JP2000186120A - 硬化性組成物 - Google Patents

硬化性組成物

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JP2000186120A
JP2000186120A JP10364264A JP36426498A JP2000186120A JP 2000186120 A JP2000186120 A JP 2000186120A JP 10364264 A JP10364264 A JP 10364264A JP 36426498 A JP36426498 A JP 36426498A JP 2000186120 A JP2000186120 A JP 2000186120A
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acrylate
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Tadashi Hara
忠司 原
Junji Momota
潤二 百田
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Tokuyama Corp
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Tokuyama Corp
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F222/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a carboxyl radical and containing at least one other carboxyl radical in the molecule; Salts, anhydrides, esters, amides, imides, or nitriles thereof
    • C08F222/10Esters
    • C08F222/1006Esters of polyhydric alcohols or polyhydric phenols
    • C08F222/102Esters of polyhydric alcohols or polyhydric phenols of dialcohols, e.g. ethylene glycol di(meth)acrylate or 1,4-butanediol dimethacrylate

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、高アッベ数であり、吸水率
や重合収縮率が低く、重合硬化時の着色が無く、耐光性
に優れ、しかも光学歪みのない硬化体を与える硬化性組
成物を提供することである。 【解決手段】 本発明は、含硫黄(メタ)アクリレート
系重合性単量体100重量部に対し、(B)含エポキシ
(メタ)アクリレート系重合性単量体1〜100重量
部、(C)上記(A)成分及び(B)成分以外の(メ
タ)アクリレート系重合性単量体0〜500重量部、及
び(D)スチリル系重合性単量体0〜200重量部を含
有してなる硬化性組成物、並びに当該硬化性組成物を重
合硬化させてなる光学材料である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アッベ数が高いと
いう光学物性に優れ、しかも吸水率や重合収縮率が低
く、重合硬化持の着色や光学歪みがほとんどなく、耐光
性にも優れた、例えばメガネレンズ等の光学材料として
優れた物性を示す硬化体を与える硬化性組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、無機ガラスに代わる有機ガラスに
ついては種々研究されているが、欠点も多く、まだ十分
に満足しうる性状のものは得られていない。例えば、メ
チルメタクリレートやジエチレングリコールビス(アリ
ルカーボネート)を主成分とする単量体を重合硬化した
硬化体は、光学材料やレンズとして使用されているが、
その屈折率は約1.50と低い。この欠点を改良した高
屈折率樹脂も種々提案されている。例えば、ポリカーボ
ネート、ポリスルホン系の高屈折率樹脂が挙げられる。
これらの樹脂は屈折率が約1.60と高いものの、アッ
ベ数や光線透過率が低く、光学的均質性に欠け、また着
色するなどの問題を有する。
【0003】このため、上記問題点を改良する樹脂が種
々提案されている。例えば、特開平4−227617号
公報にビスフェノール化合物のジメタクリレートとポリ
オキシアルキレングリコールジメタクリレートを含んだ
樹脂が提案されている。しかし、この樹脂はポリオキシ
アルキレングリコールジメタクリレートを含むため、重
合収縮率や吸水性が高く、レンズの度ずれや、レンズ基
材表面に無機化合物の反射防止コートを施した場合、コ
ート膜のクラックが起きやすい。また、WO92/05
209にはビスフェノール化合物のジメタクリレートを
有する重合性組成物にブチルアクリレートまたはメタク
リレート等のアルキルアクリレートまたはメタクリレー
トを添加した重合性組成物が提案されている。しかし、
この樹脂はレンズが黄色に着色するという欠点を有す
る。さらに、該樹脂はビスフェノール化合物のジメタク
リレートを主成分にするため、アッベ数が十分に高くな
い。
【0004】また、特開平1−128966号公報には
高屈折率かつ高アッベ数の硬化体を与える硫黄含有脂肪
族系アクリル化合物に関する技術が開示されている。こ
れらの化合物を用いた硬化体は屈折率、アッベ数とも従
来の硬化体に比べ改良されているものの、これらの化合
物を単独で重合硬化させると、硬化体に光学歪みを生
じ、光学材料として十分な性状を与えるものは得られな
かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】アッベ数とは色収差を
表す値であり、アッベ数が小さいと像の周囲が着色して
見える。一般的に屈折率が高くなるとアッベ数は小さく
なるため、特に高屈折率の硬化体において高いアッベ数
が望まれる。
【0006】本発明の目的は、アッベ数が高いという光
学物性に優れ、しかも吸水率や重合収縮率が低く、重合
硬化時の着色や耐光性にも優れ、さらに重合時の歪みを
生じない、例えばメガネレンズ等の光学材料として優れ
た物性を示す硬化体を与える硬化性組成物を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、高アッベ
数であり、しかも吸水性や重合収縮率が低く、着色のな
い、メガネレンズに代表される光学材料として好適な硬
化体を得るための組成物について鋭意研究を続けた。そ
の結果、特定構造の重合性単量体を含む硬化性組成物
が、前記の要求物性を満たす硬化体の製造に好適な組成
物であることを見いだし、本発明を完成するに至った。
【0008】即ち、本発明は、(A)下記一般式(1)
【0009】
【化4】
【0010】(但し、R1,R2及びR3は、それぞれ同
一または異なる水素原子またはメチル基であり、nは1
〜10の整数である。)で示される含硫黄(メタ)アク
リレート系重合性単量体100重量部に対し、(B)下
記一般式(2)
【0011】
【化5】
【0012】(但し、R4及びR7は、それぞれ同一また
は異なる水素原子またはメチル基であり、R5及びR
6は、それぞれヒドロキシル基で置換されていても良い
同一または異なる炭素数1〜4のアルキレン基、または
【0013】
【化6】
【0014】であり、p及びqはそれぞれ0または1で
ある。)で示される含エポキシ(メタ)アクリレート系
重合性単量体1〜100重量部、(C)上記(A)成分
及び(B)成分以外の(メタ)アクリレート系重合性単
量体0〜500重量部、及び(D)スチリル系重合性単
量体0〜200重量部を含有してなることを特徴とする
硬化性組成物である。他の発明は、当該硬化性組成物を
硬化させてなる光学材料である。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明に必須の一般式(1)で示
される含硫黄(メタ)アクリレート系重合性単量体にお
いて、置換基R1は得られる硬化体の屈折率の観点から
は水素原子が好ましく、重合性単量体の安定性の観点か
らはメチル基が好ましい。同R2及びR3は得られる硬化
体の屈折率を上昇させるためには水素原子が好ましい。
また、nは1〜10の整数であればよいが、得られる硬
化体の耐熱性や硬度を考慮すると1〜6であることが好
ましく、さらに屈折率を考慮すると2〜6が特に好まし
い。
【0016】含硫黄(メタ)アクリレート系重合性単量
体を具体的に例示すると、ビス(メタクリロイルオキシ
エチル)スルフィド、ビス(アクリロイルオキシエチ
ル)スルフィド、1,2−ビス(メタクリロイルオキシ
エチルチオ)エタン、1,2−ビス(アクリロイルオキ
シエチル)エタン、ビス(2−メタクリロイルオキシエ
チルチオエチル)スルフィド、ビス(2−アクリロイル
オキシエチルチオエチル)スルフィド、1,2−ビス
(メタクリロイルオキシエチルチオエチルチオ)エタ
ン、1,2−ビス(アクリロイルオキシエチルチオエチ
ルチオ)エタン、ビス(メタクリロイルオキシイソプロ
ピルチオイソプロピル)スルフィド、ビス(アクリロイ
ルオキシイソプロピルチオイソプロピル)スルフィド等
が挙げられる。これらの一般式(1)で示される(A)
成分は、1種または2種以上を混合して使用しても何ら
差し支えない。
【0017】本発明において必須の含エポキシ(メタ)
アクリレート系重合性単量体は前記一般式(2)で示さ
れ、一般式(2)中の置換基R4は得られる硬化体の屈
折率の観点からは水素原子が好ましく、重合性単量体の
安定性の観点からはメチル基が好ましい。同R7は原料
の入手のしやすさや価格などから、水素原子が好まし
い。また、同R5及びR6で示されるアルキレン基として
は、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン
基、トリメチレン基、テトラメチレン基等を挙げること
ができる。該アルキレン基は、その水素がヒドロキシル
基で置換されていてもよい。
【0018】含エポキシ(メタ)アクリレート系重合性
単量体を具体的に例示すると、グリシジルアクリレー
ト、グリシジルメタクリレート、β−メチルグリシジル
アクリレート、β−メチルグリシジルメタクリレート、
ビスフェノールA−モノグリシジルエーテルメタクリレ
ート、4−グリシジルオキシブチルメタクリレート、3
−(グリシジル−2−オキシエトキシ)−2−ヒドロキ
シプロピルメタクリレート、3−(グリシジルオキシ−
2−ヒドロキシプロピルオキシ)−2−ヒドロキシプロ
ピルアクリレート等を挙げることができる。これらの一
般式(2)で表される(B)成分は1種または2種以上
を混合して使用しても何ら差し支えない。
【0019】(B)成分は(A)成分100重量部に対
して1〜100重量部の範囲にする必要がある。(B)
成分が1重量部未満の時は光学歪みが生じ、また100
重量部を越えるときは吸水率や収縮率が大きくなり、本
発明の効果が発揮されない。(C)成分は前記一般式
(1)及び(2)で示される重合性単量体以外の(メ
タ)アクリレート系重合性単量体であれば特に限定され
ない。
【0020】(C)成分として好適に用いられる(メ
タ)アクリレート系重合性単量体を一般式で例示すれ
ば、下記式(3)
【0021】
【化7】
【0022】〔但し、R8は水素原子またはメチル基で
あり、R9はエチレン基又はプロピレン基であり、a、
b、c及びdはそれぞれ0〜10の整数であり、0の場
合結合手を示し、R10は酸素原子または硫黄原子を含ん
でも構わない炭素数2〜10のアルキレン基または下記
【0023】
【化8】
【0024】で示される基、又は
【0025】
【化9】
【0026】で示される基、又は
【0027】
【化10】
【0028】(但し、R11は炭素数1〜3のアルキレン
基又は硫黄原子であり、R12,R13,R14及びR15はそ
れぞれ同一又は異なるフッ素原子を除くハロゲン原子を
示す。)で示される基、又は
【0029】
【化11】
【0030】(但し、eは0〜2の整数である。)で示
される基である。〕で示される単量体、或いは下記式
(4)
【0031】
【化12】
【0032】(但し、R16は水素原子又はメチル基であ
り、R17はエチレン基又はプロピレン基であり、fは0
〜10の整数であり、gは0又は1であり0の場合は結
合手を示し、hは0〜2の整数であり、R18は水素原
子、ヒドロキシメチル基又はメチル基、エチル基等のア
ルキル基である。)で示される単量体、或いは下記式
(5)
【0033】
【化13】
【0034】(但し、R19は水素原子又はメチル基であ
り、R20およびR21はそれぞれヒドロキシル基で置換さ
れていてもよい同一又は異なる炭素数1〜4のアルキレ
ン基、又は
【0035】
【化14】
【0036】であり、R22はヒドロキシル基で置換され
ていてもよい炭素数1〜3のアルキル基、置換基を有し
ていてもよい炭素数6〜12のアリール基又は置換基を
有していてもよい炭素数7〜15のアラルキル基であ
り、i及びjはそれぞれ0又は1である。)で示される
単量体を挙げることができる。
【0037】上記一般式(3)、(4)及び(5)で示
される(メタ)アクリレート系重合性単量体を具体的に
例示すると、エチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ト
リエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラ
エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレング
リコールジ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコ
ールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、テトラプロピレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ
(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メ
タ)アクリレート、2,2−ビス〔4−(メタ)アクリ
ロイルオキシフェニル〕プロパン、2,2−ビス〔4−
(メタ)アクリロイルオキシエトキシフェニル〕プロパ
ン、2,2−ビス〔4−(メタ)アクリロイルオキシ・
ポリエトキシフェニル〕プロパン、2,2−ビス〔4−
(メタ)アクリロイルオキシプロポキシフェニル〕プロ
パン、2,2−ビス〔4−(メタ)アクリロイルオキシ
・ポリプロポキシフェニル〕プロパン、2,2−ビス
〔(3,5−ジブロモ−4−(メタ)アクリロイルオキ
シエトキシ)フェニル〕プロパン、ビス〔4−((メ
タ)アクリロイルオキシエトキシ)フェニル〕スルフィ
ド、ビスフェノールAエチレンオキサイド又はプロピレ
ンオキサイド付加物の(メタ)アクリル酸エステル化合
物、ジメチロールトリシクロデカンジ(メタ)アクリレ
ート、ジメチロールトリシクロデカンポリエトキシジ
(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ
(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ
(メタ)アクリレート、エチレングリコール又はポリエ
チレングリコールのグリシジルアルコール付加物の(メ
タ)アクリル酸エステル化合物、プロピレングリコール
又はポリプロピレングリコールのグリシジルアルコール
付加物の(メタ)アクリル酸エステル化合物、ビスフェ
ノールAエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、
又はグリシジルアルコール付加物の(メタ)アクリル酸
エステル化合物、水添ビスフェノールAエチレンオキサ
イド、プロピレンオキサイド又はグリシジルアルコール
付加物の(メタ)アクリル酸エステル化合物、1,4−
ビス(メタクリロイルオキシエトキシ)ベンゼン、1,
4−ビス(メタクリロイルオキシエトキシメチル)ベン
ゼン、1,4−ビス(メタクリロイルオキシエトキシエ
チル)ベンゼン等の一般式(3)で表される2官能の
(メタ)アクリレート系重合性単量体;トリメチロール
プロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリト
ールテトラ(メタ)アクリレート等の一般式(4)で表
される3官能以上の(メタ)アクリレート系重合性単量
体;グリシジル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ
エチル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリ
レート、(メタ)アクリロイルオキシエトキシベンゼ
ン、2−(メタ)アクリロイルオキシエトキシナフタレ
ン、1−(メタ)アクリロイルオキシメチルナフタレン
等の一般式(5)で表される単官能の(メタ)アクリレ
ート系重合性単量体が挙げられる。これら(メタ)アク
リル酸エステル系重合性単量体は1種又は2種以上を混
合して使用しても何ら差し支えない。
【0038】(C)成分は(A)成分100重量部に対
して0〜500重量部である。(C)成分を添加しなく
ても本発明の効果は発揮されるが、種々の物性、例えば
屈折率やアッベ数、或いは硬度や比重等の物性を調節す
るために(C)成分を添加しても構わない。(C)成分
が500重量部を越えると(A)成分の効果、例えば高
屈折率や低吸水率といった効果が十分発揮されないた
め、(C)成分は0〜500重量部の範囲でなければな
らない。
【0039】(D)成分はスチリル系重合性単量体であ
れば特に限定されない。好適に使用できる(D)成分と
しては、スチレン、クロロスチレン、ブロモスチレン、
α−メチルスチレン、α−メチルスチレンダイマー、ビ
ニルナフタレン、イソプロペニルナフタレン、ジビニル
ベンゼン等が挙げられる。これらのスチリル系単量体は
一種または二種以上を混合して使用でき、その配合比は
使用する用途に応じて決定すればよい。
【0040】(D)成分は(A)成分100重量部に対
して0〜200重量部である。(D)成分を添加しなく
ても本発明の効果は発揮されるが、種々の物性、例えば
屈折率や比重等の物性や重合速度を調節するために
(D)成分を添加しても構わない。(D)成分が200
重量部を越えると(A)成分の効果、例えば高アッベ数
や耐光性に優れるといった効果が十分発揮されないた
め、(D)成分は0〜200重量部の範囲でなければな
らない。
【0041】一般的に、硬化体の屈折率が高くなるとア
ッベ数は小さくなるため、高屈折率の硬化体においてア
ッベ数を高くすることがより強く望まれる。このため、
本発明の効果である高アッベ数は屈折率の高い硬化体に
おいて顕著に発揮される。例えば、ジエチレングリコー
ル(ビスアリルカーボネート)を硬化させてなる硬化体
は、屈折率は1.50と低いがアッベ数は約52と実用
上十分であるが、ビスフェノール化合物のジメタクリレ
ートは、屈折率は1.57と高いもののアッベ数は約3
5であり満足できるものではない。
【0042】従って、本発明の硬化性組成物はその硬化
体の屈折率が高いことが好ましく、具体的には1.52
以上が好ましい。より好ましくは1.54以上であり、
さらに好ましくは1.57以上である。また、本発明の
効果である高アッベ数は主として(A)成分に起因する
ものであるため、硬化性組成物中の(A)成分の比率は
高いことが好ましい。このため、硬化体の屈折率を1.
52以上にする場合は(A)成分が12.8重量%以
上、屈折率を1.54以上にする場合は14.9重量%
以上、さらに屈折率を1.57以上にする場合は22.
7重量%以上であることが好ましい。
【0043】本発明の硬化性組成物は、重合促進剤、重
合調節剤、離型剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、着色防
止剤、帯電防止剤、蛍光染料、染料、顔料、香料、フォ
トクロミック化合物等の各種添加剤を必要に応じて配合
してもよい。
【0044】本発明の硬化性組成物は、公知の注型重合
方法によって重合硬化することができる。重合開始手法
は、種々の過酸化物やアゾ化合物等のラジカル重合開始
剤の使用による熱重合によって行うことができる。代表
的な重合方法を例示すると、本発明の硬化性組成物にラ
ジカル開始剤及び必要に応じて上記各種添加剤を配合し
た混合物を、エラストマーガスケットまたはスペーサー
で保持されているモールド間に注入し、次いで空気炉で
硬化させた後取り出す注型重合を例示することができ
る。
【0045】ラジカル重合開始剤としては、特に限定さ
れず公知のものが使用できるが、代表的なものを例示す
ると、ベンゾイルパーオキサイド、p−クロルベンゾイ
ルパーオキサイド、デカノイルパーオキサイド、ラウロ
イルパーオキサイド、アセチルパーオキサイド等のジア
シルパーオキサイド;t−ブチルパーオキシ−2−エチ
ルヘキサノエート、t−ブチルパーオキシジカーボネー
ト、クミルパーオキシネオデカネート、t−ブチルパー
オキシネオデカネート、t−ブチルパーオキシベンゾエ
ート、1,1,3,3−テトラメチルブチルパーオキシ
ー2−エチルヘキサネート等のパーオキシエステル;ジ
イソプロピルパーオキシジカーボネート、ジ−2−エチ
ルヘキシルパーオキシジカーボネート、ジ−sec−ブ
チルパーオキシジカーボネート等のパーカーボネート
類;アゾビスイソブチロニトリル等のアゾ化合物であ
る。
【0046】ラジカル重合開始剤の使用量は、重合条件
や開始剤の種類、重合性単量体の種類や組成によって異
なり一概に限定できないが、一般には硬化性組成物中の
全重合性単量体100重量部に対して、0.01〜10
重量部の範囲で用いるのが好適である。
【0047】重合条件のうち、特に温度は得られる硬化
体の性状に影響を与える。この温度条件は、ラジカル重
合開始剤の種類と量や重合性単量体の種類によって影響
を受けるので、一概には限定できないが、一般的に比較
的低温下で重合を開始し、ゆっくりと温度を上げてい
き、重合終了時に高温下に硬化させるいわゆるテーパ型
の二段重合を行うのが好適である。
【0048】重合時間も温度と同様に各種の要因によっ
て異なるので、予めこれらの条件に応じた最適の時間を
決定するのが好適であるが、一般に2〜40時間で重合
が完結するように条件を選ぶのが好ましい。
【0049】また、本発明の硬化性組成物は、上記した
熱重合による注型重合方法の他に、紫外線或いは可視光
線を用いた公知の光重合によっても同様に注型重合を実
施できる。この際には、光重合開始剤としてベンゾイ
ン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインイソブチル
エーテル、ベンゾフェノール、アセトフェノン、4,
4’−ジクロロベンゾフェノン、ジエトキシアセトフェ
ノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロ
パン−1−オン、ベンジルメチルケタール、1−(4−
イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチル
プロパン−1−オン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフ
ェニルケトン、2−イソプロピルチオキサントン等が用
いられる。これらの光重合開始剤は、得られる硬化体の
着色や劣化を防止するために全重合性単量体100重量
部に対して0.001〜5重量部の範囲で用いるのが一
般的である。
【0050】上記光重合において使用する光源は、紫外
線を発するものが好ましく、例えば水銀ランプ、殺菌ラ
ンプ、キセノンランプ等を好適に使用することができ
る。その他、太陽光のような可視光線も使用することが
可能である。照射時間は、光源の波長、強度、硬化体の
形状や材質によって異なるため、予備的な実験等によっ
て予め決定しておけばよい。
【0051】光重合を行う場合は、鋳型の少なくとも光
照射する面は透明であることが必要であり、一般的にこ
の部分はガラスなどが使用される。特に石英ガラス等の
紫外線を透過しやすい材質が好ましいが、透明であれば
特に材質は限定されない。また、成型時に外部から圧力
をかけながら重合しても何ら差し支えない。
【0052】上記の方法で得られる硬化体には、その用
途に応じて表面の耐擦傷性を向上させるために公知のコ
ーティング剤で被覆することにより、硬化被膜を形成さ
せることができる。この際、硬化被膜を形成するコーテ
ィング剤は熱、触媒、硬化剤、光、放射線等によって反
応し、特に三次元網目構造を形成して硬化被膜を成す、
いわゆる架橋性物質が制限無く使用できる。例えば、メ
ラミン類とホルムアルデヒド等の他の反応性物質等より
なるメラミン系コーティング剤、アクリル酸エステル類
やアクリル酸アミド類等よりなるアクリル系コーティン
グ剤、エポキシ類とビスフェノールA等の他の反応性物
質等よりなるエポキシ系コーティング剤、多官能イソシ
アネート類と多官能アルコール類等の他の反応性物質よ
りなるウレタン系コーティング剤、メチルトリメトキシ
シラン等の有機ケイ素化合物類等よりなるシリコン系コ
ーティング剤、或いはこれらを複合した公知のコーティ
ング剤が使用される。
【0053】また、重合体と硬化被膜の密着性をより強
固にするために、被覆前に硬化体の前処理を行うことは
しばしば好ましい態様である。例えば、前処理の方法は
公知のアルカリ処理が使用でき、アルカリ性が強いほど
密着性は強固になる。しかしながら、アルカリ性が強す
ぎると硬化体自身が劣化する恐れがあるため、30重量
%のNaOH水溶液で80℃、1時間の処理条件より穏
やかなアルカリ処理条件であることが好ましい。
【0054】本発明の硬化性組成物を重合硬化して得ら
れる硬化体には、必要に応じて反射防止剤である無機硬
質物の被膜を形成することもできる。無機硬化物の被覆
方法は公知の方法を特に制限無く使用できる。例えば、
真空蒸着法、イオンプレーティング法、スパッタリング
法等のドライプレーティング法を好適に使用することが
できる。無機硬質物の被膜の厚みは、目的に応じて異な
るため特に限定されないが、一般に0.1〜10μmが
好適である。
【0055】上記の無機硬質物としては、一般に上記し
たごときドライプレーティング法で重合体の表面に被膜
を形成させることのできる無機化合物或いは金属を制限
無く使用でき、その目的に応じ適宜選択すればよい。例
えば、耐擦傷性を付与するためには酸化ケイ素(SiO
x、x=1〜2)、酸化アルミニウム等が一般に使用さ
れる。また反射防止性を付与するためには、例えば、酸
化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、酸化
チタン、酸化マグネシウム、酸化セリウム、酸化インジ
ウム、酸化タンタル、酸化ハフニウム等の金属酸化物;
フッ化マグネシウム、フッ化セリウム、フッ化リチウ
ム、フッ化ネオジウム等の金属フッ化物;硫化亜鉛等の
金属硫化物;アルミニウム、金、銀、クロム等の金属を
挙げることができる。このような無機硬質物のうち、低
屈折率物を単層で被覆することができ、また、低屈折率
物と高屈折率物とを交互に光学的厚みに積層する事がで
きる。さらに、反射性と耐擦傷性を同時に付与するため
に、アモルファスカーボン中にダイヤモンド微結晶が散
在したダイヤモンド状カーボンを被覆することもでき
る。
【0056】
【実施例】以下、本発明を具体的に説明するために実施
例を掲げて説明するが、本発明はこれらの実施例に限定
されるものではない。
【0057】なお、実施例において得られた硬化体は下
記の試験法によって諸物性を測定した。
【0058】(1)屈折率及びアッベ数 アタゴ(株)製アッベ屈折計を用いて、20℃における
屈折率及びアッベ数を測定した。接触液にはブロモナフ
タレンまたはヨウ化メチレンを使用した。
【0059】(2)吸水率 120℃で1時間乾燥させた試料片を、水中に25℃で
3日間放置した後、その重量の増加割合(百分率)を測
定した。
【0060】(3)重合収縮率 硬化前の組成物の比重に対し、硬化後の硬化体の比重の
増加率(百分率)を測定した。
【0061】(4)耐光性 スガ試験機(株)製ロングライフキセノンフェードメー
ター(FAC−25AX−HC型)中に試料を設置し、
100時間キセノン光を露光した後、スガ試験機(株)
製色差計(SM−4型)で試料のYIを測定し、初期の
YIに対する増加分ΔYIで示した。
【0062】(5)光学歪み 二枚の偏光板の偏光面を直交させた直交ニコル法で観測
し、光学歪みの評価を行った。評価基準は以下の通りで
ある。
【0063】 ○:歪みのないもの ×:歪みのあるもの (6)外観 目視により判定した。
【0064】また、以下の実施例及び比較例で使用した
化合物は以下の通りである。
【0065】(A)成分 1S2G:ビス(メタクリロイルオキシエチル)スルフ
ィド 2S3G:1,2−ビス(メタクリロイルオキシエチル
チオ)エタン 3S4G:ビス(2−メタクリロイルオキシエチルチオ
エチル)スルフィド 3S4GA:ビス(2−アクリロイルオキシエチルチオ
エチル)スルフィド 3S4PG:ビス(メタクリロイルオキシイソプロピル
チオイソプロピル)スルフィド (B)成分 GMA:グリシジルメタクリレート GA:グリシジルアクリレート MGMA:β−メチルグリシジルメタクリレート BPGMA:ビスフェノールA−モノグリシジルエーテ
ルメタクリレート (C)成分 3G:トリエチレングリコールジメタクリレート 4G:テトラエチレングリコールジメタクリレート 3PG:トリプロピレングリコールジメタクリレート 4PG:テトラプロピレングリコールジメタクリレート 1,6−HD:1,6−ヘキサンジオールジメタクリレ
ート BPM:2,2−ビス(4−メタクリロイルオキシフェ
ニル)プロパン BPEM:2,2−ビス(4−メタクリロイルオキシ・
ポリエトキシフェニル)プロパン(エチレンオキシド鎖
の平均値が2.6のもの) TBEM:2,2−ビス(4−メタクリロイルオキシエ
トキシ−3,5−ジブロモフェニル)プロパン TMPT:トリメチロールプロパントリメタクリレート BzMA:ベンジルメタクリレート BMA:ブチルメタクリレート (D)成分 St:スチレン MS:α−メチルスチレン MSD:α−メチルスチレンダイマー DVB:ジビニルベンゼン 実施例1 表1実施例1の欄に示した通りの(A)、(B)、
(C)及び(D)成分を配合した硬化性組成物100重
量部に対して、ラジカル重合開始剤として、t−ブチル
パーオキシネオデカネート0.5重量部および1,1,
3,3−テトラメチルブチルパーオキシ−2−エチルヘ
キサネート0.4重量部を添加してよく混合した。この
混合液をガラス板とエチレン−酢酸ビニル共重合体から
なるガスケットで構成された鋳型の中に注入し、注型重
合を行った。重合は空気炉を用い、33℃から90℃ま
で17時間かけて徐々に昇温し、90℃で5時間保持し
た。重合終了後、鋳型を空気炉から取り出し、放冷後、
硬化体を鋳型のガラスから取り外した。得られた硬化体
の物性を表1に示した。
【0066】実施例2〜16 表1各欄に示した(A)、(B)、(C)及び(D)成
分を配合した硬化性組成物を用いたこと以外は実施例1
と同様にして硬化体を得た。得られた硬化体の物性を表
1に示した。
【0067】比較例1〜3 表1各欄に示した重合性単量体を用いたこと以外は実施
例1と同様に実施した。得られた硬化体の物性を表1に
示した。
【0068】実施例4及び16と比較例1、さらに実施
例2,3及び9と比較例2を比較すると、それぞれ屈折
率が同じ程度の時、実施例の方がアッベ数が高いことが
分かる。また、比較例1や2の吸水率及び収縮率に比
べ、実施例はいずれの値も小さくなっている。さらに、
実施例は外観、耐光性ともに問題ないが、比較例2は黄
色く着色しやすいことが分かる。また、実施例はいずれ
も重合歪みがないが、比較例3は重合歪みを生じる。
【0069】
【表1】
【0070】
【表2】
【0071】
【発明の効果】本発明の硬化性組成物を重合硬化して得
られる硬化体は、高アッベ数であり、吸水率や重合収縮
率が低く、硬化持の着色が無く、耐光性にも優れ、さら
に成型時の光学歪みが無く、例えばメガネレンズ等の光
学材料として十分な物性を有する。
【0072】従って、本発明の硬化性組成物を重合硬化
して得られる硬化体は光学材料として有用であり、例え
ば、メガネレンズ、光学機器レンズ等の光学レンズとし
て最適であり、さらに光ディスク基盤、光ファイバー等
の用途に好適に使用することができる。
フロントページの続き Fターム(参考) 4J100 AB00S AB02S AB03S AB08S AB09S AB16S AL08Q AL08R AL09R AL10Q AL10R AL62R AL63R AL66P AL66R BA02Q BA02R BA03Q BA08R BA51P BA51R BB03R BC07R BC43R BC45Q BC45R BC49R BC54Q CA06 DA63 JA33

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)下記一般式(1) 【化1】 (但し、R1,R2及びR3は、それぞれ同一または異な
    る水素原子またはメチル基であり、nは1〜10の整数
    である。)で示される含硫黄(メタ)アクリレート系重
    合性単量体100重量部に対し、(B)下記一般式
    (2) 【化2】 (但し、R4及びR7は、それぞれ同一または異なる水素
    原子またはメチル基であり、R5及びR6は、それぞれヒ
    ドロキシル基で置換されていても良い同一または異なる
    炭素数1〜4のアルキレン基、または 【化3】 であり、p及びqはそれぞれ0または1である。)で示
    される含エポキシ(メタ)アクリレート系重合性単量体
    1〜100重量部、(C)上記(A)成分及び(B)成
    分以外の(メタ)アクリレート系重合性単量体0〜50
    0重量部、及び(D)スチリル系重合性単量体0〜20
    0重量部を含有してなることを特徴とする硬化性組成
    物。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の硬化性組成物において、
    (A)成分100重量部に対し、(B)成分1〜80重
    量部、(C)成分0〜500重量部、(D)成分0〜1
    00重量部を含有してなり、重合硬化したときの硬化体
    の屈折率が1.52以上である硬化性組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の硬化性組成物において、
    (A)成分100重量部に対し、(B)成分1〜70重
    量部、(C)成分0〜400重量部、(D)成分1〜1
    00重量部を含有してなり、重合硬化したときの硬化体
    の屈折率が1.54以上である硬化性組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の硬化性組成物において、
    (A)成分100重量部に対し、(B)成分2〜70重
    量部、(C)成分0〜200重量部、(D)成分1〜7
    0重量部を含有してなり、重合硬化したときの硬化体の
    屈折率が1.57以上である硬化性組成物。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4記載の硬化性組成物を硬化
    させてなる光学材料。
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