JP2000220297A - 鉄骨構造物の建方精度調整工法 - Google Patents

鉄骨構造物の建方精度調整工法

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JP2000220297A
JP2000220297A JP11021779A JP2177999A JP2000220297A JP 2000220297 A JP2000220297 A JP 2000220297A JP 11021779 A JP11021779 A JP 11021779A JP 2177999 A JP2177999 A JP 2177999A JP 2000220297 A JP2000220297 A JP 2000220297A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スパンと鉛直度との調整を同時に行え、かつ
微調整が容易で高精度の建方精度が得られる施工が容易
な鉄骨構造物の建方精度調整工法を提供する。 【解決手段】 多数の鉄骨柱12と梁16とを接合プレ
ート18を介して摺動可能に仮ボルト結合して架構に軸
組みし、該架構の一部の区画を基準ブロック24にして
その区画内の柱をワイヤーロープの緊張等によりスパン
及び鉛直度調整し、建方精度を得た後に基準ブロックの
柱と梁とを本固定する。次に該基準ブロックの柱とこれ
に隣接する仮固定中の柱とを繋ぐ梁の一方の端部の結合
部に横方向に伸縮するジャッキ26を配する。該ジャッ
キは結合部における柱の梁ブラケット14と梁との結合
用ボルト挿通孔にそれぞれその伸縮端を係合させる。該
ジャッキを伸縮させると基準ブロック部に反力をとって
結合部間の隙間が伸縮し、隣接柱が変位してスパンと鉛
直度との双方が同時調整される。そして、該隣接柱の建
方精度を得た後、本固定して順次前記基準ブロックを拡
大させていく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄骨構造物の建方
精度調整工法にかかわり、特に柱のスパン調整と鉛直精
度調整とを同時に行えるようにした調整工法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、柱と梁とを接合部プレートを介
してボルト結合して建造する鉄骨構造物にあっては、柱
と梁とを仮結合した状態に軸組して建て込み、その後に
柱のスパン調整と鉛直度調整とをして建方精度を出し、
当該精度が得られてから高力ボルトで本締め固定する。
【0003】この建方精度を得るにあたっては、図6に
示すように先ずスパン調整から行うが、このスパン調整
は門型に軸組された架構の柱2と梁4とに対して対角状
にワイヤロープやターンバックル等の緊張材6を張設し
てこれを緊張させたり、柱2と梁4との結合部間に楔8
を打ち込んだり、結合用ボルト孔にドリフトピンを叩き
込んだりする等して、継手部の柱2と梁4との結合部の
隙間を調整し、柱2のスパン精度を出す。
【0004】そして、上記スパン調整の終了後に架構建
入調整をおこなって柱2の鉛直度をだす。この鉛直度の
調整は上記ワイヤロープやターンバックル等の緊張材6
による緊張弛緩調節の他、エレクションピースの利用、
鉄骨柱2の周囲に縦置きに配置した複数のジャッキの伸
縮調節などにより行なわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の建方精度の調整工法では、以下のような問題点が
あった。 工程がスパン調整と鉛直度調整との2段階になり、各
工程の工数も多くかかって甚だ面倒である。 ワイヤロープやターンバックルなどの緊張材6による
方式の調整では柱2と梁4とを押し戻して結合部間の隙
間を離間させるのが困難である。 楔8やドリフトピンによる方式では微調整が難しく、
精度が出し難い。 緊張材6による方式あるいは楔8やドリフトピンによ
る方式の場合、単独では効かせ過ぎたときに元に戻すこ
とができなくなる。 縦配置のジャッキによる方式であると、ジャッキの付
与力に対する発生モーメントが小さいので、効きが悪
く、無理をすると柱を変形させてしまう。
【0006】本発明は以上の様な従来の課題に鑑みてな
されたものであり、その目的は、スパン調整と鉛直度調
整とを同時に行え、かつ微調整が容易で高精度の建方精
度が得られる施工が容易な鉄骨構造物の建方精度調整工
法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の鉄骨構造の建方精度調整工法にあっては、
多数の鉄骨製の柱と梁との端部同士を接合プレートを介
して結合して軸組する架構の、該柱のスパンと鉛直度と
を調整するに際して、先ず複数の柱と梁とからなる所定
の小区画を基準ブロックにして、該基準ブロックの柱と
梁とをワイヤーロープの締め付けや楔の打ち込み等によ
ってスパン調整すると共に鉛直度を調整して該基準ブロ
ック部の建方精度を出して本固定し、次いで、該基準ブ
ロックの柱とこれに隣接する柱とを繋ぐ梁の一方の端部
を柱に仮固定して、他方の梁端部と柱との結合部間に掛
け渡して横方向に伸縮するジャッキを配し、該ジャッキ
は前記結合部の互いの結合用ボルト挿通孔にそれぞれそ
の伸縮端を係合させ、該ジャッキを伸縮させることで基
準ブロック部に反力をとって隣接する柱のスパン調整と
鉛直度調整とを同時に行い、該隣接する柱の建方精度を
出した後に本固定して、順次前記基準ブロックを拡大さ
せていくことを特徴とする。
【0008】以上の構成に係る本発明の鉄骨構造物の建
方精度調整工法にあっては、柱と梁との結合部間に掛け
渡してそれぞれの結合用ボルト挿通孔に伸縮端を係合さ
せたジャッキを伸縮させると、当該ジャッキの伸縮に伴
い基準ブロック部に反力をとって柱と梁との結合部の隙
間が拡大或いは縮小し、基準ブロックの柱とこれに隣接
する仮固定中の柱とのスパンおよび当該仮固定中の柱の
鉛直度が変化する。このため、スパン調整と鉛直度調整
とを同時に行い得る。また、梁レベルで隣接する柱に水
平方向から加力することになるので、大きなモーメント
力が得られ、よって使用するジャッキは可搬性のある小
型のもので済み、しかも微調整も容易に行える。更にジ
ャッキは梁と柱とのそれぞれのボルト挿通孔に係合させ
て設置するから、ジャッキを固定させるための部品を別
途に特に設ける必要もない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して詳細に説明する。図1から図5は本発明の
鉄骨構造物の建方精度調整工法の一実施形態を示し、図
1はその基本概念を説明するための概略側面図、図2は
図1を部分的に拡大してより具体的に示す側面図、図3
は図2中の要部拡大側面図、図4は本実施形態で用いる
接合プレートの平面図、図5は図3中のV −V 線矢視断
面図である。
【0010】図1と図2とにおいて、12は柱であり、
14はその柱12に一体化されて取り付けられて側方に
突出するH形鋼からなる梁ブラケット、16はH形鋼か
らなる梁で、各梁16はその両端部がそれぞれ柱12の
梁ブラケット14に接合プレート18を介してボルト締
結されて軸組され、多数の柱12と梁16とにより鉄骨
構造の架構20を構成している。
【0011】ここで、上記架構20を組み立てるにあた
り、柱12のスパン調整と鉛直度調整とを行って、これ
らスパン精度と鉛直度精度との建方精度を出してから、
柱12と梁16とは高力ボルトで本固定されるが、当該
スパンと鉛直度との建方精度を調整し直すことを可能と
するために、軸組の終了段階ではそれら多数の柱12と
梁16とは仮ボルト固定されていて、その継手部におけ
る梁ブラケット14と梁16との結合部間の隙間は調整
可能になっている。
【0012】すなわち、上記接合プレート18は図3〜
図5に示すように、片側半分ずつが梁16端部のフラン
ジ部16aと梁ブラケット14端部のフランジ部14a
とに跨り、当該両フランジ部14a,16aをその上下
の両面から2枚で挟んで多数のボルト22で仮固定さ
れ、梁ブラケット14の結合用ボルト挿通孔14b及び
梁16の結合用ボルト挿通孔16bのそれぞれの穴径と
これらに挿通されるボルト22の軸径との差のクリアラ
ンス分だけ、各々接合プレート18に対して摺動し得る
ようになっている。なお、この仮固定の時点では接合プ
レート18は上側のフランジ部14a,16aのみに設
けられて、下側のフランジ部にはまだ設けられていな
い。
【0013】ところで、以上のように軸組された架構2
0の建方精度を出すに際して、この発明の調整工法で
は、図1に示すように、まず複数の柱12と梁16から
なる所定の小区画の架構部分が基準ブロック24とされ
て、当該基準ブロック24の柱12と梁16とが、ワイ
ヤーロープ等の緊張材6による締め付けや、楔の打ち込
み等によって移動・変位され、柱12のスパン調整が先
に行われた後に、鉛直度の調整が行われる。そして、こ
の基準ブロック24部の建方精度が得られたら高力ボル
トで本固定される。なお、この段階における基準ブロッ
ク24部の上記緊張材6による調整および楔による調整
は前述した従来の調整工法による。
【0014】次ぎに、上記本固定された基準ブロック2
4の柱12とこれに隣接する未だ仮固定の柱12とを繋
いでいる梁16におけるいずれか一方の端部と、当該端
部を仮接合させている柱12との継手部の結合部間に掛
け渡して横方向に伸縮するジャッキ26を配する。ここ
で、この実施形態では上記ジャッキ26にはネジジャッ
キが採用されて、基準ブロック24と反対側の梁端部と
その側方の仮固定中の柱12の梁ブラケット14との継
手部における下側のフランジ部14a,16aに跨って
配設されている。
【0015】上記ネジジャッキ26は図5に示すよう
に、固定側スリーブ28とこの固定側スリーブ28に回
転を許容されて強固に支持された回転軸30と、この回
転軸30に刻設されたネジ部に螺合された移動側スリー
ブ32、及び固定側スリーブ28と移動側スリーブ32
とを繋いで移動側スリーブ32を摺動自在に支持するガ
イドロッド34とからなる。固定側スリーブ28に支持
された回転軸30はこの固定側スリーブ28を貫通して
移動側スリーブ32と反対側に突出し、その軸端部30
aはラチェット付きハンドル等の回転操作用部材(図示
せず)を係合させるための係合部に形成されており、ハ
ンドルの操作により上記回転軸30は適宜に正逆回転さ
れるようになっている。つまり、上記ハンドルを操作す
ると移動側スリーブ32はガイドロッド34により回転
が拘束されているので、当該移動側スリーブ32は回転
軸30及びガイドロッド34上を移動して、固定側スリ
ーブ28との相対距離が近接あるいは離間されるように
なっている。
【0016】また、近接・離間移動して相対的に伸縮端
となる上記両スリーブ28,32には、それぞれ回転軸
30に直交して同一方向に延びる係合ロッド28a,3
2aが設けられており、一方の移動側スリーブ28の係
合ロッド28aは、梁16のフランジ部16aの結合用
ボルト挿通孔16bに挿通係合される。また、他方の固
定側スリーブ32の係合ロッド32aは、梁ブラケット
14のフランジ部14aの結合用ボルト挿通孔14bに
挿通係合されるようになっている。
【0017】つまり、両係合ロッド28a,32aをそ
れぞれ上記の係合状態にして上記ハンドル34を操作す
れば、係合ロッド28a,32a間の距離が変わり、基
準ブロック側の柱に反力をとって梁16と梁ブラケット
14とを相対的に押し引きすることで、それらの継手部
における結合部間の隙間の大きさが調節される。
【0018】即ち、ジャッキ26の回転軸30を回転さ
せると梁16を介して基準ブロック24側に反力をとっ
てジャッキ26の両スリーブ28,32間の長さが伸縮
し、係合ロッド28aにより仮固定中の柱12の梁ブラ
ケット14が横方向に変位される。そして、この梁ブラ
ケット14と一体のまだ仮固定中の隣接する柱12が変
位して、そのスパン調整と鉛直度調整とが同時に行なわ
れることになる。
【0019】そして、当該隣接する柱12の建方精度を
出した後に、ジャッキを設置していない上側フランジ部
分のボルト22を本締めして固定してから、下側フラン
ジ部分のジャッキ26を取り外してここに接合プレート
を設けてボルトで本締め固定し、この柱12と梁14と
を強固に本固定して上記基準ブロック24の一部とな
し、当該基準ブロック24部を拡大させる。以後、基準
ブロック24の周囲に隣接する未だ仮固定の柱12につ
いて、同様の作業を順次繰り返して、基準ブロック24
部を次第に拡大させてゆき、全ての柱12のスパンと鉛
直度との建方精度を出していく。なお、各柱12の鉛直
度の計測はトランシットで行う。
【0020】従って、以上のようにして施工される本実
施形態の鉄骨構造物の建方精度調整工法では、軸組され
た架構20の一部の小区画の柱12と梁16とを基準ブ
ロック24にして、当該基準ブロック24の建方精度を
出して本固定しておけば、この基準ブロック24の周囲
の仮固定中の柱12は、梁16との継手部に横置きにし
たジャッキ26を伸縮させて基準ブロック24に反力を
取りながら、当該継手部における梁16と柱12との結
合部間の隙間を拡大或いは縮小調節することが可能で、
容易にスパンおよび鉛直度を変化させて建方精度を出す
ことができ、しかもスパン調整と鉛直度調整とを同時に
行うことができる。よって、調整作業工程数の大幅な削
減が図れるようになり、精度調整の作業効率の可及的な
向上を図ることができる。
【0021】また、ジャッキ26により梁レベルで隣接
する仮固定中の柱12に対し水平方向から加力するの
で、大きなモーメント力が得られ、これ故、ジャッキ2
6には可搬性のある小型のものを採用し得、作業の容易
化と労力軽減化とが図れるばかりか、微調整も容易で建
方精度を高精度に管理できる。
【0022】更にジャッキ26は柱12の梁ブラケット
14と梁16とのそれぞれの結合用ボルト挿通孔14
b,16bを利用して、これらに係合させて設置するか
ら、ジャッキ26を設置するための部品を別途に特に設
ける必要もない。
【0023】なお、図示した実施形態では、ネジジャッ
キ26は継手部の下側のフランジ部14a,16aに掛
け渡して2基並列させて設ける場合を示しているが、上
側のフランジ部分に掛け渡して2基設ける様にしても良
く、その場合には下側のフランジ部分に接合プレートを
設けて仮固定しておき、上側のフランジ部分は接合プレ
ートによる仮固定は行わないようにする。また、上記ネ
ジジャッキに代えて油圧ジャッキを用いることもでき
る。
【0024】また、梁16と梁ブラケット14とをそれ
らのウエブ部において接合プレートを介して結合させて
おけば、建方精度調整にあたりフランジ部14a,16
a同士を必ずしも接合プレート18で繋いでおく必要は
なく、精度調整終了後にそれらフランジ部14a,16
a間に接合プレート18を掛け渡して設けて本固定させ
ることもできる。なお、接合プレートで仮固定していて
も、ボルト未挿通のボルト挿通孔を利用することで、そ
の接合プレートの上にジャッキを配して精度調整するこ
とも可能である。
【0025】
【発明の効果】以上に詳細に説明したように、本発明の
鉄骨構造物の建方精度調整工法によれば、柱と梁との継
手部に横置きにしたジャッキを伸縮させることで梁と柱
との継手部における結合部間の隙間を拡大或いは縮小調
節して、基準ブロックの周囲に隣接する仮固定中の柱の
スパンおよび鉛直度を変化させて建方精度を出すので、
スパン調整と鉛直度調整とを同時に行うことができ、も
って調整作業工程数の大幅な削減と、調整作業効率の可
及的な向上とを図るようになる。
【0026】また、ジャッキにより梁レベルで隣接する
柱に対して加力するので、大きなモーメント力が得ら
れ、これ故、ジャッキには可搬性のある小型のものを採
用でき、作業の容易化と労力軽減化とが図れ、しかも微
調整も容易で建方精度を高精度に管理できる。
【0027】更にジャッキは梁と柱のそれぞれのボルト
挿通孔に係合させて設置するから、ジャッキを固定させ
るための部品を特に別途に設ける必要もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる建方精度調整工法の基本概念を
説明するための概略側面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示すもので、図1を部分
的に拡大して具体的に示す側面図である。
【図3】図2中の要部拡大側面図である。
【図4】本発明の一実施形態で用いる接合プレートの平
面図である。
【図5】図3中のV −V 線矢視断面図である。
【図6】従来の建方精度調整工法を説明する概略側面図
である。
【符号の説明】
6 緊張材(ワイヤーロープ) 12 柱 14 梁ブラケット 14a フランジ部 14b 結合用ボルト挿通孔 16 梁 16a フランジ部 16b 結合用ボルト挿通孔 18 接合プレート 18a ボルト孔 20 架構 22 ボルト 24 基準ブロック 26 ネジジャッキ 28 固定側スリーブ(伸縮端) 28a 係合ロッド 30 回転軸 32 移動側スリーブ(伸縮端) 32a 係合ロッド 34 ガイドロッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の鉄骨製の柱と梁との端部同士を接
    合プレートを介して結合して軸組する架構の、該柱のス
    パンと鉛直度とを調整するに際して、 先ず複数の柱と梁とからなる所定の小区画を基準ブロッ
    クにして、該基準ブロックの柱と梁とをワイヤーロープ
    の締め付けや楔の打ち込み等によってスパン調整すると
    共に鉛直度を調整して該基準ブロック部の建方精度を出
    して本固定し、 次いで、該基準ブロックの柱とこれに隣接する柱とを繋
    ぐ梁の一方の端部を柱に仮固定して、他方の梁端部と柱
    との結合部間に掛け渡して横方向に伸縮するジャッキを
    配し、該ジャッキは前記結合部の互いの結合用ボルト挿
    通孔にそれぞれその伸縮端を係合させ、該ジャッキを伸
    縮させることで基準ブロック部に反力をとって隣接する
    柱のスパン調整と鉛直度調整とを同時に行い、該隣接す
    る柱の建方精度を出した後に本固定して、順次前記基準
    ブロックを拡大させていくことを特徴とする鉄骨構造物
    の建方精度調整工法。
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