JP2002221968A - 中空室遮断具 - Google Patents
中空室遮断具Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】中空室遮断具を中空室の所定部位に合理的に取
り付けられる中空室遮断具を提供する。 【解決手段】中空構造物の中空室内で発泡性基材5を発
泡させて中空室を遮断する中空室遮断具1は、発泡性基
材5と、この発泡性基材5を支持する板状の支持部材7
と、この支持部材7を中空室の所定部位に取り付けるた
めの取付部材13とを有する。支持部材7は、発泡性基
材5を固定する係止部9を備えており、取付部材13
は、係止部9によって支持部材7に係止される。また、
この取付部材13は、中空室の所定内壁部に溶接によっ
て固着される。この中空室遮断具1では、取付部材13
を支持部材7に係止するためだけの新たな構成を必要と
しない。また、取付部材13は、固着部17で溶接によ
って中空部の内壁に固着されるため、板状片などの簡単
な構成で良く、中空室内壁面に孔を開けるなど取り付け
のための特別な加工を必要としない。
り付けられる中空室遮断具を提供する。 【解決手段】中空構造物の中空室内で発泡性基材5を発
泡させて中空室を遮断する中空室遮断具1は、発泡性基
材5と、この発泡性基材5を支持する板状の支持部材7
と、この支持部材7を中空室の所定部位に取り付けるた
めの取付部材13とを有する。支持部材7は、発泡性基
材5を固定する係止部9を備えており、取付部材13
は、係止部9によって支持部材7に係止される。また、
この取付部材13は、中空室の所定内壁部に溶接によっ
て固着される。この中空室遮断具1では、取付部材13
を支持部材7に係止するためだけの新たな構成を必要と
しない。また、取付部材13は、固着部17で溶接によ
って中空部の内壁に固着されるため、板状片などの簡単
な構成で良く、中空室内壁面に孔を開けるなど取り付け
のための特別な加工を必要としない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、制振・防音のた
めに、中空構造物の中空室を遮断する中空室遮断具に関
する。
めに、中空構造物の中空室を遮断する中空室遮断具に関
する。
【0002】
【従来の技術】車体のフロントピラー、センターピラ
ー、ルーフサイドパネル、ロッカーパネルなどの複数枚
のパネルによって形成される断面閉塞状の空間(中空
室)を、制振及び防音等のために分割するように遮断す
る中空室遮断具がある。中空室遮断具には、発泡性基材
とこの発泡性基材を支持する支持部材とを有するタイプ
がある。このタイプの中空室遮断具は、中空室の内壁に
形成される前の所定のパネル部分に取り付けられ、この
パネルが複数枚のパネル等と組み合わされて中空室に形
成された後、中空室の外側から加熱されて、発泡性基材
が中空室内を遮断する発泡部材に形成される。
ー、ルーフサイドパネル、ロッカーパネルなどの複数枚
のパネルによって形成される断面閉塞状の空間(中空
室)を、制振及び防音等のために分割するように遮断す
る中空室遮断具がある。中空室遮断具には、発泡性基材
とこの発泡性基材を支持する支持部材とを有するタイプ
がある。このタイプの中空室遮断具は、中空室の内壁に
形成される前の所定のパネル部分に取り付けられ、この
パネルが複数枚のパネル等と組み合わされて中空室に形
成された後、中空室の外側から加熱されて、発泡性基材
が中空室内を遮断する発泡部材に形成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような遮断具に
は、中空室の内壁に固定して設けられるために、取付部
材が設けられている。取付部材には、中空室内面に溶接
される金属片や、中空室内壁に予め形成された係止穴に
係止されるクリップなどがある。これらの取付部材は、
発泡性基材や支持部材から成る遮断具本体部と中空室内
面との両方に固定状態で取り付けられ、発泡性基材側に
取付部材固定用の部位が設けられたり、中空室側にクリ
ップ係止用の穴が設けられたりする。このように、遮断
具を中空室に取り付けるための構成に、より多くの部材
や製造工程が必要とされ、またその構成が煩雑になって
いる。そこで、本発明では、中空室遮断具を中空室の所
定部位に合理的に取り付けられる中空室遮断具を提供す
ることを課題とする。
は、中空室の内壁に固定して設けられるために、取付部
材が設けられている。取付部材には、中空室内面に溶接
される金属片や、中空室内壁に予め形成された係止穴に
係止されるクリップなどがある。これらの取付部材は、
発泡性基材や支持部材から成る遮断具本体部と中空室内
面との両方に固定状態で取り付けられ、発泡性基材側に
取付部材固定用の部位が設けられたり、中空室側にクリ
ップ係止用の穴が設けられたりする。このように、遮断
具を中空室に取り付けるための構成に、より多くの部材
や製造工程が必要とされ、またその構成が煩雑になって
いる。そこで、本発明では、中空室遮断具を中空室の所
定部位に合理的に取り付けられる中空室遮断具を提供す
ることを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、中空構造物の中空部内で発泡性基材を
発泡させて中空部を遮断する中空室遮断具であって、発
泡性基材と、この発泡性基材を支持する板状の支持部材
と、この支持部材を中空部の所定部位に取り付けるため
の取付部材とを有し、前記支持部材は、前記発泡性基材
を固定する係止部を備え、前記取付部材は、前記係止部
によって前記支持部材に係止される結合部と、中空部の
所定内壁部に溶接によって固着される固着部とを有して
いることを特徴とする中空室遮断具を提供する。この中
空室遮断具では、発泡性基材は支持部材の係止部によっ
て支持部材上に固定され、支持部材が、取付部材によっ
て中空構造物に取り付けられる。ここで、取付部材は、
支持部材の係止部に係止される。このため、取付部材を
支持部材に係止するためだけの新たな構成を必要としな
い。また、この取付部材は、固着部で溶接によって中空
部の内壁に固着されるため、板状片などの簡単な構成で
良く、また中空室内壁面に孔を開けるなど取り付けのた
めの特別な加工をせずに取り付けることができる。
め、本発明では、中空構造物の中空部内で発泡性基材を
発泡させて中空部を遮断する中空室遮断具であって、発
泡性基材と、この発泡性基材を支持する板状の支持部材
と、この支持部材を中空部の所定部位に取り付けるため
の取付部材とを有し、前記支持部材は、前記発泡性基材
を固定する係止部を備え、前記取付部材は、前記係止部
によって前記支持部材に係止される結合部と、中空部の
所定内壁部に溶接によって固着される固着部とを有して
いることを特徴とする中空室遮断具を提供する。この中
空室遮断具では、発泡性基材は支持部材の係止部によっ
て支持部材上に固定され、支持部材が、取付部材によっ
て中空構造物に取り付けられる。ここで、取付部材は、
支持部材の係止部に係止される。このため、取付部材を
支持部材に係止するためだけの新たな構成を必要としな
い。また、この取付部材は、固着部で溶接によって中空
部の内壁に固着されるため、板状片などの簡単な構成で
良く、また中空室内壁面に孔を開けるなど取り付けのた
めの特別な加工をせずに取り付けることができる。
【0005】また、上記中空室遮断具であって、前記取
付部材の固着部は、中空室の前記所定内壁部に内面形状
に倣う形状に形成されることを特徴とする中空室遮断具
を提供する。この中空室遮断具では、取付部材の固着部
で、中空室に直接固着される面は、中空室の所定内壁面
の曲面や屈曲部等、種々の形状に沿うように形成されて
いるため、中空室遮断具が安定して中空室内の所定部位
に固定される。
付部材の固着部は、中空室の前記所定内壁部に内面形状
に倣う形状に形成されることを特徴とする中空室遮断具
を提供する。この中空室遮断具では、取付部材の固着部
で、中空室に直接固着される面は、中空室の所定内壁面
の曲面や屈曲部等、種々の形状に沿うように形成されて
いるため、中空室遮断具が安定して中空室内の所定部位
に固定される。
【0006】また、上記いずれかの中空室遮断具であっ
て、前記取付部材の固着部と結合部とが成す角度は、前
記中空部の所定内壁部の形状に対応して調整されること
を特徴とする中空室遮断具を提供する。この中空室遮断
具では、取付部材の結合部と固着部とが成す角度を中空
部の取り付け部位の内面形状に対応させて調整できるた
め、発泡性基材を発泡させることで、確実に中空室を遮
断できるように支持部材を取付けることができる。
て、前記取付部材の固着部と結合部とが成す角度は、前
記中空部の所定内壁部の形状に対応して調整されること
を特徴とする中空室遮断具を提供する。この中空室遮断
具では、取付部材の結合部と固着部とが成す角度を中空
部の取り付け部位の内面形状に対応させて調整できるた
め、発泡性基材を発泡させることで、確実に中空室を遮
断できるように支持部材を取付けることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。図1〜3に示
す本実施形態は、自動車のピラー等の中空室を遮断する
のに好適な中空室遮断具1であり、発泡性基材5、支持
部材7、及び取付部材13を備える。
て、図面を参照しながら詳細に説明する。図1〜3に示
す本実施形態は、自動車のピラー等の中空室を遮断する
のに好適な中空室遮断具1であり、発泡性基材5、支持
部材7、及び取付部材13を備える。
【0008】発泡性基材5は、公知の種々の発泡材料で
形成することができ、遮断しようとする中空室の所定部
位の横断面形状より小さく形成される。好ましくは、図
1、2に示すように薄板状に形成される。なお、本実施
形態の発泡性基材5には、後述する支持部材7の係止部
9と協働する溝状又は孔状の凹状部が形成されている。
すなわち、図2に示すように、一方の面から他方の面ま
で貫通する4個の貫通孔6が所定の間隔で二列に並ぶよ
うに形成されている。
形成することができ、遮断しようとする中空室の所定部
位の横断面形状より小さく形成される。好ましくは、図
1、2に示すように薄板状に形成される。なお、本実施
形態の発泡性基材5には、後述する支持部材7の係止部
9と協働する溝状又は孔状の凹状部が形成されている。
すなわち、図2に示すように、一方の面から他方の面ま
で貫通する4個の貫通孔6が所定の間隔で二列に並ぶよ
うに形成されている。
【0009】支持部材7は、公知の種々の形状とするこ
とができ、中空室遮断具1で遮断する中空室を垂直に横
断する面より小さく形成される。支持部材7は、好まし
くは、本実施形態のように二枚の板状部8a,8bを有
し、発泡性基材5の両面に一枚ずつ配置される構成とさ
れる。
とができ、中空室遮断具1で遮断する中空室を垂直に横
断する面より小さく形成される。支持部材7は、好まし
くは、本実施形態のように二枚の板状部8a,8bを有
し、発泡性基材5の両面に一枚ずつ配置される構成とさ
れる。
【0010】支持部材7の第一の板状部8aには、発泡
性基材5を支持部材7に固定するための係止部9が一体
的に設けられる。係止部9は、第一の板状部8aに合成
樹脂又はゴム等によって一体成形することができる。な
お、係止部9は、支持部材7とは別体で形成し、係合、
嵌合、接着など種々の方法で固定状態に一体化しても良
い。
性基材5を支持部材7に固定するための係止部9が一体
的に設けられる。係止部9は、第一の板状部8aに合成
樹脂又はゴム等によって一体成形することができる。な
お、係止部9は、支持部材7とは別体で形成し、係合、
嵌合、接着など種々の方法で固定状態に一体化しても良
い。
【0011】係止部9は、係合、嵌合、挟持など種々の
形態で発泡性基材5に係止して、発泡性基材5を支持部
材7に固定する。係止部9の形状は、例えば凸状部とす
ることができ、発泡性基材5に前述のように溝状、孔状
等の凹状部(貫通孔6)を形成して協働させることがで
きる。係止部9は、好ましくは、板状に形成された発泡
性基材5の一方の面から他方の面までわたるようにして
発泡性基材5を支持部材7に固定する形状とされる。本
実施形態では、係止部9は、長尺状部であり、発泡性基
材5の貫通孔6内を挿通できる形状とされている。ま
た、係止部9は、第一の板状部8a上に4本垂設されて
おり、第一の板状部8aの長辺に沿って二個ずつ二列に
並ぶように配置されている。なお、第二の板状部8bに
は、第一の板状部8aから垂設されている係止部9のそ
れぞれと対応する位置に、貫通孔8cが4つ形成されて
いる。
形態で発泡性基材5に係止して、発泡性基材5を支持部
材7に固定する。係止部9の形状は、例えば凸状部とす
ることができ、発泡性基材5に前述のように溝状、孔状
等の凹状部(貫通孔6)を形成して協働させることがで
きる。係止部9は、好ましくは、板状に形成された発泡
性基材5の一方の面から他方の面までわたるようにして
発泡性基材5を支持部材7に固定する形状とされる。本
実施形態では、係止部9は、長尺状部であり、発泡性基
材5の貫通孔6内を挿通できる形状とされている。ま
た、係止部9は、第一の板状部8a上に4本垂設されて
おり、第一の板状部8aの長辺に沿って二個ずつ二列に
並ぶように配置されている。なお、第二の板状部8bに
は、第一の板状部8aから垂設されている係止部9のそ
れぞれと対応する位置に、貫通孔8cが4つ形成されて
いる。
【0012】係止部9には、抜け止め11を設けること
ができる。抜け止め11は、発泡性基材5又は第二の板
状部8bの抜け止めをする部分である。抜け止め11
は、例えば、図1〜3に示すように、係止部9の先端に
弾性変形可能なクリップ部として設けることができる。
本実施形態では、抜け止め11は、弾性変形することで
支持部材7の第二の板状部8bに形成された貫通孔8c
を挿通することができる。そして、貫通孔8cを通り抜
けた抜け止め11の弾性変形部分が、元の形状に戻るこ
とで貫通孔8cの開口端縁に係止され、第二の板状部8
bが第一の板状部8aに固定される。第二の板状部8b
は、抜け止め11によって、又は発泡性基材5によって
板状部8aから所定の間隔をあけて配置される。
ができる。抜け止め11は、発泡性基材5又は第二の板
状部8bの抜け止めをする部分である。抜け止め11
は、例えば、図1〜3に示すように、係止部9の先端に
弾性変形可能なクリップ部として設けることができる。
本実施形態では、抜け止め11は、弾性変形することで
支持部材7の第二の板状部8bに形成された貫通孔8c
を挿通することができる。そして、貫通孔8cを通り抜
けた抜け止め11の弾性変形部分が、元の形状に戻るこ
とで貫通孔8cの開口端縁に係止され、第二の板状部8
bが第一の板状部8aに固定される。第二の板状部8b
は、抜け止め11によって、又は発泡性基材5によって
板状部8aから所定の間隔をあけて配置される。
【0013】本実施形態の支持部材7では、図2に示す
ように、支持部材7の第一の板状部8aから突出する係
止部9に、発泡性基材5及び第二の板状部8bが通され
て、第二の板状部8bが係止部9の抜け止め11に係止
されることによって発泡性基材5が安定に一体化されて
いる。
ように、支持部材7の第一の板状部8aから突出する係
止部9に、発泡性基材5及び第二の板状部8bが通され
て、第二の板状部8bが係止部9の抜け止め11に係止
されることによって発泡性基材5が安定に一体化されて
いる。
【0014】取付部材13は、支持部材7に係止部9に
よって取り付けられ、支持部材7を中空室の所定の内壁
部に固定する部材である。取付部材13は、支持部材7
の係止部9に連結される結合部15と、中空室側に溶接
によって固着される固着部17とを有する。なお、取付
部材13は、少なくとも固着部17が金属によって形成
されている。好ましくは、固着部17は、板状に形成さ
れており、より好ましくは、全体が金属板をプレス成形
等することによって形成されている。
よって取り付けられ、支持部材7を中空室の所定の内壁
部に固定する部材である。取付部材13は、支持部材7
の係止部9に連結される結合部15と、中空室側に溶接
によって固着される固着部17とを有する。なお、取付
部材13は、少なくとも固着部17が金属によって形成
されている。好ましくは、固着部17は、板状に形成さ
れており、より好ましくは、全体が金属板をプレス成形
等することによって形成されている。
【0015】結合部15は、本実施形態では、図1〜3
に示すように、第一の板状部8aの一短辺に沿って並ぶ
2本の係止部9部分に広がる板状部に形成されている。
結合部15には、係止部9の抜け止め11を挿通させら
れ、且つ抜け止め11に係止される孔部16が二個、そ
れぞれ係止部9と対応する位置に形成されている。取付
部材13は、支持部材7の第二の板状部8bの外側に孔
部16が第二の板状部8bの貫通孔8cに対応するよう
に配置された状態で、係止部9に挿通される。本実施形
態では、結合部15は、係止部9の抜け止め11によっ
て係止され、支持部材7に確実に固定される。
に示すように、第一の板状部8aの一短辺に沿って並ぶ
2本の係止部9部分に広がる板状部に形成されている。
結合部15には、係止部9の抜け止め11を挿通させら
れ、且つ抜け止め11に係止される孔部16が二個、そ
れぞれ係止部9と対応する位置に形成されている。取付
部材13は、支持部材7の第二の板状部8bの外側に孔
部16が第二の板状部8bの貫通孔8cに対応するよう
に配置された状態で、係止部9に挿通される。本実施形
態では、結合部15は、係止部9の抜け止め11によっ
て係止され、支持部材7に確実に固定される。
【0016】固着部17は、中空室の所定の内壁部に溶
接によって固着される部分で、取付けようとする中空室
内壁部に溶接可能な金属によって形成されている。固着
部17は、結合部15に対して垂直又は所定の角度で延
びる板状部とすることができる。本実施形態では、固着
部17は、支持部材7の幅より小さい略正方形状で、結
合部15の中央部分から延びる平板部に形成されてい
る。
接によって固着される部分で、取付けようとする中空室
内壁部に溶接可能な金属によって形成されている。固着
部17は、結合部15に対して垂直又は所定の角度で延
びる板状部とすることができる。本実施形態では、固着
部17は、支持部材7の幅より小さい略正方形状で、結
合部15の中央部分から延びる平板部に形成されてい
る。
【0017】固着部17の固着面、すなわち中空室に直
接溶接される面は、中空室遮断具1が取り付けられる所
定の中空室の内壁面形状に倣う形状に形成されると、安
定に溶接されやすいため、好ましい。図4に示すよう
に、固着面は、屈曲部を有する平面や、凹状面、凸状面
等種々の曲面とされていても良い。固着部17が金属板
で形成されていると、固着部17全体を折り曲げたり湾
曲させたりすることで、容易に中空室内壁面に倣う形状
に形成することができる。
接溶接される面は、中空室遮断具1が取り付けられる所
定の中空室の内壁面形状に倣う形状に形成されると、安
定に溶接されやすいため、好ましい。図4に示すよう
に、固着面は、屈曲部を有する平面や、凹状面、凸状面
等種々の曲面とされていても良い。固着部17が金属板
で形成されていると、固着部17全体を折り曲げたり湾
曲させたりすることで、容易に中空室内壁面に倣う形状
に形成することができる。
【0018】また、固着部17と結合部15とが成す角
度は、中空室内壁部に取付けられた状態で、支持部材7
が所定の方向に延びるように調節されることが好まし
い。例えば、支持部材7が所定の中空室内面部に対して
略垂直に延びるようにしたり、支持部材7の大きさ又は
形状と支持部材7を通る中空室断面の大きさ又は形状と
が類似する位置に設けたりすることができる。すなわ
ち、結合部15と固着部17とが成す角度は、中空室遮
断具1が取り付けられる中空室の所定内壁部の形状に対
応して設定又は調整されることが好ましい。取付部材1
3全体が板状金属から構成されていると、結合部15と
固着部17との間の角度を簡単に調節することができ
る。
度は、中空室内壁部に取付けられた状態で、支持部材7
が所定の方向に延びるように調節されることが好まし
い。例えば、支持部材7が所定の中空室内面部に対して
略垂直に延びるようにしたり、支持部材7の大きさ又は
形状と支持部材7を通る中空室断面の大きさ又は形状と
が類似する位置に設けたりすることができる。すなわ
ち、結合部15と固着部17とが成す角度は、中空室遮
断具1が取り付けられる中空室の所定内壁部の形状に対
応して設定又は調整されることが好ましい。取付部材1
3全体が板状金属から構成されていると、結合部15と
固着部17との間の角度を簡単に調節することができ
る。
【0019】なお、取付部材13は、図5(a)に示す
ように、結合部15が支持部材の第二の板状部8bと発
泡性基材5との間に配置されるように、係止部9に挿通
されて取り付けられていても良い。また、図5(b)に
示すように、係止部9が取り付けられている支持部材の
第一の板状部8aと発泡性基材5との間に配置されてい
ても良い。図5(a)(b)のような取り付け状態で、取
付部材13を支持部材に取り付けた場合、結合部15が
金属製であると、発泡性基材5を発泡させるための熱を
より良好に内部まで伝達させることができ、好ましい。
あるいは、取付部材13は、図5(c)に示すように、
固着部17が、図1〜3に示す取付部材13の場合と反
対方向に延びるように取り付けられていても良い。すな
わち、結合部15を第二の板状部8bの外側や、第二の
板状部8bと発泡性基材5との間等に配置して、固着部
17が第一の板状部8aが設けられている側に向かって
延びるように設けても良い。
ように、結合部15が支持部材の第二の板状部8bと発
泡性基材5との間に配置されるように、係止部9に挿通
されて取り付けられていても良い。また、図5(b)に
示すように、係止部9が取り付けられている支持部材の
第一の板状部8aと発泡性基材5との間に配置されてい
ても良い。図5(a)(b)のような取り付け状態で、取
付部材13を支持部材に取り付けた場合、結合部15が
金属製であると、発泡性基材5を発泡させるための熱を
より良好に内部まで伝達させることができ、好ましい。
あるいは、取付部材13は、図5(c)に示すように、
固着部17が、図1〜3に示す取付部材13の場合と反
対方向に延びるように取り付けられていても良い。すな
わち、結合部15を第二の板状部8bの外側や、第二の
板状部8bと発泡性基材5との間等に配置して、固着部
17が第一の板状部8aが設けられている側に向かって
延びるように設けても良い。
【0020】この中空室遮断具1では、発泡性基材5と
支持部材7とを備える従来と同様の中空室遮断具におい
て、中空室の所定内壁部へ取り付けるための取付部材1
3が、従来から中空室遮断具に備えられている係止部9
によって、発泡性基材5側、すなわち支持部材7に取り
付けられている。このため、発泡性基材5側に取付部材
13を取り付けるためだけに新たな構成が必要とされ
ず、取付構造が単純である。このため、中空室遮断具を
軽量化したり、材料コストを低減したりできる。また、
本実施形態のように、取付部材13の係止部9への連結
形態と、支持部材7の第二の板状部8b又は発泡性基材
5の係止部9への固定形態とが同様であると、より簡単
な工程で、本中空室遮断具1を製造することができる。
支持部材7とを備える従来と同様の中空室遮断具におい
て、中空室の所定内壁部へ取り付けるための取付部材1
3が、従来から中空室遮断具に備えられている係止部9
によって、発泡性基材5側、すなわち支持部材7に取り
付けられている。このため、発泡性基材5側に取付部材
13を取り付けるためだけに新たな構成が必要とされ
ず、取付構造が単純である。このため、中空室遮断具を
軽量化したり、材料コストを低減したりできる。また、
本実施形態のように、取付部材13の係止部9への連結
形態と、支持部材7の第二の板状部8b又は発泡性基材
5の係止部9への固定形態とが同様であると、より簡単
な工程で、本中空室遮断具1を製造することができる。
【0021】また、本発明の中空室遮断具1に係る取付
部材は、溶接によって中空室内壁に固着される。このた
め、取付部材13の固着部17は、単なる板状片などで
よく、構造が単純で、成形が容易である。また、取付部
材13が固着される中空室内壁には、穿孔等の特別な加
工をする必要がない。
部材は、溶接によって中空室内壁に固着される。このた
め、取付部材13の固着部17は、単なる板状片などで
よく、構造が単純で、成形が容易である。また、取付部
材13が固着される中空室内壁には、穿孔等の特別な加
工をする必要がない。
【0022】さらに、取付部材13は支持部材7やその
係止部9とは別体で形成されているため、固着部17の
固着面を中空室内壁面に倣う形状に形成したり、支持部
材7の位置を中空室の所定内壁部の形状に対応して調整
するために、結合部15と固着部17とが成す角度を調
節したりすることが容易である。取付部材13全体が、
金属製の板状部材であると、上記変形や調整は、より容
易である。固着部17を中空室の内壁面に倣う形状に形
成することにより、スポット溶接によっても中空室遮断
具1を確実に固定することができ、中空室遮断具1がが
たつくのを防止することができる。また、結合部15と
固着部17との間を所定の角度に調整して、支持部材7
及び発泡性基材5を適当な位置に設けることで、発泡性
基材5を発泡させることで形成される発泡剤によって、
確実に中空室を遮断することができる。また、本実施形
態では、取付部材13は、支持部材7の第二の板状部8
bを第一の板状部8aに固定するために形成されている
係止部9の抜け止め11によって、支持部材7に確実に
係止されている。このように、第二の板状部8b、ある
いは発泡性基材5の抜け止めを、取付部材13の係止部
分として共用することができ、合理的である。
係止部9とは別体で形成されているため、固着部17の
固着面を中空室内壁面に倣う形状に形成したり、支持部
材7の位置を中空室の所定内壁部の形状に対応して調整
するために、結合部15と固着部17とが成す角度を調
節したりすることが容易である。取付部材13全体が、
金属製の板状部材であると、上記変形や調整は、より容
易である。固着部17を中空室の内壁面に倣う形状に形
成することにより、スポット溶接によっても中空室遮断
具1を確実に固定することができ、中空室遮断具1がが
たつくのを防止することができる。また、結合部15と
固着部17との間を所定の角度に調整して、支持部材7
及び発泡性基材5を適当な位置に設けることで、発泡性
基材5を発泡させることで形成される発泡剤によって、
確実に中空室を遮断することができる。また、本実施形
態では、取付部材13は、支持部材7の第二の板状部8
bを第一の板状部8aに固定するために形成されている
係止部9の抜け止め11によって、支持部材7に確実に
係止されている。このように、第二の板状部8b、ある
いは発泡性基材5の抜け止めを、取付部材13の係止部
分として共用することができ、合理的である。
【0023】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
ない。図6に、上記実施形態と同様の支持部材を備える
中空室遮断具の別の実施形態を示す。中空室遮断具31
では、取付部材33は、長方形状の平板状部材が約90
°に折り曲げられて形成されている。一方側の平板状部
は、結合部35に形成されており、係止部9を挿通可
能、且つ抜け止め11に係止可能な孔部36を、中央部
分に一つ備えている。また、他方側の平板状部は、固着
部37に形成されている。このように形成することで、
取付部材33を小型化して、軽量化することができる。
この場合においても、取付部材33は係止部9によっ
て、確実に連結されており、また、結合部35と固着部
37とが成す角度や、固着部37の固着面形状を中空室
内壁面に倣う形状に形成することができ、支持部材7の
中空室に対するがたつきを防いで、安定に中空室の所定
部位に設置することができる。また、取付部材33は、
4つの係止部9のいずれにも取付けることができる。こ
のため、取付けられる中空室内壁の形状に合わせて固着
部37の中空室内壁への溶着が容易となる位置の係止部
9に取り付けて、中空室遮断具31を安定に中空室内壁
に取り付けることができる。
ない。図6に、上記実施形態と同様の支持部材を備える
中空室遮断具の別の実施形態を示す。中空室遮断具31
では、取付部材33は、長方形状の平板状部材が約90
°に折り曲げられて形成されている。一方側の平板状部
は、結合部35に形成されており、係止部9を挿通可
能、且つ抜け止め11に係止可能な孔部36を、中央部
分に一つ備えている。また、他方側の平板状部は、固着
部37に形成されている。このように形成することで、
取付部材33を小型化して、軽量化することができる。
この場合においても、取付部材33は係止部9によっ
て、確実に連結されており、また、結合部35と固着部
37とが成す角度や、固着部37の固着面形状を中空室
内壁面に倣う形状に形成することができ、支持部材7の
中空室に対するがたつきを防いで、安定に中空室の所定
部位に設置することができる。また、取付部材33は、
4つの係止部9のいずれにも取付けることができる。こ
のため、取付けられる中空室内壁の形状に合わせて固着
部37の中空室内壁への溶着が容易となる位置の係止部
9に取り付けて、中空室遮断具31を安定に中空室内壁
に取り付けることができる。
【0024】また、図7に他の実施形態に係る中空室遮
断具41を示す。中空室遮断具41は、長方形板状の発
泡性基材45、二枚の板状部48a,48bを備える支
持部材47、及び取付部材53を備えている。
断具41を示す。中空室遮断具41は、長方形板状の発
泡性基材45、二枚の板状部48a,48bを備える支
持部材47、及び取付部材53を備えている。
【0025】支持部材47の第一の板状部48aは、長
方形状の板状部に形成され、上記実施形態と同様、係止
部49が一体成形によって垂設されている。この実施形
態では、係止部49は、先端に抜け止め11と同様の抜
け止め51を備えた長尺状部で、図7に示すように、板
状部48aの各長辺方向に沿って3個ずつ並べられ、計
6本設けられている。
方形状の板状部に形成され、上記実施形態と同様、係止
部49が一体成形によって垂設されている。この実施形
態では、係止部49は、先端に抜け止め11と同様の抜
け止め51を備えた長尺状部で、図7に示すように、板
状部48aの各長辺方向に沿って3個ずつ並べられ、計
6本設けられている。
【0026】支持部材47の第二の板状部48bは、図
7に示すように、第一の板状部48aと同様の幅を有す
るより短い長方形の薄板状に形成されている。第二の板
状部48bには、第一の板状部48aの各長辺の中央及
び一方の端部側に沿って設けられている計4本の係止部
49に対応する貫通孔が4個形成されている。第二の板
状部48bは、貫通孔に係止部49が挿通されて、抜け
止め51で係止されることによって第一の板状部48a
に固定される。
7に示すように、第一の板状部48aと同様の幅を有す
るより短い長方形の薄板状に形成されている。第二の板
状部48bには、第一の板状部48aの各長辺の中央及
び一方の端部側に沿って設けられている計4本の係止部
49に対応する貫通孔が4個形成されている。第二の板
状部48bは、貫通孔に係止部49が挿通されて、抜け
止め51で係止されることによって第一の板状部48a
に固定される。
【0027】一方、取付部材53は、図1〜3に示す取
付部材13と同様の形状に形成されており、一列に並ぶ
2つの孔部56を備えている。取付部材53は、孔部5
6に第2の板状部48bが挿通されない2本の係止部4
9が挿通されて、抜け止め51によって支持部材47
(第一の板状部48a)に固定状態に係止される。な
お、発泡性基材45には、上記実施形態と同様、各係止
部49に対応する位置に貫通孔が形成されている。
付部材13と同様の形状に形成されており、一列に並ぶ
2つの孔部56を備えている。取付部材53は、孔部5
6に第2の板状部48bが挿通されない2本の係止部4
9が挿通されて、抜け止め51によって支持部材47
(第一の板状部48a)に固定状態に係止される。な
お、発泡性基材45には、上記実施形態と同様、各係止
部49に対応する位置に貫通孔が形成されている。
【0028】中空室遮断具41は、支持部材47の第一
の板状部48aに、発泡性基材45が挿通され、その上
に支持部材47の第二の板状部48b及び取付部材53
の結合部55が上述のように挿通されて形成されてい
る。このとき、図7に示すように、係止部49で固定さ
れた第二の板状部48bと取付部材53の結合部55と
は、支持部材47の第一の板状部48aと略同じ形状の
長方形を構成しており、好ましくは、互いに密接して配
置される。
の板状部48aに、発泡性基材45が挿通され、その上
に支持部材47の第二の板状部48b及び取付部材53
の結合部55が上述のように挿通されて形成されてい
る。このとき、図7に示すように、係止部49で固定さ
れた第二の板状部48bと取付部材53の結合部55と
は、支持部材47の第一の板状部48aと略同じ形状の
長方形を構成しており、好ましくは、互いに密接して配
置される。
【0029】この中空室遮断具41では、取付部材53
の結合部55が、支持部材47の第二の板状部48bの
一部に共用されているため、図1〜3に示す上述の中空
室遮断具1よりも中空室遮断具41自体の厚みを低減す
ることができ、また、軽量化することができる。また、
結合部55が金属で形成されていると、発泡性基材45
を発泡させるときの熱をより良好に発泡性基材に伝達す
ることができる。
の結合部55が、支持部材47の第二の板状部48bの
一部に共用されているため、図1〜3に示す上述の中空
室遮断具1よりも中空室遮断具41自体の厚みを低減す
ることができ、また、軽量化することができる。また、
結合部55が金属で形成されていると、発泡性基材45
を発泡させるときの熱をより良好に発泡性基材に伝達す
ることができる。
【0030】さらに、図8,9に本発明に係る中空室遮
断具であって、支持部材が一枚の板状部材で形成され、
発泡性基材の他方の面がUV処理などによって、発泡が
抑制された面(発泡抑制面)に形成されることによって
発泡性基材の発泡による膨張方向が制御されている中空
室遮断具の実施形態を示す。
断具であって、支持部材が一枚の板状部材で形成され、
発泡性基材の他方の面がUV処理などによって、発泡が
抑制された面(発泡抑制面)に形成されることによって
発泡性基材の発泡による膨張方向が制御されている中空
室遮断具の実施形態を示す。
【0031】図8に示す中空室遮断具61は、長方形板
状の発泡性基材65と、板状部68から構成される支持
部材と、取付部材73とを有する。発泡性基材65は、
板状部68と接しない面が、UV照射などによって予め
架橋構造が形成された発泡抑制面65aに形成されてい
る。この発泡抑制面65aは、後述する板状部68と協
働することで発泡性基材65の発泡による膨張方向を制
御することができる。発泡性基材には、後述する支持部
材の係止部69aに対応するように短辺方向に1列に並
ぶ2個の貫通孔(図示しない)と係止部69bに対応す
る2個の非貫通孔(図示しない)とを有している。貫通
孔は、図8に示すように、取付部材73の結合部75が
配置される側に設けられており、発泡性基材65の長辺
方向に長い長方形状の開口断面に形成されている。非貫
通孔は、発泡抑制面65aを貫通しないように、反対側
面から発泡抑制面65a方向に向かって延びる孔部であ
る。
状の発泡性基材65と、板状部68から構成される支持
部材と、取付部材73とを有する。発泡性基材65は、
板状部68と接しない面が、UV照射などによって予め
架橋構造が形成された発泡抑制面65aに形成されてい
る。この発泡抑制面65aは、後述する板状部68と協
働することで発泡性基材65の発泡による膨張方向を制
御することができる。発泡性基材には、後述する支持部
材の係止部69aに対応するように短辺方向に1列に並
ぶ2個の貫通孔(図示しない)と係止部69bに対応す
る2個の非貫通孔(図示しない)とを有している。貫通
孔は、図8に示すように、取付部材73の結合部75が
配置される側に設けられており、発泡性基材65の長辺
方向に長い長方形状の開口断面に形成されている。非貫
通孔は、発泡抑制面65aを貫通しないように、反対側
面から発泡抑制面65a方向に向かって延びる孔部であ
る。
【0032】支持部材は、長方形状の一枚の板状部68
を備えている。板状部68上には、板状部68の長辺に
沿って二個ずつ二列に並ぶ計4本の係止部が垂設されて
いる。係止部69a,69bは、図8では、取付部材7
3が結合される側の2本の係止部69aの先端にのみ、
取付部材73を固定するための抜け止め71が形成され
ている。抜け止め71は、板状部68から垂設される長
尺状部分から、略垂直に屈曲された部分である。抜け止
め71は、発泡性基材65の長方形状の貫通孔を挿通可
能とされている。なお、他方の列を構成する2本の係止
部69bは、本実施形態では、発泡性基材65の非貫通
孔内に収容可能な柱状部に形成されている。
を備えている。板状部68上には、板状部68の長辺に
沿って二個ずつ二列に並ぶ計4本の係止部が垂設されて
いる。係止部69a,69bは、図8では、取付部材7
3が結合される側の2本の係止部69aの先端にのみ、
取付部材73を固定するための抜け止め71が形成され
ている。抜け止め71は、板状部68から垂設される長
尺状部分から、略垂直に屈曲された部分である。抜け止
め71は、発泡性基材65の長方形状の貫通孔を挿通可
能とされている。なお、他方の列を構成する2本の係止
部69bは、本実施形態では、発泡性基材65の非貫通
孔内に収容可能な柱状部に形成されている。
【0033】取付部材73は、図1に示す取付部材13
と略同様の形状に形成されている。結合部75の2つの
孔部76は、発泡性基材65の長方形状の開口断面を備
える貫通孔と同様の形状で、それぞれ貫通孔と対向する
位置に形成されている。この取付部材73は、係止部6
9aの抜け止め71で係止されることによって板状部6
8(支持部材)に固定されている。取付部材73は、板
状部68より図中左側(取付部材73の固着部77が設
けられる側)にずらされた状態で、長方形状の孔部76
を挿通可能とされており、孔部76を挿通後、取付部材
73を図中右側にずらすことによって、抜け止め71に
係止され、支持部材である板状部68と対向するように
配置される。なお、発泡性基材65の長方形状の貫通孔
は、係止部69a及び取付部材73の結合部75によっ
て、閉塞状態とされる。
と略同様の形状に形成されている。結合部75の2つの
孔部76は、発泡性基材65の長方形状の開口断面を備
える貫通孔と同様の形状で、それぞれ貫通孔と対向する
位置に形成されている。この取付部材73は、係止部6
9aの抜け止め71で係止されることによって板状部6
8(支持部材)に固定されている。取付部材73は、板
状部68より図中左側(取付部材73の固着部77が設
けられる側)にずらされた状態で、長方形状の孔部76
を挿通可能とされており、孔部76を挿通後、取付部材
73を図中右側にずらすことによって、抜け止め71に
係止され、支持部材である板状部68と対向するように
配置される。なお、発泡性基材65の長方形状の貫通孔
は、係止部69a及び取付部材73の結合部75によっ
て、閉塞状態とされる。
【0034】一方、図9に示す中空室遮断具81は、発
泡性基材85、板状部88を備える支持部材、及び取付
部材93を備えている。発泡性基材85及び支持部材の
構成は、図1に示す第二の板状部8bの代わりに発泡性
基材85の表面が発泡抑制面85aに形成されている他
は、略同様である。取付部材93は、上述の実施形態と
同様、結合部95及び固着部97を備えた金属部材であ
る。取付部材93の結合部95は、図9に示すように支
持部材の板状部88の長辺に沿って延びる長尺状に形成
されており、板状部88の一長辺に沿って配置されてい
る2本の係止部89を挿通可能な孔部96を2個備えて
おり、2本の係止部89に通されている。本形態では、
発泡性基材85が支持部材の係止部89の抜け止めによ
って係止され、固定されることによって、取付部材93
が係止され、固定されてる。また、図示しないが、係止
部89の板状部88に近接する部分に新たなクリップ部
等を形成して、取付部材93の抜け止めとしても良い。
泡性基材85、板状部88を備える支持部材、及び取付
部材93を備えている。発泡性基材85及び支持部材の
構成は、図1に示す第二の板状部8bの代わりに発泡性
基材85の表面が発泡抑制面85aに形成されている他
は、略同様である。取付部材93は、上述の実施形態と
同様、結合部95及び固着部97を備えた金属部材であ
る。取付部材93の結合部95は、図9に示すように支
持部材の板状部88の長辺に沿って延びる長尺状に形成
されており、板状部88の一長辺に沿って配置されてい
る2本の係止部89を挿通可能な孔部96を2個備えて
おり、2本の係止部89に通されている。本形態では、
発泡性基材85が支持部材の係止部89の抜け止めによ
って係止され、固定されることによって、取付部材93
が係止され、固定されてる。また、図示しないが、係止
部89の板状部88に近接する部分に新たなクリップ部
等を形成して、取付部材93の抜け止めとしても良い。
【0035】このように、本発明は、発泡が抑制された
面を備える発泡性基材と板状部とを組合わせることによ
って発泡性基材の発泡による膨張方向を制御する形態の
中空室遮断具においても有効である。図8、図9に示す
ように、結合部75,95と固着部77,97とが成す
角度は、図1をはじめとする他の実施形態と同様、所定
の角度に調節することができ、固着部77,97の固着
面は中空室内壁面に倣う形状に形成することができる。
このため、支持部材が二枚の板状部を備えていない場合
でも、簡単な構成で、中空室を略垂直に横断するように
取付けたり、中空室内面に確実に取り付けてがたつきを
防止したりすることができる。
面を備える発泡性基材と板状部とを組合わせることによ
って発泡性基材の発泡による膨張方向を制御する形態の
中空室遮断具においても有効である。図8、図9に示す
ように、結合部75,95と固着部77,97とが成す
角度は、図1をはじめとする他の実施形態と同様、所定
の角度に調節することができ、固着部77,97の固着
面は中空室内壁面に倣う形状に形成することができる。
このため、支持部材が二枚の板状部を備えていない場合
でも、簡単な構成で、中空室を略垂直に横断するように
取付けたり、中空室内面に確実に取り付けてがたつきを
防止したりすることができる。
【0036】以上、種々の実施の形態について述べた
が、以下のようにまとめることができる。図1、図5
(c)、図6、図7、図8に示すように、取付け部材の結
合部が、支持部材の係止部であって、発泡性基材及び/
又は支持部材の他方側の板状部を抜け止めするための抜
け止め部分に直接接するように設けられる態様がある。
この場合、発泡成形時に発泡性基材の剛性が低下して
も、抜け止め部分に接する取付け部材はぐらつきにく
く、支持部材が安定に所定の位置に保持される。特に、
図1、図5 (c)、図6に示すように、取付け部材の結
合部が、発泡性基材の両面に配置される支持部材の一方
の板状部と支持部材の係止部における抜け止め部分との
間に設けられる態様がある。この態様では、支持部材の
結合部は、板状部と係止部の抜け止め部分とで安定に固
定される。特に、発泡成形時においても、支持部材を良
好に保持できる。また、図5(a),(b)、図7、図
8、図9に示すように、取付け部材の結合部が、発泡性
基材の一面に直接接するように設けられる態様がある。
この場合、金属製の結合部では、発泡性基材の発泡成形
のための熱を発泡性基材により良好に伝達させることが
できる。なお、このような態様としては、図5(a),
(b)、図9に示すように、発泡性基材と支持部材の板状
部との間に取り付け部材の結合部が設けられる態様と、
図7、図8に示すように発泡性基材と係止部の抜け止め
部分との間に取り付け部材の結合部が設けられる態様と
がある。また、図7に示すように、支持部材は、発泡性
基材の両面に設けられる二枚の板状部を備え、取付け部
材の結合部が一方の板状部の一部に共用される態様があ
る。この態様では、支持部材の一方の板状部に対して結
合部は密接して配置されることが好ましく、具体的に
は、連続面を形成するように設けられることが好まし
い。この態様では、取付部材は安定に支持部材に取り付
けられ、且つ発泡性基材への発泡成形用の熱の伝達を向
上させることができる。さらに、支持部材の一方の板状
部と取付部材の結合部との重複部分をなくすことによっ
て、軽量化を図ることができる。
が、以下のようにまとめることができる。図1、図5
(c)、図6、図7、図8に示すように、取付け部材の結
合部が、支持部材の係止部であって、発泡性基材及び/
又は支持部材の他方側の板状部を抜け止めするための抜
け止め部分に直接接するように設けられる態様がある。
この場合、発泡成形時に発泡性基材の剛性が低下して
も、抜け止め部分に接する取付け部材はぐらつきにく
く、支持部材が安定に所定の位置に保持される。特に、
図1、図5 (c)、図6に示すように、取付け部材の結
合部が、発泡性基材の両面に配置される支持部材の一方
の板状部と支持部材の係止部における抜け止め部分との
間に設けられる態様がある。この態様では、支持部材の
結合部は、板状部と係止部の抜け止め部分とで安定に固
定される。特に、発泡成形時においても、支持部材を良
好に保持できる。また、図5(a),(b)、図7、図
8、図9に示すように、取付け部材の結合部が、発泡性
基材の一面に直接接するように設けられる態様がある。
この場合、金属製の結合部では、発泡性基材の発泡成形
のための熱を発泡性基材により良好に伝達させることが
できる。なお、このような態様としては、図5(a),
(b)、図9に示すように、発泡性基材と支持部材の板状
部との間に取り付け部材の結合部が設けられる態様と、
図7、図8に示すように発泡性基材と係止部の抜け止め
部分との間に取り付け部材の結合部が設けられる態様と
がある。また、図7に示すように、支持部材は、発泡性
基材の両面に設けられる二枚の板状部を備え、取付け部
材の結合部が一方の板状部の一部に共用される態様があ
る。この態様では、支持部材の一方の板状部に対して結
合部は密接して配置されることが好ましく、具体的に
は、連続面を形成するように設けられることが好まし
い。この態様では、取付部材は安定に支持部材に取り付
けられ、且つ発泡性基材への発泡成形用の熱の伝達を向
上させることができる。さらに、支持部材の一方の板状
部と取付部材の結合部との重複部分をなくすことによっ
て、軽量化を図ることができる。
【0037】
【発明の効果】本発明では、中空室遮断具を中空室の所
定部位に合理的に取り付けられる中空室遮断具を提供す
ることができる。
定部位に合理的に取り付けられる中空室遮断具を提供す
ることができる。
【図1】図1は、本発明の一実施の形態に係る中空室遮
断具の斜視図である。
断具の斜視図である。
【図2】図2は、図1の中空室遮断具の分解斜視図であ
る。
る。
【図3】図3は、図1の中空室遮断具の取付け部材が設
けられている係止部部分の側断面図である。
けられている係止部部分の側断面図である。
【図4】図4は、本発明の取付部材における固着部の固
着面の形状の例を示す斜視図である。
着面の形状の例を示す斜視図である。
【図5】図5は、本発明における取付部材と支持部材及
び発泡性基材との種々の位置関係を例示する断面図であ
る。
び発泡性基材との種々の位置関係を例示する断面図であ
る。
【図6】図6は、本発明の他の実施形態に係る中空室遮
断具の斜視図である。
断具の斜視図である。
【図7】図7は、本発明の他の実施形態に係る中空室遮
断具の斜視図である。
断具の斜視図である。
【図8】図8は、本発明のさらに別の実施形態に係る中
空室遮断具の斜視図である。
空室遮断具の斜視図である。
【図9】図9は、本発明のさらに別の実施形態に係る中
空室遮断具の斜視図である。
空室遮断具の斜視図である。
1,31,41,61,81 中空室遮断具 5,45,65,85 発泡性基材 65a,85a 発泡抑制面 6,8c 貫通孔 7,47 支持部材 8a,8b,48a,48b,68,88 板状部 9,49,69a,69b,89 係止部 11,51,71 抜け止め 13,33,53,73,93 取付部材 15,35,55,75,95 結合部 16,36,56,76,96 孔部 17,37,77,97 固着部
Claims (3)
- 【請求項1】中空構造物の中空室内で発泡性基材を発泡
させて中空室を遮断する中空室遮断具であって、 発泡性基材と、この発泡性基材を支持する板状の支持部
材と、この支持部材を中空室の所定部位に取り付けるた
めの取付部材とを有し、 前記支持部材は、前記発泡性基材を固定する係止部を備
え、 前記取付部材は、前記係止部によって前記支持部材に係
止される結合部と、中空室の所定内壁部に溶接によって
固着される固着部とを有していることを特徴とする中空
室遮断具。 - 【請求項2】請求項1に記載の中空室遮断具であって、 前記取付部材の固着部は、中空室の前記所定内壁部の内
面形状に倣う形状に形成されることを特徴とする中空室
遮断具。 - 【請求項3】請求項1又は2に記載の中空室遮断具であ
って、 前記取付部材の固着部と結合部とが成す角度は、前記中
空室の所定内壁部の形状に対応して調整されることを特
徴とする中空室遮断具。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2001017444A JP2002221968A (ja) | 2001-01-25 | 2001-01-25 | 中空室遮断具 |
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Publication Number | Publication Date |
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ID=18883657
Family Applications (1)
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JP2001017444A Pending JP2002221968A (ja) | 2001-01-25 | 2001-01-25 | 中空室遮断具 |
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- 2001-01-25 JP JP2001017444A patent/JP2002221968A/ja active Pending
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