズに案内され、これにより位置決
めフランジ部を位置決め溝部内に容易に嵌合することが
可能となる。
【0014】また、請求項5に係る断熱パネルは、請求
項1又は請求項2の断熱パネルにおいて、前記位置決め
溝部がブロック部材の一端面側に開放される開放部の近
傍には凸部が形成されていることを特徴とし、また、請
求項6に係る断熱パネルは、請求項5の断熱パネルにお
いて、前記凸部は位置決めフランジ部が位置決め溝部に
挿嵌される挿嵌方向とは反対側に形成されていることを
特徴とする。かかる請求項5及び請求項6の断熱パネル
では、位置決め溝部がブロック部材の一端面側に開放さ
れる開放部の近傍に形成された凸部は、位置決めフラン
ジ部が位置決め溝部に挿嵌される挿嵌方向とは反対側に
形成されていることから、位置決めフランジ部を位置決
め溝部内に嵌合するに際して、位置決めフランジ部の先
端が凸部に当接するようにブロック部材を位置決めフラ
ンジ部に近接させれば、位置決めフランジ部は凸部を介
して位置決め溝部内に案内されていき、これにより位置
決めフランジ部を位置決め溝部内に容易に嵌合すること
が可能となる。
【0015】更に、請求項7に係る断熱パネルは、内壁
板と外壁板との間に、ブロック部材を介在させつつ発泡
材を充填してなる断熱パネルにおいて、前記断熱パネル
の端面を構成すべく内壁板又は外壁板の一方の端縁を折
曲することによりコ字状に形成されてブロック部材にお
ける3面に当接されるとともにブロック部材の一面を押
圧する押圧フランジを有し、ブロック部材を狭圧するブ
ロック狭圧部と、前記押圧フランジに形成されるととも
に所定形状に切り欠かれてなる切欠部と、前記ブロック
部材の一面に形成されるとともに押圧フランジの板厚と
ほぼ同一の高さを有し、前記切欠部の所定形状に合わせ
て嵌合される凸部とを備えた構成を有する。
【0016】かかる請求項7の断熱パネルでは、ブロッ
ク部材の3面が、内壁板又は外壁板の一方の端縁にてコ
字状に折曲形成されたブロック狭圧部を介して狭圧さ
れ、また、ブロック部材の凸部が、ブロック狭圧部にお
ける押圧フランジにて所定形状に切り欠かれた切欠部に
嵌合されている。従って、ブロック部材は、その凸部と
押圧フランジの切欠部との協働により位置決めされた状
態で、ブロック狭圧部により固定されることとなり、こ
のとき、ブロック部材を位置決め固定するについては内
壁板と外壁板の双方を所定位置関係にセットする必要は
全くなく、いずれか一方に対して位置決め固定するだけ
でよい。これより、簡単な作業をもってブロック部材を
内壁板又は外壁板に位置決め固定することが可能とな
り、断熱パネルの組立コストを格段に低減することが可
能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る断熱パネルに
ついて、本発明を具体化した各実施形態に基づき図面を
参照しつつ詳細に説明する。先ず、第1実施形態に係る
断熱パネルに使用されるブロック部材及び外壁板との関
係について図1に基づき説明する。図1はブロック部材
と外壁板との関係を模式的に示す斜視図である。
【0018】図1において、ブロック部材1は発泡スチ
ロール等の発泡材から形成されており、直方体形状を有
する。ブロック部材1の長手方向における略中央位置に
は、その一端面1Aから他端面1Bに貫通するボルト穴
2が形成されている。このボルト穴2には、複数の断熱
パネル相互を組み立ててプレハブ式冷蔵庫を製造する際
に、コーチボルト(図示せず)が締結される。また、ボ
ルト穴2の近傍位置にてその両側には一対の位置決め溝
3が形成されており、各位置決め溝3はブロック部材1
の一端面1A(図1中、垂直面)に対して所定角度αだ
け傾斜され、且つ、ブロック部材1の各側面に開放され
つつ内方に向かって形成されている。尚、角度αは約3
0度に設定されている。更に、各位置決め溝3におい
て、ボルト穴2を中心としてボルト穴2側に対向する各
位置決め溝3の側縁部間の距離はLに設定されている。
【0019】前記構成を有するブロック部材1が位置決
め固定される外壁板4は金属薄板から形成され、その端
縁部にはL字状に90度折曲された折曲部5が設けられ
ている。かかる折曲部5において、ブロック部材1が位
置決め固定される部位に対応して一対のフランジ6が形
成されている。各フランジ6の外側には幅狭の切欠部6
Aが形成され、また、各フランジ6の内側には幅広の切
欠部6Bが形成されている。これにより、各フランジ6
は、後述するように、ブロック部材1の各位置決め溝3
内に嵌合した状態でブロック部材1を下方に移動するこ
とにより容易に折り曲げることができる。尚、下フラン
ジ6の内側に形成された切欠部6Bの幅は、前記各位置
決め溝3間の距離Lと略同一の長さLに設定されてい
る。
【0020】次に、ブロック部材1を外壁板4に対して
位置決め固定して断熱パネルを製造する方法について図
2乃至図5に基づき説明する。ここに、図2は外壁板4
の折曲部5における各フランジ6をブロック部材1の各
位置決め溝3内に嵌合すべくブロック部材1を角度α傾
斜させた状態を模式的に示す斜視図、図3は各フランジ
6を位置決め溝3内に嵌合した状態を示す断面図、図4
は外壁板4に位置決め固定されたブロック部材1の上方
に内壁板を配置した状態を示す断面図、図5はブロック
部材1上に内壁板を装着した状態を示す断面図である。
【0021】先ず、ブロック部材1を外壁板4に位置決
め固定するには、図2に示すようにブロック部材1を前
方側に角度αに相当する角度傾斜させ、各位置決め溝3
の溝方向と各フランジ6の延設方向とを一致させる。こ
の後、ブロック部材1を矢印方向に沿って下方に移動
し、各フランジ6を位置決め溝3内に嵌合する。この状
態が図3に示されている。この状態において、ブロック
部材1の底面は、外壁板4の平面部と角度α傾斜されて
いる。また、ブロック部材1は、各フランジ6と位置決
め溝3との嵌合関係に基づき、外壁板4上にて前後及び
左右方向(図3中、左右方向及び紙面に垂直な方向)に
位置決めされている。このように、各位置決め溝3内に
フランジ6を嵌合するのみの簡単な作業によりブロック
部材1を外壁板4上で前後、左右方向に位置決めするこ
とができる。
【0022】前記のように外壁板4に対してブロック部
材1を傾斜させた状態で位置決めした後、図3に示す状
態からブロック部材1を下方に押圧する。これにより、
各フランジ6の内、位置決め溝3内に嵌合されている部
分が折曲される。この状態が図4に示されている。この
状態においては、各フランジ6の上部が位置決め溝3の
傾斜に沿って折曲されることから、ブロック部材1は、
前記したように外壁板4に対して前後、左右方向に位置
決めされることに加えて、上下方向にも位置決めされ
る。この結果、ブロック部材1は、外壁板4上にて前後
方向、左右方向、及び、上下方向に位置決め固定される
こととなる。
【0023】更に、ブロック部材1の上方から内壁板7
を矢印方向に装着する。ここに、内壁板7には、その端
縁部に折曲部8が形成されており、また、内壁板7は、
折曲部8がブロック部材1の一端面1Aに密着するよう
に装着される。この後、外壁板4と内壁板7との間でブ
ロック部材1の一端面1Aが外部に露出する領域に、図
5で矢印にて示すように接着テープ11を貼付して目張
りを行う。尚、ブロック部材1の他端面1Bには、ボル
ト穴2を覆うように予め接着テープ(図示せず)が貼付
されている。この状態では、接着テープ11が外壁板
4、ブロック部材1、及び、内壁板7を相互に接着固定
しているので、外壁板4の各フランジ6がブロック部材
1の各位置決め溝3から抜けてしまうことなく、従っ
て、ブロック1は外壁板4と内壁板7との間で確実に位
置決め固定されて、その位置がずれることは全くない。
【0024】前記のように接着テープ11にて目張りを
行った後、外壁板4と内壁板7との間に形成される間隙
12(図5中、左側に存在する)内に発泡剤(発泡原
液)が注入された後、加熱等を行って発泡処理が行われ
る。これにより、間隙12内に発泡材13が充填されて
断熱パネル10が得られる。かかる断熱パネル10は、
例えば、プレハブ式冷蔵庫の主要部を構成する断熱箱体
(一般に、ベースパネル、ルーフパネル、リアパネル、
及び、一対のサイドパネルからなる)を組み立てる際に
使用され、このとき、断熱箱体を構成する各パネルとし
て使用される断熱パネルは、各パネルの特性に基づき、
その複数箇所にて外壁板4と内壁板7との間にブロック
部材1が位置決め固定されている。そして、断熱箱体の
組立の際には、断熱パネル10におけるブロック部材1
のボルト穴2内にコーチボールとを締結固定することに
より、各パネルを箱状に組み立てて断熱箱体が得られる
ものである。
【0025】以上説明した通り第1実施形態に係る断熱
パネル10では、ブロック部材1は、その一端面1Aか
ら他端面1Bに貫通するボルト穴2の近傍に形成された
各位置決め溝3内に、外壁板4の折曲部5に形成された
各位置決めフランジ6を嵌合することにより、内壁板7
と外壁板4との間に位置決め固定されるので、ブロック
部材1を位置決め固定するについては内壁板7と外壁板
4の双方を所定関係にセットする必要は全くなく、これ
より外壁板4の位置決めフランジ6に対してブロック部
材1の位置決め溝3を嵌合するのみの簡単な作業により
ブロック部材1の位置決め固定を行うことができる。こ
れに基づき、断熱パネル10の組立コストを格段に低減
することができる。
【0026】また、位置決め溝3は、ブロック部材1の
ボルト穴2の近傍に形成されていることから、複数の断
熱パネル10を組み立てて断熱箱体を製造する際に、ボ
ルト穴2にコーチボルトを締結固定する際に発生する締
結トルクを、位置決め溝3と位置決めフランジ6との嵌
合関係に基づき対抗吸収することが可能となり、従っ
て、ブロック部材1の位置ずれが発生することはない。
【0027】更に、ブロック部材1において、位置決め
溝3はボルト穴2の近傍にて両側に形成されているの
で、ボルト穴2にコーチボルトを締結固定する際に発生
する締結トルクを、位置決め溝3と位置決めフランジ6
との嵌合関係に基づき更に容易に対抗吸収することが可
能となる。また、位置決め溝3の溝方向はブロック部材
1の一端面1Aに対して所定角度傾斜させてブロック部
材1の内方に向かって形成されているので、位置決め溝
3の溝方向と位置決めフランジ6の延設方向とが相互に
一致することはなく、従って、ブロック部材1が位置決
め固定される外壁板4においてブロック部材1に対して
前後方向や左右方向に力が加えられた場合においても、
ブロック部材1がいずれかの方向に位置ずれを生じるこ
とは全くない。これにより、ブロック部材1を確実に位
置決めすることが可能となるものである。
【0028】また、ブロック部材1を位置決め固定する
については、位置決めフランジ6を位置決め溝3内に挿
嵌するとともに位置決めフランジ3を前記所定角度曲折
することにより外壁板4に位置決め固定されることか
ら、極めて簡単な作業によりブロック部材1の位置決め
固定を行うことが可能であり、また、この状態でブロッ
ク部材1は、前後方向、左右方向に加えて上下方向にも
位置ずれを発生することを防止することが可能である。
【0029】尚、前記第1実施形態の断熱パネル10に
おいては、外壁板4側に位置決めフランジ6が形成され
ているが、これに限ることなく位置決めフランジ6は内
壁板7側に形成されてもよいことは勿論である。また、
ブロック部材1に形成される位置決め溝3としては、図
6に示す第1変形例のような形状に形成してもよい。図
6は第1変形例に係るブロック部材1を示す斜視図及び
側面図であり、ブロック部材1においてボルト穴2の両
側に形成された位置決め溝3は、側面視で三角形状に設
けられている。
【0030】更に、ブロック部材1の位置決め溝3と外
壁板4の位置決めフランジ6との関係については、図7
に示す第2変形例のように構成してもよい。図7は第2
変形例に係る位置決めフランジ6及びブロック部材1を
示す説明図であり、外壁板4の折曲部5に形成される各
位置決めフランジ6は、図7(A)に示すように、折曲
部5と同様垂直方向に延設されており、且つ、一方向
(図7(A)中、左方向)に所定角度傾斜されている。
かかる位置決めフランジ6に対応して、ブロック部材1
に形成される位置決め溝3は、図7(B)、(C)に示
すように、その内部においてフランジ6の傾斜角度に合
致する傾斜部3Aが設けられている。従って、各位置決
めフランジ6を位置決め溝3内に嵌合した場合、各位置
決めフランジ6は位置決め溝3の傾斜部3Aに沿って移
動し、位置決めフランジ6の側端縁が傾斜部3Aに合致
した状態で位置決め固定される。この状態では、位置決
めフランジ6の傾斜方向については、位置決めフランジ
6を位置決め溝3内に確実に位置決め固定することがで
きる。
【0031】次に、第2実施形態に係る断熱パネルに使
用されるブロック部材について図8に基づき説明する。
尚、第2実施形態に係る断熱パネルは、基本的に、前記
第1実施形態の断熱パネル10と同様の構成を有してお
り、第1実施形態と異なる点は、ブロック部材の構造の
みに存する。従って、以下の説明においては、断熱パネ
ルに使用されるブロック部材に着目して説明することと
する。ここに、図8はブロック部材の斜視図である。
【0032】図8において、ブロック部材21は発泡ス
チロール等の発泡材から形成されており、直方体形状を
有する。ブロック部材21の長手方向における略中央位
置には、その一端面21Aから他端面21Bに貫通する
ボルト穴22が形成されている。このボルト穴22に
は、複数の断熱パネル相互を組み立ててプレハブ式冷蔵
庫を製造する際に、コーチボルト(図示せず)が締結さ
れる。また、ボルト穴22の近傍位置にてその両側には
一対の位置決め溝23が形成されており、各位置決め溝
23はブロック部材1の一端面21A(図8中、垂直
面)に対して所定角度αだけ傾斜され、且つ、ブロック
部材21の各側面に開放されつつ内方に向かって形成さ
れている。尚、角度αは約30度に設定されている。
【0033】更に、各位置決め溝23において、その一
端面21A側に開放された開放部24の下側には、円弧
状の面取り部25が形成されている。このとき、面取り
部25は開放部24の下側、即ち、外壁板4の折曲部5
に形成された各位置決めフランジ6が位置決め溝23に
対して挿嵌される方向に沿って形成されていることとな
る。前記した構成を有するブロック部材21では、位置
決め溝23がブロック部材21の一端面側21Aに開放
される開放部24の下側には面取り部25が形成されて
おり、また、面取り部25は位置決めフランジ6が位置
決め溝23に挿嵌される挿嵌方向に沿って形成されてい
るので、位置決めフランジ6を面取り部25を介して位
置決め溝23内にスムーズに案内することができる。こ
れにより位置決めフランジ6を位置決め溝23内に容易
に嵌合することが可能となる。
【0034】尚、ブロック部材21は前記構成に限定さ
れるものではなく、図9乃至図12に示す各変形例のよ
うに構成してもよい。即ち、図9はブロック部材21の
第1変形例を示す説明図であり、ブロック部材21にお
ける各位置決め溝23の開放部24の上側には、外壁板
4、内壁板7の厚さと同程度の高さを有する凸部26が
形成されている。この結果、開放部24の下側には面取
り部25が存在し、また、開放部24の上側には凸部2
6が存在することとなる。ここに、凸部26は外壁板4
の折曲部5に形成された各位置決めフランジ6が位置決
め溝23に対して挿嵌される方向とは反対側に形成され
ていることとなる。前記のように、図9に示す第1変形
例では、位置決め溝23がブロック部材21の一端面側
21Aに開放される開放部24の下側には面取り部25
が形成され、また、開放部24の上側に形成された凸部
26は、位置決めフランジ6が位置決め溝23に挿嵌さ
れる挿嵌方向とは反対側に形成されていることから、位
置決めフランジ6を位置決め溝23内に嵌合するに際し
て、位置決めフランジ6の先端が凸部26に当接するよ
うにブロック部材21を位置決めフランジ6に近接させ
れば、位置決めフランジ6は凸部26を介して位置決め
溝23内に案内されていき、これにより面取り部25と
凸部26との協働により位置決めフランジ6を位置決め
溝23内に容易に嵌合することが可能となる。
【0035】また、前記凸部26は、図10に示すブロ
ック部材21の第2変形例のように構成してもよい。図
10はブロック部材21の第2変形例を示す説明図であ
り、位置決め溝23における開放部24の上側に形成さ
れる凸部26は、突条形態で設けても前記第1変形例の
場合と同様の効果を得ることができる。更に、凸部26
は、図11に示すブロック部材21の第3変形例のよう
に構成してもよい。図11はブロック部材21の第3変
形例を示す説明図であり、位置決め溝23における開放
部24の上側に形成される凸部26は、位置決め溝23
の幅に対応する部分にだけ設けるようにしても前記第1
変形例の場合と同様の効果を得ることができる。
【0036】また、前記凸部26は、図12に示すブロ
ック部材21の第4変形例のように構成してもよい。図
12はブロック部材21の第4変形例を示す説明図であ
り、凸部26は、基本的に前記第1変形例の構成に加え
て、各開放部24間にも若干入り込むように形成されて
いる。かかる第4変形例の場合にも、前記第1変形例の
場合と同様の効果を得ることができる。
【0037】続いて、第3実施形態に係る断熱パネルに
ついて、図13乃至図17に基づいて説明する。先ず、
断熱パネルに使用される外壁板について図13に基づき
説明する。図13は外壁板の斜視図であり、外壁板31
は、平板部32、平板部32の端部を90度折曲して形
成された折曲部33、及び、折曲部33の端部を更に9
0度折曲して形成された押圧フランジ34を有する。こ
こに、平板部32、折曲部33及び押圧フランジ34
は、図13に示すように、コ字状に形成されており、後
述するブロック部材37の3面に当接してブロック部材
37を狭圧する狭圧部を構成する。平板部32には、ブ
ロック部材37の一面(下面)に形成された円状の凸部
40が嵌合される嵌合穴35が形成されており、また、
押圧フランジ34には、ブロック部材37の他面(上
面)に形成された正方形状の凸部38が嵌合される切欠
溝36が形成されている。尚、切欠溝36の溝形状は、
凸部38と同一の角形状にされている。
【0038】次に、外壁板31に位置決め固定されるブ
ロック部材について図14に基づき説明する。図14は
ブロック部材を示す斜視図であり、ブロック部材37
は、発泡スチロール等の発泡材から形成されており、略
立方体形状を有する。ブロック部材37の上面には、前
記押圧フランジ34の切欠溝36に合致して嵌合される
べく正方形状を有し、外壁板31の板厚と略同一の高さ
を有する凸部37が設けられている。また、凸部38の
中央位置には、ブロック部材37の上面から下面に貫通
するボルト穴39が形成されている。更に、ブロック部
材37の下面には、外壁板31の板厚と略同一の高さを
有する円状の凸部40が形成されており、かかる凸部4
0の内方には、前記ボルト穴39が開放される段部41
が形成されて段付ボルト穴が設けられている。尚、ボル
ト穴39には、前記第1実施形態の場合と同様、複数の
断熱パネルを組み立てて断熱箱体を製造する際にコーチ
ボルトが締結固定されるものである。
【0039】次に、前記ブロック部材37を外壁板31
に位置決め固定する方法について図15乃至図17に基
づき説明する。ここに、図15はブロック部材37を外
壁板31に位置決め固定する前の状態を示す断面図、図
16はブロック部材37を外壁板31に位置決め固定し
ている途中の状態を示す断面図、図17はブロック部材
37を外壁板31に位置決め固定した状態を示す断面図
である。
【0040】先ず、図15に示すように、凸部38側の
面が上面となり、凸部40側の面が下面となるようにブ
ロック部材37を矢印方向に沿って折曲部33に近接し
て配置する。このように近接配置した状態が図16に示
されている。この後、更に、ブロック部材17を平板部
32に沿って折曲部33方向に押し込む。このとき、ブ
ロック部材37の上面における凸部38は、押圧フラン
ジ34の切欠溝36内に嵌合されていき、切欠溝36は
凸部38を案内するガイドの作用を行う。また、ブロッ
ク部材37の下面における凸部40は平板部32上に当
接しているので、ブロック部材37を折曲部33側に押
し込んでいくに従って、押圧フランジ34は、矢印にて
示すように、外壁板31の板厚分だけ徐々に押し拡げら
れていく。そして、ブロック部材37の側面(右側面)
が折曲部33に当接した時点で、凸部38は切欠溝36
に嵌合されるとともに、凸部40は嵌合穴35内に嵌合
される。このとき、前記のように押し拡げられていた押
圧フランジ34は、図17にて矢印で示すように、その
弾性力に基づき元の状態に復帰し、ブロック部材37
は、平板部32、折曲部33及び押圧フランジ34によ
り、その3面が狭圧される。これにより、ブロック部材
37は、その凸部38が切欠溝36に嵌合されるととも
に、その凸部40が嵌合穴35に勘合された状態で、外
壁板31に位置決め固定される。この状態において、各
凸部38、40の高さは、外壁板31の板厚と略同一に
されているので、凸部38の上面と折曲部34の上面と
は略面一となり、また、凸部40の下面と平板部32の
下面とは略面一となる。
【0041】前記のようにブロック部材37を外壁板3
1に位置決め固定した後、第1実施形態の場合と同様に
して内壁板(図示せず)が上側に装着され、外壁板31
と内壁板7との間に形成される間隙内に発泡剤(発泡原
液)が注入された後、加熱等を行って発泡処理が行われ
る。これにより、間隙内に発泡材が充填されて断熱パネ
ルが得られるものである。
【0042】以上説明した通り第3実施形態の断熱パネ
ルでは、ブロック部材37の3面が、外壁板31の端縁
部にてコ字状に折曲形成された平板部32、折曲部33
及び押圧フランジ34から構成されるブロック狭圧部を
介して狭圧され、また、ブロック部材37の上面におけ
る凸部38が、押圧フランジ34に形成された切欠溝3
6内に嵌合されるとともに、凸部40が嵌合穴35内に
嵌合されているので、ブロック部材37は、その凸部3
8と押圧フランジ34の切欠溝36、及び、その凸部4
0と嵌合穴35の嵌合関係に基づく協働作用により、位
置決めされた状態で、平板部32、折曲部33及び押圧
フランジ34により固定されることとなり、このとき、
ブロック部材37を位置決め固定するについては内壁板
と外壁板31の双方を所定位置関係にセットする必要は
全くなく、外壁板31に対して位置決め固定するだけで
よい。これより、簡単な作業をもってブロック部材37
を外壁板31に位置決め固定することができ、断熱パネ
ルの組立コストを格段に低減することが可能となる。
【0043】ここに、前記第3実施形態では、ブロック
部材37の凸部を正方形状に形成し、外壁板31の折曲
部34における切欠溝36を角形状に形成したが、これ
に限定されることなく各種の形状を適用することができ
る。例えば、図18に示す凸部38及び切欠溝36の第
1変形例のように、凸部38をブロック部材37の上面
にて菱形形状に形成し、切欠溝36をV字形状に形成し
てもよい。この場合において、前記と同様の効果を得る
ことができる。また、図19に示す切欠溝36の第2変
形例のように、切欠溝36が押圧フランジ34の端縁に
連続する部分に円弧部36Aを形成してもよい。この場
合には、ブロック部材37の位置決め固定を行う際に凸
部38が円弧部36Aに案内されてスムーズに切欠溝3
6内に嵌合される。
【0044】次に、第4実施形態に係る断熱パネルに使
用されるブロック部材及び外壁板との関係について図2
0、図21に基づき説明する。図20は第4実施形態に
係る断熱パネルに使用されるブロック部材と外壁板との
関係を模式的に示す斜視図、図21はブロック部材の模
式平面図である。尚、第4実施形態におけるブロック部
材は、基本的に前記第1実施形態におけるブロック部材
1と同様の構造を有しており、第1実施形態のブロック
部材1ではそのボルト穴2の両側に一対の位置決め溝3
が形成されるとともに、各位置決め溝3内には外壁板4
の折曲部5における一対の各フランジ6が嵌合される構
成としたが、第4実施形態のブロック部材ではその幅方
向の全体に渡って位置決め溝を形成するとともに位置決
め溝内に位置決め突部を形成し、また、外壁板の折曲部
における一対のフランジ間に位置決め突部に嵌合する位
置決め凹部を設けた点で、第1実施形態とは異なる。
【0045】図20、図21において、ブロック部材5
1は発泡スチロール等の発泡材から形成されており、正
方体形状を有する。ブロック部材51の略中央位置に
は、その一端面51Aから他端面51Bに貫通するボル
ト穴52が形成されている。このボルト穴52には、複
数の断熱パネル相互を組み立ててプレハブ式冷蔵庫を製
造する際に、コーチボルト(図示せず)が締結される。
また、ボルト穴52の近傍位置にてその下方位置には、
ブロック部材51の幅方向の全体に渡って位置決め溝5
3が形成されており、位置決め溝53はブロック部材5
1の一端面51A(図20中、垂直面)に対して所定角
度αだけ傾斜され、且つ、ブロック部材51の各側面に
開放されつつ内方に向かって形成されている。尚、角度
αは約30度に設定されている。
【0046】また、位置決め溝53内において、円弧状
の位置決め突部57が形成されている。かかる位置決め
突部57は、位置決め溝53の中央部に設けられてお
り、従って、位置決め突部57の両側には、一対の位置
決め溝53が形成されることとなる。前記構成を有する
ブロック部材51が位置決め固定される外壁板54は金
属薄板から形成され、その端縁部にはL字状に90度折
曲された折曲部55が設けられている。かかる折曲部5
5において、ブロック部材51が位置決め固定される部
位に対応して一対のフランジ56が形成されている。各
フランジ56の外側には幅狭の切欠部56Aが形成さ
れ、また、各フランジ56の間には、前記位置決め突部
57の円弧形状に合致する円弧形状に形成された位置決
め凹部56Bが形成されている。ここに、各フランジ5
6の形状は、前記位置決め突部57の両側に形成された
各位置決め溝53の形状と一致している。
【0047】各フランジ56は、前記第1実施形態にて
説明した手順と同一手順により、各位置決め凹部56B
を位置決め突部57に嵌合し、位置決め突部57の両側
にて形成される各位置決め溝53内に嵌合した状態でブ
ロック部材51を下方に移動することにより容易に折り
曲げることができる。これにより、ブロック部材51を
外壁板54に対して位置決め固定することができる。
【0048】尚、ブロック部材51を外壁板54に位置
決め固定する手順、及び、外壁板54に対して内壁板を
装着して断熱パネルを形成する手順については、前記第
1実施形態の場合と同一であるので、ここではその説明
を省略する。
【0049】以上説明した通り第4実施形態に係る断熱
パネルにおいて、ブロック部材51は、その一端面51
Aから他端面51Bに貫通するボルト穴52の近傍位置
にて、位置決め溝53内の円弧状の位置決め突部57に
対して外壁板54の各フランジ56の間に形成された位
置決め凹部56Bを嵌合させた状態で、位置決め突部5
7の両側に形成される各位置決め溝53内に各フランジ
56を嵌合することにより、内壁板と外壁板54との間
に位置決め固定されるので、ブロック部材51を位置決
め固定するについては内壁板と外壁板54の双方を所定
関係にセットする必要は全くなく、これより外壁板54
のフランジ56に対してブロック部材51の位置決め溝
53を嵌合するのみの簡単な作業によりブロック部材5
1の位置決め固定を行うことができる。これに基づき、
断熱パネルの組立コストを格段に低減することができ
る。また、位置決め溝53は、ブロック部材51のボル
ト穴52の近傍に形成されていることから、複数の断熱
パネルを組み立てて断熱箱体を製造する際に、ボルト穴
52にコーチボルトを締結固定する際に発生する締結ト
ルクを、位置決め溝53と位置決めフランジ56との嵌
合関係に基づき対抗吸収することが可能となり、従っ
て、ブロック部材51の位置ずれが発生することはな
い。
【0050】更に、ブロック部材51において、位置決
め溝53は、位置決め突部57の両側、即ち、ボルト穴
52の近傍にて両側に形成されているので、ボルト穴5
2にコーチボルトを締結固定する際に発生する締結トル
クを、位置決め溝53と位置決めフランジ56との嵌合
関係に基づき更に容易に対抗吸収することが可能とな
る。また、位置決め溝53の溝方向はブロック部材51
の一端面51Aに対して所定角度傾斜させてブロック部
材51の内方に向かって形成されているので、位置決め
溝53の溝方向と位置決めフランジ56の延設方向とが
相互に一致することはなく、従って、ブロック部材51
が位置決め固定される外壁板54においてブロック部材
51に対して前後方向や左右方向に力が加えられた場合
においても、ブロック部材51がいずれかの方向に位置
ずれを生じることは全くない。これにより、ブロック部
材51を確実に位置決めすることが可能となるものであ
る。
【0051】また、ブロック部材51を位置決め固定す
るについては、位置決めフランジ56を位置決め溝53
内に挿嵌するとともに位置決めフランジ53を前記所定
角度曲折することにより外壁板54に位置決め固定され
ることから、極めて簡単な作業によりブロック部材51
の位置決め固定を行うことが可能であり、また、この状
態でブロック部材51は、前後方向、左右方向に加えて
上下方向にも位置ずれが発生することを防止することが
可能である。
【0052】次に、第5実施形態に係る断熱パネルに使
用されるブロック部材及び外壁板との関係が図22、図
23に示されている。図22は第5実施形態に係る断熱
パネルに使用されるブロック部材と外壁板との関係を模
式的に示す斜視図、図23はブロック部材の模式平面図
である。ここに、第5実施形態におけるブロック部材
は、基本的に前記第4実施形態におけるブロック部材5
1と同様の構造を有しており、第4実施形態のブロック
部材51では位置決め溝53内に形成される位置決め突
部57の形状が円弧状に形成されているが、第5実施形
態のブロック部材では、位置決め溝内の位置決め突部の
形状をV字形状に形成した点で、第4実施形態とは異な
る。残余の構成については第4実施形態の場合と同様で
あるので、その説明については省略する。
【0053】尚、本発明は前記各実施形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々
の改良、変形が可能であることは勿論である。例えば、
前記第1実施形態、第4実施形態、第5実施形態の断熱
パネルに使用されるブロック部材1、51、61につい
て、図24に示すように、ブロック部材1、51、61
の角部を取った形状(例えば、図24において、左端面
の上端部及び下端部を円弧状にした形状)に形成し、ま
た、発泡スチロールの肉部を可能な限り削減してもよ
い。このように、角部を取った形状にすれば、ブロック
部材1、51、61を射出形成により製造する際に型抜
きを容易に行うことができ、また、ブロック部材1、5
1、61の肉部を削減すれば、発泡剤の加熱・発泡を行
って外壁板と内壁板との間に発泡材を充填する際に、ブ
ロック部材1、51、61に対する発泡剤の回りが良好
となり、ブロック部材1、51、61の内方にまで発泡
材を充填することができる。
【0054】同様に、第3実施形態の断熱パネルに使用
されるブロック部材37について、図25に示すよう
に、ブロック部材37の角部を取った形状(例えば、図
25において、上部の左右両端部及び下部の左右両端部
を円弧状にした形状)に形成し、また、発泡スチロール
の肉部を可能な限り削減してもよい。このように、角部
を取った形状にすれば、ブロック部材37を射出形成に
より製造する際に型抜きを容易に行うことができ、ま
た、ブロック部材37の肉部を削減すれば、発泡剤の加
熱・発泡を行って外壁板と内壁板との間に発泡材を充填
する際に、ブロック部材37に対する発泡剤の回りが良
好となり、ブロック部材37の内方にまで発泡材を充填
することができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明した通り前記請求項1の断熱パ
ネルでは、ブロック部材は、その一端面から他端面に貫
通するボルト穴の近傍に形成された位置決め溝部に、内
壁板又は外壁板の一方に形成された位置決めフランジを
嵌合することにより、内壁板と外壁板との間に位置決め
固定されており、従って、ブロック部材を位置決め固定
するについては内壁板と外壁板の双方を所定関係にセッ
トする必要は全くなく、いずれか一方の位置決めフラン
ジ部に対して位置決め溝部を嵌合するのみの簡単な作業
によりブロック部材の位置決め固定を行うことができ
る。これにより、断熱パネルの組立コストを格段に低減
することが可能となる。また、位置決め溝部は、ボルト
穴の近傍に形成されていることから、ボルト穴にボルト
を締結して断熱パネル相互を組み立てる際に発生する締
結トルクを、位置決め溝部と位置決めフランジ部との嵌
合関係に基づき対抗吸収することが可能となり、従っ
て、ブロック部材の位置ずれが発生することはない。
た、位置決め溝部がブロック部材の一端面に対して所定
角度傾斜されて内方に向かって形成されていることか
ら、位置決め溝部の溝方向と位置決めフランジ部の延設
方向とが相互に一致することはなく、従って、ブロック
部材が位置決め固定される内壁板又は外壁板の一方にお
いてブロック部材に対して水平方向や垂直方向に力が加
えられた場合においても、ブロック部材がいずれかの方
向に位置ずれを生じることは全くない。これにより、ブ
ロック部材を確実に位置決めすることが可能となるもの
である。
【0056】また、請求項2に係る断熱パネルでは、
ロック部材を位置決め固定するについては、位置決めフ
ランジ部を位置決め溝部内に挿嵌するとともに位置決め
フランジ部を前記所定角度曲折することにより内壁板と
外壁板との間に位置決め固定されることから、極めて簡
単な作業によりブロック部材の位置決め固定を行うこと
が可能である。
【0057】また、請求項3及び請求項4の断熱パネル
では、位置決め溝部の開放部の近傍に面取り部が形成さ
れているとともに、その面取り部が位置決め溝部に対す
る位置決めフランジ部の挿嵌方向に沿って形成されてい
ることから、位置決めフランジ部は面取り部を介して位
置決め溝部内にスムーズに案内され、これにより位置決
めフランジ部を位置決め溝部内に容易に嵌合することが
可能となる。また、請求項5及び請求項6の断熱パネル
では、位置決め溝部がブロック部材の一端面側に開放さ
れる開放部の近傍に形成された凸部は、位置決めフラン
ジ部が位置決め溝部に挿嵌される挿嵌方向とは反対側に
形成されていることから、位置決めフランジ部を位置決
め溝部内に嵌合するに際して、位置決めフランジ部の先
端が凸部に当接するようにブロック部材を位置決めフラ
ンジ部に近接させれば、位置決めフランジ部は凸部を介
して位置決め溝部内に案内されていき、これにより位置
決めフランジ部を位置決め溝部内に容易に嵌合すること
が可能となる。
【0058】更に、請求項7の断熱パネルでは、ブロッ
ク部材の3面が、内壁板又は外壁板の一方の端縁にてコ
字状に折曲形成されたブロック狭圧部を介して狭圧さ
れ、また、ブロック部材の凸部が、ブロック狭圧部にお
ける押圧フランジにて所定形状に切り欠かれた切欠部に
嵌合されている。従って、ブロック部材は、その凸部と
押圧フランジの切欠部との協働により位置決めされた状
態で、ブロック狭圧部により固定されることとなり、こ
のとき、ブロック部材を位置決め固定するについては内
壁板と外壁板の双方を所定位置関係にセットする必要は
全くなく、いずれか一方に対して位置決め固定するだけ
でよい。これより、簡単な作業をもってブロック部材を
内壁板又は外壁板に位置決め固定することが可能とな
り、断熱パネルの組立コストを格段に低減することが可
能となる。
【0059】以上の通り本発明は、内壁板と外壁板との
間にブロック材を位置決め固定するについて極めて簡単
な作業をもって内壁板と外壁板との間にブロック部材を
位置決め固定することが可能であり、もってコストの低
い断熱パネルを提供することができる。
【0060】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る断熱パネルに使用されるブ
ロック部材及び外壁板との関係を模式的に示す斜視図で
ある。
【図2】外壁板の折曲部における各フランジをブロック
部材の各位置決め溝内に嵌合すべくブロック部材を角度
α傾斜させた状態を模式的に示す斜視図である。
【図3】各フランジを位置決め溝内に嵌合した状態を示
す断面図である。
【図4】外壁板に位置決め固定されたブロック部材の上
方に内壁板を配置した状態を示す断面図である。
【図5】ブロック部材上に内壁板を装着した状態を示す
断面図である。
【図6】第1変形例に係るブロック部材を示す斜視図及
び側面図である。
【図7】第2変形例に係る位置決めフランジ及びブロッ
ク部材を示す説明図である。
【図8】第2実施形態に係る断熱パネルに使用されるブ
ロック部材の斜視図である。
【図9】第2実施形態に係る断熱パネルに使用されるブ
ロック部材の第1変形例を示す説明図である。
【図10】第2実施形態に係る断熱パネルに使用される
ブロック部材の第2変形例を示す説明図である。
【図11】第2実施形態に係る断熱パネルに使用される
ブロック部材の第3変形例を示す説明図である。
【図12】第2実施形態に係る断熱パネルに使用される
ブロック部材の第4変形例を示す説明図である。
【図13】第3実施形態に係る断熱パネルにおける外壁
板の斜視図である。
【図14】第3実施形態に係る断熱パネルにおけるブロ
ック部材を示す斜視図である。
【図15】ブロック部材を外壁板に位置決め固定する前
の状態を示す断面図である。
【図16】ブロック部材を外壁板に位置決め固定してい
る途中の状態を示す断面図である。
【図17】ブロック部材を外壁板に位置決め固定した状
態を示す断面図である。
【図18】第3実施形態における凸部及び切欠溝の第1
変形例を示す説明図である。
【図19】第3実施形態における切欠溝の第2変形例を
示す説明図である。
【図20】第4実施形態に係る断熱パネルに使用される
ブロック部材と外壁板との関係を模式的に示す斜視図で
ある。
【図21】ブロック部材の模式平面図である。
【図22】第5実施形態に係る断熱パネルに使用される
ブロック部材と外壁板との関係を模式的に示す斜視図で
ある。
【図23】ブロック部材の模式平面図である。
【図24】ブロック部材の他の例を示す斜視図である。
【図25】ブロック部材の更に他の例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1、21、37、51、61・・・ブロック部材、1
A、21A、51A、61A・・・一端面、1B、21
B、51B、61B・・・他端面、2、22、39、5
2、62・・・ボルト穴、3、23、53、63・・・
位置決め溝、4、31、54、64・・外壁板、5、3
3、55、65・・・折曲部、6、56、66・・・位
置決めフランジ、7・・・内壁板、10・・・断熱パネ
ル、11・・・接着テープ、13・・・発泡材、24・
・・開放部、25・・・面取り部、26・・・凸部、3
4・・・押圧フランジ、36・・・切欠溝、38、40
・・・凸部

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内壁板と外壁板との間に、ブロック部
    材を介在させつつ発泡材を充填してなる断熱パネルにお
    いて、 前記断熱パネルの端面を構成する内壁板又は外壁板の一
    方に形成される位置決めフランジ部と、 前記ブロック部材の一端面から他端面に貫通するボルト
    穴の近傍に形成され、前記位置決めフランジ部が嵌合さ
    れる位置決め溝部とを備え、 前記ブロック部材は位置決めフランジ部と位置決め溝部
    との協働により内壁板と外壁板との間に位置決め固定さ
    前記位置決め溝部はブロック部材の一端面に対して所定
    角度傾斜させてブロック部材の内方に向かって形成され
    ている ことを特徴とする断熱パネル。
  2. 【請求項2】 前記位置決めフランジ部はブロック部
    材の一端面に沿って平行に形成され、ブロック部材は、
    位置決めフランジ部を位置決め溝部内に挿嵌するととも
    に位置決めフランジ部を前記所定角度曲折することによ
    り内壁板と外壁板との間に位置決め固定されることを特
    徴とする請求項1に記載の断熱パネル。
  3. 【請求項3】 前記位置決め溝部がブロック部材の一
    端面側に開放される開放部の近傍には面取り部が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    の断熱パネル。
  4. 【請求項4】 前記面取り部は位置決めフランジ部が
    位置決め溝部に挿嵌される挿嵌方向に沿って形成されて
    いることを特徴とする請求項3に記載の断熱パネル。
  5. 【請求項5】 前記位置決め溝部がブロック部材の一
    端面側に開放される開放部の近傍には凸部が形成されて
    いることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の断
    熱パネル。
  6. 【請求項6】 前記凸部は位置決めフランジ部が位置
    決め溝部に挿嵌される挿嵌方向とは反対側に形成されて
    いることを特徴とする請求項5に記載の断熱パネル。
  7. 【請求項7】 内壁板と外壁板との間に、ブロック部
    材を介在させつつ発 泡材を充填してなる断熱パネルにお
    いて、 前記断熱パネルの端面を構成すべく内壁板又は外壁板の
    一方の端縁を折曲することによりコ字状に形成されてブ
    ロック部材における3面に当接されるとともにブロック
    部材の一面を押圧する押圧フランジを有し、ブロック部
    材を狭圧するブロック狭圧部と、 前記押圧フランジに形成されるとともに所定形状に切り
    欠かれてなる切欠部と、 前記ブロック部材の一面に形成されるとともに押圧フラ
    ンジの板厚とほぼ同一の高さを有し、前記切欠部の所定
    形状に合わせて嵌合される凸部とを備えることを特徴と
    する断熱パネル。
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