JP2000217166A - 遠隔制御装置およびそれに制御される電子機器ならびにその制御方法 - Google Patents

遠隔制御装置およびそれに制御される電子機器ならびにその制御方法

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JP2000217166A
JP2000217166A JP1750999A JP1750999A JP2000217166A JP 2000217166 A JP2000217166 A JP 2000217166A JP 1750999 A JP1750999 A JP 1750999A JP 1750999 A JP1750999 A JP 1750999A JP 2000217166 A JP2000217166 A JP 2000217166A
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    • G04GELECTRONIC TIME-PIECES
    • G04G5/00Setting, i.e. correcting or changing, the time-indication
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08CTRANSMISSION SYSTEMS FOR MEASURED VALUES, CONTROL OR SIMILAR SIGNALS
    • G08C19/00Electric signal transmission systems
    • G08C19/16Electric signal transmission systems in which transmission is by pulses
    • G08C19/28Electric signal transmission systems in which transmission is by pulses using pulse code

Abstract

(57)【要約】 【構成】 映像記録システム10は遠隔制御装置12を
含み、遠隔制御装置12を操作することにより各電子機
器(カメラ16a〜16m,MPX18a〜18c,V
CR20a〜20c)は遠隔制御される。所望の電子機
器が選択されると、その所望の電子機器との間でプロト
コルが確立される。所望の電子機器に設けられた時計回
路をリセットするリセットモードの場合には、プロトコ
ルが確立されると、プロトコルの確立状態を維持する維
持コマンドが電子機器に送信される。そして、リセット
コマンドが送信されると、たとえば正午に時計回路をリ
セットすることができる。 【効果】 予め所望の電子機器との間でプロトコルが確
立された状態でコマンドを入力するので、入力されたコ
マンドが所望の電子機器に与えられるまでの時間を短縮
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は遠隔制御装置およびそ
れに制御される電子機器ならびにその制御方法に関し、
特にたとえばカジノやビルディングの監視システムに適
用される、遠隔制御装置およびそれに制御される電子機
器ならびにその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の遠隔制御装置は、所望の
電子機器に対してコマンドを出力するとき、まずこのよ
うな電子機器との間でプロトコルを確立する。そして、
プロトコルが確立された後にコマンドを与える。したが
って、オペレータがコマンドを入力してからこのコマン
ドが実際に所望の電子機器に入力されるまでに、少なか
らず時間がかかる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような遅延は、そ
れぞれの電子機器に設けられた時計を調整するときに特
に問題となる。つまり、たとえば時間が3分程度進んで
いる時計を、時刻が正午(12時00分00秒)になっ
た時点でリセットしようとする場合、リセットされた時
計は実際の時刻から少なからず遅れてしまう。
【0004】また、バスが他の機器同士の通信に使用さ
れているときも、正しい時に所望のコマンドを送出でき
ないという問題があった。それゆえに、この発明の主た
る目的は、コマンドが入力されてからこのコマンドが所
望の電子機器に与えられるまでの時間を短縮することが
できる、遠隔制御装置およびそれに制御される電子機器
ならびにその制御方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、複数の電
子機器を遠隔制御する遠隔制御装置において、プロトコ
ルの確立を指示する指示手段、指示手段の指示に応答し
て所望の電子機器との間でプロトコルを確立する確立手
段、所定コマンドを入力する入力手段、および所定コマ
ンドを所望の電子機器に出力する所定コマンド出力手段
を備えることを特徴とする、遠隔制御装置である。
【0006】第2の発明は、時計回路を含み、遠隔制御
装置に制御される電子機器であって、プロトコルの確立
の指示を受信してからプロトコルが確立するまでの時間
をカウントするカウンタ、およびカウンタのカウント値
でリセット後の時計回路を補正する補正手段を備える、
電子機器である。第3の発明は、複数の電子機器を遠隔
制御する制御方法であって、(a) 所望の電子機器との間
でプロトコルを確立し、(b) プロトコルの確立状態を維
持し、ついで(c) 所定コマンドを所望の電子機器に出力
する、電子機器の制御方法である。
【0007】第4の発明は、複数の電子機器に設けられ
た時計回路を遠隔制御により補正する時計回路の補正方
法であって、(a) プロトコルの確立の指示を受けてから
プロトコルが確立するまでの時間をカウントし、そして
(b) 時計回路をリセットした後に時間で時計回路の時計
データを補正する、時計回路の補正方法である。
【0008】
【作用】第1の発明では、遠隔制御装置は複数の電子機
器を遠隔制御する。指示手段はプロトコルの確立を指示
する。確立手段は、指示手段の指示に応答して所望の電
子機器との間でプロトコルを確立する。入力手段は所定
コマンドを入力し、所定コマンド出力手段は所定コマン
ドを所望の電子機器に出力する。つまり、遠隔制御装置
は、プロトコルが確立した状態で、所定コマンドを所望
の電子機器に出力する。
【0009】この発明の或る実施例では、遠隔制御装置
は維持コマンド手段をさらに備え、維持コマンド出力手
段は維持コマンドを所望の電子機器に出力する。したが
って、遠隔制御装置と所望の電子機器との間のプロトコ
ルの確立状態を維持することができる。この発明の他の
実施例では、所望の機器は時計回路を有し、所定コマン
ドは時計回路をリセットするリセットコマンドである。
つまり、遠隔制御装置は、プロトコルが確立した状態
で、リセットコマンドを所望の電子機器に出力する。
【0010】この発明のその他の実施例では、確立手段
は確定手段および準備手段を含み、確定手段は所望の電
子機器を確定し、準備手段は所望の電子機器に所望のコ
マンドを送信する準備をする。確立手段は、準備が終わ
るとプロトコルを確立する。この発明のさらに他の実施
例では、確定手段は第1出力手段および第1受信手段を
含み、準備手段は第2出力手段および第2受信手段を含
む。第1出力手段は、遠隔制御装置を特定する属性情報
を示す第1特定信号と所望の電子機器を特定する属性情
報を示す第2特定信号とを所望の電子機器に出力する。
このようにして、遠隔制御装置は所望の電子機器を確定
し、所望の電子機器は自分が指示されていることを認識
することができる。
【0011】第1受信手段は、第1出力手段の出力に応
じて所望の電子機器から送信される第1受信確認信号を
受信する。第2出力手段は、第1受信確認信号に応答し
て所望の電子機器に送信開始信号を出力する。第2受信
手段は、送信開始信号に応答して所望の電子機器から送
信される第2受信確認信号を受信する。このようにし
て、遠隔制御装置と電子機器との間での信号の受け渡し
の準備ができる。
【0012】この発明の他の実施例では、遠隔制御装置
はバスの開放時間をカウントするタイマをさらに備え
る。維持コマンド出力手段はタイマのタイムアップによ
りバスが開放が解除される前に確立状態を維持する。し
たがって、タイムアップによりバスの開放が解除される
ことはない。第2の発明では、電子機器は時計回路を含
み、遠隔制御装置に制御される。この電子機器では、カ
ウンタはプロトコルの確立の指示を受信してからプロト
コルが確立するまでの時間をカウントし、補正手段はカ
ウントした時間でリセット後の時計回路を補正する。し
たがって、プロトコルの確立に要する時間により生じる
誤差を吸収することができる。
【0013】第2の発明の或る実施例では、補正手段は
時計回路の時計データにカウント値を加算する。第3の
発明は、複数の電子機器を遠隔制御する制御方法であ
る。まず、所望の電子機器との間でプロトコルを確立す
る。そして、プロトコルの確立状態を維持し、所定コマ
ンドを所望の電子機器に出力する。このように、プロト
コルが確立した状態で所定コマンドが所望の電子機器に
出力される。
【0014】第3の発明の或る実施例では、電子機器は
時計回路を含む。所定コマンドは、時計回路をリセット
するリセットコマンドである。つまり、プロトコルが確
立された状態で時計回路はリセットされる。第4の発明
は、複数の電子機器に設けられた時計回路を遠隔制御に
より補正する時計回路の補正方法である。まず、プロト
コルの確立の指示が与えられると、その指示が与えられ
てからプロトコルが確立されるまでの時間をカウントす
る。そして、時計回路がリセットされた後にカウントし
た時間で時計回路の時計回路を補正する。したがって、
プロトコルの確立により生じる時間の誤差を吸収するこ
とができる。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば、予めプロトコルが確
立した状態でコマンドを入力するので、コマンド送出し
ようとするときにバスが使用できずコマンドを送出でき
ないということがなく、またコマンドが入力されてから
このコマンドが所望の電子機器に与えられるまでの時間
を短縮することができる。
【0016】また、電子機器においては、プロトコルの
確立の指示を受信してからプロトコルが確立するまでの
時間でリセット後の時計回路を補正するので、正確に時
計回路をリセットすることができる。この発明の上述の
目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照し
て行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろ
う。
【0017】
【実施例】図1を参照して、この実施例の映像記録シス
テム10は、遠隔制御装置12を含む。遠隔制御装置1
2は、RS−485のようなバス14によって、複数の
カメラ16a〜16m,複数のマルチプレクサ18a〜
18cならびに複数のタイムラプスVCR20a〜20
cと接続される。これらのカメラ16a〜16m,マル
チプレクサ18a〜18cおよびタイムラプスVCR2
0a〜20cは、遠隔制御装置12によって制御され
る。
【0018】カメラ16a,16d,16gおよび16
jから出力された映像信号はマルチプレクサ18aに入
力され、マルチプレクサ18aによってそれぞれの映像
信号が時分割多重される。時分割多重された映像信号は
タイムラプスVCR20aによって図示しないビデオテ
ープに記録される。カメラ16a〜16jから出力され
たそれぞれの映像信号は、間欠的にビデオテープに記録
される。
【0019】カメラ16b,16eおよび16hから出
力された映像信号は、マルチプレクサ18bによって時
分割多重される。そして、マルチプレクサ18bの出力
がタイムラプスVCR20bによってビデオテープに記
録される。カメラ16c,16f,16i,16kおよ
び16mから出力された映像信号は、マルチプレクサ1
8cによって時分割多重され、タイムラプスVCR20
cは、マルチプレクサ18cの出力をビデオテープに記
録する。
【0020】このように、カメラ16a〜16mによっ
て撮影された映像信号が、所定のタイムラプスVCR2
0a〜20cによって間欠記録される。カメラ16a〜
16mには、アドレス“000”〜“011”を示す8
ビットデータ“00000000”〜“0000101
1”が予め割り当てられる。マルチプレクサ18a〜1
8cには、アドレス“000”〜“002”を示す8ビ
ットデータ“00000000”〜“0000001
0”が予め割り当てられる。VCR20a〜20cに
は、アドレス“000”〜“002”を示す8ビットデ
ータ“00000000”〜“00000010”が予
め割り当てられる。また、カメラ16a〜16mには共
通のカテゴリコード“0100”が割り当てられ、マル
チプレクサ18a〜18cには共通のカテゴリコード
“0010”が割り当てられ、そしてVCR20a〜2
0cには共通のカテゴリコード“0011”が予め割り
当てられる。なお、遠隔制御装置12にもアドレス“0
00”を示す8ビットデータ“00000000”なら
びにカテゴリコード“0001”が予め割り当てられ
る。
【0021】図2に示すように、遠隔制御装置12には
各種キー12a〜12nとLCD12pとが設けられ
る。オペレータが各種キー12a〜12nを操作するこ
とによって所望の電子機器が制御される。つまり、モー
ドキー12aによって所望のカテゴリを指定し、テンキ
ー12kによって所望のアドレスを指定し、その後コマ
ンドキー12b〜12jのいずれかが操作される。たと
えば、カメラを示すカテゴリとアドレス“003”を入
力し、コマンドキー12cを操作すれば、カメラ16d
にカメラモード1(たとえば夜間撮影モード)が設定さ
れる。また、コマンドキー12dが操作されれば、カメ
ラ16dにカメラモード2(たとえば昼間撮影モード)
が設定される。
【0022】また、VCRのカテゴリとアドレス“00
0”とを入力し、コマンドキー12fを操作すれば、V
CR20aのみが映像信号の記録を開始する。コマンド
キー12eが操作されると、VCR20a内のビデオテ
ープが取り出され、コマンドキー12gが操作される
と、VCR20a内のビデオテープが巻き戻される。さ
らに、コマンドキー12hが操作されると、VCR20
aの動作は停止され、コマンドキー12iが操作される
と、VCR20aの電源はオンされ、コマンドキー12
jが操作されると、VCR20aの電源はオフされる。
【0023】図3に示すように、遠隔制御装置12の電
源がオンされると、LCD12qには“CAM:
”が表示される。遠隔制御装置12はモードキー12
aおよびセットキー12nの操作を判別し、モードキー
12aが操作されたときは、図3に示すように“CA
M”→“MPX”→“VCR”→“CAM”の順でカテ
ゴリの表示が変更される。また、テンキー12kが操作
されたときは、アドレスがアドレス入力欄(図中の下線
部)に表示される。所望のカテゴリおよび所望のアドレ
スがLCD12pに表示されたときに、オペレータがセ
ットキー12nを操作すれば、遠隔制御装置12は所望
の電子機器を決定する。続いて、コマンドキー12b〜
12jのいずれかが操作されると、操作されたキーに対
応した指示が決定された電子機器に送信される。なお、
電子機器の決定やアドレスの入力を間違えた場合にはク
リアキー12mを操作すると、入力をやり直すことがで
きる。
【0024】このように、モードキー12aおよびテン
キー12kの操作によって所望のカテゴリおよびアドレ
スが指定され、その後のコマンド入力によって所望の電
子機器が制御される。さらに、遠隔制御装置12ではモ
ードキー12aが操作され、時計回路のリセットモード
が選択される。リセットモードが選択されると、リセッ
トキー12bの指示に従って所望の電子機器の時計回路
はリセットされる。たとえば、3分程度進んだ時計回路
をリセットキー12bを操作することにより、正午(1
2時00分00秒)にリセットすることができる。リセ
ットモードが設定されると、タイムオーバーによりバス
14の通信エラーが発生する前に、プロトコル確立を維
持する維持コマンドが電子機器に対して送信される。つ
まり、遠隔制御装置12にはタイマ12rが設けられて
おり、バス14の開放時間はタイマ12rによりカウン
トされる。リセットモードでは、タイマ12rがタイム
アップする前に維持コマンドが電子機器に送信される。
したがって、遠隔制御装置12と所望の電子機器との間
でプロトコルの確立状態が維持される。そして、電子機
器でリセットコマンドが実行されると、プロトコルの確
立状態は解除される。
【0025】上述のような動作を、遠隔制御装置12は
図4および図5に示すフロー図に従って処理する。リセ
ットコマンドの送信モードが選択されると処理を開始
し、バス14が開放されているかどうかを判断する。こ
こで、“NO”であれば、ステップS1に戻るが、“Y
ES”であれば、ステップS3およびS5のそれぞれ
で、送信元のカテゴリコードを含む第1バイトデータお
よびアドレスデータを含む第2バイトデータを出力す
る。続くステップS7で、入力されたアドレスデータを
自分のアドレスと比較する。ここで、両アドレスが一致
しなければエラーが発生したと判断し、つまりステップ
S7で“NO”であれば、ステップS19でエラーフラ
グ12qをセットしてリターンする。一方、両アドレス
が一致すれば、つまりステップS7で“YES”であれ
ば、ステップS9およびS11のそれぞれで送信先のカ
テゴリコードをアドレスデータを出力する。つまり、送
信先がカメラ16gであれば、ステップS9で“111
10100”の第1バイトデータを出力し、ステップS
11で“00000110”の第2バイトデータを出力
する。
【0026】ステップS13では送信先から受信確認コ
ードが入力されたかどうかを判断する。所定時間経過し
ても受信確認コードが入力されなければ、ステップS1
3で“NO”と判断し、ステップS19に進む。一方、
所定時間内に受信確認コードが入力されれば、ステップ
S15で送信開始コードを送信先に出力する。ステップ
S17では、送信先から“ACK”が入力されたかどう
かを判断する。ここでも、所定時間内に“ACK”が入
力されなければ“NO”と判断し、所定時間内に“AC
K”が入力されれば“YES”と判断する。“NO”の
ときにはステップS19に進み、“YES”のときに
は、つまりプロトコルが確立されると、ステップS21
でバス継続コマンドを出力する。続くステップS23で
は、ステップS17と同様に“ACK”が入力されたか
どうかを判断する。ここで、“YES”であれば、ステ
ップS27に進むが、“NO”であれば、ステップS2
5で所定時間が経過したかどうかを判断する。ステップ
S25で“YES”であれば、ステップS19に進む
が、“NO”であれば、ステップS23に戻る。ステッ
プS27ではリセットコマンドが実行されたかどうかを
判断する。ここで、“NO”であれば、ステップS21
に戻るが、“YES”であれば、ステップS29でリセ
ットコマンドを出力する。続くステップS31では、ス
テップS17同様に“ACK”が入力されたかどうかを
判断する。ここで、“YES”であれば、処理を終了す
るが、“NO”であれば、ステップS33で所定時間が
経過したかどうかを判断する。ここで、“NO”であれ
ばステップS31に戻るが、“YES”であればステッ
プS19に進む。なお、ステップS21,S23および
S27で形成されるループでは、タイマ12rがタイム
アップする前にS21でバス継続コマンドが出力され
る。
【0027】この実施例によれば、所望の電子機器とプ
ロトコルを確立し、確立状態を維持するので、コマンド
が入力されてからこのコマンドが所望の電子機器に与え
られるまでの時間を短縮することができる。なお、この
実施例では、所望の1つの電子機器との間でプロトコル
を確立し、リセットコマンドを入力するようにしたが、
所望の電子機器は2以上であってもよい。この場合に
は、遠隔制御装置12によって2以上の電子機器とプロ
トコルを確立し、プロトコルを確立した2以上の電子機
器のすべてに一度にリセットコマンドが入力される。
【0028】この発明の他の実施例では、電子機器側で
プロトコルが確立するまでの時間を補正する。つまり、
遠隔制御装置12はオペレータの指示に従ってプロトコ
ルの確立の指示およびリセットコマンドを送信するだけ
である。それぞれの電子機器(カメラ16a〜16m、
MPX18a〜18cおよびVCR20a〜20c)に
は、図6に示すように時計回路30およびカウンタ32
が設けられる。なお、図面上では簡単のため、カメラ1
6aについてのみ示してある。時計回路30は、たとえ
ば表示装置(図示せず)によって現時刻をオペレータに
知らせるために利用される。カウンタ32は、リセット
モードのときマイコン34によって能動化され、遠隔制
御装置12からのプロトコルの確立の指示を受信してか
らプロトコルが確立するまでの時間をカウントする。リ
セットコマンドが実行され、時計回路30がリセットさ
れると、時計回路30はマイコン34の指示に従ってカ
ウンタ32のカウント値で補正される。つまり、プロト
コルの確立の指示を受信してからプロトコルが確立する
までの時間(この実施例では、約0.5秒)は補正され
る。
【0029】上述のような動作を、マイコン34は図7
および図8に示すフロー図に従って処理する。図7に示
すように、遠隔制御装置12によってリセットモードが
設定され、かつプロトコルの確立の指示を受信すると処
理を開始し、ステップS41で第1バイトデータおよび
第2バイトデータを受信したかどうかを判断する。つま
り、自分のアドレスかどうかを認識する。ステップS4
1で“NO”であれば、ステップS41に戻るが、“Y
ES”であれば、ステップS43でカウンタをリセット
およびスタートする。続いて、ステップS45では受信
確認コードを送信し、ステップS47では送信開始コー
ドを受信したかどうかを判断する。ここで、“NO”で
あれば、ステップS59で受信エラーのフラグをセット
し、処理を終了するが、“YES”であれば、ステップ
S49で“ACK”を出力する。ステップS51では、
データを受信したかどうかを判断し、“NO”であれ
ば、ステップS57に進むが、“YES”であれば、ス
テップS53で“ACK”を出力する。続くステップS
55では、受信データ処理を実行し、ステップS57に
進む。ステップS57では、通信が終了したかまたは規
定時間内に通信がない(タイムオーバー)かどうかを判
断する。ここで、“NO”であれば、ステップS51に
戻るが、“YES”であれば、処理を終了する。
【0030】図8に示すように、受信データ処理が実行
されると、ステップS61でリセットコマンドを受信し
たかどうかを判断する。ここで、“NO”であれば、ス
テップS67で他の処理を実行し、リターンするが、
“YES”であれば、ステップS63で時計回路30を
リセットし、ステップS65でカウント値を時計データ
に加算し、リターンする。
【0031】他の実施例によれば、プロトコルの確立の
指示を受信してからプロトコルが確立するまでの時間で
リセット後の時計回路を補正するので、正確に時計回路
をリセットすることができる。図1では遠隔制御装置1
2と各電子機器との接続を簡単に示したが、図9に示す
ように遠隔制御装置12の背面は形成される。つまり、
各電子機器にはバス14(RS−485)の接続に用い
られる接続ケーブル(RJ−11)を接続するための端
子Aおよび端子Bが設けられる。端子Aおよび端子B
は、図10(A)のように形成される。接続ケーブルは
たとえば6芯のケーブルであり、図10(B)に示すよ
うに、ストレートタイプのものとクロスタイプのものと
がある。ストレートタイプのものを使用する場合には、
各電子機器と端子A同士または端子B同士を接続し、ク
ロスタイプのものを使用する場合には、端子Aと端子B
を接続する。つまり、各番号(1〜6)に対応するピン
が互いに接続されるような接続ケーブルが用いられる。
したがって、遠隔制御装置12と各電子機器との接続お
よび電子機器と電子機器との接続には、いずれのタイプ
の接続ケーブルを用いることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】図1実施例に示す遠隔制御装置を示す図解図で
ある。
【図3】図1実施例に示すLCDに表示されるキャラク
タを示す図解図である。
【図4】図1実施例に示す遠隔制御装置の処理の一部を
示すフロー図である。
【図5】図1実施例に示す遠隔制御装置の処理の一部を
示すフロー図である。
【図6】この発明の他の実施例を示す図解図である。
【図7】図1実施例に示す各電子機器の処理の一部を示
すフロー図である。
【図8】図1実施例に示す各電子機器の処理の一部を示
すフロー図である。
【図9】図1実施例に示す遠隔制御装置の背面を示す図
解図である。
【図10】(A)は遠隔制御装置の背面に設けられた端
子を示す図解図であり、(B)は接続ケーブルの種類を
示す図解図である。
【符号の説明】
10 …映像記録システム 12 …遠隔制御装置 14 …バス 16a〜16m …カメラ 18a〜18c …MPX 20a〜20c …VCR

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の電子機器を遠隔制御する遠隔制御装
    置において、 プロトコルの確立を指示する指示手段、 前記指示手段の指示に応答して所望の電子機器との間で
    プロトコルを確立する確立手段、 所定コマンドを入力する入力手段、および前記所定コマ
    ンドを前記所望の電子機器に出力する所定コマンド出力
    手段を備えることを特徴とする、遠隔制御装置。
  2. 【請求項2】前記プロトコルの確立状態を維持する維持
    コマンドを前記所望の電子機器に出力する維持コマンド
    出力手段をさらに備える、請求項1記載の遠隔制御装
    置。
  3. 【請求項3】前記所望の電子機器は時計回路を有し、 前記所定コマンドは前記時計回路をリセットするリセッ
    トコマンドである、請求項2記載の遠隔制御装置。
  4. 【請求項4】前記確立手段は、前記所望の電子機器を確
    定する確定手段、および前記所望の電子機器に所望のコ
    マンドを送信する準備をする準備手段を含み、前記準備
    が終わると前記プロトコルを確立する、請求項1ないし
    3のいずれかに記載の遠隔制御装置。
  5. 【請求項5】前記確定手段は、前記遠隔制御装置を特定
    する属性情報を示す第1特定信号と前記所望の電子機器
    を特定する属性情報を示す第2特定信号とを前記所望の
    電子機器に出力する第1出力手段、および前記第1出力
    手段の出力に応答して前記所望の電子機器から送信され
    る第1受信確認信号を受信する第1受信手段を含み、 前記準備手段は、前記第1受信確認信号に応答して前記
    所望の電子機器に送信開始信号を出力する第2出力手
    段、および前記送信開始信号に応答して前記所望の電子
    機器から送信される第2受信確認信号を受信する第2受
    信手段を含む、請求項4記載の遠隔制御装置。
  6. 【請求項6】バスの開放時間をカウントするタイマをさ
    らに備え、前記維持コマンド出力手段は前記タイマのタ
    イムアップにより前記バスの開放が解除される前に前記
    確立状態を維持する、請求項2記載の遠隔制御装置。
  7. 【請求項7】時計回路を含み、遠隔制御装置に制御され
    る電子機器であって、 プロトコルの確立の指示を受信してから前記プロトコル
    が確立するまでの時間をカウントするカウンタ、および
    前記カウンタのカウント値でリセット後の前記時計回路
    を補正する補正手段を備える、電子機器。
  8. 【請求項8】前記補正手段は前記時計回路の時計データ
    に前記カウント値を加算する、請求項7記載の電子機
    器。
  9. 【請求項9】複数の電子機器を遠隔制御する制御方法で
    あって、 (a) 所望の電子機器との間でプロトコルを確立し、 (b) 前記プロトコルの確立状態を維持し、ついで (c) 所定コマンドを前記所望の電子機器に出力する、電
    子機器の制御方法。
  10. 【請求項10】時計回路を含み、 前記所定コマンドは前記時計回路をリセットするリセッ
    トコマンドである、請求項9記載の電子機器の制御方
    法。
  11. 【請求項11】複数の電子機器に設けられた時計回路を
    遠隔制御により補正する時計回路の補正方法であって、 (a) プロトコルの確立の指示を受けてから前記プロトコ
    ルが確立するまでの時間をカウントし、そして(b) 前記
    時計回路をリセットした後に前記時間で前記時計回路の
    時計データを補正する、時計回路の補正方法。
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