JPH0472886A - テレビ電話通信方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、テレビ電話通信方式、特にその通信モード
の設定に関するものである。

［従来の技術］ 第３図及び第４図は例えば特開平１−２７７０８２号公
報に示された従来のテレビ電話通信方式を用いた静止画
テレビ電話機を説明する図であす図において、（１）は
送受話器、（２）はマイクロホン、（３）は音声入出力
回線、（４）はアナログ回線、（５）はマトリクススイ
ッチ、（６）は電話インターフェース回線、（７）は電
話回線接続端子。

（８）はスピーカ、（９）はキーバード、　（１０）は
入出力ポート、　（１１）はＣＰＵ、（１２）はプログ
ラムメモリ、　（１３）は変復調回線、　（１４）はテ
レビカメラ。

（１５）はイメージコントローラ、　（１６）は画像メ
モリ（１７）はデイスプレィである。

次に、この従来の静止画テレビ電話機の音声と画像情報
の通信の動作を第３図及び第４図に基づいて説明する。

第３図において、音声による通話は送受話器（１）また
はマイクロボン（２）から音声入出力回線（３）、アナ
ログ回線（４）、マトリクススイッチ（５）、電話イン
ターフェース回線（６）を経て電話回線接続端子（７）
に送出される。

また９通話相手からの音声信号は上記信号経路と逆の経
路を経て送受話器（１）またはスピーカ（８）で再生さ
れる。

３３７９画像（□号ヶ、イ□オ６．８．よ、ｍ＆ｒｓｃ
：示すように通信相手が同一データ形式画像情報の通信
能力があるテレビ電話機であるかを確認するため、能力
についてのデータ等のＩＤコードを含むヘッダの送出を
行う。

そして、相手からのヘッダ返送を受け、同様の能力を右
することを確認した後に画像情報の送信を行う。

すなわち、第３図において、キーパラｌ−（９）にを介
してｃｐ了Ｉこれを検知し、プログラムメモリ（１２）
に予め格納されたプログラムに従ってヘッダを変復調回
線（１３）に送出する。

そして、このヘッダをアナログ信号に変調した後にマト
リクススイッチ（５）を介して電話回線端子（７）から
送出する。

通信相手からのヘッダは上記信号経路と逆の経路を経て
ＣＰ　Ｕ　（１１）がコード等を確認する。

一方、この間にテレビカメラ（］４）でとらえた画像は
イメージコントローラ（１５）で量子化され９画像メモ
リ（１６）に格納されて逐次デイスプレィ（１７）に導
出表示され、ＣＰＵ（］、１）の命令によって画像メモ
リ（１６）から電話回線接続端子（７）に出力される。

また９通信相手からヘッダの入力があると、ごれにより
これから画像情報の受信が始まることを認識しマトリク
ススイッチ（５）が受信したキャリア信号によって送出
先を電話インターフェース回線（６）からの受信信号を
アナログ回線（４）から変復調回線（１３）へ切り替え
る。

そして、前記受信信号を変復調回線（１３）で復調した
後、ＣＰＵ（１１）がヘッダの返送または画像メモリ（
１６）へデータを格納し、イメージコントローラ（］５
）が自画像データと相手画像データを逐次導出してデイ
スプレィ（１７）に表示する。

また９通常画像情報の先頭にもこれから画像情報が始ま
ることの標識を含む簡単なヘッダが前置される。

なお２画像の送受信が終了して変復調回線（１３）から
のキャリア信号が無くなると、マトリクススイッチ（５
）は電話インタフェース回線（６）とアナログ回線（４
）を接続して音声による通話に復旧する。

また、受信側からの返答を省略する場合はヘッダに省略
することについての情報を含ませておきヘッダの後につ
づいて画像情報を送信する。

この場合、受信側においてこのヘッダによって画像情報
の受信態勢を整えることに変りはない。

［発明が解決しようとする課題］ 従来のテレビ電話通信方式による画像情報の伝送は以上
のように行われており２例えば送信する画像情報が静止
画である場合、設定すべき通信モードの要素としては解
像度（画素数）、白黒画像とカラー画像との切り換えな
どがあるが、これらの通信モードの設定は送信機側の装
置によって行われる。

このため例えば送信機側が設定した通信モードによる解
像度が受信機側が受信可能な解像度より高い場合は、受
信画の解像度に合わせて受信できるが、逆の場合はその
まま受信しなければならない。

また９例えば送信機側の装置に複数のテレビカメラが接
続され、そのテレビカメラにより撮影された映像を静止
画として送信するといった場合。

接続されているテレビカメラの切り換え等の指示も受信
機側からでは出来ない、という問題点があった。

この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、送信機による通信モード設定のみでなく、受信機
でも通信モードを指定することができ、その指定した通
信モードによる画像情報を送信機に送信するよう指示す
ることが出来るテレビ電話通信方式を得ることを目的と
する。

［課題を解決するための手段］ この発明に係るテレビ電話通信方式は、ＩＤコードを上
記送信機と上記受信機との間で相互に交信し上記送信機
から上記受信機への上記画像情報の送信が可能であるこ
とを確認する通信可能確認ステップ、上記画像情報を送
信するための複数の通信モードを示す通信モード情報を
上記受信機に出力するモード情報出力ステップ、上記送
信機からの上記通信モード情報を入力し所望の通信モー
ドを指定するモード指定ステップ、上記指定された通信
モードを上記送信機に出力する指定モード伝達ステップ
、上記指定された通信モードによる上記画像情報の送画
要求を上記送信機に出力する送画要求ステップ、上記指
定された通信モードと上記送画要求とを入力し上記指定
された通信モードにより上記画像情報を上記受信機に送
信する画像送信ステップを含むものである。

［作用］ この発明におけるテレビ電話通信方式は、伝送される画
像情報に関する通信モードの設定を送信機側のみでなく
、受信機側からも通信モードを指定して送信機側にその
指定した通信モＩ−ドを設定させることが可能で、その
指定した通信モードによる画像情報の伝達を行える。

［実施例］ 以下、この発明の一実施例を第１図及び第２図に基づき
説明する。

第１図はこの発明の方式を適用した静止画テレビ電話機
の一実施例を示す全体構成のブロック図第１図において
符号（１）〜（８）、　（１３）、　（１５）〜（１７
）のものは、第３図に示したものと同一または相当部分
を示すにつき、説明を適宜省略する。

（２１）、　（２２）、　（２３）、　（２４）はそれ
ぞれ別の映像を撮るためのテレビカメラ、　（２５）は
テレビカメラ（２１）〜（２４）を切り換えるための切
換回線、　（２Ｂ）はシステムコントローラであり、第
３図（従来例）における入出力ボート（１０）、　ＣＰ
Ｕ（１１）、プログラムメモリ（１２）に相当するもの
である。

めのキー等も有している。

次に、この一実施例のものの動作について説明する。

テレビカメラ（２１）、　（２２）、　（２３）、　（
２４）の撮像出力信号がそれぞれ切換回線（２５）に供
給される。

この切換回線（２５）はマイクロコンピュータを含むシ
ステムコントローラ（２６）からの切換信号ＳＥＬによ
って切り換えられる。

システムコントローラ（２６）はキーバッド（２７）に
よって切換信号ＳＥＬを形成する。

切換信号ＳＥＬはまた。キーバッド（２７）の操作が行
われない場合は、あらかじめの設定されている所定の動
作例えばテレビカメラ（２１）〜（２４）を順次選択す
る）を形成する。

また、電話回線を介して受信機側からの指令によっても
形成される。

次にこの発明の方式による通信手順について説明する。

まず、送信機と受信機とを電話回線により物理接続する
。

物理接続完了後、送信機側は受信機側に対し。

パスワード（ＩＤコード）を送出し、受信機側か的 らのパスワード（ＩＤコード）を舒つ。

受信機側からのパスワード（ＩＤコード）を受信し、パ
スワード（ＩＤコード）が正しければ通信相手と判断し
肯定応答を出力する。

又、パスワード（ＩＤコード）が正しくない場数する迄
、再送した場合は通信相手でないと判断して回線を断、
して終了とする。

これが通信可能゛確認ステップである。

肯定応答を送出した後、送信機側は受信機側がらの画像
情報としての静止画を受信すべき通信モードとしての画
像モード例えば解像度などの要求イ令 設定を示すシステム設定データの受信を持つ。

システム設定データを受信した後、受信したシステム設
定データに合わせて画像モードを送信機側は設定し、受
信機側からの送信機側に接続されている機器制御情報、
状態や接続されているカメ画像ステータス要求受信後、
ステータス内容を分析し１画像ステータス要求に対し、
送信側の機器状態情報であるステータス応答を返すこと
により論理接続を完了する。

この場合、送信機から受信機へステータス応答を送信す
ることがモード情報出力ステップに相当し、また、受信
機から送信機へシステム設定データ及び画像ステータス
要求を送信することがモード指定ステップ及び指定モー
ド伝達ステップに相当する。

なお、この場合、先に通信モードを指定するためのシス
テム設定データや画像ステータス要求が送信され、その
後折り返し通信モード情報としてのステータス応答が送
信される順番となっているが、あらかじめおよその通信
モード情報を受信機側の使用者が判っている場合、この
様にステップの順番が前後してもよい。

以降、受信機側からの送信指示にしたがって。

画像情報を送出する。

第２図の例は最初の送信指示で同一の通信モードでカメ
ラの映像を順次送出し２次の送信指示で通信モードを変
更した送信指示を示し、変更後の画像情報を送出する場
合を示している。

すなオ〕ち９例えば最初の送信指示が、カメラ（２］、
）、　（２２）、　（２３）、　（２４）を順番に選択
し、解像度１６０（Ｈ）　Ｘ　１００ｍドツト、かつカ
ラー画像で送信する様に指示を送る。

この送信指示に従って送信機側は画像情報を送出し続け
る。

その後筒２の送信指示として、カメラ（２１）と（２２
）とを順番に選択し、解像度３２０（Ｈ）Ｘ　２００ｍ
　トットの白黒画像で送信するという指示が送られてき
た場合、送信機はこの第２の指示に従って画像情報を送
出する。

これらの動作が送画要求ステップ及び画像送信ステップ
に相当する。

又、受信機側から送信機側へ発信する場合は。

物理接続の手順が逆になるだけで、それ以降は同様に通
信手順を行う。

こうして、データを送信側と受信側とで相互にやり取り
するごとによりなされ、送信機側の能力が確認される。

すなわち、このハンドシェイクにより送信機側の能力が
確認され、送信可能となったならば、受信機側からの送
信指示に基づいた画像情報を送出する。

以上に述べたように、上記一実施例によるテレビ電話通
信方式においては９画像情報の通信を行う場合、受信機
側でその受信する画像情報の解像度や複数のテレビカメ
ラの切り換えなどの通信モードを選択・指定して、送信
機側へ指定した通信モードによる送画要求をする二とが
出来る。

これにより静止画テレビ電話機を用いた静止画の通信を
行う場合に、受信機側の使用者がその希望や必要に応じ
”Ｃテレビカメラを切換えているいろな被写体を見たり
、また解像度や白黒・カラーを適宜切換えて見易い画像
情報を得ることが出来る。

なお、上記一実施例においては伝送される画像情報が静
止画である場合について述べたが、他の実施例として、
動画を伝送する場合についても適用可能であり、同様の
効果を得られる。

［発明の効果］ この発明のテレビ電話通信方式は以上に説明したとおり
９画像情報の通信を行う場合、受信機側でその受信する
画像情報の通信モードを送信機に対して指定することが
出来る。

これによりテレビ電話装置において、受信機側の使用者
が、その希望や必要に応じた通信モードによる画像情報
を得ることが出来るという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の方式を適用した静止画テレビ電話機
の一実施例を示す全体構成のブロック図第２図は第１図
に示す静止画テレビ電話機による通信手順図、第３図は
従来の静止画テレビ電話機の全体構成のブロック図、第
４図は第３図に示す静止画テレビ電話機による通信手順
図である。 図において、　（２１）〜（２４）はテレビカメラ、　
（２５）は切換回線、　（２６）はシステムコントロー
ラ、　（２７）はキーバッドである。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示すも
のとする。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電話通信回線を用いて送信機から受信機へ画像情報を送
   信するテレビ電話通信方式において、ＩＤコードを上記
   送信機と上記受信機との間で相互に交信し、上記送信機
   から上記受信機への上記画像情報の送信が可能であるこ
   とを確認する通信可能確認ステップ、上記画像情報を送
   信するための複数の通信モードを示す通信モード情報を
   上記受信機に出力するモード情報出力ステップ、上記送
   信機からの上記通信モード情報を入力し所望の通信モー
   ドを指定するモード指定ステップ、上記指定された通信
   モードを上記送信機に出力する指定モード伝達ステップ
   、上記指定された通信モードによる上記画像情報の送画
   要求を上記送信機に出力する送画要求ステップ、上記指
   定された通信モードと上記送画要求とを入力し上記指定
   された通信モードにより上記画像情報を上記受信機に送
   信する画像送信ステップを含むことを特徴とするテレビ
   電話通信方式。