JPH10644A - 中空構造物における発泡性基材の支持構造 - Google Patents

中空構造物における発泡性基材の支持構造

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JPH10644A
JPH10644A JP8152412A JP15241296A JPH10644A JP H10644 A JPH10644 A JP H10644A JP 8152412 A JP8152412 A JP 8152412A JP 15241296 A JP15241296 A JP 15241296A JP H10644 A JPH10644 A JP H10644A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発泡制限用支持プレ−トの台座部が発泡性基
材の発泡膨張の妨害物となることを防止し、その台座部
と中空構造物の取付孔との間にも発泡性基材の発泡膨張
に基づく発泡体の一部を充填して取付孔を密封する。 【解決手段】 発泡性基材21の両側部のうち、少なくと
も片側を支持するとともに発泡を制限するための発泡制
限用支持プレ−ト11が中空室6の長手方向に直交する方
向に設けられる。支持プレ−ト11の端部には台座部14が
形成され、その台座部14には、中空構造物1に貫設され
た非円形の取付孔7に回止めして嵌挿される回止め片16
と、取付孔7に弾性的に係合する弾性係止片18とがそれ
ぞれ形成される。台座部14には発泡性基材21の発泡膨張
に基づく発泡体22が取付孔7に向けて挿通可能な開口部
15が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、中空構造物にお
ける発泡性基材の支持構造に関し、主として複数枚のパ
ネルによって中空の箱形閉じ断面に構成された車両ボデ
ィのピラ−,ロッカ−パネル,ル−フサイドパネル,フ
−ドパネル等の中空構造物の制振,防音等を高めるため
に、その中空室内に対し、外部加熱により発泡すること
で、前記中空室を遮断する発泡性基材を支持するための
支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の中空構造物における発泡性基材
の支持構造には、例えば特開平2−276836号公報
に開示されている。これにおいては、中空構造物の外側
面から中空室内に突入されたボルトのねじ部に発泡性基
材が差込まれて支持される構造上、外部加熱によって発
泡性基材が発泡膨張する際、その発泡性基材の発泡方向
が制限されることなく、中空室の長手方向へも必要以上
に発泡膨張される。このため、中空室の遮断に要する発
泡性基材の材料が多量となり、コスト高となる。また、
中空構造物の外側面からボルトのねじ部を突入させ、そ
のねじ部に発泡性基材を差込む作業も厄介であり、多く
の手間を必要とする。このようなことから、図8〜図1
0に示すように、中空構造物101 の長手方向に直交する
方向の発泡制限用支持プレ−ト111 に発泡性基材121 を
取付けるようにし、その支持プレ−ト111 に台座部114
を形成し、その台座部114 に中空構造物101 に貫設され
た取付孔107 に回止めして嵌挿される回止め片116 と取
付孔107 に弾性的に係合する弾性係止片とを形成した構
造のものが同一出願人によって開発され、特願平7−2
91206号としてすでに出願がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図8〜図1
0に示す支持構造においては、発泡制限用支持プレ−ト
111 によって発泡性基材121 の発泡方向を制限すること
で発泡性基材121 の材料を節減することができるととも
に、中空構造物101 の取付孔107 に対し支持プレ−ト11
1 を回止めして容易に取付けることができる。しかしな
がら、図11と図12に示すように、外部加熱によって
発泡性基材121 が発泡膨張して発泡体122 となる際、支
持プレ−ト111 の台座部114 が発泡の妨害物となる場合
があり、図12に示すように、その台座部114 と中空構
造物101 の取付孔107 との間において発泡体122 のない
隙間が発生し、その隙間から水やほこりが浸入する不具
合が生じる場合がある。この発明の目的は、前記問題点
に鑑み、発泡制限用支持プレ−トの台座部が発泡性基材
の発泡膨張の妨害物となることを防止し、その台座部と
中空構造物の取付孔との間にも前記発泡性基材の発泡膨
張に基づく発泡体の一部を充填して取付孔を密封するこ
とができる中空構造物における発泡性基材の支持構造を
提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係る中空構造物における発泡性基
材の支持構造は、中空構造物の中空室内に対し、外部加
熱によって発泡することで前記中空室を遮断する発泡性
基材を支持するための支持構造であって、前記発泡性基
材の両側部のうち、少なくとも片側を支持するとともに
前記発泡性基材の発泡を制限するための発泡制限用支持
プレ−トが前記中空室の長手方向に直交する方向に設け
られ、前記支持プレ−トの端部には台座部が形成され、
その台座部には、前記中空構造物に貫設された非円形の
取付孔に回止めして嵌挿される回止め片と、前記取付孔
に弾性的に係合する弾性係止片とがそれぞれ形成され、
しかも、前記台座部には前記発泡性基材の発泡膨張に基
づく発泡体が前記取付孔に向けて挿通可能な開口部が形
成されていることを特徴とする。
【0005】しがたって、発泡性基材を支持している発
泡制限用支持プレ−トは、その台座部の回止め片が中空
構造物の取付孔に嵌挿され、同台座部の弾性係止片が同
取付孔に係合することで、中空構造物の中空室の長手方
向に直交する方向に前記支持プレ−トが回止めされて取
付けられる。その後、中空構造物の外部からの加熱によ
って発泡性基材が発泡膨張し、発泡体となる。前記発泡
性基材が発泡膨張する際、支持プレ−トによって中空室
の長手方向へはその発泡が制限され、中空室の長手方向
に直交する方向に対してその発泡が促進されるため、前
記発泡性基材の発泡膨張による発泡体の周縁部は中空室
の内周壁面に確実に密着する。しかも、前記発泡体の一
部は台座部の開口部を通して取付孔に向けて発泡し、台
座部と取付孔との間に充填される。
【0006】また、請求項2の発明に係る中空構造物に
おける発泡性基材の支持構造は、請求項1に記載の中空
構造物における発泡性材料の支持構造において、発泡制
限用支持プレ−トは発泡性基材の両側部を支持するよう
にして左右一対をなし、これら左右一対の支持プレ−ト
に跨がって台座部が一体に設けられていることを特徴と
する。したがって、発泡性基材の両側部が左右一対の支
持プレ−トによってそれぞれ支持されることで、中空室
の長手方向に直交する方向に対する発泡性基材の発泡膨
張がより一層促進され、その発泡膨張による発泡体の周
縁部が中空室の内周壁面に対し、より一層確実に密着す
る。
【0007】請求項3の発明に係る中空構造物における
発泡性基材の支持構造は、請求項2に記載の中空構造物
における発泡性基材の支持構造において、台座部にはそ
の開口部を隔てて対向する一対の回止め片が突設され、
これら両回止め片の先端部に跨がって形成された連結片
に一対の弾性係止片が突設されていることを特徴とす
る。
【0008】請求項4の発明に係る中空構造物における
発泡性基材の支持構造は、請求項3に記載の中空構造物
における発泡性基材の支持構造において、発泡性基材に
は、その基材と同材質で一体状をなしかつ台座部の開口
部を通して一対の回止め片及び一対の弾性係止片の間に
挿入される延出部が形成されている。したがって、発泡
性基材が発泡膨張する際、支持プレ−トの台座部の開口
部を通して一対の回止め片及び一対の弾性係止片の間に
挿入されている延出部も発泡膨張し、その延出部の発泡
体によって前記取付孔がより一層確実に密封される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1〜図7にしたがって説明する。図1〜図3において、
中空構造物としての車両ボディのピラ−1は、インナパ
ネル2とアウタパネル4とがその相互のフランジ3,5
においてスポット溶接されることで中空の箱形閉じ断面
に形成されている。前記インナパネル2の所定位置に
は、発泡制限用支持プレ−ト(以下、単に支持プレ−ト
という)11が回止めされて取付けられる長円形,楕円
形,四角形等の非円形(この実施の形態では長円形)の
取付孔7が貫設されている。前記ピラ−1の中空室6の
内部には外部からの加熱によって発泡膨張することで前
記中空室6を遮断する発泡性基材21が左右一対の支持プ
レ−ト11によって保持された状態で組付けられている。
【0010】前記左右一対の支持プレ−ト11は、中空室
6の長手方向に直交する方向の平板状をなすとともに同
支持プレ−ト11の周縁部と中空室6の内周壁面との間に
は適宜の隙間が生じる程度の大きさ及び形状に形成され
ている。さらに、一対の支持プレ−ト11は、複数の平行
する連結片13によって所要とする間隔を保って一体状を
なし、これら支持プレ−ト11の間には、発泡性基材21が
差込まれて挟持されるようになっている。さらに、前記
一対の支持プレ−ト11の周縁部のうち、前記インナパネ
ル2の取付孔7に対応する位置には、突出片12が対向状
に突設され、これら突出片12の先端部の間に跨がって方
形板状をなす台座部14が形成されている。
【0011】図4と図5に示すように、前記台座部14の
中央部には、発泡性基材21の発泡膨張による発泡体22が
取付孔7に向けて挿通可能な開口部15が貫設されてい
る。さらに、前記台座部14の台座面には、その開口部15
を隔てて対向する一対の回止め片16が突設されている。
前記一対の回止め片16は、取付孔7に嵌挿されて支持プ
レ−ト11の回止めをなすもので、これら一対の回止め片
16は、取付孔7の短径方向に延びる第1の回止め部16a
とその第1の回止め部16a の外側面中央部から取付孔7
の長径方向に延びる第2の回止め部16b とを備えて断面
略横向きT字状にそれぞれ形成されている。そして、第
1、第2の各回止め部16a ,16b の先端部の計6箇所
が、取付孔7の内周面に当接することで、取付孔7に対
する支持プレ−ト11の回止が確実になされるようになっ
ている。
【0012】前記一対の回止め片16における第1の回止
め部の先端部の間に跨がって、連結片17が形成されてお
り、その連結片17の両側面から一対の弾性係止片18が取
付孔7に向けて突設されている。そして、これら一対の
弾性係止片18は、取付孔7の短径方向に弾性的に縮小さ
れながら嵌込まれ、その各先端部には、取付孔7に弾性
的に係合する係止爪18a がそれぞれ形成されている。ま
た、前記一対の支持プレ−ト11,連結片13,台座部14,
回止め片16及び弾性係止片18は、合成樹脂材の射出成形
によって一体成形されている。
【0013】前記一対の支持プレ−ト11の間には、11
0℃〜190℃前後の温度によって発泡膨張することで
発泡体22となる発泡性基材21が未発泡の状態で差込まれ
て保持されている。この未発泡の発泡性基材21は、支持
プレ−ト11と略同じ大きさ及び形状に形成されるととも
に、一対の支持プレ−ト11の対向間隔寸法と同じ又は若
干小さい肉厚寸法をもつ平板状に形成されている。前記
発泡性基材21には支持プレ−ト11の各連結片13が差込ま
れる切欠部21a がそれぞれ形成されている。さらに、前
記発泡性基材21には、その基材21と同材質で一体状をな
し、かつ台座部14の開口部15を通して一対の回止め片16
及び一対の弾性係止片18の間に挿入される延出部21b が
形成されている。
【0014】この実施の形態1において、前記発泡性基
材21の材料として、例えば、特開平2−276836号
公報に開示されている配合をもつ発泡性材料が用いられ
る。ちなみに、この発泡性材料の配合は、エチレンとメ
チルアクリレ−トのコポリマ−MIO.7, MA15重量%6
3.55,LDPE(融点 1.5℃、密度0.919)27.15 ,4,4-
ジ- tertブチルペルオキシn-ブチルバレレ−ト(トリゴ
ノックス(Trigonox)29/40 )0.63, ビス(tert−ブチ
ルペルオキシイソプロピル)ベンゼン (パ−カドック
ス(Perkadox) 14/40 ) 1.63,ベンゼンスルホニルヒド
ラジド (セロ−ゲン(Cellogen) OT) 3.62, アゾジカ
−ボンアミド(ポロフォ−(Porofor )ADC-K ) 1.81,
及びジ−エチレングリコ−ル(DEG)1.81(全比率は重量
基準)である。ポロフォ−成分は発泡活性を活性化する
亜鉛を含む。そして、射出成形や押出成形によって必要
とされる特定形状の発泡性基材21が形成される。この発
泡性基材21は110℃〜190℃の温度で発泡、硬化さ
れ、独立気泡の発泡体となる。なお、発泡性基材21は前
記配合のものに限定するものではなく、加熱発泡する発
泡性材料であればよい。
【0015】上述したように構成されるこの実施の形態
1において、中空構造物としてのピラ−1を構成するイ
ンナパネル2とアウタパネル4とを、その相互のフラン
ジ3,5においてスポット溶接する前に、前記インナパ
ネル2の取付孔7に一対の支持プレ−ト11の台座部14に
形成された回止め片16と弾性係止片18とがそれぞれ嵌込
まれる。これによって、インナパネル2の取付孔7に一
対の支持プレ−ト11が回止めされて取付けられる。ま
た、前記一対の支持プレ−ト11の間には、あらかじめ未
発泡の発泡性基材21が差込まれ、その発泡性基材21の延
出部21b が台座部14の開口部15を通して一対の回止め片
16及び弾性係止片18の間に挿入される。
【0016】前記したようにインナパネル2に一対の支
持プレ−ト11によって発泡性基材21が保持された後、前
記インナパネル2とアウタパネル4とが、その相互のフ
ランジ3,5においてスポット溶接され、中空の箱形閉
じ断面をなすピラ−1が構成される。ここで、外部から
の加熱、例えば、前記ピラ−1を有する車両ボディの焼
付塗装の際の外部加熱によって前記発泡性基材21が図6
と図7に示すように発泡膨張され、発泡体22となる。
【0017】前記発泡性基材21が発泡膨張される際、そ
の発泡性基材21の左右両側部が、ピラ−1の中空室6の
長手方向に直交する方向の一対の支持プレ−ト11によ
って挟持された状態で支持されているため、前記中空室
6の長手方向に対しては、その発泡性基材21の発泡膨張
が制限され、中空室6の長手方向に直交する方向に対し
て前記発泡性基材21の発泡膨張が効果的に促進される。
そして、発泡性基材21の発泡膨張による発泡体22の周縁
部が中空室6の内周壁面に確実かつ良好に密着する。こ
の結果、発泡性材料21の材料の節減を図ることができ
る。
【0018】しかも前記発泡性基材21の発泡膨張と同様
にその延長部21b も発泡膨張して発泡体22b となり、そ
の発泡体22b によって台座部14とインナパネル2の取付
孔7との間の隙間が確実に塞がれるとともに、取付孔7
が確実に密封される。このため、ピラ−1の中空室9に
対し、その取付孔7から水やゴムが侵入する不具合を解
消することができる。
【0019】なお、前記実施の形態では、発泡性基材21
に延長部21b を形成し、その延出部21b を台座部14の開
口部15を通して一対の回止め片16及び弾性係止片18の間
に挿入したが、これに限定するものではなく、延出部21
b は必ずしも形成しなくてもよい。すなわち、発泡性基
材21の発泡膨張に基づく発泡体22の一部が台座部14の開
口部15を通して、同台座部14と取付孔7との間に充填さ
れるように構成することで、取付孔7を密封することが
できる。また、前記実施の形態においては、中空構造物
が車両ボディのピラ−1である場合を例示したが、これ
に限るものではなく、例えば中空構造物が車両ボディの
ロッカパネル、フ−ドパネル、ル−フサンドパネル等で
あってもよく、車両ボディ以外であってもよい。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
支持プレ−トの台座部に開口部を形成することで、その
台座部と取付孔との間に発泡体を充填して取付孔を密封
することができ、耐振性及び遮音性の向上を図ることが
できるとともに、水やゴミの侵入を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の支持プレ−トと発泡性
基材とを分離して表わした斜視図である。
【図2】同じくピラ−の中空室に支持プレ−トによって
発泡性基材を組付けた状態を示す横断面図である。
【図3】同じく縦断面図である。
【図4】同じく支持プレ−トの台座部の回止め片と弾性
係止片とを拡大して表わした斜視図である。
【図5】同じく平断面図である。
【図6】同じくピラ−の中空室に発泡性基材が発泡膨張
して発泡体となった状態を示す横断面図である。
【図7】同じく縦断面図である。
【図8】先行技術の発泡性基材の支持構造を示す斜視図
である。
【図9】同じく中空構造物の中空室に支持プレ−トによ
って発泡性基材を組付けた状態を示す横断面図である。
【図10】同じく縦断面図である。
【図11】同じく発泡性基材が発泡膨張して発泡体とな
った状態を示す横断面図である。
【図12】同じく縦断面図である。
【符号の説明】
1 ピラ−(中空構造物) 6 中空室 7 取付孔 11 支持プレ−ト 14 台座部 15 開口部 16 回止め片 18 弾性係止片 21 発泡性基材 21b 延出部 22 発泡体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空構造物の中空室内に対し、外部加熱
    によって発泡することで前記中空室を遮断する発泡性基
    材を支持するための支持構造であって、 前記発泡性基材の両側部のうち、少なくとも片側を支持
    するとともに前記発泡性基材の発泡を制限するための発
    泡制限用支持プレ−トが前記中空室の長手方向に直交す
    る方向に設けられ、 前記支持プレ−トの端部には台座部が形成され、その台
    座部には、前記中空構造物に貫設された非円形の取付孔
    に回止めして嵌挿される回止め片と、前記取付孔に弾性
    的に係合する弾性係止片とがそれぞれ形成され、 しかも、前記台座部には前記発泡性基材の発泡膨張に基
    づく発泡体が前記取付孔に向けて挿通可能な開口部が形
    成されていることを特徴とする中空構造物における発泡
    性基材の支持構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の中空構造物における発
    泡性材料の支持構造において、発泡制限用支持プレ−ト
    は発泡性基材の両側部を支持するようにして左右一対を
    なし、これら左右一対の支持プレ−トに跨がって台座部
    が一体に設けられていることを特徴とする中空構造物に
    おける発泡性材料の支持構造。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の中空構造物における発
    泡性基材の支持構造において、台座部にはその開口部を
    隔てて対向する一対の回止め片が突設され、これら両回
    止め片の先端部に跨がって形成された連結片に一対の弾
    性係止片が突設されていることを特徴とする中空構造物
    における発泡性基材の支持構造。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の中空構造物における発
    泡性基材の支持構造において、発泡性基材には、その基
    材と同材質で一体状をなしかつ台座部の開口部を通して
    一対の回止め片及び一対の弾性係止片の間に挿入される
    延出部が形成されている。
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