JP2000211890A - 単軌条クレ―ン台車 - Google Patents
単軌条クレ―ン台車Info
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- JP2000211890A JP2000211890A JP11009598A JP959899A JP2000211890A JP 2000211890 A JP2000211890 A JP 2000211890A JP 11009598 A JP11009598 A JP 11009598A JP 959899 A JP959899 A JP 959899A JP 2000211890 A JP2000211890 A JP 2000211890A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】あらゆる傾斜地でもクレーンの架台とアウトリ
ガーが鉛直に樹立し、クレーン架台を回動調節可能にし
て、安全な作業が出来るようにしたクレーン台車を提供
する。 【解決手段】レールを把持して、レールに設けたラック
又は穴に噛合して推力を得てレール上を走行する、単軌
条運搬車の荷物運搬用台車であって、台車上には旋回機
能と巻き上げ機能を有するクレーン６を設け、進行方向
にこのクレーン架台を角度自在に操作する回動装置を台
車の架台若しくは荷台に設け、架台には左右及び上下に
伸縮して、台車の安定を保つアウトリガー８を設けて、
このアウトリガーを上記回動装置に連動してあることを
特徴とする単軌条運搬車のクレーン台車。
ガーが鉛直に樹立し、クレーン架台を回動調節可能にし
て、安全な作業が出来るようにしたクレーン台車を提供
する。 【解決手段】レールを把持して、レールに設けたラック
又は穴に噛合して推力を得てレール上を走行する、単軌
条運搬車の荷物運搬用台車であって、台車上には旋回機
能と巻き上げ機能を有するクレーン６を設け、進行方向
にこのクレーン架台を角度自在に操作する回動装置を台
車の架台若しくは荷台に設け、架台には左右及び上下に
伸縮して、台車の安定を保つアウトリガー８を設けて、
このアウトリガーを上記回動装置に連動してあることを
特徴とする単軌条運搬車のクレーン台車。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明に係る単軌条クレーン
台車は、山あり谷ありの傾斜地を地表面に沿って設置し
たレール上を走行して、資材等を運搬するものである。
台車は、山あり谷ありの傾斜地を地表面に沿って設置し
たレール上を走行して、資材等を運搬するものである。
【０００２】例えば、起点付近の平坦地で、クレーンを
使って資材を荷台に載せ、更に所定の場所まで走行し
て、傾斜地でクレーンを使って資材を降ろす作業を行う
ために使用される単軌条運搬車のクレーン台車を提供す
る。
使って資材を荷台に載せ、更に所定の場所まで走行し
て、傾斜地でクレーンを使って資材を降ろす作業を行う
ために使用される単軌条運搬車のクレーン台車を提供す
る。
【０００３】
【従来の技術】トラック等のクレーンは、周知である
が、クレーンは平坦地で使用される。傾斜地では安全上
に問題があり、ほとんど利用出来なかった。
が、クレーンは平坦地で使用される。傾斜地では安全上
に問題があり、ほとんど利用出来なかった。
【０００４】傾斜地で従来のクレーンを使ったのでは、
クレーン架台は傾いてしまうので、作動油がタンクから
漏れたり、ブームが自重によって自然旋回する等作業上
の不都合が生じる。このような理由から、従来のクレー
ンは、単軌条が施設されている傾斜地で利用するには不
適であった。
クレーン架台は傾いてしまうので、作動油がタンクから
漏れたり、ブームが自重によって自然旋回する等作業上
の不都合が生じる。このような理由から、従来のクレー
ンは、単軌条が施設されている傾斜地で利用するには不
適であった。
【０００５】傾斜地において、アウトリガーは、地表に
は直角に伸長する事が出来るが、鉛直方向ではないた
め、資材の重量を十分に支持出来ず、安全上の問題があ
る。
は直角に伸長する事が出来るが、鉛直方向ではないた
め、資材の重量を十分に支持出来ず、安全上の問題があ
る。
【０００６】本発明は、傾斜地におけるこのような問題
を解決して、自在に走行出来る単軌条運搬車のクレーン
台車の必要を理解して提案するものである。
を解決して、自在に走行出来る単軌条運搬車のクレーン
台車の必要を理解して提案するものである。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、あらゆる傾
斜地でもクレーンの架台とアウトリガーが鉛直に樹立
し、クレーン架台を回動調節可能にして、安全な作業が
出来るようにしたクレーン台車を提供しようとするもの
である。
斜地でもクレーンの架台とアウトリガーが鉛直に樹立
し、クレーン架台を回動調節可能にして、安全な作業が
出来るようにしたクレーン台車を提供しようとするもの
である。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明に係る単軌条クレ
ーン台車は、レールを把持して、レールに設けたラック
又は穴に噛合して推力を得てレール上を走行する、単軌
条運搬車の荷物運搬用台車であって、台車上には旋回機
能と巻き上げ機能を有するクレーンを設け、進行方向に
このクレーンの架台を角度自在に操作する回動装置を架
台若しくは荷台に設けると共に台車の安定を保つためア
ウトリガーを設けているものである。
ーン台車は、レールを把持して、レールに設けたラック
又は穴に噛合して推力を得てレール上を走行する、単軌
条運搬車の荷物運搬用台車であって、台車上には旋回機
能と巻き上げ機能を有するクレーンを設け、進行方向に
このクレーンの架台を角度自在に操作する回動装置を架
台若しくは荷台に設けると共に台車の安定を保つためア
ウトリガーを設けているものである。
【０００９】請求項１に記載の発明は、レールを把持し
て、レールに設けたラック又は穴に噛合して推力を得て
レール上を走行する、単軌条運搬車の荷物運搬用台車で
あって、台車上には旋回機能と巻き上げ機能を有するク
レーンを設け、進行方向にこのクレーンの架台を角度自
在に操作する回動装置を架台若しくは荷台に設けたこと
を特徴とする単軌条クレーン台車である。
て、レールに設けたラック又は穴に噛合して推力を得て
レール上を走行する、単軌条運搬車の荷物運搬用台車で
あって、台車上には旋回機能と巻き上げ機能を有するク
レーンを設け、進行方向にこのクレーンの架台を角度自
在に操作する回動装置を架台若しくは荷台に設けたこと
を特徴とする単軌条クレーン台車である。
【００１０】請求項２に記載の発明は、架台若しくは荷
台には、左右及び上下に伸縮して、台車の安定を保つア
ウトリガーを設けて、このアウトリガーを上記回動装置
に連動してあることを特徴とする単軌条運搬車のクレー
ン台車である。
台には、左右及び上下に伸縮して、台車の安定を保つア
ウトリガーを設けて、このアウトリガーを上記回動装置
に連動してあることを特徴とする単軌条運搬車のクレー
ン台車である。
【００１１】請求項３に記載の発明の実施態様は、台車
の一端には、ピローブロックで軸支されるシャフトと、
シャフトに嵌合してクレーン架台と共に回転する旋回ギ
ヤを設け、この旋回ギヤは、往復シリンダのピストン先
端に締結したラックギヤと、旋回アームによって噛合い
を保持しながら往復シリンダの推力によって回動するよ
う構成し、旋回ギヤには、穴を開孔し、適宜な回動位置
で台車枠にロックピンで固定出来るよう構成してある回
動装置を架台若しくは荷台に設けたことを特徴とするも
のである。
の一端には、ピローブロックで軸支されるシャフトと、
シャフトに嵌合してクレーン架台と共に回転する旋回ギ
ヤを設け、この旋回ギヤは、往復シリンダのピストン先
端に締結したラックギヤと、旋回アームによって噛合い
を保持しながら往復シリンダの推力によって回動するよ
う構成し、旋回ギヤには、穴を開孔し、適宜な回動位置
で台車枠にロックピンで固定出来るよう構成してある回
動装置を架台若しくは荷台に設けたことを特徴とするも
のである。
【００１２】請求項４に記載の発明は、前後の架台には
フレームを設け、フレームの一端には回動部を設けて、
この回動部には荷台を回動自在に設け、荷台上にはクレ
ーン架台を設け、荷台の下方にはロッド先端部で荷台を
支持して伸縮する油圧シリンダをフレームに設け、荷台
は油圧シリンダの推力によって回動するよう構成し、架
台若しくは荷台には左右及び上下に伸縮して、台車の安
定を保つアウトリガーを設けて、このアウトリガーを回
動装置に連動してあるを特徴とする単軌条クレーン台車
である。
フレームを設け、フレームの一端には回動部を設けて、
この回動部には荷台を回動自在に設け、荷台上にはクレ
ーン架台を設け、荷台の下方にはロッド先端部で荷台を
支持して伸縮する油圧シリンダをフレームに設け、荷台
は油圧シリンダの推力によって回動するよう構成し、架
台若しくは荷台には左右及び上下に伸縮して、台車の安
定を保つアウトリガーを設けて、このアウトリガーを回
動装置に連動してあるを特徴とする単軌条クレーン台車
である。
【００１３】
【発明の実施の形態】本発明の実施例１及び実施例２に
おいては、次に記載のように構成されている。
おいては、次に記載のように構成されている。
【００１４】単軌条運搬車の荷物運搬用台車であって、
台車上には旋回機能と巻き上げ機能を有するクレーンを
設ける。
台車上には旋回機能と巻き上げ機能を有するクレーンを
設ける。
【００１５】実施例１においては、クレーン台車の進行
方向にこのクレーンの架台を角度自在に操作する回動装
置を架台に設ける。
方向にこのクレーンの架台を角度自在に操作する回動装
置を架台に設ける。
【００１６】実施例２においては、クレーン台車の進行
方向にこのクレーンの架台を角度自在に操作する回動部
を架台に設けたフレームに設ける。
方向にこのクレーンの架台を角度自在に操作する回動部
を架台に設けたフレームに設ける。
【００１７】クレーン架台若しくは荷台には、架台の左
右及び上下に伸縮して、台車の安定を保つアウトリガー
を設ける。
右及び上下に伸縮して、台車の安定を保つアウトリガー
を設ける。
【００１８】このアウトリガーを上記回動装置若しくは
回動部に連動して、クレーンの架台の角度に対応してア
ウトリガーが鉛直方向に伸長できるようにする。
回動部に連動して、クレーンの架台の角度に対応してア
ウトリガーが鉛直方向に伸長できるようにする。
【００１９】実施例２は、前後の架台にはフレームを設
け、フレームの一端には回動部を設けて、この回動部に
は荷台を回動自在に設け、荷台上にはクレーン架台を設
け、荷台の下方にはロッド先端部で荷台を支持して伸縮
する油圧シリンダをフレームに設け、荷台は油圧シリン
ダの推力によって回動するよう構成する。
け、フレームの一端には回動部を設けて、この回動部に
は荷台を回動自在に設け、荷台上にはクレーン架台を設
け、荷台の下方にはロッド先端部で荷台を支持して伸縮
する油圧シリンダをフレームに設け、荷台は油圧シリン
ダの推力によって回動するよう構成する。
【００２０】
【実施例】添付図面は、本発明に係る単軌条運搬車のク
レーン台車の実施例について図示している。図１は、実
施例１における単軌条クレーン台車の正面図、図２は、
実施例１における動力車に牽引されている単軌条クレー
ン台車の側面図、図３は、実施例１における傾斜地に安
定されている単軌条クレーン台車の側面図、図４は、実
施例２における単軌条クレーン台車の正面図、図５は、
実施例２における傾斜地に安定されている単軌条クレー
ン台車の側面図をそれぞれ示すものである。図面に基づ
いて、本発明の実施例について説明する。
レーン台車の実施例について図示している。図１は、実
施例１における単軌条クレーン台車の正面図、図２は、
実施例１における動力車に牽引されている単軌条クレー
ン台車の側面図、図３は、実施例１における傾斜地に安
定されている単軌条クレーン台車の側面図、図４は、実
施例２における単軌条クレーン台車の正面図、図５は、
実施例２における傾斜地に安定されている単軌条クレー
ン台車の側面図をそれぞれ示すものである。図面に基づ
いて、本発明の実施例について説明する。
【００２１】実施例１図１乃至図３の各図に基づいて実
施例１について説明する。単軌条クレーン台車は、動力
車３に牽引されて、レール１を把持して、レール１に設
けたラック又は穴に噛合して推力を得てレール上を走行
する、単軌条運搬車の荷物運搬用台車である。
施例１について説明する。単軌条クレーン台車は、動力
車３に牽引されて、レール１を把持して、レール１に設
けたラック又は穴に噛合して推力を得てレール上を走行
する、単軌条運搬車の荷物運搬用台車である。
【００２２】運搬用台車上には旋回機能と巻き上げ機能
を有するクレーン６を設け、進行方向にこのクレーンの
架台５を角度自在に操作する回動装置を架台に設けてい
る。
を有するクレーン６を設け、進行方向にこのクレーンの
架台５を角度自在に操作する回動装置を架台に設けてい
る。
【００２３】前記のクレーン架台５には左右及び上下に
伸縮して、台車の安定を保つアウトリガー８を設けて、
このアウトリガー８を上記回動装置に連動してあること
を特徴とする。
伸縮して、台車の安定を保つアウトリガー８を設けて、
このアウトリガー８を上記回動装置に連動してあること
を特徴とする。
【００２４】動力車３によって牽引される台車は、前後
の走行フレームによって支持され、走行フレームには、
レールを上下より把持するローラ及びレールの穴又はラ
ックに噛合する制動輪を持つミッションケースを設けて
構成してある。ミッションケースには、停止ブレーキ、
遠心ブレーキを設けてある。
の走行フレームによって支持され、走行フレームには、
レールを上下より把持するローラ及びレールの穴又はラ
ックに噛合する制動輪を持つミッションケースを設けて
構成してある。ミッションケースには、停止ブレーキ、
遠心ブレーキを設けてある。
【００２５】台車の一端には、ピローブロック１１で軸
支されるシャフト１５と、シャフトに嵌合してクレーン
架台５と共に回転する旋回ギヤ１０を設けてある。旋回
ギヤ１０は、往復シリンダ１６のピストン先端に締結し
たラックギヤ１２と、旋回アーム９によって噛合いを保
持しながら往復シリンダ１６の推力によって回動するよ
う構成してある。
支されるシャフト１５と、シャフトに嵌合してクレーン
架台５と共に回転する旋回ギヤ１０を設けてある。旋回
ギヤ１０は、往復シリンダ１６のピストン先端に締結し
たラックギヤ１２と、旋回アーム９によって噛合いを保
持しながら往復シリンダ１６の推力によって回動するよ
う構成してある。
【００２６】旋回ギヤ１０には、穴を開孔し、適宜な回
動位置で台車枠にロックピン１３で固定出来るよう構成
してある。
動位置で台車枠にロックピン１３で固定出来るよう構成
してある。
【００２７】クレーン架台５の両端には、アウトリガー
８を設けて、左右に張り出して、下方に伸縮して、台車
の安定を保つよう構成されている。
８を設けて、左右に張り出して、下方に伸縮して、台車
の安定を保つよう構成されている。
【００２８】実施例１の操作方法及び作用について説明
する。傾斜地に設置されたレール１及び補助レール２上
を動力車３に牽引され走行するクレーン台車は、平坦地
の始点で荷台に資材を積載して目的地に来ると操作レバ
ー１４を操作してクレーン６が水平に旋回出来る位置に
てロックピン１０を旋回ギヤ１０の穴に差し入れてクレ
ーン架台を固定し、傾斜地に所定の場所を確保出来る凹
部を穿って、アウトリガー８を伸長する。
する。傾斜地に設置されたレール１及び補助レール２上
を動力車３に牽引され走行するクレーン台車は、平坦地
の始点で荷台に資材を積載して目的地に来ると操作レバ
ー１４を操作してクレーン６が水平に旋回出来る位置に
てロックピン１０を旋回ギヤ１０の穴に差し入れてクレ
ーン架台を固定し、傾斜地に所定の場所を確保出来る凹
部を穿って、アウトリガー８を伸長する。
【００２９】ブーム７は、自然旋回がなく、アウトリガ
ー８は鉛直方向に伸長しており、荷台が安定であるか
ら、ブームを旋回及び伸長して資材の積み降ろしが容易
である。
ー８は鉛直方向に伸長しており、荷台が安定であるか
ら、ブームを旋回及び伸長して資材の積み降ろしが容易
である。
【００３０】実施例２図４及び図５の各図に基づいて、
実施例２について説明する。実施例２の発明は、前後の
架台１８にはフレーム１７を設け、フレーム１７の一端
には回動部２１を設けて、この回動部には荷台１９を回
動自在に設け、荷台１９上にはクレーン架台５を設け、
荷台１９の下方にはロッド先端部で荷台下面を支持して
伸縮する油圧シリンダ２０をフレーム１７に設け、荷台
１９は油圧シリンダ２０の推力によって回動するよう構
成し、クレーン架台５及び荷台１９には左右及び上下に
伸縮して、台車の安定を保つアウトリガー８を設けて、
このアウトリガーを回動部に連動してあるを特徴とする
単軌条クレーン台車である。
実施例２について説明する。実施例２の発明は、前後の
架台１８にはフレーム１７を設け、フレーム１７の一端
には回動部２１を設けて、この回動部には荷台１９を回
動自在に設け、荷台１９上にはクレーン架台５を設け、
荷台１９の下方にはロッド先端部で荷台下面を支持して
伸縮する油圧シリンダ２０をフレーム１７に設け、荷台
１９は油圧シリンダ２０の推力によって回動するよう構
成し、クレーン架台５及び荷台１９には左右及び上下に
伸縮して、台車の安定を保つアウトリガー８を設けて、
このアウトリガーを回動部に連動してあるを特徴とする
単軌条クレーン台車である。
【００３１】実施例２は、回動部の構造が簡単である。
実施例２の作用と同様にブーム７は自然旋回がなく、ア
ウトリガー８は鉛直に伸長しており、荷台１９が水平に
なっているので安定であるから、ブームを旋回及び伸長
して資材の積み降ろしが容易である。
実施例２の作用と同様にブーム７は自然旋回がなく、ア
ウトリガー８は鉛直に伸長しており、荷台１９が水平に
なっているので安定であるから、ブームを旋回及び伸長
して資材の積み降ろしが容易である。
【００３２】
【発明の効果】本発明の効果は、請求項１乃至請求項４
の各項に記載の発明の構成によって、次に記載の効果を
奏するものである。
の各項に記載の発明の構成によって、次に記載の効果を
奏するものである。
【００３３】本発明は、あらゆる傾斜地でもクレーンの
架台が鉛直に樹立して設定出来るので、ブームの自重に
より自然旋回することがない。
架台が鉛直に樹立して設定出来るので、ブームの自重に
より自然旋回することがない。
【００３４】自然旋回することがないので、クレーン操
作中に思わぬ方向にブームが振れるような不安全なこと
がない。
作中に思わぬ方向にブームが振れるような不安全なこと
がない。
【００３５】ブームの自然旋回を防止するには、旋回装
置の減速比を大きくしたり、ブレーキ装置を追加する必
要があるが、これらの装置を追加するコストアップを回
避出来る。
置の減速比を大きくしたり、ブレーキ装置を追加する必
要があるが、これらの装置を追加するコストアップを回
避出来る。
【００３６】回動部若しくは回動装置によりクレーン架
台を回動調節可能にして、クレーン架台に連動してアウ
トリガーが回動する事が出来る。
台を回動調節可能にして、クレーン架台に連動してアウ
トリガーが回動する事が出来る。
【００３７】アウトリガーは、前記の回動により鉛直方
向に伸長して樹立し、荷台を支持する事が出来る。これ
により、資材等の重量を確実に受ける事が出来る。
向に伸長して樹立し、荷台を支持する事が出来る。これ
により、資材等の重量を確実に受ける事が出来る。
【００３８】荷台は、レールによっても荷重を受けてい
るが、アウトリガーが鉛直方向に荷重を受けるので、レ
ールの負担が軽減するので軌条の耐久性も向上する。
るが、アウトリガーが鉛直方向に荷重を受けるので、レ
ールの負担が軽減するので軌条の耐久性も向上する。
【００３９】本発明の効果により、傾斜地でも安全な作
業が出来るようにした単軌条クレーン台車を提供するも
のである。
業が出来るようにした単軌条クレーン台車を提供するも
のである。
【図１】実施例１における単軌条クレーン台車の正面図
【図２】実施例１における動力車に牽引されている単軌
条クレーン台車の側面図
条クレーン台車の側面図
【図３】実施例１における傾斜地に安定されている単軌
条クレーン台車の側面図
条クレーン台車の側面図
【図４】実施例２における単軌条クレーン台車の正面図
【図５】実施例２における傾斜地に安定されている単軌
条クレーン台車の側面図
条クレーン台車の側面図
１．．．レール ２．．．補助レール ３．．．動力車 ４．．．荷台 ５．．．クレーン架台 ６．．．クレーン ７．．．ブーム ８．．．アウトリガー ９．．．旋回アーム １０．．．旋回ギヤ １１．．．ピロブロック １２．．．ラックギヤ １３．．．ロックピン １４．．．操作レバー １５．．．シャフト １６．．．往復シリンダ １７．．．フレーム １８．．．架台 １９．．．荷台 ２０．．．油圧シリンダ ２１．．．回動部
Claims (4)
- 【請求項１】レールを把持して、レールに設けたラック
又は穴に噛合して推力を得てレール上を走行する、単軌
条運搬車の荷物運搬用台車であって、台車上には旋回機
能と巻き上げ機能を有するクレーンを設け、進行方向に
このクレーンの架台を角度自在に操作する回動装置を架
台若しくは荷台に設けたことを特徴とする単軌条クレー
ン台車。 - 【請求項２】架台若しくは荷台には左右及び上下に伸縮
して、台車の安定を保つアウトリガーを設けて、このア
ウトリガーを回動装置に連動してあることを特徴とする
請求項１に記載の単軌条クレーン台車。 - 【請求項３】台車の一端には、ピローブロックで軸支さ
れるシャフトと、シャフトに嵌合してクレーン架台と共
に回転する旋回ギヤを設け、この旋回ギヤは、往復シリ
ンダのピストン先端に締結したラックギヤと、旋回アー
ムによって噛合いを保持しながら往復シリンダの推力に
よって回動するよう構成し、旋回ギヤには、穴を開孔
し、適宜な回動位置で台車枠にロックピンで固定出来る
よう構成してある回動装置を設けたことを特徴とする請
求項１に記載の単軌条クレーン台車。 - 【請求項４】前後の架台にはフレームを設け、フレーム
の一端には回動部を設けて、この回動部には荷台を回動
自在に設け、荷台の下方にはロッド先端部で荷台を支持
して伸縮する油圧シリンダをフレームに設け、荷台は油
圧シリンダの推力によって回動するよう構成し、架台若
しくは荷台に左右及び上下に伸縮して、台車の安定を保
つアウトリガーを設けて、このアウトリガーを回動装置
に連動してあることを特徴とする請求項１に記載の単軌
条クレーン台車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11009598A JP2000211890A (ja) | 1999-01-18 | 1999-01-18 | 単軌条クレ―ン台車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11009598A JP2000211890A (ja) | 1999-01-18 | 1999-01-18 | 単軌条クレ―ン台車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000211890A true JP2000211890A (ja) | 2000-08-02 |
Family
ID=11724766
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11009598A Pending JP2000211890A (ja) | 1999-01-18 | 1999-01-18 | 単軌条クレ―ン台車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000211890A (ja) |
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002211387A (ja) * | 2001-01-22 | 2002-07-31 | Nikkari Co Ltd | 資材運搬方法及び資材運搬装置 |
| JP2006273030A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | National Agriculture & Food Research Organization | 軌条移動装置の搬送装置 |
| JP2010007426A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-14 | Kaho Seisakusho:Kk | クレーン付き作業台車を用いた傾斜面へのモノレール構築方法 |
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