JP2000230363A - 取り付け装置 - Google Patents

取り付け装置

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JP2000230363A
JP2000230363A JP2000034898A JP2000034898A JP2000230363A JP 2000230363 A JP2000230363 A JP 2000230363A JP 2000034898 A JP2000034898 A JP 2000034898A JP 2000034898 A JP2000034898 A JP 2000034898A JP 2000230363 A JP2000230363 A JP 2000230363A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取り付け部品をベースプレートに簡易にかつ
速やかに取り付けることができるとともに、簡易にかつ
速やかに取り外すことのできる取り付け装置を提供す
る。 【解決手段】 ヒンジの支持アーム4を、合わせピンや
ねじ2などによって、パネルに取り付け可能で、取り付
け部品や他の部品12を取り付けることができるベース
プレート1を有する家具のパネル3に取り付ける取り付
け装置であって、ベースプレート1と、取り付け部品
4、12が、互いにフック結合し得る複数の突出部24
および/または屈曲部27を一端部に有し、両者をイン
ターロックするデバイスを他端部領域に有することを特
徴とする取り付け装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、取り付け部品、好
ましくは、ヒンジの支持アームを、合わせピンやねじな
どによって、パネルに取り付け可能で、取り付け部品や
他の部品を取り付けることができるベースプレートを有
する家具のパネルに取り付ける装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】たとえば、家具ドアが戸棚のサイドパネ
ルに取り付けられるとき、すでに家具ドアに取り付けら
れているヒンジのヒンジアームが、すでに家具ドアに取
り付けられているサイドパネルやベースプレートにねじ
込まれる必要がなければ、組立て作業をかなり容易にお
こなうことができるが、スナップ留め具によって、サイ
ドパネルにあらかじめ取り付けられたベースプレート上
に、単にロックすることができるにすぎない。あらかじ
め取り付けられたベースプレートと、通常、ヒンジアー
ムを支持する中間プレート上に配置され、ロックデバイ
スを備えたヒンジアームとを、このようにロックによっ
て結合することは、種々の態様で知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、容易
に、しかも、強固に取り付けることのできるこれらのロ
ックデバイスは、通常、複雑なロックデバイスを必要と
し、したがって、ヒンジ、あるいは、ベースや中間プレ
ートのコストをより高いものにする。
【0004】したがって、本発明は、取り付け部品、好
ましくは、ヒンジの支持アームを、合わせピンやねじな
どによって、パネルに取り付け可能で、取り付け部品や
他の部品を取り付けることができるベースプレートを有
する家具のパネルに取り付ける取り付け装置であって、
取り付け部品をベースプレートに簡易にかつ速やかに取
り付けることができるとともに、簡易にかつ速やかに取
り外すことのできる取り付け装置を提供することを目的
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
取り付け部品、好ましくは、ヒンジの支持アームを、合
わせピンやねじなどによって、パネルに取り付け可能
で、取り付け部品や他の部品を取り付けることができる
ベースプレートを有する家具のパネルに取り付ける取り
付け装置であって、前記ベースプレートと、前記取り付
け部品が、互いにフック結合し得る複数の突出部および
/または屈曲部を一端部に有し、両者をインターロック
するデバイスを他端部領域に有する取り付け装置によっ
て達成される。
【0006】本発明の好ましい実施態様においては、前
記ベースプレートと、それに結合された前記取り付け部
品あるいは部品が、平行移動によって、背後で、互いに
把持し合う連結位置に移動可能で、前記ベースプレート
が、他端部領域において、回転可能ではあるが、軸方向
に移動不能で、前記ベースプレートを覆う位置から、前
記ベースプレート上に突出する位置に回転可能なディス
ク状の偏心ヘッドを備え、前記ベースプレート上に突出
する位置において、前記偏心ヘッドが、前記取り付け部
品の貫通孔内を貫通し、前記貫通孔のエッジの肩部上を
把持し、互いにフック結合されるべき部品が連結位置に
移動するように、前記取り付け部品を押すように構成さ
れている。
【0007】本発明にかかる取り付け装置は、簡易で、
かつ、強固であって、取り外し可能に、取り付け部品を
あらかじめ取り付けられたベースプレートに結合するこ
とを可能とする。ベースプレートに結合される取り付け
部品あるいは部品を、単に、ベースプレート上にセット
し、引き続いて、スクリュードライバなどの道具を用い
て、強固な結合を実現するために、全回転量の一部分だ
け、偏心ヘッドを回転させて、取り付け部品あるいは部
品をベースプレートに結合させるだけでよい。偏心ヘッ
ドを、対応する回転量だけ、逆方向に回転させることに
よって、結合を取り外すことができる。本発明にかかる
取り付け装置は、ねじあるいは挿入可能な合わせピンに
よって、支持部品のあらかじめくり貫かれた穴内に、簡
易に、ベースプレートを取り付けることができるため、
容易に、取り付けることが可能である。
【0008】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記取り付け部品の連結部品がプレートによって構
成されている。
【0009】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、ベースプレートは、その前方端部に、鋭角のエッジ
を有し、前記プレートが、前記エッジを背後で把持する
相補的な屈曲部を有し、それによって、2つの部品が互
いに、簡易にフック結合されるように構成されている。
【0010】本発明のさらに別の好ましい実施態様にお
いては、前記プレートの前記貫通孔の前記エッジの前記
ヘッドによって把持される前記肩部が、ウェッジ状の面
取り部を備え、それによって、前記偏心ヘッドが回転さ
れるとき、前記取り付け部品が、前記ベースプレートに
固定されるように構成されている。
【0011】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、本発明の前記目的は、前記ベースプレートと、前記
取り付け部品が、両端部に、平行移動および背後での相
互把持によって、互いにフック結合可能な部品を有し、
前記ベースプレートに、プレート状の偏心ヘッドが回転
可能ではあるが、軸方向に移動不能に設けられ、前記偏
心ヘッドが前記取り付け部品の貫通孔を貫通し、前記貫
通孔のエッジと係合して、それによって、互いにフック
結合されるべき部品を連結位置に移動させるように構成
された取り付け装置によって達成される。
【0012】本発明によれば、ドアを支持する多数のヒ
ンジを家具のパネルに取り付けなければならないとき
に、とくに好適な装置の取り付けを簡易化するため、前
記ベースプレートあるいは前記ベースプレートに結合さ
れた前記中間プレートにフック結合され、前記ベースプ
レートと互いにフック結合される前記取り付け部品が、
弾性を有するスナップ結合によって、前記フック結合部
と反対側の端部領域において、事前取り付けの目的で、
互いにゆるく固定することができるように構成されてい
る。本発明のこの実施態様によれば、簡易にフック結合
し、押し下げることによって、家具などのパネルに、取
り付け部品あるいはヒンジアームをゆるく結合すること
が可能になり、それによって、取り付け部品あるいは中
間プレートを、ベースプレートにインターロックする前
に、所望の調整をすることが可能になる。
【0013】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記取り付け部品が、端部領域に、ベースプレート
の面内に押圧されたときに、後部において面取りされた
前記ベースプレートのロックエッジの背後で、スナップ
結合する弾性要素を有している。
【0014】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記弾性要素が、前記中間プレートの側部エッジ上
に保持されたスプリングワイアによって構成されてい
る。
【0015】本発明のさらに別の好ましい実施態様にお
いては、前記弾性要素が、前記偏心ヘッドと前記ベース
プレートとの間の偏心カムのシャフト上に保持されたス
プリングロックワッシャーによって構成されている。
【0016】本発明はまた、ヒンジによって結合される
べきドアなどの部品に取り付けられるべき底部プレート
に、凹部内に挿入可能なヒンジカップを取り付ける取り
付け装置に関するものである。かかる底部プレートは、
たとえば、ねじおよび必要があれば、合わせピンによっ
て、機械取り付けすることができる。ここに、本発明に
よれば、前記底部プレートが、前記凹部内に挿入可能に
構成され、かつ、前記ヒンジカップを前記底部プレート
にインターロックするインターロックデバイスが設けら
れている。
【0017】したがって、下方に配置された底部プレー
ト上へのヒンジカップのインターロックが、凹部の内部
で実行される。たとえば、凹部のリムを越えて延びるヒ
ンジカップフランジは、インターロックデバイスあるい
は穴からの干渉を受けず、滑らかな仕上がりを有してい
る。
【0018】本発明の好ましい実施態様においては、前
記インターロックデバイスが、前記底部プレートに取り
付けられ、前記ヒンジカップの底部とインターロック係
合可能に構成されている。一般に、反対の配置もまた可
能である。すなわち、インターロックデバイスがヒンジ
カップ上に位置していてもよい。しかしながら、上述の
実施態様は、省スペースの構成において利点を有してお
り、それは同時に操作を容易なものとする。
【0019】前記インターロックデバイスは、閉じた、
取り外し可能で、強固なインターロックにより構成さ
れ、とくに、インターロック可能な偏心カムとして設計
されていることが好ましい。ここに、前記インターロッ
クデバイスは、前記ヒンジカップが前記凹部内および前
記底部プレート上にセット可能な組立て位置と、前記ヒ
ンジカップが前記底部プレート上にインターロックされ
るインターロック位置との間で、移動可能である。本発
明の一つの好ましい実施態様においては、前記底部プレ
ートに取り付けられている回転可能な偏心ヘッドで、イ
ンターロック位置において、前記ヒンジカップの底部上
を把持する偏心ヘッドを備えている。偏心ヘッドは、デ
ィスク状をなし、その高さがほぼ前記ヒンジカップの底
部の厚さに対応する等しく偏心されているカラー上に位
置している。
【0020】閉じた状態で、ヒンジリンクの妨げとなる
ことを防止するため、ヒンジカップの底部が、底部上を
把持するインターロック可能な偏心カムの部分を受け入
れる中空部を有している。したがって、偏心ヘッドは、
ヒンジカップの底部表面上の障害物として、突出せず、
ヒンジカップの中空部内を下降される。
【0021】ヒンジカップが、偏心ヘッド上に、押出さ
れることを可能とするために、ヒンジカップの低部の中
空部内に、取り付け状態において、偏心ヘッドによって
貫通される凹部が設けられている。ヒンジリンクの妨げ
となることを、可能な限り防止し、ヒンジカップの取り
付けを容易にするため、凹部、すなわち、インターロッ
クデバイスは、ヒンジカップの中央部から、半径方向
に、わずかにオフセットして配置される。好ましくは、
半径方向のオフセットは、ヒンジカップがヒンジリンク
に結合する側部から離れるように、向けられる。このよ
うにして、ヒンジの開放状態において、インターロック
デバイスに対して、容易にアクセスすることが可能にな
る。
【0022】簡単に取り付けられるようにすることを保
証するため、好ましくは、インターロックデバイスの取
り付け位置を決定するため、ストッパが設けられる。ス
トッパは、偏心カムの回転を制限し、その取り付け位置
を決定する偏心ヘッドの好ましくは偏心して配置された
カラーと相互に作用し合うことができる。とくに、スト
ッパは、底部プレート内において、突出するエンボシン
グとして、形成することができる。このようにして、付
加的な部品が必要とされず、簡易な組立てが保証され
る。
【0023】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、ヒンジカップは、インターロックデバイスによっ
て、底部プレートに対して、締めつけられる。好ましく
は、この目的のために、インターロックデバイスがイン
ターロック位置に移動するときに、ヒンジカップの底部
を底部プレート上に引っ張るウェッジ状の面取り表面が
設けられる。ヒンジカップの底部プレート上への締め付
けによって、結合されるべきドアなどの部品を、遊びや
ぐらつきなしに、強固に固定することができる。ウェッ
ジ状の面取り表面は、好ましくは、インターロックデバ
イス上に、設けられ、とくに、偏心ヘッド上に設けられ
る。一般に、ウェッジ状の面取り表面はまた、逆に、ヒ
ンジカップあるいは底部プレート上に設けるようにする
こともできる。しかしながら、前述の実施態様において
は、ヒンジカップあるいは底部プレートを製造する上
で、いくつかの利点がある。
【0024】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、底部プレートが、凹部から、横方向に突出する取り
付けフランジを有する本質的にU字状の断面を有してお
り、そのフランジにより、底部プレートを、ねじなどに
よって、ドアに強固に取り付けることができる。横方向
に突出する取り付けフランジにより、底部プレートを取
り付けることによって、この領域内で結合されるべき部
品が大きな厚さを有している場合に、長いねじを使用す
ることが可能になる。ヒンジカップはまた、底部プレー
トを完全に覆う横向きに形成されたフランジを有してい
てもよい。このようにして、その上に取り付け手段を備
えた底部プレートのフランジが覆われることになり、視
覚的に魅力のある表面を得ることができる。本発明の別
の実施態様においては、ヒンジカップ上に形成されたフ
ランジは、それによって、サイズが一致するように、底
部プレートを包囲する円周状のブリッジを有している。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の好ましい実施態様につき、詳細に説明を加える。
【0026】図1は、下方中間プレートがあらかじめ支
持パネルに取り付けられたベースプレートに連結可能
で、三次元的に調整可能なヒンジアームの持ち上げられ
た状態を示す取り付け装置の略縦断面図であり、図2
は、ヒンジアームを支持する中間プレートがあらかじめ
取り付けられたベースプレートに連結された状態を示す
三次元的に調整可能なヒンジアームの略断面図、図3は
図2の略上面図である。
【0027】また、図4は、ヒンジアームのカップリン
グプレート上で、横方向に移動可能にガイドされている
中間プレートの略上面図、図5は、事前取り付け用のベ
ースプレートを備えた底部カップリングプレートの略上
面図、図6は、支持部に、事前に取り付けられるべきベ
ースプレートの略上面図であり、図7は、図5のVII
−VII線に沿った略断面図である。
【0028】図1ないし図3には、中間プレートを有す
るヒンジアーム4の取り付け部品が図示されており、取
り付け部品は、家具のサイドパネル3に、ねじ2によっ
て、あらかじめ取り付けられたベースプレート1に連結
可能に構成されている。中間プレートは、ヒンジアーム
と取り付け部品を支持している。
【0029】断面がU字状のヒンジアーム4は、2つの
リンク5によって、通常の方法により、旋回可能なヒン
ジカップ6に連結されている。ヒンジカップ6は、ドア
あるいはフラップ7の平らな盲孔内に、通常の方法によ
り、取り付けられている。
【0030】ヒンジアーム4は、第1の中間プレート8
上に、旋回可能に取り付けられ、横方向の調整のための
調整ねじ9を操作することによって、第1の中間プレー
ト8に対して旋回可能である。
【0031】この第1の中間プレート8もまた、断面が
U字状で、深さを調整するための第2の中間プレート1
0上で、長手方向に移動可能にガイドされ、細長い穴を
貫通する取り付けねじ11によって、第2の中間プレー
ト10に対して、所定の位置に固定することができる。
第2の中間プレート10は、鉛直方向の調整のためのカ
ップリングとして機能する底部中間プレート12上で、
横方向に移動可能にガイドされている。鉛直方向の調整
は、偏心ディスク13を操作することによって実現され
る。偏心カムによるこの種の鉛直方向の調整方法は、ド
イツ実用新案登録第9409459.5号により公知で
あり、より詳細には、これを参照されたい。この公知の
取り付け装置においては、横方向に移動可能な第2の中
間プレート10に対応する中間プレートは、横方向に移
動可能なトッププレートとして設計されている一方で、
底部カップリング中間プレート12に対応するベースプ
レートは、支持パネルに、直接にねじ込まれる。
【0032】複数の中間プレートによって、ヒンジアー
ムを三次元的に調整することが可能であることは、それ
自体、知られており、したがって、ここでは、詳細に説
明を加えない。
【0033】本発明は、底部カップリング中間プレート
12を、以下に詳細に説明を加えるあらかじめ取り付け
られたベースプレートに取り付ける特殊な取り付け方法
に関するものである。
【0034】ベースプレート1は、本質的に矩形状をな
したスチール薄板のシェルブランクにより構成されてい
る。左端部15は、角度をもって曲げることにより、中
央部16よりも上方に持ち上げられており、中央部16
の底部側の面と端部15の底部側の面との間に、ギャッ
プが形成されている。端部15はボアホール17を備え
ており、ボアホール17にはシャフト18が貫通してい
る。シャフト18は、ディスク状の偏心ヘッド19をそ
の頂部側で支持し、リベットヘッド20をその底部側で
支持しており、それによって、シャフト18が、回転可
能であるが、軸方向に移動不能に、ボアホール17内に
保持されるように構成されている。ディスク状の偏心ヘ
ッド19は、図3から明らかなように、交差するスロッ
ト21を備えており、フィリップス(Philips)
スクリュードライバを用いて、回転させることができ
る。
【0035】ベースプレート1は、さらに、2つの取り
付けボアホール22を備え、取り付けボアホール22を
通じて、取り付けねじ2が、事前取り付けのために、そ
れぞれ、支持部分2上に、かみ合う。幅方向にテーパー
が付けられている右端部23上に、ベースプレート1は
面取り部を備え、その結果、背後から把持されるフック
状のエッジ24が形成されている。
【0036】第1の中間プレート8および第2の中間プ
レート12によって、ヒンジアームを支持する底部カッ
プリングプレート12は、ベースプレート1と連結可能
である。底部中間プレート12は、ベースプレート1上
を把持する矩形状の頂板として設計されており、その底
部側に、周状のリム26を備えている。その右端部に
は、直線状に延びるリム部27が、フック状の突出部2
4と相補的な部分をもって、フック状に形成され、フッ
ク状の突出部24とフック状部分27が、図2に示され
るように、フック状に、互いに係合される。
【0037】フック状部分27とは反対側の左端領域に
おいて、中間プレート12は、偏心ヘッド19の直径よ
りも大きい貫通孔29を有しており、それによって、偏
心ヘッド19が突出部29内に位置するように、中間プ
レート12を、ベースプレート1上にセットすることが
できる。左端領域において、貫通孔29はステップ状の
肩部30を有している。
【0038】図1に示されるように、カップリング中間
プレート12が、上方より、ベースプレート1上にセッ
トされると、互いにフック係合する部分24と部分27
は、互いの前方にあり、図1に示されるように、取り付
け開始位置においては、ベースプレート1を完全に覆っ
ているディスク状の偏心ヘッド19は、中間プレート1
2の貫通孔29係合する。この組立て位置において、偏
心ヘッド19は、フィリップススクリュードライバを用
いて、図1に示される位置から、図2および図3に示さ
れる位置に回転され、ヘッド19は、ウェッジ状に立ち
上がり、そのリムで、ステップ状の肩部30上を把持
し、それによって、中間プレート12は、ベースプレー
ト1に対して、左方に移動し、互いに相補的で、互いに
フック係合し合う部分24と部分27とは互いに係合す
る。
【0039】図8は、本発明の他の好ましい実施態様に
かかる図1に対応する略断面図であり、図9は、本発明
の他の好ましい実施態様にかかる図2に対応する略断面
図、図10は、図9の略上面図である。
【0040】また、図11は、取り付けられるべきヒン
ジアームの底部中間プレートの略側面図、図12は、図
11の略上面図、図13は、事前に取り付けられるべき
ベースプレートの略上面図であり、図14は、図13の
略正面図である。
【0041】図8ないし図14に示された実施態様にお
いても、三次元的な調整を可能とするヒンジ4を支持す
る複数の中間プレートは、底部カップリング中間プレー
ト40を除いて、図1ないし図3に示された複数の中間
プレートと同様に設計されている。底部カップリング中
間プレート40は、ドイツ実用新案登録第940945
9.4号に示されるように、第2の中間プレート41
に、それにリベット留めされた偏心ヘッドによって、連
結される。
【0042】中間プレート40はまた、本質的に矩形状
に形成され、その底部に、周状のリム42を有してお
り、中間プレート40はリム42によって、部分的に、
ベースプレート43上を把持するように構成されてい
る。ベースプレート43は、左端部領域に、その主要領
域44から持ち上げられた部分45を有しており、部分
45はボアホール46を備えている。ボアホール46内
においては、ディスク状の偏心ヘッド47が、図1ない
し図3につき説明されたように、回転可能ではあるが、
軸方向に移動不能に保持されている。ベースプレート4
3はまた、2つのボアホール48を有しており、取り付
けねじ49によって、家具のサイドパネルに取り付ける
ことができるように構成されている。
【0043】ベースプレート43は、その右端部領域内
に、幅方向にテーパーが付けられた突出するフック状部
分50を有している。その左端部領域において、ベース
プレート43は、貫通孔51を有し、貫通孔51は、そ
の左側部に、後方から把持することのできるエッジ52
を備えている。
【0044】底部カップリング中間プレート40は、そ
の右端部領域に、貫通孔54を有している。貫通孔54
の外側縁部は、図9に示される状態において、フック状
部分50によって把持されるブリッジ55によって形成
されている。その左端部において、中間プレート40
は、フック状の湾曲部56を備えている。フック状の湾
曲部56は下方に向いており、図9に図示されたカップ
リング状態において、ベースプレート43の貫通孔51
の後部エッジ52の下方を把持するように構成されてい
る。
【0045】底部中間プレート40は、さらに、その左
端部領域に、偏心ヘッド47を受け入れる役割を果たす
本質的に矩形状の貫通孔59を有している.カップリン
グ中間プレート40をベースプレート43に連結するた
め、中間プレート40は、図8に示されるように、偏心
ヘッドが持ち上げられた部分40を完全に覆う状態で、
ベースプレート43上にセットされる。中間プレート4
0がベースプレート43上にセットされると、すぐに、
偏心ヘッド47が、フィリップススクリュードライバを
用いて、そのリムが貫通孔59の後部エッジ60に係合
し、中間プレート40を左方に押すように、回転され、
それによって、互いにフック係合されるべき部分50、
55および52、56が、互いにフック係合される。
【0046】図16は、事前取り付けの目的のために、
底部プレートと中間プレートとが、スプリングワイアよ
りなるロックデバイスを備えた図1の取り付け装置を示
す略縦断面図であり、図17は、事前取り付けの目的の
ため、底部プレートと中間プレートとが互いにロックさ
れた状態を示す図16の取り付け装置の略縦断面図、図
18は、事前取り付け後に、偏心カムが閉じて、底部プ
レートと中間プレートとが互いにインターロックされた
状態を示す図2の取り付け装置の略縦断面図である。
【0047】また、図19は、図16の中間プレートの
略底面図であり、図20は、図16ないし図18の底部
プレートの略縦断面図、図21は、図20の底部プレー
トの略上面図である。
【0048】図16ないし図21を用いて、図1ないし
図15に示されたベースプレート1と中間プレート12
とを、事前取り付けのために、互いにロックすることが
できる形式の装置につき、より詳細に説明を加える。
【0049】中間プレート12は、その底部の周囲のリ
ム26の端部領域内に、互いに対向するポケット、すな
わち、凹部27を有しており、その内部に、弾性を有す
るワイア片28の端部が保持されている。ベースプレー
ト1は、その後端部、すなわち、接合側に対向する一方
の部分に、ルーフ状の面取り部29を備えている。この
ルーフ状の面取り部29と、スプリングワイア28の配
置は、ベースプレート1と中間プレート12とが、それ
ぞれのフック状部分24、27によって、係合するとき
に、図17に図示されるようなベースプレート1の中間
プレート12へのロックが生成され、続いて、中間プレ
ート12の後端部が押し下げられ、それによって、スプ
リングワイア28が、ベースプレート1の傾斜表面29
の上部上をスライドし、傾斜表面29の底部上と、ロッ
ク状に係合するように、選択されている。ロックだけで
実現された事前の固定位置は、図17から見ることがで
きる。必要な調整の後、すでに述べた偏心ヘッドの回転
によって、図18に図示される最終的なインターロック
を実現することができる。
【0050】ベースプレート1は、その頂部側に、さら
に、バール状の突出部30を有し、バール状の突出部3
0は、開放位置、すなわち、インターロックされない位
置において、偏心ヘッド19を停止させるストッパを形
成している。
【0051】図22は、インターロックが閉じるのに先
だって、弾性を有するディスクによって、底部プレート
と中間プレートとが、事前取り付け状態で、互いにロッ
クされた状態を示す図2に対応する取り付け装置の略縦
断面図であり、図23は、図22の底部プレートの略上
面図である。
【0052】図22および図23に示された実施態様に
おいては、偏心ヘッド19とベースプレート1の頂部側
との間のシャフト18上に、弾性を有するディスク32
が保持され、ディスク32は、図22および図23に示
されるように、ベースプレート1の後端部を越えて、わ
ずかに突出している。中間プレート12のリムは、その
後端部領域に、面取り部33を備えている。前述のよう
に、ベースプレート1と中間プレート12とが、それら
の前端部領域で、互いにフック係合され、次いで、中間
プレート12の後端部領域が押し下げられるときは、面
取り部33を備えた中間プレート12の後部リムは、弾
性を有するディスク32上を、図22に示されるよう
に、貫通孔29と中間プレート12の後部リムとの間に
形成されたステップ部上に達するまで、移動する。
【0053】図24は、本発明の好ましい実施態様にし
たがって、ドア内の凹部内に、挿入され、取り付けられ
たヒンジカップを有するヒンジの部分の略断面図であ
り、図25は、ヒンジカップの下方の底部プレートが破
線で示された図24のヒンジのヒンジカップの略上面
図、図26は、底部プレートに取りつけられたインター
ロック偏心カムを有する底部プレートの略上面図であ
る。
【0054】また、図27は、底部プレートの略断面図
であり、図28は、図25に類似するヒンジカップで、
取り付けられてはおらず、底部プレートが描かれていな
いヒンジカップの略上面図、図29は、図28のA−A
線に沿ったヒンジカップの略断面図である。
【0055】図24ないし図29に図示されたヒンジカ
ップの取り付け装置は、曲げ打ち抜き部分(図26およ
び図27参照。)として、金属薄板によって作ることが
できる本質的にU字状の底部プレート100を有してい
る。底部プレート100は、横方向にオーバーハング
し、共通の平面内に位置する両端部を有している。両端
部の各々は、取り付けフランジ101を形成している。
ねじなどによって、底部プレート100を取り付けるた
めに、各取り付けフランジ101内に、通路が形成され
ている。
【0056】底部プレート100は、ドアなどに、ヒン
ジカップを受け入れるように、機械工作によって形成さ
れたボアホール102内に挿入され、固くねじ込まれ
る。好ましくは、この目的のため、底部プレート100
は合わせピン(図示せず)を備え、機械によって取り付
けられる。底部プレート100をU字状に形成すること
は、壁やヒンジカップのための凹部の構成に適してい
る。
【0057】底部プレート100の底部上には、ヒンジ
カップのためのインターロックデバイスを形成するイン
ターロック用の偏心カム104が取り付けられている。
インターロック用の偏心カム104は、凹部102の底
部に直交する軸のまわりの底部プレート100に、回転
可能に結合され、とくに、リベット留めされている。図
24および図27に示されるように、インターロック用
の偏心カム104は、等しく偏心されている偏心カラー
106上に位置しているディスク状の偏心ヘッド105
を有している。インターロック用の偏心カム104が回
転可能に配置されているボアホールの領域内に、底部プ
レート100は、突出するエンボシング107を有して
いる。エンボシング107は、インターロック用の偏心
カム104のカラー106のためのストッパを形成し、
ストッパは、偏心カム104の回転を制限し、取り付け
位置(図27参照。)を決定する。
【0058】ヒンジカップ108は、本質的に円筒状の
断面を有するボウル状のカップ部分109を有してい
る。カップ部分109は、ヒンジが折り重ねられた状態
に「おいて、その内部領域内に、結合されたリンク11
0(図24参照。)を受け入れるように構成されてい
る。カップ部分109の上部リム上には、横方向に突出
するフランジ111が設けられ、フランジ111は、ド
ア内の凹部102上に突出し、その内側に位置してお
り、それによって、ヒンジカップがその場所に支持され
ている。フランジ111は、底部プレート100の取り
付けフランジ101を完全に覆うように、そのサイズお
よびその位置が決定されている。フランジ111は、そ
のリム上に、円周状に設けられ、ドア112に突出する
ブリッジ113(図6参照。)を有しており、ブリッジ
113は、サイズが一致する底部プレート100の取り
付けフランジを取り囲み、それらを完全に覆っている。
【0059】ヒンジカップ108は、その底部114
に、ヒンジの取り付け状態において、偏心ヘッド105
により貫通される通路116を有するシンク状のくぼみ
115を有している。ヒンジカップ108のこのくぼみ
115は、その閉鎖状態において(図24参照。)、ヒ
ンジの外側リンク110の妨げにならない程度で、偏心
ヘッド105を受け入れるように構成されている。
【0060】くぼみ115は、したがって、インターロ
ック用の偏心カム104および底部プレート100の全
アセンブリは、ヒンジカップの中央から、半径方向にオ
フセットしており、また、リンク110の連結部から離
れ、それによって、一方で、インターロック用の偏心カ
ム104が、リンク110の妨げとならず、他方で、ヒ
ンジの開放状態において、インターロック用の偏心カム
104により容易にアクセスができるように構成されて
いる。さらに、ドアの開閉操作中に生成されたトルクを
ヒンジカップにより良く吸収させることができる。
【0061】ヒンジの取り付けは、次のようにして、実
行される。
【0062】まず、底部プレート100が、ドアの凹部
102内に挿入され、その位置で、取り付けフランジ1
01上の対応するねじによって、機械取り付けされる。
【0063】ヒンジカップ108が、ヒンジの開放位置
において、ドアの凹部102内および底部プレート10
0上にセットされる。この目的のため、インターロック
用の偏心カム104は、ストッパ107に対して、あら
かじめ回転され、その結果、インターロック用の偏心カ
ム104は、組立て位置にある。ヒンジカップの挿入
中、偏心ヘッド105は、偏心ヘッド105が、カップ
の底部114を越えて、ヒンジカップ108の内部に突
出するまで、カップの底部114内の通路116に沿っ
て、ガイドされる。
【0064】ヒンジカップ108のこの挿入状態におい
て、ヒンジカップ108は、インターロック用の偏心カ
ム104を回転することによって、ベースプレート10
0上にインターロックされる。ここに、偏心ヘッド10
5は、図1および図2に示されるように、ヒンジカップ
108のカップの底部114を把持している。ヒンジカ
ップのフランジ111の領域内においては、インターロ
ックが生じる必要がないので、フランジ111はスムー
ズに構成することができる。
【0065】好ましくは、インターロック用の偏心カム
104のカラー106の高さは、ヒンジカップ108の
底部114の厚さに対応している。偏心ヘッド105の
底部側は、わずかに傾斜するように、すなわち、偏心ヘ
ッド105の底部側がウエッジ状の傾斜表面を有するよ
うに、形成して、低い保持力が作用されるようにするこ
とができる。したがって、ヒンジカップ108は、底部
プレート100に対して、強固に固定されている。この
ようにして、遊びのないヒンジカップ108の強固なイ
ンターロックを実現することが可能となる。
【0066】本発明は、以上の実施態様に限定されるこ
となく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種
々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含
されるものであることはいうまでもない。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、取り付け部品、好まし
くは、ヒンジの支持アームを、合わせピンやねじなどに
よって、パネルに取り付け可能で、取り付け部品や他の
部品を取り付けることができるベースプレートを有する
家具のパネルに取り付ける取り付け装置であって、取り
付け部品をベースプレートに簡易にかつ速やかに取り付
けることができるとともに、簡易にかつ速やかに取り外
すことのできる取り付け装置を提供することが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、下方中間プレートがあらかじめ支持パ
ネルに取り付けられたベースプレートに連結可能で、三
次元的に調整可能なヒンジアームの持ち上げられた状態
を示す取り付け装置の略縦断面図である。
【図2】図2は、ヒンジアームを支持する中間プレート
があらかじめ取り付けられたベースプレートに連結され
た状態を示す三次元的に調整可能なヒンジアームの略断
面図である。
【図3】図3は、図2の略上面図である。
【図4】図4は、ヒンジアームのカップリングプレート
上で、横方向に移動可能にガイドされている中間プレー
トの略上面図である。
【図5】図5は、事前取り付け用のベースプレートを備
えた底部カップリングプレートの略上面図である。
【図6】図6は、支持部に、事前に取り付けられるべき
ベースプレートの略上面図である。
【図7】図7は、図5のVII−VII線に沿った略断
面図である。
【図8】図8は、本発明の他の好ましい実施態様にかか
る図1に対応する略断面図である。
【図9】図9は、本発明の他の好ましい実施態様にかか
る図2に対応する略断面図である。
【図10】図10は、図9の略上面図である。
【図11】図11は、取り付けられるべきヒンジアーム
の底部中間プレートの略側面図である。
【図12】図12は、図11の略上面図である。
【図13】図13は、事前に取り付けられるべきベース
プレートの略上面図である。
【図14】図14は、図13の略正面図である。
【図15】図15は、図13のXV−XV線に沿った略
断面図である。
【図16】図16は、事前取り付けの目的のために、底
部プレートと中間プレートとが、スプリングワイアより
なるロックデバイスを備えた図1の取り付け装置を示す
略縦断面図である。
【図17】図17は、事前取り付けの目的のために、底
部プレートと中間プレートとが互いにロックされた状態
を示す図16の取り付け装置の略縦断面図である。
【図18】図18は、事前取り付け後に、偏心カムが閉
じて、底部プレートと中間プレートとが互いにインター
ロックされた状態を示す図2の取り付け装置の略縦断面
図である。
【図19】図19は、図16の中間プレートの略底面図
である。
【図20】図20は、図16ないし図18の底部プレー
トの略縦断面図である。
【図21】図21は、図20の底部プレートの略上面図
である。
【図22】図22は、インターロックが閉じるのに先だ
って、弾性を有するディスクによって、底部プレートと
中間プレートとが、事前取り付け状態で、互いにロック
された状態を示す図2に対応する取り付け装置の略縦断
面図である。
【図23】図23は、図22の底部プレートの略上面図
である。
【図24】図24は、本発明の好ましい実施態様にした
がって、ドア内の凹部内に、挿入され、取り付けられた
ヒンジカップを有するヒンジの部分の略断面図である。
【図25】図25は、ヒンジカップの下方の底部プレー
トが破線で示された図24のヒンジのヒンジカップの略
上面図である。
【図26】図26は、底部プレートに取りつけられたイ
ンターロック偏心カムを有する底部プレートの略上面図
である。
【図27】図27は、底部プレートの略断面図である。
【図28】図28は、図25に類似するヒンジカップ
で、取り付けられてはおらず、底部プレートが描かれて
いないヒンジカップの略上面図である。
【図29】図29は、図28のA−A線に沿ったヒンジ
カップの略断面図である。
【符号の説明】
1 ベースプレート 2 ねじ 3 サイドパネル 4 ヒンジアーム 5 リンク 6 ヒンジカップ 7 ドアあるいはフラップ 8 第1の中間プレート 9 調節ねじ 10 第2の中間プレート 11 取り付けねじ 12 底部カップリング中間プレート 13 偏心ディスク 15 左端部 16 中央部 17 ボアホール 18 シャフト 19 ディスク状の偏心ヘッド 20 リベットヘッド 21 交差するスロット 22 取り付けボアホール 23 右端部 24 フック状のエッジ 26 リム 27 フック状部分 29 貫通孔 30 肩部 32 エッジ 40 底部カップリング中間プレート 41 第2の中間プレート 42 リム 43 ベースプレート 44 ベースプレートの主要領域 45 持ち上げられた部分 46 ボアホール 47 ディスク状の偏心ヘッド 48 ボアホール 49 取り付けねじ 50 フック状部分 51 貫通孔 52 エッジ 54 貫通孔 55 ブリッジ 56 フック状の湾曲部 59 貫通孔 100 底部プレート 101 取り付けフランジ 102 ボアホール 104 偏心カム 105 偏心ヘッド 106 カラー 107 エンボシング 108 ヒンジカップ 109 カップ部分 110 リンク 111 フランジ 112 ドア 113 ブリッジ 114 ヒンジカップの底部 115 くぼみ 116 通路

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取り付け部品、好ましくは、ヒンジの支
    持アーム4を、合わせピンやねじ2などによって、パネ
    ルに取り付け可能で、取り付け部品や他の部品12を取
    り付けることができるベースプレート1を有する家具の
    パネル3に取り付ける取り付け装置において、 前記ベースプレート1と、前記取り付け部品4、12
    が、互いにフック結合し得る複数の突出部24および/
    または屈曲部27を一端部に有し、両者をインターロッ
    クするデバイスを他端部領域に有することを特徴とする
    取り付け装置。
  2. 【請求項2】 前記ベースプレート1と、前記取り付け
    部品4あるいは部品12が、平行移動によって、背後
    で、互いに把持し合う連結位置に移動可能で、前記ベー
    スプレート1が、他端部領域において、回転可能ではあ
    るが、移動不能で、前記ベースプレート1を覆う位置か
    ら、前記ベースプレート1上に突出する位置に回転可能
    なディスク状の偏心ヘッド19を備え、前記ベースプレ
    ート1上に突出する位置において、前記偏心ヘッド19
    が、前記取り付け部品12の貫通孔29内を貫通し、前
    記貫通孔29のリムの肩部30上を把持し、互いにフッ
    ク結合されるべき部品24、27が連結位置に移動する
    ように、前記取り付け部品4、12を押すように構成さ
    れたことを特徴とする請求項1に記載の取り付け装置。
  3. 【請求項3】 前記取り付け部品の連結部品がプレート
    12によって構成されたことを特徴とする請求項1また
    は2に記載の取り付け装置。
  4. 【請求項4】 ベースプレート1が、その前方端部に、
    鋭角のエッジ24を有し、前記プレート12が、さら
    に、前記エッジを背後で把持する相補的な屈曲部27を
    有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1
    項に記載の取り付け装置。
  5. 【請求項5】 前記プレート12の前記貫通孔29の前
    記リムの前記ヘッド19によって把持される前記肩部3
    0が、ウェッジ状の面取り部を備えたことを特徴とする
    請求項1ないし4のいずれか1項に記載の取り付け装
    置。
  6. 【請求項6】 前記ベースプレート43と、前記取り付
    け部品4、40が、両端部に、平行移動および背後での
    把持によって、互いにフック結合可能な部品50、5
    5;52、56を有し、前記ベースプレート43に、プ
    レート状の偏心ヘッド47が回転可能ではあるが、軸方
    向に移動不能に設けられ、前記偏心ヘッド47が前記取
    り付け部品40の貫通孔59を貫通し、前記貫通孔59
    のエッジと係合し、それによって、互いにフック結合さ
    れるべき部品を連結位置に移動させるように構成された
    ことを特徴とする請求項1に記載の取り付け装置。
  7. 【請求項7】 前記ベースプレート1あるいは前記ベー
    スプレート1に結合された前記中間プレート12にフッ
    ク結合され、前記ベースプレート1と互いにフック結合
    される前記取り付け部品4が、弾性を有するスナップ結
    合によって、前記フック結合部と反対側の端部領域にお
    いて、事前取り付の目的で、互いにゆるく固定すること
    ができるように構成されたことを特徴とする請求項1な
    いし6のいずれか1項に記載の取り付け装置。
  8. 【請求項8】 前記取り付け部品4あるいは前記中間プ
    レート12が、端部領域に、前記ベースプレート1の面
    に押し下げられたときに、前記ベースプレート1の面取
    りされた後部ロックエッジ29の背後で、スナップ結合
    する弾性要素を有することを特徴とする請求項7に記載
    の取り付け装置。
  9. 【請求項9】 前記弾性要素が、前記中間プレート12
    の横方向リム26内に保持されたスプリングワイア28
    によって構成されたことを特徴とする請求項8に記載の
    取り付け装置。
  10. 【請求項10】 前記弾性要素が、前記偏心ヘッドと前
    記ベースプレート1との間の偏心カム19のシャフト1
    8上に保持されたスプリングディスク32によって構成
    されたことを特徴とする請求項8に記載の取り付け装
    置。
  11. 【請求項11】 ヒンジによって結合されるべきドアな
    どの部品に取り付け可能な底部プレートを有する凹部内
    に挿入可能なヒンジカップを取り付ける取り付け装置に
    おいて、前記底部プレート100が、前記凹部102内
    に挿入可能に構成され、かつ、前記ヒンジカップ108
    を前記底部プレート100にインターロックするインタ
    ーロックデバイス104が設けられたことを特徴とする
    取り付け装置。
  12. 【請求項12】 前記インターロックデバイス104
    が、前記底部プレート100に取り付けられ、前記ヒン
    ジカップ108の底部114とインターロック係合可能
    に構成されたことを特徴とする請求項11に記載の取り
    付け装置。
  13. 【請求項13】 前記インターロックデバイス104
    が、前記ヒンジカップの底部に取り付けられ、前記底部
    プレートとインターロック係合可能に構成されたことを
    特徴とする請求項11に記載の取り付け装置。
  14. 【請求項14】 前記インターロックデバイス104
    が、閉じた、取り外し可能で、強固なインターロック、
    とくに、偏心カムとして設計されたことを特徴とする請
    求項1ないし13のいずれか1項に記載の取り付け装
    置。
  15. 【請求項15】 回転可能な偏心ヘッド105が、前記
    底部プレート100あるいは前記ヒンジカップの底部に
    取りつけられ、前記偏心ヘッド105が、そのインター
    ロック位置において、前記ヒンジカップ108の底部1
    14あるいは前記底部プレート上を把持するように構成
    されたことを特徴とする請求項1ないし14のいずれか
    1項に記載の取り付け装置。
  16. 【請求項16】 ヒンジカップ108の底部114が、
    底部上を把持するインターロックデバイス104の部分
    を受け入れる中空部115を有し、好ましくは、前記中
    空部内に、取り付け状態において、前記インターロック
    デバイスによって貫通される凹部116が設けられたこ
    とを特徴とする請求項1ないし15のいずれか1項に記
    載の取り付け装置。
  17. 【請求項17】 前記インターロックデバイス104
    が、前記ヒンジカップ108を、前記底部プレート10
    0に対して、締めつけ、とくに、前記インターロックデ
    バイスが作動されるとき、前記ヒンジカップの底部11
    4を前記底部プレート上に引っ張るウェッジ状傾斜表面
    が設けられたことを特徴とする請求項1ないし16のい
    ずれか1項に記載の取り付け装置。
  18. 【請求項18】 前記底部プレート100が、前記凹部
    から、横方向に突出する取り付けフランジ101を有す
    る本質的にU字状の断面を有していることを特徴とする
    請求項1ないし17のいずれか1項に記載の取り付け装
    置。
  19. 【請求項19】 前記ヒンジカップ108が、前記底部
    プレート100を完全に覆い、とくに、円周状のブリッ
    ジ113によって、サイズが一致するように、前記底部
    プレート100を包囲する横向きに形成されたフランジ
    111を有していることを特徴とする請求項1ないし1
    8のいずれか1項に記載の取り付け装置。
  20. 【請求項20】 前記インターロックデバイス104の
    取り付け位置を決定するために、ストッパ107が設け
    られ、前記ストッパが、とくに、前記底部プレート10
    0内において、突出するエンボシングとして、形成され
    たことを特徴とする請求項1ないし19のいずれか1項
    に記載の取り付け装置。
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