JP2006273030A - 軌条移動装置の搬送装置 - Google Patents

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Mikio Kanemitsu
幹雄 金光
Satoshi Yamamoto
聡史 山本
Megumi Fujiwara
惠 藤原
Akiyoshi Ikeda
彰美 池田
Toyoji Otsuka
豊史 大塚
Hatsuo Fujii
初郎 藤井
Tetsuaki Yoneyama
徹朗 米山
Kenji Tanaka
健治 田中
Yoshito Yamauchi
嘉人 山内
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KOEI SANGYO
MONORAIL INDUSTRIES CO Ltd
MONOREELE KOGYO KK
Kioritz Corp
National Agriculture and Food Research Organization
Arimitsu Industry Co Ltd
Nikkari Co Ltd
YONEYAMA KOGYO KK
Koei Sangyo Inc
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KOEI SANGYO
MONORAIL INDUSTRIES CO Ltd
MONOREELE KOGYO KK
Kioritz Corp
National Agriculture and Food Research Organization
Arimitsu Industry Co Ltd
Nikkari Co Ltd
YONEYAMA KOGYO KK
Koei Sangyo Inc
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Abstract

【課題】 運搬機や作業機の搬送が容易であり、これらの軌条移動装置を他の軌条施設での共用を可能にする。
【解決手段】 軌条施設の軌条80のうち端部に繋がれた端部軌条81の下方位置に近接して設置される載置台10と、端部軌条81に連結可能な連結軌条21を有して軌条施設から取り外された運搬機83や作業機を連結軌条21に装着して載置台10の上面上を移動可能な運搬台車20を備える。載置台10は、これに搭載された運搬台車20の連結軌条21を端部軌条81の高さと略同一の高さ位置に配置する。載置台10とこの付近に移動された走行車両との間を移動可能な中間運搬台車40を備える。軌条移動装置82が装着された運搬台車20を上下且つ横方向に移動させる昇降移動装置を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、軌条を移動可能な運搬機やこれに牽引されて所定作業を行う作業機を一の軌条施設から取り外して他の軌条施設に搬送する際に用いられる軌条移動装置の搬送装置に関する。
従来、山地のように急傾斜地に果樹を栽培している果樹園に対して軌条を敷設し、この軌条に運搬機とこれに牽引されて移動する作業機を装着して、作業機に応じた所定作業を行う軌条移動装置が知られている。
このような軌条移動装置を、一の軌条施設から取り外して他の軌条施設に搬送して他の軌条施設で使用すれば、複数の軌条施設で1つの軌条移動装置を共用することができ、経済的である。
このため、軌条移動装置を一の軌条施設から他の軌条施設に運搬する運搬用具は、既に開発されて使用されている。この運搬用具は、平面視において矩形状に形成された枠体の左右両側に一対の取手を取り付け、枠体に上方へ延びる支柱を取り付け、この支柱の上端部に横方向に延びる軌条を取り付けて構成されている。この運搬用具によって軌条移動装置を運搬するには、軌条施設の軌条の末端に運搬用具の軌条を接続し、軌条施設の軌条に装着された軌条移動装置を運搬用具の軌条に乗り移し、接続された運搬用具の軌条を取り外し、作業者が運搬用具の取手を持ち上げて運ぶ。
このような従来の運搬用具による運搬方法では、軌条移動装置を運搬用具の軌条に乗り移すときに運搬用具をしっかり支持する必要があり、また作業者による持ち運びは重過ぎる作業機もあるため、運搬機等を載せた運搬用具を作業者が支持したり運んだりするのは重労働である。特に、高齢化した作業者がこの作業を行うのは、なおさら大変である。
また作業者は運搬用具を支持しながら運搬機や作業機を運搬用具の軌条に乗り移す作業をしなければならないが、運搬用具の支持が傾くと繋いだ軌条も傾いて、運搬機や作業機の乗り移し作業が困難になる。このため、乗り移し作業を短時間で行うことができなくなり、作業者の疲労をさらに増大させるという問題が生じる。
一方、クレーン装置を搭載したトラックを、軌条施設の軌条末端付近に移動させて、クレーン装置によって軌条移動装置を吊り上げてトラックの荷台に載置すれば、軌条移動装置を容易に運搬することができる。しかしながら、軌条施設の軌条の末端周辺は、一般に道路幅が狭く、軽四トラック等の小型車両しか通ることができない場所が殆どである。また、クレーン装置を備えたトラックを所有している農家は殆どない。
このように、運搬機や作業機を他の軌条施設に持ち運んで使おうとしても、これらは重く、容易に持ち運ぶことができないため、これらの軌条移動装置を他の軌条施設で共用することはなかった。
本発明は、一式の運搬機や作業機の搬送が容易であり、これらの軌条移動装置を他の軌条施設で共用することが可能な搬送装置の提供が望まれており、このような要望に応える軌条移動装置の搬送装置を提供することを目的とする。
このような課題を解決するため、本発明は、軌条移動装置を一の軌条施設から取り外して他の軌条施設に搬送する際に用いられる軌条移動装置の搬送装置であって、軌条施設の軌条のうち端部に繋がれた端部軌条の下方位置に近接して設置される載置台と、端部軌条に連結可能な連結軌条を有して軌条施設から取り外された軌条移動装置が連結軌条に装着されて載置台の上面上を移動可能な運搬台車とを備え、載置台は、該載置台に搭載された運搬台車の連結軌条を端部軌条の高さと略同一の高さ位置に配置することを特徴とする。
この発明によれば、軌条施設の端部に繋がれた端部軌条の下方位置に近接して設置された載置台は、これに搭載された運搬台車に設けられて端部軌条と連結可能な連結軌条を端部軌条の高さと略同一の高さ位置に配置することにより、載置台上に運搬台車を載せて移動させると、端部軌条に連結軌条を連結することができる。また運搬台車は載置台上に載置されているので、連結軌条を端部軌条に連結した状態での運搬台車の上下位置は変わらない。このため、端部軌条に繋がる軌条に装着された軌条移動装置を容易に且つ短時間で連結軌条に乗り移すことができ、この乗り移し作業の労力を軽減することができる。
また本発明は、載置台と該載置台の付近に移動された走行車両との間を移動可能な中間運搬台車を有し、該中間運搬台車は、載置台及び走行車両の荷台のいずれか一方に搭載されて軌条移動装置を装着した運搬台車を、載置台及び走行車両のいずれか他方に運搬することを特徴とする。
この発明によれば、載置台と該載置台の付近に移動された走行車両との間を移動可能な中間運搬台車を備えることにより、載置台及び走行車両の荷台のいずれか一方に搭載されて軌条移動装置を装着した運搬台車を中間運搬台車に載せて移動させるだけで、運搬台車を載置台及び走行車両のいずれか他方に運搬することができる。このため、走行車両が載置台の近くに止められない場合でも、中間運搬台車を使って軌条移動装置を走行車両や載置台に搬送することができる。このため、一の軌条施設から取り外された軌条移動装置を、走行車両に搭載して他の軌条施設に搬送して中間運搬台車に載せ替えて中間運搬台車によって他の軌条施設の載置台に搬送して他の軌条施設に装着することができる。このため、一の軌条施設に設けられた軌条移動装置を他の軌条施設と共用することができ、経済的である。
また本発明は、中間運搬台車の載置台に対向する一方側の側部及び該一方側の側部に対向する載置台の側部のいずれかと、中間運搬台車の走行車両の荷台に対向する他方側の側部に、上下方向に回動自在に取り付けられて、中間運搬台車の上面と走行車両の荷台の上面との間及び載置台の上面と中間運搬台車の上面との間を掛け渡す板部材を備え、運搬台車は、これらの板部材及び中間運搬台車上を通って載置台と走行車両との間を移動可能であることを特徴とする。
この発明によれば、中間運搬台車に隣接される載置台や走行車両の荷台との間を板部材で掛け渡すことにより、中間運搬台車と載置台との上下位置や中間運搬台車と荷台との上下位置が多少ずれている場合や、中間運搬台車と載置台との間や中間運搬台車と荷台との間に空間があっても、板部材によってこれらの上面間を連続的に繋いで、運搬台車の移動をスムースにすることができる。
さらに本発明は、中間運搬台車が、該中間運搬台車の上面の上下位置を調整可能な上下位置調整手段(例えば、実施形態におけるジャッキ44)を備えることを特徴とする。
この発明によれば、中間運搬台車は上下位置調整手段を備えることにより、上下位置調整手段によって中間運搬台車の上面の上下位置を容易に調整することができる。このため、中間運搬台車が移動する場所に応じて中間運搬台車の上面位置を調整して、中間運搬台車と載置台との上面間のずれや、中間運搬台車と走行車両の荷台との上面間のずれを容易に無くすことができる。
また本発明は、軌条移動装置が装着された運搬台車を上下且つ横方向に移動させる昇降移動手段(例えば、実施形態における昇降移動装置50)を備えることを特徴とする。
この発明によれば、軌条移動装置が装着された運搬台車を上下且つ横方向に移動させる昇降移動手段を備えることにより、軌条移動装置が装着された運搬台車を車両の荷台に載せたり、車両の荷台から降ろしたりすることができ、作業者の労力をより軽減することができる。
また本発明は、昇降移動手段が、地面に回動自在に設けられて上方へ延びる基端アーム部及び該基端アーム部の先端部に取り付けられて横方向に延びる先端アーム部を有してなる回動アームと、該回動アームに設けられた手動式のウインチと、該ウインチから延びて回動アームの延びる方向に沿って掛け渡されて先端アーム部の先端部から下方へ延びるワイヤの先端部に取り付けられて運搬台車を載せる吊り具とを有することを特徴とする。
この発明によれば、昇降移動手段は回動アームと手動式のウインチと吊り具とを有してなることにより、簡易且つ安価な昇降移動手段を提供することができ、搬送装置全体のコストの上昇を抑制することができる。
さらに本発明は、軌条移動装置が、所定作業を行う作業機及び該作業機を牽引する運搬機であることを特徴とする。
この発明によれば、軌条移動装置が作業機及びこれを牽引する運搬機であることにより、これらの搬送を容易に行うことができ、これらを他の軌条施設と共用することができる。
本発明に係わる軌条移動装置の搬送装置によれば、軌条施設の端部に繋がれた端部軌条の下方位置に近接して設置された載置台は、これに搭載された運搬台車に設けられて端部軌条と連結可能な連結軌条を端部軌条の高さと略同一の高さ位置に配置し、載置台とこの付近に移動された走行車両との間を移動可能な中間運搬台車を備えることにより、一式の運搬機や作業機の搬送を容易にし、これらを他の軌条施設と共用可能な搬送装置を提供することができる。
以下、本発明に係わる軌条移動装置の搬送装置の好ましい実施の形態を図1から図9に基づいて説明する。本実施の形態は、軌条が単軌条である場合を例にして、以下説明する。軌条移動装置の搬送装置1は、図1(a)(平面図)及び(b)(側面図)に示すように、軌条施設Kの軌条80のうち端部に繋がれた端部軌条81の下方位置に近接して設置される載置台10と、端部軌条81に連結可能な連結軌条21を有して軌条施設Kから取り外された軌条移動装置82が連結軌条21に装着されて載置台10の上面上を移動可能な運搬台車20と、載置台10とこの付近に移動された走行車両との間を移動可能な中間運搬台車40とを有して構成される。
載置台10は、図2(a)(正面図)及び(b)(側面図)に示すように、板状のベース板11とベース板11の隅部に取り付けられて下方へ延びる複数の脚部12とを有してなる。ベース板11の上面は運搬台車20の移動を容易にするため平面状に形成されている。脚部12は、載置台10を地面に設置すると、ベース板11の上面が略水平になるような長さに設計されている。ベース板11は運搬台車20より大きく、運搬台車20を載置して移動させることができる。載置台10は、軌条施設の端部軌条81に接続された軌条80に沿うようにして設置される。また載置台10は、載置台10に搭載された運搬台車20の連結軌条21を端部軌条81の高さと略同一の高さ位置に配置するように脚部12の長さが設計されている。連結軌条21については後述する。
運搬台車20は、図3(a)(平面図)、(b)(正面図)、(c)(側面図)に示すように、平面視において矩形状に形成された枠体22と、この両端部に取り付けられて上方へ延びる一対の支柱23と、これらの支柱23の上部間に掛け渡されて結合された前述した連結軌条21とを有してなる。連結軌条21の一端部には、図2(a)に示す端部軌条81と連結可能な接続軌条24が着脱可能に取り付けられる。連結軌条21は、軌条80の端部に設けられた開閉継手85と端部軌条81との間で連結可能である。枠体22の底部には復数の車輪25が取り付けられて、運搬台車20の移動を容易にしている。運搬台車20の枠体22にはロック孔(図示せず)が設けられており、このロック孔にロックピンを挿通して載置台10のベース板11に設けられた孔部に挿入することで、運搬台車20を載置台10に固定することができる。
中間運搬台車40は、図4(側面図)に示すように、直方形状に形成された枠体本体部41と、枠体本体部41の上部に取り付けられた板状の上板42と、枠体本体部41の底部に取り付けられた複数の車輪43と、枠体本体部41を上方へ持ち上げる複数のジャッキ44とを有してなる。上板42は、中間運搬台車40が地面に載置された状態で、上板42の上面が図2(a)に示す載置台10のベース板11の上面よりやや低い位置又は略同じ高さ位置になるように配設されている。ジャッキ44は枠体本体部41と別個に備えられており、必要なときに使用される。上板42の両端部には上下方向に回動自在に取り付けられた板部材45,46が設けられている。この板部材45,46は、前述した中間運搬台車40と近接する載置台10や走行車両の荷台との間に掛け渡されて運搬台車20の移動を容易にする。中間運搬台車40の上板42には孔部(図示せず)が設けられており、この孔部に運搬台車20に挿通されたロックピンを挿入することで、運搬台車20を中間運搬台車40に固定することができる。
次に、このように構成された搬送装置1によって軌条施設Kに装着された軌条移動装置82を他の軌条施設に搬送させる場合の搬送方法について説明する。先ず、図5(a)(側面図)に示すように、中間運搬台車40の板部材45,46を上板42上に格納した状態で中間運搬台車40を載置台10の近傍位置に移動させる。そして運搬台車20のロックを解除して運搬台車20を載置台10から取り外す。
そして、図5(b)(側面図)に示すように、運搬台車20側の板部材45を開いて載置台10のベース板11上に載置する。そして、中間運搬台車40にジャッキ44を取り付けて伸長動させて中間運搬台車40の上板42の上面と載置台10のベース板11の上面が略同一高さになるようにする。そして、図5(c)(側面図)に示すように、運搬台車20を載置台10上に載置し、連結軌条21を、図2(a)に示す端部軌条81と開閉継手85との間で連結し、運搬台車20を載置台10に固定する。そして、図5(d)(側面図)に示すように、あおり71を開いた側の荷台72が中間運搬台車40に近接すようにトラック70を移動させる。
そして、図6(e)(側面図)に示すように、単軌道移動装置82の運搬機83を連結軌条21に移動させる。そして、図6(f)(側面図)に示すように、運搬機83と単軌道移動装置82の作業機84との連結を解除し、運搬台車20の載置台10に対するロックを解除する。そして、図6(g)(側面図)に示すように、開閉継手85を取り外し、接続軌条24が端部軌条81から抜脱される方向に運搬台車20を移動させる。
そして、図7(h)(平面図)に示すように、運搬機83が装着された運搬台車20を中間運搬台車40上に移動させ、図示しないロックピンで運搬台車20を一旦、中間運搬台車40に固定する。そして、図7(i)(側面図)に示すように、トラック側の板部材46を開いてこれを荷台72上に載置する。そして、ジャッキ44を用いて中間運搬台車40の上板42の上面と荷台72の上面が略同一高さになるようにする。そして、運搬台車20のロックを解除する。そして、図7(j)(側面図)に示すように、運搬台車20を荷台72上に移動させて荷台72に固定する。
そして、トラック70を走行させて他の軌条施設に搬送し、前述した図6(e)〜(g)及び図7(h)〜(j)に示した搬送方法を逆に行って、運搬機83を他の軌条施設の軌条に装着する。そして、図6(e)に示した作業機84,84'も運搬機83の場合と同様の搬送方法を行うことで、作業機84,84'を他の軌条施設の軌条に装着することができる。
このように、載置台10は、図1に示すように、載置台10に搭載された運搬台車20の連結軌条21を端部軌条81の高さと略同一の高さ位置に配置し、また運搬台車20は載置台10上に載置されるので、端部軌条81に繋がる軌条80に装着された軌条移動装置82を容易に且つ短時間で連結軌条21に乗り移すことができ、その結果、この乗り移し作業の労力を軽減することができる。
また載置台10と走行車両との間を移動可能な中間運搬台車40を備えることにより、載置台10及び走行車両の荷台のいずれか一方に搭載された運搬台車20を中間運搬台車40に移動させるだけで、運搬台車20を載置台10及び走行車両のいずれか他方に運搬することができる。このため、走行車両が載置台10の近くに止められない場合でも、軌条移動装置82を走行車両や載置台10に搬送することができる。このため、一の軌条施設から取り外された軌条移動装置82を、他の軌条施設に搬送して装着することができ、一の軌条施設に設けられた軌条移動装置を他の軌条施設と共用することができ、経済的である。
また、中間運搬台車40に板部材45,46を設けることにより、中間運搬台車40と載置台10との上下位置や中間運搬台車40と荷台との上下位置が多少ずれていたり、中間運搬台車40と載置台10との間や中間運搬台車40と荷台との間に空間があっても、板部材45,46によって両者の上面間を連続的に繋いで、運搬台車20の移動をスムースにすることができる。
なお、前述した実施例では、中間運搬台車40を用いて運搬台車20を走行車両の荷台に載せる例を示したが、図8(a)に示すような昇降移動装置50を使用してもよい。この昇降移動装置50は、図8(a)(正面図)、(b)(側面図)、(c)(平面図)、図9(a)(側面図)に示すように、前述した載置台10が設置された位置の付近に設置され、地面に回動自在に設けられて上方へ延びる基端アーム部52及びこの先端部に取り付けられて横方向に延びる先端アーム部53を有してなる回動アーム51と、基端アーム部52に設けられた手動式のウインチ54と、ウインチ54から延びるワイヤ55の先端側を回動アーム51の延びる方向に沿って掛け渡して先端アーム部53の先端部から下方へ延ばしてワイヤ55の先端部に取り付けられた吊り具56とを有してなる。
ワイヤ55の先端側は先端アーム部53の両端部に設けられた滑車53aに掛け回されて先端アーム部53の先端部から下方へ延びる。ワイヤ55の先端部にはフック57が取り付けられおり、このフック57に吊り具56が吊り下げられている。吊り具56は、運搬台車20に装着された軌条移動装置82を載せる台部56aと、台部56aをフック57に掛止する掛止ワイヤ56bとを有してなる。このため、昇降移動装置50は、回動アーム51を回動させるとともに、ウインチ54を回動することで、フック57に吊り下げられた吊り具56を所望の位置に移動させることができる。
このように構成された昇降移動装置50によれば、図9(a)〜(c)に示すように、吊り具56に載置されて運搬台車20に装着された軌条移動装置82をトラック70の荷台72に容易に搭載することができる。また、昇降移動装置50を用いることで、軌条移動装置82を荷台72から容易に降ろすことができ、作業者の労力をより軽減することができる。
尚、前述した実施例では、軌条80が単軌条であるときの搬送装置1を示したが、この搬送装置1は軌条が複軌条やトリプル軌条の場合でも同様に適用することができる。
本発明の一実施の形態に係わる軌条移動装置の搬送装置を示し、同図(a)は搬送装置の平面図であり、同図(b)は搬送装置の側面図である。 この搬送装置の載置台を示し、同図(a)は載置台の正面図であり、同図(b)は載置台の側面図である。 搬送装置の運搬台車を示し、同図(a)は運搬台車の平面図であり、同図(b)は運搬台車の正面図であり、同図(c)は運搬台の側面図である。 搬送装置の中間運搬台車の側面図を示す。 搬送装置による動作を説明するための側面図を示す。 搬送装置による動作を説明するための側面図を示す。 搬送装置による動作を説明するための側面図を示す。 搬送装置の昇降移動装置を示し、同図(a)は昇降移動装置の正面図であり、同図(b)は昇降移動装置の側面図であり、同図(c)は昇降移動装置の平面図である。 昇降移動装置による動作を説明するための説明図である。
符号の説明
1 搬送装置
10 載置台
20 運搬台車
21 連結軌条
40 中間運搬台車
44 ジャッキ(上下位置調整手段)
45,46 板部材
50 昇降移動装置(昇降移動手段)
51 回動アーム部
52 基端アーム部
53 先端アーム部
54 ウインチ
55 ワイヤ
56 吊り具
70 トラック(走行車両)
80 軌条
81 端部軌条
82 軌条移動装置
83 運搬機
84 作業機

Claims (7)

  1. 軌条移動装置を一の軌条施設から取り外して他の軌条施設に搬送する際に用いられる軌条移動装置の搬送装置であって、
    前記軌条施設の軌条のうち端部に繋がれた端部軌条の下方位置に近接して設置される載置台と、
    前記端部軌条に連結可能な連結軌条を有して前記軌条施設から取り外された軌条移動装置が前記連結軌条に装着されて前記載置台の上面上を移動可能な運搬台車とを備え、
    前記載置台は、該載置台に搭載された前記運搬台車の前記連結軌条を前記端部軌条の高さと略同一の高さ位置に配置することを特徴とする軌条移動装置の搬送装置。
  2. 前記載置台と該載置台の付近に移動された走行車両との間を移動可能な中間運搬台車を有し、
    該中間運搬台車は、前記載置台及び前記走行車両の荷台のいずれか一方に搭載されて前記軌条移動装置を装着した運搬台車を、前記載置台及び前記走行車両のいずれか他方に運搬することを特徴とする請求項2に記載の軌条移動装置の搬送装置。
  3. 前記中間運搬台車の前記載置台に対向する一方側の側部及び該一方側の側部に対向する前記載置台の側部のいずれかと、前記中間運搬台車の前記走行車両の荷台に対向する他方側の側部に、上下方向に回動自在に取り付けられて、前記中間運搬台車の上面と前記走行車両の荷台の上面との間及び前記載置台の上面と前記中間運搬台車の上面との間を掛け渡す板部材を備え、
    前記運搬台車は、これらの前記板部材及び前記中間運搬台車上を通って前記載置台と前記走行車両との間を移動可能であることを特徴とする請求項2に記載の軌条移動装置の搬送装置。
  4. 前記中間運搬台車は、該中間運搬台車の上面の上下位置を調整可能な上下位置調整手段を備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の軌条移動装置の搬送装置。
  5. 前記軌条移動装置が装着された運搬台車を上下且つ横方向に移動させる昇降移動手段を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の軌条移動装置の搬送装置。
  6. 前記昇降移動手段は、地面に回動自在に設けられて上方へ延びる基端アーム部及び該基端アーム部の先端部に取り付けられて横方向に延びる先端アーム部を有してなる回動アームと、該回動アームに設けられた手動式のウインチと、該ウインチから延びて前記回動アームの延びる方向に沿って掛け渡されて前記先端アーム部の先端部から下方へ延びるワイヤの先端部に取り付けられて前記運搬台車を載せる吊り具とを有することを特徴とする請求項5に記載の軌条移動装置の搬送装置。
  7. 前記軌条移動装置は、所定作業を行う作業機及び該作業機を牽引する運搬機であることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の軌条移動装置の搬送装置。
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Citations (9)

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