JP3076969B2 - 髪止めクリップ - Google Patents

髪止めクリップ

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JP3076969B2
JP3076969B2 JP08318092A JP31809296A JP3076969B2 JP 3076969 B2 JP3076969 B2 JP 3076969B2 JP 08318092 A JP08318092 A JP 08318092A JP 31809296 A JP31809296 A JP 31809296A JP 3076969 B2 JP3076969 B2 JP 3076969B2
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D8/00Hair-holding devices; Accessories therefor
    • A45D8/20Hair clamps, i.e. elastic multi-part clamps, the parts of which are pivotally connected between their ends
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D8/00Hair-holding devices; Accessories therefor
    • A45D8/24Hair clasps, i.e. multi-part clasps with pivotal connection of parts at their ends
    • A45D8/30Hair clasps, i.e. multi-part clasps with pivotal connection of parts at their ends with comb-like prongs

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、髪の毛をセット
するときに使用したり、セット後の髪の毛を止めておく
ための髪止めクリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の髪止めクリップには、例
えば図27、28に示したように、上挟持体1と下挟持
体2の間にストレート形の普通のコイルばね20を軸支
したものが存在する。前記上挟持体1、下挟持体2は、
それぞれ挟持部1aと摘み部1b、挟持部2aと摘み部
2bを連設してなり、それぞれの連設部の幅方向両端に
それぞれ取付脚1cおよび取付脚2cを設けている。そ
して、これら取付脚1c、2cどうしを重ね合わせて、
これら取付脚1c、2cに形成した軸受孔7、8間に通
したピン9にコイルばね20のコイル部20aを軸支す
ると共に、コイルばね20の両脚部20b、20bを上
挟持体1の摘み部1bの内面、下挟持体2の摘み部2b
の内面にそれぞれ圧接させたものとして、上挟持体1の
挟持部1aと下挟持体2の挟持部2aが互いに閉じる方
向に弾性力が作用するように構成したものとしている。
【0003】さらに、従来の髪止め具には、例えば図2
9に示したように、合成樹脂板等よりなる上挟持体1の
内面に細長の弾性金属板よりなる押圧板21を取り付
け、上挟持体1の基端部に、細長の弾性金属板よりなる
下挟持体2の基端部を回動自在に取り付けた、いわゆる
バレッタと称されるものが存在する。前記上挟持体1の
先端付近には係合体22が設けられ、下挟持体2の先端
付近には係合部23が設けられ、これら係合体22と係
合部23により係合機構24を構成している。そして、
この係合機構24により、上挟持体1の先端と下挟持体
2の先端を係脱自在なものとしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の髪止めクリップにおいては、コイルばね20の両脚
部20b、20bを上挟持体1の摘み部1bの内面、下
挟持体2の摘み部2bの内面にそれぞれ圧接させた状態
を保ちながら、取付脚1c、2cに形成した軸受孔7、
8間に通したピン9にコイルばね20のコイル部20a
を軸支しなければならないため、これら上挟持体1の摘
み部1b、下挟持体2の摘み部2bへのコイルばね20
の組み込みが困難であり、組み立て作業に時間がかかる
という課題を有していた。
【0005】さらに、上記従来のバレッタと称される髪
止め具においては、係合機構24を操作し上挟持体1と
下挟持体2の係合を解除すると、上挟持体1と下挟持体
2の間が大きく開くと共に、下挟持体2が垂れ下がって
揺れ動くので、髪の毛を挟むときにこの下挟持体2を手
で押さえて適当な間隔に維持しておかないと、髪の毛が
挟みづらく使用しにくいという課題を有していた。
【0006】また、上記従来の髪止めクリップにおいて
は、上挟持体1の挟持部1aと下挟持体2の挟持部2a
の間に髪の毛を挟んだ場合において、これらの先端どう
しが接触せず開いた状態となるので、この開いた部分か
ら髪の毛が抜け落ち易く、髪の毛をしっかりと挟んでお
けないという課題を有していた。
【0007】そこで、この発明は、上記従来の髪止めク
リップやバレッタが有する課題を解決するものであり、
簡単な構造により上挟持体1の挟持部1aと下挟持体2
の挟持部2aが互いに閉じる方向に弾性力が作用するよ
うにして、組み立て作業に時間がかからないようにする
と共に、上挟持体1の摘み部1bと下挟持体2の摘み部
2bを押圧操作しない状態においては、その挟持部1a
の先端と挟持部2aの先端どうしを離間した状態に維持
するようにし、しかも挟持部1aと挟持部2aの間に髪
の毛を挟んだ場合には、これらの先端どうしが簡単な操
作により閉じた状態として、これらの間に挟んだ髪の毛
が抜け落ちないようにした髪止めクリップを提供するこ
とを目的としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明の髪
止めクリップは、挟持部1aと摘み部1bとを連設して
なる上挟持体1と、挟持部2aと摘み部2bを連設して
なる下挟持体2より構成され、上挟持体1の摘み部1b
又は下挟持体2の摘み部2bの何れか一方に、他方に接
するようにしたばね体4を突設し、さらに、上挟持体1
の摘み部1b及び下挟持体2の摘み部2bを押圧操作し
ない状態において、上挟持体1の挟持部1aの先端と、
下挟持体2の挟持部2aの先端どうしを離間した状態に
維持するストッパー機構10を設けたものとしている。
【0009】さらに、この発明の髪止めクリップは、挟
持部1aと摘み部1bとを連設してなる上挟持体1と、
挟持部2aと摘み部2bを連設してなる下挟持体2より
構成され、上挟持体1の摘み部1b及び下挟持体2の
み部2bの両方に、互いに接するようにしたばね体4を
突設し、さらに、上挟持体1の摘み部1b及び下挟持体
2の摘み部2bを押圧操作しない状態において、上挟持
体1の挟持部1aの先端と、下挟持体2の挟持部2aの
先端どうしを離間した状態に維持するストッパー機構1
0を設けたものとしてもよい。
【0010】
【0011】さらに、この発明の髪止めクリップでは、
前記上挟持体1の挟持部1aの先端と、下挟持体2の挟
持部2bの先端とを係脱自在とした係合機構17を設け
たものとすることができる。
【0012】また、この発明の髪止めクリップでは、前
記上挟持体1と下挟持体2の何れもが金属、または合成
樹脂よりなるものとすることができる。
【0013】さらにまた、この発明の髪止めクリップで
は、前記上挟持体1と下挟持体2の何れか一方が金属よ
りなり、他方が合成樹脂よりなるものとすることができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の髪止めクリップ
の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0015】この発明の髪止めクリップは、挟持部1a
と摘み部1bとを連設してなる上挟持体1と、挟持部2
aと摘み部2bとを連設してなる下挟持体2より構成さ
れており、図1〜3は、この発明の髪止めクリップの第
一実施形態を示しており、図13〜16は、この発明の
髪止めクリップの第二実施形態を示しており、図24〜
26は、この発明の髪止めクリップの第三実施形態を示
している。
【0016】第一実施形態では、前記挟持部1aと摘み
部1bとの連設部の幅方向両端には、取付脚1cを設
け、挟持部2aと摘み部2bとの連設部の幅方向両端に
は、突起2cを設けている。そして、前記取付脚1cに
形成した受孔3に前記突起2cを遊嵌したものとしてい
る。
【0017】前記上挟持体1は、湾曲させた弾性金属板
等の弾性材よりなる長尺状板体としており、下挟持体2
は、この上挟持体1に沿うように湾曲させた弾性金属板
等の弾性材よりなる長尺状板体としている。そして、前
記下挟持体2の摘み部2bには、図4〜6に示したよう
な各種の切れ目4aを設けたり、図7に示したようなべ
ろ体4bを設け、この切れ目4aやべろ体4bを例えば
図2、8〜10に示したように上挟持体1の摘み部1b
の内面に接するように折り曲げることにより、板ばね状
のばね体4を突設したものとしている。このようにする
ことにより、前記上挟持体1の挟持部1aと下挟持体2
の挟持部2aが互いに閉じる方向に弾性力が作用するこ
とになる。
【0018】さらに、前記上挟持体1には、必要に応
じ、下挟持体2との間に配されるように押圧体5を取り
付けたものとすることができる。なお、この押圧体5
は、上挟持体1に取り付けることなく、下挟持体2に取
り付けたものとしてもよい。
【0019】また、前記ばね体4は、上挟持体1の摘み
部1bに各種の切れ目4aやべろ体4bを設け、この切
れ目4aやべろ体4bを下挟持体2の摘み部2bの内面
に接するように折り曲げることにより、上挟持体1の摘
み部1bに突設したものとしてもよい。さらにまた、前
記ばね体4は、上挟持体1の摘み部1bと下挟持体2の
摘み部2bの両方に突設したものとし、これらを互いに
接するようにしてもよい。
【0020】なお、前記第一実施形態において、上挟持
体1は、図11、12に示したように、湾曲させた合成
樹脂製の長尺状板体とし、内面に弾性金属板等の弾性材
6を固着させたものとしてもよい。この場合、ばね体4
は、前記弾性材6の一端部に設けた切れ目やべろ体を下
挟持体2の摘み部2bの内面に接するように折り曲げる
ことにより突設される。また、前記弾性材6には、切れ
目やべろ体を設けることなく、図12に示したように幅
狭とした端部を下挟持体2の摘み部2bの内面に接する
ように折り曲げることにより、板ばね状のばね体4を突
設したものとしてもよい。
【0021】第二実施形態では、前記挟持部1aと摘み
部1bとの連設部、挟持部2aと摘み部2bとの連設部
のそれぞれの幅方向両端には、それぞれ取付脚1dおよ
び取付脚2dを設けている。そして、これら取付脚1
d、2dどうしを重ね合わせて、取付脚1d、2dに形
成した軸受孔7、8間に通したピン9により、取付脚1
d、2dを軸支したものとしている。
【0022】前記上挟持体1は、波状に湾曲させた合成
樹脂製の長尺状板体としており、下挟持体2は、この上
挟持体1に沿うように湾曲させた弾性金属板等の弾性材
よりなる長尺状板体としている。そして、前記下挟持体
2の摘み部2bには、図17〜19に示したような各種
の切れ目4aを設けたり、図20に示したようなべろ体
4bを設け、この切れ目4aやべろ体4bを例えば図1
4、21〜23に示したように上挟持体1の摘み部1b
の内面に接するように折り曲げることにより、板ばね状
のばね体4を突設したものとしている。このようにする
ことにより、第一実施形態と同様、前記上挟持体1の挟
持部1aと下挟持体2の挟持部2aが互いに閉じる方向
に弾性力が作用することになる。
【0023】第三実施形態では、前記挟持部1aと摘み
部1bとの連設部、挟持部2aと摘み部2bとの連設部
のそれぞれの幅方向両端には、受孔3を形成した取付脚
1dおよび突起2cを有した取付脚2dをそれぞれ設け
ている。そして、前記取付脚1dの受孔3に取付脚2d
の突起2cを遊嵌したものとしている。なお、前記突起
2cの先端には傾斜面2eを形成することにより、この
突起2cを取付脚1dの受孔3に遊嵌させ易いものとし
ている。
【0024】前記上挟持体1は、波状に湾曲させた合成
樹脂製の長尺状板体としており、下挟持体2は、この上
挟持体1に沿うように湾曲させた合成樹脂製の長尺状板
体としている。そして、前記下挟持体2の摘み部2bに
は、上挟持体1の摘み部1bの内面に接するように、図
24、25に示したようなばね体4を一体成形により突
設したものとしている。このようにすることにより、第
一、二実施形態と同様、前記上挟持体1の挟持部1aと
下挟持体2の挟持部2aが互いに閉じる方向に弾性力が
作用することになる。なお、前記上挟持体1には、必要
に応じ長孔1eをくり抜いたり、この上挟持体1の内面
に複数の櫛歯1fを設けたりすることができる。
【0025】さらに、前記ばね体4は、下挟持体2の摘
み部2bの内面に接するように上挟持体1の摘み部1b
に突設したものとしてもよい。また、前記ばね体4は、
上挟持体1の摘み部1bと下挟持体2の摘み部2bの両
方に突設したものとし、これらを互いに接するようにし
てもよい。
【0026】さらにまた、この発明の髪止めクリップ
は、上挟持体1と下挟持体2の間にストッパー機構10
を設けたものとしている。このストッパー機構10は、
第一実施形態においては、上挟持体1の取付脚1cに形
成された段部11と、下挟持体2の突起2c付近に設け
られた張出体12とによりなるものとし、第二実施形態
においては、上挟持体1の取付脚1dに形成された段部
13と、下挟持体2の取付脚2dの縁部14とによりな
るものとしている。また第三実施形態においても、前記
第二実施形態におけるものと同様の構成としている。そ
して、前記ストッパー機構10により、上挟持体1の摘
み部1b及び下挟持体2の摘み部2bを押圧操作しない
状態では、第一実施形態においては、前記段部11と張
出体12とが当接することにより、第二、三実施形態に
おいては、前記段部13と縁部14とがそれぞれ当接す
ることにより、それぞれ上挟持体1の挟持部1aの先端
と、下挟持体2の挟持部2bの先端どうしが、図2、1
4、25に二点鎖線で示したように離間した状態に維持
するようにしている。
【0027】なお、前記ストッパー機構10は、このよ
うに上挟持体1の挟持部1aの先端と、下挟持体2の挟
持部2bの先端どうしを、離間した状態に維持するもの
であれば、第一、二、三実施形態に示したものに限定さ
れることはない。
【0028】また、この発明の髪止めクリップは、上挟
持体1の挟持部1aの先端付近に設けられた係合体15
と、下挟持体2の挟持部2aの先端付近に設けられた係
合部16とにより、係合機構17を構成している。そし
て、前記係合機構17により、上挟持体1の挟持部1a
の先端と下挟持体2の挟持部2aの先端を、係脱自在な
ものにしている。
【0029】前記係合体15は、第一実施形態において
は、上挟持体1の挟持部1aの先端部の幅方向両端から
下方やや外方寄りに突出する操作片15aと、この操作
片15aの中途部から前記幅方向中央部へそれぞれ突出
し、さらに下方へ屈曲する係合片15bとからなる。ま
た、第二実施形態において、前記係合体15は、上挟持
体1の挟持部1aの先端付近の内面に固着された取付板
18の幅方向両端から下方やや外方寄りに突出する操作
片15aと、この操作片15aの中途部から前記幅方向
中央部へそれぞれ突出し、さらに下方へ屈曲する係合片
15bとからなる。さらに、第三実施形態において、前
記係合体15は、上挟持体1の挟持部1aの先端部の略
中央に一体成形により突設した突片15cに二段の係合
溝15dを形成したものとしている。
【0030】前記係合部16は、第一、二実施形態にお
いて、下挟持体2の挟持部2aの先端付近に長手方向に
並列させて設けた二条の切り込みの内側を段差的に下方
へ突出させた中係合片16aと、その切り込みの外側を
段差的に上方へ突出させた一対の外係合片16bとから
なる。また、第三実施形態において、前記係合部16
は、下挟持体2の挟持部2aの先端付近に形成した係合
孔としている。なお、この係合孔には必要に応じて図2
5に示したような係合段部16cを形成したものとする
ことができる。
【0031】したがって、第一、二実施形態において、
前記係合機構17を操作するには、図2、14に二点鎖
線で示した状態から、係合部16を係合体15側に押さ
え付けると、係合片15bが幅方向内方に移動し、外係
合片16b間に入り込む。すると、係合片15bの鉤状
の先端部は、弾性力によって幅方向外側へ移動し、外係
合片16b下面にそれぞれ係合され、図2、14に実線
で示した状態になる。また、第一、二実施形態におい
て、係合状態を解除する場合には、操作片15aの下端
を挟持して幅方向内方へ押圧することにより、外係合片
16bが係合片15bから外れ、図2、14に二点鎖線
で示した状態に戻る。さらに、第三実施形態において、
前記係合機構17を操作するには、図25に二点鎖線で
示した状態から、係合体15側に係合部16を押さえ付
けると、一段目の係合溝15dに係合段部16cが入り
込み、係合体15が係合部16に係合し、図25に実線
で示した状態になる。さらに、この状態から、係合体1
5側に係合部16を押さえ付けると、二段目の係合溝1
5dが係合段部16cに入り込み、係合体15が係合部
16に係合する。また、第三実施形態において、係合状
態を解除する場合には、上挟持体1の先端を摘んで、下
挟持体2から引き離せば、係合溝15dと係合段部16
dの係合が外れ、図25に二点鎖線で示した状態に戻
る。
【0032】なお、前記係合機構17も、このように上
挟持体1の挟持部1aの先端と下挟持体2の挟持部2a
の先端を、係脱自在なものにするものであれば、第一、
二、三実施形態に示したものに限定されることはない。
【0033】以上のように構成されたこの発明の髪止め
クリップは、次のようにして使用される。
【0034】第一、二、三実施形態の何れにおいても、
先ず、上挟持体1の摘み部1bと下挟持体2の摘み部2
bを一方の手で掴んで押圧操作をすることにより、これ
らの挟持部1aと挟持部2aの間を図2、14、25に
一点鎖線で示したように大きく開き、止めたい髪の毛を
他方の手で持って、前記挟持部2aを髪の毛に沿って差
し込む。そして、前記摘み部1bと摘み部2bから手を
離すと、挟持部1aと挟持部2aが元の状態に戻り、髪
の毛が挟持部1aと挟持部2bの間に挟持された状態と
なる。さらに、上挟持体1の挟持部1aを下挟持体2側
に向かって押し付ければ、係合機構17により、上挟持
体1の挟持部1aの先端と下挟持体2の挟持部2aの先
端とが係合することになる。
【0035】このようにすることにより、上挟持体1の
挟持部1aと下挟持体2の挟持部2aのそれぞれの先端
どうしを前記図2、14、25に実線で示したように閉
じた状態としておけるので、これらの間に挟んだ髪の毛
は抜け落ちないようになる。
【0036】なお、前記摘み部1bと摘み部2bを押圧
操作しない状態においても、上挟持体1の挟持部1aの
先端と下挟持体2の挟持部2aの先端どうしが、前記図
2、14、25に二点鎖線で示したように離間した状態
に維持されているので、従来のバレッタと称される髪止
め具のように、上挟持体1と下挟持体2の間が大きく開
き、下挟持体2が垂れ下がって揺れ動くということがな
く、髪の毛を挟むときに下挟持体2を手で押さえて適当
な間隔に維持しておく必要がないものとなる。
【0037】
【発明の効果】この発明の髪止めクリップは、以上に述
べたように構成されているので、簡単な構造により上挟
持体1の挟持部1aと下挟持体2の挟持部2aが互いに
閉じる方向に弾性力が作用するものとなり、組み立て作
業に時間がかからないものとなり、製造コストが易くな
った。
【0038】さらに、この発明の髪止めクリップは、上
挟持体1の摘み部1bと下挟持体2の摘み部2bを押圧
操作しない状態においても、その挟持部1aの先端とそ
の挟持部2aの先端どうしを離間した状態に維持するこ
とができるので、従来のバレッタと称される髪止め具の
ように、上挟持体1と下挟持体2の間が大きく開き、下
挟持体2が垂れ下がって揺れ動くということがなく、髪
の毛を挟むときに下挟持体2を手で押さえて適当な間隔
に維持しておく必要がないものとなるので、使用し易い
ものとなった。
【0039】また、この発明の髪止めクリップは、上挟
持体1の挟持部1aと下挟持体2の挟持部2aの間に髪
の毛を挟んだ場合には、これらの先端どうしを簡単な操
作により閉じた状態として、これらの間に挟んだ髪の毛
が抜け落ちないようにしておけるので、髪の毛をセット
し易くなったり、セット後の髪の毛を長時間型崩れしな
いように挟んでおけるものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の髪止めクリップの第一実施形態を示
す分解斜視図である。
【図2】図1に示すこの発明の髪止めクリップの側面図
である。
【図3】図1に示すこの発明の髪止めクリップの底面図
である。
【図4】図1に示すこの発明の髪止めクリップの下挟持
体に設ける切れ目の第一例の説明図である。
【図5】図1に示すこの発明の髪止めクリップの下挟持
体に設ける切れ目の第二例の説明図である。
【図6】図1に示すこの発明の髪止めクリップの下挟持
体に設ける切れ目の第三例の説明図である。
【図7】図1に示すこの発明の髪止めクリップの下挟持
体に設けるべろ体の説明図である。
【図8】図1に示すこの発明の髪止めクリップの第一変
形例の側面図である。
【図9】図1に示すこの発明の髪止めクリップの第二変
形例の側面図である。
【図10】図1に示すこの発明の髪止めクリップの第三
変形例の側面図である。
【図11】図1に示すこの発明の髪止めクリップの上挟
持体の第一変形例の斜視図である。
【図12】図1に示すこの発明の髪止めクリップの上挟
持体の第二変形例の斜視図である。
【図13】この発明の髪止めクリップの第二実施形態を
示す分解斜視図である。
【図14】図13に示すこの発明の髪止めクリップの側
面図である。
【図15】図13に示すこの発明の髪止めクリップの上
挟持体の斜視図である。
【図16】図13に示すこの発明の髪止めクリップの底
面図である。
【図17】図13に示すこの発明の髪止めクリップの下
挟持体に設ける切れ目の第一例の説明図である。
【図18】図13に示すこの発明の髪止めクリップの下
挟持体に設ける切れ目の第二例の説明図である。
【図19】図13に示すこの発明の髪止めクリップの下
挟持体に設ける切れ目の第三例の説明図である。
【図20】図13に示すこの発明の髪止めクリップの下
挟持体に設けるべろ体の説明図である。
【図21】図13に示すこの発明の髪止めクリップの第
一変形例の側面図である。
【図22】図13に示すこの発明の髪止めクリップの第
二変形例の側面図である。
【図23】図13に示すこの発明の髪止めクリップの第
三変形例の側面図である。
【図24】この発明の髪止めクリップの第三実施形態を
示す分解斜視図である。
【図25】図24に示すこの発明の髪止めクリップの側
面図である。
【図26】図24に示すこの発明の髪止めクリップの上
挟持体の斜視図である。
【図27】従来の髪止めクリップの分解斜視図である。
【図28】従来の髪止めクリップを摘み部側から見た状
態を示す図である。
【図29】従来の髪止め具の斜視図である。
【符号の説明】
1 上挟持体 1a 挟持部 1b 摘み部 2 下挟持体 2a 挟持部 2b 摘み部 4 ばね体 10 ストッパー機構 17 係合機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI A45D 8/20 A45D 8/20 8/30 8/30

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挟持部(1a)と摘み部(1b)とを連
    設してなる上挟持体(1)と、挟持部(2a)と摘み部
    (2b)を連設してなる下挟持体(2)より構成され、
    上挟持体(1)の摘み部(1b)又は下挟持体(2)の
    摘み部(2b)の何れか一方に、他方に接するようにし
    たばね体(4)を突設し、さらに、上挟持体(1)の摘
    み部(1b)及び下挟持体(2)の摘み部(2b)を押
    圧操作しない状態において、上挟持体(1)の挟持部
    (1a)の先端と、下挟持体(2)の挟持部(2a)の
    先端どうしを離間した状態に維持するストッパー機構
    (10)を設けたことを特徴とする髪止めクリップ。
  2. 【請求項2】 挟持部(1a)と摘み部(1b)とを連
    設してなる上挟持体(1)と、挟持部(2a)と摘み部
    (2b)を連設してなる下挟持体(2)より構成され、
    上挟持体(1)の摘み部(1b)及び下挟持体(2)の
    摘み部(2b)の両方に、互いに接するようにしたばね
    体(4)を突設し、さらに、上挟持体(1)の摘み部
    (1b)及び下挟持体(2)の摘み部(2b)を押圧操
    作しない状態において、上挟持体(1)の挟持部(1
    a)の先端と、下挟持体(2)の挟持部(2a)の先端
    どうしを離間した状態に維持するストッパー機構(1
    0)を設けたことを特徴とする髪止めクリップ。
  3. 【請求項3】 前記上挟持体(1)の挟持部(1a)の
    先端と、下挟持体(2)の挟持部(2a)の先端とを係
    脱自在とした係合機構(17)を設けたものとしたこと
    を特徴とする請求項1又は2記載の髪止めクリップ。
  4. 【請求項4】 前記上挟持体(1)と下挟持体(2)の
    何れもが金属よりなるものとしたことを特徴とする請求
    項1又は2記載の髪止めクリップ。
  5. 【請求項5】 前記上挟持体(1)と下挟持体(2)の
    何れもが合成樹脂よりなるものとしたことを特徴とする
    請求項1又は2記載の髪止めクリップ。
  6. 【請求項6】 前記上挟持体(1)と下挟持体(2)の
    何れか一方が金属よりなり、他方が合成樹脂よりなるも
    のとしたことを特徴とする請求項1又は2記載の髪止め
    クリップ。
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