JPH073025A - 光重合性組成物 - Google Patents

光重合性組成物

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Publication number
JPH073025A
JPH073025A JP5147821A JP14782193A JPH073025A JP H073025 A JPH073025 A JP H073025A JP 5147821 A JP5147821 A JP 5147821A JP 14782193 A JP14782193 A JP 14782193A JP H073025 A JPH073025 A JP H073025A
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JP
Japan
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compound
acrylate
meth
glycol
photopolymerizable composition
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Withdrawn
Application number
JP5147821A
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English (en)
Inventor
Naoki Hirano
直樹 平野
Hideki Kazama
秀樹 風間
Shingo Matsuoka
信吾 松岡
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Tokuyama Corp
Original Assignee
Tokuyama Corp
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Publication date
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  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐光性および耐衝撃性に優れ、また着色せ
ず、且つメガネ用レンズとして十分な物性、例えば高屈
折率、高アッベ数、低比重であり、透明性、耐熱性等を
有し、メガネレンズ、光学機器レンズ等の有機ガラスと
して好適に使用できる重合体の原料である光重合性のモ
ノマー組成物を得る。 【構成】 (A)ビニルベンジル化合物 100重量
部、(B)一分子中にメルカプト基を2個以上有するチ
オール化合物 1〜50重量部、および(C)光重合開
始剤 0.01〜5重量部を含んでなる光重合性組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透明樹脂、特にメガネ
用レンズの製造原料に適した、紫外線等の活性エネルギ
ー線照射により重合硬化する光重合性組成物に関する。
さらに詳しくは、耐光性および耐衝撃性に優れ、また、
着色せず且つメガネ用レンズとして十分な物性、例えば
高屈折率、低比重、分散特性、硬度、染色性、樹脂加工
時の無臭性等を有する透明樹脂の製造に適した光重合性
組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、無機ガラスに代わる有機ガラスに
ついては種々研究されているが、欠点も多く、まだ十分
に満足し得る性状のものは得られていない。例えばメチ
ルメタクリレートやジエチレングリコールビス(アリル
カーボネート)を主成分とする単量体を重合した重合体
は、光学材料やレンズとして使用されているが、その屈
折率は約1.50と低い。
【0003】近年、屈折率を高めるためにイオウを分子
構造中に導入することが種々検討されている。特開昭5
9−164501号公報にはスルフィド構造を含むジス
チレン化合物が開示されている。特開平1−30020
1号公報および特開平1−309002号公報にはビニ
ル化合物とポリチオール化合物とを重付加してなる樹脂
が開示されている。しかしながら、これらの樹脂は耐光
性が充分でないという問題がある。また、特開平2−1
07611号公報には、下記式
【0004】
【化2】
【0005】で示されるジビニルビフェニルと、ポリチ
オール化合物との硬化組成物よりなる有機光学材料が開
示されている。しかしながら、この有機光学材料ガラス
は、そのジビニルビフェニルの構造より耐衝撃性に劣
り、着色するという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、耐光
性および耐衝撃性に優れ、また、着色せず、しかも、高
屈折率であり、メガネレンズとして優れた物性を有する
重合体を与える重合性組成物を提供することにある。本
発明の他の目的および利点は以下の説明から明らかとな
ろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成すべく鋭意研究した結果、(A)特定のビニル
ベンジル化合物、(B)一分子中にメルカプト基を2個
以上有するチオール化合物および(C)特定の光重合開
始剤を配合してなる重合性組成物により、上記目的を達
成できることを見いだし、本発明を完成するに至った。
【0008】すなわち、本発明は、(A)一般式(1)
【0009】
【化3】
【0010】(但し、R1およびR2は、同一もしくは異
なるハロゲン原子であり、hおよびiは、それぞれ独立
に0、1または2であり、X1、X2およびX3は、同一
もしくは異なり、酸素原子またはイオウ原子であり、
j、kおよびmは、それぞれ0または1である。但し、
j=0のとき、X1およびX2が同時にイオウ原子になる
ことはなく、また、j=1のとき、X1およびX3が同時
にイオウ原子になることはない。)
【0011】で示されるビニルベンジル化合物 100
重量部、(B)一分子中にメルカプト基を2個以上有す
るチオール化合物 1〜50重量部、および(C)アセ
トフェノン系光重合開始剤、α−ジカルボニル系光重合
開始剤およびアシルフォスフィンオキシド系光重合開始
剤から選ばれた少なくとも1種の光重合開始剤 0.0
1〜5重量部を含んでなる光重合性組成物である。
【0012】前記一般式(1)のR1およびR2は、同一
もしくは異なるハロゲン原子である。ハロゲン原子とし
ては、塩素、臭素、ヨウ素の各原子が採用されるが、屈
折率または耐光性の点から特に塩素原子または臭素原子
が好適である。
【0013】さらに、X1、X2およびX3は、それぞれ
酸素原子またはイオウ原子であり、高屈折率の観点から
イオウ原子であることが好ましい。しかし、分子中に含
まれる二つのビニルベンジル基に直接結合した原子が共
にイオウ原子となった場合は、重合して得られる重合体
の耐光性が劣り、切削研磨加工時に悪臭を発するように
なる。このために、j=0のときにX1およびX2が同時
にイオウ原子になることはなく、また、j=1のときに
1およびX3が同時にイオウ原子になることはない。
【0014】また、前記一般式(1)において、j、k
およびmは、それぞれ0または1である。ここで、m=
0のとき、−〔X1{CH2CH22(CH2CH
23jkm−は結合手を示す。上記ビニルベンジル
化合物におけるビニルベンジル基としては、2−ビニル
ベンジル基、3−ビニルベンジル基および4−ビニルベ
ンジル基がある。これらのうち、4−ビニルベンジル基
または3−ビニルベンジル基と4−ビニルベンジル基と
の混合系が好ましい。
【0015】本発明で用いられるビニルベンジル化合物
を例示すると次のとおりである。m=0のとき、1,2
−ビス(ビニルフェニル)エタン;m=1、k=0のと
き、ビス(ビニルベンジル)エーテル、ビス(ビニルベ
ンジル)スルフィド;m=k=1、j=0のとき、ビス
(ビニルベンジルオキシ)エタン、(1−ビニルベンジ
ルオキシ−2−ビニルベンジルチオ)エタン;m=k=
j=1のとき、ビス(ビニルベンジルオキシエチル)エ
ーテル、ビス(ビニルベンジルオキシエチル)スルフィ
ド等を挙げることができる。これらのビニルベンジル化
合物は単独でまたは二種以上を混合して用いることがで
きる。
【0016】次に、本発明の光重合性組成物の(B)成
分として用いられるチオール化合物としては、一分子中
に2個以上のメルカプト基を有する公知の化合物を、な
んら制限なく用いることができる。本発明において、好
適に使用し得るチオール化合物を具体的に例示すると、
1,2−エタンジチオール、1,4−ブタンジチオール、
ジ(2−メルカプトエチル)スルフィド、ジ(2−メル
カプトエチル)エーテル、1,1−ビス(メルカプトメ
チル)エタンチオール、1,1−ビス(メルカプトメチ
ル)プロパンチオール、テトラキス(メルカプトメチ
ル)メタン等のアルキレンチオール類;エチレングリコ
ールジチオグリコレート、プロピレングリコールジチオ
グリコレート、ブタンジオールジチオグリコレート、ヘ
キサメチレングリコールジチオグリコレート、トリメチ
ロールエタントリチオグリコレート、トリメチロールプ
ロパントリチオグリコレート、ペンタエリスリトールテ
トラキスチオグリコレート等のチオグリコレート化合
物;エチレングリコールジチオプロピオネート、プロピ
レングリコールジチオプロピオネート、ブタンジオール
ジチオプロピオネート、ヘキサメチレングリコールジチ
オプロピオネート、トリメチロールエタントリチオプロ
ピオネート、トリメチロールプロパントリチオプロピオ
ネート、ペンタエリスリトールテトラキスチオプロピオ
ネート等のチオプロピオネート化合物を挙げることがで
きる。上記のメルカプト化合物は単独であるいは二種以
上を混合して用いることができる。
【0017】これらのうち、得られる重合体の切削加工
時における臭気の低さの点で、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール、トリメチロールエタンやペンタエ
リスリトール等のアルキレンポリオールとメルカプトグ
リコール酸やメルカプトプロピオン酸等のメルカプトカ
ルボン酸とのエステル化により得られるポリチオグリコ
レート化合物またはポリチオプロピオネート化合物を好
適に使用することができる。このような化合物は、下記
一般式(4)または(5)で表わすことができる。
【0018】
【化4】
【0019】
【化5】
【0020】(但し、R9は水素原子またはメチル基で
あり、R10はメチル基またはエチル基であり、p、rお
よびtは、それぞれ1または2であり、qは1〜5の整
数であり、sは0または1である。)
【0021】上記式におけるqは、1〜5の整数であ
る。この数字があまりに大きくなりすぎると、得られる
重合体の屈折率の低下につながるおそれがある。1〜3
の範囲にあることが好ましい。
【0022】さらに、(C)成分として用いられる光重
合開始剤は、アセトフェノン系光重合開始剤、α−ジカ
ルボニル系光重合開始剤およびアシルフォスフィンオキ
シド系光重合開始剤から選ばれる。これらの光重合開始
剤は公知のものを何ら制限なく用いることができるが、
本発明においては下記式(2)、(3)で示される化合
物を用いることが好ましい。
【0023】
【化6】
【0024】(但し、R5およびR6はアルキル基であ
り、またはこれらが一緒になってシクロヘキサン環を形
成していてもよく、R7はアルキル基または水素原子で
ある。)
【0025】
【化7】
【0026】(但し、R4は同一もしくは異なり、メチ
ル基、メトキシ基または塩素原子であり、eは2または
3であり、R8はフェニル基またはメトキシ基であ
る。)
【0027】本発明において、好適に使用し得る光重合
開始剤を具体的に例示すると、次のとおりである。アセ
トフェノン系光重合開始剤としては、具体的には1−フ
ェニル−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オ
ン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、1
−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2
−メチルプロパン−1−オン;α−ジカルボニル系化合
物としては、具体的には1,2−ジフェニルエタンジオ
ン、メチルフェニルグリオキシレート等が挙げられる。
また、アシルフォスフィンオキシド系光重合開始剤とし
ては、具体的には、2,6−ジメチルベンゾイルジフェ
ニルフォスフィンオキシド、2,4,6−トリメチルベン
ゾイルジフェニルフォスフィンオキシド、2,4,6−ト
リメチルベンゾイルジフェニルフォスフィン酸メチルエ
ステル、2,6−ジクロルベンゾイルジフェニルフォス
フィンオキシド、2,6−ジメトキシベンゾイルジフェ
ニルフォスフィンオキシド等が挙げられる。これらのう
ち好ましい光重合開始剤としては、1−フェニル−2−
ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、1−ヒド
ロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2,4,6−トリ
メチルベンゾイルジフェニルフォスフィンオキシドが挙
げられる。これらの光重合開始剤は単独または2種以上
を一緒に用いることができる。
【0028】本発明において、前記した(A)、(B)
および(C)成分の配合量は、(A)成分100重量部
に対して(B)成分が1〜50重量部の範囲でなければ
ならない。(B)成分の配合量が1重量部未満のときは
染色性、ハードコート性、耐衝撃性が低下し、50重量
部を越えるときは硬度、耐熱性が低下し、また、重合体
の研磨時に悪臭がするため好ましくない。また、(C)
成分の配合量は、(A)成分のビニルベンジル化合物1
00重量部に対して0.01〜5重量部、好ましくは0.
05〜3重量部の範囲である。(C)成分の配合量が多
すぎる場合には、得られる重合体の内部均一性が劣り、
色相も悪化する。また少なすぎる場合には、十分な硬化
度が得られない。
【0029】本発明の光重合性組成物は、上記した
(A)、(B)および(C)の3成分で、メガネレンズ
として十分な物性の重合体を得ることができるが、さら
に、染色性、耐衝撃性等の物性の良好な重合体を得るた
めには、下記式(6)
【0030】
【化8】
【0031】(但し、R11、R12およびR13は、それぞ
れ同種または異種の水素原子またはメチル基であり、n
は1以上の整数である。)で示されるジアクリレート化
合物またはジメタクリレート化合物(以下、これらを総
称してジ(メタ)アクリレート化合物という。)、また
は、ウレタン結合と複数のアクリロイル基またはメタク
リロイル基とを有するウレタン(メタ)アクリレート化
合物を配合することが好ましい。
【0032】上記したジ(メタ)アクリレート化合物に
おいて、nは1以上の整数である。得られる重合体の染
色性および硬度を良好に保つためには、nは2〜30、
さらには6〜25の範囲が好適である。 $本発明で用いられるジ(メタ)アクリレート化合物を
具体的に例示すると次のとおりである。なお、アクリレ
ートおよびメタクリレートを総称して(メタ)アクリレ
ートと記す。ヘキサエチレングリコールジ(メタ)アク
リレート、ヘプタエチレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、オクタエチレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、ノナエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、デカエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
ウンデカエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
ドデカエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ト
リデカエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、テ
トラデカエチレングリコールジ(メタ)アクリレ−ト、
ペンタデカエチレングリコールジ(メタ)アクリレート
等のポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート
類;ヘキサプロピレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ヘプタプロピレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、オクタプロピレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ノナプロピレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、デカプロピレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ウンデカプロピレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、ドデカプロピレングリコールジ(メタ)アクリレ
ート、トリデカプロピレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、テトラデカプロピレングリコールジ(メタ)ア
クリレ−ト、ペンタデカプロピレングリコールジ(メ
タ)アクリレート等のポリプロピレングリコールジ(メ
タ)アクリレート等が挙げられる。これらは単独である
いは二種以上を一緒に用いることができる。
【0033】また、上記したウレタン(メタ)アクリレ
ート化合物は、一分子中にアクリロイル基またはメタク
リロイル基を2〜6個有する化合物であることが好まし
い。このようなウレタン(メタ)アクリレート化合物
は、下記一般式(7)で示すことができる。
【0034】
【化9】
【0035】〔但し、R14は水素原子またはアルキル基
であり、R15はアクリロイルオキシメチル基またはメタ
クリロイルオキシメチル基で置換されていてもよいアル
キレン基であり、uは2〜4の整数であり、Aは、u=
2のときは、下記式 −(R16NHCOOR17CONH)v18− であり、u=3〜4のときは、下記式 {−(R16NHCOOR17v}wR18 {但し、R16、R17およびR18は、それぞれ同種または
異種のアルキレン基、下記式
【0036】
【化10】
【0037】(但し、R19およびR20は、それぞれ同種
または異種のアルキレン基またはアリーレン基であり、
xおよびyは、それぞれ0または1であり、zは1〜1
0の整数である。)で示される基、または、下記式
【0038】
【化11】
【0039】(但し、R21は水素原子、ハロゲン原子ま
たはアルキル基であり、fは0〜8の整数である。)で
示される基であり、R18は3〜4価の炭化水素残基であ
り、vは0〜10の整数であり、wはR18に結合した基
の数であって3〜4の整数である。}である。〕
【0040】上記式中、アルキル基の炭素数は1〜6の
範囲にあることが好ましい。上記式中、アルキレン基の
炭素数は1〜6の範囲にあることが好ましく、特にエチ
レン基またはプロピレン基がより好ましい。また、アリ
ーレン基の炭素数は6〜10の範囲にあることが好まし
く、特にフェニレン基がより好ましい。さらに、炭化水
素残基としては、炭素数2〜6のアルカンから誘導され
る3〜4価の基が好適である。
【0041】ウレタン(メタ)アクリレート化合物は、
公知の方法で多官能イソシアネート化合物、水酸基と重
合性二重結合とを有する化合物、および/または、ポリ
オール化合物を反応させることによって製造される。多
官能イソシアネート化合物としては、例えばエチレンジ
イソシアネート、トリメチレンジイソシアネート、テト
ラメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシ
アネート、キシリレンジイソシアネート、トリレンジイ
ソシアネート、ポリイソシアナートプレポリマー等が挙
げられる。水酸基と重合性二重結合とを有する化合物と
しては、例えば2−ヒドロキシエチルメタクリレート、
2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシメ
チル(メタ)アクリレート、グリセリンジアクリレー
ト、グリセリンジ(メタ)アクリレート等が挙げられ
る。またポリオール化合物としては、例えばポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエステ
ル、ポリウレタンポリオール、ペンタエリスリトール、
2,2−ビス(ヒドロキシメチル)ブタノール等が挙げ
られる。
【0042】前記したジ(メタ)アクリレート化合物の
配合量は、得られる重合体の染色性、耐衝撃性および硬
度等の物性を勘案して、前記した(A)成分100重量
部に対して1〜20重量部、さらに2〜15重量部の範
囲であることが好ましい。また、ウレタン(メタ)アク
リレート化合物の配合量は、得られる重合体の染色性、
耐衝撃性および硬度等の物性を勘案して、1〜100重
量部、さらに5〜50重量部の範囲であることが好まし
い。
【0043】本発明において、前記光重合性組成物を重
合する際に、しばしば重合の容易さ、光重合性組成物の
粘度の調節、屈折率の調節、あるいはその他の物性の調
節のために、前記光重合性組成物とラジカル共重合可能
な他の単量体を混合して共重合することも可能である。
これらの他の単量体を例示すると、メタクリル酸、無水
マレイン酸、フマル酸等の不飽和カルボン酸;アクリル
酸メチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸ベンジ
ル、メタクリル酸フェニル、2−ヒドロキシエチルメタ
クリレート、グリシジルメタクリレート、ビスフェノー
ルAジメタクリレート、2,2−ビス(4−メタクリロ
イルオキシエトキシフェニル)プロパン、2,2−ビス
(3,5−ジブロモ−4−メタクリロイルオキシエトキ
シフェニル)プロパン、トリフルオロメチルメタクリレ
ート等のアクリル酸およびメタクリル酸エステル化合
物;メチルチオメタクリレート、メチルチオアクリレー
ト、フェニルチオメタクリレート、ベンジルチオメタク
リレート等のチオアクリル酸およびチオメタクリル酸エ
ステル化合物;フマル酸モノメチル、フマル酸ジエチ
ル、フマル酸ジフェニル等のフマル酸エステル化合物;
ジアリルフタレート、ジアリルテレフタレート、ジアリ
ルイソフタレート、酒石酸ジアリル、エポキシコハク酸
ジアリル、ジアリルマレート、アリルシンナメート、ジ
アリルカーボネート、アリルジグリコールカーボネート
等のアリル化合物;スチレン、ジビニルベンゼン、クロ
ルスチレン、α−メチルスチレン、ビニルナフタレン、
イソプロペニルナフタレン、ブロモスチレン、ジブロモ
スチレン等の芳香族ビニル化合物;エポキシアクリレー
ト、エポキシメタクリレート等を挙げることができる。
これらの他の単量体は単独でまたは2種以上を一緒に使
用することができる。
【0044】これらの他の単量体の配合量は目的に応じ
て選択されるが、前記ビニルベンジル化合物100重量
部に対して0〜200重量部の範囲で用いることが好ま
しい。特に本発明においては、得られる重合体のハード
コート性、耐熱黄変性等の物性を勘案して、ビニルベン
ジル化合物100重量部に対して、水酸基を有する(メ
タ)アクリレート、グリシジルメタクリレート、α−メ
チルスチレンおよびエポキシアクリレート等を1〜50
重量部の範囲で併用することが好ましい。水酸基を有す
る(メタ)アクリレートとしては、例えば2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート、1,2−ジヒドロキシエチル
メタクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレー
ト等を挙げることができる。
【0045】本発明の光重合性組成物は、公知の注型重
合方法によって重合することができる。代表的な重合方
法を例示すると、エラストマーガスケットまたはスペー
サーで保持されているモールド間に、本発明の光重合性
組成物を注入し、紫外線等の活性エネルギー線で硬化さ
せた後、取り出す注型重合を例示することができる。
【0046】光重合において使用する光源としては、紫
外線を発するものが好ましく、例えばメタルハライドラ
ンプ、低圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ、超高圧水銀ラ
ンプ、殺菌ランプ、キセノンランプ等が好適に使用され
る。その他太陽光のような可視光線も使用することが可
能である。照射時間は、光源の波長、強度、重合体の形
状や材質によって異なるため、予備的な実験等によって
予め決定しておくのが望ましい。
【0047】光重合を行う場合は、鋳型の少なくとも光
照射する面は透明であることが必要であり、一般的にこ
の部分にはガラス等が使用される。特に石英ガラス等の
紫外線を透過しやすい材質が好ましいが、透明であれば
材質は特に限定されない。また、成型時に外部から圧力
をかけながら重合してもなんら差し支えない。
【0048】前記光重合に際し、重合促進剤、重合調節
剤、離型剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、着色防止剤、
帯電防止剤、ケイ光染料、染料、顔料、香料等の各種添
加剤は必要に応じて選択して使用することができる。
【0049】上記の方法で得られる光重合体には、その
用途に応じて表面の耐擦傷性を向上させるために公知の
コーティング剤で被覆することにより、硬化被膜を形成
させることができる。この際、硬化被膜を形成するコー
ティング剤は熱、触媒、硬化剤、光、放射線等によって
反応し、特に三次元網目構造を形成して硬化被膜を成
す、いわゆる架橋性物質が制限なく使用できる。例えば
メラミン類とホルムアルデヒド等の他の反応性物質等よ
りなるメラミン系コーティング剤、アクリル酸エステル
類やアクリル酸アミド類等よりなるアクリル系コーティ
ング剤、エポキシ類とビスフェノールA等の他の反応性
物質等よりなるエポキシ系コーティング剤、多官能イソ
シアネート類と多官能アルコール類等の他の反応性物質
等よりなるウレタン系コーティング剤、メチルトリメト
キシシラン等の有機ケイ素化合物類等よりなるシリコン
系コーティング剤、あるいは、これらを複合した公知の
コーティング剤が使用される。
【0050】本発明において好適に使用されるコーティ
ング剤の一例を示せば次のとおりである。下記一般式
(8)
【0051】
【化12】
【0052】(但し、A1は、直鎖状に少なくとも4個
以上の原子からなる二価の官能基、R2 2およびR23は、
それぞれ同種または異種のアルキル基またはアルコキシ
アルキル基であり、R24およびR25は、それぞれ同種ま
たは異種のアルキル基またはアルコキシ基である。)
【0053】で示されるジシラン化合物を構成成分とす
るコーティング剤を挙げることができる。
【0054】また、重合体と硬化被膜の密着性をより強
固にするために、被覆前に重合体の前処理を行うことは
しばしば好ましい態様である。例えば前処理の方法は公
知のアルカリ処理が使用でき、アルカリ性が強いほど密
着性は強固となる。しかしながら、アルカリ性が強すぎ
ると重合体自身が劣化する恐れがあるため、30重量%
のNaOH水溶液で80℃、1時間の処理条件より穏や
かなアルカリ処理条件であることが好ましい。
【0055】前記光重合性組成物を硬化して得られる重
合体には、必要に応じて反射防止剤である無機硬質物の
被膜を形成することもできる。無機硬質物の被覆方法は
公知の方法を特に制限なく使用できる。例えば真空蒸着
法、イオンプレーティング法、スパッタリング法等のド
ライプレーティング法を好適に使用することができる。
無機硬質物の被膜の厚みは、目的に応じて異なるため特
に限定されないが、一般に0.1〜10μmが好適であ
る。
【0056】上記の無機硬質物としては、一般に上記し
た如きドライプレーティング法で重合体の表面に被膜を
形成させることのできる無機化合物あるいは金属を制限
なく使用でき、その目的に応じて適宜選択すればよい。
例えば耐擦傷性を付与するためには酸化ケイ素(SiO
x、x=1〜2)、酸化アルミニウム等が一般に使用さ
れる。また反射防止性を付与するためには、例えば酸化
ケイ素、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、酸化チ
タン、酸化マグネシウム、酸化セリウム、酸化インジウ
ム、酸化タンタル、酸化ハフニウム等の金属酸化物;フ
ッ化マグネシウム、フッ化セリウム、フッ化リチウム、
フッ化ネオジム等の金属フッ化物;硫化亜鉛等の金属硫
化物;アルミニウム、金、銀、クロム等の金属を挙げる
ことができる。このような無機硬質物のうち低屈折率物
を単層で被覆させることができ、また、低屈折率物と高
屈折率物とを交互に光学的厚みに積層することができ
る。さらに、反射性と耐擦傷性を同時に付与させるため
に、アモルファスカーボン中にダイヤモンド微結晶が散
在したダイヤモンド状カーボンを被覆することもでき
る。
【0057】
【発明の効果】本発明の光重合性組成物を重合して得ら
れる重合体は、耐光性および耐衝撃性に優れ、且つメガ
ネ用レンズとして十分な物性、例えば高屈折率、高アッ
ベ数、低比重であり、透明性、耐熱性、染色性、切削加
工時における無臭性にも優れている。したがって、本発
明の光重合性組成物を重合して得られる重合体は有機ガ
ラスとして有用であり、例えばメガネレンズ、光学機器
レンズ等の光学レンズとして最適であり、さらにプリズ
ム、光ディスク基盤、光ファイバー等の用途に好適に使
用することができる。
【0058】
【実施例】以下、本発明を具体的に説明するために実施
例を掲げて説明するが、本発明はこれらの実施例に限定
されるものではない。
【0059】なお、実施例において得られた樹脂は下記
の試験法によって諸物性を測定した。 (1)屈折率およびアッベ数 アタゴ(株)製、アッベ屈折計を用いて、20℃におけ
る屈折率を測定した。接触液にはブロモナフタリンまた
はヨウ化メチレンを使用した。 (2)硬度 ロックウェル硬度計を用い、厚さ2mmの試験片につい
てL−スケールでの値を測定した。 (3)外観 目視により判定した。 (4)比重 ミラージュ貿易(株)製電子比重計(ED−120T
型)を用いて測定した。 (5)染色性 分散染料(商品名:ビスタブラウン、服部セイコー
(株)製)を1リットルの水に2g分散させ加熱し、試
料片を90℃で10分間染色した。そのときの染色濃度
を日立製作所製のダブルビーム分光光度計220Aを用
いて550nmの光線透過率の減少割合(百分率)で表
わした。
【0060】(6)耐光性 スガ試験機(株)製ロングライフキセノンフェードメー
ター(FAC-25AX-HC型)中に試料を設置し、100時間
キセノン光を露光した後、スガ試験機(株)製色差計
(SM−4型)で試料のYIを測定し、初期のYIに対
する増加分ΔYIで示した。 (7)耐衝撃性 厚さ2mm、直径65mmの試験板に127cmの高さ
から16g、32g、48g、64g、80g、96g
の鋼球を自然落下させ、試験板が破損しない最も重い鋼
球の重さで評価した。 (8)ハードコート性 シリコン系ハードコート剤(商品名:TS−56T、徳
山曹達(株)製)を用い、調製後、1週間および1ヶ月
のハードコート剤を塗布した。調製後1ヶ月のハードコ
ート剤で密着性の良いものを◎、調製後1週間のハード
コート剤でのみ密着性の良いものを○、悪いものを×で
評価した。 (9)臭気 東京光学機械(株)の玉摺機(TOPCON ALE−
60)を用いて、試料の玉摺りを行った。ひどい悪臭の
するものを1、悪臭のするものを2、僅かに悪臭のする
ものを3、ほとんど悪臭のないものを4、全く無臭のも
のを5で評価した。 (10)耐熱黄変性 厚さ2mmの試料を130℃で2時間加熱した後、スガ
試験機(株)製色差計(SM−4型)で試料のYIを測
定し、初期のYIに対する増加分△YIで示した。
【0061】また、以下の実施例および比較例で使用し
た化合物は以下のとおりである。 (A)成分:ジビニルベンジル化合物 VBE:ビス(p−ビニルベンジル)エーテル
【0062】
【化13】
【0063】VPE:1,2−ビス(p−ビニルフェニ
ル)エタン
【0064】
【化14】
【0065】BVBE:1,2−ビス(1′−ビニル−
2′−ブロモフェニル)エタン
【0066】
【化15】
【0067】VOSE:1−(p−ビニルベンジルオキ
シ)−2−(p−ビニルベンジルチオ)エタン
【0068】
【化16】
【0069】VBES:ビス(p−ビニルベンジルオキ
シエチル)スルフィド
【0070】
【化17】
【0071】(B)成分:チオール化合物 BDTP:HSC24COOC48OOCC24SH BDTG:HSCH2COOC48OOCCH2SH EGTG:HSCH2COOC24OOCCH2SH PETP:C(CH2OOCC24SH)4 PETG:C(CH2OOCCH2SH)4 TETP:CH3C(CH2OOCC24SH)3
【0072】(C)成分:光重合開始剤 PHMP:1−フェニル−2−ヒドロキシ−2−メチル
プロパン−1−オン HCPK:1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケト
ン MPG:メチルフェニルグリオキシレート TMDPO:2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニ
ルフォスフィンオキシド IPTX:イソプロピルチオキサントン BDK:ベンジルジメチルケタ−ル DETX:ジエチルチオキサントン
【0073】(D)成分:ジ(メタ)アクリレート化合
物 14G:ポリエチレングリコール#600ジメタクリレ
ート(nの平均値は14) (E)成分:ウレタン(メタ)アクリレート化合物 UA−HTP1:下記式のウレタンアクリレート
【0074】
【化18】
【0075】UA−HTP2:下記式のウレタンアクリ
レート
【0076】
【化19】
【0077】UA−GXE:下記式のウレタンアクリレ
ート
【0078】
【化20】
【0079】(F)成分:その他の単量体 HEMA:2−ヒドロキシエチルメタクリレート GMA:グリシジルメタクリレート α−MeSt:α−メチルスチレン
【0080】実施例1 表1に示したビニルベンジル化合物およびチオール化合
物を配合した光重合性組成物に、光重合開始剤を添加し
てよく混合した。この混合液をガラス板とエチレン−酢
酸ビニル共重合体とからなるガスケットで構成された鋳
型の中に注入し、出力120W/cmのメタルハライド
ランプを用いて10分間紫外線を照射した。重合終了
後、重合体を鋳型のガラスから取り外し、130℃で1
時間加熱した。得られた重合体の物性を表1に示した。
【0081】比較例 表1に示した重合組成物以外は実施例1と同様に実施し
た。得られた重合体の物性を表1に示した。
【0082】
【表1】
【0083】実施例2 表2に示したビニルベンジル化合物、チオール化合物、
コモノマー(1)としてジ(メタ)アクリレート化合物
またはウレタン(メタ)アクリレート化合物を、コモノ
マー(2)としてその他の単量体および光開始剤を混合
して光重合性組成物を調製した。実施例1と同様にして
重合体の物性を測定し、その結果を表2に示した。
【0084】
【表2】
【0085】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)一般式(1) 【化1】 (但し、R1およびR2は、同一もしくは異なるハロゲン
    原子であり、hおよびiは、それぞれ独立に0、1また
    は2であり、X1、X2およびX3は、同一もしくは異な
    り、酸素原子またはイオウ原子であり、j、kおよびm
    は、それぞれ0または1である。但し、j=0のとき、
    1およびX2が同時にイオウ原子になることはなく、ま
    た、j=1のとき、X1およびX3が同時にイオウ原子に
    なることはない。)で示されるビニルベンジル化合物
    100重量部、(B)一分子中にメルカプト基を2個以
    上有するチオール化合物 1〜50重量部、および
    (C)アセトフェノン系光重合開始剤、α−ジカルボニ
    ル系光重合開始剤およびアシルフォスフィンオキシド系
    光重合開始剤から選ばれた少なくとも1種の光重合開始
    剤 0.01〜5重量部を含んでなる光重合性組成物。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光重合性組成物の重合体
    よりなる有機ガラス。
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