JP2000224361A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2000224361A
JP2000224361A JP11024244A JP2424499A JP2000224361A JP 2000224361 A JP2000224361 A JP 2000224361A JP 11024244 A JP11024244 A JP 11024244A JP 2424499 A JP2424499 A JP 2424499A JP 2000224361 A JP2000224361 A JP 2000224361A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
image group
image
processing
processed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11024244A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3680610B2 (ja
Inventor
Kazuo Inui
和雄 乾
Junko Natsume
純子 夏目
Hiroshi Sumiyama
浩史 炭山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP02424499A priority Critical patent/JP3680610B2/ja
Priority to US09/495,297 priority patent/US6249658B1/en
Publication of JP2000224361A publication Critical patent/JP2000224361A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3680610B2 publication Critical patent/JP3680610B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00912Arrangements for controlling a still picture apparatus or components thereof not otherwise provided for
    • H04N1/0096Simultaneous or quasi-simultaneous functioning of a plurality of operations
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/32Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
    • H04N1/32358Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device using picture signal storage, e.g. at transmitter
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/32Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
    • H04N1/32609Fault detection or counter-measures, e.g. original mis-positioned, shortage of paper
    • H04N1/32646Counter-measures
    • H04N1/32673Adjusting or controlling an operating mode, e.g. from paper reception to memory reception
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/32Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
    • H04N2201/3285Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device using picture signal storage, e.g. at transmitter
    • H04N2201/3288Storage of two or more complete document pages or image frames
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/32Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
    • H04N2201/3285Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device using picture signal storage, e.g. at transmitter
    • H04N2201/3295Deletion of stored data; Preventing such deletion

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿の読取処理と画像データの出力処理のい
ずれか一方の処理が中断している場合であっても、中断
している処理をクリアすること。 【解決手段】 原稿の読取(S901でYES)、また
は動作モードが設定された場合(S920でYES)、
タイマをリセットする(S902)。原稿が読取されず
動作モードの設定もない場合、タイマをカウントする
(S921)。変数RTIMEが0となった場合、読込
ジョブを初期化する(S931)。同様に、画像データ
のプリント、または動作モードの設定がされた場合、タ
イマをリセットする。プリントされず動作モードの設定
もされていない場合、タイマをカウントする。変数PT
IMEが0となった場合、プリントジョブを初期化す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は画像形成装置に関
し、特に原稿を複写する複数のジョブを独立して処理す
ることができる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、原稿の読込とプリントの動作
を独立して行なうことができる画像形成装置が知られて
いる。この画像形成装置は、原稿を複写するための第1
のジョブを出力中に第2のジョブの入力が可能となって
いる。また、装置全体が動作していない場合や操作者に
より何ら操作されていない場合には、設定された複写モ
ードを自動的にクリアする機能を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像形成装置においては、複写モードを自動的にクリア
する機能は、たとえば、原稿を読込するジョブが複写モ
ードの設定状態で放置されている場合であっても、原稿
を出力するジョブが継続して処理されている限り、複写
モードのクリアは行なわれない。したがって、次に画像
形成装置を使用する別の操作者が画像形成装置を操作し
ようとしても、原稿を入力するジョブが複写モードを設
定する途中の状態のままで放置されることになるので、
画像形成装置を使用可能か否かの判断ができない。この
ように複写モードの設定途中で長時間放置されている場
合には、別の操作者が装置の使用を長時間することがで
きないという問題がある。
【0004】本発明は上述の問題点を解決するためにな
されたもので、読込またはプリントの処理が途中で停止
している時間を別々に計測することができる画像形成装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めにこの発明のある局面による画像形成装置は、複数の
画像からなる画像群を記憶するための記憶手段と、記憶
手段に画像群を入力する入力手段と、記憶手段に記憶さ
れた画像群を出力する出力手段とを備え、入力手段と出
力手段とは独立して画像群の処理が可能な画像形成装置
であって、入力手段で画像群の処理の途中で処理が停止
している時間を画像群ごとに計測する第1の計測手段
と、出力手段で画像群の処理の途中で処理が停止してい
る時間を画像群ごとに計測する第2の計測手段とを含
む。
【0006】好ましくは画像形成装置は、入力手段で画
像群に対して処理がされたときに第1の計測手段をリセ
ットし、出力手段で画像群に対して処理がされたときに
第2の計測手段をリセットするリセット手段をさらに備
える。
【0007】さらに好ましくは画像形成装置は、画像群
の動作モードを設定するための操作手段をさらに備え、
操作手段は、外部からの入力を検知する検知手段を含
み、リセット手段は、検知手段で外部からの入力を検知
したときに、画像群が入力手段で処理中の場合は第1の
計測手段をリセットし、画像群が出力手段で処理中の場
合は第2の計測手段をリセットすることを特徴とする。
【0008】さらに好ましくは画像形成装置のリセット
手段は、入力手段が画像群のうち少なくとも1つの画像
を処理したときに第1の計測手段をリセットし、出力手
段で画像群のうち少なくとも1つの画像を処理したとき
に第2の計測手段をリセットすることを特徴とする。
【0009】さらに好ましくは画像形成装置は、少なく
とも1つの画像群を選択する選択手段と、選択手段で選
択された画像群が入力手段で処理中のときであって第1
の計測手段で第1の時間が計時されたときに画像群の処
理を中止し、選択手段で選択された画像群が出力手段で
処理中のときであって第2の計測手段で第1の時間が計
時されたときに画像群の処理を中止する中止手段とをさ
らに備える。
【0010】さらに好ましくは画像形成装置の中止手段
は、選択手段で選択されていない画像群が入力手段で処
理中のときであって第1の計測手段で第1の時間よりも
長い第2の時間が計時されたときに画像群の処理を中止
し、選択手段で選択されていない画像群が出力手段で処
理中のときであって第2の計測手段で第2の時間が計時
されたときに画像群の処理を中止することを特徴とす
る。
【0011】さらに好ましくは画像形成装置の画像群の
動作モードを設定するための設定手段をさらに備え、中
止手段は、操作手段で設定の対象となっている画像群が
入力手段で処理中のときは第1の計測手段で第3の時間
が計時されたときに画像群の処理を中止し、操作手段で
設定の対象となっている画像群が出力手段で処理中のと
きは第2の計測手段で第3の時間が計時されたときに画
像群の処理を中止することを特徴とする。
【0012】この発明の他の局面による画像形成装置
は、原稿を複写する複写手段と、複数の原稿積載台と、
複数の原稿積載台のそれぞれに対応して複写手段で複写
する条件を設定するための設定手段と、条件を設定して
からの経過時間を原稿積載台ごとに計測する計測手段
と、複数の原稿積載台ごとに原稿が積載されたことを検
知する検知手段と、検知手段で原稿が積載されたことを
検知する前に計測手段で計測した経過時間が所定の時間
を超えたときは、設定手段で設定された条件をクリアす
るクリア手段とを備える。
【0013】これらの発明に従うと、処理の対象となる
画像群に対して、入力手段と出力手段のそれぞれで画像
群の処理の途中で処理が停止している時間を計測可能な
画像形成装置を提供することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態について説明する。なお、図中同一符号は同
一または相当する部材を示す。
【0015】[第1の実施の形態]図1は、本発明の第
1の実施の形態におけるデジタル複写機200の概略構
成を示す模式的断面図である。デジタル複写機200
は、大きくは原稿を搬送して必要に応じて原稿の表裏を
反転させる自動原稿搬送装置500と、原稿の画像を読
取って画像データを形成する読取装置IRと、読取装置
IRで読取られた画像データを一時記憶する画像メモリ
230と、画像メモリ230に格納された画像データに
基づいて複写用紙に印字を行なうプリンタ装置PRT
と、操作を入力するための操作パネル150(デジタル
複写機200上面(紙面に垂直方向)に設置されてい
る)と、外部とのデータの授受を行なうための外部入出
力制御部250とから構成される。
【0016】自動原稿搬送装置500では、原稿給紙ト
レイ501にセットされた原稿は、プリントが指示され
ると最下層の原稿から自動的にプラテンガラス215上
の読取位置にセットされ、読取装置IRでの読取が完了
すると、排紙トレイ502上に排出される。
【0017】読取装置IRは、走査系210と画像信号
処理部220とからなる。走査系210では、まず読取
位置にセットされた原稿の画像がその下方を移動するス
キャナ216に取付けられた露光ランプ211により露
光される。原稿からの反射光は、反射ミラーおよび集光
レンズ212を通り、CCDアレイなどを用いた光電変
換素子213、214に入力される。続いて、これらの
走査系210で得られた信号は、画像信号処理部220
へ送られる。画像信号処理部220では、入力された信
号に対して2値化処理、画質補正、変倍、画像編集など
の画像処理が行なわれる。そして画像処理が行なわれた
画像データは、画像メモリ230に格納される。
【0018】プリンタ装置PRTは、印字処理部24
0、光学系260、作像系270、用紙搬送系280か
らなる。印字処理部240は、画像メモリ230からの
画像データに基づいて、光学系260を駆動する。光学
系260では、印字処理部240によって制御される信
号に基づいて半導体レーザ261,262が、それぞれ
レーザビームを発する。これらは、ダイクロイックミラ
ー263で合成され、モータ264によって回転するポ
リゴンミラー265によって反射され、主レンズ266
を通して作像系270の感光体271に向けて照射され
る。
【0019】作像系270では、まず感光体271は、
帯電チャージャ272によって帯電された後、光学系2
60からのレーザビームが照射される。これにより、感
光体271上には、静電潜像が形成される。続いて、現
像機273により、静電潜像上にトナーが載せられる。
感光体271上のトナー像は、用紙搬送系280の給紙
カセット280aまたは給紙カセット280bから給紙
された複写用紙に転写される。その後、用紙搬送ベルト
281によって用紙は定着器282に搬送され、熱と圧
力とによりトナーが用紙に定着された後、図示しない受
皿上に排出される。なお、図示していないが、受皿の代
わりにソータを用いて、排出される用紙を分類して出力
するようにしてもよい。
【0020】外部入出力制御部250は、外部に接続さ
れたパーソナルコンピュータ、ローカルエリアネットワ
ーク(LAN)および公衆電話回線(PSTN)と画像
メモリ230との間でデータの授受を行なう。外部入出
力制御部250は、主にパーソナルコンピュータとの制
御信号および画像データの授受のための通信制御を行な
う通信制御部と、LANに接続され外部のLANに接続
された装置との制御信号および画像データの授受のため
にネットワーク制御を行なうネットワーク制御部と、フ
ァクシミリ動作時に画像メモリ230とのデータの授受
および画素密度、符号化方式などの変換を行なうファク
シミリ変換部と、ファクシミリ動作時に画像データおよ
び制御信号の変調、復調などの通信制御を行ない、また
電話回線に接続されPSTNとの通信制御を行なうG3
ユニット等から構成される。
【0021】外部入出力制御部250で外部のパーソナ
ルコンピュータ等から入力された画像データは、画像メ
モリ230に記憶される。したがって、画像メモリ23
0には、読取装置IRで読取った画像データと、外部入
出力制御部250で受信した画像データとを記憶するこ
とができる。
【0022】図2は、デジタル複写機200の上面に設
けられる操作パネル150の構成を説明するための平面
図である。操作パネル150は、液晶表示装置156
と、その上に設けられ透明な部材からなるタッチパネル
151と、複写部数や複写倍率などの数値を入力するた
めのテンキー152と、コピー開始を指示するためのス
タートキー155と、入力した数値のクリアまたは画像
メモリ230に記憶されている画像データを破棄するた
めのクリアキー153と、液晶表示装置156に表示さ
れている動作モードをクリアするためのパネルリセット
キー157と、デジタル複写機200の動作の停止を指
示するためのストップキー154とを含む。
【0023】液晶表示装置156には、使用者に対して
デジタル複写機200の内部の状況や、デジタル複写機
の動作モード等を表示することができる。また、デジタ
ル複写機200の動作モードを設定するためのメニュー
画面を表示することができ、タッチパネル151を使用
者が押下することにより、メニュー画面に従った動作モ
ードの入力が可能となっている。
【0024】図2に示す液晶表示装置156に表示され
ている画面例では、予約設定ボタン158が表示されて
いる。この予約設定ボタン158を押下することによ
り、現在デジタル複写機がプリント動作を行なっている
処理とは別の処理を設定することができる。
【0025】図3は、デジタル複写機200を制御する
制御部の概略構成を示すブロック図である。図を参照し
て制御部は、デジタル複写機200全体を制御するため
のCPU173と、CPU173で実行するプログラム
を格納するROM171と、CPU173でプログラム
を実行するのに必要となる情報を記憶するRAM172
と、2つのタイマ174,175と、操作パネル150
と、外部入出力制御部250とを含む。
【0026】タイマ174は、読取装置IRで一まとま
りの原稿束の読取を開始してからの経過時間を計測す
る。タイマ175は、画像メモリ230に記憶されてい
る画像データをプリンタ装置PRTで出力を開始してか
らの経過時間を計測する。
【0027】このように構成してなるデジタル複写機2
00は、読取装置IRで原稿を読取る処理とプリンタ装
置PRTで画像メモリ230に記憶されている画像デー
タを出力する処理とを独立して実行することができる。
また、画像メモリ230には、複数の画像データを記憶
することができ、一まとまりの原稿を読取装置IRで読
取って得られた画像データを複数個別々に画像メモリ2
30に記憶することができる。
【0028】このように、デジタル複写機200では、
マルチジョブ動作が可能となっている。図4は、デジタ
ル複写機200で行なわれるマルチジョブ動作について
説明するための模式図である。マルチジョブ動作とは、
プリンタ装置PRTで画像メモリ230に記憶されてい
る画像データを出力中に(ジョブ1)新たな一束の原稿
を読取装置IRで読取り(ジョブ3)、読取った画像デ
ータを画像メモリ230に記憶する動作を同時にするも
のである。すなわち、画像メモリ230に記憶されてい
る画像データをプリンタ装置PRTで出力するジョブ1
と、ジョブ1とは無関係の一束の原稿を読取装置IRで
読取るジョブ3とを同時に別々に行なうことをいう。ま
た、画像メモリ230には読取装置IRで読取った一束
の原稿ごとに画像データを記憶することができ、画像メ
モリ230に記憶されている画像データは、プリンタ装
置PRTで出力されるのを待つジョブ(ジョブ2)とな
る。
【0029】図5は、本実施の形態におけるデジタル複
写機200で行なわれる処理の流れを示すメインフロー
図である。図を参照して、CPU173に電源をONす
るなどしてリセットがかかると、図5に示すメインフロ
ーのプログラムがスタートする。そして、まずRAMの
クリアや各種レジスタの設定などのCPU173のイニ
シャライズが行なわれる(ステップS30)。その後、
プリンタ装置PRTのモードの初期化処理が行なわれる
(ステップS31)。プリンタ装置PRTのモードの初
期化とは、たとえば、複写倍率、複写濃度、原稿サイズ
等をROM171に予め記憶されている初期値に設定す
る処理である。
【0030】その後、CPU173に内蔵されている内
部タイマをスタートさせる(ステップS32)。この内
部タイマには予めステップS30の初期設定において初
期値が設定されている。
【0031】続いて、現在のジョブの状態を決定するジ
ョブ制御処理(ステップS33)と、LCDおよびLE
Dの表示を行なう表示処理(ステップS34)、テンキ
ー152や液晶表示装置156上に設けられたタッチパ
ネル151等からの入力を受付ける入力処理(ステップ
S35)、オートクリア用のタイマ174,175をカ
ウントしてオートクリアを行なうオートクリア処理(ス
テップS36)、その他の処理(ステップS37)とを
順次行なう。
【0032】すべてのサブルーチン処理が終了すると、
最初にセットした内部タイマの終了を待って(ステップ
S38)、1ルーチンを終了し、ステップS32に戻
る。この1ルーチンの時間の長さを使って、タイマ17
4,175でメインフローの処理を何回繰返したかを計
数する。したがって、タイマ174,175は、時間を
直接計時しているわけでなく、メインフローの処理を1
回終了するまでの時間と内部タイマの設定時間とのいず
れか長い時間を積算することにより計時するものであ
る。
【0033】このようにすることで、直接時間を計時す
るタイマを用いた場合に必要となる割込処理を不要とす
ることができる。また、タイマ174,175は、実際
にはメインフローの処理を実行した回数を計数している
ので、タイマ174,175のしきい値を整数で表わす
ことができ、タイマ174,175の設定が容易とな
る。
【0034】図6は、図5のステップS33に示すジョ
ブ制御処理の流れを示すフロー図である。ここで、カレ
ントジョブについて説明する。カレントジョブとは、操
作者がデジタル複写機200に対して操作を行なってい
ると思われるジョブをいう。カレントジョブに対して操
作対象でないジョブをサブジョブという。
【0035】図6を参照して、ジョブ制御処理は、デジ
タル複写機200が停止しているか否かを判断する(ス
テップS50)。デジタル複写機200が停止中か否か
は、読取装置IRもしくはプリント装置PRTのいずれ
かが動作しているか否かで判断される。デジタル複写機
200が停止中でなければ(ステップS50でNO)、
読取装置IRが動作中か否かが判断される(ステップS
51)。読取装置IRが読取中であれば、カレントジョ
ブを「読込」とし(ステップS513)、メインフロー
に戻る。読取装置Rが動作中でなければ(ステップS5
1でNO)、プリント装置PRTが動作中か否かが判断
される(ステップS511)。プリント装置PRTが動
作中であればカレントジョブを「プリント」とし(ステ
ップS512)、プリント装置PRTが動作中でなけれ
ば(ステップS511でNO)、カレントジョブに何も
設定せずにメインフローに戻る。
【0036】ステップS50でデジタル複写機200が
停止中であれば(ステップS50でYES)、エラーが
発生しているか否かを判断する(ステップS52)。エ
ラーが発生しているか否かは、読取装置IRとプリント
装置PRTから出力されるエラー信号をCPU173で
受信することによりエラーの発生を判断する。
【0037】受信したエラー信号からエラーが発生した
のがプリント装置PRTにおけるエラーなのか読取装置
IRにおけるエラーであるのかを判断する(ステップS
521およびステップS523)。プリント装置PRT
で生じたエラーである場合には(ステップS521でY
ES)、カレントジョブに「プリント」を設定しメイン
フローに戻る。読取装置IRで生じたエラーである場合
には(ステップS521でNOかつステップS523で
YES)、カレントジョブに「読込」を設定してメイン
フローに戻る。発生したエラーがプリント装置PRTお
よび読取装置IRのいずれで発生したエラーでない場合
には(ステップS521でNOかつステップS523で
NO)、全体エラーと判断し(ステップS525)、カ
レントジョブに何も設定せずメインフローに戻る。
【0038】デジタル複写機200が停止中であってエ
ラーにより停止しているのでなければ(ステップS50
でYESかつステップS52でNO)、デジタル複写機
200に対する操作がされたか否かが判断される(ステ
ップS53)。デジタル複写機200に対する操作の有
無は、操作パネル150が操作されたか否かにより判断
される。操作パネル150が操作された場合には(ステ
ップS53でYES)、プリント装置PRTで処理して
いるジョブに対する操作であるのか読取装置IRで処理
しているジョブに対する操作であるのかが判断される
(ステップS513およびステップS533)。プリン
ト装置PRTで処理しているジョブに対する操作である
のか読取装置IRで処理しているジョブに対する操作で
あるのかの判断は、操作パネル150の液晶表示部15
6に表示されているジョブにより判断される。
【0039】図4に示したマルチジョブ動作をデジタル
複写機200は行なうので、デジタル複写機200内に
は複数のジョブが存在する。そのうちの1つは読取装置
IRで処理され、他の1つはプリント装置PRTで処理
され、その他のジョブは画像メモリに記憶される。それ
ぞれのジョブについて、デジタル複写機200で処理す
る動作モードが設定されており、設定されていない場合
には、操作パネル150からの入力により設定が可能で
ある。デジタル複写機200内に存在するジョブを選択
するためには、操作パネル150の液晶表示装置156
に表示された予約設定キー158を押下することによ
り、ジョブ選択画面が表示され、表示されたジョブ選択
画面にはデジタル複写機200内に存在するジョブのす
べてが読取装置IRで読取られた順に番号が付加されて
表示される。使用者は表示されたジョブから所望のジョ
ブを選択することができる。使用者により選択されたジ
ョブが判かれば、操作対象のジョブが読取装置IRで処
理されているジョブであるのかプリント装置PRTで処
理されているジョブであるのか、または画像メモリ23
0に記憶されているジョブであるのかを判断することが
できる。
【0040】操作パネル150の液晶表示装置156に
表示されているジョブがプリント装置PRTで処理して
いるジョブである場合には(ステップS531でYE
S)、カレントジョブに「プリント」を設定してメイン
フローに戻る。液晶表示装置156に表示されているジ
ョブが読取装置IRで処理しているジョブである場合に
は(ステップS531でNOかつステップS533でY
ES)、カレントジョブに「読込」を設定してメインフ
ローに戻る。液晶表示装置156に表示されている動作
モードが画像メモリに記憶されているジョブである場合
には(ステップS531でNOかつステップS533で
NO)、カレントジョブに何も設定せずメインフローに
戻る。
【0041】デジタル複写機に対する操作がない場合に
は(ステップS53でNO)、プリント装置PRTがプ
リント動作を中断しているのか読取装置IRが動作を中
断しているのか否かが判断される(ステップS54およ
びステップS55)。プリント装置PRTまたは読取装
置IRが動作を中断しているか否かは、これらを制御す
るCPU173で検知することができる。プリント装置
PRTが動作を中断する場合には、たとえば現像機27
3中のトナーが不足した場合、給紙カセット280から
給紙された用紙が紙詰まりを起こした場合、操作パネル
150のストップキー154が押下された場合などが挙
げられる。また、読取装置IRが動作を中断する場合と
は、たとえば自動原稿搬送装置500で原稿を適正に搬
送することができなかった場合、画像メモリ230の記
憶容量が不足した場合、操作パネル150のストップキ
ー154が押下された場合などが挙げられる。
【0042】プリント装置PRTと読取装置IRの両方
が動作を中断している場合には(ステップS54でYE
SかつステップS541でYES)、両動作が中断して
いると判断し(ステップS542)、カレントジョブに
何も設定せずにメインフローに戻る。プリント装置PR
Tのみが動作を中断している場合は(ステップS54で
YESかつステップS541でNO)、カレントジョブ
に「プリント」を設定して(ステップS543)メイン
フローに戻る。読取装置IRのみが動作を中断している
場合は(ステップS54でNOかつステップS55でY
ES)、カレントジョブに「読込」を設定して(ステッ
プS551)メインフローに戻る。プリント装置PRT
と読取装置IRの両方とも中断していない場合には(ス
テップS54でNOかつステップS55でNO)、デジ
タル複写機200は待機中であると判断して(ステップ
S552)、カレントジョブに何も設定せずにメインフ
ローに戻る。
【0043】このように、ジョブ制御処理においては、
読取装置IRの動作状態と、プリント装置PRTの動作
状態と、操作パネル150における操作状態とにより、
カレントジョブが決定される。ここで決定されたカレン
トジョブの動作モードが操作パネル150の液晶表示装
置156に表示される。
【0044】図7は、キー入力処理の流れを示すフロー
図である。キー入力処理とは、液晶表示部156に表示
されている予約設定キー158を押下することにより、
読取装置IRで処理しているジョブをカレントジョブに
設定するための処理である。図を参照して、液晶表示装
置156に表示されている予約設定キー158が押下さ
れたか否かが判断される(ステップS61)。予約設定
キー158の押下は、タッチパネル151により検知さ
れる。予約設定キー158が押下されていない場合には
(ステップS61でNO)、その他のキーの押下を検知
した場合にその検知したキーに割当てられている処理を
行なう(ステップS62)。たとえば、テンキー152
が押下された場合には、コピー枚数に押下されたキーの
数字を設定する。
【0045】予約設定キー158が押下された場合には
(ステップS61でYES)、カレントジョブが「プリ
ント」に設定されており、かつ読取装置IRが動作して
いない状態であるか否かが判断される(ステップS6
3)。条件が満たされた場合には(ステップS63でY
ES)、カレントジョブに「読込」が設定される(ステ
ップS64)。条件が満たされない場合には(ステップ
S63でNO)、何も行なわず処理を終了する。
【0046】これにより、読取装置IRが動作していな
い状態で、プリント装置PRTのみが動作している状態
のときに、原稿をセットして読取装置IRを動作させた
い場合にカレントジョブを「読込」に設定するための処
理が行なわれる。
【0047】したがって、プリント装置PRTのみが動
作している状態で、予約設定キー158が押下される
と、液晶表示装置156にプリントジョブの初期値が表
示され、初期値を変更するための入力操作が可能とな
り、スタートキー155を押下することにより設定され
た動作モードで原稿の読取が開始される。
【0048】図8は、表示処理の流れを示すフロー図で
ある。図を参照して、表示処理はまずLED表示のため
の処理を行なう(ステップS70)。LED表示とは、
操作パネル150のスタートキー153、ストップキー
154、パネルリセットキー157の下部に設けられた
LEDの表示を制御するための処理である。たとえば、
スタートキー155を押下することが可能なときに青色
のLEDが発光し、スタートキー155を押下すること
ができないときに赤色のLEDが発光する。これによ
り、スタートボタン155が赤または青で発光するの
で、操作者はスタートボタンを押下することができるか
否かをLEDの発光している色を見ることにより認識す
ることができる。同様に、ストップキー154とパネル
リセットキー157においては赤色と青色のLEDの発
光が行なわれる。
【0049】次に、LCD表示処理が行なわれる。LC
D表示処理とは、操作パネル150の液晶表示装置(L
CD)156に表示する画面を制御するための処理であ
る。
【0050】このように、メインルーチンで1回のルー
チンを処理する間に、表示処理が1回行なわれて、LE
Dと液晶表示装置156の表示内容が切換わる。
【0051】図9は、操作パネル150の液晶表示装置
156(LCD)に動作モードを表示するための処理の
流れを示すフロー図である。図を参照して、上述のジョ
ブ制御処理により決定されたカレントジョブにより液晶
表示装置156に表示される表示内容が決定される。カ
レントジョブが「読込」の場合には(ステップS80で
YES)、液晶表示装置156に読込ジョブの動作モー
ドが表示される(ステップS87)。読込ジョブとは、
読取装置IRで処理しているジョブ、すなわち原稿を読
取って画像データを出力する処理に対して設定された動
作モードが表示される。動作モードが設定されていない
場合には、初期設定された動作モードが表示される。
【0052】カレントジョブが「プリント」の場合には
(ステップS81でYES)、液晶表示装置156にプ
リント装置PRTで処理しているジョブの動作モードが
表示される(ステップS88)。プリントジョブとは、
プリント装置PRTで画像メモリ230に記憶されてい
る画像データを用紙に印字を行なう処理であり、その動
作モードとは、印字を行なう場合の濃度、倍率、使用す
る用紙のサイズ、印字した用紙に対して行なうソートあ
るいはステープルの有無、印字形態として片面印字もし
くは両面印字等のモードをいう。
【0053】カレントジョブに何も設定されておらず、
全体エラーと判断された場合には(ステップS82でY
ES)、液晶表示部156に全体エラー表示がされる
(ステップS86)。全体エラー表示とは、読取装置I
Rとプリント装置PRTとの両方においてエラーが生じ
た状態をいい、液晶表示装置156には、たとえば「読
取装置とプリント装置とでエラーが発生しています」の
メッセージを表示する。
【0054】カレントジョブに何も設定されておらず両
方中断と判断された場合には(ステップS83でYE
S)、液晶表示部156に両方中断中の表示がなされる
(ステップS85)。両方中断中の表示とは、読取装置
IRとプリント装置PRTとの両方で、処理が中断して
いる状態を表示するものである。処理の中断とは、スト
ップキー154が押下されたときにカレントジョブの動
作が中断することにより中断する。たとえば、液晶表示
部156に表示されているカレントジョブがプリントジ
ョブである場合に、ストップキー154を押下すると、
プリント動作が中断する。また、液晶表示装置156に
カレントジョブであるプリントジョブが表示されている
状態で、予約設定キー158を押下することにより、表
示されるジョブ一覧表から読取ジョブを選択して読取ジ
ョブをカレントジョブにした後、ストップキー154を
押下することにより、読取ジョブを中断させることがで
きる。
【0055】両方中断中の表示とは、液晶表示装置15
6に「読取装置とプリント装置の両方の処理が中断して
います」のメッセージが表示される。
【0056】以上のいずれでもない場合(ステップS8
3でNO)、カレントジョブに何も設定されておらず待
機中の状態であるので待機中表示がなされる(ステップ
S84)。待機中表示とは、画像メモリ230に画像デ
ータが記憶されておらず、読取装置IRとプリント装置
PRTの両方が動作していない状態をいう。したがって
デジタル複写機は動作していない状態となる。この場合
に待機中表示がなされて液晶表示装置156に、たとえ
ば「待機中です」の表示がなされる。
【0057】このように、液晶表示装置156にデジタ
ル複写機の現在の状態が表示され、特にデジタル複写機
で処理するジョブが複数ある場合には、カレントジョブ
の動作モードが表示されるので、操作者は、デジタル複
写機がどのような状態にあるのかを視覚により認識する
ことができる。また、液晶表示装置156に表示されて
いるカレントジョブの動作を、ストップキー154を押
下することにより中断することができるので、現在読取
装置IRまたはプリント装置PRTで行なっている動作
を中断することができる。
【0058】次にオートクリア処理について説明する。
オートクリア処理とは、読取処理IRで行なっている処
理が中断またはエラーにより停止した場合、または読取
装置IRで処理している画像データに対応する動作モー
ドの設定が放置されている場合に、読取装置で処理して
いる画像データに対応する動作モードをクリアする処理
であり、同様に、プリント装置PRTでの処理が中断ま
たはエラーにより停止している場合、またはプリント装
置PRTで処理している画像データの動作モードの設定
が放置されている場合に読取プリント装置PRTで処理
している画像データの動作モードをクリアする処理であ
る。
【0059】図10と図11は、オートクリア処理の流
れを示すフロー図である。図中FREADは、読取装置
IRが動作しているか否かを示すフラッグであり、FR
EADが「0」の場合には動作していない状態を示し、
「1」の場合には動作している状態を示す。また、FR
EADのオフエッジとは、1つの原稿が読取られて画像
データが出力されたことを検知したことを示すもので、
FREADフラッグが「1」から「0」に変わる時点で
検知される。FREADのオフエッジが一度検知される
と、次にFREADフラッグが「1」から「0」に変わ
ることがない限り、FREADのオフエッジは検知され
ない。また、FREADのオフエッジは、読取装置IR
で読取る原稿の枚数の分だけ検知されることになる。し
たがって、FREADのオフエッジが原稿の枚数分検知
されることにより、読込み原稿の枚数指定があった場合
には、すべての原稿が読取られたことがわかる。
【0060】FREADフラッグが「0」の状態を維持
している場合で、FREADのオフエッジが検知されな
い場合には、読取装置IRが動作していない状態が継続
していることを示す。動作していない状態とは、読取装
置IRが動作を中断している場合、もしくはエラーが発
生して停止している状態を示す。
【0061】FKEYは、操作パネル150のキーが押
下されたか否かを示すフラッグであり、FKEYが
「1」のときはキーが押下されていることを示し、
「0」のときはキーが押下されていないことを示す。ま
た、FKEYのオフエッジとは、FKEYフラッグが
「1」から「0」に変化するときに検知されるものであ
る。また、FKEYのオフエッジが検知されたことを一
度判断されると、次にFKEYフラッグが「1」から
「0」に変化しない限りFKEYのオフエッジは検知さ
れない。したがって、FKEYのオフエッジは、操作パ
ネルのキーが押下された回数の分だけ検知されることに
なる。また、FKEYフラッグが「0」である状態を維
持する場合に、FKEYのオフエッジが検知されない状
態が継続すると、操作パネル150における動作モード
の設定が途中で放置されている状態を示す。
【0062】FPRINTとは、プリント装置PRTが
動作しているか否かを示すフラッグであり、FPRIN
Tが「0」の場合にはプリント装置PRTが動作してい
ない状態を示し、「1」の場合にはプリント装置PRT
が動作している状態を示す。また、FPRINTのオフ
エッジとは、プリント装置PRTのプリント動作が終了
した時点で検知されるもので、換言すればFPRINT
フラッグが「1」から「0」に変わる時点で一度検知さ
れる。FPRINTのオフエッジが検知されたことが一
度判断されると、次にFPRINTが「1」から「0」
に変わらない限りFPRINTのオフエッジは検知され
ない。FPRINTのオフエッジは、プリント装置PR
Tでプリントする枚数の分だけ検知されることになる。
したがって、画像メモリ230に記憶されている画像デ
ータの枚数分だけFPRINTのオフエッジが検知され
ることにより、原稿の枚数指定があった場合には、すべ
ての画像データがプリント出力されたことがわかる。
【0063】RTIMEはタイマ174で計数される変
数であり、PTIMEとは、タイマ175で計数される
変数である。TSETまたはTSET1は、変数RTI
MEまたはPTIMEに設定される定数であり、TSE
TはTSET1よりも小さい。変数RTIMEとPTI
MEとは、図5に示したメインフローが1ルーチンの処
理を終了するたびに1ずつ減算される変数である。
【0064】図10を参照して、FREADフラッグが
「0」であるか否かが判断される(ステップS90
0)。FREADフラッグが「1」の場合、すなわち読
取装置IRが動作している場合にはステップS940に
進む。FREADフラッグが「0」の場合、すなわち読
取装置IRが動作していない場合には(ステップS90
0でYES)、FREADのオフエッジが検知されたか
否かが判断される(ステップS901)。すなわち、原
稿1頁分の画像データの出力が検知されたか否かが判断
される。FREADのオフエッジが検知された場合には
(ステップS901でYES)、変数RTIMEに定数
TSETが設定されることにより、変数RTIMEがリ
セットされる(ステップS902)。その後ステップS
930に進む。ステップS902において、変数RTI
MEへの定数TSETの設定は、読取装置IRで1頁分
の原稿が読取られて画像データが出力されるたびにタイ
マ174がリセットされることを示す。
【0065】FREADのオフエッジが検知されない場
合には(ステップS901でNO)、FKEYフラッグ
が判断される(ステップS910)。FKEYフラッグ
が「0」でない場合、すなわち操作パネル150のキー
が押下された場合にはステップS940に進む。FKE
Yフラッグが「0」の場合(ステップS910でYE
S)、すなわち操作パネル150のキーが押下されてい
ない場合には、FKEYのオフエッジが検知されたか否
かが判断される(ステップS911)。FKEYのオフ
エッジが検知された場合(ステップS911でYES)
には、カレントジョブが「読込」であるか否かが判断さ
れる(ステップS920)。カレントジョブが「読込」
の場合にはステップS902に進み、タイマ174のリ
セットが行なわれる。
【0066】ステップS911でFKEYのオフエッジ
が検知されない場合、または検知された場合であってカ
レントジョブが「読込」でない場合にはステップS92
1に進む。ステップS921では、変数RTIMEから
1が減算される。これにより、読取装置IRが動作を中
断している状態、またはエラーにより停止している場合
であって操作パネル150のキーが押下されていない状
態が継続している間、変数RTIMEが1減算され続け
ることになる。そしてステップS930において変数R
TIMEが0か否かが判断され、0である場合には(ス
テップS930でYES)、読込ジョブの初期化、すな
わち読取装置IRで処理している画像データの動作モー
ドが初期化される。また、画像データそのものを画像メ
モリ230から削除するようにしてもよい。
【0067】ステップS930において、RTIMEが
0でない場合にはステップS940に進む。
【0068】図11を参照して、ステップS940で
は、FPRINTフラッグが「0」であるか否かが判断
される。FPRINTが「1」の場合、すなわちプリン
ト装置PRTが動作している場合にはオートクリア処理
を終了してメインフローに戻る。FPRINTフラッグ
が「0」の場合(ステップS940でYES)、すなわ
ちプリント装置PRTが動作していない場合にはFPR
INTのオフエッジが検知されたか否かが判断される
(ステップS941)。FPRINTのオフエッジが検
知された場合には(ステップS941でYES)、ステ
ップS942に進み変数PTIMEに定数TSETがセ
ットされる(ステップS942)。これにより、タイマ
175がリセットされる。
【0069】FPRINTのオフエッジが検知されない
場合には(ステップS941でNO)、FKEYフラッ
グが「0」であるか否かが判断される(ステップS95
0)。FKEYが「0」でない場合には、すなわち操作
パネル150のキーが押下された場合にはメインフロー
に戻る。
【0070】FKEYフラッグが「0」の場合(ステッ
プS950でYES)、すなわち操作パネル150でキ
ーが押下されない場合には、FKEYのオフエッジが検
知されたか否かが判断される(ステップS951)。K
EYのオフエッジが検知された場合には(ステップS9
51でYES)、カレントジョブが「プリント」である
か否かが判断される(ステップS952)。カレントジ
ョブが「プリント」である場合には(ステップS952
でYES)、ステップS942で変数PTIMEに定数
TSETが設定される。これにより、タイマ175がリ
セットされる。このように、プリント装置PRTで1頁
分の画像データがプリント出力されるか、プリントされ
ない場合であって操作パネル150でキーの押下がされ
た場合に、タイマ175がリセットされる。
【0071】一方、FKEYのオフエッジが検知されな
い場合(ステップS951でNO)、またはFKEYの
オフエッジが検知された場合であってもカレントジョブ
が「プリント」でない場合には変数PTIMEから1が
減算される(ステップS953)。ステップS952に
おいて、カレントジョブがプリントでない場合とは、プ
リント装置PRTで行なう処理に対応する動作モードの
設定とは関係ないキー操作が操作パネル150で行なわ
れていることを示す。
【0072】したがって、プリント装置PRTが中断ま
たはエラーにより停止している場合であって、操作パネ
ル150においてプリント装置PRTで処理している画
像データに対応する動作モードの設定がされていない状
態が継続する限り、変数PTIMEが1ずつ減算される
ことになる。
【0073】そして、ステップS960において、変数
PTIMEが0であるか否かが判断され、「0」の場合
にはプリント装置PRTで処理している画像データに対
応する動作モードが初期化される(ステップS96
1)。また、プリント装置PRTで処理している画像デ
ータそのものを画像メモリ230から削除するようにし
てもよい。
【0074】また、変数PTIMEが0でない場合には
何も行なわずメインフローに戻る。以上説明したとお
り、本実施の形態におけるデジタル複写機においては、
読取装置IRの動作が中断している状態、または読取装
置IRで行なう処理に対応する動作モードの設定が操作
パネル150からされていない状態のときに、タイマ1
74によりその動作が継続している時間がタイマ174
で計測される。そしてタイマ173で計測された時間が
所定の時間(TSET)となった場合には、読取装置I
Rで行なう処理が初期化される。また、読取られた画像
データを画像メモリ230から削除する。
【0075】さらに、プリント装置PRTの動作が中断
している状態、またはプリント装置PRTで処理してい
る画像データに対応する動作モードに対して操作パネル
150で設定がされていない状態が継続する時間がタイ
マ175で計測される。そしてタイマ175で計測され
た時間が所定の時間(TSET)となったときに、プリ
ント装置PRTで処理しているジョブがクリアされる。
これにより、プリント装置PRTで処理している画像デ
ータに対応する動作モードが初期化される。また、画像
データが画像メモリ230より削除される。
【0076】このように、読取装置IRで行なう処理が
停滞している時間を計時するタイマ174とプリント装
置PRTで行なう処理が停滞する時間を計時するタイマ
175とを設け、それぞれ独立にタイマを計時するよう
にしたので、一方の処理が継続している場合であって
も、他方の処理が停止または中断している場合には他方
の処理をクリアすることができる。その結果、次にデジ
タル複写機に対して処理を入力しようとする者は、デジ
タル複写機のジョブごとに現在の状況を認識することが
でき、特に読取装置IRが中断またはエラーにより停止
したまま放置されることがなくなる。その結果即座にデ
ジタル複写機に対して処理を入力することができる。
【0077】図12と図13は、オートクリア処理の変
形例を示すフロー図である。図を参照して、変形例にお
けるオートクリア処理は、図10に示したオートクリア
処理にステップS902′とステップS942′とを加
えた流れとなっている。この点を除いて図10および図
11に示したオートクリア処理と同様であるので同じス
テップについては説明を繰返さない。図12と図13に
示したオートクリア処理の変形例においては、タイマ1
74とタイマ175をリセットするための定数にTSE
TとTSET1の2つの定数を用いたものである。TE
STはTSET1よりも小さい値を設定してある。
【0078】図12を参照して、ステップS902′に
進むのは、ステップS901においてFREADのオフ
エッジが検知された場合であり、ステップS902に進
むのは、ステップS902においてカレントジョブが
「読込」と判断された場合である。これは、読取装置I
Rで画像データの出力が検知された場合と、読取装置I
Rで処理する画像データに対応する動作モードの設定が
操作パネル150からされた場合とでタイマ174をリ
セットする時間を異ならせるようにしたものである。し
たがって、読取装置IRで画像データが一度出力された
場合には、その後読取装置IRが処理を中断またはエラ
ーにより停止する時間は、動作モードを設定する操作が
放置される時間よりも長い時間が許されることになる。
【0079】図13を参照して、ステップS942′に
進むのは、ステップS941においてFPRINTのオ
フエッジが検知された場合であり、ステップS942に
進むのは、ステップS952においてカレントジョブが
「プリント」と判断された場合である。ステップS94
2においては、変数PTIMEに定数TSETが設定さ
れることによりタイマ175がリセットされ、ステップ
S942′においては変数PTIMEに定数TSET1
が設定されることによりタイマ175がリセットされ
る。ステップS942とステップS942′とで変数P
TIMEに設定される定数が異なる。これにより、プリ
ント装置PRTで1頁分の画像データが出力された場合
には、その後プリント装置PRTが処理を中断またはエ
ラーにより停止する時間は、プリント装置PRTで処理
する画像データに対する動作モードの設定が放置される
時間よりも長い時間が許されることになる。
【0080】このように、読取装置IRまたはプリント
装置PRTの動作が中断または停止しているときにジョ
ブがクリアされるまでの時間を、読取装置IRまたはプ
リント装置PRTで処理する画像データに対応する動作
モードを設定する操作を放置する時間よりも長くするこ
とにより、バリエーションに富んだオートクリア処理を
実現することができる。その結果、利便性のよいデジタ
ル複写機を提供することができる。
【0081】また、オートクリアするジョブを、カレン
トジョブのみに制限することもできる。これにより、カ
レントジョブ、すなわち操作パネルの液晶表示装置15
6に動作モードが表示されているジョブのみがクリアさ
れるので、カレントジョブでないサブジョブについては
クリアされることはない。これにより、操作者が液晶表
示装置156で動作モードの設定を放置しているジョブ
のみをクリアすることができる。
【0082】さらに、サブジョブをオートクリアするま
での時間をカレントジョブをオートクリアするまでの時
間よりも長くして、サブジョブをオートクリアするまで
の時間を延長させるようにオートクリア処理を変形して
もよい。これにより、使用者が動作モードを液晶表示装
置156で確認できないサブジョブがクリアされるまで
の時間を長く取ることができる。
【0083】[第2の実施の形態]第2の実施の形態に
おけるデジタル複写機200は、第1の実施の形態にお
けるデジタル複写機に原稿積載台を付加したハード構成
である。その他のハード構成については第1の実施の形
態におけるデジタル複写機200と同じなのでここでの
説明は繰返さない。図14は、第2の実施の形態におけ
るデジタル複写機200の概略構成を示す模式的断面図
である。図14を参照して、第2の実施の形態における
デジタル複写機200は、原稿積載台510を備える。
【0084】原稿積載台510は、複数の原稿台511
〜515を有し、自動原稿搬送装置500に支持されて
いる。原稿積載台510は、図示しないモータによって
駆動されることにより、自動原稿搬送装置500に対し
て上下方向(紙面に垂直方向)に移動可能に接続されて
いる。複数の原稿台511〜515には、それぞれデジ
タル複写機200で複写するための一束の原稿をセット
することができる。
【0085】原稿積載台510が図14に示す位置にあ
るとき(この位置をホームポジションとする)、原稿台
511にセットされた一束の原稿は自動原稿搬送装置5
00に供給される。原稿積載台510が駆動モータによ
って駆動されて下方に移動し、原稿台512がホームポ
ジションにおける原稿台511の位置に来たとき、原稿
台512にセットされた一束の原稿は順に自動原稿搬送
装置500に供給される。同様に、原稿台513〜51
5にセットされた一束の原稿は、駆動モータによって原
稿積載台510を下方に移動することにより、それぞれ
の原稿台513〜515がホームポジションにおける原
稿台511があったときに来たとき、それぞれの原稿台
513〜515にセットされた一束の原稿が自動原稿搬
送装置500に供給される。
【0086】第2の実施の形態におけるデジタル複写機
200で行なわれる処理は、第1の実施の形態における
デジタル複写機200における処理とオートクリア処理
が異なるのみでその他の処理については同様であるので
ここでの説明は繰返さない。
【0087】図15は、第2の実施の形態におけるデジ
タル複写機で行なわれるオートクリア処理の流れを示す
フロー図である。図を参照して、オートクリア処理は、
まず、原稿積載台510の原稿台511〜515のいず
れかに対して動作モードの予約が設定されている最中か
否かが判断される(ステップS1001)。動作モード
の予約とは、原稿台にセットされた、またはセットされ
るであろう原稿を処理するための動作モードを、処理を
行なう前に予め設定しておく操作をいう。このオートク
リア処理は、原稿台511〜515の5つの原稿台に対
してそれぞれ行なわれるものである。ここでは原稿台5
11に対して行なわれるオートクリア処理を説明する。
したがって、ステップS1001においては、原稿台5
11に対して動作モードの予約が操作パネル150から
されている最中か否かが判断される。そして、予約操作
中でない場合には、原稿台511にセットされた原稿に
対して予約が既に設定済か否かが判断され(ステップS
1003)、設定済でない場合にはオートクリア処理を
行なう必要はないのでそのまま処理を終了する。
【0088】原稿台511に対して予約を設定中である
場合には(ステップS1001でYES)、操作パネル
150のキーが押下されたか否かが判断される(ステッ
プS1002)。操作パネル150のキーが押下された
場合には(ステップS1002でNO)、設定操作が継
続中であるのでそのまま処理を終了する。操作パネル1
50でキーが押下されていない場合には(ステップS1
002)、予約設定中であって設定操作が放置されてい
る状態であるので、原稿台511に原稿がセットされて
いるか否かが判断される(ステップS1004)。ま
た、ステップS1003で原稿台511に予約が設定済
みと判断された場合にもステップS1004で原稿台5
11に原稿がセットされているか否かが判断される。こ
れは、予約設定後に原稿をセットせずに放置している状
態である。
【0089】原稿台511に原稿がセットされている場
合には(ステップS1004でYES)、オートクリア
処理を行なう必要がないのでそのまま処理を終了する。
原稿台511に原稿がセットされていない場合には、F
KEYのオフエッジが検出されたか否かが判断される
(ステップS1005)。FKEYのオフエッジが検知
された場合には(ステップS1005でYES)、変数
ATIMEnに定数TSET1が設定されることによ
り、タイマがリセットされる(ステップS1007)。
【0090】FKEYのオフエッジが検知されない場合
には(ステップS1005でNO)、変数ATIMEn
から1が減算される(ステップS1006)。これによ
り、原稿台511にセットされるであろう原稿に対する
動作モードの予約の設定が放置されている場合や、また
は原稿台511に予約がセットされているが原稿がセッ
トされていない場合に、変数ATIMEnが1ずつ減算
される。そして、ステップS1008において、変数A
TIMEnが0か否かが判断される。変数ATIMEn
が0の場合には原稿台511に対して設定されている予
約を破棄する(ステップS1009)。
【0091】これにより、原稿台511に対する動作モ
ードの予約の設定が放置されている場合や、原稿台51
1に対して動作モードの予約を設定したが、所定の時間
経過しても原稿が原稿台511にセットされない場合は
設定された予約が破棄される。
【0092】以上説明したとおり、第2の実施の形態に
おけるデジタル複写機によれば、原稿台511〜515
上に原稿がセットされている原稿台に対してのみ予約さ
れた動作モードで処理することが可能となるので、予約
の設定操作が途中で長時間放置されることがなく、原稿
台511〜515に原稿がセットされていない原稿台に
対して予約された動作モードを長時間維持しておくこと
がない。これにより、デジタル複写機を効率的に利用す
ることが可能となる。
【0093】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態におけるデジタル複写機の概
略構成を示す模式的断面図である。
【図2】デジタル複写機200の上面に設けられた操作
パネル150の平面図である。
【図3】デジタル複写機200の制御部の概略構成を示
すブロック図である。
【図4】マルチジョブ動作について説明するための模式
図である。
【図5】デジタル複写機200で行なわれる処理の流れ
を示すメインフロー図である。
【図6】ジョブ制御処理の流れを示すフロー図である。
【図7】キー入力処理の流れを示すフロー図である。
【図8】表示処理の流れを示すフロー図である。
【図9】LCD処理の流れを示すフロー図である。
【図10】オートクリア処理の流れを示す第1のフロー
図である。
【図11】オートクリア処理の流れを示す第2のフロー
図である。
【図12】オートクリア処理の変形例を示す第1のフロ
ー図である。
【図13】オートクリア処理の変形例を示す第2のフロ
ー図である。
【図14】第2の実施の形態におけるデジタル複写機の
概略構成を示す模式的断面図である。
【図15】第2の実施の形態におけるデジタル複写機で
行なわれるオートクリア処理の流れを示すフロー図であ
る。
【符号の説明】
200 デジタル複写機 IR 読取装置 PRT プリント装置 150 操作パネル 173 CPU 174,175 タイマ 230 画像メモリ 500 自動原稿搬送装置 510 原稿積載台 511〜515 原稿台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 炭山 浩史 大阪市中央区安土町二丁目3番13号大阪国 際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 AQ06 HJ06 HK19 HN04 HN21 HV09 HV14 HV44 2C087 AA03 AA09 AB01 AC08 BA03 BC04 BC07 CB02 CB17 2H027 DA32 DA40 DA50 ED30 EF09 FA35 ZA07 5C062 AA05 AB17 AB22 AB30 AB42 AC22 AC55 AC58 AE15 BA00

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画像からなる画像群を記憶するた
    めの記憶手段と、 前記記憶手段に前記画像群を入力する入力手段と、 前記記憶手段に記憶された前記画像群を出力する出力手
    段とを備え、 前記入力手段と前記出力手段とは独立して前記画像群の
    処理が可能な画像形成装置であって、 前記入力手段で前記画像群の処理の途中で処理が停止し
    ている時間を前記画像群ごとに計測する第1の計測手段
    と、 前記出力手段で前記画像群の処理の途中で処理が停止し
    ている時間を前記画像群ごとに計測する第2の計測手段
    とを含む、画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記入力手段で前記画像群に対して処理
    がされたときに前記第1の計測手段をリセットし、前記
    出力手段で前記画像群に対して処理がされたときに前記
    第2の計測手段をリセットするリセット手段をさらに備
    えた、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記画像群の動作モードを設定するため
    の操作手段をさらに備え、 前記操作手段は、外部からの入力を検知する検知手段を
    含み、 前記リセット手段は、前記検知手段で外部からの入力を
    検知したときに、前記操作手段で設定の対象となってい
    る前記画像群が前記入力手段で処理中の場合は前記第1
    の計測手段をリセットし、前記操作手段で設定の対象と
    なっている前記画像群が前記出力手段で処理中の場合は
    前記第2の計測手段をリセットすることを特徴とする、
    請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記リセット手段は、前記入力手段が前
    記画像群のうち少なくとも1つの画像を処理したときに
    前記第1の計測手段をリセットし、前記出力手段で前記
    画像群のうち少なくとも1つの画像を処理したときに前
    記第2の計測手段をリセットすることを特徴とする、請
    求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 少なくとも1つの画像群を選択する選択
    手段と、 前記選択手段で選択された前記画像群が前記入力手段で
    処理中のときであって前記第1の計測手段で第1の時間
    が計時されたときに前記画像群の処理を中止し、前記選
    択手段で選択された前記画像群が前記出力手段で処理中
    のときであって前記第2の計測手段で前記第1の時間が
    計時されたときに前記画像群の処理を中止する中止手段
    とをさらに備えた、請求項1から4のいずれかに記載の
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記中止手段は、前記選択手段で選択さ
    れていない前記画像群が前記入力手段で処理中のときで
    あって前記第1の計測手段で前記第1の時間よりも長い
    第2の時間が計時されたときに前記画像群の処理を中止
    し、前記選択手段で選択されていない前記画像群が前記
    出力手段で処理中のときであって前記第2の計測手段で
    前記第2の時間が計時されたときに前記画像群の処理を
    中止することを特徴とする、請求項5に記載の画像形成
    装置。
  7. 【請求項7】 前記画像群の動作モードを設定するため
    の設定手段をさらに備え、前記中止手段は、前記操作手
    段で設定の対象となっている画像群が前記入力手段で処
    理中のときは前記第1の計測手段で第3の時間が計時さ
    れたときに前記画像群の処理を中止し、前記操作手段で
    設定の対象となっている前記画像群が前記出力手段で処
    理中のときは前記第2の計測手段で第3の時間が計時さ
    れたときに前記画像群の処理を中止することを特徴とす
    る、請求項5または6に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 原稿を複写する複写手段と、 複数の原稿積載台と、 前記複数の原稿積載台のそれぞれに対応して前記複写手
    段で複写する条件を設定するための設定手段と、 前記条件を設定してからの経過時間を前記原稿積載台ご
    とに計測する計測手段と、 前記複数の原稿積載台ごとに原稿が積載されたことを検
    知する検知手段と、 前記検知手段で原稿が積載されたことを検知する前に前
    記計測手段で計測した経過時間が所定の時間を超えたと
    きは、前記設定手段で設定された前記条件をクリアする
    クリア手段とを備えた、画像形成装置。
JP02424499A 1999-02-01 1999-02-01 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3680610B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02424499A JP3680610B2 (ja) 1999-02-01 1999-02-01 画像形成装置
US09/495,297 US6249658B1 (en) 1999-02-01 2000-02-01 Image forming apparatus capable of independently processing multiple jobs

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02424499A JP3680610B2 (ja) 1999-02-01 1999-02-01 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000224361A true JP2000224361A (ja) 2000-08-11
JP3680610B2 JP3680610B2 (ja) 2005-08-10

Family

ID=12132846

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02424499A Expired - Fee Related JP3680610B2 (ja) 1999-02-01 1999-02-01 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6249658B1 (ja)
JP (1) JP3680610B2 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7031003B2 (en) * 1999-12-27 2006-04-18 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, control method of image processing apparatus, and storage medium
US7248385B2 (en) * 2000-01-18 2007-07-24 Minolta Co., Ltd. Printer controller that has a printer perform print processing on print jobs transmitted from a plurality of terminals, an image forming apparatus for performing print processing on the plurality of print jobs, and a terminal that transmits print jobs to the printer controller
JP4174956B2 (ja) * 2000-06-15 2008-11-05 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像処理装置、画像処理方法及び印刷システム
JP4535636B2 (ja) * 2001-04-11 2010-09-01 パナソニックシステムネットワークス株式会社 複合機
JP3898577B2 (ja) * 2002-06-12 2007-03-28 シャープ株式会社 給紙排紙装置、及び画像形成装置
JP4085760B2 (ja) * 2002-09-17 2008-05-14 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 入力処理システムおよび画像処理装置
JP4093219B2 (ja) * 2004-09-24 2008-06-04 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像複写装置
JP4546299B2 (ja) * 2005-03-18 2010-09-15 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2006256275A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Canon Inc 装置および画像形成装置
JP4478598B2 (ja) * 2005-03-18 2010-06-09 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP4600210B2 (ja) * 2005-08-19 2010-12-15 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP5054147B2 (ja) * 2010-03-31 2012-10-24 キヤノン株式会社 画像読取装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4816864A (en) * 1984-11-22 1989-03-28 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Programmable copying apparatus
JPH07104638B2 (ja) 1986-05-29 1995-11-13 ミノルタ株式会社 複写機
JPH05188713A (ja) 1992-01-13 1993-07-30 Minolta Camera Co Ltd 複写機
JP3546615B2 (ja) * 1996-11-08 2004-07-28 ミノルタ株式会社 画像形成装置
US5960247A (en) * 1996-11-12 1999-09-28 Minolta Co., Ltd. Image forming apparatus capable of readily managing sheets after completion of jobs
JP3397153B2 (ja) * 1998-02-12 2003-04-14 ミノルタ株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US6249658B1 (en) 2001-06-19
JP3680610B2 (ja) 2005-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11212406A (ja) 画像形成装置および画像形成装置の制御方法
JP3680610B2 (ja) 画像形成装置
JPH11146105A (ja) 画像形成装置
JPH08116394A (ja) デジタル複写機
JP2004004622A (ja) 画像形成装置、用紙設定制御方法
JP3353220B2 (ja) 画像処理装置
JPH08116427A (ja) ファクシミリ装置
JP3612802B2 (ja) 画像処理装置
JP3715691B2 (ja) 画像処理装置
JPH1058793A (ja) 画像形成装置
JP2001245089A (ja) 画像処理装置
JPH10313378A (ja) 画像処理装置および画像形成装置
JP2002261997A (ja) ネットワーク課金管理システム
JP3355878B2 (ja) デジタル複写機
JP3671584B2 (ja) 画像形成装置
JP2000013551A (ja) 画像処理装置
JPH0738685A (ja) 複合画像形成装置
JPH1198287A (ja) 画像形成装置
JP2001022224A (ja) 画像形成装置
JP2004272136A (ja) 画像形成装置
JPH10210195A (ja) 画像形成装置
JP2003125141A (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及び画像処理システム
JPH09307682A (ja) 画像処理システムおよび画像処理システムの画像出力方法
JP2000137415A (ja) 画像形成装置
JPH07321983A (ja) 画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040902

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040907

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20041029

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041105

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20041105

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050322

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20050325

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050426

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050509

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090527

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090527

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100527

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110527

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120527

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130527

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140527

Year of fee payment: 9

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees