JPH11254462A - 中空構造物の中空室遮断構造 - Google Patents

中空構造物の中空室遮断構造

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JPH11254462A
JPH11254462A JP10059761A JP5976198A JPH11254462A JP H11254462 A JPH11254462 A JP H11254462A JP 10059761 A JP10059761 A JP 10059761A JP 5976198 A JP5976198 A JP 5976198A JP H11254462 A JPH11254462 A JP H11254462A
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JP
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hollow
pair
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foam
hollow structure
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JP10059761A
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English (en)
Inventor
Norimichi Miwa
紀道 三輪
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Neo Ex Lab Inc
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C44/00Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
    • B29C44/02Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles
    • B29C44/12Incorporating or moulding on preformed parts, e.g. inserts or reinforcements
    • B29C44/18Filling preformed cavities
    • B29C44/188Sealing off parts of the cavities

Abstract

(57)【要約】 【課題】 発泡制限用支持板を金属板より形成して発泡
性基材の発泡不良を防止しながら、その発泡制限用支持
板を形成する金属板の一部によって、中空構造物の取付
孔に差し込まれて係合可能な一対の係止片を形成するこ
とで、部品点数や組付工数を軽減する。 【解決手段】 中空構造物1の中空室7を遮断する構造
であって、ホルダ体20は、発泡性基材10の両側面の
うちの片側面を支持して同発泡性基材10の発泡方向を
規制するための金属板よりなる発泡制限用支持板21
と、中空構造物1の取付孔6に差し込まれて係合し、そ
の係合力によって発泡制限用支持板21を中空室7に装
着するための一対の係止片40とを備える。一対の係止
片40は、発泡制限用支持板21を形成している金属板
の一部が曲げ加工されることでそれぞれ形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、中空構造物の中
空室遮断構造に関する。例えば、複数枚のパネルによっ
て中空の箱形閉じ断面に構成された車両ボディの中空パ
ネル(ピラー、ローカパネル、ルーフサイドパネル等)
のような中空構造物において、その中空室に対し、ホル
ダ体によって装着された発泡性基材が外部加熱によって
発泡し発泡体となることで中空室を遮断し、これによっ
て、中空構造物の制振、防音等を高めるようにした中空
構造物の中空室遮断構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の中空構造物の中空室遮断構造に
おいて、例えば、特開平9−226623号に開示され
た構造のものが知られている。これにおいては、図19
と図20に示すように、中空パネル101の中空室10
7に対し発泡性基材110を装着するためのホルダ体1
20は、合成樹脂の射出成形によって一体成形された取
付部材140と、段ボール、厚紙等の平板材によって所
定形状に形成された一対の発泡制限用支持板121とを
備えている。前記取付部材140には、保持部142
と、弾性クリップ143とが一体に形成されている。保
持部142には、発泡性基材110を間に挟んで一対の
発泡制限用支持板121が差し込まれかつ所要数のタッ
カー針150、151によって相互に止着される。そし
て、取付部材140の弾性クリップ143が中空パネル
101の取付孔106に差し込まれて弾性的に係合する
ことで、ホルダ体120とともに発泡性基材110が中
空パネル101の中空室107に装着される。その後、
外部加熱によって発泡性基材110が発泡し発泡体とな
ることで、中空室107を遮断するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図19と図
20に示す従来の中空構造物の中空室遮断構造におい
て、中空パネル101の中空室107に対し発泡性基材
110を装着するためのホルダ体120は、その構成部
品の点数や組付工数が多くなりコスト高となる。また、
弾性クリップ143を有する取付部材140と、一対の
発泡制限用支持板121とを合成樹脂によって一体成形
してホルダ体120を構成することはできるが、これに
おいては、ホルダ体120を一体成形するため材料費
や、成形型の制作費が高くなる。さらに、発泡制限用支
持板121を合成樹脂材より形成すると、熱の伝達が悪
くなり、発泡性基材110に発泡むら等の発泡不良が生
じる場合もある。
【0004】この発明の目的は、前記問題点に鑑み、発
泡制限用支持板を金属板より形成して発泡性基材の発泡
不良を防止しながら、その発泡制限用支持板を形成する
金属板の一部によって、中空構造物の取付孔に差し込ま
れて係合可能な一対の係止片を形成することで、部品点
数や組付工数を軽減することができる中空構造物の中空
室遮断構造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係る中空構造物の中空室遮断構造
は、中空構造物の中空室に対し、ホルダ体によって装着
された発泡性基材が外部加熱によって発泡し発泡体とな
ることで前記中空室を遮断する中空構造物の中空室遮断
構造であって、前記ホルダ体は、前記発泡性基材の両側
面のうちの片側面を支持して同発泡性基材の発泡方向を
規制するための金属板よりなる発泡制限用支持板と、前
記中空構造物の取付孔に差し込まれて係合し、その係合
力によって前記発泡制限用支持板を前記中空室に装着す
るための一対の係止片とを備え、前記一対の係止片は、
前記発泡制限用支持板を形成している金属板の一部が曲
げ加工されることでそれぞれ形成されている。
【0006】したがって、発泡性基材の片側を支持して
いる発泡制限用支持板が一対の係止片によって中空構造
物の取付孔に装着されて保持された状態において、中空
構造物の外部からの加熱によって発泡性基材が発泡して
発泡体となる。前記発泡制限用支持板は、金属板より形
成され、熱の伝達性が高められることから、中空室の長
手方向に対する発泡性基材の発泡は、発泡制限用支持板
によって確実に制限され、同中空室の長手方向に直交す
る方向に対してはその発泡が促進されかつ発泡不良も防
止されるため、中空室が効率よく確実に遮断される。さ
らに、前記発泡制限用支持板を形成している金属板の一
部が曲げ加工されることで一対の係止片がそれぞれ形成
されるため、部品点数や組付工数が軽減される。
【0007】また、請求項2の発明に係る中空構造物の
中空室遮断構造は、請求項1に記載の中空構造物の中空
室遮断構造において、ホルダ体の発泡制限用支持板に対
し発泡性基材を保持するための複数の保持片が前記発泡
制限用支持板を形成している金属板の一部が曲げ加工さ
れることで形成されている。
【0008】請求項3の発明に係る中空構造物の中空室
遮断構造は、請求項2に記載の中空構造物の中空室遮断
構造において、発泡制限用支持板の複数の保持片のう
ち、所定の保持片には、一対の係止片が曲げ加工によっ
て一体に形成されている。
【0009】請求項4の発明に係る中空構造物の中空室
遮断構造は、中空構造物の中空室に対し、ホルダ体によ
って装着された発泡性基材が外部加熱によって発泡し発
泡体となることで前記中空室を遮断する中空構造物の中
空室遮断構造であって、前記ホルダ体は、前記発泡性基
材の両側面を支持して同発泡性基材の発泡方向を規制す
るための金属板よりなる一対の発泡制限用支持板と、こ
れら一対の発泡制限用支持板の間に前記発泡性基材を保
持して前記一対の発泡制限用支持板を結合する結合手段
と、前記中空構造物の取付孔に差し込まれて係合し、そ
の係合力によって前記一対の発泡制限用支持板を前記中
空室に装着するための一対の係止片とを備え、前記一対
の係止片は、前記発泡制限用支持板を形成している金属
板の一部が曲げ加工されることでそれぞれ形成されてい
る。
【0010】したがって、発泡性基材の両側を支持して
いる一対の発泡制限用支持板が一対の係止片によって中
空構造物の取付孔に装着されて保持された状態におい
て、中空構造物の外部からの加熱によって発泡性基材が
発泡して発泡体となる。前記一対の発泡制限用支持板
は、金属板より形成され、熱の伝達性が高められること
から、中空室の長手方向に対する発泡性基材の発泡は、
一対の発泡制限用支持板によってそれぞれ確実に制限さ
れ、同中空室の長手方向に直交する方向に対してはその
発泡が促進されかつ発泡不良も防止されるため、中空室
がより一層効率よくかつ確実に遮断される。さらに、一
対の発泡制限用支持板を形成している金属板の一部が曲
げ加工されることで一対の係止片がそれぞれ形成される
ため、部品点数や組付工数が軽減される。
【0011】請求項5の発明に係る中空構造物の中空室
遮断構造は、請求項4に記載の中空構造物の中空室遮断
構造において、一対の発泡制限用支持板は、それぞれ金
属板によって別体に形成され、これら一対の発泡制限用
支持板をそれぞれ形成している両金属板の一部には、一
対の係止片が曲げ加工によってそれぞれ形成されてい
る。
【0012】請求項6の発明に係る中空構造物の中空室
遮断構造は、請求項4に記載の中空構造物の中空室遮断
構造において、一対の発泡制限用支持板は、連結部にお
いて連続する1枚の金属板によって形成され、前記連結
部には一対の係止片が曲げ加工によって一体に形成され
ている。したがって、連結部において連続する1枚の金
属板が曲げ加工されることで一対の発泡制限用支持板が
それぞれ形成されるとともに、その連結部に一対の係止
片が曲げ加工によって一体に形成さるため、部品点数や
組付工数が可及的に軽減され、製作コストや組付コスト
の低減において効果が大きい。
【0013】請求項7の発明に係る中空構造物の中空室
遮断構造は、請求項1又は4に記載の中空構造物の中空
室遮断構造において、発泡性基材には、一対の係止片の
間に差し込まれてこれら一対の係止片を所定の間隔に保
持するための差込部が、同発泡性基材と同材質の発泡性
材料によって一体成形されている。したがって、発泡性
基材が発泡する際、その発泡性基材の差込部は、一対の
係止片を押し広げるようにして発泡し、発泡体となる。
このため、中空構造物の取付孔に対し一対の係止片がよ
り一層強固に係合し、中空構造物の取付孔に対しホルダ
体が不測に外れる不具合が確実に防止される。
【0014】請求項8の発明に係る中空構造物の中空室
遮断構造は、請求項7に記載の中空構造物の中空室遮断
構造において、発泡性基材の差込部は割溝によって弾性
的に縮開可能に形成されている。したがって、一対の係
止片が中空構造物の取付孔に差し込まれる際、これら一
対の係止片は、発泡性基材の差込部をその割溝において
弾性的に縮小させながら差し込まれる。そして、前記差
込部の弾性縮小に基づく弾発力によって、一対の係止片
が所定の間隔に保持される。このため、中空構造物の取
付孔に対し一対の係止片が強固に係合し、その係合力に
よってホルダ体とともに発泡性基材が中空構造物に装着
不良なく確実に装着されて保持される。
【0015】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)この発明の実施
の形態1を図1〜図7にしたがって説明する。図4と図
5において、中空構造物としての車両ボディの中空パネ
ル(例えば、ピラー、ローカパネル、ルーフサイドパネ
ル等)1は、インナパネル2とアウタパネル4とが、こ
れら両パネル2、4のフランジ3、5においてスポット
溶接されることで、中空の箱形閉じ断面に形成されてい
る。前記インナパネル2の所定位置には、角孔状の取付
孔6が貫設されている。
【0016】前記中空パネル1の中空室7に対しホルダ
体20によって装着された発泡性基材10は、図6と図
7に示すように、外部加熱によって発泡し、発泡体15
となることで前記中空室7を遮断するようになってい
る。前記発泡性基材10は、110℃〜190℃前後の
温度(車両ボディの焼付塗装時の熱)によって発泡しか
つ金属面に対して接着性に優れた発泡性材料(発泡剤混
入の合成樹脂材料)より形成されている。この実施の形
態1において、図1に示すように、前記発泡性基材10
は、中空パネル1の中空室7の横断面形状よりも適宜に
小さい外形をなすとともに、その中央部に内孔11を有
する無端環状の平板状に形成されている。前記発泡性基
材10には、その外周面の所定位置において、後述する
一対の係止片40の間に差し込まれる差込部12が、発
泡性基材10と同材質の発泡性材料によって一体成形さ
れている。この差込部12の中央部には、その先端から
根元付近にわたってスリット状の割溝13が形成され、
その割溝13において差込部12が弾性的に縮開可能に
形成されている。
【0017】図1と図2に示すように、前記ホルダ体2
0は、その主体部をなす発泡制限用支持板21と一対の
係止片40及び複数の保持片28、保持片31を一体に
備えて構成されている。発泡制限用支持板21は、発泡
性基材10の両側面のうちの片側面を支持して同発泡性
基材10の発泡方向を規制するためのもので、1枚の鉄
板等の金属板がプレス加工されることで所望とする形状
に形成されている。前記発泡制限用支持板21の一側面
の中央部には、発泡性基材10の内孔11に嵌挿される
周壁部26を有する凸部25が突設されている。
【0018】前記発泡制限用支持板21の周縁部の複数
箇所(この実施の形態1では左右部と下部の計3箇所)
には、その発泡制限用支持板21に対し発泡性基材10
を掛け止めして保持するための保持片28、31がそれ
ぞれ形成されている。前記各保持片28、31は、発泡
制限用支持板21を形成している金属板の一部が曲げ加
工されることでそれぞれ形成されている。これら各保持
片28、31は、基部29、32と、掛止部30、33
とをそれぞれ備えて鉤形状をなしている。各保持片2
8、31の基部29、32は、発泡制限用支持板21の
一側に対し直角状に曲げられて突出しており、各基部2
9、32の突出寸法は、発泡性基材10の板厚寸法と略
同じ寸法に設定されている。そして、各基部29、32
の先端から直角状に曲げられた掛止部30、33は、発
泡制限用支持板21の中心に向けて張り出され、これに
よって発泡制限用支持板21の一側面に対し発泡性基材
10を掛け止め保持するようになっている。
【0019】前記複数の保持片28、31のうち、少な
くとも1つの保持片28には、一対の係止片40が折り
曲げ加工によって一体連続状に形成されている。図3の
(A)及び(B)に示すように、前記一対の係止片40
は、保持片28の基部29の両側部から一体に延出され
かつ中空パネル1の取付孔6に向けて折り曲げられてい
る。そして一対の係止片40は、中空パネル1の取付孔
6に差し込まれて係合可能な間隔寸法をもって対向して
いる。さらに、一対の係止片40は、取付孔6に対する
差込作業を考慮して先端側の対向間隔が狭く基部29が
広い断面形状をなして相互に対向し、その両外側面に
は、取付孔6の開口部両側縁に係合する係止溝41が形
成されている。また、前記一対の係止片40が形成され
ている保持片28の基部29には、挿通孔23が貫設さ
れている。そして発泡性基材10の差込部12が前記挿
通孔23を通して一対の係止片40の間に差し込まれる
ことで、一対の係止片40が所定の間隔に保持されるよ
うになっている。
【0020】この実施の形態1の中空構造物の中空室遮
断構造は上述したように構成される。したがって、ま
ず、ホルダ体20の主体部をなす発泡制限用支持板21
に対し左右の各保持片31が外側に向けて適宜に広げら
れる。この状態で、発泡性基材10が、その内孔11に
おいて発泡制限用支持板21の凸部25に嵌込まれなが
ら、その発泡性基材10の差込部12が保持片28の挿
通孔23を通して一対の係止片40の間に差し込まれ
る。その後、図2に示すように、左右の各保持片31が
元の状態に戻されることで、発泡制限用支持板21の一
側面に対し発泡性基材10が、各保持片28、31の掛
止部30、33によって掛け止め保持される。
【0021】前記したように発泡性基材10を保持した
ホルダ体20は、図4と図5に示すように、その発泡制
限用支持板21の保持片28に設けられた一対の係止片
40においてインナパネル2の取付孔6に差し込まれ
る。これによって、一対の係止片40の係止溝41が取
付孔6の開口部両側縁に弾性的に係合し、その係合力に
よってホルダ体20とともに発泡性基材10がインナパ
ネル2に装着保持される。前記一対の係止片40がイン
ナパネル2の取付孔6に差し込まれる際、これら一対の
係止片40は、発泡性基材10の差込部12をその割溝
13において弾性的に縮小させながら差し込まれる。そ
して、一対の係止片40の係止溝41が取付孔6の周縁
部に達すると、一対の係止片40が有する弾性力に前記
差込部12の弾性縮小に基づく弾発力が加わって、一対
の係止片40が所定の間隔に保持される。このため、イ
ンナパネル2の取付孔6に対し一対の係止片40が強固
に係合し、その係合力によってホルダ体20とともに発
泡性基材10がインナパネル2に装着不良なく確実に装
着されて保持される。
【0022】その後、インナパネル2とアウタパネル4
とがその相互のフランジ3、5においてスポット溶接さ
れ、中空の箱形閉じ断面をなす中空パネル1が構成され
る。ここで、外部からの加熱、例えば、車両ボディの焼
付塗装の際の外部加熱によって前記発泡性基材10が図
6と図7に示すように発泡し、発泡体15となる。前記
発泡性基材10が発泡する際、発泡性基材10はその一
側面が発泡制限用支持板21に支持されているため、中
空パネル1の中空室7の長手方向に対する発泡性基材1
0の発泡が制限される。また、発泡性基材10は、その
内孔11の周面が発泡制限用支持板21の凸部22の周
壁部23に嵌合して支持されいるため、中空パネル1の
中空室7の内周壁面に向かう方向に対して発泡性基材1
0の発泡が効果的に促進される。
【0023】したがって、発泡性基材10の発泡に基づ
く発泡体15の周縁部が中空室7の内周壁面に確実かつ
良好に密着する。また、発泡体15の内周側において
も、発泡制限用支持板21の凸部22の周壁部23に隙
間なく確実に密着する。前記したように発泡性基材10
が発泡して発泡体15となることで、その発泡体15と
ホルダ体20によって中空室5が遮断される。
【0024】前記発泡制限用支持板21は、鉄板等の金
属板より形成されているため、段ボール、厚紙、合成樹
脂等と比べ熱の伝達性にも優れるため、外部加熱によっ
て、発泡制限用支持板21が短時間で高温に達する。こ
のため、発泡性基材10は発泡むらや発泡不良が生じる
ことなく良好に発泡する。この結果、きわめて少ない量
の発泡性基材10の発泡に基づく発泡体15とホルダ体
20によって中空室5が効率よくかつ遮断不良なく確実
に遮断される。
【0025】また、前記発泡制限用支持板21を形成し
ている1枚の金属板の一部が曲げ加工されることで複数
の保持片28、31が形成されるとともに、これら保持
片のうちの、少なくとも1つの保持片28に一対の係止
片40がそれぞれ形成されてる。このため、部品点数や
組付工数が軽減され、製作コストや組付コストの低減が
図られる。さらに、発泡制限用支持板21は、金属板の
うち、曲げ加工、孔明け加工や溶接等が容易でかつ材料
費が安価な鉄板より形成されることで、より一層のコス
ト低減が図られる。
【0026】また、この実施の形態1において、発泡性
基材10が発泡する際、その発泡性基材10の差込部1
2においても発泡し、発泡体16となる。この差込部1
2は、一対の係止片40を押し広げるようにして発泡
し、発泡体16となる。このため、インナパネル2の取
付孔6に対し一対の係止片40がより一層強固に係合
し、インナパネル2の取付孔6に対しホルダ体20が不
測に外れる不具合が確実に防止される。
【0027】(実施の形態2)次に、この発明の実施の
形態2を図8〜図14にしたがって説明する。この実施
の形態2において、中空パネル1の中空室7に対しホル
ダ体20によって装着された発泡性基材10は、実施の
形態1と略同様にして構成され、その中央部に内孔11
を有する無端環状の平板状に形成されている。さらに、
発泡性基材10の差込部12には割溝13が形成されて
弾性的に縮開可能に形成されている。また、ホルダ体2
0は、その主体部をなす一対の発泡制限用支持板21
a、21bと、結合手段50と、一対の係止片40とを
備えている。一対の発泡制限用支持板21a、21b
は、発泡性基材10の両側面をそれぞれ支持して同発泡
性基材10の発泡方向を規制するためのもので、鉄板等
の金属板がプレス加工されることで所望とする形状に形
成されている。
【0028】図8と図9に示すように、前記一対の発泡
制限用支持板21a、21bは、連結部22において連
続する1枚の金属板が曲げ加工されることでそれぞれ形
成されている。前記連結部22には、発泡性基材10の
板厚寸法を略同じ長さ寸法を有し、その連結部22に
は、一対の係止片40が折り曲げ加工によって一体連続
状に形成されている。前記一対の係止片40は、連結部
22の両側部から一体に延出されかつ中空パネル1の取
付孔6に向けて折り曲げられている。そして一対の係止
片40は、実施の形態1と略同様にして中空パネル1の
取付孔6に差し込まれて係合可能な間隔寸法をもって対
向し、その両外側面には、取付孔6の開口部両側縁に係
合する係止溝41が形成されている。
【0029】前記一対の係止片40が形成されている連
結部22には、発泡性基材10の差込部12が挿通され
る挿通孔23が貫設されている。また、一対の発泡制限
用支持板21a、21bのうち、一方の発泡制限用支持
板21aの一側面の中央部には、発泡性基材10の内孔
11に嵌挿される周壁部26を有する凸部25が突設さ
れている。
【0030】すなわち、発泡性基材10は、その内孔1
1において一方の発泡制限用支持板21aの凸部25に
嵌込まれながら、その発泡性基材10の差込部12が連
結部22の挿通孔23を通して一対の係止片40の間に
差し込まれる。その後、図12に示すように、一対の発
泡制限用支持板21a、21bが発泡性基材10を間に
挟みかつ連結部22との境界部においてそれぞれ対向状
に曲げられる。この状態において、一対の発泡制限用支
持板21a、21bが結合手段50によって相互に結合
されることで、ホルダ体20が構成される。そして、発
泡性基材10は一対の発泡制限用支持板21a、21b
の間に挟持された状態で保持される。前記一対の発泡制
限用支持板21a、21bを相互に結合する結合手段5
0において、一対の発泡制限用支持板21a、21b
を、凸部25においてスポット溶接による溶着51によ
って結合手段50を構成することができる。また、前記
スポット溶接による溶着51の他、タッカ針による止め
着によって構成することもでき、ビス等による締着や、
リベット等によるカシメによって構成することもでき
る。
【0031】前記したように発泡性基材10を保持した
ホルダ体20は、実施の形態1と略同様にして、インナ
パネル2の取付孔6に対し、一対の係止片40によって
装着保持される(図11及び図13参照)。その後、イ
ンナパネル2とアウタパネル4とがその相互のフランジ
3、5においてスポット溶接され、中空の箱形閉じ断面
をなす中空パネル1が構成される。ここで、外部からの
加熱によって前記発泡性基材10が図13と図14に示
すように発泡し、発泡体15となる。前記発泡性基材1
0が発泡する際、発泡性基材10はその両側面が一対の
発泡制限用支持板21a、21bにそれぞれ支持されて
いるため、中空パネル1の中空室7の長手方向に対する
発泡性基材10の発泡がより一層良好に制限される。前
記一対の発泡制限用支持板21a、21bは、鉄板等の
金属板より形成されているため、発泡性基材10は発泡
むらや発泡不良が生じることなく良好に発泡する。この
結果、実施の形態1に比べても少ない量の発泡性基材1
0の発泡に基づく発泡体15とホルダ体20によって中
空室5がより一層効率よくかつ遮断不良なく確実に遮断
される。また、発泡性基材10の差込部12においても
実施の形態1と同様にして発泡し、発泡体16となるた
め、インナパネル2の取付孔6に対しホルダ体20が不
測に外れる不具合が確実に防止される。また、前記一対
の発泡制限用支持板21は、連結部22において連続す
る1枚の金属板が曲げ加工されるそれぞれ形成され、そ
の連結部22に一対の係止片40が曲げ加工によって一
体に形成されてる。このため、部品点数や組付工数が可
及的に軽減され、製作コストや組付コストの低減におい
て効果が大きい。
【0032】(実施の形態3)この発明の実施の形態3
を図15〜図16にしたがって説明する。この実施の形
態3において、中空パネル1の中空室7に対しホルダ体
20によって装着された発泡性基材10は、実施の形態
1及び2と略同様にして構成され、その中央部に内孔1
1を有する無端環状の平板状に形成されている。さら
に、発泡性基材10の差込部12には割溝13が形成さ
れて弾性的に縮開可能に形成されている。但し、この実
施の形態3において、発泡性基材10の両側面には複数
の位置決め突部14が突設されている。
【0033】ホルダ体20は、その主体部をなす一対の
発泡制限用支持板21a、21bと、結合手段50と、
一対の係止片40とを備えている。一対の発泡制限用支
持板21a、21bは、それぞれ鉄板等の金属板のプレ
ス加工によって別体に形成されている。一対の発泡制限
用支持板21a、21bには、これら発泡制限用支持板
21a、21bをそれぞれ形成している両金属板の一部
によって一対の係止片40が曲げ加工によってそれぞれ
形成されている。さらに、一対の係止片40の両外側面
には、取付孔6の開口部両側縁に係合する係止溝41が
形成されている。さらに、一対の発泡制限用支持板21
a、21bには、発泡性基材10の複数の位置決め突部
14に対応する複数の位置決め孔27がそれぞれ貫設さ
れている。また、一対の発泡制限用支持板21a、21
bのうち、一方の発泡制限用支持板21aの一側面の中
央部には、発泡性基材10の内孔11に嵌挿される周壁
部26を有する凸部25が突設されている。
【0034】すなわち、図16に示すように、複数の位
置決め突部14と位置決め孔27とが相互に嵌合されな
がら、一対の発泡制限用支持板21a、21bの間に発
泡性基材10が位置決めされて挟み付けられる。この
際、一方の発泡制限用支持板21aの凸部25が発泡性
基材10の内孔11に嵌込まれる。その後、一対の発泡
制限用支持板21a、21bが結合手段50によって相
互に結合されることで、ホルダ体20が構成される。そ
して、発泡性基材10は一対の発泡制限用支持板21
a、21bの間に挟持された状態で保持される。前記結
合手段50においては、実施の形態2と略同様にして、
一対の発泡制限用支持板21a、21bを、凸部25に
おいてスポット溶接して溶着51することで結合手段5
0を構成することができる。また、前記スポット溶接に
よる溶着51の他、タッカ針による止め着によって構成
することもでき、ビス等による締着や、リベット等によ
るカシメによって構成することもできる。したがって、
この実施の形態3においては、一対の発泡制限用支持板
21a、21bがそれぞれ金属板によって別体に形成さ
れる他は、実施の形態2と同様の作用効果を奏する。
【0035】(実施の形態4)この発明の実施の形態4
を図17と図18にしたがって説明する。この実施の形
態4において、中空パネル1の中空室7に対しホルダ体
20によって装着された発泡性基材10は、所要とする
板厚を有する平板状に形成されている。さらに、発泡性
基材10の外周縁の所定位置には、割溝13によって弾
性的に縮開可能に差込部12が突設されている。また、
発泡性基材10の両側面には複数の位置決め突部14が
突設されている。
【0036】ホルダ体20は、その主体部をなす一対の
発泡制限用支持板21a、21bと、結合手段50と、
一対の係止片40とを備えている。一対の発泡制限用支
持板21a、21bは、それぞれ鉄板等の金属板のプレ
ス加工によって別体に形成されている。一対の発泡制限
用支持板21a、21bには、これら発泡制限用支持板
21a、21bをそれぞれ形成している両金属板の一部
によって、係止溝41を備えた一対の係止片40が曲げ
加工によってそれぞれ形成されている。さらに、一対の
発泡制限用支持板21a、21bには、発泡性基材10
の複数の位置決め突部14に対応する複数の位置決め孔
27がそれぞれ貫設されている。
【0037】すなわち、図に示すように、複数の位置決
め突部14と位置決め孔27とが相互に嵌合されなが
ら、一対の発泡制限用支持板21a、21bの間に発泡
性基材10が位置決めされて挟み付けられる。その後、
図に示すように、一対の発泡制限用支持板21a、21
bが、発泡性基材10を間に挟んで結合手段50によっ
て相互に結合されることで、ホルダ体20が構成され
る。そして、発泡性基材10は一対の発泡制限用支持板
21a、21bの間に挟持された状態で保持される。前
記結合手段50においては、複数のタッカ針による止め
着52によって構成することもでき、ビス等による締着
や、リベット等によるカシメによって構成することもで
きる。したがって、この実施の形態4においては、発泡
性基材10が平板状に形成され、平板状態で発泡する。
このため、実施の形態1〜3の環状の発泡性基材10に
比べて、この実施の形態4の発泡性基材10は、その発
泡性基材10を形成するための発泡性材料が所定量だけ
多く必要となる他は、実施の形態3と同様の作用効果を
奏する。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
発泡制限用支持板を金属板より形成して発泡性基材の発
泡不良を防止しながら、その発泡制限用支持板を形成す
る金属板の一部によって、中空構造物の取付孔に差し込
まれて係合可能な一対の係止片を形成することで、部品
点数や組付工数を軽減してコスト低減を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1のホルダ体と発泡性基
材とが分離された状態を示す斜視図である。
【図2】同じくホルダ体に対し発泡性基材が組み付けら
れた状態を示す斜視図である。
【図3】同じく発泡性基材の差込部とホルダ体の一対の
係止片との関係をそれぞれ示す説明図である。
【図4】同じく中空構造物としての中空パネルの中空室
に対しホルダ体が装着された状態を示す中空パネルの横
断面図である。
【図5】同じく図4のV−V線に基づく中空パネルの縦
断面図である。
【図6】同じく発泡性基材が発泡して発泡体となった状
態を示す中空パネルの横断面図である。
【図7】同じく図6のVII−VII線に基づく中空パ
ネルの縦断面図である。
【図8】この発明の実施の形態2のホルダ体と発泡性基
材とが分離された状態を示す斜視図である。
【図9】同じく一対の発泡制限用支持板を有するホルダ
体が展開された状態を示す説明図である。
【図10】同じくホルダ体に対し発泡性基材が組み付け
られた状態を示す斜視図である。
【図11】同じく中空構造物としての中空パネルの中空
室に対しホルダ体が装着された状態を示す中空パネルの
横断面図である。
【図12】同じく図11のXII−XII線に基づく中
空パネルの縦断面図である。
【図13】同じく発泡性基材が発泡して発泡体となった
状態を示す中空パネルの横断面図である。
【図14】同じく図13のXIV−XIV線に基づく中
空パネルの縦断面図である。
【図15】この発明の実施の形態3のホルダ体と発泡性
基材とが分離された状態を示す斜視図である。
【図16】同じくホルダ体に対し発泡性基材が組み付け
られた状態を示す斜視図である。
【図17】この発明の実施の形態4のホルダ体と発泡性
基材とが分離された状態を示す斜視図である。
【図18】同じくホルダ体に対し発泡性基材が組み付け
られた状態を示す斜視図である。
【図19】従来の中空室遮断構造をなすホルダ体に対し
発泡性基材が組み付けられた状態を示す斜視図である。
【図20】同じく中空構造物としての中空パネルの中空
室に対しホルダ体が装着された状態を示す中空パネルの
縦断面図である。
【符号の説明】
1 中空パネル(中空構造物) 6 取付孔 7 中空室 10 発泡性基材 11 内孔 15 発泡体 16 発泡体 20 ホルダ体 21 発泡制限用支持板 21a、21b 一対の発泡制限用支持板 40 一対の係止片 50 結合手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空構造物の中空室に対し、ホルダ体に
    よって装着された発泡性基材が外部加熱によって発泡し
    発泡体となることで前記中空室を遮断する中空構造物の
    中空室遮断構造であって、 前記ホルダ体は、前記発泡性基材の両側面のうちの片側
    面を支持して同発泡性基材の発泡方向を規制するための
    金属板よりなる発泡制限用支持板と、前記中空構造物の
    取付孔に差し込まれて係合し、その係合力によって前記
    発泡制限用支持板を前記中空室に装着するための一対の
    係止片とを備え、 前記一対の係止片は、前記発泡制限用支持板を形成して
    いる金属板の一部が曲げ加工されることでそれぞれ形成
    されている中空構造物の中空室遮断構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の中空構造物の中空室遮
    断構造において、ホルダ体の発泡制限用支持板に対し発
    泡性基材を保持するための複数の保持片が前記発泡制限
    用支持板を形成している金属板の一部が曲げ加工される
    ことで形成されている中空構造物の中空室遮断構造。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の中空構造物の中空室遮
    断構造において、発泡制限用支持板の複数の保持片のう
    ち、所定の保持片には、一対の係止片が曲げ加工によっ
    て一体に形成されている中空構造物の中空室遮断構造。
  4. 【請求項4】 中空構造物の中空室に対し、ホルダ体に
    よって装着された発泡性基材が外部加熱によって発泡し
    発泡体となることで前記中空室を遮断する中空構造物の
    中空室遮断構造であって、 前記ホルダ体は、前記発泡性基材の両側面を支持して同
    発泡性基材の発泡方向を規制するための金属板よりなる
    一対の発泡制限用支持板と、これら一対の発泡制限用支
    持板の間に前記発泡性基材を保持して前記一対の発泡制
    限用支持板を結合する結合手段と、前記中空構造物の取
    付孔に差し込まれて係合し、その係合力によって前記一
    対の発泡制限用支持板を前記中空室に装着するための一
    対の係止片とを備え、 前記一対の係止片は、前記発泡制限用支持板を形成して
    いる金属板の一部が曲げ加工されることでそれぞれ形成
    されている中空構造物の中空室遮断構造。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の中空構造物の中空室遮
    断構造において、一対の発泡制限用支持板は、それぞれ
    金属板によって別体に形成され、これら一対の発泡制限
    用支持板をそれぞれ形成している両金属板の一部には、
    一対の係止片が曲げ加工によってそれぞれ形成されてい
    る中空構造物の中空室遮断構造。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の中空構造物の中空室遮
    断構造において、一対の発泡制限用支持板は、連結部に
    おいて連続する1枚の金属板によって形成され、 前記連結部には一対の係止片が曲げ加工によって一体に
    形成されている中空構造物の中空室遮断構造。
  7. 【請求項7】 請求項1又は4に記載の中空構造物の中
    空室遮断構造において、発泡性基材には、一対の係止片
    の間に差し込まれてこれら一対の係止片を所定の間隔に
    保持するための差込部が、同発泡性基材と同材質の発泡
    性材料によって一体成形されている中空構造物の中空室
    遮断構造。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の中空構造物の中空室遮
    断構造において、発泡性基材の差込部は割溝によって弾
    性的に縮開可能に形成されている中空構造物の中空室遮
    断構造。
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