JP2000184906A - 紐留め具 - Google Patents
紐留め具Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16G—BELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
- F16G11/00—Means for fastening cables or ropes to one another or to other objects; Caps or sleeves for fixing on cables or ropes
- F16G11/10—Quick-acting fastenings; Clamps holding in one direction only
- F16G11/101—Quick-acting fastenings; Clamps holding in one direction only deforming the cable by moving a part of the fastener
Abstract
い勝手がよく、外観的にも優れた紐留め具を実現するこ
とにある。 【解決手段】 42紐を挿通する貫通孔13を有する本
体10と、本体10に組み込まれて貫通孔13の一方開
口から他方開口へ挿通された紐42を、紐の引き抜き方
向の力Fに抗して係止可能なロック部材20とからなる
紐留め具1を対象としている。改良特長は、本体10が
ロック部材20と対応して一部を切欠した切欠部11
と、貫通孔13に接近して設けられた紐用の受け面14
とを有している。また、ロック部材20が本体10の切
欠部11と対応して回動可能に設けられ、回動端側に形
成された略直線状の歯部26を有している。そして、歯
部26がロック部材20の回動により紐解除位置から受
け面14と並行になる紐係止位置に切り換えられる構成
である。
Description
袋体等に配置される引帯や引紐あるいはコード紐(以
下、これらを紐と称する)を挿通する貫通孔を有し、紐
を貫通孔から引き出した状態で抜け止め状態に係止する
紐留め具に関するものである。
の点から、コイルバネ式と中駒式に大別される。図7は
前者の従来例を示し、貫通孔30a付きの有底筒状本体
30と、本体30内に一部を出没可能に組み込まれてバ
ネ31により突出方向へ付勢された貫通孔32a付きの
ロック部材32とからなる。衣服等に設けられた紐40
は、図7(a)の状態から両貫通孔30a,32aを一
致すべくロック部材32を押し下げ(ロック部材32の
紐解除位置で)、本体側貫通孔30aの一方開口からロ
ック部材32の貫通孔32aに挿通された後、本体側貫
通孔30bの他方開口から外部へ挿通される。紐挿通後
は、ロック部材32の押し下げ力を解放すると、図7
(b)の如くロック部材32がバネ31により押し上げ
られて、貫通孔32aが本体側貫通孔30aからずれ
る。このため、紐40は、貫通孔30aの上縁と貫通孔
32aの下縁との間に挟み込まれ、バネ31の付勢力に
応じた係止力により紐40の引き抜きが阻止される。
両側部35aの間の幅寸法を一端側から他端側に向けて
幅細にし、中間左右方向の摺動溝35bを有している。
ロック部材36は、円形中駒36aを有し、中駒36a
の両側部35aと対向する円弧部分に歯部36bを形成
したものである。そして、紐41は、図8(a)のロッ
ク部材36の紐解除位置から、本体35の一端側から中
駒36aと一方の側壁35aとの間を通した後、図8
(b)の如く他端側で迂回して、中駒36aと他方の側
壁35aとの間を挿通される。この状態から、ロック部
材36が摺動溝35bに沿って他端側の紐係止位置へ移
動されると、紐41は中駒36aの各歯部36bと対応
する側部35aとの間に挟み込まれ、その引き抜きが阻
止される。
のうち、図7の構造では、バネ31が金属や樹脂製から
なり、紐40の引き抜き方向の力に対するロック力をバ
ネ力に比例して強くすることも可能であるが、バネ力を
強くするとロック部材32の押し下げ力も大きくなって
操作性が悪くなる。また、紐40はロック部材32の紐
係止位置において、本体30とロック部材32の両貫通
孔30a,32aがずれ、その孔ずれに応じて強制的に
曲げられる。ところが、径の大きなゴム紐のような場合
はロック部材32が一直線になろうとするゴムの復元力
により、紐係止位置を維持できなくなったり、ロック力
も弱くなる。これに対し、図8の構造では、ロック部材
36を紐係止位置へ強く移動するほどロック力を強くで
きるが、そのロック力に応じてロック位置がずれ紐41
のロックしたい箇所に係止できなくなる。紐挿通操作
は、本体35の一端側から他端側、更に中駒36aを迂
回して再び一端側に通さなくてはならないため、使い勝
手が悪い。また、外観上は、図7に対し全体が大きな偏
平状になり易く、紐同士の間の寸法Lが例えば、紐挿入
口側において中駒36aに比例して離れるため衣服等に
不向きとなり、適用分野に制約を受ける。
れたものである。その目的は、ロック力が大きく、紐挿
通操作性ないしは使い勝手がよく、外観的にも優れた紐
留め具を実現することにある。他の目的は、以下に説明
する内容の中で明らかにする。
本発明は、図1〜図6に例示される如く紐を挿通する貫
通孔を有する本体と、前記本体に組み込まれて前記貫通
孔の一方開口から他方開口へ挿通された紐を、紐の引き
抜き方向の力に抗して係止可能なロック部材とからなる
紐留め具において、前記本体は、前記ロック部材と対応
して一部を切欠した切欠部と、前記貫通孔に接近して設
けられた紐用の受け面とを有し、前記ロック部材は、前
記本体の切欠部と対応して回動可能に設けられ、その回
動端側に形成された略直線状の歯部を有して、該歯部が
ロック部材の回動により紐解除位置から前記受け面と並
行になる紐係止位置に切り換えられる構成である。
点が得られる。 、使い勝手上からは、紐の端部を本体の貫通孔の一方
開口から他方開口へ挿通した後、ロック部材を紐解除位
置から紐係止位置へ回動するだけであることから、操作
性に優れている。また、この構造では、ロック部材自身
を操作しなくても、例えば、図1の仮ロック状態(1点
鎖線の状態)から紐の引き込み(紐を図1の左方向へ引
く)、引き戻し(紐を図1の右方向へ引く)操作により
紐を係止及び係止解除することが可能となる。、紐は
本体の貫通孔の一方開口から他方開口に挿通され、受け
面上に回動されるロック部材の歯部との間で挟み込まれ
る。この挟持構造では、歯部が直線状に設けられ、かつ
紐係止位置で本体の受け面と並行になることから、図7
のタイプよりも、紐に対する歯部の挟持部分を広く確保
し、同時に、歯部の係止方向が紐の引き抜き方向と交差
する方向になるため、ロック又は係止力を増大できる。
、外観・用途的には、本体を切欠した部分でロック部
材を構成することも可能であるため図7のタイプよりも
小型化でき、また、本体が紐用の貫通孔を有しているた
め2本の紐又は紐の折り曲げ部分を貫通孔に挿通する構
成の場合、図8の如く紐同士の間の寸法Lを大きく必要
とせず、紐同志を密にした状態にして見栄えを維持し易
い。なお、以上の構造では、例えば、前記切欠部が前記
ロック部材と略同大に設けられ、前記受け面が前記貫通
孔の他方開口側に形成されていると、ロック部材が紐係
止位置において本体の切欠部にほぼ全体が入るので、小
型化がより図られる。同時に、本体側受け面が貫通孔の
他方開口側つまり紐出口側に位置し、ロック部材の回動
方向が紐の引き抜き方向となる。このため、ロック部材
は、歯部を介し紐の引き抜き方向に強く引っ張られる
程、紐により強く喰い付くことになる。また、以上の構
造では、前記切欠部内に突設されて、前記ロック部材の
紐係止位置において、前記歯部を形成している板部分が
紐と交差する方向の力により変位しないよう規制する反
力規制壁部を有していると、例えば、略直線状の歯部と
受け面との間の隙間に比して径大の紐を係止する場合、
歯部を形成している板部分に紐と交差する方向の応力を
受けるが、そのようなときにもその板部分を反力規制壁
部により位置固定して、紐係止状態を正常に維持した
り、ロック部材の回動枢支部に作用する負荷を緩和する
ことも容易である。
とがより好ましい。第2に、前記切欠部の内面に突設さ
れて、前記ロック部材を、前記紐解除位置に仮保持し、
かつ前記紐係止位置へ切り換えられるきに弾性的に回動
可能にする突起を有している構成である。この構造で
は、ロック部材が突起により紐解除位置に仮保持される
ため、紐を貫通孔に挿通する初期操作等において便利と
なる。また、この突起は、ロック部材が回動されるとき
クリック音や感触を与えてそれぞれの切り換えを認識し
易くする。第3に、前記ロック部材が、前記紐係止位置
のとき前記本体の外周と略連続する外周面に形成されて
いると共に、該外周面に操作用突片を有している構成で
ある。この構造は、外観及びロック部材の回動操作性を
良好にするものである。
基づいて説明する。この形態例は、本発明の好適な具体
例であり、本発明の技術的範囲を制約するものではな
い。図1乃至図6は本発明形態に係る紐留め具を示し、
このうち、図1は紐留め具の使用状態を図3(b)のB
−B線で断面した態様で示す断面図であり、図2
((a),(b)は紐留め具を前方と後方から見たとき
の斜視図、図3(a),((b)は紐留め具を前側と上
から見た図である。図4は図3(a)のA−A線と図3
(b)のC−C線で断面した図、図5(a),(b)は
紐留め具を分解した図とロック部材単品を後方から見た
図である。図6は紐留め具の使用例を示す概略図であ
る。
ク部材20の2部品からなり、ロック部材20が本体1
0に対し回動可能に組み込まれている。本体10及びロ
ック部材20は、何れも樹脂成形品からなっているが、
他の材質であっても差し支えない。全体の大きさは、作
図上拡大しているが、例えば、この紐留め具1が一般的
な衣服に用いられる場合、上下寸法が15〜30mm、
最大外径が10〜25mm程度の小さなものである。
おり、図5(a)の手前側を前側とすると、前側中間が
下所定高さ位置から上端を含めて大きく切欠されて、そ
の切欠部11に対しロック部材20がほぼ収納されるよ
う回動可能に組み込まれる。このため、この本体10
は、切欠部11を中心として各部を表すと、切欠部11
の両側部分10aと、切欠部11の背面部分10bと、
切欠部11の下部分10cに分けられる。両側部分10
aには、前後に貫通した取付孔12がそれぞれ設けられ
ている。取付孔12は、帯43等を挿通してその両端部
を縫いつけることにより紐留め具1を衣服等にぶら下げ
た状態に取り付けるものである(図6の拡大部を参
照)。背面部分10bには紐通し用の貫通孔13が設け
られている。この貫通孔13の開口端は、背面部分10
bの背面と切欠部11内に位置し、2本の紐42を通す
ことができる長方形(横10mm×縦3.5mm)にな
っているが、設計上は挿通される紐の外径及び紐本数に
対応して決定されるものである。なお、図2(b)中、
符合10dは型抜き孔である。
0b寄りの奥部に対して少し広く形成され、ロック部材
20を回動して出し入れし易くなっている。内部には、
紐用受け面14と、反力規制壁部15と、ロック部材用
の保持壁部16と、ロック部材20の軸受け用凹所17
と、ロック部材20を仮保持する突起18とが設けられ
ている。このうち、紐用受け面14は、切欠部11の下
側内面を構成しており、図1の如く貫通孔13の底面と
面一な平面に形成されている。部分10bの外面側であ
る貫通孔13の一端開口から挿通された紐42は、切欠
部11に露出している貫通孔13の他端開口からこの受
け面14を介して外へ導出される。反力規制壁部15及
び保持壁部16は、切欠部11の内部を上記広くなった
手前の部分を除いて上下3段に仕切るように設けられて
いる。すなわち、反力規制壁部15は、受け面14と一
定の間隔を保って並行に設けられ、先端両側が一部切欠
されて凸形になっている。この間隔はこの形態において
貫通孔13の高さ寸法よりも若干大きいが、貫通孔13
と同等に設定してもよい。保持壁部16は、反力規制壁
部15の上に略平行に位置し、かつ反力規制壁部15よ
り短く形成されている。保持壁部16上には、略中間に
位置して支持突片16aが切欠部11の奧内面に向け斜
め上に傾斜した状態に設けられている。そして、後述す
るロック部材20を紐解除方向へ最大に回動したとき
に、ロック部材20の対応部が支持片部16aの上テー
パー面に当接する。軸受け用凹所17は、保持壁部16
の上側に位置し、切欠部11の両内側面に設けられてい
る。両凹所17は、切欠部11の内側面を一段低くした
部分17aに設けられ、これによりも更に一段低くした
軸受け穴となっている。仮保持用の突起18は、図1の
如く切欠部11の奧内面の上側を湾曲面19に形成し、
湾曲面19の上下中間の幅方向に突出形成されている。
11とほぼ同大のコ字形に形成されており、コ形の上片
が基部21に、コ形の下片が回動端側の下板部分22
に、コ形の両側連結片が中間板部分23に設定されてい
る。中間板部分23は、内側が空洞24に形成され、空
洞24に対し反力規制壁部15の先端中間部分が挿入可
能になっている(図1を参照)。中間板部分23の外面
下側には、操作突片25が下向きに次第に張り出すよう
突出形成されている。基部21の真下の両外側には、上
記凹所17に嵌合する軸27が設けられている。両軸2
7は、図5(a)及び図4(b)に示す如く円形台座部
27aの中心に突出され、その突出端面の前側を少し低
く形成することにより凹所17に嵌合し易くなってい
る。下板部分22の端面は、平面上に複数の歯(形態例
では3個の歯)を突出した歯部26に形成されている。
すなわち、この歯部26は、下板部分22に対し幅方向
の歯((先端鋭角又は鋸状の歯)を前から後側に複数形
成したものであり、上記した紐用受け面14と並行に対
向するようになっている。
円弧状の歯部36b及び側壁35aの関係と同様に、両
者の間に形成される隙間に紐42を挟持し、歯部26の
各歯の喰い付き作用により紐42の抜けを阻止するもの
である。しかし、この構造では、歯部26が設けられて
いる部分を略直線状に長く確保したこと、歯部26及び
受け面14が互いに並行になること、並行にすることで
歯部26に設けられた複数の歯が紐42に共に同じ力で
喰い付くことから、図8の円弧状の歯部36bに対しロ
ック力ないしは係止力が増大できるようになっている。
また、このような構造では、受け面14の変形例とし
て、その縦断面を凹状に形成したり、先端鋭角又は鋸状
の歯等を形成することも可能であり、それらは本発明に
含まれるものである。
能に組み込まれる。この組立要領は、例えば、図5
(a)の如くロック部材20を本体10の切欠部11に
対向配置した後、両側の軸27がそれぞれ対応する一段
低くなった部分17aから凹所17に押し込み操作され
る。すると、ロック部材20は、図1等に示す如く本体
10の切欠部11に対しほぼ全体が収納された紐係止位
置において、図2(a)の如く操作突片25だけが本体
10の外面から突出した状態になる。したがって、紐係
止位置つまり使用状態では、ロック部材20が本体10
の外周と略連続する外周面となり、一体ものの外観を呈
している。通常はこの状態で市販され、図6の拡大部に
示す如く衣服等に対し取付孔12から帯43等を挿通
し、帯43等を介し紐留め具1をぶら下げた状態に取り
付けることになる。
を支点として、指先等により操作突片25を回動操作す
ると、図1の2点鎖線に示す如く基部21の端面が支持
突片16aの上テーパー面に規制するまで切欠部11か
ら外へ回動される。操作突片25から指等を離すと、ロ
ック部材20は、図1の1点鎖線に示す如く基部21の
端面縁が突起18に当たるまで、自重により下方向へ回
動されて突起18により仮保持されることになる。通常
はこの状態から、紐42の端部が貫通孔13に挿通され
ることになる。すなわち、紐42は、貫通孔13に対し
本体10の背面側に位置する一端開口から、切欠部11
内に位置する他端開口、更に受け面14に沿って外へ挿
通される。そして、紐留め具1を紐42の適位置まで移
動した後、ロック部材20を図1の実線位置まで回動操
作する。すると、紐留め具1は、受け面14上にある紐
部分を、受け面14と略直線状に長くなった歯部26に
より挟持し、かつ歯部26の複数の歯がその紐部分にそ
れぞれ喰い付くことにより、紐42の抜き方向の力Fに
抗して係止する。この紐留め具1におけるロック部材2
0のロック力ないしは係止力は、受け面14が貫通孔1
3の他方開口側つまり紐出口側に位置し、紐42の引き
抜き方向の力Fが大きい程、ロック部材20が紐係止位
置側へ移動し易いこと、ロック部材20が本体10の切
欠部11にほぼ全体が入っているためロック部材20に
衣服等が当たったとしても紐解除位置へ回動されないこ
と、等により、ロック部材20を指等により再び図1の
2点鎖線に示す方向へ回動しない限り解除されない。
け面14との間の隙間に対し相対的に径大の紐42を係
止するようなケースも起こる。その場合、一般的には、
歯部26を形成している下板部分22に紐42と交差す
る上向の応力が作用し、ロック部材20を枢支している
軸27に上向きの負荷が加わる。しかし、この形態例で
は、その不具合が反力規制壁部15により未然に防止さ
れるようになっている。すなわち、反力規制部15は、
歯部26を形成している下板部分22に紐42と交差す
る上向きの応力が加わったとき、下板部分22の変形や
動きを規制して、歯部26の紐係止状態を正常に維持し
たり、枢支用軸27に大きな負荷が加わらないよう機能
するのである。しかも、この構造では、ロック部材20
が突起18により紐解除位置に仮保持されることから、
例えば、ロック部材20が紐解除位置から紐係止位置
へ、あるいは紐係止位置から紐解除位置へ回動されると
きクリック音や感触音を与えて、それぞれの切り換えを
認識し易くしたり、高級感が得られる。等の点で優れて
いる。
特定される構成要素を備えておればよく、本体10及び
ロック部材20の形状や貫通孔13の大きさ及び形状の
具体的な形態等について、これを参考にして種々変形す
ることができるものである。
具にあっては、紐を貫通孔に挿通した後、ロック部材を
回動するだけであることから、使い勝手上は図7のタイ
プと同様か、それ以上に優れている。ロック部材のロッ
ク又は係止力は、略直線状に長くなった歯部が本体の受
け面と並行になることから、図8のタイプと同様か、そ
れ以上に強くできる。また、図7の構造のようなバネの
減衰やへたりがなく、図8の構造のようなロック部材が
紐解除方向へ不用意に動くという虞もなくなる。外観
は、本体を切欠した部分でロック部材を構成することに
より図7のタイプよりも更に小型化できること、本体が
図7と同様に紐用の貫通孔を有しているため図8の如く
紐同士の間の寸法Lを大きく必要とせず、見栄えを維持
できる。このように、本発明は、従来構造に対し使い勝
手及び品質的に優れ、適用上の制約をなくしてその用途
を拡大できる。
作用断面図である。
る。
る。
ら見た構成図である。
る。
ある。
図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 紐を挿通する貫通孔を有する本体と、前
記本体に組み込まれて前記貫通孔の一方開口から他方開
口へ挿通された紐を、紐の引き抜き方向の力に抗して係
止可能なロック部材とからなる紐留め具において、 前記本体は、前記ロック部材と対応して一部を切欠した
切欠部と、前記貫通孔に接近して設けられた紐用の受け
面とを有し、 前記ロック部材は、前記本体の切欠部と対応して回動可
能に設けられ、その回動端側に形成された略直線状の歯
部を有しており、該歯部がロック部材の回動により紐解
除位置から前記受け面と並行になる紐係止位置に切り換
えられることを特徴とする紐用留め具。 - 【請求項2】 前記切欠部の内面に突設されて、前記ロ
ック部材を、前記紐解除位置に仮保持し、かつ前記紐係
止位置へ切り換えられるきに弾性的に回動可能にする突
起を有している請求項1に記載の紐留め具。 - 【請求項3】 前記ロック部材が、前記紐係止位置のと
き前記本体の外周と略連続する外周面に形成されている
と共に、該外周面に操作用突片を有している請求項1又
は2に記載の紐留め具。
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