JP2000229486A - 平版印刷版用版面洗浄剤 - Google Patents
平版印刷版用版面洗浄剤Info
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- JP2000229486A JP2000229486A JP3418799A JP3418799A JP2000229486A JP 2000229486 A JP2000229486 A JP 2000229486A JP 3418799 A JP3418799 A JP 3418799A JP 3418799 A JP3418799 A JP 3418799A JP 2000229486 A JP2000229486 A JP 2000229486A
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- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】版面の洗浄効果が優れ、かつ置き版性及び画像
部の修正性が改良された銀画像をインキ受理性とする平
版印刷版用の版面洗浄剤を提供する。 【解決手段】グリコールエーテル類、炭化水素系溶剤及
び界面活性剤を含有することを特徴とする銀画像をイン
キ受理性として利用する平版印刷版の版面洗浄剤。
部の修正性が改良された銀画像をインキ受理性とする平
版印刷版用の版面洗浄剤を提供する。 【解決手段】グリコールエーテル類、炭化水素系溶剤及
び界面活性剤を含有することを特徴とする銀画像をイン
キ受理性として利用する平版印刷版の版面洗浄剤。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銀画像をインキ受
理性として利用する平版印刷版の版面洗浄剤に関するも
のである。
理性として利用する平版印刷版の版面洗浄剤に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】銀錯塩拡散転写法(DTR法)によって
得られる転写銀画像を直ちにインキ受理性として利用す
ることができる平版印刷版は既に知られている。従来か
ら一般的に用いられている平版印刷版として、ハロゲン
化銀乳剤層の上に物理現像核層を有する平版印刷版があ
る。例えば、米国特許第3721559号、同第349
0905号、同第3385701号、同第381460
3号、同第3454398号、同第3764323号、
同第3099209号、特公昭44−27242号、同
48−30562号、特開昭53−9603号、同53
−21602号、同54−103104号、同56−9
750号公報等に記載されている。
得られる転写銀画像を直ちにインキ受理性として利用す
ることができる平版印刷版は既に知られている。従来か
ら一般的に用いられている平版印刷版として、ハロゲン
化銀乳剤層の上に物理現像核層を有する平版印刷版があ
る。例えば、米国特許第3721559号、同第349
0905号、同第3385701号、同第381460
3号、同第3454398号、同第3764323号、
同第3099209号、特公昭44−27242号、同
48−30562号、特開昭53−9603号、同53
−21602号、同54−103104号、同56−9
750号公報等に記載されている。
【0003】上記平版印刷版はゼラチンをバインダーと
するハロゲン化銀乳剤層の表面に物理現像核を有し、露
光された乳剤層中のハロゲン化銀結晶は、DTR現像に
より化学現像を生起し黒色の銀となり、ゼラチンを主体
とする親水性の非画像部を形成する。一方、未露光のハ
ロゲン化銀結晶は現像液中の銀塩錯化剤により銀塩錯体
となって表面の物理現像核層まで拡散し、核の存在によ
り物理現像を生起して物理現像銀を主体とする銀画像部
を形成する。ここで、銀画像部はインキ受理性として、
非画像部のゼラチン表面はインキ反発性として、印刷に
供される。
するハロゲン化銀乳剤層の表面に物理現像核を有し、露
光された乳剤層中のハロゲン化銀結晶は、DTR現像に
より化学現像を生起し黒色の銀となり、ゼラチンを主体
とする親水性の非画像部を形成する。一方、未露光のハ
ロゲン化銀結晶は現像液中の銀塩錯化剤により銀塩錯体
となって表面の物理現像核層まで拡散し、核の存在によ
り物理現像を生起して物理現像銀を主体とする銀画像部
を形成する。ここで、銀画像部はインキ受理性として、
非画像部のゼラチン表面はインキ反発性として、印刷に
供される。
【0004】一方、平版印刷版の分野において、粗面化
及び陽極酸化されたアルミニウム板の上に感光性樹脂を
設けたPS版(プレセンシタイズド版)が知られてお
り、広く用いられている。このPS版は、感光性樹脂か
らなる画像部と、感光性樹脂が溶解除去されて露出した
アルミニウムの陽極酸化皮膜からなる非画像部によって
版面が形成されている。
及び陽極酸化されたアルミニウム板の上に感光性樹脂を
設けたPS版(プレセンシタイズド版)が知られてお
り、広く用いられている。このPS版は、感光性樹脂か
らなる画像部と、感光性樹脂が溶解除去されて露出した
アルミニウムの陽極酸化皮膜からなる非画像部によって
版面が形成されている。
【0005】通常、平版印刷は水(給湿液)とインキの
両方を版面に供給し、画像部分は着色性のインキを、非
画像部分は水を選択的に受け入れ、該画像上のインキを
紙などの基質に転写させることによってなされる。この
ような印刷において、親水性の非画像部が何らかの原因
で劣化すると、その領域に親油性のインキが付着し地汚
れとなる。従って、この付着したインキを除去するとと
もに該領域の親水性を回復せしめることが必要である。
また、一度印刷に用いた印刷版を数日から数ヶ月間置き
版して、再度印刷に用いることがしばしば行われるが、
その場合版面のインキを除去しておく必要がある。
両方を版面に供給し、画像部分は着色性のインキを、非
画像部分は水を選択的に受け入れ、該画像上のインキを
紙などの基質に転写させることによってなされる。この
ような印刷において、親水性の非画像部が何らかの原因
で劣化すると、その領域に親油性のインキが付着し地汚
れとなる。従って、この付着したインキを除去するとと
もに該領域の親水性を回復せしめることが必要である。
また、一度印刷に用いた印刷版を数日から数ヶ月間置き
版して、再度印刷に用いることがしばしば行われるが、
その場合版面のインキを除去しておく必要がある。
【0006】PS版の分野においては、上記目的のため
に洗浄剤(プレートクリーナーとも呼ぶ)が一般に使用
されており、従来から多くの試みがなされている。例え
ば、特開昭52−15702号、同昭53−2102
号、同平6−32081号、同平6−155959号、
同平7−125470号公報等がある。これらの洗浄剤
は、インキを除去するための有機溶剤、界面活性剤、有
機溶剤の分散安定化(乳化促進)のための水溶性高分
子、非画像部を不感脂化するための不感脂化剤等を主な
構成とするものである。また、スクリーン印刷版の洗浄
剤として、特開平7−276845号に記載の多価アル
コールとアミン化合物を含有する洗浄剤、グラビア印刷
版の洗浄剤として特開平6−114349号に記載の芳
香族あるいは脂肪族の炭化水素と多価アルコールを含有
する洗浄剤が知られている。
に洗浄剤(プレートクリーナーとも呼ぶ)が一般に使用
されており、従来から多くの試みがなされている。例え
ば、特開昭52−15702号、同昭53−2102
号、同平6−32081号、同平6−155959号、
同平7−125470号公報等がある。これらの洗浄剤
は、インキを除去するための有機溶剤、界面活性剤、有
機溶剤の分散安定化(乳化促進)のための水溶性高分
子、非画像部を不感脂化するための不感脂化剤等を主な
構成とするものである。また、スクリーン印刷版の洗浄
剤として、特開平7−276845号に記載の多価アル
コールとアミン化合物を含有する洗浄剤、グラビア印刷
版の洗浄剤として特開平6−114349号に記載の芳
香族あるいは脂肪族の炭化水素と多価アルコールを含有
する洗浄剤が知られている。
【0007】上記従来の版面洗浄剤は、それぞれの印刷
版には有効に働くが、本発明が対象とする銀画像をイン
キ受理性とする平版印刷版には、全く効果がないか、有
っても極めて不十分であった。即ち、版面上のインキ除
去能力が不十分であり、更に、洗浄後に洗浄剤が版面上
から十分に除去されず、その結果、印刷時に非画像部の
インキ汚れを生じさせ、また、置き版性及び画像部の修
正性に大きな影響を与えた。
版には有効に働くが、本発明が対象とする銀画像をイン
キ受理性とする平版印刷版には、全く効果がないか、有
っても極めて不十分であった。即ち、版面上のインキ除
去能力が不十分であり、更に、洗浄後に洗浄剤が版面上
から十分に除去されず、その結果、印刷時に非画像部の
インキ汚れを生じさせ、また、置き版性及び画像部の修
正性に大きな影響を与えた。
【0008】一方、本発明が対象とする平版印刷版用の
版面洗浄剤として、特開平6−344680号公報にグ
リコールエーテル類を用いることが開示されている。し
かし、この洗浄剤もインキの除去性、置き版性、銀画像
部の修正性において、十分ではなかった。
版面洗浄剤として、特開平6−344680号公報にグ
リコールエーテル類を用いることが開示されている。し
かし、この洗浄剤もインキの除去性、置き版性、銀画像
部の修正性において、十分ではなかった。
【0009】置き版性とは、一度印刷に用いた印刷版の
版面を洗浄し、数日から数ヶ月間置き版して再度印刷に
供したときの印刷性の善し悪しを意味するものであっ
て、本発明が対象とする印刷版に従来の洗浄剤を適用し
た場合、再印刷時に非画像部のインキ汚れあるいは画像
部のインキ乗り不良が生じた。
版面を洗浄し、数日から数ヶ月間置き版して再度印刷に
供したときの印刷性の善し悪しを意味するものであっ
て、本発明が対象とする印刷版に従来の洗浄剤を適用し
た場合、再印刷時に非画像部のインキ汚れあるいは画像
部のインキ乗り不良が生じた。
【0010】銀画像部の修正性とは、一度印刷した後、
銀画像部の消去修正を行うときに、修正部分を洗浄剤で
洗浄し乾燥した後に修正剤を用いるが、そのときの銀画
像部の修正の善し悪しを意味するものであって、従来の
洗浄剤では充分な修正ができなかった。銀画像の消去修
正が完全に行われないと修正部分にインキが乗るという
不都合が生じる。
銀画像部の消去修正を行うときに、修正部分を洗浄剤で
洗浄し乾燥した後に修正剤を用いるが、そのときの銀画
像部の修正の善し悪しを意味するものであって、従来の
洗浄剤では充分な修正ができなかった。銀画像の消去修
正が完全に行われないと修正部分にインキが乗るという
不都合が生じる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、版面の洗浄効果が優れ、かつ置き版性及び画像部の
修正性が改良された銀画像をインキ受理性とする平版印
刷版用の版面洗浄剤を提供することにある。
は、版面の洗浄効果が優れ、かつ置き版性及び画像部の
修正性が改良された銀画像をインキ受理性とする平版印
刷版用の版面洗浄剤を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の上記の目的は、
グリコールエーテル類、炭化水素系溶剤及び界面活性剤
を含有することを特徴とする銀画像をインキ受理性とし
て利用する平版印刷版の版面洗浄剤によって達成され
た。
グリコールエーテル類、炭化水素系溶剤及び界面活性剤
を含有することを特徴とする銀画像をインキ受理性とし
て利用する平版印刷版の版面洗浄剤によって達成され
た。
【0013】本発明の銀画像をインキ受理性として利用
する平版印刷版としては、支持体上にハレーション防止
層を兼ねた下塗り層、ハロゲン化銀乳剤層及び物理現像
核層をこの順で設けた平版印刷版が一般的に知られてお
り、広く用いられている。
する平版印刷版としては、支持体上にハレーション防止
層を兼ねた下塗り層、ハロゲン化銀乳剤層及び物理現像
核層をこの順で設けた平版印刷版が一般的に知られてお
り、広く用いられている。
【0014】上記平版印刷版の下塗り層及びハロゲン化
銀乳剤層は、ゼラチンをバインダーとして含有してお
り、ゼラチン皮膜の上に銀画像が形成され、そしてゼラ
チン皮膜自体が非画像部を形成する。このような平版印
刷版に従来のPS版用洗浄剤が適用できないのは、ゼラ
チン皮膜が起因していることが考えられる。ゼラチン皮
膜はそれ自体親水性であるが、PS版の陽極酸化された
アルミニウム表面に比べて親水性は大きく劣り、それが
インキの除去性及び版面洗浄剤の除去性に大きく影響し
ていることが考えられる。更にゼラチン皮膜中への有機
溶剤の浸透が上記問題を更に助長していると考えられ
る。
銀乳剤層は、ゼラチンをバインダーとして含有してお
り、ゼラチン皮膜の上に銀画像が形成され、そしてゼラ
チン皮膜自体が非画像部を形成する。このような平版印
刷版に従来のPS版用洗浄剤が適用できないのは、ゼラ
チン皮膜が起因していることが考えられる。ゼラチン皮
膜はそれ自体親水性であるが、PS版の陽極酸化された
アルミニウム表面に比べて親水性は大きく劣り、それが
インキの除去性及び版面洗浄剤の除去性に大きく影響し
ていることが考えられる。更にゼラチン皮膜中への有機
溶剤の浸透が上記問題を更に助長していると考えられ
る。
【0015】平版印刷版の版面を洗浄剤で洗浄した後
は、版面から洗浄剤を取り除くことが必要であり、通常
水拭きされている。しかしながら、本発明が対象とする
平版印刷版は、版面の洗浄剤が充分に除去されず、版面
上に残留あるいはゼラチン皮膜中に浸透した洗浄剤は、
画像部のインキ乗り不良、あるいは画像部の修正不良を
引き起こす。また、版面上に洗浄剤が残留した状態で置
き版した場合、洗浄剤が固着して、更に悪い結果を招い
ていた。
は、版面から洗浄剤を取り除くことが必要であり、通常
水拭きされている。しかしながら、本発明が対象とする
平版印刷版は、版面の洗浄剤が充分に除去されず、版面
上に残留あるいはゼラチン皮膜中に浸透した洗浄剤は、
画像部のインキ乗り不良、あるいは画像部の修正不良を
引き起こす。また、版面上に洗浄剤が残留した状態で置
き版した場合、洗浄剤が固着して、更に悪い結果を招い
ていた。
【0016】従って、本発明者は、ゼラチン皮膜上のイ
ンキ除去性及び洗浄剤の除去性の両者を満足する版面洗
浄剤を検討した結果、上記構成からなる版面洗浄剤を見
いだすに至った。
ンキ除去性及び洗浄剤の除去性の両者を満足する版面洗
浄剤を検討した結果、上記構成からなる版面洗浄剤を見
いだすに至った。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の版面洗浄剤に用いられるグリコールエーテル類
としては、グリコールアルキルエーテル類が好ましく、
アルキル基としては炭素数1〜4のものが好ましい。例
えば、プロピレングリコールモノ(ジ)アルキルエーテ
ル、ジプロピレングリコールモノ(ジ)アルキルエーテ
ル、トリプロピレングリコールモノ(ジ)アルキルエー
テル、エチレングリコールモノ(ジ)アルキルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノ(ジ)アルキルエーテ
ル、トリエチレングリコールモノ(ジ)アルキルエーテ
ル等が挙げられる。具体的には、以下に示すような化合
物である。
本発明の版面洗浄剤に用いられるグリコールエーテル類
としては、グリコールアルキルエーテル類が好ましく、
アルキル基としては炭素数1〜4のものが好ましい。例
えば、プロピレングリコールモノ(ジ)アルキルエーテ
ル、ジプロピレングリコールモノ(ジ)アルキルエーテ
ル、トリプロピレングリコールモノ(ジ)アルキルエー
テル、エチレングリコールモノ(ジ)アルキルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノ(ジ)アルキルエーテ
ル、トリエチレングリコールモノ(ジ)アルキルエーテ
ル等が挙げられる。具体的には、以下に示すような化合
物である。
【0018】エチレングリコールモノエチルエーテル、
エチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレング
リコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモ
ノエチルエーテル、プロピレングリコルモノブチルエー
テル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエ
チレングリコールジエチルエーテル、ジプロピレングリ
コールモノメチルエーテル、トリプロピレングリコール
モノメチルエーテル等である。
エチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレング
リコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモ
ノエチルエーテル、プロピレングリコルモノブチルエー
テル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエ
チレングリコールジエチルエーテル、ジプロピレングリ
コールモノメチルエーテル、トリプロピレングリコール
モノメチルエーテル等である。
【0019】上記グリコールエーテルの中でも、モノア
ルキルエーテルが好ましく、更にプロピレングリコール
モノアルキルエーテル、ジプロピレングリコールモノア
ルキルエーテル、トリプロピレングリコールモノアルキ
ルエーテルが好ましい。
ルキルエーテルが好ましく、更にプロピレングリコール
モノアルキルエーテル、ジプロピレングリコールモノア
ルキルエーテル、トリプロピレングリコールモノアルキ
ルエーテルが好ましい。
【0020】本発明の版面洗浄剤に用いられる炭化水素
系溶剤としては、ヘキサン、イソヘキサン、メチルペン
タン、ヘプタン、イソヘプタン、オクタン、イソオクタ
ン、イソオクテン、デカン、ドデカン、メチルシクロペ
ンタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、フェ
ニルシクロヘキサン等の脂肪族炭化水素系溶剤、トルエ
ン、キシレン、モノ〜トリエチルベンゼン、モノ〜トリ
プロピルベンゼン、モノ〜トリブチルベンゼン等の芳香
族炭化水素系溶剤が挙げられる。これらの中でも、沸点
が120〜350℃の範囲の石油留分が好ましく用いら
れる。
系溶剤としては、ヘキサン、イソヘキサン、メチルペン
タン、ヘプタン、イソヘプタン、オクタン、イソオクタ
ン、イソオクテン、デカン、ドデカン、メチルシクロペ
ンタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、フェ
ニルシクロヘキサン等の脂肪族炭化水素系溶剤、トルエ
ン、キシレン、モノ〜トリエチルベンゼン、モノ〜トリ
プロピルベンゼン、モノ〜トリブチルベンゼン等の芳香
族炭化水素系溶剤が挙げられる。これらの中でも、沸点
が120〜350℃の範囲の石油留分が好ましく用いら
れる。
【0021】本発明の版面洗浄剤に用いられる界面活性
剤としては、アニオン性、ノニオン性の界面活性剤が好
ましく用いられる。アニオン性界面活性剤としては、例
えば、セッケン類、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ア
ルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキルスルホン酸
塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシエチレン
アルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキル
フェニルエーテル硫酸塩、ナフタレンスルホン酸塩ホル
ムアルデヒド縮合物等が挙げられる。
剤としては、アニオン性、ノニオン性の界面活性剤が好
ましく用いられる。アニオン性界面活性剤としては、例
えば、セッケン類、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ア
ルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキルスルホン酸
塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシエチレン
アルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキル
フェニルエーテル硫酸塩、ナフタレンスルホン酸塩ホル
ムアルデヒド縮合物等が挙げられる。
【0022】ノニオン性界面活性剤としては、例えば、
ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエ
チレンアルキルフェニルエーテル類、ソルビタン脂肪酸
エステル類、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エス
テル類、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステ
ル類等が挙げられる。
ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエ
チレンアルキルフェニルエーテル類、ソルビタン脂肪酸
エステル類、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エス
テル類、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステ
ル類等が挙げられる。
【0023】上記界面活性剤の中でも、スルホン酸塩を
有するアニオン性界面活性剤が好ましく、特にアルキル
ナフタレンスルホン酸塩が好ましい。アルキルナフタレ
ンスルホン酸塩のアルキル基としては、イソプロピル
基、ブチル基、イソブチル基等が一般的で、1〜3個含
有する。版面洗浄剤における界面活性剤の含有量は、
0.1〜10重量%程度で、0.5〜5重量%の範囲が
好ましい。
有するアニオン性界面活性剤が好ましく、特にアルキル
ナフタレンスルホン酸塩が好ましい。アルキルナフタレ
ンスルホン酸塩のアルキル基としては、イソプロピル
基、ブチル基、イソブチル基等が一般的で、1〜3個含
有する。版面洗浄剤における界面活性剤の含有量は、
0.1〜10重量%程度で、0.5〜5重量%の範囲が
好ましい。
【0024】本発明の版面洗浄剤において、グリコール
エーテル類と炭化水素系溶剤の含有比率は重量で8:2
〜2:8が好ましく、更に7:3〜3:7が好ましい。
版面洗浄剤におけるグリコールエーテル類の含有量は、
30〜70重量%が好ましい。上記のグリコールエーテ
ル類と炭化水素系溶剤の含有比にすることによって、高
いインキ除去性を保持しながら、溶剤のゼラチン皮膜上
への残留及び浸透が抑制でき、その結果洗浄剤の版面か
らの除去性が向上すると考えられる。更に、界面活性剤
を含有させることによって、それらの効果を高めている
と考えられる。
エーテル類と炭化水素系溶剤の含有比率は重量で8:2
〜2:8が好ましく、更に7:3〜3:7が好ましい。
版面洗浄剤におけるグリコールエーテル類の含有量は、
30〜70重量%が好ましい。上記のグリコールエーテ
ル類と炭化水素系溶剤の含有比にすることによって、高
いインキ除去性を保持しながら、溶剤のゼラチン皮膜上
への残留及び浸透が抑制でき、その結果洗浄剤の版面か
らの除去性が向上すると考えられる。更に、界面活性剤
を含有させることによって、それらの効果を高めている
と考えられる。
【0025】さらに、本発明の版面洗浄剤には一般に使
われている緩衝剤、保恒剤、保存剤、あるいは湿潤剤等
を必要に応じて混合することができる。例えば、リン
酸、硫酸等の無機酸、コハク酸、プロピオン酸等の有機
酸、イミノ二酢酸、エチレンジアミン四酢酸等の錯化剤
である。また、コロイダルシリカ等の無機の微粒子も混
合することが出来る。しかし、本発明の版面洗浄剤に
は、PS版の洗浄剤に用いられているような水溶性高分
子化合物(例えば特開平6−32081号、同平7−1
25470号公報に記載されているような多糖類、繊維
素誘導体、ポリエチレングリコール類、ビニル重合体
等)は、含有させない方が好ましい。これらの水溶性高
分子化合物は、銀画像部のインキ乗り性を阻害する要因
となり得る。
われている緩衝剤、保恒剤、保存剤、あるいは湿潤剤等
を必要に応じて混合することができる。例えば、リン
酸、硫酸等の無機酸、コハク酸、プロピオン酸等の有機
酸、イミノ二酢酸、エチレンジアミン四酢酸等の錯化剤
である。また、コロイダルシリカ等の無機の微粒子も混
合することが出来る。しかし、本発明の版面洗浄剤に
は、PS版の洗浄剤に用いられているような水溶性高分
子化合物(例えば特開平6−32081号、同平7−1
25470号公報に記載されているような多糖類、繊維
素誘導体、ポリエチレングリコール類、ビニル重合体
等)は、含有させない方が好ましい。これらの水溶性高
分子化合物は、銀画像部のインキ乗り性を阻害する要因
となり得る。
【0026】本発明の銀画像をインキ受理性として利用
する平版印刷版としては、支持体上にハレーション防止
層を兼ねた下塗り層、ハロゲン化銀乳剤層及び物理現像
核層をこの順で設けた平版印刷版が一般的に用いられて
おり、本発明の版面洗浄剤が好ましく適用される。支持
体としては、通常、紙の両面をポリエチレン樹脂で被覆
した樹脂被覆紙やポリエチレンテレフタレートのような
樹脂フィルムが用いられている。
する平版印刷版としては、支持体上にハレーション防止
層を兼ねた下塗り層、ハロゲン化銀乳剤層及び物理現像
核層をこの順で設けた平版印刷版が一般的に用いられて
おり、本発明の版面洗浄剤が好ましく適用される。支持
体としては、通常、紙の両面をポリエチレン樹脂で被覆
した樹脂被覆紙やポリエチレンテレフタレートのような
樹脂フィルムが用いられている。
【0027】下塗り層及びハロゲン化銀乳剤層は、バイ
ンダーとして主にゼラチンが用いられ、その一部を他の
水溶性ポリマー、例えば澱粉、デキストリン、アルブミ
ン、アルギン酸ナトリウム、ヒドロキシエチルセルロー
ス、アラビアゴム、ポリビニルアルコール、ポリビニル
ピロリドン、カルボキシメチルセルロース、ポリアクリ
ルアミド、スチレン−無水マレイン酸共重合体、ポリビ
ニルメチルエーテル−無水マレイン酸共重合体等で置換
することもできる。さらにビニル重合体水性分散物(ラ
テックス)をゼラチン層に添加することもできる。
ンダーとして主にゼラチンが用いられ、その一部を他の
水溶性ポリマー、例えば澱粉、デキストリン、アルブミ
ン、アルギン酸ナトリウム、ヒドロキシエチルセルロー
ス、アラビアゴム、ポリビニルアルコール、ポリビニル
ピロリドン、カルボキシメチルセルロース、ポリアクリ
ルアミド、スチレン−無水マレイン酸共重合体、ポリビ
ニルメチルエーテル−無水マレイン酸共重合体等で置換
することもできる。さらにビニル重合体水性分散物(ラ
テックス)をゼラチン層に添加することもできる。
【0028】上記ゼラチン含有層は、ゼラチン硬膜剤で
硬化される。ゼラチン硬膜剤としては、例えばクロム明
ばんのような無機化合物、ホルマリン、グリオキザー
ル、マレアルデヒド、グルタルアルデヒドのようなアル
デヒド類、尿素やエチレン尿素等のN−メチロール化合
物、ムコクロル酸、2,3−ジヒドロキシ−1,4−ジ
オキサンの様なアルデヒド類、2,4−ジクロロ−6−
ヒドロキシ−S−トリアジン塩や、2,4−ジヒドロキ
シ−6−クロロ−トリアジン塩のような活性ハロゲンを
有する化合物、ジビニルスルホン、ジビニルケトンや
N、N、N−トリアクロイルヘキサヒドロトリアジン、
活性な三員環であるエチレンイミノ基やエポキシ基を分
子中に二個以上有する化合物類、高分子硬膜剤としての
ジアルデヒド澱粉等の種々の化合物の一種もしくは二種
以上を用いることができる。
硬化される。ゼラチン硬膜剤としては、例えばクロム明
ばんのような無機化合物、ホルマリン、グリオキザー
ル、マレアルデヒド、グルタルアルデヒドのようなアル
デヒド類、尿素やエチレン尿素等のN−メチロール化合
物、ムコクロル酸、2,3−ジヒドロキシ−1,4−ジ
オキサンの様なアルデヒド類、2,4−ジクロロ−6−
ヒドロキシ−S−トリアジン塩や、2,4−ジヒドロキ
シ−6−クロロ−トリアジン塩のような活性ハロゲンを
有する化合物、ジビニルスルホン、ジビニルケトンや
N、N、N−トリアクロイルヘキサヒドロトリアジン、
活性な三員環であるエチレンイミノ基やエポキシ基を分
子中に二個以上有する化合物類、高分子硬膜剤としての
ジアルデヒド澱粉等の種々の化合物の一種もしくは二種
以上を用いることができる。
【0029】下塗り層のゼラチン含有量は、一般に1〜
6g/m2程度である。下塗り層にはハレーション防止
の目的でカーボンブラック等の顔料、染料等を含有する
ことができる。また耐刷力向上のために平均粒径0.1
〜10ミクロンの固形粉末(例えばシリカ粒子)を含み
得る。さらに現像主薬等の写真用添加物も含むことが出
来る。また下塗り層は特開昭48−5503号、同昭4
8−100203号、同昭49−16507号公報に記
載のようなものであってもよい。更に特開平5−805
19、同5−80517、同5−66564の下塗り層
への非膨潤性ラテックスを含有してもいい。
6g/m2程度である。下塗り層にはハレーション防止
の目的でカーボンブラック等の顔料、染料等を含有する
ことができる。また耐刷力向上のために平均粒径0.1
〜10ミクロンの固形粉末(例えばシリカ粒子)を含み
得る。さらに現像主薬等の写真用添加物も含むことが出
来る。また下塗り層は特開昭48−5503号、同昭4
8−100203号、同昭49−16507号公報に記
載のようなものであってもよい。更に特開平5−805
19、同5−80517、同5−66564の下塗り層
への非膨潤性ラテックスを含有してもいい。
【0030】ハロゲン化銀乳剤層は、例えば、塩化銀、
臭化銀、塩臭化銀、及びこれらにヨウ化銀を含むものか
らなる。ハロゲン化銀結晶は、ロジウム塩、イリジウム
塩、パラジウム塩、ルテニウム塩、ニッケル塩、白金塩
等の重金属塩を含んでいてもよく、添加量はハロゲン化
銀1モル当り10-8〜10-3モルである。ハロゲン化銀
の結晶形態に特に制限はなく、立方体ないし14面体粒
子、さらにはコアシェル型、平板状粒子でもよい。ハロ
ゲン化銀結晶は、単分散、多分散結晶であってもよく、
その平均粒径は0.2〜0.8μmの範囲である。好ま
しい例の一つとしては、ロジウム塩もしくはイリジウム
塩を含む、塩化銀が70モル%以上の単分散もしくは多
分散結晶がある。ハロゲン化銀乳剤層のゼラチン含有量
は、0.5〜2g/m2程度である。
臭化銀、塩臭化銀、及びこれらにヨウ化銀を含むものか
らなる。ハロゲン化銀結晶は、ロジウム塩、イリジウム
塩、パラジウム塩、ルテニウム塩、ニッケル塩、白金塩
等の重金属塩を含んでいてもよく、添加量はハロゲン化
銀1モル当り10-8〜10-3モルである。ハロゲン化銀
の結晶形態に特に制限はなく、立方体ないし14面体粒
子、さらにはコアシェル型、平板状粒子でもよい。ハロ
ゲン化銀結晶は、単分散、多分散結晶であってもよく、
その平均粒径は0.2〜0.8μmの範囲である。好ま
しい例の一つとしては、ロジウム塩もしくはイリジウム
塩を含む、塩化銀が70モル%以上の単分散もしくは多
分散結晶がある。ハロゲン化銀乳剤層のゼラチン含有量
は、0.5〜2g/m2程度である。
【0031】ハロゲン化銀乳剤は、種々な方法で増感す
ることができる。例えば、チオ硫酸ナトリウム、アルキ
ルチオ尿素によって、又は金化合物、たとえばロダン
金、塩化金によって、又はこれらの両者の併用など当該
技術分野において良く知られた方法で化学的に増感する
ことが好ましい。ハロゲン化銀乳剤は又、例えばシアニ
ン、メロシアニン等の色素によってポジティブにもネガ
ティブにも増感又は減感され得る。その増感又は減感さ
れ得る波長域に特に制限はない。従って、オルソ増感、
パンクロ増感、ヘリウム−ネオンレーザー用増感、アル
ゴンレーザー用増感、LED用増感、半導体レーザー用
増感もなし得るし、明室用にUV増感、可視光減感もな
し得る。
ることができる。例えば、チオ硫酸ナトリウム、アルキ
ルチオ尿素によって、又は金化合物、たとえばロダン
金、塩化金によって、又はこれらの両者の併用など当該
技術分野において良く知られた方法で化学的に増感する
ことが好ましい。ハロゲン化銀乳剤は又、例えばシアニ
ン、メロシアニン等の色素によってポジティブにもネガ
ティブにも増感又は減感され得る。その増感又は減感さ
れ得る波長域に特に制限はない。従って、オルソ増感、
パンクロ増感、ヘリウム−ネオンレーザー用増感、アル
ゴンレーザー用増感、LED用増感、半導体レーザー用
増感もなし得るし、明室用にUV増感、可視光減感もな
し得る。
【0032】ハロゲン化銀乳剤層の上には物理現像核層
が設けられる。物理現像核としては銀、アンチモン、ビ
スマス、カドミウム、コバルト、鉛、ニッケル、パラジ
ウム、ロジウム、金、白金等の金属コロイド微粒子や、
これらの金属の硫化物、多硫化物、セレン化物、又はそ
れらの混合物、混晶であっても良い。物理現像核には、
親水性バインダーを含んでいてもいなくても良いが、ゼ
ラチン、澱粉、ジアルデヒド澱粉、カルボキシメチルセ
ルロース、アラビアゴム、アルギン酸ナトリウム、ヒド
ロキシエチルセルロース、ポリスチレンスルホン酸、ビ
ニルイミダゾールとアクリルアミドの共重合体、ポリビ
ニルアルコール等の親水性高分子又はそのオリゴマーを
含むことが出来、その含有量は0.5g/m2以下であ
ることが好ましい。物理現像核層は、前述したようにハ
イドロキノン、メチルハイドロキノン、カテコール等の
現像主薬を含有し、更にホルマリン、ジクロロ−s−ト
リアジン等の公知の硬膜剤を含んでいてもよい。
が設けられる。物理現像核としては銀、アンチモン、ビ
スマス、カドミウム、コバルト、鉛、ニッケル、パラジ
ウム、ロジウム、金、白金等の金属コロイド微粒子や、
これらの金属の硫化物、多硫化物、セレン化物、又はそ
れらの混合物、混晶であっても良い。物理現像核には、
親水性バインダーを含んでいてもいなくても良いが、ゼ
ラチン、澱粉、ジアルデヒド澱粉、カルボキシメチルセ
ルロース、アラビアゴム、アルギン酸ナトリウム、ヒド
ロキシエチルセルロース、ポリスチレンスルホン酸、ビ
ニルイミダゾールとアクリルアミドの共重合体、ポリビ
ニルアルコール等の親水性高分子又はそのオリゴマーを
含むことが出来、その含有量は0.5g/m2以下であ
ることが好ましい。物理現像核層は、前述したようにハ
イドロキノン、メチルハイドロキノン、カテコール等の
現像主薬を含有し、更にホルマリン、ジクロロ−s−ト
リアジン等の公知の硬膜剤を含んでいてもよい。
【0033】本発明の平版印刷版は、一般に画像露光
後、pH12〜14程度のアルカリ現像液で処理されて
製版される。かかる現像液には、現像主薬としてハイド
ロキノン、1−フェニル−3ピラゾリドン類等、アルカ
リ剤として、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸
化リチウム、第三リン酸ナトリウム等を含有する。他
に、亜硫酸塩等の保恒剤、チオ硫酸塩、チオシアン酸
塩、環状イミド、2−メルカプト安息香酸、アルカノー
ルアミン、メソイオン、チオエーテル等のハロゲン化銀
溶剤、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチル
セルロース等の粘稠剤、臭化カリウム、特開昭47−2
6201号公報に記載のカブリ防止剤、ポリオキシアル
キレン化合物、オニウム化合物等の現像調整剤を含むこ
とが出来る。さらに現像処理液には、米国特許第3,7
76,728号に記載の如き表面銀層のインキ乗りを良
くする化合物等を使用することが出来る。また、平版印
刷版に現像主薬を含有させ、現像液には実質的に現像主
薬を含有しないアルカリ性活性化処理液(アクチベータ
ータイプ)が好ましく用いられる。
後、pH12〜14程度のアルカリ現像液で処理されて
製版される。かかる現像液には、現像主薬としてハイド
ロキノン、1−フェニル−3ピラゾリドン類等、アルカ
リ剤として、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸
化リチウム、第三リン酸ナトリウム等を含有する。他
に、亜硫酸塩等の保恒剤、チオ硫酸塩、チオシアン酸
塩、環状イミド、2−メルカプト安息香酸、アルカノー
ルアミン、メソイオン、チオエーテル等のハロゲン化銀
溶剤、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチル
セルロース等の粘稠剤、臭化カリウム、特開昭47−2
6201号公報に記載のカブリ防止剤、ポリオキシアル
キレン化合物、オニウム化合物等の現像調整剤を含むこ
とが出来る。さらに現像処理液には、米国特許第3,7
76,728号に記載の如き表面銀層のインキ乗りを良
くする化合物等を使用することが出来る。また、平版印
刷版に現像主薬を含有させ、現像液には実質的に現像主
薬を含有しないアルカリ性活性化処理液(アクチベータ
ータイプ)が好ましく用いられる。
【0034】本発明の平版印刷版の現像後の表面銀層
は、任意の公知の表面処理剤でインキ受容性に変換ない
しは受容性を増強せしめ得る。このような処理液として
は、例えば特公昭48−29723号、米国特許第3,
721,559号等に記載されている。印刷方法、ある
いは使用する感脂化液、給湿液等は普通に良く知られた
方法によることが出来る。
は、任意の公知の表面処理剤でインキ受容性に変換ない
しは受容性を増強せしめ得る。このような処理液として
は、例えば特公昭48−29723号、米国特許第3,
721,559号等に記載されている。印刷方法、ある
いは使用する感脂化液、給湿液等は普通に良く知られた
方法によることが出来る。
【0035】
【実施例】以下に本発明を実施例により説明するが、勿
論これだけに限定されるものではない。 実施例1 厚み175μmのポリエチレンテレフタレートフィルム
(下引き済み)支持体の片面に、ゼラチン(3.5g/
m2)、硬膜剤(2,4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−
S−トリアジン塩)及び界面活性剤(ジ−2−エチルヘ
キシル−スルフォコハク酸ナトリウム)を含有する裏塗
り層を設けた。
論これだけに限定されるものではない。 実施例1 厚み175μmのポリエチレンテレフタレートフィルム
(下引き済み)支持体の片面に、ゼラチン(3.5g/
m2)、硬膜剤(2,4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−
S−トリアジン塩)及び界面活性剤(ジ−2−エチルヘ
キシル−スルフォコハク酸ナトリウム)を含有する裏塗
り層を設けた。
【0036】支持体の反対面に、下塗り層及びハロゲン
化銀乳剤層を塗布乾燥し、40℃で3日間加温した後、
ハロゲン化銀乳剤層の上に物理現像核層を設けた。下塗
り層はゼラチン(3.5g/m2)、カーボンブラッ
ク、マット剤(平均粒径1.2μmのシリカ粒子)、硬
膜剤(2,4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−s−トリア
ジンナトリウム)及び界面活性剤を含有する。ハロゲン
化銀乳剤層はゼラチン(0.8g/m2)、オルソ増感
された高感度塩化銀乳剤(銀量0.95g/m2)、硬
膜剤(N−メチロールエチレン尿素)、1−フェニル−
4−メチル−4−ヒドロキシメチル−3−ピラゾリドン
(0.1g/m2)及び界面活性剤を含有する。物理現
像核層は、特開昭53−21602号公報の実施例2に
記載の核塗布液と同様な方法で作成した。但し、該物理
現像核層は、ポリマーとしてはNo.3のアクリルアミドと
ビニルイミダゾールとの共重合体及びホルマリンを含
み、現像主薬としてハイドロキノンを0.6g/m2及
び1−フェニル−4−メチル−4−ヒドロキシメチル−
3−ピラゾリドンを0.05g/m2の割合で含む。
化銀乳剤層を塗布乾燥し、40℃で3日間加温した後、
ハロゲン化銀乳剤層の上に物理現像核層を設けた。下塗
り層はゼラチン(3.5g/m2)、カーボンブラッ
ク、マット剤(平均粒径1.2μmのシリカ粒子)、硬
膜剤(2,4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−s−トリア
ジンナトリウム)及び界面活性剤を含有する。ハロゲン
化銀乳剤層はゼラチン(0.8g/m2)、オルソ増感
された高感度塩化銀乳剤(銀量0.95g/m2)、硬
膜剤(N−メチロールエチレン尿素)、1−フェニル−
4−メチル−4−ヒドロキシメチル−3−ピラゾリドン
(0.1g/m2)及び界面活性剤を含有する。物理現
像核層は、特開昭53−21602号公報の実施例2に
記載の核塗布液と同様な方法で作成した。但し、該物理
現像核層は、ポリマーとしてはNo.3のアクリルアミドと
ビニルイミダゾールとの共重合体及びホルマリンを含
み、現像主薬としてハイドロキノンを0.6g/m2及
び1−フェニル−4−メチル−4−ヒドロキシメチル−
3−ピラゾリドンを0.05g/m2の割合で含む。
【0037】この様にして得られた平版印刷版に像反転
機構を有する製版カメラで像露光し、下記の転写現像液
(使用液)により30℃で30秒間現像処理し、続いて
下記の安定液で処理した。
機構を有する製版カメラで像露光し、下記の転写現像液
(使用液)により30℃で30秒間現像処理し、続いて
下記の安定液で処理した。
【0038】 <転写現像液> 水 700ml 水酸化カリウム 8g 水酸化ナトリウム 24g 無水亜硫酸ナトリウム 50g 2−アミノエチル−アミノエタノール 10g 2−メルカプト−5−nヘプチルオキサジアゾール 0.2g 水を加えて1リットルとする。pHは13.4に調整。
【0039】 <安定液> 水 600ml リン酸 1.2g 第一リン酸ナトリウム 25g 無水亜硫酸ナトリウム 2.5g エチレングリコール 5g 2−メルカプト−5−nヘプチルオキサジアゾール 0.1g ジエタノールアミン 5g 水を加えて1リットルとする。pHは6.0に調整。
【0040】以上の操作により作成した平版印刷版をオ
フセット印刷機(リョウビ2800CD;RYOBI社
製オフセット印刷機の商標)に装着し、下記の感脂化液
を版面にくまなく与え、下記給湿液を用いて印刷を行っ
た。インキはAB−Dick3−1012墨インキを用
いた。
フセット印刷機(リョウビ2800CD;RYOBI社
製オフセット印刷機の商標)に装着し、下記の感脂化液
を版面にくまなく与え、下記給湿液を用いて印刷を行っ
た。インキはAB−Dick3−1012墨インキを用
いた。
【0041】 <感脂化液> 水 600ml イソプロピルアルコール 400ml エチレングリコール 50g 2−メルカプト−5−n−ヘプチルオキサジアゾール 1g
【0042】<給湿液> o−リン酸 10g 硝酸ニッケル 5g 亜硝酸ナトリウム 5g エチレングリコール 100g コロイダルシリカ(20%液) 28g 水を加えて2リットルとする。
【0043】下記に示す版面洗浄剤の効果を確認するた
めに、置き版試験及び銀画像修正試験を実施した。試験
結果を表1に示す。 <置き版試験>5000枚印刷後、版面洗浄液をスポン
ジに含ませて版面を洗浄した後、水拭きして、1カ月間
置き版した。置き版後、再度印刷して銀画像部のインキ
乗り性と非画像部のインキ汚れを評価した。インキ乗り
性は、ムラなく、インキ盛りも問題ない状態になるまで
の印刷枚数で評価した。○は20枚までに均一にインキ
が乗る、△は30〜50枚で均一にインキが乗る、×は
インキ乗りにムラがあるかまたは均一にインキが乗るま
でに100枚以上必要とする。インキ汚れは、2000
枚印刷したときの非画像部の汚れ状態で評価した。○は
全く汚れなし、△は部分的に汚れがある、×は強い汚れ
がある。
めに、置き版試験及び銀画像修正試験を実施した。試験
結果を表1に示す。 <置き版試験>5000枚印刷後、版面洗浄液をスポン
ジに含ませて版面を洗浄した後、水拭きして、1カ月間
置き版した。置き版後、再度印刷して銀画像部のインキ
乗り性と非画像部のインキ汚れを評価した。インキ乗り
性は、ムラなく、インキ盛りも問題ない状態になるまで
の印刷枚数で評価した。○は20枚までに均一にインキ
が乗る、△は30〜50枚で均一にインキが乗る、×は
インキ乗りにムラがあるかまたは均一にインキが乗るま
でに100枚以上必要とする。インキ汚れは、2000
枚印刷したときの非画像部の汚れ状態で評価した。○は
全く汚れなし、△は部分的に汚れがある、×は強い汚れ
がある。
【0044】<銀画像修正試験>100枚印刷後、版面
洗浄剤をスポンジに含ませて版面を洗浄し、水拭きした
後乾燥して、特開平9−304946号公報の実施例2
の修正液Kを用いて銀画像部を消去修正し、再度印刷し
て銀画像の修正性を評価した。評価は、2000枚印刷
したときの修正部分のインキ乗りの状態で行った。○は
全くインキが乗らない、△はわずかにインキが乗る、×
は完全にインキが乗る。
洗浄剤をスポンジに含ませて版面を洗浄し、水拭きした
後乾燥して、特開平9−304946号公報の実施例2
の修正液Kを用いて銀画像部を消去修正し、再度印刷し
て銀画像の修正性を評価した。評価は、2000枚印刷
したときの修正部分のインキ乗りの状態で行った。○は
全くインキが乗らない、△はわずかにインキが乗る、×
は完全にインキが乗る。
【0045】下記の版面洗浄剤を作成した。 <版面洗浄剤A>特開平7−125470号公報の実施
例1のPS版用版面洗浄剤。
例1のPS版用版面洗浄剤。
【0046】<版面洗浄剤B>プロピレングリコールモ
ノメチルエーテルの50重量%水溶液。
ノメチルエーテルの50重量%水溶液。
【0047】<版面洗浄剤C>上記版面洗浄剤Bに界面
活性剤としてジブチルナフタレンスルホン酸ナトリウム
を2重量%添加した。
活性剤としてジブチルナフタレンスルホン酸ナトリウム
を2重量%添加した。
【0048】 <版面洗浄剤D> プロピレングリコールモノメチルエーテル 59重量% 灯油 39重量% ジブチルナフタレンスルホン酸ナトリウム 2重量%
【0049】<版面洗浄剤E>上記版面洗浄剤Dのプロ
ピレングリコールモノメチルエーテルをプロピレングリ
コールモノブチルエーテルに代えた版面洗浄剤。
ピレングリコールモノメチルエーテルをプロピレングリ
コールモノブチルエーテルに代えた版面洗浄剤。
【0050】<版面洗浄剤F>上記版面洗浄剤Dのプロ
ピレングリコールモノメチルエーテルをジプロピレング
リコールモノメチルエーテルに代えた版面洗浄剤。
ピレングリコールモノメチルエーテルをジプロピレング
リコールモノメチルエーテルに代えた版面洗浄剤。
【0051】<版面洗浄剤G>上記版面洗浄剤Dのプロ
ピレングリコールモノメチルエーテルをエチレングリコ
ールモノブチルエーテルに代えた版面洗浄剤。
ピレングリコールモノメチルエーテルをエチレングリコ
ールモノブチルエーテルに代えた版面洗浄剤。
【0052】 <版面洗浄剤H> プロピレングリコール 59重量% 灯油 39重量% ジブチルナフタレンスルホン酸ナトリウム 2重量%
【0053】 <版面洗浄剤I> エチレングリコール 59重量% 灯油 39重量% ジブチルナフタレンスルホン酸ナトリウム 2重量%
【0054】 <版面洗浄剤J> プロピレングリコールモノメチルエーテル 60重量% 灯油 40重量%
【0055】
【表1】
【0056】
【発明の効果】上記結果より、本発明の版面洗浄剤は、
ゼラチン皮膜からなる非画像部のインキを完全に除去す
ることによって、洗浄後のインキ汚れを大幅に改良し、
また、版面洗浄後の洗浄剤の除去が十分に行われるため
に、置き版によるインキ乗りを高いレベルに保つことが
できる。また、版面洗浄後の銀画像部の消去修正におい
ても、インキ除去及び洗浄剤の除去が十分に行われるた
めに、完全な画像修正が可能となる。
ゼラチン皮膜からなる非画像部のインキを完全に除去す
ることによって、洗浄後のインキ汚れを大幅に改良し、
また、版面洗浄後の洗浄剤の除去が十分に行われるため
に、置き版によるインキ乗りを高いレベルに保つことが
できる。また、版面洗浄後の銀画像部の消去修正におい
ても、インキ除去及び洗浄剤の除去が十分に行われるた
めに、完全な画像修正が可能となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武藤 雅昭 愛知県西春日井郡西枇杷島町旭町2丁目39 株式会社日研化学研究所内 (72)発明者 鎌田 徳一 愛知県西春日井郡西枇杷島町旭町2丁目39 株式会社日研化学研究所内 (72)発明者 貝沼 修 愛知県西春日井郡西枇杷島町旭町2丁目39 株式会社日研化学研究所内 Fターム(参考) 2H096 AA09 BA17 HA30 LA30 2H114 AA04 AA22 AA23 AA27 BA01 DA22 DA25 DA36 GA27
Claims (4)
- 【請求項1】 グリコールエーテル類、炭化水素系溶剤
及び界面活性剤を含有することを特徴とする銀画像をイ
ンキ受理性として利用する平版印刷版の版面洗浄剤。 - 【請求項2】 グリコールエーテル類と炭化水素系溶剤
の含有比率が重量比で8:2〜2:8である請求項1に
記載の版面洗浄剤。 - 【請求項3】 前記界面活性剤がスルホン酸塩を有する
アニオン性界面活性剤である請求項1または2に記載の
版面洗浄剤。 - 【請求項4】 前記平版印刷版がゼラチン皮膜上に銀画
像を形成した平版印刷版である請求項1、2または3に
記載の版面洗浄剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3418799A JP2000229486A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 平版印刷版用版面洗浄剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3418799A JP2000229486A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 平版印刷版用版面洗浄剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000229486A true JP2000229486A (ja) | 2000-08-22 |
Family
ID=12407204
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3418799A Pending JP2000229486A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 平版印刷版用版面洗浄剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000229486A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2023054210A1 (ja) * | 2021-09-28 | 2023-04-06 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷方法、及び、機上現像型平版印刷版用版面洗浄剤 |
| JP7526054B2 (ja) | 2020-08-19 | 2024-07-31 | 東京インキ株式会社 | オフセット印刷機用洗浄剤および洗浄方法 |
| KR102760240B1 (ko) * | 2024-02-06 | 2025-01-24 | 주식회사 이엠텍 | 포토레지스트 제거용 친환경 세정제 조성물 |
-
1999
- 1999-02-12 JP JP3418799A patent/JP2000229486A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7526054B2 (ja) | 2020-08-19 | 2024-07-31 | 東京インキ株式会社 | オフセット印刷機用洗浄剤および洗浄方法 |
| WO2023054210A1 (ja) * | 2021-09-28 | 2023-04-06 | 富士フイルム株式会社 | 平版印刷方法、及び、機上現像型平版印刷版用版面洗浄剤 |
| KR102760240B1 (ko) * | 2024-02-06 | 2025-01-24 | 주식회사 이엠텍 | 포토레지스트 제거용 친환경 세정제 조성물 |
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