JP2000219015A - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
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- JP2000219015A JP2000219015A JP11023916A JP2391699A JP2000219015A JP 2000219015 A JP2000219015 A JP 2000219015A JP 11023916 A JP11023916 A JP 11023916A JP 2391699 A JP2391699 A JP 2391699A JP 2000219015 A JP2000219015 A JP 2000219015A
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- B60C11/12—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes
- B60C11/1204—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special shape of the sipe
- B60C2011/1213—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special shape of the sipe sinusoidal or zigzag at the tread surface
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Abstract
よく両立させつつ、タイヤの装着する向きを適宜選択す
ることによって、特にコーナリング走行時の氷上性能又
は雪上性能を有効に高めた空気入りタイヤを提供するこ
とにある。 【解決手段】 トレッド部1に非対称ブロックパターン
を形成し、各ブロック陸部9a〜14a に複数本のサイプ18
〜23を配設し、トレッド部1に 5列のブロック陸部列9
〜14を形成し、第1トレッド域16のネガティブ率を第2
トレッド域17のそれよりも大きくし、適正化を図った
溝、即ち第1周方向主溝3、第1周方向副溝2、第2周
方向主溝4、第2周方向副溝5、第1横断主溝6、第2
横断主溝7及び横断副溝8を配設し、ブロック陸部10a
に配設したサイプ19は、第1横断主溝6とは反対の向き
に傾斜配置し、かつブロック陸部11a に配設したサイプ
20は、第1横断主溝6と同じ向きに傾斜配置することを
特徴とする。
Description
上性能及び雪上性能をバランスよく両立させつつ、 タイ
ヤの装着する向きを適宜選択することによって、特にコ
ーナリング走行時の氷上性能又は雪上性能を有効に高め
た空気入りタイヤ、特にスタッドレスタイヤで代表され
る冬用空気入りタイヤに関するものである。
りタイヤ、例えばスタッドレスタイヤは、そのトレッド
パターン100 として、 図2に示すように、 タイヤ周方向
に沿って直線状又はジグザグ状に延びる複数本の周方向
溝101 〜105 と、 これらの周方向101 〜105 をタイヤ幅
方向に横切る多数本の横断溝106 とを配設することによ
って、トレッド陸部全体を多数個のブロック陸部に区分
した、いわゆるブロックパターンを採用するのが一般的
である。
ヤは、 トレッド陸部全体をほぼ均等なブロック陸部に多
数区分するとともに、 各ブロック陸部には、 タイヤ幅方
向に延びる多数本のサイプ107 をほぼ均等に配設したも
のであるため、氷上性能及び雪上性能とも、トラクショ
ン方向(タイヤの前後方向)に対しては良好であるもの
の、 横方向(タイヤの幅方向)に対してはあまり良くな
かった。
路面との実質的な接触面積を増加させる点などから、ネ
ガティブ率(見かけのトレッド接地面積全体に対し、溝
などの実際には接地していない部分の面積が占める割
合)を小さくすることが好ましく、また、 雪上性能を高
めるには、溝面積を増し、溝で雪をつかむ効果(雪柱せ
ん断効果)を増加させる点などから、 ネガティブ率を大
きくすることが好ましいと一般に考えられており、よっ
て、両者はいわば二律背反の関係にある。
を相対的に大きくして雪上性能を発揮するのに適した溝
配分になっているため、氷路面では十分な性能が得られ
ず、また、ブロック陸部に多数本のサイプを配設しエッ
ジ成分の増加させることによって、氷上性能を向上させ
ようとすると、ブロックの剛性が顕著に低下し、 ブロッ
クの曲げまたは倒れ込みが生じて、雪上性能が悪化する
こととなり、結局、 かかるタイヤでは、氷上性能と雪上
性能を両立させることが困難であった。
を両立させるための検討を行ない、氷上性能と雪上性能
とをバランスよく両立させたスタッドレスタイヤの開発
に成功し、特開平10−16514 号公報で既に開示した (図
3参照)。
が、上掲公報記載のスタッドレスタイヤについて、氷雪
路面上で種々のタイヤ性能について詳細に調査したとこ
ろ、直進走行時の氷上性能及び雪上性能については良好
であるものの、例えば、急旋回走行のごとく大きな横力
が作用する過酷な使用環境下においては、十分な氷上性
能又は雪上性能が得られない場合があること判明した。
氷上性能と雪上性能をバランスよく両立させるととも
に、タイヤの装着する向きを適宜選択することによっ
て、特にコーナリング走行時の氷上性能又は雪上性能を
有効に高めた空気入りタイヤ、特にスタッドレスタイヤ
で代表される冬用空気入りタイヤを提供することにあ
る。
め、 この発明は、 トレッド部に、タイヤ周方向に沿って
延びる複数本の周方向溝と、これらを横切って延びる複
数本の横断溝とを配設することによって多数個のブロッ
ク陸部を区画形成し、これらの配列を、パターンセンタ
ーで区分された第1トレッド域と第2トレッド域で異な
らせて、トレッド部に非対称ブロックパターンを形成
し、各ブロック陸部に複数本のサイプを配設する空気入
りタイヤにおいて、トレッド部に、周方向溝を少なくと
も4本配設して、同一タイヤ円周上に位置する多数個の
ブロック陸部からなるブロック陸部列を少なくとも5列
形成し、第1トレッド域のネガティブ率は、第2トレッ
ド域のそれよりも大きく、第1トレッド域に位置する周
方向溝は、屈曲しながら延びる少なくとも1本の第1周
方向主溝と、これとトレッド端との間で直線状に延びる
第1周方向副溝とで構成し、第2トレッド域に位置する
周方向溝は、パターンセンター寄りに位置し直線状に延
びる第2周方向主溝と、これとトレッド端との間に位置
し直線状に延びる第2周方向副溝とで構成し、横断溝
は、第1トレッド域のトレッド端から第1周方向主溝に
開口するまで延びる多数本の第1横断主溝と、第2トレ
ッド域のトレッド端から第2周方向主溝に開口するまで
延びる多数本の第2横断主溝と、第1周方向主溝及び第
2周方向主溝の双方に開口しかつこれらの間で第1横断
主溝とは反対の向きに傾斜して延びる多数本の横断副溝
とで構成し、第1周方向主溝と第1周方向副溝との間に
位置するブロック陸部に配設したサイプは、第1横断主
溝とは反対の向きに傾斜配置し、かつ、第1周方向主溝
と第2周方向主溝との間に位置するブロック陸部に配設
したサイプは、第1横断主溝と同じ向きに傾斜配置する
ことを特徴とする空気入りタイヤである。
「第2トレッド域」は、パターンセンターで2分割され
た領域をいい、図1では、パターンセンター位置とタイ
ヤ赤道位置とが一致する場合を示してある。また、「第
1横断主溝と同じ向きに傾斜する」とは、具体的には、
平面上で、直交する座標軸で平面を 4つに分けたときの
第1〜第4象限を考え、 傾斜溝が第 1象限と第3象限の
範囲内にあるとき、 同様の範囲内で傾斜することを意味
し、 また、「第1横断主溝とは反対の向きに傾斜する」
とは、傾斜溝が第 1象限と第3象限の範囲にあるとき、
第2象限と第4象限の範囲内で傾斜することを意味す
る。
好ましい。第1周方向主溝と第2周方向主溝との間に、
直線状に延びる1本の周方向溝である周方向補助溝をさ
らに配設することが好ましい。第1周方向主溝の配設形
状はジグザグ状又はパルス波形状であることが好まし
い。
雪上性能を重視する場合には、第1トレッド域が車両外
側に、第2トレッド域が車両内側に位置する方向に車両
へ装着するのが好ましく、また、コーナリング走行時の
氷上性能を重視する場合には、第1トレッド域が車両内
側に、第2トレッド域が車両外側に位置する方向にタイ
ヤを車両へ装着するのが好ましい。
例を以下に説明する。図1は、 この発明に従う空気入り
タイヤのトレッドパターンの一部を示したものであり、
図中1はトレッド部、2〜5は周方向溝、6〜8は横断
溝、9〜14はブロック陸部、15はパターンセンター、16
は第1トレッド域、17は第2トレッド域である。
ヤは、 トレッド部1に、タイヤ周方向(タイヤ周方向は
タイヤ赤道面に対して平行な方向である。)に沿って延
びる複数本の周方向溝2〜5と、これらを横切って延び
る複数本の横断溝6〜8とを配設することによって多数
個のブロック陸部9〜14を区画形成し、これらの配列
を、パターンセンター15で区分された第1トレッド域16
と第2トレッド域17とで異ならせて、トレッド部1に非
対称ブロックパターンを形成し、各ブロック陸部9〜14
には複数本のサイプ18〜23を配設したものである。
トレッド部1をパターンセンター15で区分した第1トレ
ッド域16と第2トレッド域17に、それぞれ周方向溝2〜
5 等及び横断溝6〜8とサイプ18〜23を適正に配設し
て、第1トレッド域16に主に雪上性能を効果的に高める
のに有利なブロックパターンを形成すると共に、第2ト
レッド域17に主に氷上性能を効果的に高めるのに有利な
ブロックパターンを形成して、トレッド部1全体を非対
称ブロックパターンにすることにある。
周方向溝2〜5及び24は、少なくとも4本(図1では5
本)配設して、同一タイヤ円周上に位置する多数個の同
一形状のブロック陸部9a,10a,11a,12a,13a又は14a から
なる少なくとも5列(図1では6列)のブロック陸部列
9〜14をトレッド部1に形成する。トレッド部1に形成
するブロック陸部列が4列以下だと、1列あたりのブロ
ック面積が大きくなりすぎ、氷雪性能を十分に発揮する
ことが難しくなるからである。
ィブ率を第2トレッド域17のそれよりも大きくすること
を必須の発明特定事項とし、これにより、第1トレッド
域16では雪上性能を効果的に高めることができ、また、
第2トレッド域17で氷上性能を効果的に高めることがで
きる。加えて、このタイヤを、第1トレッド域16が車両
内側、第2トレッド域17が車両外側に位置するように車
両に装着する場合には、特にコーナリング走行時の氷上
性能を有効に発揮することができ、一方、第1トレッド
域16が車両外側、第2トレッド域17が車両内側に位置す
るように車両に装着する場合には、特にコーナリング走
行時の雪上性能を有効に発揮することができるため、タ
イヤの車両への装着姿勢を選択することによって、特に
コーナリング走行時の雪上性能又は氷上性能を顕著に高
めることができる。第1トレッド域16のネガティブ率は
35〜50%の範囲、第2トレッド域17のネガティブ率は30
〜40%の範囲にすることがより好適である。
正化しただけでは氷雪上性能を満足レベルにまで高める
ことはできず、各域16,17 に配設する溝及びサイプの適
正化を図る必要がある。
溝は、基本的には、屈曲しながら延びる少なくとも1本
の第1周方向主溝3と、この第1周方向主溝3とトレッ
ド端25との間で直線状に延びる第1周方向副溝2とで構
成する。
ら延びる」とは、直線状に延びる場合を除く趣旨であ
り、直線状に延びる溝に比べてエッジ成分を増加させる
ように延びる溝のことを意味する。具体的には、第1周
方向主溝3の配設形状をジグザグ状又はパルス波形状
(図1)にすることがより好適である。
により、雪路面上での駆動・制動を向上させることがで
き、また、第1周方向副溝2を配設することにより、氷
雪路面上での横滑りを効果的に抑制することができる。
向性能をより一層向上させるとともに、濡れた路面での
排水性能を向上させる必要がある場合には、第1周方向
主溝3と第2周方向主溝4との間に、直線状に延びる1
本の周方向溝である周方向補助溝24を配設してもよい。
パターンセンター15寄りに位置し直線状に延びる第2周
方向主溝4と、これとトレッド端26との間に位置し直線
状に延びる第2周方向副溝5とで構成する。
氷雪路面上での直進安定性を向上させると共に、濡れた
路面での排水性能を高めることができ、また、第2周方
向主溝5の配設により、氷雪路面上での横滑りを有効に
防止することができる。
ッド端26から第1周方向主溝3に開口するまで延びる多
数本の第1横断主溝6と、第2トレッド域17のトレッド
端26から第2周方向主溝4に開口するまで延びる多数本
の第2横断主溝7と、第1周方向主溝3及び第2周方向
主溝4の双方に開口しかつこれらの間で第1横断主溝6
とは反対の向きに傾斜して延びる多数本の横断副溝8と
で構成する。
イヤ円周に対する角度が70〜90°の範囲になるように配
設することが好ましい。
度は、45〜85°の範囲にすることが好ましい。加えて、
横断副溝8の配設形状は直線状にするのがより好適であ
る。
より、雪路面上での駆動・制動性能向上させることがで
き、また、第2横断主溝7を配設することにより、氷路
面上での駆動・制動性能を向上させることができ、さら
に、横断副溝8を第1横断主溝6とは反対の向きに配設
することにより、氷雪路面上で、一方向にハンドルがと
られ、直進安定させにくい現象、いわゆる片流れ性を良
好にすることができる。
と第1周方向副溝2との間に位置するブロック陸部10a
に配設したサイプ19は、第1横断主溝6とは反対の向き
に傾斜配置し、かつ、第1周方向主溝3と第2周方向主
溝4との間に位置するブロック陸部11a に配設したサイ
プ20は、第1横断主溝6と同じ向きに傾斜配置すること
を必須の発明特定事項とする。
は、45〜85°の範囲にすること、及びサイプ11a 及び12
a の前記傾斜角度は、45〜85°の範囲にすること、横断
副溝8のタイヤ円周に対する傾斜角度は、45〜85°の範
囲にすることがより好適である。
るブロック陸部10a 及び11a に、それぞれ傾斜の向きが
異なるサイプ19及び20を配設することにより、雪路面上
でタイヤに作用するあらゆる方向からの入力に対応する
ことができ、その結果、コントロール性を向上させるこ
とができ、また、前記サイプ19を第1横断主溝6と逆向
きの傾斜で配設することにより、サイプ目詰まり時でも
横断溝幅を確保でき、良好な雪上性能を維持することが
できる。即ち、サイプをブロックに平行にいれたとき場
合には、雪路面上を走行後、サイプに雪が詰まると、そ
の隣接する溝(例えば、サイプ19の場合には第1 横断主
溝6)が圧迫されて溝面積 (又は溝体積)が減り、雪路
面上での雪つかみ性が悪化するため、雪上性能が低下す
ることから、前記サイプ19及び20を上述のように配設し
たのである。
に配設したサイプ18,21,22,23 の配設角度及び向きにつ
いては、タイヤの使用環境に応じて適宜選択することが
できる。
記構成を採用することによって、直進走行時の氷上性能
と雪上性能をバランスよく両立させるとともに、特にコ
ーナリング走行時の氷上性能又は雪上性能を有効に高め
ることができる。
レッド域16が車両外側、第2トレッド域17が車両内側に
位置する方向に車両へ装着すれば、特に、コーナリング
走行時の雪上性能を向上させることができ、また、第1
トレッド域16が車両内側、第2トレッド域17が車両外側
に位置する方向に車両へ装着すれば、特に、コーナリ
態の一例を示したにすぎず、請求の範囲において種々の
変更を加えることができる。
し、性能を評価したので以下で説明する。実施例のタイ
ヤは、図1に示すトレッドパターンを有し、タイヤサイ
ズが195/65R15であるスタッドレスタイヤであり、ネ
ガティブ率は、トレッド部1全体で38%、第1トレッド
域16で41%、第2トレッド域17で35%であり、第1周方
向主溝3の溝幅を5〜7mm、第2周方向主溝4の溝幅
を10mm、第1及び第2周方向副溝2及び5の溝幅をと
もに5mm、周方向補助溝24の溝幅を7mm、第1及び
第2横断主溝6及び7の溝幅をともに4〜7.5 mm、横
断副溝8の溝幅を4〜7.5 mmとした。尚、この発明
は、トレッドパターンに構成上の特徴があるため、その
他のタイヤ構造については従来のスタッドレスタイヤと
同等のものを使用した。
を有し、ネガティブ率が45%である従来のスタッドレス
タイヤ(従来例1)と、図3に示すトレッドパターンを
有し、ネガティブ率が33%である従来のスタッドレスタ
イヤ(従来例2)についても併せて試作し、実施例のタ
イヤと同様な評価を行なった。
氷上性能及び雪上性能を評価するための試験を行なっ
た。
kgf/cm2 であり、雪上性能は、雪上フィーリング
特性、雪上制動性能及び雪上駆動性能から総合的に評価
し、また、氷上性能は、氷上フィーリング特性及び氷上
制動性能から総合的に評価した。尚、実施例のタイヤに
ついては、第1トレッド域が車両外側に位置するように
タイヤを車両に装着した場合(実施例1)と、第1トレ
ッド域が車両内側に位置するようにタイヤを車両に装着
した場合(実施例2)とでそれぞれ上記性能の評価を行
なった。
トコースにおける制動性、発進性、直進性及びコーナリ
ング性について、プロのドライバーがフィーリングによ
って評価し、これらの評価結果から総合的に評価した。
雪上制動性能は、圧雪路面上を40km/hの速度で走行
し、この走行状態からフル制動したときの制動距離を測
定し、これによって評価した。雪上駆動性能は、圧雪路
面上にて、静止状態から50mの距離に到達するまでの
所要時間を測定し、これによって評価した。
トコースにおける制動性、発進性、直進性及びコーナリ
ング性について、プロのドライバーがフィーリングによ
って総合的に評価した。氷上制動性能は、氷盤路面上を
20km/hの速度で走行し、この走行状態からフル制動
したときの制動距離を測定し、これによって評価した。
中に示される数値は、いずれも従来例1を100とした
ときの指数比で示し、これらの数値はいずれも大きいほ
ど性能が優れていることを表わしている。
に、従来例1に比べて氷上性能及び雪上性能のいずれの
性能とも優れている。また、実施例1と実施例2を比較
すると、雪路面でのコーナリング性能を加味した雪上フ
ィーリングについては実施例1の方が優れており、ま
た、氷路面でのコーナリング性能を加味した氷上フィー
リングについては実施例2の方が優れており、その他の
氷雪上性能は同等である
能及び雪上性能については、実施例と同等レベルである
が、特にコーナリング走行時の氷上性能及び雪上性能
(雪上及び氷上フィーリング特性)が実施例1及び2に
比べて劣っている。
能と雪上性能をバランスよく両立させつつ、タイヤの装
着する向きを適宜選択することによって、特にコーナリ
ング走行時の氷上性能又は雪上性能を有効に高めた空気
入りタイヤ、 特にスタッドレスタイヤで代表される冬用
空気入りタイヤの提供が可能になった。
(の一部)の展開図である。
ヤ(従来例1)のトレッド部(の一部)の展開図である。
(の一部)の展開図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 トレッド部に、タイヤ周方向に沿って延
びる複数本の周方向溝と、これらを横切って延びる複数
本の横断溝とを配設することによって多数個のブロック
陸部を区画形成し、これらの配列を、パターンセンター
で区分された第1トレッド域と第2トレッド域で異なら
せて、トレッド部に非対称ブロックパターンを形成し、
各ブロック陸部に複数本のサイプを配設する空気入りタ
イヤにおいて、 トレッド部に、周方向溝を少なくとも4本配設して、同
一タイヤ円周上に位置する多数個のブロック陸部からな
るブロック陸部列を少なくとも5列形成し、 第1トレッド域のネガティブ率は、第2トレッド域のそ
れよりも大きく、 第1トレッド域に位置する周方向溝は、屈曲しながら延
びる少なくとも1本の第1周方向主溝と、これとトレッ
ド端との間で直線状に延びる第1周方向副溝とで構成
し、 第2トレッド域に位置する周方向溝は、パターンセンタ
ー寄りに位置し直線状に延びる第2周方向主溝と、これ
とトレッド端との間に位置し直線状に延びる第2周方向
副溝とで構成し、 横断溝は、第1トレッド域のトレッド端から第1周方向
主溝に開口するまで延びる多数本の第1横断主溝と、第
2トレッド域のトレッド端から第2周方向主溝に開口す
るまで延びる多数本の第2横断主溝と、第1周方向主溝
及び第2周方向主溝の双方に開口しかつこれらの間で第
1横断主溝とは反対の向きに傾斜して延びる多数本の横
断副溝とで構成し、 第1周方向主溝と第1周方向副溝との間に位置するブロ
ック陸部に配設したサイプは、第1横断主溝とは反対の
向きに傾斜配置し、かつ、第1周方向主溝と第2周方向
主溝との間に位置するブロック陸部に配設したサイプ
は、第1横断主溝と同じ向きに傾斜配置することを特徴
とする空気入りタイヤ。 - 【請求項2】 横断副溝は直線状に形成する請求項1記
載の空気入りタイヤ。 - 【請求項3】 第1周方向主溝と第2周方向主溝との間
に、直線状に延びる1本の周方向溝である周方向補助溝
をさらに配設する請求項1又は2記載の空気入りタイ
ヤ。 - 【請求項4】 第1周方向主溝の配設形状はジグザグ状
である請求項1、2又は3記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項5】 第1周方向主溝の配設形状はパルス波形
状である請求項1、2又は3記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項6】 第1トレッド域が車両外側に、第2トレ
ッド域が車両内側に位置する方向にタイヤを車両に装着
する請求項1〜5のいずれか1項記載の空気入りタイ
ヤ。 - 【請求項7】 第1トレッド域が車両内側に、第2トレ
ッド域が車両外側に位置する方向にタイヤを車両に装着
する請求項1〜5のいずれか1項記載の空気入りタイ
ヤ。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP02391699A JP4256004B2 (ja) | 1999-02-01 | 1999-02-01 | 空気入りタイヤ |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP02391699A JP4256004B2 (ja) | 1999-02-01 | 1999-02-01 | 空気入りタイヤ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000219015A true JP2000219015A (ja) | 2000-08-08 |
JP4256004B2 JP4256004B2 (ja) | 2009-04-22 |
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ID=12123832
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JP02391699A Expired - Fee Related JP4256004B2 (ja) | 1999-02-01 | 1999-02-01 | 空気入りタイヤ |
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