JP3819139B2 - 中空構造物の中空室遮断構造 - Google Patents

中空構造物の中空室遮断構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、中空構造物の中空室遮断構造に関する。例えば、複数枚のパネルによって中空の箱形閉じ断面に構成された車両ボディの中空パネル(ピラー、ローカパネル、ルーフサイドパネル等)のような中空構造物において、その中空室に対し、ホルダ体によって装着された発泡性基材が外部加熱によって発泡し発泡体となることで中空室を遮断し、これによって、中空構造物の制振、防音等を高めるようにした中空構造物の中空室遮断構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の中空構造物の中空室遮断構造において、例えば、特開平2−276836号公報に開示されている。これにおいては、中空構造物の中空室に突入されたボルトのねじ部に発泡性基材を差込んで支持している。そして、外部からの加熱によって発泡性基材が発泡する際、その発泡性基材の発泡方向が制限されることなく、同発泡性基材は、中空室の長手方向にも必要以上に発泡して発泡体となる。このため、発泡性基材の発泡が完了した時点において、その発泡体によって中空室の遮断を確実化するためには、多量の発泡性基材が必要となり、コスト高となった。
【0003】
中空構造物の中空室に対し、略環状に形成された少量の発泡性基材によって中空構造物の中空室を効率よく遮断するために、例えば、特開平8−258047号公報に開示された構造のものが知られている。
これにおいては、図7に示すように、中空構造物の中空室に対し、略環状に形成された発泡性基材110がホルダ体130によって装着されている。
前記ホルダ体130は、プレート本体132、周壁部133、第1制限フランジ134、第2制限フランジ135及び固定フランジ136を一体に備えている。すなわち、プレート本体132の周囲には同プレート本体132と同一面をなして張出された第1制限フランジ134と、略環状の発泡性基材110の内周面に沿いかつプレート本体132に対し直角状に折曲された周壁部133とが交互に形成されている。
【0004】
また、前記周壁部133の先端には、第1制限フランジ134と平行して張出す第2制限フランジ135が折曲げ形成されている。
前記プレート本体132の上部に張出された第1制限フランジ134の張出端には、中空構造物の内周壁面にスポット溶接によって固定される固定片136が直角状に折曲形成されている。
一方、発泡性基材110は中空構造物の内周壁面に沿って略環状に形成された発泡性基材110は、ホルダ体130に対する組付け性を考慮して、その一部が切り離されて開口部110aが設けられている。
そして、発泡性基材110は、その開口部110aを拡開しながらプレート本体132の周壁部133の外周部に組み付けられるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図7に示す従来の中空構造物の中空室遮断構造において、発泡性基材110は、ホルダ体130に対する組付け性を考慮して、その一部が切り離されて開口されている。このため、発泡性基材110が発泡して発泡体となったときには、発泡性基材110の切り離された開口部110aに対応する部分において、発泡体に隙間が生じ、その隙間によって中空構造物の中空室の遮断不良が発生するという問題点があった。
このようなことから、特開平8−282396号公報に開示された構造の中空構造物の中空室遮断構造が知られている。
これにおいては、図8に示すように、発泡性基材110の切り離された開口部において、その一方の開口面には係止突起116が突設され、他方の開口面には係止突起116に係脱可能に係合して前記開口部を閉じる係合凹部117が形成されている。
しかしながら、図8に示す中空構造物の中空室遮断構造にあっても、発泡性基材110が発泡する際、係止突起116と係合凹部117との係合が不測に外れ場合がある。
そして、発泡性基材110の開口部に対応する部分において、発泡体に隙間が生じ、その隙間によって中空構造物の中空室の遮断不良が発生する場合がある。
【0006】
この発明の目的は、前記問題点に鑑み、無端環状に形成された少量の発泡性基材によって中空構造物の中空室を効率よく遮断することができるとともに、発泡性基材の切り離された開口部が原因となる遮断不良を解消することができる中空構造物の中空室遮断構造を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1の発明に係る中空構造物の中空室遮断構造は、中空構造物の中空室に対し、ホルダ体によって装着された発泡性基材が外部加熱によって発泡し発泡体となることで前記中空室を遮断する中空構造物の中空室遮断構造であって、
前記発泡性基材は、前記中空室の内周壁面に沿って無端環状に形成され、
前記ホルダ体は、取付手段によって前記中空構造物の内壁面に取り付けられるとともに、前記発泡性基材の両側をそれぞれ支持して同発泡性基材の発泡方向を規制するための発泡制限用の第1支持板と第2支持板によって分割構成され、
前記第1・第2の両支持板の間には、前記発泡性基材を間に挟んでこれら第1・第2の両支持板を結合する結合手段が設けられ、
さらに、前記第1・第2の両支持板のうち、一方の支持板には、前記発泡性基材の内孔に嵌挿される周壁部を有する凸部が突設されている。
【0008】
したがって、ホルダ体の発泡制限用の第1支持板と第2支持板とが無端環状をなす発泡性基材を間に挟んで結合手段によって結合されることで、無端環状をなす発泡性基材がホルダ体に容易に組み込まれる。この際、発泡性基材の内孔は一方の支持板の凸部の周壁部に嵌挿される。
前記発泡体に組み込まれた発泡性基材が外部加熱によって発泡する際、発泡性基材はその両側部が発泡制限用の第1・第2の両支持板に支持されているため、中空構造物の中空室の長手方向に対する発泡性基材の発泡が第1・第2の両支持板によって制限される。
【0009】
さらに、発泡性基材は、その内孔の全周面が一方の支持板の凸部の周壁部に嵌合して支持されるため、前記中空室の内周壁面に向かう方向に対して発泡性基材の発泡が効果的に促進される。
前記発泡性基材は切り離し部分がなく無端環状をなしている。このため、その発泡性基材の発泡に基づく発泡体の周縁部が途切れることなく中空室の内周壁面に確実かつ良好に密着する。また、発泡体の内周側においても、一方の支持板の凸部の周壁部に隙間なく確実に密着する。
前記したように発泡性基材が発泡して発泡体となることで、その発泡体とホルダ体によって中空室が遮断される。
【0010】
また、請求項2の発明に係る中空構造物の中空室遮断構造は、請求項1に記載の中空構造物の中空室遮断構造において、ホルダ体の第1・第2の両支持板のうち、他方の支持板には、一方の支持板の突設された凸部に嵌合する嵌合孔が形成されている。
したがって、第1・第2の両支持板が相互に位置ずれすることなく確実に結合されるとともに、他方の支持板の嵌合孔に相当する分だけ材料費の節減や重量軽減が図られる。
【0011】
請求項3の発明に係る中空構造物の中空室遮断構造は、請求項1に記載の中空構造物の中空室遮断構造において、結合手段は、ホルダ体の第1・第2の両支持板のうち、一方の支持板に形成された結合用弾性クリップと、他方の支持板に形成された結合孔とを備え、前記結合用弾性クリップが前記結合孔に差し込まれて弾性的に係合することで、前記第1・第2の両支持板が発泡性基材を間に挟んで結合される構成にしてある。
したがって、結合用弾性クリップを結合孔に差し込むというきわめて簡単な操作によって、第1・第2の両支持板が発泡性基材を間に挟んで確実に結合される。
【0012】
請求項4の発明に係る中空構造物の中空室遮断構造は、請求項3に記載の中空構造物の中空室遮断構造において、ホルダ体の第1・第2の両支持板のうち、少なくとも一方の支持板は、耐熱性の合成樹脂材によって成形されている。
【0013】
請求項5の発明に係る中空構造物の中空室遮断構造は、請求項4に記載の中空構造物の中空室遮断構造において、ホルダ体の第1・第2の両支持板のうち、耐熱性の合成樹脂材によって成形された一方の支持板には、結合用弾性クリップが一体成形されている。
したがって、一方の支持板と結合用弾性クリップとをそれぞれ別個に製作して組み付ける手間が省け、その分だけコスト低減が図られる。
【0014】
請求項6の発明に係る中空構造物の中空室遮断構造は、請求項4に記載の中空構造物の中空室遮断構造において、ホルダ体の第1・第2の両支持板のうち、耐熱性の合成樹脂材によって成形された一方の支持板には、取付用弾性クリップが一体成形され、その取付用弾性クリップによって中空構造物の内壁面に前記ホルダ体を取り付けるための取付手段が構成されている。
したがって、一方の支持板と取付用弾性クリップとをそれぞれ別個に製作して組み付ける手間が省け、その分だけコスト低減が図られる。
【0015】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態を図1〜図6にしたがって説明する。
図3と図4において、中空構造物としての車両ボディの中空パネル(例えば、ピラー、ローカパネル、ルーフサイドパネル等)1は、インナパネル2とアウタパネル4とが、これら両パネル2、4のフランジ3、5においてスポット溶接されることで、中空の箱形閉じ断面に形成されている。前記インナパネル2の所定位置には、後述する取付手段40をなす取付用弾性クリップ41が回止めされて嵌込まれる長円形、楕円形、四角形等の非円形の取付孔6が貫設されている。
【0016】
前記中空パネル1の中空室7に対しホルダ体20によって装着された発泡性基材10は、図5と図6に示すように、外部加熱によって発泡し、発泡体15となることで前記中空室7を遮断するようになっている。
前記発泡性基材10は、中空室7の内周壁面に沿って無端環状に形成されている。すなわち、発泡性基材10は、中空パネル1の中空室7の横断面形状よりも適宜に小さい外形をなすとともに、その中央部には内孔11が形成されて無端環状の平板状に形成されている。
さらに、図1に示すように、発泡性基材10には、その板面の周縁部寄りにおいて後述する結合用弾性クリップ31が挿通される所要数(図では4つ)の挿通孔12が形成されている。
この実施の形態において、発泡基材10は、110℃〜190℃前後の温度(車両ボディの焼付塗装時の熱)によって発泡しかつ金属面に対して接着性に優れた発泡性材料(発泡剤混入の合成樹脂材料)より形成されている。このような特性をもつ発泡性材料には、例えば、特開平2−276836号公報に開示されている配合をもつ発泡性材料が知られている。
【0017】
図1と図2に示すように、前記ホルダ体20は、発泡性基材10の両側を支持してその発泡性基材10の発泡方向を規制するための発泡制限用の第1支持板21と第2支持板25とを備えて分割構成されている。さらに、ホルダ体20は取付手段40によって中空パネル1の取付孔6に回止めされて取り付けられる。
前記第1・第2の両支持板21、25は、耐熱性の硬質合成樹脂材の射出成形によって平板状にそれぞれ成形されかつ発泡性基材10と略同じ大きさの外形を有している。
また、第1・第2の両支持板21、25の間には、発泡性基材10を間に挟んでこれら第1・第2の両支持板21、25を結合する結合手段30が設けられている。
【0018】
この実施の形態において、第2支持板25には、その中央部において発泡性基材10の内孔11と略同じ大きさの内孔26が形成されている。さらに、第2支持板25には、その板面の周縁部寄りにおいて後述する結合用弾性クリップ31に対応する所要数(図1では4つ)の角穴状の結合孔27が形成されている。
これに対し、第1支持板21の内面(第2支持板25に対面する側)の中央部には、発泡性基材10の内孔11及び第2支持板25の内孔26にそれぞれ嵌挿される周壁部23を有する凸部22が突設されている。
【0019】
また、第1支持板21には、その外周縁の所定位置に取付手段40を構成する所要数(図1では2つ)の取付用弾性クリップ41が第1支持板21の射出成形と同時に一体成形されている。
図1と図3に示すように、前記取付用弾性クリップ41は、中空パネル1の取付孔6に差し込まれて弾性的に係着するもので、第1支持板21の外周縁に張り出された台座部42と、その台座部42の台座面から突設された脚部43と、その脚部43の先端部の両側から折返し状に延出されかつ取付孔6に差し込まれて弾性的に係合する一対の係止片44とを備えている。
【0020】
また、第1支持板21の内面には、その周縁部寄りに結合手段30を構成する所要数(図1では4つ)の結合用弾性クリップ31が第1支持板21の射出成形と同時に一体成形されている。
図1と図4に示すように、前記結合用弾性クリップ31は、第1支持板21の内面に突設された脚部32と、その脚部32の先端部の両側から折返し状に延出されかつ第2支持板25の結合孔27に差し込まれて弾性的に係合する一対の係止片33とを備えている。
【0021】
この実施の形態の中空構造物の中空室遮断構造は上述したように構成される。したがって、まず、図2に示すように、第1支持板21の結合用弾性クリップ31が発泡性基材10の挿通孔12を通して第2支持板25の結合孔27に差し込まれる。これによって、結合用弾性クリップ31の係止片33が結合孔27に弾性的に係合する。そして、係止片33と結合孔27との係合力によって第1支持板21と第2支持板25とが発泡性基材10を間に挟んで結合される。この際、第1支持板21の凸部22の周壁部23が発泡性基材10の内孔11及び第2支持板25の内孔26にそれぞれ嵌合する。
【0022】
前記したように発泡性基材10を保持したホルダ体20は、図3に示すように、その第1支持板21に設けられた取付用弾性クリップ41においてインナパネル2の取付孔6に差し込まれる。これによって、取付用弾性クリップ41の係止片44が取付孔6に弾性的に係合する。そして、係止片44と取付孔6との係合力によってホルダ体20がインナパネル2に取り付けられる。
その後、インナパネル2とアウタパネル4とがその相互のフランジ3、5においてスポット溶接され、中空の箱形閉じ断面をなす中空パネル1が構成される。ここで、外部からの加熱、例えば、車両ボディの焼付塗装の際の外部加熱によって前記発泡性基材10が図5と図6に示すように発泡し、発泡体15となる。
【0023】
前記発泡性基材10が発泡する際、発泡性基材10はその両側部が発泡制限用の第1・第2の両支持板21、25に支持されている。このため、中空パネル1の中空室7の長手方向に対する発泡性基材10の発泡が第1・第2の両支持板21、25によって制限される。
さらに、発泡性基材10は、その内孔11の全周面が第1支持板21の凸部22の周壁部23に嵌合して支持される。このため、中空パネル1の中空室7の内周壁面に向かう方向に対して発泡性基材10の発泡が効果的に促進される。
【0024】
特に、未発泡の発泡性基材10は切り離し部分がなく、無端環状をなしている。このため、発泡性基材10は無端環状をなして発泡し、その発泡に基づく発泡体15の周縁部が途切れることなく中空室5の内周壁面に確実かつ良好に密着する。また、発泡体15の内周側においても、第1支持板21の凸部22の周壁部23に隙間なく確実に密着する。
前記したように発泡性基材10が発泡して発泡体15となることで、その発泡体15とホルダ体20によって中空室5が遮断される。
この結果、きわめて少ない量の発泡性基材10の発泡に基づく発泡体15とホルダ体20によって中空室5が効率よくかつ遮断不良なく確実に遮断される。
【0025】
なお、前記実施の形態において、ホルダ体20を分割構成している第1支持板21と、第2支持板25とが耐熱性の硬質合成樹脂材によってそれぞれ成形される場合を例示したが、これに限定するものではない。例えば、第1・第2の両支持板21、25を金属板によってそれぞれ形成してもよい。さらに、第1支持板21を耐熱性の合成樹脂材によって成形し、第2支持板25を金属板によって形成してもよい。
【0026】
【発明の効果】
以上述べたように、この発明によれば、無端環状に形成された少量の発泡性基材によって中空構造物の中空室を効率よく遮断することができるとともに、発泡性基材の切り離された開口部が原因となる遮断不良を解消することができ、制振・防音等を良好に図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態のホルダ体を分割構成している第1支持板と第2支持板が発泡性基材を間に挟んで分離された状態を示す斜視図である。
【図2】同じく第1支持板と第2支持板とが結合されてホルダ体に発泡性基材が組み付けられた状態を示す斜視図である。
【図3】同じく中空構造物としての中空パネルの中空室に対しホルダ体が取付けられた状態を示す中空パネルの横断面図である。
【図4】同じく図3のIV−IV線に基づく中空パネルの縦断面図である。
【図5】同じく発泡性基材が発泡して発泡体となった状態を示す中空パネルの横断面図である。
【図6】同じく図5のVI−VI線に基づく中空パネルの縦断面図である。
【図7】従来の中空室遮断構造をなすホルダープレートと発泡性基材とを分離して示す斜視図である。
【図8】他の従来の中空室遮断構造に用いられる発泡性基材を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 中空パネル(中空構造物)
6 取付孔
7 中空室
10 発泡性基材
11 内孔
15 発泡体
20 ホルダ体
21 第1支持板
22 凸部
23 周壁部
25 第2支持板
26 内孔
27 結合孔
30 結合手段
31 結合用弾性クリップ
40 取付手段
41 取付用弾性クリップ

Claims (6)

  1. 中空構造物の中空室に対し、ホルダ体によって装着された発泡性基材が外部加熱によって発泡し発泡体となることで前記中空室を遮断する中空構造物の中空室遮断構造であって、
    前記発泡性基材は、前記中空室の内周壁面に沿って無端環状に形成され、
    前記ホルダ体は、取付手段によって前記中空構造物の内壁面に取り付けられるとともに、前記発泡性基材の両側をそれぞれ支持して同発泡性基材の発泡方向を規制するための発泡制限用の第1支持板と第2支持板によって分割構成され、
    前記第1・第2の両支持板の間には、前記発泡性基材を間に挟んでこれら第1・第2の両支持板を結合する結合手段が設けられ、
    さらに、前記第1・第2の両支持板のうち、一方の支持板には、前記発泡性基材の内孔に嵌挿される周壁部を有する凸部が突設されている中空構造物の中空室遮断構造。
  2. 請求項1に記載の中空構造物の中空室遮断構造において、ホルダ体の第1・第2の両支持板のうち、他方の支持板には、一方の支持板の突設された凸部に嵌合する嵌合孔が形成されている中空構造物の中空室遮断構造。
  3. 請求項1に記載の中空構造物の中空室遮断構造において、結合手段は、ホルダ体の第1・第2の両支持板のうち、一方の支持板に形成された結合用弾性クリップと、他方の支持板に形成された結合孔とを備え、前記結合用弾性クリップが前記結合孔に差し込まれて弾性的に係合することで、前記第1・第2の両支持板が発泡性基材を間に挟んで結合される構成にしてある中空構造物の中空室遮断構造。
  4. 請求項3に記載の中空構造物の中空室遮断構造において、ホルダ体の第1・第2の両支持板のうち、少なくとも一方の支持板は、耐熱性の合成樹脂材によって成形されている中空構造物の中空室遮断構造。
  5. 請求項4に記載の中空構造物の中空室遮断構造において、ホルダ体の第1・第2の両支持板のうち、耐熱性の合成樹脂材によって成形された一方の支持板には、結合用弾性クリップが一体成形されている中空構造物の中空室遮断構造。
  6. 請求項4に記載の中空構造物の中空室遮断構造において、ホルダ体の第1・第2の両支持板のうち、耐熱性の合成樹脂材によって成形された一方の支持板には、取付用弾性クリップが一体成形され、その取付用弾性クリップによって中空構造物の内壁面に前記ホルダ体を取り付けるための取付手段が構成されている中空構造物の中空室遮断構造。
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