JP2656078B2 - データ通信装置 - Google Patents
データ通信装置Info
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- JP2656078B2 JP2656078B2 JP63187687A JP18768788A JP2656078B2 JP 2656078 B2 JP2656078 B2 JP 2656078B2 JP 63187687 A JP63187687 A JP 63187687A JP 18768788 A JP18768788 A JP 18768788A JP 2656078 B2 JP2656078 B2 JP 2656078B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔概要〕 電源オフ時に回線を折り返し状態にする通信端末間で
伝送装置を介してデータ通信を行う装置に関し、 各通信端末のハードウェアを出来るだけ簡易で且つ統
一したものにすることを目的とする。
伝送装置を介してデータ通信を行う装置に関し、 各通信端末のハードウェアを出来るだけ簡易で且つ統
一したものにすることを目的とする。
各通信端末で電源オン時にランダムデータを送信し、
自局からの送信データと相手局からの受信データとが一
致したか否かにより相手局の電源がオフかオンかを判別
するとともに、相手局の電源がオンと双方の通信端末で
判別された時、自局からの送信したランダムデータの値
と相手局から受信したランダムデータの値との大小関係
によりマスタースレーブ設定するように構成する。
自局からの送信データと相手局からの受信データとが一
致したか否かにより相手局の電源がオフかオンかを判別
するとともに、相手局の電源がオンと双方の通信端末で
判別された時、自局からの送信したランダムデータの値
と相手局から受信したランダムデータの値との大小関係
によりマスタースレーブ設定するように構成する。
本発明は、データ通信装置に関し、特に電源オフ時に
回線を折り返し状態にする通信端末間で伝送装置を介し
てデータ通信を行う装置に関するものである。
回線を折り返し状態にする通信端末間で伝送装置を介し
てデータ通信を行う装置に関するものである。
近年、データ伝送の高速化に伴い、伝送手順の簡易化
が進んでいる。このため、通信端末は、相手局(相手端
末)の状態(電源オン/オフ、通信モード/テストモー
ド等)が伝送路からは得られないことが多い。
が進んでいる。このため、通信端末は、相手局(相手端
末)の状態(電源オン/オフ、通信モード/テストモー
ド等)が伝送路からは得られないことが多い。
従って、端末間同士で相手局の状態を確認し合う必要
がある。
がある。
第6図は従来から一般的なデータ通信装置のシステム
構成を示したもので、図示の如く、通信端末1、2の間
を伝送装置3、4を介して回線5によりデータ通信を行
う。
構成を示したもので、図示の如く、通信端末1、2の間
を伝送装置3、4を介して回線5によりデータ通信を行
う。
そして、各通信端末1、2には、電源断時に回線を折
り返し状態にするためのリレー装置6、7がそれぞれ取
り付けられている。これは、電源オフ時に折り返し状態
にしないと伝送装置3、4が伝送路5にアラームを送出
してしまい、例えば通信端末1が電源オフであれば相手
局の通信端末2は通信端末1が何らかの障害状態にある
と判定してしまうことを防ぐためである。
り返し状態にするためのリレー装置6、7がそれぞれ取
り付けられている。これは、電源オフ時に折り返し状態
にしないと伝送装置3、4が伝送路5にアラームを送出
してしまい、例えば通信端末1が電源オフであれば相手
局の通信端末2は通信端末1が何らかの障害状態にある
と判定してしまうことを防ぐためである。
このため、相手局の電源がオンであるかオフであるか
は、自局から送出した特定のデータDAを折り返して受信
することにより判定していた。
は、自局から送出した特定のデータDAを折り返して受信
することにより判定していた。
このような従来のデータ通信装置では、相手局の電源
のオン/オフを、自局Aから送出したデータDAか、相手
局Bが送出したデータDBかに基づいて判別するため、か
かるデータを送出するためのハードウェアと、受信した
データが自局のものであるか否かを判別するためのハー
ドウェアを通信装置1、2毎に個性を持たせて別々のも
のにしなければならず、ハードウェアが複雑なものとな
るという問題点があった。
のオン/オフを、自局Aから送出したデータDAか、相手
局Bが送出したデータDBかに基づいて判別するため、か
かるデータを送出するためのハードウェアと、受信した
データが自局のものであるか否かを判別するためのハー
ドウェアを通信装置1、2毎に個性を持たせて別々のも
のにしなければならず、ハードウェアが複雑なものとな
るという問題点があった。
また、このようにハードウェアに個性を持たせること
により、交換機等による切替により多数の端末と通信を
行う端末においては汎用性を欠き、実現困難なものとな
っていた。
により、交換機等による切替により多数の端末と通信を
行う端末においては汎用性を欠き、実現困難なものとな
っていた。
従って、本発明は、電源オフ時に回線を折り返し状態
にする通信端末間で伝送装置を介してデータ通信を行う
装置において、各通信端末のハードウェアを出来るだけ
簡易で且つ統一したものにすることを目的とする。
にする通信端末間で伝送装置を介してデータ通信を行う
装置において、各通信端末のハードウェアを出来るだけ
簡易で且つ統一したものにすることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係るデータ通信
装置では、第1図に示すように、各通信端末1、2で
は、電源オン時にランダムデータを送信し、自局からの
送信データと相手局からの受信データとが一致したか否
かにより相手局の電源がオフかオンかを判別するように
している。
装置では、第1図に示すように、各通信端末1、2で
は、電源オン時にランダムデータを送信し、自局からの
送信データと相手局からの受信データとが一致したか否
かにより相手局の電源がオフかオンかを判別するように
している。
さらに、本発明では、更に、相手局の電源がオンと双
方の通信端末1、2で判別された時、自局からの送信し
たランダムデータの値と相手局から受信したランダムデ
ータの値との大小関係により一方をマスタ局とし他方を
スレーブ局と決定している。
方の通信端末1、2で判別された時、自局からの送信し
たランダムデータの値と相手局から受信したランダムデ
ータの値との大小関係により一方をマスタ局とし他方を
スレーブ局と決定している。
以下、本発明における各通信端末での動作を第1図及
び第2図のフローチャートにより説明する。
び第2図のフローチャートにより説明する。
まず、各通信端末では、電源をオンにした後、相手局
の電源オン/オフ状態を確認するため時間と無関係のラ
ンダムデータDRNDを送信する(ステップS1)。そして、
この送信したデータDRNDの内容を記憶しておき、相手局
からのデータ受信を受けるまで待つ(ステップS2)。そ
して、データ受信があった時には、その受信データと現
在記憶している送信データとを比較し(ステップS3)、
一致している時(受信データDRND)には相手局の電源は
オフ状態にあり、自局の送信データが折り返して来たと
判定した上記のステップS1〜S3を繰り返し、一致してい
ない時(受信データDRND′)には相手局の電源がオン
になったと判定する。
の電源オン/オフ状態を確認するため時間と無関係のラ
ンダムデータDRNDを送信する(ステップS1)。そして、
この送信したデータDRNDの内容を記憶しておき、相手局
からのデータ受信を受けるまで待つ(ステップS2)。そ
して、データ受信があった時には、その受信データと現
在記憶している送信データとを比較し(ステップS3)、
一致している時(受信データDRND)には相手局の電源は
オフ状態にあり、自局の送信データが折り返して来たと
判定した上記のステップS1〜S3を繰り返し、一致してい
ない時(受信データDRND′)には相手局の電源がオン
になったと判定する。
これにより通信路の確定が為されるが、通信端末1、
2間においていずれがマスタ局かスレーブ局かを設定す
る。
2間においていずれがマスタ局かスレーブ局かを設定す
る。
このため、本発明では第2図に更に示すように、送信
したランダムデータの値と受信したランダムデータの値
とを比較する(ステップS4)。
したランダムデータの値と受信したランダムデータの値
とを比較する(ステップS4)。
この比較の様子が第3図に示されており、この比較の
結果、送信データの値の方が受信データの値より大きい
通信端末(第3図では通信端末1)においては、相手局
に対して自局がマスタ局としてその状態(システム構成
等)を通気し(ステップS5)、一方、送信データの値の
方が受信データの値より小さい通信端末(第3図では通
信端末2)においては、相手局からの状態通知を受信し
たとき(ステップS6)、スレーブ局と設定されて通常の
如く所定のスレーブ処理を実行し(ステップS7)、スレ
ーブ局として応答した旨のレスポンス送信をマスタ局に
対して行う(ステップS8)。
結果、送信データの値の方が受信データの値より大きい
通信端末(第3図では通信端末1)においては、相手局
に対して自局がマスタ局としてその状態(システム構成
等)を通気し(ステップS5)、一方、送信データの値の
方が受信データの値より小さい通信端末(第3図では通
信端末2)においては、相手局からの状態通知を受信し
たとき(ステップS6)、スレーブ局と設定されて通常の
如く所定のスレーブ処理を実行し(ステップS7)、スレ
ーブ局として応答した旨のレスポンス送信をマスタ局に
対して行う(ステップS8)。
マスタ局では、スレーブ局からのレスポンス送信を受
けるまで待ち(ステップS9)、受信後は通常の如く所定
のマスタ処理を実行する(ステップS10)。
けるまで待ち(ステップS9)、受信後は通常の如く所定
のマスタ処理を実行する(ステップS10)。
このようにして、通信路の確定後にマスタ局とスレー
ブ局とを設定することができ、その後の制御手順に優先
性を導入することができる。
ブ局とを設定することができ、その後の制御手順に優先
性を導入することができる。
第4図は、本発明に係るデータ通信装置に用いる通信
端末のシステム構成の一実施例を示した図で、この実施
例では電子会議システムの通信端末を採り上げている。
図中、11は回動可能な人物用カメラ、12、13は固定され
た静止画(全景、資料画像)用カメラ、14は相手局から
のデータを表示するためのモニタテレビ、15はカメラ11
〜13を切り替えるためのスイッチ(SW)、16はスイッチ
15からの送信画像を符号化し、モニタテレビ14への画像
に復号化する符号化・復号化回路(CODEC)、17はカメ
ラ11、スイッチ15、符号化・復号化回路16を制御する制
御部、18は操作部であり、これらの要素11〜18によって
通信端末を構成している。また、19は符号化・復号化回
路16から/への画像を多重化・分離するための伝送装置
(MUX/DMUX)である。本発明においては、このような第
4図の通信端末と相手局においても全く同じ構成にする
ことができる。
端末のシステム構成の一実施例を示した図で、この実施
例では電子会議システムの通信端末を採り上げている。
図中、11は回動可能な人物用カメラ、12、13は固定され
た静止画(全景、資料画像)用カメラ、14は相手局から
のデータを表示するためのモニタテレビ、15はカメラ11
〜13を切り替えるためのスイッチ(SW)、16はスイッチ
15からの送信画像を符号化し、モニタテレビ14への画像
に復号化する符号化・復号化回路(CODEC)、17はカメ
ラ11、スイッチ15、符号化・復号化回路16を制御する制
御部、18は操作部であり、これらの要素11〜18によって
通信端末を構成している。また、19は符号化・復号化回
路16から/への画像を多重化・分離するための伝送装置
(MUX/DMUX)である。本発明においては、このような第
4図の通信端末と相手局においても全く同じ構成にする
ことができる。
このような通信端末を用いた電子会議システムにおい
ては、互いの符号化・復号化回路の処理モードに変え
ること、相手局の送信画像を切り変えること(相手局
カメラ切替)、相手局カメラの向きを変える(旋回台
制御)、自局/相手局のどちらのカメラを制御するか
を決定する(カメラ制御モード切替)、といった通信に
よる制御データのよりとりが頻繁に行われる。このた
め、通信開始直後に互いのモード(電源オン/オフ)を
確認し合ったり、どちらの通信端末に優先権を持たせる
か(マスタ/スレーブ)を決定する必要がある。
ては、互いの符号化・復号化回路の処理モードに変え
ること、相手局の送信画像を切り変えること(相手局
カメラ切替)、相手局カメラの向きを変える(旋回台
制御)、自局/相手局のどちらのカメラを制御するか
を決定する(カメラ制御モード切替)、といった通信に
よる制御データのよりとりが頻繁に行われる。このた
め、通信開始直後に互いのモード(電源オン/オフ)を
確認し合ったり、どちらの通信端末に優先権を持たせる
か(マスタ/スレーブ)を決定する必要がある。
以下、上記の実施例の動作を第5図のフローチャート
を参照して説明する。
を参照して説明する。
(1)相手局の電源オン/オフの確認 まず、一方の通信端末の電源がオンになると、第5図
(a)のルーチンが開始され、まずイニシャル処理が行
われる(ステップS21)。このイニシャル処理は、例え
ばメモリのクリア、状態設定、ROM→RAMのプログラム転
送であるが、その他にここではランダムデータDRND=
“0"を相手局の通信端末に送信する。
(a)のルーチンが開始され、まずイニシャル処理が行
われる(ステップS21)。このイニシャル処理は、例え
ばメモリのクリア、状態設定、ROM→RAMのプログラム転
送であるが、その他にここではランダムデータDRND=
“0"を相手局の通信端末に送信する。
次に、ランダムデータを発生させ(ステップS22)、
この後に入力(操作入力、相手局からのデータ受信)が
有ったか否かをチェックし(ステップS23)、入力が無
いときには、ランダムデータを“1"だけインクリメント
して再度入力があったかどうかをチェックし(ステップ
S22、S23)、入力があったときには、入力処理を行う
(ステップS24)。尚、この入力のチェックは、第5図
(b)に示すように、操作部18から制御部17への操作デ
ータ入力や相手局から伝送装置19を経て制御部17に知ら
されるデータ受信等は全て制御部17においてタイマ割込
によるサンプリング処理として行っている。
この後に入力(操作入力、相手局からのデータ受信)が
有ったか否かをチェックし(ステップS23)、入力が無
いときには、ランダムデータを“1"だけインクリメント
して再度入力があったかどうかをチェックし(ステップ
S22、S23)、入力があったときには、入力処理を行う
(ステップS24)。尚、この入力のチェックは、第5図
(b)に示すように、操作部18から制御部17への操作デ
ータ入力や相手局から伝送装置19を経て制御部17に知ら
されるデータ受信等は全て制御部17においてタイマ割込
によるサンプリング処理として行っている。
この入力処理は、その入力がデータ受信であるか、操
作入力であるかによって別々の処理を行うものであり、
入力が相手局からの受信データであったときには、後述
するステップ28に示す通り信路の確定が為されているか
否か(双方の電源がオンになっているか否か)をチェッ
クし(ステップS25)、まだ通信路が確定していない場
合には、送信データと受信データとを比較する(ステッ
プS26)。
作入力であるかによって別々の処理を行うものであり、
入力が相手局からの受信データであったときには、後述
するステップ28に示す通り信路の確定が為されているか
否か(双方の電源がオンになっているか否か)をチェッ
クし(ステップS25)、まだ通信路が確定していない場
合には、送信データと受信データとを比較する(ステッ
プS26)。
このデータ比較の結果、両データが一致しているとき
には、ステップS22で求めた現在のランダムデータを送
信し(ステップS27)、ステップS22に戻ってランダムデ
ータを更新する。
には、ステップS22で求めた現在のランダムデータを送
信し(ステップS27)、ステップS22に戻ってランダムデ
ータを更新する。
このようにしてまず相手局の電源がオン状態になるま
でステップS22〜S28を繰り返し、相手局の電源がオンに
なってステップS26で両データが不一致であることが判
定された時には、通信路が確定してイニシャルフラグを
セットする(ステップS28)。
でステップS22〜S28を繰り返し、相手局の電源がオンに
なってステップS26で両データが不一致であることが判
定された時には、通信路が確定してイニシャルフラグを
セットする(ステップS28)。
このようにして、両通通信端末間において通信路の設
定が確認されたことになる。
定が確認されたことになる。
(2)マスター局−スレーブ局の設定 そして、今度は送信データの値と受信データの値を比
較し(ステップS29)、送信データ>受信データの関係
にあるとき、自局をマスタ局と設定して通信イニシャル
状態(自局のカメラ11〜13及びモニタ14の状態等)を相
手局、即ちスレーブ局に通知する(ステップS30)。送
信データ<受信データの関係にあるときには、ステップ
S22に戻ってランダムデータの更新を行い、ステップS2
3、S24を経てステップS25に進むと、今度はステップ28
により通信路が確定しておりイニシャルフラグがセット
されているので、イニシャル状態か否かをチェックする
ステップS31を通ってステップS23に進んで自局がマスタ
局かスレーブ局かをチェックする。
較し(ステップS29)、送信データ>受信データの関係
にあるとき、自局をマスタ局と設定して通信イニシャル
状態(自局のカメラ11〜13及びモニタ14の状態等)を相
手局、即ちスレーブ局に通知する(ステップS30)。送
信データ<受信データの関係にあるときには、ステップ
S22に戻ってランダムデータの更新を行い、ステップS2
3、S24を経てステップS25に進むと、今度はステップ28
により通信路が確定しておりイニシャルフラグがセット
されているので、イニシャル状態か否かをチェックする
ステップS31を通ってステップS23に進んで自局がマスタ
局かスレーブ局かをチェックする。
今吟味している通信端末は上記の通りマスタ局と判定
しているので、受信データが特定のレスポンスデータ
(特定と言っても各通信端末毎に設定されるものではな
く、スレーブ局に設定された時に各通信端末に共通の応
答データ)であるか否かをチェックし(ステップS3
3)、特定のレスポンスでないと判定されたときには、
マスタ処理としての通信イニシャル状態の通知を行う
(ステップS34)。
しているので、受信データが特定のレスポンスデータ
(特定と言っても各通信端末毎に設定されるものではな
く、スレーブ局に設定された時に各通信端末に共通の応
答データ)であるか否かをチェックし(ステップS3
3)、特定のレスポンスでないと判定されたときには、
マスタ処理としての通信イニシャル状態の通知を行う
(ステップS34)。
これを繰り返している内に相手のスレーブ局より特定
のレスポンスデータが受信されたときには、ステップS3
0で相手局に通知した通信イニシャル状態をセットし
(ステップS35)、イニシャルフラグをリセットする
(ステップS36)。
のレスポンスデータが受信されたときには、ステップS3
0で相手局に通知した通信イニシャル状態をセットし
(ステップS35)、イニシャルフラグをリセットする
(ステップS36)。
従って、この後は、ステップS22〜S25を経てステップ
S31においてイニシャル状態でないと判定されてメイン
フローの運用処理が実行されることとなる。
S31においてイニシャル状態でないと判定されてメイン
フローの運用処理が実行されることとなる。
他方の通信端末においても同様にしてステップS21〜S
29まで進むが、このステップS29では、送信データ<受
信データの関係が成立するので、ステップS22に戻って
からはステップS23〜S25へ進み、更にステップS31を通
ってステップS32において自局が通信イニシャル状態通
知(ステップS30)を行っているマスタ局ではなくスレ
ーブ局であることを知らされているので、スレーブ局と
して、マスタ局から送られて来た通信イニシャル状態の
データを自局にセットするスレーブ処理を行い(ステッ
プS37)、これを確認するため特定のレスポンスデータ
を送信し(ステップS38)、イニシャルフラグをリセッ
トする(ステップS36)。
29まで進むが、このステップS29では、送信データ<受
信データの関係が成立するので、ステップS22に戻って
からはステップS23〜S25へ進み、更にステップS31を通
ってステップS32において自局が通信イニシャル状態通
知(ステップS30)を行っているマスタ局ではなくスレ
ーブ局であることを知らされているので、スレーブ局と
して、マスタ局から送られて来た通信イニシャル状態の
データを自局にセットするスレーブ処理を行い(ステッ
プS37)、これを確認するため特定のレスポンスデータ
を送信し(ステップS38)、イニシャルフラグをリセッ
トする(ステップS36)。
この後は、スレーブ局においてもイニシャル状態でな
くなるため、ステップS31からメインフローの運用処理
に移る。
くなるため、ステップS31からメインフローの運用処理
に移る。
このようにして通信路が確定した両通信端末間におい
てマスタースレーブの設定が完了する。
てマスタースレーブの設定が完了する。
このように、本発明のデータ通信装置によれば、まず
各通信端末で電源オン自にランダムデータを送信し、自
局からの送信データと相手局からの受信データとが一致
したか否かにより相手局の電源がオフかオンかを判別す
るとともに、相手局の電源がオンと双方の通信端末で判
別された時、自局からの送信したランダムデータの値と
相手局から受信したランダムデータの値との大小関係に
よりマスタースレーブ設定するように構成したので、各
通信端末は個性の無い共通で簡易のハードウェア構成に
よってデータ通信を開始する前のイニシャル状態を容易
に認識することが可能となる。
各通信端末で電源オン自にランダムデータを送信し、自
局からの送信データと相手局からの受信データとが一致
したか否かにより相手局の電源がオフかオンかを判別す
るとともに、相手局の電源がオンと双方の通信端末で判
別された時、自局からの送信したランダムデータの値と
相手局から受信したランダムデータの値との大小関係に
よりマスタースレーブ設定するように構成したので、各
通信端末は個性の無い共通で簡易のハードウェア構成に
よってデータ通信を開始する前のイニシャル状態を容易
に認識することが可能となる。
第1図は本発明に係るデータ通信装置を原理的に示した
ブロック図、 第2図は本発明に係るデータ通信装置による動作を説明
するためのフローチャート図、 第3図はランダムデータのデータ値の比較を説明するた
めの図、 第4図は本発明を電子会議システムに適用したときの通
信端末のハードウェア構成図、 第5図は本発明の実施例による動作のフローチャート
図、 第6図は従来のデータ通信装置の概念構成図、である。 第1図において、 1、2……通信端末、 3、4……伝送装置。 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
ブロック図、 第2図は本発明に係るデータ通信装置による動作を説明
するためのフローチャート図、 第3図はランダムデータのデータ値の比較を説明するた
めの図、 第4図は本発明を電子会議システムに適用したときの通
信端末のハードウェア構成図、 第5図は本発明の実施例による動作のフローチャート
図、 第6図は従来のデータ通信装置の概念構成図、である。 第1図において、 1、2……通信端末、 3、4……伝送装置。 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】電源オフ時に回線を折り返し状態にする通
信端末(1)(2)間で伝送装置(3)(4)を介して
データ通信を行う装置において、 各通信端末(1)(2)では、電源オン時にランダムデ
ータを送信し、自局からの送信データと相手局からの受
信データとが一致したか否かにより相手局の電源がオフ
かオンかを判別するとともに、相手局の電源がオンと双
方の通信端末(1)(2)で判別された時、自局からの
送信したランダムデータの値と相手局から受信したラン
ダムデータの値との大小関係により一方をマスタ局とし
他方をスレーブ局と決定することを特徴としたデータ通
信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63187687A JP2656078B2 (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | データ通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63187687A JP2656078B2 (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | データ通信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0236642A JPH0236642A (ja) | 1990-02-06 |
JP2656078B2 true JP2656078B2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=16210390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63187687A Expired - Fee Related JP2656078B2 (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | データ通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2656078B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2011093012A1 (ja) * | 2010-02-01 | 2013-05-30 | パナソニック株式会社 | ネットワーク装置 |
EP2541800B1 (en) * | 2010-02-26 | 2020-10-07 | LG Electronics Inc. | Connection establishment between two devices via a relaying device using nfc |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63318823A (ja) * | 1987-06-22 | 1988-12-27 | Hitachi Ltd | 故障検出方式 |
-
1988
- 1988-07-27 JP JP63187687A patent/JP2656078B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0236642A (ja) | 1990-02-06 |
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