JPH08282396A - 中空構造物における発泡性材料の支持構造 - Google Patents

中空構造物における発泡性材料の支持構造

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JPH08282396A JP7095390A JP9539095A JPH08282396A JP H08282396 A JPH08282396 A JP H08282396A JP 7095390 A JP7095390 A JP 7095390A JP 9539095 A JP9539095 A JP 9539095A JP H08282396 A JPH08282396 A JP H08282396A
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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C44/00Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
    • B29C44/02Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles
    • B29C44/12Incorporating or moulding on preformed parts, e.g. inserts or reinforcements
    • B29C44/18Filling preformed cavities

Abstract

(57)【要約】 【目的】 中空構造物の中空室に対し、その内周壁面に
沿って環状をなす発泡性材料を、前記中空室の断面より
も小さいプレート本体を有するホルダプレートによって
保持することで、発泡性材料の発泡膨張による発泡体
と、プレート本体とにより中空室を遮断するようにし、
これによって、少量の発泡性材料によって中空構造物の
中空室を効率よく遮断する。 【構成】 中空構造物1の中空室5の内周壁面に沿って
環状の発泡性材料21を形成してホルダプレート31によっ
て中空室5に保持する。ホルダプレート31は、中空室5
の断面よりも小さいプレート本体32と、発泡性材料21の
内周面に沿ってプレート本体22に設けられた周壁部33
と、プレート本体32の周囲又は周壁部33のうちの少なく
とも一方から張出され発泡性材料21の発泡を制限する制
限フランジ34又は35と、をそれぞれ備える。発泡性材料
21は、一部が切り離されて開口され、その開口部には係
止手段25が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、中空構造物における
発泡性材料の支持構造に関し、主として複数のパネルに
よって中空の箱形閉じ断面に構成された車両ボディのピ
ラ−,ロッカ−パネル,ル−フサイドパネル等の中空構
造物の制振,防音等を高めるために、その中空室内に対
し、外部加熱により発泡することで、前記中空室を遮断
する発泡性材料を支持するための支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、中空構造物としてのピラ−101 の
中空室106 に発泡性材料121 を支持するために、例え
ば、図8に示すように、インナピラ−パネル102 の外方
からボルト111 を挿入し、該ボルト111 のねじ部111aを
中空室106 の内部に所要長さだけ突入させた状態におい
て、そのねじ部111aにワッシャ120 を介して発泡性材料
121 を差込むことで、ピラ−101 の中空室106 の内部に
発泡性材料121 を支持する構造のものがある。また、前
記したような発泡性材料やその発泡性材料の支持構造
は、例えば、特開平2-276836号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したよ
うに、ピラ−101 の中空室106 に突入されたボルト111
のねじ部111aに発泡性材料121 を差込んで支持する従来
の支持構造にあっては、ピラ−101 の外部からの加熱に
よって発泡性材料121 が発泡膨張される際、その発泡性
材料121 の発泡方向が制限されることなく、同発泡性材
料121 は、図9に示すように、中空室106 の長手方向へ
も必要以上に発泡膨張され、発泡体122 となる。このた
め、発泡性材料121 の発泡膨張が完了した時点におい
て、その発泡体122 によって中空室106 の遮断を確実化
するためには、多量の発泡性材料121 が必要となり、コ
スト高となった。
【0004】この発明の目的は、前記従来の問題点に鑑
み、中空構造物の中空室に対し、その内周壁面に沿って
環状をなす発泡性材料を、前記中空室の断面よりも小さ
いプレート本体を有するホルダプレートによって保持す
ることで、前記発泡性材料の発泡膨張による発泡体と、
前記プレート本体とにより中空室を遮断するようにし、
これによって、少量の発泡性材料によって中空構造物の
中空室を効率よく遮断する。また、前記ホルダプレート
に対し、発泡性材料を容易に組付けることができ、かつ
同発泡性材料を環状に保持して発泡膨張させることがで
きる中空構造物における発泡性材料の支持構造を提供す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係る中空構造物における発泡性材
料の支持構造は、中空構造物の中空室内に対し、外部加
熱によって発泡することで前記中空室を遮断する発泡性
材料を支持するための支持構造であって、前記中空室の
内周壁面に沿って環状をなす発泡性材料を形成するとと
もに、前記発泡性材料をホルダプレートによって前記中
空室に保持し、前記ホルダプレートは、前記中空室の断
面よりも小さいプレート本体と、前記発泡性材料の内周
面に沿って前記プレート本体に設けられた周壁部と、前
記プレート本体の周囲又は周壁部のうちの少なくとも一
方から張出され前記発泡性材料の発泡を制限する制限フ
ランジと、をそれぞれ備え、前記発泡性材料は、一部が
切り離されて開口され、その相対する開口部には係脱可
能に係合して、前記開口部を閉じる係止手段が設けられ
ている。また、請求項2の発明に係る中空構造物におけ
る発泡性材料の支持構造は、請求項1に記載の中空構造
物における発泡性材料の支持構造において、係合手段
は、発泡性材料の開口部のうち、一方の開口面から突出
する係止突起と、他方の開口面に凹設された係合凹部と
により構成されている。請求項3の発明に係る中空構造
物における発泡性材料の支持構造は、請求項1又は2に
記載の中空構造物における発泡性材料の支持構造におい
て、係止突起は、その基端部から先端部に向かうにした
がって幅寸法が増大された逆テーパ状に形成される一
方、係合凹部は係止突起が横方向から係脱可能に差込ま
れるあり溝状に形成されている。
【0006】
【作用】前記したように構成されるこの発明に係る中空
構造物における発泡性材料の支持構造において、まず、
発泡性材料は、その開口部において拡開されながらホル
ダプレートの周壁部に嵌込まれ、同ホルダプレートの開
口部が係止手段によって閉じられることで、ホルダプレ
ートに発泡性材料が組付けられる。このため、ホルダプ
レートのプレート本体の周囲又は周壁部から張出される
制限フランジによって発泡性材料の組付けが困難となる
不具合が生じない。前記したように、ホルダプレートに
発泡性材料が組付けられた後、中空構造物の中空室にホ
ルダプレートと共に発泡性材料が配設される。ここで、
中空構造物の外部からの加熱によって発泡性材料が発泡
膨張する。このとき、発泡性材料は係止手段によって環
状に閉じられた状態で発泡膨張する。さらに、発泡性材
料の両側部のうちの少なくとも片側への発泡は制限フラ
ンジによって制限されるため、前記中空室の内周壁面に
向かう方向に対して発泡性材料の発泡膨張が促進され、
その発泡膨張による発泡体の周縁部が中空室の内周壁面
に確実に密着する。また、前記発泡体の内周側は、ホル
ダプレートのプレート本体の周縁部やその周壁部に確実
に密着する。そして、前記発泡体とプレート本体によっ
て中空室が効果的にかつ遮断不良なく確実に遮断され
る。また、発泡性材料の開口部のうち、一方の開口面か
ら突出する係止突起と、他方の開口面に凹設された係合
凹部によって係止手段を構成することで、係止手段を専
用の部品によって構成する必要性が解消される。さら
に、係止突起を逆テーパ状とし、係合凹部を係止突起が
横方向から差込まれるあり溝状とすることで、発泡性材
料が環状の閉じ状態に良好に保持される。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1〜図7にし
たがって説明する。図4と図5において、車両ボディの
ピラー、ロッカパネル、ルーフサイドパネル等を構成す
る中空構造物1は、複数枚、この実施例ではアッパパネ
ル2、ロアパネル3及びサイドパネル4の計3枚の金属
製パネルの各フランジ2a,3a,4aがスポット溶接されるこ
とで、中空の箱形閉じ断面に形成されている。
【0008】前記中空構造物1の中空室5の内部には、
外部からの加熱によって発泡膨張することで前記中空室
5を遮断する発泡性材料21がホルダプレート31によって
支持された状態で取付けられている。発泡性材料21は、
図1〜図3に示すように、中空室5の内周壁面に沿いか
つ所要の隙間を隔てて略環状をなす板状に形成されてい
る。さらに、前記発泡性材料21はホルダプレート31に対
する組付け性を考慮して一部が切り離されて開口され、
その開口部には係脱可能に係合して前記開口部を閉じる
係止手段25が設けられている。
【0009】また、この実施例において、前記係止手段
25は専用の部品によって構成されることなく、前記発泡
性材料21の開口部のうち、一方の開口面から突出する係
止突起26と、他方の開口面に凹設された係合凹部27とに
よって構成されている。さらに、前記係止突起26と係合
凹部27との係合力を高めてその外れを積極的に防止する
ために、係止突起26は、その基端部から先端部に向かう
にしたがって幅寸法が増大された逆テーパ状に形成され
る一方、係合凹部27は係止突起26が横方向から係脱可能
に差込まれるあり溝状に形成されている。
【0010】また、この実施例において、前記発泡性材
料21として、例えば、特開平2-276836号公報に開示され
ている配合をもつ発泡性材料が用いられる。ちなみに、
この発泡性材料の配合は、エチレンとメチルアクリレ−
トのコポリマ−MIO.7,MA15重量%63.55,LDPE
(融点 1.5℃、密度0.919)275 ,4,4-ジ- tertブチルベ
ルオキシn-ブチルバレレ−ト(トリゴノックス(Trigon
ox) 29/40 )0.63, ビス(tert−ブチルベルオキシイソ
プロピル)ベンゼン (パ−カドックス(Perkadox) 14
/40 ) 1.63,ベンゼンスルホニルヒドラジド (セロ−
ゲン(Cellogen) OT) 3.62, アゾジカ−ボンアミド(ポ
ロフォ−(Porofor ) ADC-K )ADC-K ) 1.81,及びジ−
エチレングリコ−ル(DEG)1.81(全比率は重量基準)で
ある。ポロフォ−成分は発泡活性を活性化する亜鉛を含
む。そして、射出成形や押出成形によって必要とされる
特定形状の発泡性材料21が形成される。この発泡性材料
21は 110℃〜 190℃の温度で発泡、硬化され、独立気泡
の発泡体となる。なお、発泡性材料21は前記配合のもの
に限定するものではなく、加熱発泡する発泡性材料であ
ればよい。
【0011】前記中空室5の内部に発泡性材料21を保持
するためのホルダプレート31は、プレート本体32、周壁
部33、第1制限フランジ34、第2制限フランジ35及び固
定フランジ36をそれぞれ一体に備えるとともに、1枚の
金属板を素材としてプレス加工されることで形成されて
いる。前記プレート本体32は、中空室5の断面よりも適
宜に小さい形状に形成されており、そのプレート本体32
の周囲には同プレート本体32と同一面をなして張出され
た第1制限フランジ34と、発泡性材料21の内周面に沿い
かつプレート本体32に対し直角状に折曲された周壁部33
とが交互に形成されている。この実施例において、図1
又は図4に向って上下左右の各中央部計4箇所に第1制
限フランジ34がそれぞれ形成され、これら第1制限フラ
ンジ34の間の4箇所に周壁部33がそれぞれ形成されてい
る。
【0012】また、前記各周壁部33の先端には、第1制
限フランジ34と平行して張出す第2制限フランジ35が折
曲げ形成されている。前記プレート本体32の上部に張出
された第1制限フランジ34の張出端には、中空構造物1
のアッパパネル2の内面にスポット溶接によって固定さ
れる固定片36が直角状に折曲形成されている。
【0013】上述したように構成されるこの実施例にお
いて、中空構造物1を構成するアッパパネル2、ロアパ
ネル3及びサイドパネル4をその相互のフランジ2a,3a,
4aにおいてスポット溶接する前に、前記アッパパネル2
の内面にホルダプレート31がその固定フランジ36におい
てスポット溶接によって固定される。また、前記ホルダ
プレート31には未発泡の発泡性材料21が組付けられる。
この発泡性材料21の組付けに際し、図2に示すように、
発泡性材料21は、その開口部においての係止突起26と係
合凹部27との係合が外された状態のもとで拡げられ、前
記周壁部33の外周に嵌込まれた後、図3と図4に示すよ
うに、係止突起26が係合凹部27の横方向から差込まれて
係合されることで発泡性材料21の開口部が閉じられ、こ
れによってホルダプレート31に発泡性材料21が組付けら
れる。このため、第1、第2の制限フランジ34,35 によ
ってホルダプレート31に対する環状の発泡性材料21の組
付けが困難となる不具合が生じない。その後、アッパパ
ネル2、ロアパネル3及びサイドパネル4が、その相互
のフランジ2a,3a,4aにおいてスポット接続され、中空の
箱形閉じ断面をなす中空構造物1が構成される。ここ
で、外部からの加熱、例えば、車両ボディの焼付塗装の
際の外部加熱によって前記発泡性材料21が図4と図5に
示すように発泡膨張され、発泡体23となる。
【0014】前記発泡性材料21が発泡膨張される際、そ
の発泡性材料21は係止突起26と係合凹部27の係合力に基
づいて閉じ状態に保たれて発泡膨張する。さらに、前記
発泡性材料21の左右両側部にそれぞれ対向している第
1、第2の各制限フランジ34,35 によって発泡性材料21
の左右両側方に対する発泡が制限される。このため、前
記中空室5の長手方向に対しては、その発泡性材料21の
発泡膨張が第1、第2の各制限フランジ34,35 によって
制限され、中空室5の内周壁面に向かう方向に対して前
記発泡性材料21の発泡膨張が効果的に促進される。そし
て、発泡性材料21の発泡膨張による発泡体23の周縁部が
中空室5の内周壁面に確実かつ良好に密着する。また、
前記発泡体23の内周側は、ホルダプレート31のプレート
本体32の周縁部やその周壁部に確実に密着する。そし
て、前記発泡体23とプレート本体32によって中空室5が
遮断される。この結果、きわめて少ない量の発泡性材料
21の発泡膨張による発泡体23とプレート本体32によって
中空室5が効率よくかつ遮断不良なく確実に遮断され
る。
【0015】なお、前記実施例においては、ホルダプレ
ート31は一板の金属板を素材としてプレス加工されるこ
とで形成される場合を例示したが、これに限るものでは
なく、複数枚の金属板によって構成してもよく、また、
固定フランジ36のみを中空構造物1に溶接可能な金属板
とし、他の部分を合成樹脂の射出成形によって形成して
もよい。さらに、中空構造物1の内周壁面に対し、ホル
ダプレート31をその固定フランジ36において耐熱性の接
着剤によって接着することで固定してもよい。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
中空構造物の外部からの加熱によって発泡性材料が発泡
膨張される際、係止手段によって発泡性材料が環状に閉
じられた状態で発泡膨張するとともに、発泡性材料の両
側部のうちの少なくとも片側への発泡は制限フランジに
よって制限され、その発泡膨張による発泡体の周縁部が
中空室の内周壁面に、同発泡体の内周側がプレート本体
の周縁部や周壁部にそれぞれ確実に密着する。この結
果、きわめて少量の発泡性材料によって中空室を効率よ
くかつ遮断不良なく確実に遮断することができ、防振・
防音を良好に得ることができる。さらに、ホルダプレー
トのプレート本体の周壁部に環状の発泡性材料を組付け
るときには、発泡性材料を、その開口部において拡開し
ながらプレート本体の周壁部に発泡性材料を嵌込んで容
易に組付けることができるため、ホルダプレートのプレ
ート本体の周囲又は周壁部から張出される制限フランジ
によって発泡性材料の組付けが困難となる不具合が生じ
ない。また、発泡性材料の開口部のうち、一方の開口面
から突出する係止突起と、他方の開口面に凹設された係
合凹部によって係止手段を構成することで、係止手段を
専用の部品によって構成する必要性を解消することがで
き、この分だけ部品点数を軽減してコスト低減を図るこ
とができる。さらに、係止突起を逆テーパ状とし、係合
凹部を係止突起が横方向から差込まれるあり溝状とする
ことで、発泡性材料を環状の閉じ状態に良好に保持する
ことができ、開口部が不測に開かれることが原因となる
発泡不良を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のホルダプレートと発泡性
材料とを分離した状態を示す斜視図である。
【図2】同じく発泡性材料の開口部における係止突起と
係合凹部との係合が外された状態を示す斜視図である。
【図3】同じく係止突起と係合凹部との係合によって発
泡性材料の開口部が閉じられた状態を示す斜視図であ
る。
【図4】同じく中空構造物の中空室にホルダプレートに
よって発泡性材料が支持された状態を示す正断面図であ
る。
【図5】同じく図4のV(A) −V(A) 及びV(B) −V
(B) 線にそれぞれ基づく断面図である。
【図6】同じく中空室内に発泡性材料が発泡膨張された
状態を示す正断面図である。
【図7】同じく図6のVII(A)−VII(A)及びVII(B)−VII
(B)線にそれぞれ基づく断面図である。
【図8】従来の発泡性材料の支持構造を示す断面図であ
る。
【図9】同じく発泡性材料が発泡膨張された状態を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 中空構造物 5 中空室 21 発泡性材料 23 発泡体 25 係止手段 26 係止突起 27 係合凹部 31 ホルダプレート 32 プレート本体 33 周壁部 34 第1制限フランジ 35 第2制限フランジ 36 固定フランジ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空構造物の中空室内に対し、外部加熱
    によって発泡することで前記中空室を遮断する発泡性材
    料を支持するための支持構造であって、 前記中空室の内周壁面に沿って環状をなす発泡性材料を
    形成するとともに、前記発泡性材料をホルダプレートに
    よって前記中空室に保持し、 前記ホルダプレートは、前記中空室の断面よりも小さい
    プレート本体と、前記発泡性材料の内周面に沿って前記
    プレート本体に設けられた周壁部と、前記プレート本体
    の周囲又は周壁部のうちの少なくとも一方から張出され
    前記発泡性材料の発泡を制限する制限フランジと、をそ
    れぞれ備え、 前記発泡性材料は、一部が切り離されて開口され、その
    相対する開口部には係脱可能に係合して、前記開口部を
    閉じる係止手段が設けられていることを特徴とする中空
    構造物における発泡性材料の支持構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の中空構造物における発
    泡性材料の支持構造において、係合手段は、発泡性材料
    の開口部のうち、一方の開口面から突出する係止突起
    と、他方の開口面に凹設された係合凹部とにより構成さ
    れていることを特徴とする中空構造物における発泡性材
    料の支持構造。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の中空構造物における発
    泡性材料の支持構造において、係止突起は、その基端部
    から先端部に向かうにしたがって幅寸法が増大された逆
    テーパ状に形成される一方、係合凹部は係止突起が横方
    向から係脱可能に差込まれるあり溝状に形成されている
    ことを特徴とする中空構造物における発泡性材料の支持
    構造。
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