JPH0256148A - データ伝送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、通信相手に応じてデータ伝送形式の切り替え
が可能なファクシミリ等のデータ伝送装置に関する。

従来の技術 取り扱うデータ伝送形式が異なる通信において、データ
伝送を正常に行うためには、送信側装置と受信側装置の
データ伝送形式を合致させる必要がある。

そこで、従来のデータ伝送装置の中には、例えば送信側
にデータ伝送形式の異なる送信部を複数備えて、この送
信部の中から所望の送信部を選択することによって種々
のデータ伝送形式を合致させデータを送信するものが存
在する（特開昭５５−１３４５７２号公報）。

発明が解決しようとする課門 しかし、かかる構成によれば、同一内容のデータをデー
タ伝送形式の異なる複数の受信側装置に送出する場合に
は、送出毎に使用者が複数の送信部の中から所望の送信
部を選択する等のデータ伝送形式の設定作業を要し、且
つ送信部に対してデータを入力し直さなければならない
。こうしたことは、操作作業の繁雑化、長時間化につな
がシ好ましくない。

本発明は、上述の問題点に鑑みて為されたもので、同一
内容のデータをデータ伝送形式の異なる複数の受は側装
置に送出する際に、データ伝送形式の設定変更に関わる
使用者の操作作業を簡素にし、速やかにデータを送信で
きるデータ伝送装置を提供するものである。

課頭を解決するだめの手段 本発明は上述の問題点を解決するため、記憶手段からの
文字コードデータを切り替えるデータ切替手段と、この
データ切替手段の一方から入力されるデータを回線に送
出するデータ送出手段と、データ切替手段の他方から入
力される文字コードデータをイメージデータに変換して
データ送出手段へ出力するデータ変換手段とを備えだも
のである。

作用 この構成によって、文字コードデータを回線に直接送出
するか、同一の文字コードデータをライン毎のイメージ
データに変換して送出するかを操作指示によって選択で
きるものである。

実施例 以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明
する。

第１図は本発明の一実施例におけるファクシミリ送信装
置の概略ブロック図を示すものである。

１は電話機、２は自動ダイヤル装置であり、共に呼出信
号の送出手段である。

これらは本ファクシミリ送信装置に内蔵しても、外部に
別体に設けてもよい。３は網制御回路であり、通信回線
の接続を制御する。前記の呼出信号はこの網制御回路３
に入力される。

４は呼出信号検出回路、５は信号変換回路であり、これ
らは記憶回路ｅに対するアドレス指定手段を構成する。

呼出信号検出回路４は、網制御回路３から入力される呼
醜信号を検出すると、その呼出信号に相当する呼出番号
を符号化して直列データとして出力する。この直列デー
タは信号変換回路６により並列データに直並列変換され
、アドレス信号として記憶回路６に供給される。この記
憶回路６は、後述の選択情報を記はするだめのものであ
る。７はこの選択情報を入力する操作入力部である。

８は画情報出力部であシ、紙送りローラ９ａ。

９ｂによって送信原稿１０を送りながら蛍光灯１１ａ、
１１ｂで照明し、送信原稿１ｏからの反射光をレンズ系
１２で集光して固体撮像素子１３に結像させ、画素単位
の電気信号に変換して画信号処理回路１４に入力し、そ
こで所定の処理を施してイメージデータを出力する構成
である。

また、アスキーコードに代表される様な一連の文字コー
ドデータを予め内部に記憶しているコード発生回路１６
からは、文字コードデータのまま出力する構成となって
いる。この画情報出力部８から出力されるイメージデー
タ又は文字コードデータはメモリ１６に一時蓄積された
後、データ伝送回路１７へ送出される。

このデータ伝送部１７は、スイッチ１８の接続を制御す
ることにより、伝送データ形式を切り替えることができ
る。その構成を説明すると、１９は文字コードデータを
ライン毎のイメージデータに変換するキャラクタジェネ
レータ、２ｏは国際電信電話諮問委員会（ＣＣＩＴＴ）
で勧告されたモデファイト・リード（ＭＲ）方式の符号
化回路である。２１は直交振幅変調回路である。スイッ
チ１８は、メモリ１６の出力を、キラフタジェネレータ
１９側と符号化回路２ｏ側に切替え接続する。

２２は制御回路である。この制御回路２７は、信号変換
回路６から出力されるアドレス信号によって指定された
記憶回路６のアドレスから選択情報を読み出し、その選
択情報に従って前記のスイッチ１８を操作することによ
り、データ伝送部１７の伝送データ形式を選択する。

次に、本ファクシミリ送信装置の動作を説明するが、理
解を容易にするために先ずファクシミリ通信の一般的動
作について簡単に説明する。

ファクシミリ通信においては、先ず送信側から呼出信号
を送出し、受信側と送信側との間の通信回線を接続する
。通信回線が確立すると、送信側と受信側の間で伝送制
御手順にしたがって通信制御信号を交換することにより
、通信準備を行う。

通信準備を完了すると、送信側から受信側へ画信号を送
信する。すべての画信号を送信し終えると、送信側と受
信側の間で伝送制御手順にしたがって通信制御信号を交
換し、通信終了および通信回線の切断を行う。

さて本ファクシミリ送信装置においては、以下のような
動作によって上記のようなファクシミリ通信を行う。

寸ず、原稿１０を通信する場合において、通信しようと
する加入者に対する呼出信号を電話機１または自動ダイ
ヤル装置２から送出すると、この呼出信号は、網制御回
路３を経由して通信回線網へ送出され、その加入者との
間の通信回線の接続が行われる。

この時には、制御回路２２はスイッチ１日を符号化回路
２０側へ切換えるので、画信号処理回路１４から出力さ
れたイメージデータは、符号化回路２０及び直交振幅変
調回路２１を介しファクシミリ信号として送出される。

次に、コード発生回路１６からの文字コードデータを通
信する場合において、前述同様に加入者との間に通信回
線の接続が行われる。

また、呼出信号は網制御回路３を経由して呼出信号検出
回路４へも送られるため、呼び出している加入者の呼出
番号に対応するアドレス信号が信号変換回路６から出力
される。その結果、記憶回路６のその加入者に対応のア
ドレスに記憶されている選択情報が制御回路２２に読み
出される。その選択情報が文字コードデータ端末を意味
していれば、制御回路２２はスイッチ１８を符号化回路
２ｏ側へ切替え、また、選択情報がイメージデータ端末
を意味していれば、スイッチ１８をキャラクタジェネレ
ータ１９側へ切替える。

したがって、加入者毎にそのファクシミリ受信装置の型
式に応じた適切な選択情報を記憶回路６に記憶させてお
けば、加入者の呼出しとほぼ同時に本ファクシミリ送信
装置のデータ伝送形式を適切に選択させることができ、
それに続く送受信間の通信制御信号の交換を最小時間で
行うことができる。この通信制御信号の交換は制御回路
２２の制御の下に行われるが、これは従来と同様でよい
ので詳細説明は省略する。

さて、通信制御信号の交換によって送受信側の双方にお
いて通信準備を完了すると、本ファクシミリ送信装置は
コード発生回路１６を起動させ、文字コードデータの出
力を開始させる。コード発生回路１５よシ出力される文
字コードデータはメモリ１６に一時蓄積された後、デー
タ伝送部１７へ順次入力される。データ伝送部１７は、
制御回路２２によって選択されたデータ形式でデータを
符号化しくあるいは符号化せず）、ついで変調する。デ
ータ伝送部１７の出力信号は網制御回路３よシ通信回線
へ送出され、通信相手のファクシミリ受信装置又は文字
コードデータ端末へ伝送される。

このようにして、データの伝送を終了すると、本ファク
シミリ送信装置と通信相手端末との間で通信制御信号が
交換され、通信終了及び通信回線の切断が行われる。

以上、ファクシミリ送信装置について説明したが、本発
明はファクシミリ送信装置に限らず種々のデータ伝送装
置に一般的に適用できることは言うまでもない。さらに
、文字コードデータは予め装置内に記はされているもの
として説明したが、例えば装置外部に文字コードデータ
を発生するコンピュータを接続し、装置内部にこの文字
コードデータを入力してメモリに蓄積するようにしても
よい。また、データ形式の切替えは呼出信号の送出に連
動して自動的に行われているが、データ伝送時毎に、装
置の使用者が操作入力部より選択情報を入力するように
しても本発明の主旨に反するものではない。

発明の効果 本発明は以上に詳述したように、文字コードデータを記
憶する記憶手段と、所定の選択情報を入力する操作手段
と、この操作手段の選択情報に基づいて前記記憶手段か
ら得られる文字コードデータを切り替えて出力するデー
タ切替手段と、このデータ切替手段の一方の出力から入
力される前記文字コードデータをライン毎のイメージデ
ータに変換するデータ変換手段と、前記イメージデータ
又は前記切替手段の他方の出力から入力される前記文字
コードデータを回線に送出するデータ送出手段とを設け
ることにより、同一内容のデータをデータ伝送形式の異
なる受信側装置に送出する際に、データ伝送形式の設定
変更に関わる使用者の操作作業を簡素にし、速やかにデ
ータを送信できると言う効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例によるファクシミリ送信装置の概
略ブロック図である。 １・・・・・・電話機、２・・・・・・自動ダイヤル装
置、３・・・・・・網制御回路、４・・・・・・呼出信
号検出回路、６・・・・・・信号変換回路、６・・・・
・・記憶回路、７・・・・・・操作入力部、８・・・・
・・画情報出力部、１６・・・・・・コード発生回路、
１了・・・・・・データ伝送部、１９・・・・・・キャ
ラクタジェネレータ、２２・・・・・・制御回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 文字コードデータを記憶する記憶手段と、所定の選択情
   報を入力する操作手段と、この操作手段の選択情報に基
   づいて前記記憶手段から得られる文字コードデータを切
   り替えて出力するデータ切替手段と、このデータ切替手
   段の一方の出力から入力される前記文字コードデータを
   ライン毎のイメージデータに変換するデータ変換手段と
   、前記イメージデータ又は前記切替手段の他方の出力か
   ら入力される前記文字コードデータを回線に送出するデ
   ータ送出手段とを具備するデータ伝送装置。