JPH046641Y2 - - Google Patents

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JPH046641Y2
JPH046641Y2 JP1988014284U JP1428488U JPH046641Y2 JP H046641 Y2 JPH046641 Y2 JP H046641Y2 JP 1988014284 U JP1988014284 U JP 1988014284U JP 1428488 U JP1428488 U JP 1428488U JP H046641 Y2 JPH046641 Y2 JP H046641Y2
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D8/00Hair-holding devices; Accessories therefor
    • A45D8/02Hair pins
    • A45D8/06Hair pins two-limbed, e.g. U-shaped
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D8/00Hair-holding devices; Accessories therefor
    • A45D8/24Hair clasps, i.e. multi-part clasps with pivotal connection of parts at their ends

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  • Adornments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、ばね力を利用して毛髪を2部材間
で挾み付ける髪止め具、主として装飾を兼ねた髪
止めに使用される髪止め具に関する。
従来の技術とその課題 この種髪止め具として従来より、上面に装飾片
を固着する帯状の基板と、両端が該基板に接して
係止された下方へ弯曲する帯状の押えばね板と、
その下方に位置して基端側が基板の一端に突設さ
れた一対の連結片に枢着され、かつ遊端側の掛止
部が基板の他端に突設された一対の作動片の掛合
爪部に嵌脱自在な帯状の開閉板とで構成されたも
のが汎用されている(例えば、実開昭45−3321
号、同50−47698号、同50−154195号、同57−
55403号等)。
しかして、このような髪止め具は、開閉板と押
えばね板との間で毛髪を挾み、該開閉板の掛止部
を基板の掛合爪部に係嵌させることにより髪止め
を行い、また作動片を両側から押圧することによ
り上記係嵌を解除するようになされている。
ところが、上記従来の髪止め具にあつては、髪
止めが下方に弯曲した押えばね板の下面と開閉板
の上面との間でなされることから、装着時に基板
が押えばね板の弯曲した分だけ髪止め位置つまり
毛髪層表面よりも浮き上つた状態になつて体裁が
悪く、特に装飾片が小さい場合には押えばね板や
基板の連結片および作動片が外観上で視認されて
装飾機能が大きく損われるという問題があつた。
この考案は、上記課題を解決すべくなされたも
ので、基板に接する位置で髪止めできると共に、
その操作が行い易く、しかも構造簡単で製作容易
な髪止め具を提供することを目的としている。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、この考案の髪止め
具は、基板の一端側に掛合爪部を有する一対の作
動片、同地端側に一対の連結片がそれぞれ幅方向
に対向して下向き突設され、遊端側に上記掛合爪
部に嵌脱自在な掛止部を備えた帯状の開閉板がそ
の基端側で上記連結片に枢着されると共に、上方
へ弯曲した帯状の押えばね板が該開閉板上に位置
してその一端側で該開閉板の遊端側に固定的に係
止され、かつ該押えばね板の基板に対する押当部
を備えた他端側が開閉板の基端側にスライド可能
に係止され、開閉板の閉動作に伴つて押えばね板
が押当部で基板に押圧されてその弯曲度を増大
し、この弯曲頂部と基板との間で毛髪が挾着され
るようになされた構成をとるものである。
また、この考案において上記髪止め具の構造簡
素化ならびに組立製作を容易にする手段として、
押えばね板と開閉板とのスライド側の係止に前者
の舌状片が後者の孔部へ挿嵌される構造を利用
し、同じく固定側の係止に前者の銛形部が後者の
掛止部を構成する一対の平行な帯状部に係嵌され
る構造を採用することが挙げられる。更に押えば
ね板の弯曲変位を確実にする手段としては、その
押当部を基板の下面および連結片に当接可能な山
形に形成することが挙げられる。
作 用 この考案の髪止め具では、押えばね板は開閉板
に係止されているために開閉板と一体に開閉動作
するが、閉動作時にはスライド側の端部に位置し
た押当部において基板に押圧され、この押圧力が
両端間の距離を短縮させる方向に作用する。しか
して、該ばね板は、反対側の端部が開閉板に対し
て固定的に係止されて位置ずれを生じないことか
ら、押圧力によつて上方への弯曲度が大きくな
り、基板の係止爪部に開閉板の掛止部が係嵌した
閉止状態では上記弯曲した頂部が基板に弾接す
る。従つて、開閉板の遊端側を毛髪層に挿入する
か、もしくは該遊端側より毛髪をすくい上げて閉
動作を行うと、毛髪は押えばね板の弯曲頂部と基
板との間で挾着される。つまり、髪止め位置が従
来の開閉板側とは逆に上位の基板側となる。
なお、押えばね板が閉止状態で基板に弾接しう
る弯曲度のまゝ変化しない構成とした場合、開放
状態における遊端側の該ばね板と開閉板との開き
角度が大きいことから、毛髪層へ挿入する際に抵
抗が大きく、また閉動作の途中やすくい上げの際
にも毛髪が弯曲の下位側へ流れ易く、確実な髪止
めが困難になる。
一方、押えばね板のスライド側端部に舌状片を
延設し、該舌状片を開閉板の基端側の孔部に挿嵌
する構造では、押えばね板の上記端部が舌状片の
長さの範囲で開閉板に対して離脱することなくス
ライド自在となり、かつ髪止め具の組立製作にお
いて上記挿嵌操作のみで両板の端部相互が係止さ
れる。
また、開閉板の掛止部を長手方向に沿う一対の
平行な帯状部にて構成し、両帯状部間に押えばね
板の固定側端部に形成された銛形部を係嵌する構
造では、開閉板に上記固定側端部を係止させるた
めの格別な構造が不要になると共に、髪止め具の
組立製作において上記係嵌操作のみで両板端部相
互の固定的係止が可能となる。
更に押えばね板の押当部を基板の下面および連
結片に当接可能な山形に形成すれば、開閉板の閉
動作において基板による該押当部へ押圧が確実に
なり、押えばね板の弯曲変位が円滑になされてそ
の作動の信頼性が向上する。
実施例 以下、この考案はの実施例につき図面を参照し
て説明する。
第1〜7図において、1は弾性金属からなる基
板であり、上方へ若干弯曲した帯板部10の一端
側に一対の作動片11,11が、同他端側に一対
の連結片12,12がそれぞれ幅方向に対向して
下向き突設されている。両作動片11,11は外
側へ凸の球面状をなす円形端部を有しており、全
体が両外側へハ字形に開いている。またこれら作
動片11,11にはそれぞれ基板中央側の側縁よ
り逆L字状の係止片11aが内向きに連設され、
該係止片11aの弧状形下端に外向きの掛合爪部
11bが形成されている。しかして両係止片11
a,11aは垂直部相互が前後に重なる状態で、
かつ常時は下端が両作動片11,11の開きに対
応して相互に外方向へずれた配置をとつている。
一方、各連結片12は、下端部に透孔12aが穿
設され、かつ下端縁の基板中央側に段部12bが
形成されている。また帯板部10は両端部を除き
長手方向に沿う長孔状の開口部10aを有し、そ
の両側に下面側へ膨出する畝部10bが設けてあ
る。
2は基板1の上面に固着された合成樹脂成形物
等からなる装飾片であり、基板1の帯板部10の
両端部に設けた打ち出し孔10c,10において
止着されている。
3は弾性金属からなる上方へ若干弯曲した帯状
の開閉板であり、その遊端側には、長手方向に沿
う平行2条の切り込みを設けてその中央部を下向
きに膨出すると共に両側の平行な帯状部3a,3
aを上向きに膨出することによつて掛止部30が
形成され、く字形に折曲されてかつ斜め上方へ張
出する基端部3bの幅方向両側に小突片3c,3
cが突設され、また両端部の間には長手方向に沿
つて3つの長孔3dが開設されている。
4はばね鋼からなる上方へ弯曲した帯状の押え
ばね板であり、一端側が開閉板3の遊端側に沿う
上向き膨出状に折曲され、その先端に銛形部4a
が形成されると共に矩形開口部4bが穿設されて
おり、他端側にはコ字形の切り込みによつて分離
した中央部による下方へ弯曲した舌状片4cが延
設され、かつ該切り込みの外側のコ字形部による
上方へ山形に弯曲形成した押当部4dが形成され
ている。
しかして、第7図の如く、押えばね板4は、そ
の一端側の銛形部4aを開閉板3の遊端側の帯状
部3a,3a間に挿入して、該銛形部4aの両側
の爪を帯状部3a,3aに係合することにより、
該一端側で開閉板3に固定的に係止されている。
また、その他端側ににあつては、舌状片4cを開
閉板3の最も基端側に位置した長孔3dに上方か
ら挿嵌することにより、該開閉板3に対してスラ
イド自在に係止されている。このように押えばね
板4が取付けられた開閉板3は、その基端部3b
の小突片3c,3cを基板1の連結片12,12
の透孔12aに嵌挿することにより、該基端部3
bで連結片12,12に枢着され、第1〜3図で
示す髪止め具を構成する。
上記構成の髪止め具にあつては、開閉板3と押
えばね板4とが一体となつて基板1に対して開閉
動作するが、第2図の実線で示すように開閉板3
の開放状態において押えばね板4の押当部4dが
基板1の連結片12,12の中央側側縁に当接し
ており、この当接位置と開閉板に対する固定的係
止位置との距離が該係止位置と開閉板3の枢着位
置との距離よりも大きいことから、開閉板3を矢
印の如く閉動作させると、押当部4dが連結片1
2,12によつて押圧され、第2図の仮想線の如
く押えばね板4は基端側の係止部分のスライドを
伴つて上方への弯曲度が大きくなるように変位し
ていき、開閉板3の掛止部30を基板1の掛合爪
部11b,11bに係嵌した閉止状態に至つて第
1図の如く基板1の下面に弾接する。なお、この
閉動作の途上で押当部4dは基板1の下面にも当
接して押圧されるので上記弯曲変位が円滑になさ
れる。また、この閉止状態では開閉板3の基端部
3bの根元両側に張出するストツパー部3e,3
eが連結片12,12の段部12b,12bに当
接し、開閉板3が基板1側へより以上に接近する
のを阻止している。
この閉動作に際し、第3図の如く、基板1の係
止片11a,11aの垂直部が先端の弧状形に誘
導されて弾性変位により重合度合を深めつゝ押え
ばね板4の矩形開口部4bに嵌入し、続いて開閉
板3の掛止部30を構成する帯状部3a,3a間
に入り込み、掛合爪部11b,11bが嵌入した
時点で両係止片11a,11aの先端側が弾性復
元力で相互に外向きに開き、該爪部11b,11
bが掛止部30に係嵌する。しかして、この係嵌
状態より両作動片11,11を指で挾み付けて接
近させると、係止片11a,11aの重合が深ま
り、掛合爪部11b,11bが掛止部30の両帯
状部3a,3aから離脱し、これと同時に押えば
ね板4のばね蓄力による反発作用で開閉板3が開
動作する。なお、この係嵌構造は、押えばね板4
を除外すれば、従来と同様である。
この考案においては、髪止め具の各構成部材の
細部構造は上述で例示した以外に種々設計変更可
能である。例えば、第8図に示すように、押えば
ね板4の押当部4dを別部材4d′にて構成し、こ
れを帯状板ばね材4′の端部に固着あるいは嵌着
して押えばね板4とすれば、板ばね材自体を加工
して押当部4dを形成する場合に比較して該ばね
板4の製作が容易になる。なお、舌状片4cや銛
形部4aを含む端部を同様に別部材で形成して板
ばね材に組合わせる構造としてもよい。
また、開閉板3と押えばね板4との基端側にお
ける係止構造として、第9図に示すように、開閉
板3の基端部3bとこれに隣接する長孔3dとの
間に幅方向に沿って矩形孔3fを開設すると共
に、舌状片4cを開閉板3の最も基端側に位置し
た長孔3dに上方から挿嵌した後、その隣の前期
矩形孔3fに下方から挿嵌するようにした構造を
採用しても良い。他の構成は前記実施例と同様で
あるので対応する箇所に同一符号を付して説明を
省略する。このような係止構造とすることによ
り、押さえばね板4は開閉板3に対してより一層
良好な密着性をもつてスライド自在に係止される
ものとなる。
考案の効果 この考案に係る髪止め具は。装飾片を取付ける
基板の下面と上方へ弯曲した押えばね板との間で
髪止めがなされるもであるから、装着状態で該基
板が従来のものゝように毛髪層表面より浮き上が
らず、装飾片が小さい場合でも押えばね板や基板
の連結片、作動片が視認されにくゝ、非常に良好
な外観体裁が得られ、かつ押えばね板の弯曲が開
閉板の閉動作に伴つて増大するので、髪止め操作
が行い易い上に、髪止め作動が確実で抜落しにく
いという利点があり、しかも構造簡単で製作容易
である。
また、押えばね板の開閉板に対するスライド側
端部に係止に、前者の舌状片を後者の孔部に挿嵌
する構造を採用したり、同固定側端部の係止に、
前者の銛形部を後者の掛止部の両帯状部間に係嵌
する構造を採用することのより、髪止め具の構造
が非常に簡素化すると共に組立製作も極めて容易
になる。
更に押えばね板の押当部を基板の下面と連結片
に当接可能な山形に形成すれば、開閉板の開閉動
作に伴う該ばね板の弯曲変位作動が確実かつ円滑
になされ、髪止め作動の信頼性がより向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る髪止め具の
閉止状態における側面図、第2図は同上の開放状
態における側面図、第3図は第1図の−線の
矢視断面図、第4図は基板を下面側から見た斜視
図、第5図は開閉板の斜視図、第6図は押えばね
板の斜視図、第7図は押えばね板を開閉板に取付
けた状態での長手方向縦断面図、第8図は押えば
ね板の他の変形態様を示す要部斜視図、第9図は
開閉板と押さえばね板との基端側における係止構
造の変形態様を示す第7図に対応する縦断面図で
ある。 1……基板、3……開閉板、3a……帯状部、
3d……長孔(孔部)、4……押えばね板、4a
……銛形部、4c……舌状片、4d……押当部、
11……作動片、11b……掛合爪部、12……
連結片、30……掛止部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 基板の一端側に掛合爪部を有する一対の作動
    片、同他端側に一対の連結片がそれぞれ幅方向
    に対向して下向き突設され、遊端側に上記掛合
    爪部に嵌脱自在な掛止部を備えた帯状の開閉板
    がその基端側で上記連結片に枢着されると共
    に、上方へ弯曲した帯状の押えばね板が該開閉
    板上に位置してその一端側で該開閉板の遊端側
    に固定的に係止され、かつ該押えばね板の基板
    に対する押当部を備えた他端側が開閉板の基端
    側にスライド可能に係止され、開閉板の閉動作
    に伴つて押えばね板が押当部で基板に押圧され
    てその弯曲度を増大し、この弯曲頂部と基板と
    の間で毛髪が挾着されるようになされた髪止め
    具。 (2) 押えばね板の上記他端側に舌状片が延設さ
    れ、該舌状片を開閉板の基端側の孔部に挿嵌す
    ることにより、上記押えばね板の他端側が開閉
    板にスライド自在に係止されてなる請求項(1)記
    載の髪止め具。 (3) 開閉板の掛止部が長手方向に沿う一対の平行
    な帯状部にて構成され、両帯状部間に押えばね
    板の一端側に形成された銛形部が係嵌されてな
    る請求項(1)または(2)記載の髪止め具。 (4) 押えばね板の押当部が基板の下面および連結
    片に当接可能な山形に形成されてなる請求項(1)
    〜(3)のいずれかに記載の髪止め具。
JP1988014284U 1988-02-04 1988-02-04 Expired JPH046641Y2 (ja)

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JP1988014284U JPH046641Y2 (ja) 1988-02-04 1988-02-04
KR1019880012350A KR920000301B1 (ko) 1988-02-04 1988-09-23 머리핀
DE8816975U DE8816975U1 (de) 1988-02-04 1988-11-19 Haarspange
DE3839179A DE3839179A1 (de) 1988-02-04 1988-11-19 Haarspange
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FR (1) FR2626749B1 (ja)
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